箱根登山鉄道                                       ホーム  0607・0705・1408

「三線軌条」と「複電圧車」

「三線軌条」:3本のレールを敷き、軌道幅の違う2種類の車両を走らせる線路の敷き方です。小田原−箱根湯本間に敷設され、幅の広い方を箱根登山鉄道車両(標準軌1,435mm)が、狭い方を小田急電鉄車両(狭軌1,067mm)が走ります。1本は共用レールとなります。平成18年3月18日のダイヤ改正で小田原−箱根湯本間が全列車小田急電鉄車両の乗入運行となり箱根登山鉄道車両の小田原駅乗入が完全になくなりました。小田原−入生田間の三線軌条は廃止となりましたが、箱根登山鉄道車両の車庫が入生田にあるため、入生田−箱根湯本間1.9kmに現在も三線軌条が残っています。

複雑な動きをする三線軌条の分岐器:箱根板橋駅

※箱根登山鉄道の三線軌条方式の技術は山形新幹線の線路敷設にも生かされています。

「複電圧車」:箱根登山鉄道の車両は架線電圧1500Vと750V(1993年までは600V)の2種類の架線電圧に対応できる複電圧仕様の車両です。小田原−箱根湯本間架線電圧1500V軌間1,067mm、箱根湯本−強羅間架線電圧750V軌間1,435mmです。電圧のデットセクションは箱根湯本駅構内にあります。入生田車庫へ電車を回送する場合は箱根湯本駅構内で架線電圧1500Vに切替、三線軌条上を走行し入庫します。小田急電鉄の車両は箱根湯本−強羅間へは乗入できません。

3000形

2014年4月10日新形車両3000形3001が川重兵庫から御殿場線松田経由で12日入生田基地へ搬入 もう1両は8月23日搬入予定で

2014年11月1日運用開始予定 運転まで期間が長い理由として同路線初のVVVF車の為 誘導試験や信号などの試験 乗務員の

習熟にも期間を要すために長めのスケジュールをとっている
 

      試運転中の3000形3001:箱根湯本駅待避線140808Z

2000形

2000形「サンモリッツ号」3両編成:小田原駅

1000形

1000形「ベルニナ号」1004:仙人台信号所061029

 1000形「ベルニナ号」登場時 現在は塗色変更されている:箱根湯本

モハ1形・モハ2形

強羅駅で入換えするモハ1形104+106とモハ2形108:強羅駅061029

 モハ1形102:箱根湯本

モハ1形101 STRAY SHEEPのイラスト入に塗装変更:強羅

鋼索線

強羅−早雲山を結ぶケーブルカー ケ100形+ケ200形 HT1:強羅駅061029

事業用車両

モニ1形:強羅駅

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