CUT

カットのツールについて

1.シザース(鋏)
もっともポピュラーな技法です。
1960年代にVIDAL.SASOON.が革命を起こしたことがシザースカットの始まりです。
ヴァンテアンでもブラントカットの基本はサスーンカットです。
まずきちんとしたブラントカットテクニックを身につけることが大切です。
『ピー・ア・ブー』ではいまだに『イサドラ』のデザインが技術テストにあるそうです。
ヴァンテアンでも正確なライン取りを身につけるために
『クラシックボブ』などのブラントデザインのカリキュラムが数種類あります。
基本はシザーステクニックです。

2.レザー
近年、ニュータイプのレザー(フレンチレザー、スタイリングレザーetc)登場により
ポピュラーとなりました。
ラインレスなスタイルや、柔らかなフォルムデザインの作成に最適です。

3.クリッパー
刈り上げだけのツールではありません。
使い方によっては一番髪に優しいツールです。


テクニック
ヴァンテアンのカットはサスーンカットを基本としています。
ラインに合わせてスクエアーなパネリングでカットしていくテクニックです。
そぎのデザインに行く前に、正確なカットを覚えることは大切です。

今の時代、ウエットの状態でパネリングを引き出し
ブラントでカットすることはほとんどありません。
頭が球体である以上
ピース(毛束)でスタイルを考えることがベターだと思います。
ただそれはきちんとした分かりやすいカッティング理論を理解した上のほうが
より理解は深まると思われます。

今、まっすぐが切れないヘアーデザイナーが多すぎます。

ヴァンテアンでは
『サスーンの理論』をベースとし
更に『トライアングルの理論』、『ドライカットの理論』を取り入れ、
今日、尚も進化し続けています。



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