TK-3052は,学習用途から組み込み用途まで対応したマイコンボードです。CPUにはH8/300HシリーズのH8/3052BFを採用,62×46ミリのコンパクトな基板にCPUとシリアルポート(RS-232CとRS-485)を実装,基板間コネクタでI/O部と簡単に接続できるため,システムの中核として最適です。
開発ツールはルネサスエレクトロニクスが提供していて,コンパイラは「HEW」,フラッシュメモリへのダウンロードは「FDT」を使用することができます。また,学習用途としてルネサスエレクトロニクスが提供している「組み込み型モニタ」と「HTerm」を使用することができ,TK-3052への実装方法をマニュアルで説明しています。さらに,組み込みシステム向け汎用リアルタイムOSとして「μITRON仕様準拠OS」の「HOS」の実装方法もマニュアルで解説しています。
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CPU / クロック周波数 | H8/3052BF / 25MHz |
ROM(フラッシュメモリ) / RAM | 512KByte(外部拡張可能) / 8KByte(外部拡張可能) |
割り込みコントローラ | NMI,IRQ0〜5,内部割込み30要因 |
DMAコントローラ | ショートアドレスモード4Ch,フルアドレスモード2Ch |
シリアルポート | Ch0 : RS-485(3ピンコネクタ),またはRS-232C(3ピンコネクタ) Ch1 : RS-232C(D-SUB9ピン),またはRS-232C(3ピンコネクタ) |
パラレルポート | (最大)汎用入出力ポート70ビット,汎用入力ポート8ビット |
タイマ | ITU : 16ビットタイマ5チャンネル TPC : 16ビットパルス出力 WDT : ウォッチドッグタイマ,インターバルタイマとして使用可能 |
A/D変換器 | 10ビット,8チャンネル |
D/A変換器 | 8ビット,2チャンネル |
基板サイズ | 62×46o(コネクタ含まず) |
電源 | 6〜18V(5.5V以上,最大定格29V) |
ACアダプタ(\2,200-/税込),RS232Cケーブル(\1,210-/税込),拡張基板セット(\1,320-/税込,ユニバーサル基板95mm×72mm,基板間コネクタつき) 等
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