信号編 3.ホーム先端にある電光掲示数字
信号が進行表示になると数字が表示されますが
これは自動列車選別装置と呼びます 踏切の警報や自動遮断機を自動的に閉める装置と連係
しています 特急・急行・普通・回送・貨物・試運転の列車種別により各社で数字が割り当てら
れています 電車は始発駅で自分の列車種別を送信装置にセットしその速度種別電波を出し
ながら走行します 速度の速い列車なら遠くの距離から遅い列車なら近い距離から警報機が鳴
り出し遮断機が閉まる仕組みになっています 西武鉄道では1〜15までの数値が使用され警
報や遮断機が下がってから33秒後に列車が通過するようになっています 左の写真は京成電
鉄の例です 出発信号機は進行表示・数字は8でこれからこの駅を通過する列車はスカイライ
ナーです 前方踏切りの警報機・遮断機はすでに作動しています 列車種別が多く停車する駅
に設置され運転士は進行表示と自分の列車種別を確認をしながら運転しています