#1「姿なき挑戦者」(制作5話)と同時進行で制作された円谷一監督の作品です。「ウルトラマン」では着ぐるみにスーツアクターが二人入る怪獣(ペスター、ドドンゴ)の回をカップリングで撮影し、特撮シーンの演出も買って出たほど、新しい特撮演出のあり方に積極的だった円谷一監督。セブン初作から操演宇宙人の登場や円盤との空中戦など、特撮の新たな機軸へ向けた実験的な試みを行っています。本編もさることながら、世界最高峰の「円谷特技操演」をじっくりと楽しむ回ともいえるでしょう。

制作6話
脚本:菅野昭彦
監督:円谷 一
特殊技術:高野宏一
STORY


空を行く旅客機。
「南極にある地球防衛軍科学センターから1機の超音速ジェット旅客機が飛び立った。目的地は日本、地球の頭脳と呼ばれているユシマ博士が乗っていた」(浦野光)
南極から日本に向けて飛行する超音速機。
機内でくつろぐユシマ博士。


そのころ、メディカルセンターでお茶会中のフルハシ、ダン、アンヌ。
「つまりそのぉ…、ユシマ博士が視察のために基地に滞在している1週間、オレに博士の身辺護衛をやれっていう命令なんだよ…。しかし、そんなボデーガードみたいな仕事…、オレ弱いんだヨ…」(フルハシ)
弱ったなぁ…、という感じでアタマを掻き掻きグチるフルハシ。
「いやぁ、そんなことはないと思うなぁ…。博士に万一のことがあったら、この基地の防衛力だってガタ落ちになってしまう。現に、博士は視察に来るんじゃなくて、本当の目的は別にあるっていう話ですよぉ…」(ダン)
コーヒーをすすりながらダンが答える。
「なんだい、その本当の目的というのは?」(フルハシ)
「なんでも、博士の発明したユシマダイオードを使って、この基地超遠距離レーダーをセッティングするんだそうです」(ダン)←保健室でサボっているように見えない?


超音速旅客機機内。
くつろぐユシマ博士の席へ機長がやってきた。
「ユシマ博士、飛行は順調です。基地へは予定通り3時きっかりには着きますよ」(機長)
「すると、あと10分足らずですね…。日本は懐かしいなぁ…。南極の氷の下の研究所に閉じこもっていると、尚更そういう風に感じるのかも知れませんね…」(ユシマ)
ホッとした微笑を浮かべた博士は、葉巻に火をつけようとする。
葉巻に火がつき、博士が美味そうに紫煙を吸い込んだ、その時…。
機体は瞬間光に包まれた…。しかし、次の瞬間にはまたもとの状態に戻っていた。
いったい何が起こったのだろうか…?
そして、ユシマ博士は無事に極東基地に到着した。


博士を出迎える警備隊。
「よぼよぼのおじいさんかと思っていたら、若いのねェ」(アンヌ)
「29歳。博士号を5つも持っているんだってさ」(ダン)
「すてきだわぁ」(アンヌ)
←調子のいいアンヌ。



基地の秘密エアポートに到着したユシマ博士と出迎えた警備隊員たちは、基地内連絡の地下鉄道に乗りこみます。これは当時の東京モノレールです。ユシマ博士を出迎えるシーンは、旧羽田空港ターミナルビルの地下にあった東京モノレール旧羽田駅で撮影されたのでした。64年9月、東京オリンピックの開幕に合わせて突貫工事で開通した東京モノレールは、かなり未来的な雰囲気を持った乗り物でした。同時期に開通した首都高速道路や新幹線など新たな時代を感じさせる都市交通を一跨ぎにしてコンクリート製の桁の上を疾走するのです。また、開通当時は海側の埋め立て地造成は始まっておらず、海上を飛んで進むような景観が得られたことでしょう。それまでの常識を超えた乗り物であったことは間違いなさそうです。
カマボコ型屋根が印象的なモノレール浜松町駅を高高架で発車すると、国電、東海道線、新幹線を跨ぎ、はるか高いところを並走します。田町駅付近で大きく左にカーブすると、高度を増し、首都高速を斜めに渡ります。モノレール最高高度地点の五色橋です。このあとは、時を同じくして開通した首都高速羽田線と仲良く運河に沿って軽快に走ります。開業当初はノンストップだったのですが、セブンのころには、大井競馬場前と羽田整備場が中間駅として開業していました。大井競馬場前に近づき、厩舎の臭いに閉口しながら進むと、やがて視界が開けてきます。羽田空港の敷地がすぐそこに見えてきました。急坂を転げ落ちるようにグングンと下降するとトンネルに入ります。多摩川河口部デルタの支流のひとつ、海老取川をくぐる河底トンネルです。このトンネルは、わが国初の沈理函工法で建設されました。いったん地上に出て、整備場を左手に見て、羽田整備場駅。新聞社の小型機の格納庫も近くでした。右手へ首都高速が離れてゆくと、再び地下に滑り込みます。そして、終点の羽田駅です。
羽田空港の沖合展開プロジェクトの進行により、東京モノレールもルート変更し、新ターミナルビル直下まで延長されました。94年、旧ターミナルビル地下にあった旧羽田駅は廃止となり、国有地のため、現状復帰工事、つまり、埋められてしまったのです。
高い走行地点、激しいアップダウン、乾いた人気のない景色、ハイテク技術の空港、さまざまな要素が、モノレールを未来的に感じさせていたのかもしれません。
セブンでは、もう1度、東京モノレールが登場します。進みすぎたハイテク社会を象徴する未来的な風景として…。



深夜、ユシマ博士の宿泊所。
建物全体が光に覆われ、時間が止まった…。
ユシマ博士の部屋では、テレビにビラ星人の姿。
「起きろ、ユシマ博士。起きるのだ」(ビラ星人)
起き上がったユシマ博士は、テレビを見る。
「我々はビラ星人。全宇宙の征服者だ。我々は地球侵略の手
下としてお前を選んだ。お前の乗ったロケットを時間停止光線で捉え、時間の進行を止めておいて、お前の頭にビラ星人の心を植え付けた。お前は体はユシマ博士だが心はビラ星人になってしまったのだ。これからは、我々の指令を忠実に守って、地球征服に協力しなければならない。わかったな」(ビラ星人)
無表情のユシマ博士。
「命令する。先ずユシマダイオードを出せ、…出すのだ」(ビラ星人)
いわれたままに行動するユシマ博士。
ユシマダイオードに光線を浴びせるビラ星人。
「よろしい。それから明日の朝、レーダーの心臓部を破壊せよ。わかったな」(ビラ星人)
うなずくユシマ博士。
「注意する。地球には人間に味方する宇宙人がいる。名前はモロボシダンという。この男に気をつけろ」(ビラ星人)
消えるビラ星人、そして時間停止も解除された。


翌朝、ユシマ博士を迎えにきたダンは、博士を後部座席に乗せて、運転しながら考え込んでいる…。
(…この男、本当にユシマ博士なのだろうか…。いや、間違いない。前に写真で見たことがある。…しかし、なぜ、あんなことを言ったのだろうか。僕が宇宙人だということを知ってたのだろうか…。まさか、そんなことはありえない…。いずれにしても注
意しなければ…)(ダン)
後部座席のユシマ博士は無表情のままだ。
←どんなこと言ったの…?
 つながり、どうなってんの…?
 こういうシーンって、回想とかでフォローしないの…?
 …?…は…じ…め…さ…ん…?…



読者様からの情報です。

  ダンの独白の「あんなこと」の内容が不明と指摘されていますね。実は決定稿、決定稿2に
  はダンとともにユシマ博士を迎えにきたアンヌが「昨夜はよく眠れましたか」と訪ねた際、博士
  が「地球防衛軍に宇宙人がいて僕の仕事を邪魔する夢を見た」と答えるシーンが存在します。
  このシーンをカットしておきながら次のダンの独白が脚本のままであるため、話がつながらない
  のです。ダンの独白も変更すべきでしたね。

  「消された時間」(決定稿2)の問題のシーン。(シナリオ抜粋:引用者註)
    (ホテル・正面玄関にて)
    アンヌ「博士、よくおやすみになれまして?」
    博 士「まあね。でも、疲れていたせいか、夢ばかり見ていたらしい……」
    アンヌ「博士のようなすぐれた科学者ってどんな夢をごらんになるのかしら?」
    博 士「(苦笑)いゃあ、ごくあたり前のつまらん夢ですよ。そうだ、昨夜は宇宙人の夢を見た
         な。地球防衛軍に一人だけ宇宙人がまぎれこんでいてね。そいつが僕の仕事の妨害
         をするんだよ」
     ダン、ギクッとなり、表情が変わる。

  このあとポインターの車内にシーンは変わります。

                     (2001年11月1日および2日にPACIRUGO様より頂戴しました)


まったくもって、PACIRUGO氏の指摘の通りです。
恐らくは編集の段階になって、尺の都合から1シーンまるごとカットしたものと考えられますが、脚本上の流れを断絶しておいて、次のシーンへ飛んでしまってはつながりもへったくれもないものです。
あまりにも無惨なカットです。本当に残念です。



レーダー室を視察するユシマ博士。
ある機器の前で立ち止まる。 ←変電所?みたい…。
「どうかなさいましたか?博士」(レーダー隊員)
「ダン君、これを第3回路にセットしておいてくれたまえ…」(ユシマ)
「わかりました」(ダン)
ユシマダイオードをセットするダン。
「これをひとつ替えただけでレーダーの感度はずいぶん違いますよ」(ユシマ)
だが、スイッチを入れると機器はスパークし、レーダー室には白煙が立ち込めた。
そして、レーダーアンテナの回転も停止した。
非常サイレンの鳴り響くなか、作戦室の電話が鳴る。
「キリヤマだ!どうしたというんだ一体?」(キリヤマ)
「まったく信じられません。レーダーが突然止まってしまったんです…」(レーダー室員)
「弁解はいい!すぐ修理にかかれ!レーダーは、防衛基地にとって、大事な目だぞ!」(キリヤマ)
「ウルトラ警備隊に非常招集がかけられた」(浦野光)


「諸君もすでに知っての通り、今日、基地内のレーダー装置が、突然故障を起こすという不祥事が起こった。原因はいまだに不明であるが、この防衛基地が、絶えず宇宙からの侵略の鷲に狙われていることを考えあわせると、単なる偶然とは、どうしても思えない節がある。特にフルハシ、ボデーガードとして何をやっておったか!」(ヤマオカ長官)
「私の責任であります。本当に申し訳ありません」(フルハシ)
「いやぁ、フルハシ隊員の責任ではありませんよ。私の考えでは、残念なことに、この基地には宇宙人のスパイが入り込んでいるようですなぁ…。ダン君、私の手から受け取ったダイオードを、あの時何かと、すり替えたんじゃありませんか?」(ユシマ)
「なんですって、博士!私がスパイだというのですか」(ダン)
緊張する作戦室。そして、沈黙……。
「博士、何の証拠があってそのようなことを…?」(キリヤマ)
「証拠…?レーダーが故障するという、重大なアクシデントが起きているじゃありませんか。…まぁ、私はあえて、この中にスパイがいるとは云いませんが…。明らかに私の仕事を妨害しようとする何者かの計画的な犯行であることに、間違いはありませんなぁ…」(ユシマ)
「ウルトラ警備隊は直ちに緊急非常体制に入れ!」(ヤマオカ長官)


緊急パトロールに出動するホーク3号。
「そのころ、はるか大宇宙のかなたから地球に向かって飛ぶ宇宙船団があった。だがウルトラホーク3号のレーダーは、その異変を捉えることは出来なかった」(浦野光)
地球のピンチだ!


基地内、廊下。
(ユシマ博士から目を離してはイカン…。彼は、僕の秘密を知り、ワナに陥れようとしているのだ…。何か企みがあるんだ。そうはさせんぞ…)(ダン)
「ダン!何を考え込んでるんだ…。ユシマ博士にあんなこと言われたからって、気にしない、気にしない。誰もスパイだなんて思っちゃいないよ…」(フルハシ)
←深刻な事態だよね…マムシさん?
「ユシマ博士は?」(ダン)
「機械室で作業中だ。ボデーガードも断って、独りぼっちだよ…」(フルハシ)
←ボデーガードとして、何をやっておるんだ!
「機械室だな」(ダン)
←心配してくれるフルハシにタメ口はないだろ…。


機械室の入口で警備する防衛隊員。
「待ってください。絶対この中には誰も入れてはいけないとの命令です」(勝部隊員)
「誰の命令なんだ?」(ダン)
「ユシマ博士の命令です。絶対にダメです!」(勝部隊員)



警備隊員を演じているのが、勝部義夫さんです。勝部さんは、東宝所属の俳優で、新聞記者や公務員(特に自衛官)などの役の多い人でした。セブンでは、オン・クレジット12回に加え、ノン・クレジットも1回あり、計13本に出演した一般防衛隊員の顔です。主に通信隊員役が多かったのですが、最初のうちは警備隊員でしたね。#3「湖のひみつ」では基地に潜入したピット星人の女の子の光線を受けて固まっていました。端整で理知的な顔立ちはいかにも公務員といった風貌です。このような雰囲気ピッタリの人が脇を固めると画面に俄然とリアリティが生ずるというものです。
勝部義夫隊員(#1、#3、#5、#7、#10、#16、#18、#21、#23、#26、#34)



焦ったダンは、透視能力で機械室の様子を窺う。
するとユシマ博士は、画面に映ったエビのような宇宙人と交信しているではないか!
「よくやったぞユシマ博士。レーダーの故障を利用して、我々の宇宙船は集結を完了した。総攻撃の準備はすでに整っている。お前はすぐに、ウルトラホークの発射台に行き、3つのウルトラ
ホークを徹底的に破壊しろ。防衛基地の混乱に乗じて、我々は一気に地球に突入する。ゆけユシマ博士!」(ビラ星人)
機械室を出てくるユシマ博士につかみかかるダン。
「見たぞ!」(ダン)
「博士!あなたは宇宙人に利用されているんです。目を覚ますんです!」(ダン)
ユシマ博士と揉み合うダン。通報を聞いてやって来たキリヤマ隊長たちが止めに入る。
思わずウルトラ・ガンを抜いてしまうダン。
ユシマ博士の前に立ちはだかるキリヤマ隊長。
「ダン、何をする!」(フルハシ)
「ユシマ博士は地球の大事な頭脳なのヨ!」(アンヌ)
「ダン、やめろ!」(ソガ)
ダンからウルトラ・ガンを奪うソガ。
「見たかね諸君。この男は僕を殺そうとまでしたんだ。これではっきりしたでしょう。この男こそ宇宙人なんだ。スパイなんだ!」(ユシマ)
「フルハシ、ソガ。…ダンを独房に監禁しろ!」(キリヤマ)
「隊長、違います!…この男の言うことを信じてはいけません!あとでひ
どい目にあいますよ!」(ダン) ←ひどい目って…?
フルハシとソガに連行されるダン。
「宇宙人は博士のほうです。離して下さい!」(ダン)
「ええぃ、こいつはだいぶ重症だなぁ……」(フルハシ)
独房に入れられるモロボシダン。
「フルハシ隊員!」(ダン)



地球人にはない透視能力を駆使して、事件の終結を図るダン(セブン)。自分たちの見える範囲の事実の蓄積を証拠として、事件の解決を模索するキリヤマ隊長たち地球人(というか当り前)。いくら優秀な能力であっても周りの人々の理解を超えた能力は否定され、そればかりか畏怖対象となり、排除されることもあるのです。キリヤマ隊長は、この教訓をセブンに教えるために独房に入れたんでしょう。つまり、地球では「出る杭は打たれる」ので「郷に入ったら郷に従え」という親心だったのです。さすが「窮鳥懐に…」の隊長です。隊長の真意を悟ったのか、以後、ダンはこのような行動はしませんでした。待てよ…、ということは、やはり隊長は……。



非常事態発令。
「宇宙船団来襲!全員戦闘体制に移れ!」(基地内放送)
「ウルトラホーク1号、出動スタンバイ!」(キリヤマ)
独房の檻の中のダン。
「おい!開けてくれ!開けてくれ!」(ダン)
応答はない。
廊下に空しく響く、非常事態ブザー音…。
意を決したダンはセブンに変身する。
そして、セブン、力まかせの牢破り…。



ダンはやむを得ず、独房のオリの中でセブンに変身します。ところが、変身スタイルが今回だけのシュールスタイルなのです。
「デュワッ!」の掛け声とともに両手で目を隠すように十字クロスします。そして、腕を戻すとウルトラ・アイが目に装着されているのです。まるで奇術師のようなアクションです。
いったいどういうことなのでしょうか…?



墜落した宇宙船から巨大ビラ星人が登場。
相対するセブン。
口の辺から怪光線を発するビラ星人。
バリアで防御するセブン。
決まり手:アイ・スラッガー。頭下部分ヨコ1/2。



ところで、セブンとビラ星人が戦う、赤い鳥居が並ぶ野原っていったい何処なのでしょう?
設定では、極東基地の東京側の二子山麓にある迎賓施設「コスモスホテル」の日本庭園なのだそうですが、勘違いハリウッドのような日本庭園ですねぇ…。しかも、ビラ星人のアタックを受けて倒れるセブンの背景には大都市があります。富士山麓からビル街は見えませんよねぇ…?
それにしても見事な操演の数々です。
サンダーバードばりの超音速機着陸シーン。
ウルトラホーク1号・3号VS宇宙船団の空中戦。
セブンVSビラ星人の格闘。
操演の極意ともいうべき素晴らしい動きです。いったい、ビラ星人には、何本のピアノ線がつけられていたのでしょうか…?



メディカルセンター。
正気に戻るユシマ博士。
「ここはどこです…。どうして僕はここに…?」(ユシマ)
「地球防衛軍、極東基地の中ですよ」(キリヤマ)
「私は、ロケットに乗っていたのでは…」(ユシマ)
←ロケットじゃないでしょ…。超音速ジェット旅客機でしょ!
「博士、あなたはビラ星人の陰謀に利用されたんです。あなたを自由に操って、この防衛基地を破壊させようとしてんです」(ダン)
「私がこの基地を?」(ユシマ博士)
「いいえ、博士が悪いんじゃありません、ビラ星人がいけなかったんですわ!」(アンヌ)
「ビラ星人も上手いことを考えたものだ。博士は警備の盲点だからねぇ…」(ヤマオカ長官)
笑いのなか、エンディング・ナレーションへ…。



「地球は今、再び平和を取り戻した。この平和がいつまでも続くように、宇宙人の侵略から地球を守るために、そして市民の生活を守るために、ウルトラ警備隊は、今日も活躍を続けているのです」(浦野光)

メディカルセンターシーン途中から始まる「ウルトラ警備隊の歌」のボーカル入りバージョン。オンエアでは唯一のものです。





ウルトラ警備隊の歌
作詞:東 京一  作・編曲:冬木 透  歌:マイスター・ジンガー

渦まく炎がうなりをたてて  燃える 燃える
ウルトラホークで大空へ  進め 進め
地球を守る警備隊  名づけてウルトラ警備隊

逆まく嵐がはやてにのって  狂う 狂う
ウルトラカーで大地をけって  走れ 走れ
地球を守る警備隊  名づけてウルトラ警備隊





ALIENS&MONSTERS



宇宙蝦人間:ビラ星人
身長:1m80p〜40m
体重:最大1万t
出身:ビラ星
武器:時間停止光線、 大宇宙船団
特技:テレビやスピーカーに自己の姿を投影できる
弱点:とても強そうには見えない





ACTOR&ACTRESS



ユシマ博士は山本耕一さん。
後に、NET(現テレビ朝日)「アフタヌーンショー」のレポーターとして活躍し、ザ・ぼんちの「そ〜なんですよヤマモトさん!」で一世を風靡した、あのヤマモトさんです。当時は、奥方の小林千登勢さんと新婚ホヤホヤで、ロケ先の宿舎から、毎晩毎晩ラブコール!これには、同室のキリヤマ隊長も当てられっ放しで、ボヤいていたそうです。





LOCATION



旧羽田空港駅(防衛軍基地内エアポート)
東京モノレール車内(基地内移動用モノレール)
世田谷区立体育館(ホーク発射台:本編シーン)
箱根(コスモスホテル)





EXTRA



地球防衛軍極東基地迎賓使節「コスモスホテル」の外部を夜間警備中の一般防衛隊員たちの車が、ポインターと同型車でした。ペイントは「TDFPO−12 MP」で、軍警察仕様らしく、屋根には赤色灯もあります。










                      





                「ウルトラセブン」ストーリー再録  第5話「消された時間」
                04/JUL/2001 初版発行  23/NOV/2001 第二版発行
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第
五
話
消
さ
れ
た
時間