QTE15への
Return2 2001.4.21 14:21
顆間窩撮影でこの撮影法でとれば膝がフィルムにあたらないので痛くは無いのでしょうか? 患者を伏臥位にし、下腿を40°あげて頭尾方向40°の角度で脛骨粗面に入射すれば綺麗に撮れますよ!
患者が痛みを訴える意味がカセッテに当たった膝の部分であれば側臥位での撮影を考えてみたらどうでしょうか? また、膝の屈曲困難を訴える場合は仰臥位とし足側から60°管球を傾け入射するしか方法はないと思われます。 (かなりの歪みが生じますのであまりおすすめできませんが) 30度でも屈曲が可能な場合は仰臥位で膝を屈曲させ(30°)足側から入射すれば良いと思います。 ただし、膝とフィルムの間がかなり開いてしまうため拡大ボケを防ぐためFFDを大きめに設定した方が良いと思います。 いづれにしても、大腿骨に対し60°の角度で入射すればある程度情報のあるトンネルビューがとれるわけですから色々工夫してみてください。(かわにょん)