2002.7.21 MEET THE WORLD BEAT 2002
万博記念公園もみじ川芝生広場


関西でも最大規模を誇るフリーライブ「MEET THE WORLD BEAT」

今年もTHE BOOM、藤井フミヤ、元ちとせ、KICK THE CAN CREW など楽しみな出演アーティストの数々。応募総数はなんと120万通もあったらしく、とんでもない競争率の中、今年も抽選に外れてしまった訳です。。。(涙)

今年の夏は終わった・・・部屋の隅でブルーになって落ち込んでいたところに、なんと今年のMEET THE WORLD BEAT の模様が、大阪府内某所で中継されるとの嬉しい知らせが。という訳で、喜び勇んで某所へ行ってきました。

一番手はHY。沖縄出身の5人組バンドです。最近ラジオでガンガンに流れていて、密かに楽しみにしていました。今日はHYを聴きに来たといってもいいぐらいです。いや、まだ帰りませんが。

女性ボーカルの力強い&伸びやかな歌声と、男性ラッパーが刻む心地よいリズム、その他いろいろな音が組み合わさって、最高に気持ちよかったです。お客さんも暑い中うちわを振って、最初から盛り上がっていました。とにかく元気になる音楽という感じで(癒し系!?)。特に「ホワイトビーチ」は必聴ですよー。
オススメ度★★★★☆

次に登場したのはSUPER BUTTER DOG。今日までどんなグループなのか、知りませんでした。(汗)
何と言うか、地に足の着いた安定した音楽と、コミックバンド的な面白い歌詞が特徴かなぁと思いました。

最高にウケたのは「あかさたな」と「はまやらわ」で掛け合いをしていたところです。

SUPER BUTTER DOG「あっかっさたなっ!」
お客さん「はまやらっわっ!」
・・・なんですかコレ(大汗)。でも爆笑です。

あと、キーボードのアフロの兄ちゃんのMCがよいです。

「どっから来たの?」(←誰にいってるんですか。)
「○×○×〜!」(お客さんの声、良く聞こえず。)
「ふーん。」(全然興味なさそうに。じゃあ聴くなよ。)

こんな感じで、ライブは絶対楽しいと思います。落ち込んだ時の起爆剤にどうでしょうか。(←よくわかりませんが。)
オススメ度★★★☆☆

3番手はヴァネッサ・カールトン。ペンシルバニア出身の女性アーティスト。最初の一言は、日本語で「コンニチワ」でした(笑)
ピアノがめっちゃめちゃ上手です。ピアノを生かしてこれからたくさんいい曲を作ってほしいと思います。「A Thousand Miles」は透き通った感じのいい曲です。
オススメ度★★★☆☆

次は、吾妻光良&SWINGING BOPPERS。総勢12人、ジャズバンドのようなスタイルです。平均年齢は45歳だそうで、確かに皆さん貫禄が感じられます(失礼)
炎天下のライブが大変そうでした。お疲れさまでした(笑)
オススメ度★★★☆☆

続いて町田康&佐藤タイジ。当然2人組です(笑)ギター片手に、パワーのある歌声を披露していました。
オススメ度★★★☆☆

そして。。。
「上がってんの〜下がってんの〜」の声が響き渡った瞬間、ものすごい歓声と悲鳴が。

KICK THE CAN CREW 登場! 「マルシェ」で、会場のテンションが一気に上がりました。
今まであまり彼らのライブは見ていなかったんですが、音楽、ラップ、パフォーマンス、どれを取ってもカッコ良かったです。今度は生ライブを見に行きたくなりましたが、お客さんが若い子ばっかりだったらどうしよう。。。最後には新曲「アンバランス」も披露してくれました。
オススメ度★★★★★

しばらく休憩があって、ステージ上に紹介されたのは、なんと矢井田瞳
出演者の中に名前はなく、今日のシークレットゲストでした。2年前のMEET THE WORLD BEAT と同じく「B'coz I Love You 」を、もみじ川広場バージョンで歌ってくれたり、「Look Back Again」では会場全体がうちわを振って一つになったり、楽しいステージでした。個人的な好みも含めて、
オススメ度★★★★★

続いて登場したのはPE'Z です。
彼らの曲は歌詞がありません。トランペット、サックス、コントラバスなどの楽器だけです。にもかかわらず、まるで言葉のように心に訴えかけてくるような演奏でした。また皆さん恐ろしく楽器が上手いです。よくあれだけ手が動くなぁ。。。
オススメ度★★★★★

そして次は、元ちとせです。
奄美の民族衣装っぽい服装(長袖)で登場しました。暑そう。。。

「皆さんにお願いがあります。うちわを上げて。」(うちわを上げるお客さん)
「パタパタパタ。」(一斉にうちわを扇ぐお客さん)
「2年前のスガシカオのマネをしてみました。」(お客さんウケる。)

・・・2年前にライブに来た人じゃないとわからんぞ、と思いながらも、この自然さが彼女の歌の基本となっているように感じました。

今年一番のヒットとなっている「ワダツミの木」を始め、パーカッション1本をバックに自分の声だけで歌い上げる曲など、本当に聴き応えのあるステージでした。
オススメ度★★★★★

続いて、山弦が登場。
アコースティックギターの2人組で、歌詞はなくギターのみです。やっぱり演奏は素晴らしく、体温が少し下がるようなクールなステージでした。

でもこれだけで終わるMEET THE WORLD BEAT ではないとばかりに、山弦のステージに藤井フミヤが登場!そして名曲「TRUE LOVE」を藤井フミヤwith 山弦という、贅沢なセッションが実現しました。
オススメ度★★★☆☆

そして次のステージが、藤井フミヤ。やっぱり1曲だけじゃなかったんですね(当たり前)暑いを連発していたフミヤさんですが、ライブパフォーマンスはカッコ良かったです。それにしても本当に今年で40歳なんでしょうか。本当に若いです。あんな感じの大人になりたいです。(←無理です。)
オススメ度★★★★☆

長いステージもいよいよ終盤です。CATO SALSA EXPERIENCE 登場。
あのー、ぶっちゃけた話なんですが、今日まで「加藤 SALSA EXPERIENCE」だと思ってました(爆)日本人が1人位いるのかなと。。。いや、そうではなくバリバリの海外アーティストです。パワフルです。ロケンロールです。こんなことしか書けないのは、自分の疲れがピークに達してあまり覚えていないからです。(本当すみません。)
オススメ度★★★☆☆

いよいよ本日の最後を飾るTHE BOOM の登場です。
本番直前に急遽出演が決まったとは思えない程、本当に洗練されたステージでした。個人的にも好きな「星のラブレター」から始まり、KICK THE CAN CREW が飛び入り参加した「いいあんべえ」、そして最後は名曲「島唄」、曲のアレンジが最高にカッコ良かったです。薄暗くなった野外ステージが、幻想的な空間を作り出しました。シンセサイザーの重音が響くなか、「海よ 地球よ・・・」と熱唱。すごすぎて鳥肌がたちました。
オススメ度★★★★★

そしてアンコールは出演者たちによるスーパーセッション。
今年はTHE BOOM の「風になりたい」でした。でもここで一番目立っていたのは、SUPER BUTTER DOG のアフロの兄ちゃんです。「おにぎり」の看板を持って登場してきました。それ、売店の看板だよ。。。(笑)

という訳で、今年は画面を通してですが、MEET THE WORLD BEAT を存分に楽しむことができました。来年こそは抽選当たりますように。
 

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