屋根は語る
写真は、リュブリャーナ城から見た市内の様子です。
屋根の色は、ほとんどレンガ色一色です。
このレンガ色と木々の緑が、中欧ではどこでも印象に残ります。
実は、日本でも屋根の色が郷土色となるところがあります。
それは島根県です。
出雲地方では雲州瓦の黒、石見地方では石州瓦の赤、と見事に分かれていて、それはそれは見事です。
寺や神社、教会も屋根に一番特色が表れるものですし、民家だってそうです。
雨梅雨をしのぐという実用を越えて、屋根はその地の文化を語ることが多いようです。
建物と街
リュブリャーナ市街には、こうした美しい建物がたくさん軒を連ねています。
こうした建物を見ているだけでも、かなり楽しめます。
建物の一つ一つがちゃんとした主張を持ちつつも、街が全体として統一性を保っているところが素晴らしいと思います。
郊外の夕景
写真は、リュブリャーナ郊外にあるキャンプ場に帰る途中で撮ったものです。
都心部からバスに15分ほど乗っただけで、周りが自然でいっぱいになるなんて、日本ではちょっと考えられません。
何とものどかで、うらやましい限りです。
湖畔のリゾート
ここは、オーストリア、イタリア国境にほど近いブレッドです。
アルプス山中の湖畔リゾート地として、つとに有名な所です。
湖に浮かぶ島には教会が建ち、周囲には緑があふれていて、空気もとてもおいしいです。
湖を一周する散歩道を歩いて、お気に入りの景色を見つける。
そんな優雅な滞在が、ここではそうお金をかけずにできます。
私はここに2泊しかしませんでしたが、それでも十分、命の洗濯ができました。
スロベニアで一番のおススメ、とあえて言い切ってしまいましょう!
みなさんもぜひ、いらしてみてください。