東濃ヒノキの特性(品質)



東濃桧の特徴

1.良質な原木
   80年生以上・年輪幅が均一・真円・通直である。

2.卓越した製材技術と厳しい選別
   良質な原木を一旦製材した後、十分に乾燥させ不良材を除去した後再度製材する(二度挽き)ことにより、製品の寸法精度の向上を図るとともに、厳しい等級選別により信頼性を確保している。

3.美しい色合いと艶、そして粘り
   東濃桧は淡いピンク色で時が経つほど光沢が増す。 また香りがよく、粘りがあって強度的にもすぐれている。

4.ブランド化
   戦後のつくればなんでも売れた時代にあくまで買い方の立場を尊重し、正しい寸法・乾燥により高品質の製品を市場へ安定供給した結果、昭和30年代から40年代の極めて短い期間にブランド化を達成した。


東濃桧品質管理センターの設立

 平成3年に設立され東濃桧の品質維持に貢献している。
  

 具体的には、管理センターが定める製造基準(二度挽き、仕上がり含水率20パーセント以下など)の遵守及び製品には東濃桧の認証ラベルを貼付を行って高品質の維持及び容易な識別が行われるようつとめている。



認証ラベル(実物寸法は5センチメートル角)



東濃桧の展示即売会


展示即売会は岐阜県東濃桧品質管理センターが主催し、毎年中京圏を中心に開催されている。
平成11年からは関東地域での開催の計画がある。




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