ばんえい競馬 (北海道・旭川競馬場)
2001年5月14日 

 

行ってまいりました!ずっと見てみたいと思ってた「ばんえい競馬」
体重は1トンある馬(ばんば)が、何百キロものソリを曳く、
世界でも北海道にしかない競馬です!幾つもの重賞レースを勝つ
ような馬になると、自分の体重くらいもあるソリを曳くそうですっ。

旭川競馬場は普通の平地のレースも行われるためダートのコースもあります。
夏にはナイター競馬が開催されます。
その内側にばんえいの直線のコース(200m)があります。
写真ではわかりずらいですが、背景には大雪山が広がり、いい景色です。
とてものんびりした雰囲気です。

パドック

やはり、でかいです(^^)太い首!脚!

 

 




ばんえいにパドックがあって、しかも騎手が
騎乗するって、けっこう驚きました(^^;

騎手が騎乗すると引いてた厩務員さんは離れます。
ばんえい競馬に、足をかける「あぶみ」は必要ないので
騎乗しても、騎手は足をぶらんとさせたまま。

ほとんど、はだか馬に乗ってるような感じです。

 

騎乗するときがまたすごい!
誰の手を借りる事なく、まるでスパイダーマンのように
または棒高跳びを跳ぶように、ひらりっといとも簡単に
馬に乗ってしまします。

(写真を撮ってないのが大変悔やまれます・・・。すみません)

乗馬に行って、あぶみがあっても騎乗するのに一苦労な
私には、信じられない光景に驚愕いたしましたΣ(゚□゚)

 

 

 

本場馬入場 

 

 

 

 

 

スタート地点で、ソリを装備してスタートを待ちます。

 

 

 

 

スタート!
一斉に馬達が走りだします。

 

 



首を伸ばして、前へ!
頑張れ!

 

 

 

ばんえい競馬のコースには、大小2つの「ヤマ」
(障害・坂)があります。

1つ目は高さが1m、2つ目は1.45〜1.7mあります。
(競馬場によって違います)

1つ目のヤマは、なんなくクリア。

 


しかし!勢いそのままに2つ目のヤマを
越えるのは無理!手前で呼吸を整えます。
このペース配分
が騎手の腕の見せどころ!

←障害を前に横一線に並ぶ姿に思わず
「おぉ!?」と呟いてしまいました(^^;

 

さて、最初にヤマを越えるのはどの馬か!
迫力があります!

もともと重い荷物運びは大得意なお馬たち
頑張ってます。
スタンドのファンもつい、頑張ってる馬たちと一緒に
なって、スタンドを右から左に、ゴールまで走って
しまいます(笑)
 
厩務員さんたちも、スタートしてゴールまで、自分の
馬と一緒に、コースの外を併走するんです(^^)

 


直線!ラストスパート!ばんえい競馬の「ゴール」は
ソリの最後部がゴールラインを通過した時です。

ゴールして、ソリを列車の上に運ぶまでがお仕事
です。
地面を掘って、そこにレールが作られてます。
ソリの移動はすべてこの列車(?)で行います。

 

 


リタイヤするお馬も・・・

雪は沢山降る冬場は、レースがありません。
シーズンが始まって、まだ少し調教不足だったりして
どうしても、障害を越えられない馬もたまにいます。

このお馬も、他馬がゴールしてもまだ2つ目の障害を
越えられずにいました。残念ですがリタイヤ。

 

ばんえい競馬では、ファンサービスとして、事前に競馬場に連絡すれば、ゴール地点での
写真撮影をさせていただけるという事で、今回、私も撮影させていただけました(^^)

 

 

                           
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