紫野社会福祉協議会TOP 紫野学区だより 紫野町づくり委員会 紫野各種団体協議会 お問い合わせ

平成20年度時代祭 趣意書
平成18年7月1日    
紫野学区時代祭委員会 
  会   長   松井  正春
実行委員長 石崎伊佐雄
 学区民のみなさまには、益々ご壮健のこととお喜び申し上げます。
平素は、学区及び学区内発展のため格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 京都市の三大祭りの一つ時代祭は、全京都市民の町衆から構成される平安講社が主催し、各学区の輪番制によって運営される伝統ある祭りです。紫野学区は第一社に所属し、「延暦文官参朝列」の供奉(くぶ)を担当します。
 昭和60年にこの大役を、学区の先達様、皆様のお力によって立派に果たされました。次回の紫野学区当番は、平成20年10月に廻ってまいります。当学区と致しましては、準備会を重ね 紫野各種団体協議会を中心に運営のための「紫野学区時代祭委員会」を結成致しました。前回当番時の資料、近隣の情報などを基に検討した結果、何よりも重要な問題は、約150名からなる行列などと それらに関わる諸経費などの費用の調達です。おおよそ350万円〜400万円の資金が必要になると見込まれます。
 この資金の調達方法を協議しましたところ、今回は下記の方法でお願いし、集めさせて頂こうということになりました。

1、平成18年度、19年度、20年度、3ヶ年かけて集める事する。
2、学区民皆様のご協力とご奉仕をお願いし、3年間の間に世帯数に応じた 目標額のご寄付を各町内単位でお願いする。
 (現在紫野学区52ヶ町、3349世帯)
3、篤志社のご寄付をお願いする。

 以上3項目の方法でお願いします。
 時代祭を成功さすため、何卒 ご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。
 なお、この趣意書は各世帯に配布し、時代祭についてのご案内と紫野学区時代祭委員会役員の詳細は、各町内組ごとの回覧とさせて頂きます。
 各町内新年度の予算組にも ご考慮頂けるようでしたら、大変ありがたく思います。

平成20年の時代祭について
平成18年7月1日      
紫野学区時代祭委員会 
会   長   松井  正春
実行委員長 石崎伊佐雄
 この山美わしく、水清き山城の地に「平安京」が遷都されたのが 延暦13年10月22日であります。即ち、「京都」の始めであります。京都市民は、この始祖神「桓武天皇」の御高徳を深く慕い仰いで、遷都より1100年に当たる明治28年天皇の神霊をおまつりし、「平安神宮」が創建されたのであります。また、昭和15年には、平安京最後の「孝明天皇」を合わせまつられ、京都市の総鎮守として益々全国民の崇敬を集めている次第です。明治28年平安神宮が鎮座されると共に、全市民一丸となって結成された崇敬団体の「平安講社」が組織され、その事業の第一として、10月23日平安遷都の記念日に御神幸の祭儀を執行することになりました。これが「時代祭」です。


(写真;京都新聞より)

 平安講社の組織については、京都市の全学区を一社より十社に区分し、一社一時代の行列を担当し、京都市の全学区が、いずれかの社に属し「輪番制」によって一時代の行列を受けもつものであります。この制度は、京都市民の郷土愛の精神から自発的に生まれた伝統の美風でもあります。
 私達紫野学区は、第一社に属し、時代祭の行列で最も重要な古制度の「延暦文官参朝列」を受け持ち担当することになっております。去る昭和60年にこの大役を紫野学区民皆様方のご協力により、立派に果たされました。以来20年が経過しまして、来る平成20年に再度当番が廻ってくることになっております。今回も、紫野学区民の総力を結集して輪番制の当番を遂行しなければと思っております。

 京都が日本人のふるさととして 多くの人に愛され親しまれ、また 世界的な文化観光都市として「京都」の名を高め称賛されていることは、多くの文化遺産に恵まれ、優れた文化財を護持しており なお1200年の都としての風土の中に培われた、京都の伝統行事を守り育ててきた京都人の心意気が、今日の京都たらしめた所為であろうかと思います。
 こうした意味からも京都全市民の参画によって執り行われる「時代祭」は、欠かすことの出来ない京都の伝統行事であります。先腎が残された立派な文化遺産を後世に伝えるためにも、京都の繁栄のためにも、また 学区の意気高揚のためにも、そして 紫野学区の名誉にかけて平成20年の時代祭を成功させたく存じます。
 皆様の一層の深きご理解と御協力を賜りたくお願い申し上げます。




     (写真:京都新聞より)

紫野学区時代祭委員会(敬称・団体名称略)

会 長    松井正春(紫野社協会長)
副会長    林 政則(紫野社協副会長)
       鈴木源太絽(共同募金会会長)
       塩見健蔵(紫野町内会長会会長)
実行委員長  石崎伊佐雄(紫野神社奉賛会会長)
実行副委員長 山田敬一(紫野アルタ−クラブ・日赤会長)
会 計    田辺広子(紫野社協会計)
       林 真弓(紫野各団会計)
監 査    田邊照明(紫野保険会会長)
       石田嘉孝(紫野会館協議会会計)
委 員    (団体名略・順不同)
       門谷嘉文  山下秀樹  小林きみ子  野村勝三  箕浦修一
       廣橋重雄  大西貞子  角岡恵美子  梅原規宏  岡藤茂吏
       澤田昌之  駒田 浩  黒木雄平  山下恵三  村山昭治
       井上継敏  人目保雄  吉田 宏  矢野靖文  田中研一
       桃井良夫  梅田 潔  藤井永三  森岡圭介  渡辺智生
       金村己鎬  小林松次  倉内義典  森川篤志  宇野文雄
       井上京一  力丸彰一  川勝武士  九鬼隆一  加藤千里
       本田 勝  本田政行  天野龍二  中川 明  吉岡 稔
       加島一彦  田中健司  西海邦彦  大槻博之  鈴木庄三郎
       川勝博之  中本房夫  竹村 忠  日下部育男  鈴木 誠
       高畑行夫  國定 孝  梶田 学  吉川 進  辻  均
       吉田 巧  高島孝光  西垣庄三郎  粟谷勝也