「アドリア海の宝石」
写真は、旧市街を取り巻く城壁のところどころに建っている塔から見たものです。
赤茶色の屋根に埋め尽くされた旧市街が大きく海の方へ張り出している様が見て取れますね。
市街の左上にある港からは、写真上の中央に大きく写るロクルム島へ、船が出ています。
ここは男のヌーディスト・ビーチがあることで有名です。
「アドリア海の宝石」とまで言われる街並みを城壁の上から見れば、きっとあなたもこの街の虜となることでしょう。
郊外はこんな感じ
今まで旧市街を見てきましたが、それはもちろんドゥブロブニクの一部にすぎません。
たいていの一般市民は旧市街の外、新市街の写真のようなアパートに住んでいます。
緑が多く、アパートもどことなく軽やかな感じです。
これは旧市街にも言えることですが、この街には東欧というより、むしろイタリアなどの南欧的な要素が強く感じられます。
同じクロアチアでも、ザグレブとは大違いです。
スプリットやこの街などのダルマチア地域は、むしろアドリア海沿岸として、イタリアなどと結んで考える方がいいのではないか、と思わせられます。
ともあれ、明るく、開放的で、いい街です。
青い海、青い空
船が着いたリエカから、スロベニア国境へ向かう列車に乗りました。
機関車も客車も、マリンブルーとスカイブルーに塗り分けられています。
まさに、ダルマチアは海も空もあくまでも青かったのでした。
今回で、クロアチアUは終わります。
明日からは、スロベニアに入ります。
お楽しみに。