ARMAND MAULANA

DEWA BUDJANA

THOMAS RAMDHAN

BUDHY HARYONO
アルマンド・マウラナ
リード・ヴォーカル
1971年4月4日バンドゥン生まれ。
88年西ジャワ・フェスティバルでベスト・ボーカル賞を受賞。90年にネクスト・バンドに参加。LLCPのベスト・パフォーマンス賞を受賞。91年にトリオ・リベルスに参加する。92年にソロ・アルバム"カウ・テタップ・ミリク"を発表。
好きなボーカリスト:フィル・コリンズ、ケニー・ロギンス、サラ・マクラーラン、ジョナサン・ディビス、デビッド・カバーディル、クリシェー。
好きな食べ物:クルプック

デワ・ブジャナ
ギター
1963年8月30日バリ島生まれ。
80〜85年に参加していたスキレル・バンドでヤマハ・ミュージック・コンテストで優勝。89〜92年はスピリット・バンドで活躍。94年にインドラ・レスマナとジャワ・ジャズに参加し、ノース・シー・ジャズ・フェスティバルやトワイライト・オーケストラに出演。97年にソロ・アルバム、"ヌサ・ダマイ"発表。
好きなギタリスト:ジャック・レスマナ、ジョン・マクラクリン、ビル・フリーゼル。
好きな食べ物:クレポン

トーマス・ラムダーン
ベース・ギター
1967年5月5日バンドゥン生まれ。
ガンスモーク、ヘッドリン・バンド、エクシストなどに参加。セッション活動としてアンディ・リアニ、パイ、アングン、アティック・CB、オッピー・アンダラレスタ、クラ・プロジェクト、インドラ・レスマナなど多くのアーティストと共演している。
好きなベーシスト:ヤンス・マヌサマ、ジミー・スヘンドラ、ユケ・スメル、エルウィン・グタワ、ビリー・シーマン、スティング。
好きな食べ物:ナシ (ごはん)

ブディ・ハルヨノ
ドラムス
1962年4月4日チマイ生まれ
81〜85年ジャム・ロックに参加。スラバヤのジャルム・スーパー・ロック・フェスティバルでベスト・ドラマーに選出。85〜87年に参加していたグループ、クラカタウが85年のライト・ミュージック・コンテストで優勝しベスト・ドラマー賞を受賞する。87〜89年カリマタに参加。
好きなドラマー:ジェフ・ポルカーロ、スティーブ・ガット、ビーン・コラウィタ、チャド・ワッカーマン、ムリー、ジミー・マノッポ。
好きな食べ物:ガドガド

GIGI(ギギ)プロフィール
1994年3月24日にギターのデワ・ブジャナ、バロン、ボーカルのアルマンド・マウラナ、ドラムスのロナルド、ベースのトーマスの5人で結成される。デビューアルバム『アンガン』は初回アルバムにして記録的な大ヒット作になる。まだ方向性が定まらず曲によって完成度にバラツキはあるものの、デビュー・アルバムらしいフレッシュなサウンドが魅力だ。そして95年に発売されたセカンド・アルバム『ドゥニア』はキャッチーなメロディを持った「ジャンジ」が大ヒットして40万枚のセールスを記録した。同じ年、ギギはインドネシア・ゴールデン音楽大賞のロック・グループ最優秀賞を受賞。 95年にバロンが抜けメンバーが4人となって3枚目のアルバム『3/4』を発表。96年にはアメリカを含む59箇所でコンサートを行い、活動の場がよりグローバルに広がった。97年ギギはレコード会社を移籍し4作目のアルバムとなる『2X2』を発表。ドラムスがロナルドからブディ・ハルヨノにベースがトーマスからオペット・アラタスにメンバー・チェンジ。初のアメリカ・レコーディングを行った意欲作だ。ミスター・ビッグのビリー・シェハンやフィル・コリンズのブラス・セクションなどが参加してサウンドが厚みを増しグレード・アップ。デワ・ブジャナのフラメンコ風ギターやバンジョー、ブディのパーカッション、アコースティックなR&Bなどギギのアルバム中ではサウンドが一番多彩。そしてその年100回以上の精力的なコンサート・ツアーを行い、名実ともにインドネシアのトップ・グループとなる。98年ギギは5枚目のアルバム『キラス・バリク』を発表。あのティティック・プスパが詞を提供した「リンドゥカン・マラム」を含む話題作だ。マレーシアでもプロモーション・コンサートを行い、アルバムがベストセラーとなる。同年マレーシアのアルバム大賞を受賞している。同じ年にインドネシアのミュージック・アワードAMI(Anuggerah Musik Indonesia)で最優秀グループ賞、最優秀ボーカル賞、最優秀歌曲賞、最優秀アルバム・デザイン賞などいくつもの分野に渡って賞を受賞した。またインドネシアが経済危機の渦中、68回もの国内ツアー・コンサートを成功させて話題となる。そして99年インドネシアの経済危機が深刻さを増す中でギギは6枚目のアルバム『バイク』を発表。発売2カ月で60万枚の好セールスを記録。ベースに再びトーマス・ラマダーンが戻った。そして2000年8月15日に初来日。度肝を抜かれたアルマンド・マウラナの激しいステージ・パフォーマンス。魅力的な力強いボーカルやインドネシア人ならではの人なつこいMCなど優秀なエンターティナーとしての才能を感じた。様々な音楽を吸収した中から生まれた繊細な音色のデワ・ブジャナのギター、数々のセッションで身に付けたトーマス・マムダーンのベース・テクニックとエネルギッシュなパフォーマンス、シャープなドラミングと縦横無尽のパーカッション・テクニックやギター・ソロでマルチ・ミュージシャンぶりを見せてくれたブディ・ハルヨノ。インドネシアNo.1ロック・バンドの実力とカッコ良さを感じたコンサートであった。
Text by Osamu Yoshioka