当院では、Angioまえに必ずMRAを施行しています。 MRAにて最適な角度がわかりますのでその角度に合わせて撮影をしていました。 現在では回転DSAを導入しましたのでルーチンで正面、側面、回転DSAを施行しています。 脳動脈流に関してはクリッピング、IVRにしろNeckの有無と径が重要になってきます。 動脈瘤の好発部位の資料はありますが発生機序に個人差がありますので部位による撮影角度の特定は難しいと思います。 主要血管の走行がわかれば圧力の大きい部位に動脈瘤が発生しやすいことを考えてCase By Caseで角度を設定するしかないと思います。 解剖学的な知識と感覚が重要になってきます。 また、もし動脈瘤の部位による撮影角度の資料があったとしても、 撮影する患者さんにとって最適な角度かどうかは疑問が残りますので私は使いません。かわにょん