「平原の民」の国
文化科学宮殿の地上30階の回廊は、展望台になっています。
写真は、そこからの眺めです。
ワルシャワ市街の向こうに、緑に染め上げられた平原が広がっています。
地平線は180度まっすぐで、まるで海のようです。
ポーランドの国土の平坦さが実感できます。
ポーランドという国名は、この地に初めて統合された国家を築いたポラーニエ族という部族の名前に由来していますが、
このポラーニエとは「平原の民」という意味だとか。
この国はそもそもの始まりからして平原とは切っても切れない関係にあり、
それが国名として残っていることにいささか感動を覚えます。