2002年8月10日土曜日紹介


FC「カオスワールド」

1991年10月25日発売/ナツメ/7,000円(別)/RPG

<プロローグ>・・・説明書より

神話の入口

 はるか昔、この世界を支配していたのは、ひとつの巨大な王国。その国は5つの大陸と6つの海を支配し、街はとどまることのない繁栄を続け、かつて比較するものなどない豊かさを誇っていました。

 しかし、王位継承のもつれから内乱が起こり、いつ絶えるともしれない永い争いの末、とうとう世界は3つの国に分裂してしまったのです。3人の権力者達は、お互いの取り決めに従って領土を分割、そしてこの世界の中心に位置する大陸、『豊かな森』は神聖な場所として立ち入り禁止にしたのでした。

 それから幾百年の時が流れたでしょう。もはや、かつての権力者達の子孫も過去の出来事を忘れ、平和な世界を築いていました。

 そんなある日、ひとりの老人がローデシアの街にやって来ました。自らを預言者と名乗り、眩い光を放つ水晶玉に手をかざすと、こう告げたのです。

 「わしは過去数百年の歴史と、これより先、遥かな未来を識る者。邪悪なるもの闇より目覚め、世界を破滅へと導かん。魔物は人びとを襲い、街を滅ぼし、人間どもを嘆きと哀しみの淵へと追いつめるであろう。」

 ローデシアの人達は、もちろん初めは信じていませんでしたが、隣国から帰る途中の貿易船が魔物に沈められ、旅人は次つぎと襲われ、王女メルディが原因不明の病に倒れると、人びとはもはや誰ひとりとして、老いた預言者の言葉を疑おうとはしませんでした。

 とうとうローデシア王は、メルディの病を治した者に褒美を与えるとのおふれをだしました。そして、伝説的な強さを誇った冒険者マーベラスを父に持つ者が王様に呼ばれたのです。

 さあ、ここからがキミの出番!旅立ちの時は来ました。様々な謎・戦い・出会いがキミを待ちうけ、運命の歯車がゆっくりとまわりだします。

 ――――新たなる神秘が今、始まります。


<操作方法>・・・説明書より

 十字ボタン・・・キャラクターの移動に使用します。

 セレクトボタン・・・セレクトウィンドウを出すときに使います。

 Aボタン・・・フィールド上で押すと、その場で足元を調べます。街や城などで、話を聞きたい人のすぐ側に立って押すとその人の話が聞けます。また、戦闘中に押していると、戦闘シーンのスピードが遅くなります。

 Bボタン・・・選択したコマンドをキャンセルするときに使います。戦闘中に押し続けると、戦闘が中断しますので、フォーメイションや順番の変更ができます。


<その他>・・・色々と。

・主人公は、ファイター、ナイト、シーフ、ウィザード、プリースト、シャーマン、ビショップの7種類の職業の中から自由に選べます。また性別の違いも選択でき、設定のパラメーターに毎回変化するボーナスポイントが加わるというキャラクターメイキングができます。ちなみに、名前は最大5文字まで入力する事ができますが、「あああああ」などとふざけた名前を入力すると、強制的に各キャラクターのデフォルトの名前に変えられます。

・武器や防具は職業毎に装備ができるもの、できないものに分かれています。

・戦闘は「コウゲキ」「トツゲキ」「MPツカウナ」「シュウチュウ」「マホウコウゲキ」「サンカイ」「MPセツヤク」「マモレ」と8種類の作戦からひとつを選び、オートで戦います。その為、ストーリーに集中する事ができます。反面、キャラクター毎の愛着が薄れます。

・魔法は職業に関係無く、最大4つまで持てます。魔法屋で購入し、装備をする事によって使う事ができるようになります。それ以上は覚える事ができないので、どれかを「契約解除」しなければなりません。その為、必要な魔法を選ばないと冒険の妨げになるかもしれません。また、職業によっては装備できない魔法もあります。

・ギルドでは仲間の入れ替えなどができます。仲間は他の街にいる場合、呼び寄せないと合流できません。近くの街にいる場合と遠くの街にいる場合では、到着日数が異なるなどこだわりをもっています。また、主人公を含め最大14人(7職業×2人)いますので、バランスよく成長させないと後で苦労します。パーティーは1〜4人まで自由に決めれます(ただし、最初は主人公ひとりだけです)。

・セーブは宿屋に泊まると自動的にセーブされます。終了する時は、リセットを押しながら電源を消します。セーブができる場所は3つあります。

・戦いに敗れると自動的にゲームオーバーになるので、こまめに回復やセーブをしましょう。

・逃げ出す時の間がいいですね。

・フィールドの時間の変化(特に終盤のくらやみ)は、『ドラゴンクエスト3』、移動や船やAIシステムは『ドラゴンクエスト4』、魔法システムは『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』、戦闘のアニメーションバトルは『ファイナルファンタジー』、主人公のボーナスポイントやパーティー編成は『ウィザードリィ』と良い要素を色々と積め込んだ意欲作。