2001.10.08 Lord of the Dance 大阪公演
 大阪城ホール  

 
 リバーダンスと並んで世界から賞賛されるアイリッシュ・ダンスの舞台、ロード・オブ・ザ・ダンス(以下LOTD)を見に行ってきました。

 少しだけ紹介させてもらいますと、LOTDはリバーダンス(以下RD)が結成された当初、男性主役ダンサーとして活躍していた
マイケル・フラットレーという人物が、RDを脱退したのが結成のきっかけです。

 しばらくの後、マイケルが自分でメンバーを集め、脚本を作り、舞台としてまとめあげ、自ら主役を張ったのがLOTDという訳です。もう既に彼は引退しているので、今回の日本公演には出てきません。RDがフラメンコや東欧の民族音楽、ジャズなどを取り入れているのに対して、LOTDはアイリッシュ一本で勝負してます。

 友人と待ち合わせして、開演30分前にホールに到着。入り口横のテントにはグッズ販売のテントが出ていて、早くも人が並んでいます。入り口には今回のスポンサーらしいカロリーメイトを配るお姉さん方がいました。・・・!?。何でそんな格好してんの!?

こんな ↓ ↓ ↓ 感じでした

カロリーメイトの箱をかぶったお姉さんの図(デフォルメ版)
そういや、マウス使って絵描いたの初めてだった(遠い目)


 やっと本題に入りますが、リバーダンスを立見席で見た時の反省(舞台が遠すぎて何だかよくわからなかった)を踏まえて、今回はがんばって(!?)アリーナ席をゲットしました。

 開演直前、舞台の裏からタップの練習をしている音がかすかに聞こえて、それだけでドキドキものでした。そして場内が暗くなって開演。暗闇の中から金の衣服に身を包んだ妖精が現われ、ティン・ホイッスルの澄んだ音が広い会場に響きわたりました。

 隣に座っていた女性のお客さん、何だかもう泣いてます(汗)

 しばらくして男性主役ダンサー登場。いやー若いっす。踊りはマイケル・フラットレーに似てるんですけど、どことなくガキ大将がやんちゃしてるような、微笑ましい感じがしました。←失礼^^; 以下印象に残ったのを挙げていきます。

ウォリアーズ:悪役達登場です。黒の衣装に黒のマスクで、いかにも悪役です(笑)。。。軍隊のように整列して、一糸乱れぬタップを踏んでいます。段々曲のテンポが上がります。全員のステップは崩れません。さらにテンポが上がります。しかし崩れません。さらにテ(しつこい)・・・でも本当感動しました。

ジプシー:胸元の開いた赤いドレスに身を包んだ女性ダンサーのソロ。踊りがすっごいセクシーでカッコよかったです。いいなぁ(何が?)

ストリングスオブファイア:女性フィドル奏者2人の共演です。アイリッシュパブで流れていそうな軽快な曲でした。よく指が動くなぁ、うらやましいっす。←そう思うなら練習しなさい。

ロードオブザダンス:ダンサー全員が1列に並んでのステップはRDと同じですが、LOTDには違った良さがありました。最後片足上げて曲が終わるんですが、号令とともに、ダン!と足を下ろすとこがすごくお気に入りです。

デンジャラスゲーム:妖精が吹いていた笛を悪役2人が取り上げて、折ってしまいます。その後、主役男性ダンサーがその折れた笛を後ろに回し取り出すと、何と笛が元の姿に!! ←ここで友人と一緒にツッコミました。ベタベタやがな(関西風ツッコミ)

哀歌:再びフィドルの演奏。この曲好きです。何となくもの悲しくて、哀愁が漂ってます。

 今回見に行ったのが、日本ツアーの1回目の公演でお互いに緊張があったのか、大きく盛り上がることもなく少し寂しい公演でした。ダンサーがたびたび拍手要求してて、もうこちとらウズウズしっぱなしでした。あぁ不完全燃焼。。。でも最後は皆さんスタンディングオベーションでした。また今度見にくるときはもっと盛り上がりたいですね。

見終わって、友人がひと言、「あのマスクとベルト、売ってへんの?」

・・・それすっげぇ、欲しいっす!(必死)(笑

主催者様、次回はぜひご検討を。

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