堀尾重治氏著 『骨・関節X線写真の撮りかたと見かた』より 医学書院 P120 5.内耳道撮影(ステンバースStenvers法)(図207) 体位;患者は腹臥位。頭は正中面を検側方向へ45°,ドイツ水平面を頭側へ12°傾け,顎関節の直上にある頬骨弓上窩をフィルムの中心に合わせる。 中心X線 フイルムの中心をめがけて垂直に入射する。 本法は内耳道,錐体尖端蜂巣ならびに迷路周囲蜂巣の観察に適している(図208)