こんばんは、今日は晴れて布団を干しました。
…ふっ( ̄ー ̄) ふかふかだぜ( ̄ー ̄) ( ̄ー ̄)
最近のネコの休日は、このミッション(布団干し)が
無事に完了すると、やるべき全てが終わった気になります。
他の事は、何にも済んでいないのですけどね(>_<)
あとは、ベランダの植木達の手入れを少々して満足。
今年も、柑橘系の小さな樹にキアゲハの幼虫が育っています。
昨日は久しぶりに休みの土曜日でした。
天気は終日、曇りがちの雨模様。
ネコは、天気が曇りや雨の時の休日は、
美術館の会員にもなっている事から、
「お出掛けをする日」と設定しているのですが、
基本、足が濡れるのはイヤなので、
天気が悪いと、何やかやと色々な理由をつけて
極力出掛けないようにしております(−−)
そんな中で、昨日は出掛けて参りました。
殿下が8時前に起きて、気さくに起こしてくれた事と
天気が悪かった事、何より、早めに行かないと、
観る機会を逃してしまいそうな気がめっさしていた事。
そんな訳で、映画『百日紅』を観に池袋へ行ってきました。
全国公開が始まったのは今月9日で、
上映館が少ない事が悩みのタネではあったのですが、
この一週間で、公開している劇場での、
上映スケジュール回数も軒並み減っていて、
このままでは見逃してしまうと焦っておりました(><)
会社の同僚で、江戸+杉浦先生が大好きな先輩も、
「アタシは、もういいや。来年にはCSで放送するでしょ」と、
あっさり諦め、『小さな世界〜』と云う映画を3Dで観ると、
ウキウキしながらスマホ検索している始末だし、
ネコも、本来の出不精や、ヒッキーが顔を出し、
行かない方向へ気持ちが傾いていたのですが、
大きなスクリーンで観る楽しさは、銀魂で分かっている事ですし、
日曜の予報は晴れで、布団を絶対干したいしと、決めました。
起きた勢いのまま、ネットでチケットを購入し、
買ったからには行かないといかんと、ヨロヨロと行ったのですが…、
スゴク良かったです(≧∇≦)
正に「江戸」そのものと云う素晴らしい作品でした。
何と云ったら良いか…、「良いものを見せて貰った!」です。
そして、この作品はアニメでこそここまで表現できた、
実写版では、この感動にはたどり着けなかったと思います。
行って良かったです(*−−*)
90分と云う、どちらかと云えば短い作品なのですが、
とても密度が濃く、大切なものが沢山詰まっていました。
観賞中、凄すぎて鳥肌が立ったり、涙がこぼれたり、
くすりとさせたり、笑ったり、怖がったり、ビックリ箱みたいでした。
最近、そこかしこに多くいる少々「お行儀の悪い」子供や
大人達にも是非観て欲しいとも思いました。
もっと多くの劇場で公開すればいいのに!と思いますが、
先輩曰く、私達のような「一部のマニア」に受ける作品だろうから、
それは無理だろうとの事でした。でも、それは惜しいなぁ(><)
観賞する方々の年齢層は、とても幅広かったです。
下は小学生の女の子とお母さんの二人連れから、
上は杖をついた共白髪のご夫婦や、
気難しそうな、いかにも江戸っ子のご老人などと、
特に年配の方が多かったように見受けました。
関西弁の若いお嬢さんの二人連れは、
「私、話の筋が分かるか、めっちゃ不安やん」とか、
「アニメーションか…」と、奥様に不満げに呟くおじいさんが、
「杉浦先生の作品ですよ」とたしなめられていたりとか、
皆々、心に残る作品になっていたらいいなぁ(^^)
ネコは「百日紅」の単行本は持っているのですが、
実は、全て読了してはいないのです。
丁度、単行本を購入した頃に杉浦先生の訃報に接し、
読んでしまうのがひどく惜しくなって、そのままと云う…、
でも、今回、素の状態・更の状態で観賞した事が、
かえって良かったかも知れなかったと思っています。
今度ゆっくり、原作にも触れてみたいと思います(^^)
池袋シネ・リーブルはスクリーンが2つの小ぶりな映画館です。
ドリンクに、「百日紅 特製飲料(オリジナルドリンク)」がありまして、
ネコは、「お栄」(バナバ茶のミルクティーにざくろシロップ)をチョイス。
スタッフの方が、おもむろに牛乳パックを取り出したのが…(笑)
入口に、「蟲師」の寄せ書きが展示してありました。
(あ、ネコは蟲師は名前くらいしか知りません)
以前、このコーナーに銀魂のサブタイお習字が展示された事もv
映画鑑賞後は、思い切って太田記念美術館へ。
今期(4月〜)は、会員らしく月イチで通えているぞ♪
一番の目当てはコレ(↓)です。
お栄こと、葛飾応為の肉筆画の観賞。
粋な事に、北斎と英泉の肉筆画も並べて展示して下さいました。
映画を観た後だと、余計に感慨深いものでございました(=^^=)
広重の「深川万年橋」の亀の絵も観賞できて満足満足♪
流石に、帰宅したら力尽きましたが、良い休日になりました。
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