No06.TAMAC 選択理由


珍がマンションから、一戸建てに改宗(笑)する課程で、
なぜタマックと言う建築会社で家を建てることに決めたか!
(正確に言うと、タマックと出会ったから、マンションをやめたのです。)
まあ、珍は非常に運が良いというのもあったのですが、
それはさておき、うんちくを述べさせていただきます。


☆自分の予算で建てられるか。

 まずは、手が届かないのでは話になりません。
 流行のローコスト住宅を歌っている工務店を探しました。
 (タマックは俗に言うローコスト住宅の工務店ではないのですが)
 ハウスメーカーでは、予算的に合わないと最初から選択肢にありませんでした。
 このとき、自分の予算では、
 夏暑くて、冬寒い一戸建て程度が良いところと、想像していました。
 それでも、マンションよりはマシ・・・。
 なんて、謙虚だったのでしょうか。(笑
 (実際にはすごい家が建ってしまったのですが)

 初めて、タマック鎌田さんと斧さんと会ったとき、
 一応、予算的には不可能ではないと、言うことでした。
 一応というのは、土地の価格が不明だったからです。
 しかし、土地から探していた珍は、いつまで経っても総額がわからなかったので、
 ちょっと焦る場面もあったりしました。

 今から考えると、最低限自分の限界予算は把握しておくべきだったと思います。
 土地が決まらなければ、建物の価格も決まらない。
 総額がなかなか決まらないのは仕方ないのですが。


☆土地から探してくれる

 家を建てようとする人が、土地をすでに持っている人ばかりではないはずです。
 実家がマンションのように、もともと土地に縁のない人には、
 土地を探してくれると言うのは、良いサービスです。
 実際には、タマックが土地を探してくれるわけではありません。
 ここで、大体の場合、
 家康不動産のいのさんと出会うわけです。
 タマックは不動産屋と提携するどころか、
 本来、不動産屋嫌いなようです。
 それでも、一緒にやっていける不動産屋が、家康不動産でした。
 ここでも、不動産屋という会社ではなく、いのさんの人柄に尽きます。
 顧客第一主義。予算の少ない、文句の多い、
 珍のようなお客でも、親身に対応していただきました。
 不動産の仲介手数料は、取引した金額に比例するので、
 土地が見つかって、取引が成立するまでは、手数料が発生しません。
 そんな、儲からない手間のかかるお客を相手にしてくれてます。
 がんばれ!いのさん

 タマックとは非常に心強い連携があります。
 土地が見つかった場合には、申し込み期間という短い日数で、
 (申し込み:ある一定の期間、優先的に土地を買う権利を申込金を預けて獲得する事)
 ・家康不動産では、土地に関する調査を行います。
 ・タマックでは、その土地に合わせた間取りの提案を作成します。
  このとき、施主も徹夜覚悟で、その土地に自分の思う生活スタイルを実現する
  家を建てる事が出来るか一緒に考える必要があります。
  この時の間取りや、建物の仕様は家康不動産へ、リアルタイムに報告され、
  家康不動産で、予測総額が作成され、施主に明示されるのです。
  

 土地探しは、予算によほど余裕がない限り、不動産屋任せでは、
 非常に時間がかかる可能性があります。
 いのさんと言えども、沢山のお客さんを抱えているため、
 現地で土地を探すような時間は、あまりとれないでしょう。
 レインズと言う、不動産屋専用、不動産データベースの情報から、
 お客さんに合う条件で土地を検索する事が、
 基本的な土地探しの作業になります。
 しかし、現在の珍のイメージでは、
 レインズに出てくる物件は、別な不動産屋が登録している情報であるため、
 登録した不動産屋で売買することが難しい物件が登録されている
 と思っています。
 つまり、このレインズの情報では、本当の意味で掘り出し物の土地には、
 巡り会えないのではないか。と言うことです。
 インターネットで探す方法もありますが、結果はだいたい見えますよね。
 何が言いたいかというと、土地は自分の足で歩いて探すべきです。
 ・希望の土地の近くにある、地元の不動産屋を訪ねます。
  地元の事は地元で。
 ・電柱の看板を探す。
  道を歩いていると、時々電柱に不動産売り出しの捨て看板が付いています。
  これにつられて、現場に行くと、不動産屋が待ちかまえています。
  この不動産屋に話を聞いて、その情報を、いのさんに連絡しても良いです。
  専売で無ければ、その土地を、どこの不動産屋が扱っても構わないためです。
  いのさんに調べてもらえば安心です。
 ・広告を入手する
  地元の新聞を買って、不動産のチラシをチェックするなど。
  実は、これはやった事がないので、できるかわかりません。

 もともと、希望の場所に売り物が出るかどうかわからないのです。
 手間を惜しんでいては、一生の買い物は成功しません。


☆信頼できる工務店か

 珍のタマックとの出会いは、いきなり現場見学会でした。
 そこで、未完成の構造が丸見えの家を、[本当にどこを見られても、痛くはない。]
 と、自信を持って説明してくれる営業がタマックにはいました。
 とにかく、一度、現場見学会に行ってみましょう。
 特にしつこい営業は受けませんから。
 質問には丁寧に答えてもらえると思います。
 地元の建設会社は小さな組織なので、会社を見ると言うよりは、人を見ました。
 斧さん、鎌田さん(怪しく)イケてましたよ。
 土地こそ、決まっていませんでしたが、見積もりの内容が明確でした。
 もちろん、ここから、いろいろ理由をつけて見積金額を上げてくる建築会社も
 あるようですが、タマックに関しては、珍が自分で要求した物以外は、
 予定していた工事が安くあがるなどの理由で、金額が下がっていく方が
 多かったようでした。
 最初の見積もりは、基本的にリスクを含んだ金額になっているはずです。
 たとえば、調査結果によっては不要になる、地盤改良の費用などです。

 また、通常の建設会社だと、契約後、
 打ち合わせなどが希薄になってしまう場合があるようですが、
 申し込み後、本設計を開始していただき、契約となっても、
 タマックの場合は、ここからが本番!とばかりに、
 インテリアコーディネーターとの、設備関係の打ち合わせが、
 毎週末、体力と予算の限り行われたのでありました。(爆
 もちろん、施主に限界が来れば、そこで打ち合わせは終了です。
 ですが、[打てば響く]と、タマック友の会会長がおっしゃったとおり、
 予算さえあれば、施主の要望が間違いなく実現されます。
 (ここが楽しくて暴走してしまったのですが、それが罠だったりして)
 
 家が建ってしばらく経ちますが、タマックへの信頼は今もゆるぎないものです。

 地元にあらかじめ信頼出来る建築会社が無い場合には、
 その建築会社の真偽を、施主自身が確かめる事になります。
 建物ももちろんですが、人を見る目も重要です。
 もちろん、施主が、建築会社の担当を上回る勉強をすれば、
 たぶん、騙される事はありません。



☆施工力はあるか

 その当時の珍は、一戸建てに関してはほとんど素人。
 在来と2X4の違いはわかる。程度のものでした。
 ただし、現物を目の前にして、実際に床を踏んで、構造を目の当たりにすれば、
 それが、丈夫なものか、どうかぐらいはわかります。
 タマックの家は、床もしっかりしていたが、バルコニーに立っても、
 およそ木造とは思えない剛性感を感じることが出来ました。
 それと、サッシの気密です。
 見たグレードは、ウイングだったのですが、窓枠の気密が発泡ウレタンで
 しっかりされており、手抜きどころか、しっかり施工されていると感じました。
 気密サッシを使っても、こんなところに隙間があれば、意味がありませんから。
 その他も、密かにいろいろ見させてもらったのですが、
 素人目にもわかるような問題はありませんでした。
 その後、珍の場合、多少勉強してから、
 大工の原野さんの仕事を見させてもらいました。
 問題があるどころか、ここ迄やるか!と言うほどで、
 さらに非常に神経質な現場であったことが印象的でした。
 建築中、周囲に対する配慮も出来てました。

 家は手づくりですから、営業や設計が優れていても、
 現場で正確に施工されなければ、最悪欠陥住宅となります。
 結果的にも、[タマックは十分な施工力を持っている。]といえます。

 さらに安定した施工力が重要です。
 タマックでは、大工さんはもちろんのこと、職人さんが常に同じメンバーです。
 これが、下請けに出すようなハウスメーカだと、どんな能力を持った
 どんな人たちが施工するかわかりません。
 つまり、ハウスメーカーでは当たりはずれがある・・・だけなら良いんですが。
 
 いつも、優れた施工力で、家を建てられる。
 重要です。


結論

 施主が素人でも、建築会社の選択を誤らなければ、良い家が建つのです。
 ですので、家づくりの極意は建築会社選びであると言うことです。
 
 ハウスメーカーなどで建てる方もいると思いますが、
 実際の現場は、下請けの会社が施工するため、
 その施工会社の当たりはずれが物を言います。
 タマックなど、施工まで一貫してやっている建築会社なら、
 施工のばらつきを心配する必要はありません。
 
 問題は、タマックのような建築会社が、どこにでもあるわけではないこと。
 
 さあ、信頼できる建築会社を見つけられたら、
 欠陥住宅などに関するネガティブな勉強はほどほどに、
 自分のライフスタイルに合わせた家づくりをするための、
 ポジティブな勉強に力を入れましょう。
 きっと、タマックの家が建った後での唯一の後悔は、
 [あのとき、これをやっておけば!]
 と言った事だと思います。
 これはこれで、問題ですよ。
 
 家づくりは、本来、楽しんで出来ることだと思います。
 全ては、建築会社選びです。


☆今だからわかったタマック

 タマックについての珍の見解です。
 珍は自分が家を建てた後も、家づくりについて、調査をしていました。
 タマックと家を建てて以来、家づくりの楽しさが忘れらなかったのです。
 そんな趣味で家づくりの情報を取り入れていると、いろいろ見えてきました。

・タマックの家は安くない。
 絶対的な価格では安くないという事です。
 これは、建売や、本当のローコストが売りの建築会社に比べて
 と言う事です。
 厳しい言い方ですが、本当に購入時の絶対価格を安くしたいのなら、
 タマックはおすすめではありません。
 
 よく、建物の価格を、坪単価などという言葉で表現しますが、
 そんな簡単な物では、家の価値は表せません。
 建物の総額を聞いた方が、よほどすっきりします。
 なぜなら、建坪が増えるほど、坪単価は下がる傾向にあるのですから。
 それは、家を建てるために、必要な工事は、建坪によってあまり価格が変わらず、
 キッチンなどの水回り設備が同じであれば、 
 それらを、建坪で割ってしまうと言う計算のためです。
 予算が厳しい。>広い家が建たない。>坪単価は高い。となります。



 


  

・最新の建築技術を取り入れている。
 大手
 
 最初は、
 施工力と言いましたが、当時の珍には理解出来ない