宇宙の帝王の独り言



01/NOV

やっとこさ、ロケーション編が立ち上がったぞよ…、それも1回分だけ…。ロケーション編はキツイでかんわ…。何がって?…歩くからじゃよ…。
編集人のゴンダクレが、この宇宙の帝王の我輩に、「めぐりある記」をやらせるなんて……。そりゃあワシは帝王だけに、この宇宙のことで知らんことなんぞ、なぁぁんもないかんね。ワシ以外に適任者がおらんっちゅうのは確かだで。その辺はようみとる。
それにしても、ぜぇぇんぶ歩うてせにゃあならんとは……。しかしにゃ編集人が言うんじゃが…、単なるロケ地探訪じゃ、その道の大先達がHP公開してるし、ただでさえ自前のネタがないんだから、足でネタ拾ってくるしかないんだよ、ての…。そこまでいわれちゃ宇宙の帝王の名がすたるというものじゃの。全宇宙に君臨するこのワシが、ようけ見て廻るけんオンしらも気合ば入れて読むがよかですよ。
世田谷篇は住宅地が中心じゃったから、途中の休憩スポットとかが、あんまりなかったのう…、その辺がイマイチといえば今市じゃったナ。←帝王はGAGのつもりです(編註)
次回はワシ好みの寄り道が多い、赤坂・丸の内・銀座あたりにしようかのぉ……。お湯割がうみゃい季節になってきたからのォ!
ええかワレ、次も読まんと奥歯ギシギシいわしたるでェ!




07/NOV

今日はのう年金が出よったんで、神田の「まつや」に行ってきんたんじゃ。やっぱええのう…、「まつや」は…。昔ワシが手ほどきして文の書き方を教えた正ちゃんが好きや好きや言うてたのう…。そんなんこつ思い出しながらの独り酒もまた一興ってもんやにゃ。
あ、それとワシャ、そば味噌3回お替りするけんね…。




09/NOV

なんやて〜!
赤坂、銀座と違うんかい…。トホホ…や。木枯らし吹いてんねんぞ、そんなんに海っぺりかい!こん編集人は鬼じゃ、悪魔じゃ、宇宙の帝王じゃ…?それはワシじゃ!
しっかしのう、東京ゆうところは変化が激しいのう。ワシがこの間来た時には冥王星にしか生命体はおらんかったのにのう。ワシの好物の海苔をつくっていた海がいまやあの土地じゃからの…。
えっ?…今回は寄り道しなかったのかって。
シー…。
ここだけの話にゃがの、編集人のボケはドケチなんよ…。ワシなぁ、交通費もようけ貰えんのよ、ホンマのところ…。シルバーパス使こおてんねん…。それも闇で買うてきたんのをにゃ…。
でもにゃ羽田はにょ、今でも漁師の町での、うみゃい肴で酒が飲める居心地のええ居酒屋がえっぱいあるのだぞ。内緒、内緒でやぞ。飲んできたことが編集人のゴンダクレにバレては困るからにょ…。
穴守稲荷駅前の商店街には手打ちそばの「さか井」が中休みなしで頑張ってるにょ。北海道産のそばをヌキで購入して自家製粉してるんじゃからその良さは太鼓判だて。そば屋じゃなくて居酒屋やろって…?これは困るんにょ、ええ店は多いんじゃがいかんせん何処も狭いんじゃよ。この人気絶頂のワシが推薦したせいで店が壊れてはかなわんからの…。ヒントだけにしておくわ…。バス通りやの。見たからにオーラを発している店があるけんのぉ…。こんなんでええじゃろ、もう腰が疼いてかんわ…。



23/NOV

追加じゃと…?
ベイサイドにかい…。勤労感謝の日じゃぞ今日は。なのに行かなきゃならんのきゃい…。こらぁごつうでかんわ…。んで何処へ行くんにょ?…川崎の千鳥町と浜町…。あ〜こ汚にゃいアパートに隠れとった軟弱者のアジトかいにょ。…「!」…。ほうかい、ほうかい、川崎かい。(確か昨日からケイリン始まってるにょ)。しょうーがいにょ、編集人のためにからにょ、老骨にムチうって行ってくるぞヨ…。

その日、カワサキでは大穴を当てたオシリ頭が堀の内を借り切ったという噂が木枯らしとともに聞こえたような気がする…。



09/DEC

お…、なんや?…誰もおらんやないかい…、こりゃぁチャンスやでェ〜。
え…ワイでっか?こら皆さん、失礼いたしました。
ワイはな、イカルスティ−ニ・ウォモちゅうモンですねん。シモキタのイタ飯屋「トラトリア・ラ・イジゲンダッ」でオーナーシェフやらしてもろうてます。以後お見知りおきを…。ウチの店はええでっせェ〜。何がええてあぁた、材料がええ、シェフの腕がええ、VINOのリストがええ、それと取って置きがこれや、ワイの顔がええんやわァ〜。…え、何しに出て来たんやって…?…そうそう、それやがな!
今回の多摩川変な…、えっ「変」ちゃうやろ…「篇」じゃわい。スンマセンなァ〜ベタで…。何やっけ…、そうそう「セブンを撮った場所 そのB多摩川篇」な、BADOUんの爺さんが腰悪うして寝込みよったんで、ワイが行って来ましたんや。BADOUの爺さんなぁ、ここだけの話でっけど、ダンボール運んで暮らしとんですワ、マジで。そしたらな、ここんとこ急に冷え込んできたでっしゃろ、一発でアウトですわ。きっと今頃ガード下で震えてるっちゅうねん。
ええと、多摩川篇な、チョイ待ってや今読んでくるさかい…。
なんや編集人のビチグソ野郎!
ワイの渡したんと全然違うやないかい。いったいどないなってんねん!!!(怒)(怒)(怒)
SE(CLICK音)
マンマミ〜ヤ!…ビチグソ編集人や…。こらぁ見つかったらコトやさかい、いったん居ぬるとするワ。今度来たときにごっつう美味いもん喰わせる店紹介するから、待っててや!
もっとも、「トラトリア・ラ・イジゲンダッ」が一番やけどな!ほな、さいなら!


私の履歴書
氏名:イカルスティーニ・ウォモ(♂)
生年月日:1967年12月3日
職業:シモキタのイタ飯屋「トラトリア・ラ・イジゲンダッ」のオーナーシェフ(自称)
特徴:酒は一切飲めない、ワインの香りだけで失神してしまう。
    「ワイの血は120%がラテンの血や!」とのセリフ通りの怠け者。昼は休み。
口癖:マンマミ〜ヤ