ドレッサーに向かって髪をとかすアンヌ。
背後から襲いかかろうとするペガッサ星人。
誰もが見たことのある、あの写真……。
STORY
ホーク2号で宇宙パトロールから還ってきたダンとアマギ。
「ULTRA SEVEN」の曲に乗って、基地内の廊下を作戦室に向かって歩いてゆく。
メディカルセンターの前を通りかかるダンとアマギにアンヌが声をかける。
「ダン、どうだった?」(アンヌ)
「異常なしさ。小学生が閃光を見たというのは、きっと電車のスパークっだったんだろ…」(ダン)
←そんなもん調べに、宇宙までいったんかい…。
作戦室に入る2人。
「あ、ご苦労さん」(フルハシ)
このフルハシのセリフと被って、画面は通信隊員3人を映し出します。奥の2人はヘッドフォンをしています。いちばん手前の隊員は、一瞬カメラの方を向き、機器作業をします。
この角刈りの男にはどこかで見覚えが…?
そう、#4のマックス号航海長。「ウルトラセブン」その人、上西弘次さんです。今回は通信隊員です。
「上西さんは歌がうまくて、お得意は北島三郎さんの歌でした。ダンといい勝負の歌唱力の持ち主。撮影後の宴会では、しばしば独演会をやってくれました。お酒の大好きな人でしたネェ。後にスペクトルマンにも出演しました。もちろん、スペクトルマンその人の役でした」(ひし美ゆり子、※2)
「彼は、時代劇出身ということもあって、セブンのようなアクションものには少しとまどいがあったようだが、仕事熱心だったので、一所懸命にこなしていた。いつも"体が資本"といって、とても鍛えていた。筋骨隆々の身体は、まさにセブンの着ぐるみのようだったのを覚えている」(森次晃嗣、※1)
私室に戻ったアンヌ。
キャンディーを頬張り、鏡をのぞく。
しかし、何か妙な気配を感じた。
部屋の隅に謎の影がいたのだ…。
「きゃぁぁぁゃっ!」(アンヌ)
ダンを呼び、様子を見てもらうアンヌ。
「何もないじゃないか」(ダン)
「変ねェ…」(アンヌ)
ダンは、アンヌのおでこを指でちょんとつつく。
「弱虫さん!あんまりビックリさせないでくれよ」(ダン)
すると、ソファの陰から影が出現した。
「あ、あれ!」(アンヌ)
ダンの後ろに隠れるアンヌ。 ←女らしい弱さ全開のアンヌ…。
影は苦しそうな声を発する…。
「さ、騒がないで下さい…、私は、私は、苦しい…」(影人間)
「誰!誰なの?」(アンヌ)
「私は、ある遠い都市から、来たものだ」(影人間)
「どうしたんだ?」(ダン)
「事故を起こして重傷を負っている。手当ては済ませた。このまましばらく、じっとしていれば傷は治る。それまでどうか、このままにしておいてくれ。誰も呼ばないでくれ」(影人間)
「どこにも行かないで、そこで静かにおやすみなさい」(アンヌ)
ドクターアンヌの心意気。
だってアンヌは、ナースじゃなくてドクターなのよ!
今回の脚本は、ベテラン若槻文三氏の手による骨のあるお話です。
友好とナショナリズムとの間に揺れる心の葛藤と、科学万能社会にあこがれる心への警鐘とが、巧く組み合わされたシリーズ中でも出色の傑作です。
話し合えば、心が通じることができるのに、なぜ人間同士、祖国のためだという錦の御旗のために殺しあわなけねばならないのか…。科学万能の世の中で人間らしく生きていくことはできないのか…。
時はまさに、ベトナム戦争が泥沼の消耗戦へ転落しつつあり、高度経済成長は公害や人を蹴落としてまでもという風潮を生みだしつつあるという、反戦反米の風が吹き始め、自然への回帰がいわれ始めたころなのでありました。
またこの年、1967年は、奇しくも「2001年宇宙の旅」が公開された年でもありました。
怪電波を受信した作戦室。
「電波現は非常に小さいんですが、しかし、強力です」(キリヤマ)
「絶対に自然電波じゃありません」(フルハシ)
「6分20秒ごとに波長を変えています」(通信隊員)
「よし、その電波を追い続けろ」(マナベ参謀)
アンヌの私室。
「アンヌさん、ダンさん。私は地球人はもっと恐いものだと思っていた。こうして、命をとり止めることができたのは、アンタ方2人のあたたかい思いやりのおかげだ。ありがとう…」(影人間)
「君はどこから来たんだ、教えてくれ」(ダン)
「宇宙のある町から来た、とだけ云っておくよ」(影人間)
「宇宙人なんだね」(ダン)
「ハッハッ…、へりくだるなよ。地球人だって立派な宇宙人じゃないか。わが宇宙には、一千億の太陽をかかえた銀河系のような島宇宙が、1762億4321万866もあるんだぜ」(影人間)
「へぇ、計算したのか」(ダン)
「ああ、みんな同じ宇宙に住む仲間同士さ、ハッハッ…、そのことがアンタ方と付き合ってよくわかったよ。ホントにいい人なんだなアンタ方は…」(影人間)
うちとける3人の宇宙人。
「しかし、皮肉な話だ」(影人間)
「何が」(ダン)
「こんな大きな宇宙の中に、地球と私たちの町が、一緒に生きることの出来る場所がないなんて、なんという悲しいことだろう…」(影人間)
「君、何のことだ?」(ダン)
「いや何でもない。さっき、眠ってしまって、夢を見たんだ…。あ〜ノドが乾いた…」(影人間)
話をそらす影人間。
「君は、ある都市から来たと言ったね。それはどこなんだ?」(ダン)
「ねェ、あなたの町の話をして、工場はあるの、学校は、新聞社は、映画や音楽やテレビは?ねェ…」(アンヌ)
「私の町は、君たちの町とはだいぶ違うんだ。もちろん工場はあるさ、…想像もできない巨大な工場がね。そこでなんでもつくるんだ。驚いちゃいけない、水も空気もだ」(影人間)
「空気も!」(アンヌ)
「そう全て!工場が止まれば数時間内に、全市民は窒息死だ。われわれの都市は自然の力をひとつもうけていないんだ。…科学が進むということは不便なものだ。君たちも気をつけるがいい。石斧で獣を追いかけまわした大昔の生活に、あこがれる日がくる…」(影人間)
←影人間たちもかつては石斧を使っていたらしい…。
部屋に飾ってある花を見て、
「その花は、工場でこしらえたんだろう」(影人間)
「そうよ造花よ」(アンヌ)
「君たちの科学もどうやら、私たちの都市にだいぶ近づいてきたようだなぁ」(影人間)
←宇宙に大都市つくる割にそんな程度か…?
ビデオシーバーのコール音。
「ダン!どこにいるんだ、すぐに来い!」(アマギ)
「どうしたんです?」(ダン)
「大変なことになったぞ!」(アマギ)
作戦室に戻るダンとアンヌ。
「…こちらはペガッサ市。…地球に軌道変更をお願いします。ペガッサ市は、動力系統に重大な故障をきたしました。…宇宙空間都市ペガッサ市の市長室から送信しています。ペガッサ市は今から80時間の間、地球の軌道変更を要請します」(ペガッサ市からの無線)
「何だって?軌道変更!?…」(キリヤマ)
「チクショー、ふざけやがってぇ!」(フルハシ)
「ペガッサ市の動力系統に重大な故障が起きました。ペガッサ市は、太陽及びその惑星の引力の影響を受け、現在ジグサグに動いていますが、やがて地球の軌道に入ります。したがって、動力系統の修理が終わるまで、地球の軌道変更を要請します」(ペガッサ市からの無線)
事態の全貌が明らかに…。
「キリヤマ隊長、この電波、イタズラだと思うか」(マナベ参謀)
「もし、イタズラでなかったら…、マナベ参謀!」(キリヤマ)
「全員に告ぐ、直ちに部署に着け!」(マナベ参謀)
はっとした表情のダン、作戦室を出て行く。 ←ダン、部署に着けって…。
アンヌの私室に戻ったダン。
「本当のことを言ってくれ。君はペガッサから来たんだろ」(ダン)
「違う!」(影人間)
「その声、受信したペガッサの奴の声に、そっくりだ!」(ダン)
「発声器を使っているのだろう、そのペガッサ市民も。似たような発声器を使っているんだろう」(影人間)
「それじゃ、教えてくれ。君はペガッサ市のことは知らないか?」(ダン)
「知っている、名前だけは…。ペガッサ星が消滅する前に、脱出したペガッサ星人が、宇宙空間に素晴らしい大都市を建設した。それが、宇宙都市ペガッサ市だ。地球から見ればけしつぶのような大きさだが、都市をつくっている物質の密度は地球の約8万倍だ…」(影人間)
「大変だアンヌ!ペガッサ市は見かけより8万倍の大きさだ。それが地球とぶつかるんだ!」(ダン)
「えっ…」(アンヌ)
「地球は木っ端微塵に砕けるぞ!」(ダン)
「何を慌てているんだ…?彼らの言うとおり、しばらく、地球の軌道を変えてやればいい…ただ、それだけのことじゃないか…」(影人間)
「バカを言え。地球の軌道をどうして変えるんだ!」(ダン)
「エッ…なんだって、オイ!地球は自分で動けないのか!…勝手に動いている物の上に人間は乗っかてるだけなのか?…それだったら、野蛮な宇宙のほとんどの星と同じじゃないのか!」(影人間)
←スンマセン。前に動かしたこともあったんスけど…、
今からじゃ、南極にジェット噴出口つくる時間がないんスよ…。
アンヌの私室に集まった警備隊員。
キリヤマ隊長の影人間への呼びかけに応答はない。
「よし、撃て!」(キリヤマ)
「隊長!止めてください。重傷を受けているんです」(アンヌ)
「本当です隊長。この中に潜んでいる奴は、我々に危害を与えません!」(ダン)
「とっても臆病な、小さな弱い生き物なんです」(アンヌ)
影人間をかばう、ダンとアンヌ。
物陰に潜む影人間。考え込むキリヤマ隊長。沈黙……。
「よし…このままにしておこう…。解散!」(キリヤマ)
「よかった…。ごめんなさい、約束を破っちゃて…、でも安心して、私たちはあなたに何もしないから、絶対に!」(アンヌ)
作戦室では、焦燥のマナベ参謀。
「おい、こちらからは、どうしてもペガッサ市に、送信できんか」(マナベ参謀)
「はい、呼び出しているんですが、応答がありません」(セブン通信隊員)
「隊長、やっぱりペガッサ市を破壊する以外に、地球を防衛する方法はない…」(マナベ参謀)
「残念ですが、そう考えても…」(キリヤマ)
「まもなくペガッサ市は地球の軌道に入る。そうなると大変なことになるぞ。ペガッサ市は今、全力を挙げて動力系統の修理を急いでいるだろうが、間に合わなかった場合、彼らの恐るべき科学で、地球を破壊しようとするだろう」(マナベ参謀)
ダン、我慢できずに意見具申。
「マナベ参謀。ペガッサを破壊する前に、ペガッサの住人たちをこの地球に迎え入れてやりましょう」(ダン)
しばしの沈黙…。意を決したマナベ参謀。
「ペガッサ市は、予定の時刻に、計画通り、爆破!」(マナベ参謀)
自らを納得させるように、言い放つ。
ホーク1号出撃、ペガッサ市に向かう。
その途中、作戦変更の暗号文が入電した。
「爆破は中止せよ…」(キリヤマ)
「しめた!ペガッサ市の修理は終わったんだ。地球もペガッサ市ももう安全なんだ!」(ダン)
「違う…」(キリヤマ)
電文の続きを読むキリヤマ隊長。
「…ホーク1号に搭載せる爆弾では、ペガッサ市の破壊は不可能なり。新爆弾を搭載した宇宙爆撃艇は、すでに北極基地を発進…」(キリヤマ)
「ちぇっ、オマエさんのは小さいから止めとけ、大きな爆弾を持った奴が今、そっちに行くからだってさっ…」(フルハシ)
「くさるな…我々には任務が残っているんだ…。栄光ある任務が!」(キリヤマ)
「何ですか?隊長…」(フルハシ)
不満そうなフルハシ。
「…状況は最悪なり。目標は予定通り、新爆弾で破壊する。ウルトラ警備隊はペガッサ市に危険を通告し、市民の脱出を援助、安全に地球まで誘導せよ」(キリヤマ)
「うぁぁぁい!」(ダン)
はしゃぐダン。
「どうだ、ダン、栄光ある任務だろ!」(キリヤマ)
「はい、隊長!」(ダン)
満面の笑み。
「そろそろ見えるころだ」(キリヤマ)
←大人の隊長、子供のダン。
ペガッサ市住民へ避難勧告。
「ペガッサ市の危険が迫っています、直ちに脱出してください。我々が安全に地球に誘導します。われわれはやむを得ずペガッサ市を破壊します。脱出してください。そして、再び宇宙に大都市を建設する日まで、地球に移住してください。地球はあなたがたを待っています。地球は美しい星です」(ダン)
ペガッサ市宙域を巡回するホーク1号。
応答はない。
「早く脱出してください!我々が地球に誘導します!」(ダン)
ダン、必死の説得。
しかし、ペガッサ市からの応答はない。
時間がない。
「彼らは、我々のことを疑っているんじゃないのか!?」(ソガ)
「それなら、ホーク1号を攻撃してくるはずだ」(フルハシ)
「それじゃ、自分で軌道も変えられないような地球人が、ペガッサを破壊できるはずがないと思っているかもしれない」(ソガ)
そこに宇宙爆撃艇からの撤退勧告。
「…やむを得ん、あきらめよう…」(キリヤマ)
「隊長ぉ…」(ダン)
「残念だが地球が生き残るためにはこうするより…」(キリヤマ)
←ナショナリズムに左右される苦渋の選択は、指揮官が責任をもってとるものです。
ペガッサ市は爆破された。
ペガッサ市とペガッサ星人たちは、宇宙空間のチリとなった。
アンヌの私室。
アンヌを呼ぶ影人間。
「どうしたの?」(アンヌ)
「地球はもうおしまいだ。おまえはすぐ地球から逃げるんだ。ダンも連れていけ!」(影人間)
今までとはうって変わった口調の影人間。
「私は、今から地球を爆破する。悲しいことだが、これが私の任務なのだ。万一、地球が軌道を変えなかったとき、私は、地球を破壊する目的でやってきた」(影人間)
「あなたは、ペガッサの人なのね…」(アンヌ)
「そうだ。事故を起こしたためペガッサ市との連絡は取れないが、私は愛するペガッサを守るために、地球を破壊しなければ
ならない。悲しいことだ。私は地球を爆破する!」(影人間)
地球爆破を心の底から悲しみ、自分に優しくしてくれたアンヌとダンに感謝の意から自分の正体と任務を明かす、心優しきペガッサ星人。しかし、この時点ですでにペガッサ市は…。
←友情とナショナリズムとの板挟み…。
「紫電改のタカ」みたい…。
アンヌの部屋から逃亡したペガッサ星人は、地球の核で爆発する爆弾を地中に発射した。
アンヌからの急報を受けて駆けつけたダン。
「何をしているんだ!この穴は何だ!」(ダン)
「ペガッサから運んできた爆弾だ。まもなく地球の中心に届くだろう。そして地球を粉砕するんだ」(ペガッサ星人)
「何のために?」(ダン)
「私たちの愛するペガッサ市を守るためだ!」(ペガッサ星人)
愛する故郷、ペガッサ市の滅亡をまだ知らないのだ…。
「ペガッサは、破壊したよ…」(ダン)
心苦しそうに返答するダン。
「うそだ!!…地球人の貧弱な科学で、あの強大な宇宙都市を…。…うそだ!」(ペガッサ星人)
「地球が無事なのは、ペガッサが破壊された何よりの証拠じゃないか!」(ダン)
「私たちの計算では、地球がペガッサと衝突するまでに、まだ十分時間がある……」(ペガッサ星人)
「僕は見たんだ。…ペガッサの最期を…」(ダン)
「なんということをするんだ!ペガッサは宇宙が生んだ最高の科学なんだ。私はとっくに地球を破壊する準備を終わっていた。アンヌの部屋からこの爆弾を地球の中心にぶちこむことはできたんだ。それをしなかったのは最後の最後まで、私たちの科学の力がこの事態を何とかしようと…」(ペガッサ星人)
独り地球にやってきたペガッサ星人は、異郷人との友情と祖国の科学力を信じために、故郷と同胞を失ってしまった。心気高き孤高の戦士もあまりに過酷な真実を知って逆上してしまう。
「…復讐してやる!」(ペガッサ星人)
やむなく変身するダン。
しかし行き場のない怒りをぶつけるように、一方的にセブンを攻
撃するペガッサ星人。
しかし、セブンは、たしなめるようにアイ・スラッガーを放った。
アイ・スラッガーを顔面で跳ね返したペガッサ星人。
自分を取り戻したのか、攻撃を止めて、闇の中に走り去ってゆく…。すたこらサッサ…と。
決まり手:痛み分け。
夜の町をパトロール中のダンとアンヌ。
陰を指差して、何か言いたげな素振りのアンヌ。
「…ダーク・ゾーンだな」(ダン)
「あたしね、あれから暗闇を見ると、あのペガッサの人があたしたち人間を怖がって、その中に小さくなっているような気がしてしようがないの…」(アンヌ)
「僕もだ…」(ダン)
「ダンも…そう!」(アンヌ)
「もういっぺん、アイツに会いたいな…」(ダン)
「ええっ…。どこに行ったのかしら…」(アンヌ)
「帰るところがなくなって、地球の上を走りまわっているのかもしれないぞ。…夜の暗闇と一緒に…」(ダン)
走り去るポインター〜BGM、「ULTRA SEVEN」〜星空がオーバーラップ〜END。
エンディング…?…何かが違う…。
そう、あのシーンがありません…。
ドレッサーに向かって髪をとかすアンヌの背後から襲いかかろうとするペガッサ星人、のシーンがありません…?
「…アンヌが鏡を見ていて、その後ろにペガッサ星人がいる写真です。"こんなシーンありましたっけ"というファンの方。おっしゃるとおり、これは本編には出てこないシーンで、後から撮影したスチールです。本編とは別に、こうしたスチールはしばしば撮影されたのです」(ひし美ゆり子、※2)
しかし、話の流れでは、ペガッサ星人はアンヌとダンに恩と友情を感じ、2人で逃げろとまで言っています。とても背後から襲うとは考えられない設定です。いくらスチールショットといえども、これほど内容と関係のないショットも珍しいのではないでしょうか。
ALIENS&MONSTERS
放浪宇宙人ペガッサ星人 ←誰が彼を放浪者にしたのだ!
身長:2m
体重:120kg
出身:宇宙都市ペガッサ市
武器:ペガッサ銃
特技:水をビンごと飲む
特徴:影に潜む
すたこらサッサと走る
弱点:友情
現況: 愛すべき影人間ペガッサ君は、今も地球のどこかで、
かくれんぼをしているはずです。地球人の影に怯えながら…。
LOCATION
丸の内(ペガッサ星人逃走、ダン追走、ダンとアンヌパトロール)
世田谷区立体育館前噴水広場(セブンVSペガッサ星人)
アンヌの部屋(ホントは散らかっているらしい…)
EXTRA
作品中に幾多のツッコミ処を提供する満田監督。
それでは、愛すべき「満っちゃんセブン」の世界をお楽しみ下さい。。
@「きゃぁぁぁゃっ!」(アンヌ)
基地内の自室に不気味な影があるのを発見して悲鳴…。
影が、ペガッサ星人の姿に変化して悲鳴…。
←悲鳴が多すぎない…?
A「弱虫さん!」(ダン)
アンヌのおでこを指でちょんとつつきながら…。
←子供っぽいダン…。
B「わぁぁぁぁっぃ」(ダン)
ペガッサ市攻撃前に、市民に脱出を呼びかけることを許可されて、はしゃぐダン。
←子供そのもののダン。
Cペガッサ市を攻撃に行くウルトラホーク1号の出動シーン。
衝突か破壊か…緊迫した展開なのに、なかなか発進しないホーク1号。
相変わらずアリモノ使用が多くて長い、会社思いの満ちゃん。
D謎のアナウンス。
発進シーンの「フォースゲートオープン…」のアナウンスは、満ちゃんじゃないですね…。
あとの「クイックリィ!」とかは満ちゃんの声だけど…。
まだまだ、固定化されていないようですね。
しかも、ホーク1号が、リフト昇降中に、Pull the throttle っていわれてもね…。
E場面にそぐわないフルハシの言動
ペガッサ市からの軌道変更要請に、「チクショー、ふざけやがってぇ!」。
←ふざけちゃいないって。
宇宙爆撃艇への爆撃任務移譲命令に、
「ちぇっ、オマエさんのは小さいから止めとけ、大きな爆弾を持った奴が今…」
←そういう茶化しが必要なシーンじゃないでしょう。
「ウルトラセブン」ストーリー再録 第6話「ダーク・ゾーン」
04/JUL/2001 初版発行 23/NOV/2001 第二版発行
Copyright (C) 2001 Okuya Hiroshima All Rights
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制作3話 監督:満田かずほ
脚本:若槻文三 特殊技術:有川貞昌