QTE7へのReturn 1999.5.26 0:10
『脇の下にフィルムをおいて』と言う事ですが、当院では逆に脇の上すなわち肩の上側に置いて撮影する堀尾重治氏のWest Point法で行なっています。とても安定した画像が得られるのでお勧め致します。
軸方向撮影(West Point法)
体位患者は背臥位(A-P)。検側上肢を90°外転,回旋中間位で撮影する

中心X線 肩甲骨内側縁と平行で、かつ下方に25°傾け腋窩をめがけて入射する

本法は関節窩の形態,関節窩前下方部の変化,骨頭の安定度の観察に適している

軸方向撮影(West Point法)は、堀尾重治氏『骨・関節X線写真の撮り方と見かた』より転載しました。
以上、参考になれば幸いです。Akio Kose




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