第1部第8章1〜5の写真


1 至福の時



夕食を一人で食べる時、旅の寂寥感は募ります。
そんな時ほど、ありふれた食事が心に迫ってくる時はありません。
人は孤独にある時、食事でさえ友にするのでしょう。




2 それぞれの旅



バカンスできなくても何ら困ることはありません。
仕事人間でもそれが楽しければ、胸を張って「仕事が生きがい」と言えばいいと思います。
余暇まで強制されたくないものです。




3 バックパッカーの定義



この世にはオーストラリア人男性とインド人女性との結婚もあれば、キリスト教徒のインド人も
います。
こうした少数派の姿を「常識」で覆ってしまえば、世界はいかにも狭くなります。
「常識」って、いったい何なんでしょうか?




4 静かなる興奮



ここから先、南へずっと南極大陸まで陸地がない、などと思ってしまうと
何だかフワフワした気分になってきます。
静かに興奮するには、とてもいい場所です。




5 仮装夫婦



結婚して、次の日に別れる夫婦もあります。
私の場合、仮契約とはいえ、66時間15分は夫婦でいました。
成田離婚よりは長続きしたぜ!