呼緑協活動計画及び活動状況


12. 平成14年春期植林報告会が鈴木団長ほかにより、5月20日に行われました。
   また、7月30日長南駐在員による報告会がありました。


中日友誼林基地では、樟子松42000株、25haの実施。また前年植栽箇所の補植5000本実行されました。
試験植栽基地では、10種類、1100本の木が植栽されました。面積は1haです。
青少年基地には、次代を担う青少年の環境教育のために、花灌木1100株植栽されました。ここには、2001年に松の大苗が700株植えられています。

なおハイラル地区の植林は本年大きく前進し、三北防護林、退耕還林政策等により、2002年春期は、延べ20万人の動員、日本円で1億円の資金を投入して、呼緑協を含め2700haの植林が実行された。
規模としては、平年の3倍といわれている。
   

11. 平成13年11月友誼林基地において海拉爾市の各部局、軍、学童等の全面的な参加のもと冬期植林が実行されました。呼緑協による植林活動が地域ぐるみの運動・活動に発展してきたと言えるでしょう。

呼緑協側は、福田会長のほか、鈴木、竹内の各氏及び現地駐在の長南所長です。
海拉爾市は生態大会戦と名付けて植林を推進しています。
冬期植林の全体内容は、樟子松4万本、ポプラ1万本とのことです。
呼緑協と海拉爾市が連携して行った冬期植林は、中日友誼林基地において樟子松大苗(8年生)10ha、8,300株でした。
このほか、青少年植植教育地に樟子松(大苗)700本、1haが植えられました。
以上により、平成13年は、春期植林とあわせ、36ha、60,000株の植林が行われました。
うち10,000株は黄槐(2m)が冬期植林地に樟子松と混植されています。


以下の写真は平成13年11月7日撮影のものです。
なお、これらの状況については、平成13年12月10日、代々木の森の教室における、冬期植林報告会で説明されました。







10.平成13年9月5日、海拉爾市中日友誼林基地で「中日友誼林」碑の除幕式が行われました。

当日は福田会長ら呼緑協一行と日中林業技術交流団(団長小澤)が現地で合流したため大変にぎやかな除幕式になりました。




9. 平成13年6月25日、呼緑協現地(内蒙古自治区ハイラル市)駐在員長南一夫さんによる帰国報告会がおこなわれました。

6月25日、午後6時から、代々木の森の教室内、呼緑協事務局で、行われ、本年春季植林の詳細な状況が報告されました。
春季植林については、5月17日開催の鈴木副会長による報告会で全体的な報告があり、主力植林樹種である樟子松(植栽写真は既に本欄に掲載済み)についての植栽方法等についての詳しい報告があったほか、呼緑協の植林地ではありませんが沙棘の挿し木苗の機械植林で1日一組3人チームで、6ヘクタール、約8000本の高能率植林が実行されていることについての説明もありました。


右粛ハイラル市林業局長、中長南さん、左孟林業局員


(以下参考)  挿し木苗の機械植林、2人が植え付け作業を行っている



作図は長南さん



挿し木苗(沙棘)の植え付け機械への装てん



造林基地  

写真撮影は長南さん


8. 平成13年5月26日、27日の2日間にわたって開催された、第18回森林の市で、呼緑協の活動状況の写真が展示されました。

展示の準備は5月24日、代々木の森の教室内の呼緑協事務局で、福田会長をはじめ、鈴木、辻村、平木、小澤、竹内が集まって行い、26日は早朝から、代々木公園B地区内の会場の、森林塾同人会テントで鈴木、小澤らが展示の作業を行い、その後2日間にわたり、交代で辻村、平木、竹内の諸兄が来訪者に状況の説明を行いました。テントには林野庁長官、加藤林野庁次長その他大学生など大勢の来場者があり、ホロンパイルの風土や緑化について深い関心を持っていただきました。
以下に若干の写真を掲載します。









7.平成13年春季植林実行・鈴木副会長5月15日帰国
報告会は5月17日、代々木の森の教室内・呼緑協事務所で行われました。
内蒙古・ハイラル市・中日友誼林基地での春季植林の植え付けが終了しました。
植栽樹種は樟子松、面積25ヘクタールです。樟子松小苗41,000本。
黄槐(2m)7ha、10,000株。
鈴木満義さん撮影の写真を紹介します。
5月7日実行の様子です。
植栽方法は先ず機械で溝切りを行い、溝の中に2年生のマツの小苗を植え付けていきます。
風の害を防ぐため、苗の頭は溝の中に納め、灌水した水分を確保するため、溝は埋め戻しはしません。











6.平成13年度春季植林関係者出発
春季植林実行のため、NPO法人呼緑協鈴木副会長及び長南現地駐在員その他ボランティアの一行が5月6日、成田空港から内蒙古ホロンパイルのハイラルに向けて出発します。
ご活躍を祈ります。


5. 呼緑協理事会(総会)
平成13年4月26日、呼緑協理事会(総会)が呼緑協事務所(代々木の森の教室内)で開催され、平成12年度会計・事業報告及び平成13年度事業計画が審議され了承されました。
植林事業については、12年度に引き続き本格的に行われます。
このため13年度は現地駐在員の派遣も行われます。
なお砂漠化草地の植林のほか、現地小学校における将来の環境・緑化人材の育成に役立たせるため、校庭に花壇の整備を行うことも事業計画に組み込まれています。






4.長南さんおめでとう
呼緑協の会員(森林塾のメンバーでもあります)の長南一夫さんは、全日空の機長を長年務められましたが、2年前の退職を機に森林・林業の勉強を志し、岐阜県立林業短期大学校に入学し、平成13年3月5日抜群の成績で卒業されました。何年ぶりかの「金時計」を受賞されました。
今後は、ホロンバイルの海拉爾市で呼緑協の植林活動の先頭に立って活躍するため、現地駐在員としてこの5月に赴任する予定になっています。


3. 2000年(平成12年)の樟子松冬季植樹造林(冬季植林)(8,250本、10ヘクタール実行予定)実施に際し、11月2日〜6日まで中国内蒙古自治区海拉爾(ハイラル)市に呼緑協から福田、小澤の2名が参加しました。
 この時期、例年気温は零下20度程度に低下するということですが、本年は史上初めての高気温ということで、11月4日までの、最低気温は零下14度ということです。
 植林実行立ち会い日の11月4日(土)の気温はおおむね零下10度前後とのことでしたが、風もあり、小雪が舞う現地の体感温度はもう少し寒く感じられました。(11月4日)


ハイラル市内を流れる伊敏川の結氷状況(11月4日)


氷上で福田(右)及び小澤


大苗木(8年生)仮植地での堀取り作業(1人1日10〜15本)


堀取り作業に小澤チャレンジ、硬く凍った土は鶴嘴も簡単には受け付けない


根株の直径約40センチ、掘り取った苗木を抱える福田


植栽地に運搬された苗木と直径50センチの植え穴(植え付けは1日30本)


植栽風景、左は指揮を執る粛ハイラル市林業局長


植え付け終了の状態、直径1メートルの囲いを作り注水する、
水量は植え付け時30ないし50リットル、翌春以降も行う(翌年5〜8回)、その後は年1回


植栽後の樟子松を前にしての記念撮影


2.今後1年間の協定を呼緑協と海拉爾(ハイラル)市側と締結しました。
 内容は、12年10月15日から11月15日までの間の冬季植林として樟子松の大苗植栽10ha、13年4月から5月の春植で樟子松の小苗及び花木の混植栽で35haを実行することになりました。
 呼緑協からの参加者は福田、鈴木、辻村、平木、竹内、小澤の6名です。 (9月2日)


協定書調印式、左は姜海拉爾市長、右は福田呼緑協会長

1.平成12年8月28日から9月3日まで代表6名が北京経由で海拉爾市を訪問し、植林予定地の調査及び植林開始に当たっての記念植林を実行しました。(8月30日)






手前は記念植樹の樟子松、後方は黄槐苗木5000本の植栽(苗木代を呼緑協寄贈・労力は海拉爾市提供)


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