観光地として一番日本になじみの深いバリ島。ガムランや舞踊など伝統芸能が現在進行形で生きずく島だ。バリにもカセット屋を探せば、地元のポップスがひっそりと置いてある。ポップ・バリの中心人物といえばイヨン・サギタが有名で、毎年何本かのカセットをリリースしている。ポップ・バリはガムランの要素とレゲエをミックスさせたものや、バリ語で歌ったダンドゥットなど多彩だ。バリに旅行された方はお土産にぜひ買ってください。

Yong Sagita / Hitomi(CT)
数多いイヨン・サギタのカセットの中で最高傑作といわれる作品。ガムラン・サンプリングとレゲエが上手くミックスされたアレンジで、いかにもバリらしい日本人ギャルの語りが入る。のほほんとしたイヨン・サギタボーカルも味わいがあり、今聞いても新鮮だ。

Canting Camplang /
Tuduh Ugug
(CT)
バリ・ガムランとスリンを大胆に使用した新世代ガムラン・ポップス。中部ジャワのチャンプルー・サリの影響と思われるメロディー・ラインや親しみのあるボーカル。プロデュースのニム・スディアナという人は全く知らない人だが今後も注目したい。
新しいバリ・ガムラン
NEW BALI GAMELAN MUSIC
Manikasant i/
Bronze Blossom
(CD)
掟破りですが伝統系を2枚入れときます。細野晴臣監修のガムランのCD。グループのリーダー、シンティのオリジナル曲や古典器楽曲を新しい演奏編成のマニカサンティーが繊細できらびやかなバリ・ガムランを聴かせてくれる。
Gong Geladag /
Resonance Meditation
(CD)
ガムランを演奏するゴング・グラダグは1920年代から続くグループだそうで、35年に今のガムラン・スタイルが確立されガムランの金属部分は当時のものを使用しているそうだ。驚異の192KHzという普通のCDの約4.7倍のサンプル・レートで録音されている