中日友誼林基地では、樟子松42000株、25haの実施。また前年植栽箇所の補植5000本実行されました。
試験植栽基地では、10種類、1100本の木が植栽されました。面積は1haです。
青少年基地には、次代を担う青少年の環境教育のために、花灌木1100株植栽されました。ここには、2001年に松の大苗が700株植えられています。
なおハイラル地区の植林は本年大きく前進し、三北防護林、退耕還林政策等により、2002年春期は、延べ20万人の動員、日本円で1億円の資金を投入して、呼緑協を含め2700haの植林が実行された。
規模としては、平年の3倍といわれている。
11. 平成13年11月友誼林基地において海拉爾市の各部局、軍、学童等の全面的な参加のもと冬期植林が実行されました。呼緑協による植林活動が地域ぐるみの運動・活動に発展してきたと言えるでしょう。
呼緑協側は、福田会長のほか、鈴木、竹内の各氏及び現地駐在の長南所長です。
海拉爾市は生態大会戦と名付けて植林を推進しています。
冬期植林の全体内容は、樟子松4万本、ポプラ1万本とのことです。
呼緑協と海拉爾市が連携して行った冬期植林は、中日友誼林基地において樟子松大苗(8年生)10ha、8,300株でした。
このほか、青少年植植教育地に樟子松(大苗)700本、1haが植えられました。
以上により、平成13年は、春期植林とあわせ、36ha、60,000株の植林が行われました。
うち10,000株は黄槐(2m)が冬期植林地に樟子松と混植されています。
以下の写真は平成13年11月7日撮影のものです。
なお、これらの状況については、平成13年12月10日、代々木の森の教室における、冬期植林報告会で説明されました。
当日は福田会長ら呼緑協一行と日中林業技術交流団(団長小澤)が現地で合流したため大変にぎやかな除幕式になりました。
9. 平成13年6月25日、呼緑協現地(内蒙古自治区ハイラル市)駐在員長南一夫さんによる帰国報告会がおこなわれました。
6月25日、午後6時から、代々木の森の教室内、呼緑協事務局で、行われ、本年春季植林の詳細な状況が報告されました。
春季植林については、5月17日開催の鈴木副会長による報告会で全体的な報告があり、主力植林樹種である樟子松(植栽写真は既に本欄に掲載済み)についての植栽方法等についての詳しい報告があったほか、呼緑協の植林地ではありませんが沙棘の挿し木苗の機械植林で1日一組3人チームで、6ヘクタール、約8000本の高能率植林が実行されていることについての説明もありました。
右粛ハイラル市林業局長、中長南さん、左孟林業局員
(以下参考) 挿し木苗の機械植林、2人が植え付け作業を行っている
作図は長南さん
挿し木苗(沙棘)の植え付け機械への装てん
造林基地
写真撮影は長南さん
8. 平成13年5月26日、27日の2日間にわたって開催された、第18回森林の市で、呼緑協の活動状況の写真が展示されました。
展示の準備は5月24日、代々木の森の教室内の呼緑協事務局で、福田会長をはじめ、鈴木、辻村、平木、小澤、竹内が集まって行い、26日は早朝から、代々木公園B地区内の会場の、森林塾同人会テントで鈴木、小澤らが展示の作業を行い、その後2日間にわたり、交代で辻村、平木、竹内の諸兄が来訪者に状況の説明を行いました。テントには林野庁長官、加藤林野庁次長その他大学生など大勢の来場者があり、ホロンパイルの風土や緑化について深い関心を持っていただきました。
以下に若干の写真を掲載します。
ハイラル市内を流れる伊敏川の結氷状況(11月4日)
氷上で福田(右)及び小澤
大苗木(8年生)仮植地での堀取り作業(1人1日10〜15本)
堀取り作業に小澤チャレンジ、硬く凍った土は鶴嘴も簡単には受け付けない
根株の直径約40センチ、掘り取った苗木を抱える福田
植栽地に運搬された苗木と直径50センチの植え穴(植え付けは1日30本)
植栽風景、左は指揮を執る粛ハイラル市林業局長
植え付け終了の状態、直径1メートルの囲いを作り注水する、
水量は植え付け時30ないし50リットル、翌春以降も行う(翌年5〜8回)、その後は年1回
植栽後の樟子松を前にしての記念撮影
手前は記念植樹の樟子松、後方は黄槐苗木5000本の植栽(苗木代を呼緑協寄贈・労力は海拉爾市提供)