2000.12.14 リバーダンス2000 大阪城ホール
待ちに待ったこの日がやって来ました。1枚のCDがきっかけではまってしまったリバーダンスですが、その大阪公演の初日です。といっても、この時点で私はまだチケットを持っていませんでした。以前にチケットぴあなど、いろいろ当たるだけ当たってみたのですが、どこも完売状態で半分諦めていました。仕事が終わり、行っても入れないかもしれないことは覚悟の上で、とりあえず大阪城ホールへ向かうことにしました。
JRを降りると、そこにいたダ○屋さんが次々に声を掛けてきました。「兄ちゃん、チケット余ってへんか〜?」とのこと。ダ○屋さんもチケットを入手しづらいリバーダンス、などと考えながらホールに着いて、そこにいた会場のスタッフに恐る恐る声を掛けてみました。「当日券って、ありますか?」すると、「立ち見で良かったらありますよ。この奥の売り場に行って下さい」とのこと。天にも昇るような気持ちでした。
チケットを購入してホールに入ると、開演直前だったこともあり、会場内はすでに満員でした。ネスカフェが協賛しているので、どこかでコーヒーを飲めると聞いていましたが、そんな余裕はありません。係員に誘導されるままに一番うしろの席、というか立ち見なので一番うしろのスペースに行きました。尚、ゆかには「立見のお客様はこれより前に出ないで下さい。」の文字が。。。(涙)
場内が暗くなり、いよいよ開演です。聴き覚えのあるイントロと、英語のナレーションが始まりました。そして最初の「ダン」というタップ音を聴いた瞬間、感動で鳥肌が立ちました。やっぱりライブは良いです。そこからは時間が経つのも忘れて、リバーダンスの世界に没頭しておりました。
第1幕で印象深かったのは「Firedance」のマリア・パヘスです。DVDで見た1996年のニューヨーク公演から今も出演しているメンバーはだいぶ少なくなっていますが、マリア姉さん特有の存在感というか、まるでオーラが出ているように感じるのは全然変わっていません。生で見られて嬉しかったです(^^)。あとサンダーストームでタップダンスのアカペラ(こんな言い方するんだろうか...要は伴奏がなくタップのリズムだけということ)もカッコ良かった。忘れてならない最後のリバーダンスも、映像ではわからない、ここでこう動いてこう展開する、という計算された動きが見られたのが新しい発見でした。多くの人を感動させるだけあってよう考えてはります。やっぱり第1幕はここが1番拍手が大きかったです。〜ここで15分間休憩〜
第2幕で印象に残っているのは、「Trading Taps」の場面です。ここのストーリーは、故郷アイルランドを離れて新大陸へ移民してきた人達(アイリッシュ)と、以前から住んでいる黒人ダンサーのタップダンスの対決で、腕前を見せ合ううちにお互いを認め合って仲良くなる、というものです。ここで出演者の皆さん技を見せること魅せること。音は聞こえても、足の動きは早過ぎて全くわかりません。足どないなってんねんとツッコミたくなります。このあたりから自然と手拍子が起きて、いい感じになってきたと思います。そして終曲からアンコールへと突入。最後は割れんばかりの大拍手でした。近くに座っていたおばちゃん方も、「なんやわからんと来てみたけど、案外良かったねぇ」とおっしゃっておりました。
会場を出ると、リバーダンス関連のグッズを販売しています。せっかくやし記念に何か買っていこうかと考えました。
私「パンフレットいくらですか?」
販売スタッフの兄ちゃん「はい。2000円になります!」
私「・・・・・」
諦めました。
次回の来日公演は2002年らしいです。今度はどんなステージになるのか、今からとても楽しみです。