ラスカリーナ=グラフィーヌ
冒険者LV15 HP79 MP−
略歴
アレクラスト大陸オランの都出身。両親は他のグラスランナーの例に漏れず、
一定の住居を持たない流浪の民で、子供を生むときだけということでオランでラスクを育てた。
その時に懇意となった騎士の家にラスクを預け、両親は再び旅に。
ラスクはその家の実子クリストファーと共に姉弟のように育てられた。
クリスが18歳のとき、事件がおきる。殺人の嫌疑をかけられたクリスの容疑を晴らすため、
ラスクはクリスやその仲間たちと長い旅に出ることとなる。
それが大陸を巻き込んだ大きな戦いの始まりだとは知るはずも無く…
紆余曲折を経て、困難な旅の終着は、魔精霊アトンとの戦いだった。
滅びの巨人の襲来とも言われたアトンとの戦いは、多くの冒険者や賢者の協力の果て、人間たちの勝利に終わる。
決して表には知られること無かったこの戦いだが、神々の祝福を受けたパーティーはその後、アレクラストの秩序を守る『守護者』として世界を回り続けていた。
ラスクはその能力を生かし、強力な魔人やノーライフキングなどの世界のバランスを脅かすものたちを監視する役割についていたが、ある魔人を追っていた最中に、他の世界でも魔人が暗躍していることを知る。
それがフォーセリアにも危機をもたらす可能性を感じた神々は、ラスクを単身、異世界『ラクシア』に送り込む…
人物
幼いころから厳格な騎士の家で育ったため、グラスランナーとは思えないほど倫理観がしっかりしている。
手先が器用だったため、冒険者になる前は使用人見習いとして料理などの勉強をしていた。
一緒に育ったクリストファーとは姉弟のような関係であるが、
クリスが成人したためどちらかというとラスクの方が妹のような感じに見られる。
ラスクは実はクリスに淡い恋心を抱いているが、異種族間の結ばれない恋であることも自覚している。
基本的に前向きな性格で、異世界に来てもそのうちもとの世界に帰れるだろうと思っている。
ラクシアに来てからは、こちらの世界のことを知るために様々な町をまわり、魔人や世界の危機についての情報を探っていた。
基本的にはシーフ技能を生かした諜報能力に長けるが、戦闘でもその小柄な体躯とスピードを生かした戦いで敵を圧倒する。
『不死者殺し』『ロック鳥を一撃で落とす女』『何でもスレイヤー』など、数々の異名をもつ。
フォーセリアでは魔法のアイテムの数々を駆使した変身能力(笑)なども持っていたが、世界率の異なるラクシアではその能力は失われ、唯一、愛刀である『ウィングクリス』だけが現存する魔法アイテムである。