オーストラリア紀行3


Woolshedにて。馬がぐるぐる回って、とうもろこしを粉に“ひく”んです

羊の毛がりです。目が光ってますが気にしない気にしない

Picnic Pointで撮った花。きれいやね

2000年9月23日、もちろんのように晴れ。
この日はみんなでほぼ観光ツアー。
予定とは違ってしまったけど、まず最初に行ったのは
何とかWoolshedというところ。
これは何かと申しますと、この土地に入植した頃の
農機具だとか暮らしとかを保存しているところなのです。
当時を保存していろんな方にも知ってもらおう、というわけですな。
羊の毛がりショー(?)もやってました。
馬車があって、そこら辺を一周してくれましたよ。
もちろん乗ったさ。順番待ってね。
当時の家とか小屋、もちろん道具なんかもありましたよ。
はあ〜、こんな暮らしをしてたのね、って感じ。
羊の毛がりショーはスムーズに進んだね。
ワタシらが学校の実習でやったのとは大違い。
なんておとなしいんだ!まったく動かないよ。
となりの広場みたいなとこでは牧羊犬のショー(?)。
お〜、ちゃんと誘導してるよ、かしこいね〜。
昼食はココのレストランで伝統料理とやらを。
塩漬けだか何だかのお肉でした。ワタシにすれば、
まずくもなく、うまくもなく…
それよりも屋外だったんでハエが多くて食べるの大変でしたね。
次に向かったのはToowoomba carnaval folowers。
Toowoombaとは街の名前です。ちょっとしたお祭りみたいなもの。
この頃はオーストラリアでは“春”でしたのでね。花も咲き頃さ。
ただそれを楽しむ時間はなかったですね。自由時間短すぎよ。
屋台(?)で買ったシェイク、うまかったがでかかった。
次はショッピングモールにちょっとだけ立ち寄ってくれた。
ええ、ほんとにちょっとだけね。
お次はPicnic Pointという、見晴らしのよい公園。
ココの花壇の花もきれいだった。さっきのとこで花を撮らなかったので
ココで撮っときましたよ。
高台だったんで見晴らしよし、夕方だったんでさらによし、てな感じ。
楽しい一日でした。

2000年9月24日、やっぱり晴れ。
午前中は特にすることもなく。各自準備。
何の準備かっていうと、この日はファームステイってことで
班ごとにお泊りに行くという日だったのですな。
“お泊り”というと語弊があるようだが、
終わってみたらあれはまさしく“お泊り”だったとワタシは思う。
余談を1つ、出発前に集合した部屋は余暇ルームとでも申しましょうか、
テレビがある部屋だったんですね。
いつもオリンピックを放送してたんだけど。ていうか
それぐらいしかわからなかったんだけど。
このときもそうでした。そして種目は女子マラソン!
そう、あのゴールをみんなで見てました。
あの時ワタシは“日本”を感じた。
だってみんなが一丸になって応援してたんだもん。
そんな感動のあとバスでみんなは移動です。
なんかよくわからないまま山登っていきました。
そんでもってバーベキューによる昼食会。
いろんなホストファミリーの方々を交えてね。
それから班ごとにホストファミリーの方にそれぞれ引き取られていきました。
ワタシの班には先生も加わってましたんで、
英語という不安は少なかった、少なくともワタシ的には。
“ファームステイ”というわりにはワタシらがお世話になったとこは
“ファーム”ではなかったんだけどね。
現役を引退して田舎暮らし(正確には山暮らし?)をしているお家でした。
ワタシ達は“ファーム”ではなく“自然”を体験したのさ。
まずしたことはwalking。なんか男性、女性に分かれてね。
道なき道をどんどん歩いたとも。
慣れてる人は早いね、どんどん先へいっちゃうよ、Mr.Hagedoorn。
周囲の植物とかの説明をしてくれつつどんどん歩いたさ。
途中で男性チームにあって交代、今度はワタシ達は
湧き水を目指して歩いたさ。こっちのほうが道なき道。
雨がまったく降らなくって乾燥していたとこなんだけど
湧き水のとこはシダとかコケとかあって雰囲気がかなり違ってたね。
ひんやりと涼しかったし。
お家に戻ったら先生を含む男性陣がどこかに移動。
どこに何しに行ったんだ?と思ってたら、
なんかすごい音が聞こえてきましたね。
なんと、銃を撃たせてもらってたのね。
そっちだけずるい〜、てことでワタシらも撃たせてもらったさ。
近くで見てるだけでもすっごい音がするんよね。
いざ撃ってみるとそれとはまた比にならないくらいすっごい音。
一発撃っただけで耳鳴りがすごかった。
使ったのは女性用の銃だったんで反動はほとんどなかったけどね。
男の子達は男性用のちょっと大きめの銃も撃たせてもらってました。
こっちのほうはけっこう反動があったとか。
体験して思ったことは、こんなものをバンバン撃ってる(?)
アメリカはすごい、ってこと。こんな衝撃&音のものが
そこらへんに転がってるなんて信じられないよ。
オーストラリアでも銃は普通の人は扱えないとか。
ライセンスが要るんだって。年齢とかもあるらしいし。
まあ、私有地だったんで。Mr.Hagedoorn氏はライセンスないそうですけど。
Mr.Hagedoorn氏の娘さんの旦那さんが元軍人だとかで
銃持ってたらしいです、ハイ。
この日の夕食はおいしかった〜。
パンプキンスープ、ローストビーフ、そしてデザートのケーキ。
とにかくうまかった!!!よ〜く食べましたよ、ワタシ達。
もちろんみんな手作りさ。
団欒のあと、夜の探索に出かけました。
夜の山道、歩きにくかったね、当然か。
野生動物には何にも遭えなかったけど、なかなか楽しかった。
ココのお宅は水は雨水、電気は太陽電池、という
自給的な暮らしをしてらっしゃる。
水が少ないんでワタシら全員がシャワーを使うなんてことは
できず、さっさと寝ました。
女性陣は家の前に隣接して立てられた小屋(?)の
屋根裏みたいなとこで、先生は家の中で、
男性陣は外のテントで、それぞれ就寝。
ワタシらのとこははっきり言って寒かった。特に明け方。
全部が壁で囲まれてるわけじゃなかったんでね。
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