ライド時ノウハウ
 Mio 168 RS (Mio Technology Limited)
 ポケットに入るパーソナルナビゲーション携帯端末として既にリリースされていた商品が、バイクも対応した最新バージョンが発売されました。早速 fatnog が購入し使用したレポートをご紹介します。

このコーナーでは、ルートナビゲーションシステムのご紹介と使用レポートを紹介します。バイクにもカーナビが欲しかったという方の為に、その使用感・コスト感などをご紹介して実際の購入などに役立てて頂こうと思います。

何を隠そう、fatnogは方向音痴なのです。
この為、dreamin'とツーリングに行っても、いつもdreamin'の先導で後をついていくばかり。単独ツーリングの時は、地図と睨めっこで時間がかかってしょうがない状態でした。この為、どうしてもカーナビを装着したくて色々と考え、又、調査していました。そんな時、Vibesにこの紹介記事を発見したのです。これは即効で手に入れないと!と購入してしまいました。これで来年のABCツーリングもバッチリです。
まだ、2週間程度の使用ですが、早速レポートをします。検討中の方は是非参考にして下さい。

まずはパッケージですが、2種類あります。
・BASIC+パック : 基本的なセットです。使用する為に必要なSDメモリカードや車載用充電アダプタ
             などは別 売りです。
・標準パック   : BASIC+パックに、「SDメモリカード(MioMapインストール済み)」
            「車載用充電アダプタ」「ヘッド本変換アダプタ」「車載用スタンド」がセットになった
             フルセットです。
価格は、BASIC+パックが \49,800 、標準パックが \73,290 となっています。
色々考えると、やはり標準パックがお勧めではないでしょうか?BASIC+パックは、バイクでしか使わず且つ、必要なものは別途購入しできるだけコストを抑えたい人向きです。後で面倒臭いですが…。fatnogは、面倒臭がり屋なので、当然標準パックを購入です。ただし、バイクに装着しようとすると、これ以外にオプションの装着セットが必要となります。これには2種類あり、C型クランプ固定PDAアダプター、と、U字ボルト固定PDAアダプターがあります。fatnogは、ハーレーの振動を考慮し、U字型ボルトタイプでがっちり固定です。現在、実勢価格で\7,000〜\8,000位ですね。

それでは、使用レポートです。

@まずは、地図です。
全国の地図が1GBのSDカードメモリに入っているため、行き先によってパソコンからダウンロードする手間は全く要りません。そのまま日本全国で使えます。地図も、ちょっと前のCDカーナビ程度の内容がありますので、ナビゲーションとしては充分です。
AGPSでの自車位置認識です。
GPSを捕捉した後、随分走りましたが自車位置が狂う事はありませんでした。ただ、何となく自車の向きが少し右を向いている様に思いますが、実際のナビでは問題はありませんでした。これからチェックしてみます。
B目的地検索です。
標準では、住所検索機能が使えます。全国の住所が全て入っているので、住所さえわかれば目的地検索は非常に楽です。それ以外の検索はオプション契約であるようですが、まずは本体標準のみででも充分使えます。又、事前に自分でスポット登録が可能ですので、ツーリングに行く前準備で充分対応が可能でしょう。
Cルートナビです。
現在と目的地を設定してナビ開始をするだけです。ルートが別の色で表示されて車用のナビと全く同じです。又、音声案内も車用のナビと同じでした。ただし、バイクの場合はイヤホンなどがないと全く聞こえませんよね。
【総評】
いい!いい!って感じです。画面が少し暗いのはしょうがありませんが、見えない事はありません。又、音声ナビを使用するのであれば、走行中は殆ど画面を見る必要もないので充分だと思います。値段を考えると充分じゃないでしょうか?夢のバイクナビです!

URLを記しますので、興味のある方はチェックしてみては?
http://www.mio-tech.jp/main.html


※愛馬への装着例です。U字ボルトでがっちりとつけているので外れる事はありません。

どうでしょう。殆どカーナビ状態です。
当然、バッテリー駆動なのでそのままでも使えますが、一日中走り回る事を考えて、バッテリーから電源を取っています。標準パックには車載用充電アダプタが付属しているので、シガーソケットにさせます。バッテリーからシガーソケットの受け口を繋げば、それを挿せます。これでバッテリー上がりも心配無し!こんな感じです。