地球防衛軍( Terrestrial Defense Force )


1980年代、全宇宙では恒星間侵略が起こり、地球もその渦に巻き込まれた。
地球防衛軍は、宇宙のあらゆる侵略から地球を守るために、1980年代初頭に組織された。地球防衛軍の本部はパリにあり、世界各地に支部がある。各支部は、本拠とする基地を持っている。

パリ本部
 −アメリカ支部(ワシントン基地)
 −イギリス支部(ロンドン基地)
 −ドイツ支部(ベルリン基地)
 −ロシア支部(モスクワ基地)
 −アフリカ支部(カイロ基地)
 −オーストラリア支部(シドニー基地)
 −極東支部(極東基地)
 −宇宙爆撃センター(北極基地)
 −科学センター(南極基地)
 −宇宙パトロール隊(ステーションV1〜V3)
 −宇宙前衛基地(月面基地)












極東基地( Far East Base )


地球防衛軍の数ある基地のなかでも、日本にある極東基地は、アジア全域をカバーする最強の軍事施設を誇る基地である。
霊峰富士の麓、二子山付近の地下数十メートルに建設された地下要塞には、科学の粋を集めた最新鋭の武器が装備され、ウルトラ警備隊をはじめ、300名を数える防衛隊員が、昼夜を徹して厳しい監視の目を光らせている。


組織図


長官−統合幕僚会議−参謀本部−諜報部
             −地球防衛国際委員会
             −士官学校
             −ウルトラ警備隊
             −秘密調査部
             
             −陸上防衛隊−特科部隊−特車連隊
                              −トラック連隊
                              −特殊車両連隊
                      −普通科部隊−歩兵隊
                               −野砲隊
             
             −海上防衛隊−原子力船艦群
                      −原子力潜水艦群
                      −通常型潜水艦群−護衛潜水隊
                                  −連絡潜水隊
                      −海底資源開発センター
             
             −航空防衛隊−迎撃航空隊−ウルトラガード隊
                      −支援航空隊−哨戒飛行隊
                               −訓練飛行隊
                               −輸送航空隊
                               −連絡航空隊


極 東 基 地   −通信班−通信
                  −レーダー
            −科学班−開発室
                  −実験室
            −写真班
            −医療班−手術室
                  −メディカルセンター
            −動力班−主動力室
                  −第二動力室
            −警備班−警備
                  −営倉
            −整備班−陸上兵器(ポインター・マグマライザー)
                  −海上兵器(ハイドランジャー)
                  −航空兵器(ウルトラホーク・ウルトラガード)
            −運用班−出撃管制センター
                  −コンテナセンター
                  −潜水艦艇ドッグ
            −施設班−基地内循環モノレール
                  −迎賓ホテル
            −報道班
            −広報班
            −観測班
            −天文班
            −超兵器開発所(マルサン倉庫)

六甲山防衛センター −国際会議場
              −対宇宙人戦術・新兵器研究所

宇宙ステーションV3 −戦闘隊
              −通信班
              −運用班


基地概要


所在地
神奈川県箱根町元箱根、箱根、畑宿、芦之湯付近の地下。

装備
スライド二子山
  ウルトラホーク1号発射台
  …ロケット・ブースター・カタパルトを採用。無滑走離陸可能。
  ウルトラホーク2号発射サイロ
  …原子力機関保護のための特殊格納サイロ。
  ウルトラホーク3号発射台
  …人工の滝にカモフラージュされた専用カタパルト。
  カモフラージュ滝
  出撃管制センター…整備場から発着場への機体管制を行う。
ロケット打ち上げベース…R1号やスコーピオン号が打ち上げられた。(#26、#43)
打ち上げ管制センター(#26)
潜水艦艇地下ドッグ…ハイドランジャーや原子力潜水艦の発着ドック。
マグマライザー格納庫…直接出撃も可能。
整備場
航空機用滑走路…基地間連絡機や訓練飛行機などの発着滑走路。樹海の中にある。(#5)
ポインター専用ガレージ(#1、#4)
シークレットハイウエイ…地球防衛軍車両専用の各地連絡道路。
コンテナセンター…マグマライザー搬送。
超高感度超長距離レーダー…ユシマ・ダイオードの採用により完成。
原子炉…正副の動力室がある。
地下ケーブル…動力室からエネルギーを供給する。

施設
幕僚会議室…警備隊作戦室の隣。
参謀個室(#14)
重要機密収納室…かなり厳重。(#33)
作戦室…警備隊員のミーティングルームであり、主勤務場所。
電算室
レーダー室(#5)
メディカルセンター…アンヌの平常時勤務場所。
手術室(#10、#23)
モルグ(#33)
電話交換室(#45)
隊員生活区・隊員個室…(#6、#48・49)
食堂
図書室(#45)
体育館(#1、#49)
屋内射撃訓練所(#1)
屋外射撃場(#30、#48)
倉庫
燃料庫…(#13)
主動力室・第二動力室(#4、#25)
科学班研究開発室(#8、#11、#40)
映写室(#11、#23)
営倉(#5)
兵器開発秘密工場…通称マルサン倉庫。(#23)
爆発物実験場(#28)
連絡モノレール…航空機用滑走路と基地を連絡する。(#5)
迎賓施設「コスモスホテル」…一般人宿泊用ホテル(#5、#25)

個人装備…
    制服…UG、一般隊員、戦闘隊員、宇宙ステーション隊員、メディカルセンター職員
    小銃…警備班
    短銃…UG(ウルトラガン)
    拳銃…参謀
    火炎銃…全体装備
    防寒服…全体装備



開発兵器



特殊噴霧装置…保護色を利用して姿の隠す目標に着色する。(#1)














超威力爆弾「ライトンR30」…無反動砲発射管から発射可能な小型超威力爆弾。(#15)















探査用無人ロケット「サクラ9号」…アンノン星探査に出かけた。(#16)














MS爆弾…マグマライザー積載の岩盤爆破用爆弾。手動でセットする。(#17)














磁力線防御バリアシステム「プロジェクトブルー」
…地球と月とを包括的に磁力線バリアで包む防御システム。(#19)














放射線探査機…見えない目標を放射線照射によって探査する。(#23)














恒星間弾道ミサイル「R1号」…水爆8000個分の破壊力を持つ星間弾道弾(IPBM)。(#26)














熱ミサイル…一瞬にして沼を干上がらせる威力。(#27)




マグネチックセブン
…降下型磁気密着爆弾。パラシュートで目標に落下後、磁力で固定し爆発する。(#27)














超高性能火薬「スパイナー」…ニトログリセリンの数百倍の威力を持つ。(#28)














超高性能ミサイル「キリー」
…基地固定型の地対空ミサイル。電子機器が使用不可となった緊急事態でも使用できる。(#32)














新型爆弾「スベリウム…自動車に仕掛けられるほど小型で強力な爆弾。(#38)




長距離自動航行宇宙ロケット「スコーピオン号」…電子頭脳による長期計器航行が可能。(#43)









































防衛隊概要( Defense Force )




陸上防衛隊( Ground Defense Force )



戦 車…特車連隊のエース。
      中型戦車により編成される。
      無線による一括コントロールが可能なので無人でも運用できる。
      (#28)



自走砲…ハーフトラックの荷台部を改造して、回転ドラム式ロケット砲を積載した
      自走砲車輌。
      特車連隊に配備され、戦車の予備兵力となる。
      (#40)



ジープ…米国ウイリス社製。
      無反動砲を搭載できる。
      PO-27は六甲山防衛センターの所属車輌。
      (#15)



特設車…擬装ラリーカー
      レーザー砲とホバー機能を装備。
      種車は、いすずベレット1600GT。
      (#28)










海上防衛隊( Marine Defense Force )



原子力船マックス号(TDF MAX)
    …新鋭の科学調査船。
      船体は機密構造なので放射能汚染地域での活動が可能。
      観測用ロケット搭載。
      (#4)



原子力潜水艦アーサー号(02)
    …ティアドロップ型船体の原潜。
     (#14)





S級潜水艦006号(S−006)
    …ヘリコプター搭載大型潜水艦。
     (#33)





海底開発海上基地シーホース号
    …海底資源開発センター所属。
     (#42)





原子力潜水艦グローリア号 … 英国籍。(#42)










航空防衛隊( Air Defense Force )



ウルトラ・ガード
    …汎用小型複座ジェット機。
      ブースターロケット装備のため無滑走離陸が可能。
      ミサイルランチャー装備。
      実戦(#38)の他、練習機(#30)としても使用される。



大型輸送機
    …米国製B−52型戦略爆撃機を転用。
      (#28)



SST(超音速ジェット旅客機)
    …防衛軍基地間連絡機。キャビンアテンダント同乗。
      短距離着陸用のパラシュートブレーキを装備。
      (#5)



パトロール・ジェット(JA1304H)
    …英国製バッカニア型哨戒偵察機を転用した小型単座ジェット機。
      大きな尾部の張り出しに索敵レーダー等の機器が積載されている。
      (#24)



フライング・ダイバー(TDF Tp9)
    …米国製C−46型輸送機を転用した双発レシプロ機。
      Tp9は、空挺訓練練習機。
      (#18)



パトロール・ヘリコプター
    …米国ベル社製。レーザー砲、赤外線カメラなどを搭載する。
      S級潜水艦にも積載される。(#33、#34)





宇宙爆撃艇 … 衛星破壊兵器を搭載した宇宙船。北極基地に配備される。(#6)



宇宙観測艇(8号) … 太陽系外宇宙まで観測可能な宇宙船。(#26)






















宇宙パトロール隊( TDF Space Station )



宇宙ステーション
    …V1、V2、V3があり、静止衛星軌道に位置する。
      宇宙空間パトロール、交信電波傍受などを主任務とするが、侵略者の接近時には、前線防
      衛基地としても機能する。
      中央部にはウルトラホーク2号とのドッキングゲートが装備されている。
      また、V3は極東基地の指揮下にある。
      (#2、#7、#13、#35、#37、#48)



ステーションホーク1号
    …宇宙迎撃用小型複座ロケット戦闘機。(#13、#35、#48)



ステーションホーク2号
    …宇宙攻撃用中型複座ロケット戦闘攻撃機宇宙攻撃機。(#13)



連絡ロケット
    …地球との往復用小型ロケット。(#7)



スペースタンク
    …惑星探査車輌。(#35)












ウルトラ警備隊( Ultra Guard )



超兵器( U.G. Super Weapons )



ウルトラホーク1号
    …主力大型戦闘機。
     アルファ号、ベータ号、ガンマ号の3機に、分離合体が可能である。
     ロケットブースターによる無滑走離陸ができ、VTOL機能も併せ持つ。
     ジェット機関・ロケット機関の双方を搭載するので、大気圏内外どちらでも行動が可能である。
     標準装備=各機首レーザー砲
     装着装備=ミサイルポッド
     格納庫に爆弾・特殊兵器などの積載も可能。



ウルトラホーク2号 
    …宇宙連絡パトロール機
     原子力機関によるイオンロケット推進システムを搭載する。
     宇宙ステーションとのドッキング機能がある。
     標準装備=機首レーザー砲



ウルトラホーク3号
    …小型偵察機兼ミサイル戦闘機。
     大気圏内専用ジェット機。
     VTOL機能とコンテナ格納庫を生かし、マグマライザーなどの空輸を行う。
     標準装備=機首レーザー砲
            翼上ミサイルポット
            翼下ミサイルランチャー



マグマライザー
    …地底重戦車。
     標準装備=掘削用超高速回転ドリル
            岩盤破壊レーザー砲
            地中レーダー
            岩盤破壊用MS爆弾



ハイドランジャー
    …小型攻撃潜航艇
     ハイドロジェット推進システムを採用したので長期間行動が可能。
     標準装備=レーザー砲
            水中ミサイル



ポインター
    …空陸両用特殊車両
     走行用ジェットエンジン、飛行用ホバークラフト装置の両機関を塔載する。
     ウルトラ警備隊専用車両(PO−1、PO−2)と防衛隊汎用車両とがある。(#4、#5)
     標準装備=前方機銃
            フェンダーミラーレーザー砲
            後部小型ミサイルランャー
            煙幕装置
            バリア装置
            暗視装置
            地中レーダー
            飛行用ホバークラフト装置





個人装備( Personal Equipments )



隊員服
   …特殊強化繊維でつくられている。
    生命維持装置を内蔵しているので、エアホースの接続によって、簡易宇宙服としても使用が可
    能である。(#4)



ヘルメット
  …隊員服と同質の特殊合成素材製。
   赤外線バイザーを下げてエアホースをつなぐと、隊員服の生命維持装置との連動システムが作
   動して、エアカーテン方式の呼吸マスクとなる。
   非常食内蔵。



ビデオシーバー
  …腕時計型画像音声通信機。



ウルトラ・ガン
  …制式レーザー銃。
   アタッチメントの装着により、ショックガンやショットガンなどの拡張機能あり。



携帯用小型爆弾
  …読んで字の如し。(#7)



バーチカル・ショットガン
  …別名スパイダー。大型火炎放射器。(#11、#18)



エレクトロ・H・ガン
  …多弾頭速射小銃。
   セブン弾発射(#11、#38)。



パラライザー
  …神経麻痺銃。(#2)





ウルトラ警備隊の歌( Song of U.G. )



作詞:東 京一 作・編曲:冬木 透  歌:マイスター・ジンガー



    渦まく炎がうなりをたてて  燃える 燃える
    ウルトラホークで大空へ  進め 進め
    地球を守る警備隊  名づけてウルトラ警備隊

    逆まく嵐がはやてにのって  狂う 狂う
    ウルトラカーで大地をけって  走れ 走れ
    地球を守る警備隊  名づけてウルトラ警備隊









地   球   防   衛   軍
Terrestrial  Defense  Force
地球防衛軍


極東基地


防衛三隊


宇宙パトロール隊


ウルトラ警備隊