送迎バス有 福島駅西口発(25名様迄、要予約)15日(土)午後5時発、16日(日)午後1時発
おかげ様でゆず沢の茶屋演劇公演も今年で6回目を迎える運びとなりました。
これもひとえに、演劇を愛する沢山の方の情熱に支えられての事と感謝しております。
今回は、ゆず沢の茶屋第一回演劇公演から大変好評を博しました「空のかあさま〈金子みすゞひとり芝居〉」の再演です。宮武さんの元で、金子みすゞを演じた谷さんが、宮武さんの元を離れ、一人の女性として、金子みすゞを演じ、全国を回っておられます。
新たな金子みすゞをどのように演じられるか、本当に楽しみです。
いつもの様に、簡単なお弁当付です。お芝居を観て、しばし、金子みすゞの生きた大正から昭和の時代へご一緒に旅立ってみませんか?
どうぞ、たのしいひと時をお過ごしにお越しくださいませ。心よりお待ち申しあげております。
平成19年 夏
ゆず沢の茶屋 大和 忠子
ゆずさんに呼んでいただくのは5年ぶり、3度目になります。(別の作品になりますが、「昔遊女考-夢やどり花」とあわせると、4度目です)
その間、数々の出会いと別れがありました。いろいろな事を乗り越えて、大好きなこのお芝居を続けていられる事、そして又、福島に来られる事が、ただただ嬉しく、感謝しかありません。
ゆずさんには本当に鍛えられました。情の厚い方だけれど、目利きのお母さんがコワイです。「もう来なくていいから」と言われやしないかと、毎回、身の引き締まる思いがします。お客様との距離が近すぎてコワイです。7年前、初めてゆずさんでやらせていただいた時の、心臓が口から飛び出しそうだった思いは、今でも忘れられません。窮屈な思いをしながらも、熱心に観て下さるお客様、そして呼んで下さる方々の愛情…、その経験を糧にここまで歩んでくることが出来ました。劇場以外のどんな場所でも芝居はできると思えるようになったのは、皆さんのおかげです。
お母さんに「5年間、一体何をしてきたんだ」と言われないよう、精一杯、務めます。最後まで、ごゆっくり御覧下さいませ。
『アローン・シアター』谷 英美