運用編 4.E259系「成田エクスプレス」の運転経路と東京駅での併結・分割の方法は?
「成田エクスプレス」運転経路と東京駅での分割・併合方法を教えて
1.E259系「成田エクスプレス」の運転経路
6両固定編成2本で東京−成田空港間は12両編成で運用されるE259系「成田エクスプレス」1009
経緯
253系「成田エクスプレス」は1991年3月成田空港アクセス輸送のために登場したが
基本計画が東京駅経由で計画されたため従来の中央・総武緩行線での運行は見送られ「房総特急」
をすべて京葉線に移行しました あいたダイヤを元に「成田エクスプレス」のダイヤが振り分けられました
253系「成田エクスプレス」は20年経過による老朽化等により2009年10月より新たに設計された
E259系直流特急電車の運転が開始されたました
6両固定編成ですが東京−成田空港間では12両編成での運転が行われています
運転経路
東京駅までの運転系統は大宮(池袋)・高尾・新宿方面からと大船・横浜方面からの2種あります
東京(地下)−成田空港間は併結運転・単独運転されています
下記は各方面から成田空港方面への説明です 成田空港方面から各方面への場合は順序が逆にな
ります
1.大宮(池袋)・高尾・新宿方面−東京(地下)−成田空港
経由: 大宮−(貨物線)−赤羽−(上中里・山手貨物線)−池袋−新宿−(山手貨物線)−
大崎−(目黒川信号所)−横須賀線−品川−東京(地下)−成田空港
2.大船・横浜方面−東京(地下)−成田空港
経由: 大船−(横須賀線)−横浜−(横須賀線)−(目黒川信号所)−横須賀線−品川−東京(地
下)−成田空港
※目黒川信号所:横須賀線と山手貨物線の分岐ポイントが設置されている
山手線大崎−品川間にかかる目黒川鉄橋付近あります
横須賀線上り車内から 右は新幹線
山手貨物線(左手前)と横須賀線の合流地点
2.E259系「成田エクスプレス」の併結・分割方法
各方面からの「成田エクスプレス」は目黒川信号所−東京(地下)間は同じ線路を約4分間隔で運転
されます 東京駅で併結予定の「成田エクスプレス」成田空港行きは大船・横浜「成田エクスプレス」
を目黒川信号所で先に通し約4分後にポイントを切換へ大宮・新宿「成田エクスプレス」を通します
東京(地下)駅に先に到着した大船・横浜「成田エクスプレス」はドアを開き乗客を乗せそのまま待機
します 後続の大宮・新宿「成田エクスプレス」は低速で同じ番線に進入し一旦停止後再度前進し自
動連結器により併結します 同時に大宮・新宿「成田エクスプレス」のドアを開き乗客を乗せます
この間連結面先頭車正面の貫通用ドアが両端に開き貫通ホロが出てきて併結が完了します
成田空港方面からの場合は東京(地下)駅到着後一斉にドアが開き分割作業が始まります 各先頭
車に運転士が乗りこみ大宮・新宿「成田エクスプレス」が先発します
写真は東京地下駅1番線成田空港行きの併結作業の写真です
大船・横浜「成田エクスプレス」が到着 ドア開放
大宮・新宿「成田エクスプレス」が到着一旦停車
5メートル手前からホーム上の車掌が無線誘導し自動連結 大宮・新宿「成田エクスプレス」ドア開放
前面扉開放・連結ホロが出てきて連結完了 前面扉はサイドにでたままの運転になる
変更03.05.24改 03.12.03改 04.02.26改 10.12.23改