総合・歴史編 12.東海道新幹線 掛川駅の怪                                            1402新

東海道新幹線 掛川駅で停車寸前(減速中)の「こだま」の横を後続の「のぞみ」「ひかり」が

追抜いて行く現象

状況

・新幹線掛川駅は東海道本線掛川駅に併設する請願駅で開業時以降に設置された

・掛川駅は大きな(緩い)カーブ上に設けられている

・新幹線ホームは相対式ホーム2面2線(本線上下線の外側に上下線副本線とホームがある)

以上の理由から

・カーブ上に本線から副本線に入る分岐器を設置すると高速通過ができない(速度制限)

・運行ダイヤに支障が出る

対応

・副本線を長くして本線直線部分に分岐器を設けた 

・設置用の土地の確保

副本線の長さは約1km(車両の長さは16両×25m=400m)になる

停車予定の「こだま」が本線から分岐器を介して副本線に入りきるとすぐ分岐器が本線側に切替り

後続列車の通過が可能になる

上り線は大阪方・下り線は東京方の副本線が長い

反対側の本線・副本線の分岐はホーム上から見ることができます

掛川駅を設置することにより「のぞみ」「ひかり」の増発が可能になりました

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