リア充死すべし‐脳内篇‐

中盤・弐
GM:さて、君たち降りて来たんですが、そうすると背後で。「ヒッ!バ、化け物!!」って声が上がります
柏 :確かに我々は化け物と言われても仕方がないかもしれんが。と言いつつ後ろを振り向こう
GM:そこには高校生くらいの男の子がいますね
戸波:見たことあるよね
GM:うむ。って言うか、君ら変身解除するって言ったか?
柏 :大丈夫。勝手に切れてるハズだ
GM:切れてないよ!
柏 :大丈夫。切れてる切れてる。って言うか、オレ言うたやん。ほとんど変わっていないって
GM:元の格好が化け物なんだよ
柏 :まぁ!確かに日本人からすれば夷の格好ではあるんだけどね!
戸波:えべっさんなんや
柏 :いやぁ、日本人からすれば異人は夷やん
戸波:あぁ。まぁね
柏 :確かに、私は少し日本人離れした格好ではあるが、化け物呼ばわりされる筋合いは無いと思うぞ。少年?
   と、高校生に話しかける
保村:とりあえず変身解除しておこう
戸波:解除しとくか
柏 :と言いながら、こっちも解除だな。ほとんど変わってないけど(笑)
GM:に、人間?
柏 :(怪しい声で)私が人間以外の何者かに見えると言うのかね?そして、彼と彼女も人間以外の何者にも見えんと思うが?
戸波:えー。貴方は黙ってて下さい
柏 :何故だー!?
戸波:と言うわけで、あのー、貴方は
GM:さっきまで、そこにバケモノが!
柏 :何か、君は疲れているんだ
戸波:えー、この人あれやんね
保村:アズマ君やね?
GM:そうですね
戸波:うーん。しかし参っちゃったわね。貴方、自覚は有る?
GM:一体何を言っているんです?あなたは?
保村:さっき、バケモノを見たと言ったが、そのバケモノに…、あ、はい
戸波:他には?
保村:ごめん。言い方が悪かった。えーと、その化け物とかに見覚えとか心当たりは君は無いのか?
GM:ボクにバケモノの知り合いなんかいませんよ!
保村:ふむぅ。ならば、やはりパラサイトになる前の記憶と言うことだな
柏 :少し確認したい。君はアズマカオル君と言う名でよろしいか?
GM:そうだけど
柏 :そうか…。
GM:アンタ達はいったい何者なんだ!?
柏 :私は見てのとおり、ただの通りすがりの家政夫だ
戸波:私達は…。確か、Dustって活動する時に警察を装うんやったよね?
保村:いちおう、国際機関なんですけど
柏 :Dustの隊員が警部。小隊長が警視扱いになるとあったね。現場では
GM:ま、警察手帳がもらえるかどうかは別としてね
戸波:私達はこういう者よ。と言ってDustの証を見せよう
GM:なんかあるの?
保村:ある。手帳みたいなんがある
GM:一体それが何なんです?
戸波:私達は調査をしてるの。貴方協力してくれないかしら?
GM:名前も名乗らないような人間にそのような事を言われて、しかも、ついさっきまではそこにバケモノがいたんだ!
   信用できるわけないじゃないか!って言って走って逃げる
柏 :名前を聞くなーー!!って追いかけていこうか(笑)
保村:それ、別のトラウマができないか?
戸波:とにかく、彼を追って行きましょう
保村:どっちにしろ、アイツを調べてみない事には事態の解決にはならんワケだしな
柏 :ちょっとGM確認したいんですが、周りの景色って言うのはごくごく普通の日本的な一般的なアレですか?
GM:はい、そうです
柏 :ドラ○もんに出てくる背景みたいな
GM:そうそう。そんな感じです
保村:他の人間っていうのは?
GM:普通にいます
保村:あ、いるんや。ふーん
柏 :じゃあ、やっぱザワザワ。悪魔、悪魔って言われてるの?
GM:いや、そういう意味じゃないよ。今君らが丁度降り立ったときには誰もおらん所に。
   ほら、ド○えもんの背景にモブなんて書かれてないだろ!
柏 :まぁね。けど、人の気配はあるってことやな?
GM:そう。商店街のほうに行ったら当然人はおるやろうって感覚はある
柏 :彼を見失うと言うのは非常に危険だ。唯一の手がかりなワケだから。なんとしてでも追いつかねばならん
戸波:うん。追跡しようか
柏 :と、言うことで。これって剛力で追いかけるの?
GM:まぁ、君達が本気になって追跡したら速攻で取り囲めるけど
柏 :それは非常によくない感じだ
GM:なに?それで前に立って、さぁどこまで逃げるつもりだね?モルモット野郎。ってやるの?
戸波:それは何か凄いトラウマが
柏 :トラウマ?何かやったん?
GM:え?それで行くんスか?
戸波:じゃあ、秘かに追跡しよう
柏 :普通に追いかけるとしよう。少し話を聞いてほしい
GM:んまぁ、本気でだから追いかけたら、当然悪魔化してますんで、すぐさま追いつけます
柏 :悪魔化してんの?
GM:悪魔化に寄生されてると、例え常人であったとしても
戸波:能力が凄いからね
柏 :そうか
戸波:とりあえず、気付かれないように追跡しようよ
保村:追跡。追跡
GM:そうすると、少年はそのまま走って行って。おそらく自分の自宅やと思われる所に逃げ込みます
戸波:ついに発見したぞ。いやいや、じゃなくて。いつ、その事件があったのだろう
柏 :さて、このまま彼の家に突入してもなんら実入りが無い可能性もあるが。さりとて目を離すのは良いとも思えん
戸波:とりあえず。ここってリミッターあったっけ?
GM:ん?
戸波:潜ってるリミッターとかって言ってなかったよね
保村:そう言や、リミッターの話はしてなかったな
柏 :3時間、4時間で帰って来ようとかか?まぁ、あんまり長い間おったら精神同化するっていうか、長い間おってエエ事は無い
GM:普通にやっていったら普通に行ける。特に君達の場合は防御ってカタチでしてくれてるからな
保村:いや、変身3回とかの方のリミッター
GM:そりゃ普通にいけますよ。生きてますよ
柏 :変身って3回までなんや
戸波:そう
GM:もう1回使ったな
柏 :なんだってー。使わなかったら良かったな
GM:ここで、よし!変身して追いかけようってやると楽しい事になるねん
柏 :なんで3回までしかあかんの?
GM:予算の都合
戸波:性能じゃなかったっけ?
GM:え?でもチャージは何回でもできるみたいな感じやったで
保村:一応まぁ制限やよね。メンバーとしての
柏 :予算が無いなら仕方ないな
戸波:じゃあ、ちょっとの間見張っていようか。今、ここの時間的にはどんな感じなん?
GM:いわゆる下校時間やね。お昼の3時半から4時くらい。丁度帰ってる最中に君達にバッタリ出会った
戸波:たぶんトラウマだと言うんだから
GM:君達のことだね
戸波:同じ事を繰り返しているんでしょう
柏 :良くあるループものと言う事か
保村:いったい、まぁ、この状況で、彼がその何らかのトラウマを負うような事件があったと言う事だな
GM:そうして、夜となり朝となった。これが第一日目である
戸波:何も無しなん?
GM:回復せぇへんのならそのまま行くけど
柏 :裸で焼肉食わなアカンのか
GM:後退で見張っとくしかないという
戸波:交代で見張ろう
柏 :些か小腹が空いてきた
保村:この世界でカード使えるのかね
GM:実際やってみたらわかるよスグに
柏 :私は少々手持ちが有るので何とかなるとは思うが
戸波:じゃあ、買出しはよろしくお願いします
柏 :ま、よろしい。では私が行くとしよう
GM:で、寝るところは野宿?
保村:このままなら野宿になるな
GM:探せば駅前にホテルくらいあるで
柏 :カプセルホテルくらいは探すさ
GM:普通にあるな
保村:あるんだ
戸波:使えるんかな?
GM:行ったら使える
柏 :カードを出してみて、カードも使えるの?
GM:うむ。ホンマに所謂現実世界やね
柏 :では、帰って報告しよう。とりあえず寝場所と食料をチャージする場所の目星は付いた
GM:食料をアホほどザックに詰めて帰って来たんちゃうんかい
柏 :ま、それでもいいけど
GM:ちゃんとカードが使えることを確認している。って
戸波:じゃあ、三交代で
保村:うむ、そうするか
GM:そうすると、パーティー会場は橋の下
柏 :丁度いいバイキングレストランがあったので、そこでいいだろう。現実と違って我々が大量に食事を摂ったからと言って
   泣く経営者はいないハズだ
柏 :違うん?鬼のように食うんやろ?
保村:鬼のように食う
戸波:まぁ、値段によって。値段が高いほうが回復するんよね実は。バイキングを1800円で食ってもそんなに回復しないけど
   このくらいのなんやろう、ステーキ一万円とかやったら、そっちの方が回復するんよ
保村:不思議だねぇ
GM:と言うことでコースは?
戸波:お金ってどうなるの?
GM:カードが使えるからさほど気にする必要はないが
戸波:じゃあ
GM:わざわざカードの使えそうに無い定食屋に行くって言うなら話は別だが
戸波:ちょっと豪華そうな食事と
GM:また、3時間コースか
柏 :オレはエナジー全然減ってないから、衝動がちょろっと回復すればいい。て言うのはどうなんですかねぇ?
保村:衝動の回復…。あったあった。カプセルで6時間も寝れるか?
柏 :3交代なら行けるだろ
戸波:連続しなくてもいけるらしいし
保村:6時間寝て、4000円くらいの飯を食っておけばとりあえず回復するかな
柏 :4000円の飯って大概豪華ですなぁ
保村:うん
GM:じゃあ、そしたらそれで
戸波:そんな感じで行きましょう
GM:4000円の飯って、けど、時間かからなかった?
保村:1時間くらいやったか?
柏 :じゃあ、こっちは15分の飯でいい
戸波:4000円の飯。もうちょっと時間かかったんじゃなかったっけ
保村:30分
戸波:そんなもんか
GM:なら、それでエエやん
保村:問題ない
GM:だから焼肉食い放題って言われとってんな
柏 :4000円焼き肉食い放題。そうやな
GM:ちょっと時間が短いけど
保村:カプセルホテルって事務所?通常?
柏 :いや、普通のホテルも探してきたよ
GM:ま、通常でいいと思う
保村:じゃ、エナジーを10。衝動を3回復
柏 :食事では衝動回復せぇへんの?
保村:食事では、その値段による。けど、オレが言う4000円30分の食事で3回復
柏 :ほう
戸波:オレもそれにしよう
柏 :普通と4000円の食事で合計衝動が6エナジーが?
保村:10
柏 :回復?
保村:うん
戸波:さて、最初の見張りにたちます
GM:さっき言ったみたいに、初日は何もおきません
GM:そうして朝となった。それが第一日目である
戸波:じゃあ、衝動が無くなった
柏 :1になった
保村:衝動が2になった
保村:じゃ、二日目。彼は登校するのかな?
GM:登校しますね
保村:学校内で何かあったのかもしれないな。よし。ココロ。お前学校に潜入して彼に張り付いてみろ
柏 :彼女でもいいが、私が忍び込んでも一向にかまわんが
保村:いや、目立つだろ。アンタ
柏 :むぅ、それを言われてしまうと。なかなか学生役と言うのは難しいな
戸波:学生、学校に入れる。Dustの捜査状無しにいきなり学校に入っていくのは難しいと思うんだけど
柏 :休み時間に制服っぽい格好して入っていけば言うほど
戸波:まぁ
保村:とにかく、オレら2人が入るよりはよっぽどマシだ
戸波:じゃあ、一般人を、ちょっとばかり気絶しててもらって制服を借りよう
柏 :追いはぎだな
GM:女子高生の制服を剥いでいます
柏 :と言うことで、フォローのために、女子高生が入りそうな服を適当に買って来て、変わりに彼女に着せてもらう事にしよう
戸波:じゃあ、ちょっと。って女子高生を呼び止めて、プロパティアルターをかける。そうすると気絶するねん
GM:普通にその近くの商店街の服屋に行ったら制服なんて売ってると思うんですけど
保村:うん。そういう気はしたんだけどね
GM:別に珍しいものでもなんでもないんで。貴方お父さんのフリをして買いに行けば何の問題もないかと
保村:オレはまだそんなに歳をとってねぇ
戸波:じゃあ、そっちにするなら、そっちでどうぞ
柏 :いや、別に貴女でエエやん。普通に転校生のフリでもして買いにいけばエエねんから
戸波:じゃあ調達してきますね
GM:別に、オバちゃんも普通に、何も言わんと売ってくれるよ。ハイハイ、貴女のサイズだったら、うーん。S?M?どっちかねぇ
戸波:Mくらいじゃないかな
柏 :胸がペッタンコなんだからSで充分だよ
戸波:いつペッタンコになったんだー!ま、いいか
GM:と言って、普通に売ってくれます
戸波:ありがとう。と言うことで買ってきたわ
保村:じゃあ、早速
戸波:とりあえず、パサっとそこでブラウスになって
保村:いやいやいや、ちゃんと人目の無いところで着替えれ
戸波:ここには貴方達しかいないけど
保村:それでも男の前では着替えないもんだ
戸波:まったく、男の人って言うのはアレですね厄介なものですね
保村:いや、お前が厄介だ!
戸波:わかりました。とりあえず物陰にコソコソ入って、入ると
保村:もうちょっと世間一般の常識を勉強したほうがいいな。お前は
戸波:これでもちゃんと学校に行っているんですよ
保村:嘘だろう
戸波:あまり人とは話しませんが
保村:あー、あれだな。もうちょっと常識と言うものを学ぶ為に他の人間とも接触すべきだな
戸波:まぁ、いいです。行ってきます
保村:まぁ、頼んだ。大丈夫かなぁ
戸波:と言うわけで…
柏 :心配なら君も行けばいい
保村:いやーちょっとさすがに高校生は無理あるだろう
戸波:ちょっと親父すぎると。うーんそんな事ないか。ハンマーセッションのように
戸波:じゃ、学校に潜り込みましょう
GM:学校に入りました。何処に行きますか?
戸波:今は休み時間中くらいやね
GM:で、いいです。ちょうど一限目が終わったくらいかな
戸波:だいたい、何処に入ったかって目星付いてる?何処のクラスかってのは目星付けれたんかなぁ
保村:そういえばプロフィールくらい貰っていてもおかしくなかったよな
GM:まぁまぁ、もらっていたというのなら、普通にあの、元○○学園2年B組
保村:元?今は学校行ってなかったん?
柏 :そりゃ行かれへんだろ
保村:あぁ、今はそう、ちゃう、気絶する前よ。気絶って言うか、一応その、副業としてDustやってる人もおるやろうから
   学生やってる人もおるやろう。普通に
GM:履歴書にはその、その学園に2年中退って書かれている
保村:あぁ、そうなんか
戸波:じゃあ、2年の階に行ってみよう。なんとなく。時々、2年の階はどちらでしょうか?みたいなことを聞いて
GM:まぁ、別に、上だよー。って
戸波:ありがとう
GM:B棟の2階だから迷わないように
戸波:おい、ちょっとそこの、あのコ誰だよ?見たこと無いな。すっげー美人だぜー。っとか言う
柏 :自分で自分のキャラを美人って言うて楽しいかー
戸波:え?
GM:Σ( ̄Д ̄;)
戸波:あの、なんと言うかなぁ
GM:モブの演技は大切ですよ!
戸波:モブの演技が
保村:そうそ。シチュエーションは大事だよね
戸波:誰も言ってくれなさそうだったから!そんな事を言うなら、先に言えよー
柏 :だって、アナタの備考欄のところに微少女って書いてないもん
戸波:美少女に決まってるやんか。そんな
   ま、ま、それは置いておいて。来たはいいもののイマイチ無計画だわ。みたいな事を思いつつ2年の教室を見て回ろう
GM:うむ、普通に彼はいますね。なんか女の子と話をしてます
戸波:うん。さっきそう言えば顔を見られているのだわねー。
GM:見られてるな。特に、今さっき自分で美少女って言っちゃったんで、あの、とても目立つとは思います。見られたらばれると思う
   まぁ、確かに言われてみれば平凡な顔立ちやなて言ったら、覚えていないことになるから
戸波:いやいや、そこは覚えててもらわないと、劇的じゃないじゃないですか
GM:何を劇的にするつもりだ!
戸波:じゃ、そこに通りがかろう
保村:通りがかるんだ
GM:あぁ、んなら、トイレかどっかに行こうと思って出てきたことにしようか。うん。おるわけか
戸波:じゃあ、会釈、ちょっと会釈しよう
GM:え!?って顔をするな明らかに
戸波:どうか、私の顔に何か付いてますか?
GM:え、アンタ、昨日のバケモノの…。って言ってると後ろから女の子が、さっき喋ってた娘やね。
   も出てきたからって、それ以上聞かれたらアカンと思ったんかしらんけど、何も言わないで、そのまま通り過ぎて行きます
柏 :女の子は反応無かったん?
GM:女の子は全然。普通に。ちょっと待ってよー。とか言いながら
柏 :そういうのを聞きたかってん
戸波:さて、どう出るか。みたいな事を思いつつ、んー、そろそろ休み時間が終わりそうなので
GM:はい
戸波:いったん戻ってこようや、いや、学校外に出よう。そうしないとお前何をうろついてんねやって事になるから
   一旦戻ってきましょう
保村:うん、どうだった?
柏 :じゃあ、こっちは話してるな。して、保村君は君なら学校に入って、彼と接触してどうするかね?
保村:うん。まぁ、接触は難しいだろうが、彼の状況を知りたいところだな
柏 :状況を知って、次はどうする?
保村:彼が閉じこもった原因と言うのはやはり、この時間帯に何か事件があったからだと思う
柏 :閉じこもるほどのショックがあるとしてだ、私は考えるに要因は2つ。己の身に極めて不幸なことが起きた。例えば悪魔憑きに
   なるとかそう言った事だな。もう一つは、そのせいで周囲に不幸が起きた場合だ。例えば仲の良い友人が目の前で惨殺される
   とかなぁ。
   と、話している時に帰ってくるワケだな
戸波:戻りました
柏 :ご苦労。戸波君。して、首尾の方はどうだったかね?
戸波:どうやら、彼には親しくしている女の子がいるようですね
柏 :ほう
戸波:あとは、あまりにも無計画で
保村:う〜ん
柏 :まぁ、仕方あるまい。とりあえず彼が何処の教室で活動しているか判っただけでも良しとしよう
GM:と言うわけでお昼の時間です
柏 :如何せん、我々は食事をしないと色々と不便な体質だ。ここを離れて順番に食事をしに行くか、それとも、とりあえず私が買出し
   に行って来るか
保村:まぁ、衝動の回復は1日1回なんで
GM:2日目ですねぇ
保村:3食、3食、食わんでもいいんやけど。とりあえず
戸波:まぁ
柏 :あと、昼休みと言うことはおそらく彼は教室から出て動くだろう。何らかの事件が起きるとしたら授業中より、昼休みや放課後
   と言った時間の可能性のほうが高い
戸波:じゃあ、えーと、昼休み、放課後、私が学校に入って情報を集めましょう
柏 :あろ、情報を集めるというか、彼と少々親しくなった方がいいのではないかな?
   とりあえず、我々が悪魔だ、化け物だと言う誤解を解くべく、動くべきだろう
戸波:人と親しくなるのは苦手です
柏 :安心したまえ、私より酷い人間はあまり見たことが無い
保村:(笑)
戸波:それが納得できてしまうところがとても
柏 :納得されるはひっじょーーーーに苦しいものがあるが、事実なのでそこは黙っておくとしよう
保村:アンタも色々苦労してんだなぁ
柏 :まず、我々がやることは、彼の周辺に近づき、化け物だと言う誤解を解き、ある程度心を開いてもらう。
   そうしないと彼に拒絶されたままでは、我々から逃げている最中に事件でも起きもしたら、これまた目も当てれんからなぁ
戸波:そうですね。ま。とにかく、授業中は大丈夫だとして
柏 :あと、それと、できる事なら、その仲の良さそうだったと言う女の子に接触をしたほうが良いかもしれん
   ま、それはできる範囲で良いのだがな
戸波:同じくらいの年頃の女の子ですか…、と暗い顔になろう
柏 :大丈夫だ。私が行けば犯罪者扱いだが、君が行けば犯罪者ではない
GM:せちがらい世の中よのぉ
戸波:貴方と話していると、ちょっとなんだか涙が出てきます
柏 :日本と言うのは何時の間に、このような世知辛い社会になったのか…
GM:泣ける話や
戸波:ちょっと携帯を、みんな、ちょっと繋いでみるけど、携帯は繋がるかな?
GM:携帯?どこにかけます?かかりますねぇ
保村:あ、かかるんや
戸波:携帯、あ、携帯の番号を聞いてませんでしたね
柏 :携帯の番号とな!ちょっと待つがいい。
   さて、どうやったら番号表示がされるのか…
保村:これじゃね?
柏 :おぉ!これは素晴らしい!と言うことで、私の番号はこれだそうだ
戸波:判りました。では、私は学内で彼の、警護と情報を収集にあたります
柏 :では、よろしく頼む
戸波:では。と言うことで私は学校のほうへ
保村:とりあえず、そうだな。この後に事件が起こったものと考えるべきだと思うか?
戸波:もう、あの事件だったのか!いやいや
柏 :今のところ、事件が起きていないという事は今後の可能性と言うことが高い
保村:まぁ、無いとは思うが、念のため彼の部屋を調べようと思うんだが
柏 :私もそれを言おうと思っていた。彼の家の方も一度調査すべきではないかと。
   ま、家が無くなったと言うのはトラウマになるのは少々弱い気もするが、
   なんらかの彼も我々を見て化け物だとナンだと言ったが、彼も既にそれに纏わる
   何かを手に入れている可能性も有る
保村:まぁ、一応可能性は潰しておくべきだと思うんだ
柏 :そうだな。さて、二人して調べに行くか、一人は連絡員としてここに残るかが問題ではあるがな
戸波:ここってどこ?
柏 :学校の近辺。何か連絡があった時にサッと行けるように
戸波:なんか、どっかの展望台の上とか
GM:と言う会議をしているともう2時です
保村:5時間目が始まっ…、終わったくらいか
柏 :やね
GM:5時間目の最中やな。もうそろそろ5時間目と6時間目の休憩時間になります
保村:とりあえず、行くならサッサと行ってきた方が良さそうだ。とりあえずオレが行ってみるよ
柏 :そうだな。スマンがよろしく頼む
保村:ん。じゃ、ここは任せた。と言うわけでテッテッテーと
柏 :あ、保村。少々待て。私の携帯の番号は判っているな?
保村:さっき見せてもらったから大丈夫だ
柏 :ならばよし
保村:じゃ、行ってくるぜ
GM:で、学校に入ってはった戸波さん
戸波:はい
GM:どういったかたちで?
戸波:まずは休み時間はね。まずはうろ、うろ、情報の収集をしながら
GM:その情報の収集の仕方って言うのをちょっと聞きたいんだが
戸波:そやねー。例えば…
保村:彼ってどんな人?
戸波:…………………そやな
GM:けど、迂闊にそれをな高校生に聞くとな、え?なに?アンタどこのクラスのコかしらないけど、あのアズマに気があるの?
   そんな事よりオレと付き合わない?とか言われるワケやん
保村:言われるんだ
戸波:それはそれで話の突破口になるんよね。とは思うんやけど
戸波:まずは、うーん、そやね……。彼に親しそうな人をまずは…、一応チェックしていこう
GM:ま、見とったら解るけど、その女の子が割りとよく話しかけてますね。その彼に。
   けど、周りの連中とはあんまり話しているわけじゃなくて、
   ちょっとクラスの中では若干浮いてるとまでは言えないけど、普通に話しかけるやつもおるけど
   特に、こう何人かとつるんでなんちゃらかんちゃらしてる感じではないね
戸波:あの、アズマ君の?
GM:そうそう
戸波:ふーん
戸波:まずは、アレかな…。自分のね、何て言うんかなぁ。ここの…、学生じゃないやん
GM:うん
戸波:そう、難しいよね。転校生が来たって噂
GM:流れへんからなぁ
戸波:流れへんからねぇ
GM:ただ、クラスから出た人間に、男とかに話しかけてな、アズマ君っているの?って、ちょっと離れたところでな、行って
   どんなコ?って感じで聞いてたら、おい、アズマ!お前の事を何か聞いてる凄い美人な女の子がいたぜ。って言うくらいの
   話はするやろうな。当然。考えてみたら
戸波:あぁー。それはいいかもね。逆に向こうからリアクションがあるかもしれんし
GM:うん
戸波:そういう風にしてみよう
GM:うん
戸波:まぁ、休み時間、授業中はあの屋上に隠れているわ
GM:アカンわ、屋上でも良かった、あ、屋上でも一緒やわ、女子トイレでも一緒やねん、タバコをふかしてるお前不良か
戸波:まぁ、うんそんな感じやね。ま、そんな方針で行ってみましょう
GM:そうすると、そんなこんなで、もう時間進めてよろしいですね?
   あぁ、そっちそっち、ごめん、フォローすんの忘れとった。えー、保村さん。鍵閉まってますけどどうします?
保村:えーと、何か能力あったかな?………うーん。こういう時に特に役に立つモノが無いんだな
戸波:あるじゃないか
GM:因みに彼の部屋は昨日判っているから、2階っていうのは判ってます
柏 :しまったな。こっちで知識:家事で鍵開けして入って行くべきだったな
戸波:鍵開けは操作。何で家事…、何でやねん!
柏 :家政夫だからそんなモン基本中の基本だ!家の事は全て解っているよ!
GM:大概の家はこういう二個目の植木鉢の下に鍵を隠している。とか
戸波:知識:家事でなんか火器とか扱えそうやね。銃器とか
柏 :そうそう。なんで普通の主婦があんな物騒な銃を二挺も持っているんだ!
GM:で、どうします?2階に張り付いてこう窓のガラスを開けようとしてくれてもけっこうでございますけど
保村:操作でいけるんか?
戸波:まずは……
GM:ピッキングしようとするんやったら
保村:操作でいけるやったら振ってみるけど
戸波:操作やで、鍵開けは、確か
保村:13。低!
GM:それは無理ですな
保村:振りなおします
柏 :あ!しまった!オレは彼に尋問を使えば良かった。せっかく尋問:初級持ってるのに
戸波:そうやね。それもありやね
GM:1回目、それでガチャガチャやってると、おい!誰だか知らないがそこのお前!って後ろから声がかかります
柏 :それは、オレが言われる台詞や
GM:いったい何をやっている!?
保村:えー。どなた?
GM:警察官ですね
柏 :大ピンチだ(笑)
   大丈夫!今のお前なら逃げ切れる!
保村:いやー、その、ちょっと鍵を無くしてしまって
GM:なんだ?お前はこの家の関係者か?
保村:はぁ
柏 :逃げろ!
戸波:ここは言いくるめだ
保村:言いくるめ…。そんな技能があったかなぁ?
戸波:礼儀作法とか、何か無いかな?
保村:尋問しかない
戸波:魅了とか、いやいや
GM:家のものが鍵を忘れたからと言って、針金を使ってゴソゴソするのは感心せんなぁ。モロ疑惑の眼差しで
柏 :よし、ここはライダーベルトを見せて和ませるところだ
戸波:Dustの隊員証見せればいいんじゃないの
保村:いやぁ、効くかなぁ
戸波:あぁ、この世界のね
GM:一般的なカタチやけど、果たして、まぁ巡査に、警邏してる巡査がどこまで知ってるかやわな
   下手したら、それを本物と証明するために署まで来いって引っ張られる可能性はある。
戸波:あぁ、確かにね
GM:で、ホンモンやったら掌を返したようにハハァー!申し訳ありません。ヘコヘコヘコヘコって
保村:なるけど、正直そんな時間取ってる暇は無いんだよね
柏 :なら仕方ない
戸波:荒事で
保村:荒事で。えー、ガスっとやって気絶させることはできるでしょうか?
GM:不可能ではないですねぇ
戸波:能力で気絶させる能力あるで
柏 :貴女にあってもな
保村:そっちはあるやろうけど、こっちはそんなモンないで
GM:しまったなぁ、警官の技能にクイックドロゥ入れておくべきやったなぁ
保村:クイックドロゥってアンタ!
柏 :それはどちらかと言うと、警官と言うより保安官だ
GM:向う最中にガンガン!うはー!
柏 :ガンガン!って二発かよ!容赦なく
GM:そう、だから言うね、こ、こいつ警告もせずに撃ちやがった
柏 :警告はしたさ。一発目がそうだ。二発目はコンマ1秒も開けてねー
GM:最悪や。コイツ
保村:クレイモアにそんな能力はねー
戸波:無いか
保村:と言うわけで殴る。ガスッ!
GM:崩れ落ちます
柏 :ぶったな!親父にもぶたれたこと無かったのにー!ガクッ
保村:すまねぇな。現実世界のアンタは真面目な警官なんだろうが、ここじゃただのエキストラだ。と言ってそのヘンに、あの
   そのへんの物陰に放置。と言うわけでピッキング。カチャカチャ
GM:どうぞ。目標値15ね
柏 :このアウトローなヤツどう思う?
戸波:まぁ、探偵ですから
保村:20やな
GM:開きました。ガチャリ
保村:んで
GM:アカンわ。開きました。ガチャリ。ピーピー。警報が鳴りましたってなったら面白かったのに
柏 :しまった!セコムのシールが玄関に貼ってあったのを見落としていた!
GM:どこまでオレがこの探偵を追いかけたいんや
保村:あぁ、いきなり行動不能だ
GM:え?
保村:突然の悲しみに、動きが止まる。このターンのターン終了まで行動不可
GM:と言うことで、このシーンはここで終わり
保村:いや、10秒間だけやから
GM:何や、面白くない
柏 :ガチャっと開けて入った瞬間
保村:(´;ω;`)ウッ…
   オレ何やってんだろうー
戸波:オレ、コソ泥かよ!みたいな
保村:情けないよー
柏 :なぁ、ひとつ言わせてくれ。吉本違うねんから
戸波:悪魔寄生体って、凄く情緒不安定やで、確かに
保村:あー、泣いた泣いた。さぁ、調べるか
柏 :切り替え早!
保村:10秒やもん
GM:まぁ、あの一般的な5LDKくらいの、ちょっと広めのお家ですね
保村:お邪魔します。と言うわけで靴もってソローリ、ソローリと
   で、彼の部屋に
GM:割りと質素と言うか簡素な部屋ですね
保村:何だ?年頃の学生にしては娯楽が少なそうだな
GM:空手の本とか、そんなんは置いてある
保村:空手ねぇ
戸波:カラーテ!ですね
GM:別に深い意味は無いですね、ハイ
保村:日記かなんか無いかなぁ
GM:日記は付けてないなぁ
保村:付けてないか
戸波:まぁ、男の子だしねぇ
柏 :ブログは書いてるかもよ。mixiとか
戸波:あぁ。あり得るかもね。パソコン調べてみるってのいいんじゃない?
GM:パソコンは無い
保村:無いか
柏 :ほぉ、珍しい
戸波:携帯か
保村:とりあえず、部屋を漁ってみるけど。何かいる?
GM:操作、知覚で振ってくれてもいいけど基本、今回は何も出てこないんで、何も出てきませんでしたって言う
保村:何もなさそうだ
戸波:何もないかぁ
GM:ただいまの時間15時12分。そろそろ授業が終わって二分後である
柏 :もう帰ってくるな
保村:そろそろ出ないとヤバいか
GM:因みに巡査は一時間も寝てるよ
保村:と言うことで鍵掛けなおして帰る。
柏 :後で始末書やな
保村:大丈夫。現実世界じゃないから。ま、彼の精神世界ではこの警官は暴漢に襲われてやられてしまったヘタレと言うことに
   なってしまうわけだが
GM:ちょっと一旦切ります



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