2001.3.29 シャロン・シャノン 大阪バナナホール



 シャロン・シャロンを知ったのは、ゲール・フォースのライヴ映像で、アコーディオンを楽しそうに弾いている姿を見てからです。そのシャロンが3月に来日すると知って、この年度末の忙しい時期に、これは是非行かなあかん、とすかさずチケットをゲットしてしまいました。ごめんなさい(^^;

 アイリッシュ・ミュージックのライブに行くのは、この日が初めてで、しかもバナナホールに行ったこと自体もありませんでした。半ばドキドキしながらホールに入ると、後ろには飲食物販売のカウンターと、CD販売のブースがあり、前にステージ、前半分のスペースは座席、後半分と両サイドは飲食用のテーブルが配置されていました。

 1ドリンク付ということで、入口でもらったコインを早速、アイルランド定番の「ギネスビール」と交換。初めて飲んだギネスは、日本のビールのようなノド越し爽快感はあまりなく、飲みやすい感じでした。まあまあ美味しかったです。じっくり味わって飲むビールといった感じでしょうか。

 そうこうしてるうちに、シャロンが登場。誰に教えてもらったのか、「コンニチハ。」と日本語で挨拶して始まりました。早速会場は盛り上がっていました。初めて生で見た感想は、思ったよりずっと小さくて(失礼)、キュートな人でした。 それなのに、どこにこんなパワーが隠れてるんだろうというくらい演奏もすばらしく、アコーディオンを弾く指が高速移動していました。メンバーはシャロンを含めて男2人女4人の計6人、ちなみにシャロンの妹のメアリーも参加していました。圧巻だったのは女性4人のフィドルの曲と、アンコールの一番最後に演奏してくれた、トゥビクの河口(Mouth of The Tobique)という曲(←是非、一度聴いて見てください)で、満員のお客さんもほぼ総立ちになって全員で手拍子、大盛り上がりのまま終演となりました。

 終わってからはシャロンのベスト・アルバムを衝動買いし、サイン会まで参加してしましました。(ミーハーなもんで...)サインをもらう時、何か話そうかと考えていたのに、いざ自分の番になったら、「Hello.」と「Thank you very much.」しか言えんかった。あー情けない。。。でもそんな私にもシャロンは笑顔で応えてくれました。
 
今までCDでしか聴いたことのなかったシャロンの曲ですが、ギネスビールを飲みながら、曲のリズムに乗りながら、その場の雰囲気をたくさんの人と共有するのが、最高に楽しかったです。

シャロン・シャノンとウッドチョッパーズ
シャロン・シャノン  アコーディオン・フィドル・ホイッスル
メアリー・シャノン  マンドリン・フィドル・バンジョー
リズ・ケーン     フィドル
イボンヌ・ケーン   フィドル
ジム・マレー     ギター
ロニー・オフリン   ベース

さらに詳しい内容を知りたい方は、プランクトンのHPへどうぞ。今回のライブの主催者で、ライブの写真もあります。

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