第1部第7章6〜10の写真


6 チャイはいくら?



この人たちは紅茶にいくら払うんだろう? 
物の値段って、決まった形のない幽霊みたいなものですね。




7 インドとイギリス



インド語なんて聞いたこともありません。インドって、いったい何なんでしょう?
この問いが有効な限り、インドは旅人を魅了し続けるのでしょう。



8 サダル・ストリートの人たち



サトシは謎です。謎は謎のままで置いておいた方が世界が狭く
ならなくっていいです。知らない方がいいこともあるのです。



9 一瞬の劇場



囲まれるほどに乞食がいるかと思えば、一人の人間のためのこんな建物もある。
インドは人間世界のありとあらゆる舞台を備えた劇場なのかもしれない。



10 南への鉄路



28時間といえば、1日をオーバーしているわけです。
1日多く乗れて得したような、でも1日つぶれて損したような・・・
インドでは、列車でさえもその走りは哲学的です。