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1月31日(月) ブッシュの真の目的(?)
起床7時半。
今日は朝早い娘の送り迎えなくぐっすり眠りました。
朝5時半起床は本当に疲れます。
何を贅沢言っているのを言われそうな気がしますが
確かに娘を送りに高崎駅に行った時など東京に勤務先があるのか
黙々と駅の構内に消えていく中年のサラリーマンの方を見かけると
思わず頭を下げたりしています。
朝食、トースト、レタス、熱いコーヒー。
朝刊トップ、イラク総選挙。
昨夜のテレビでもやっていましたが投票率72パーセント。
「ほんまかいな」という数字であります。
日本の衆議院総選挙よりも得票率が高い(!)
日本の民度が低いのか(笑)
シーア派とクルド人の投票率が圧倒的に高くスンニ派はめちゃくちゃ低いとか。
朝日はすでにシーア派優位確実と観測しています。
それにしてもシーア派が優位にたつと隣国のイラクはシーア派支配の宗教国家です。
曲がりなりにもフセイン前大統領も世俗国家の形はきちんと守っていましたから
シーア派が圧倒的優位に立ちイランと提携してイスラム法を最高権威とする
イスラム国家を樹立したらどうなるのでしょうか。
これはアメリカ介入以前よりも前進したことになるのか進歩したことになるのか(?)
午前中、生徒が来て授業。
もう何十年ぶりに授業のために中学生のリーダーを使ってみてその内容が
昔と変わっているのに愕然となりました。
もう浦島太郎の心境です。
この生徒が使っているリーダーは「ニュークラウン」というものですが
私の頃のテキストは全国一律に「ジャックアンドベティ」だったと記憶しています。
当時はただイギリスとアメリカの文化を紹介するために白人の子供の
ジャックとベティが登場する内容だった筈ですから私の世代の人たちが
現在の教科書を見るとビックリすると思います。
中学二年生が使用する「ニュークラウン」の内容。
レッスン1 オーストラリアから来た留学生のお話。
レッスン2 ケニアからやってきた留学生のお話。
レッスン3 日本人中学生のボランティア活動のお話。
レッスン4 韓国の文化についてのお話。
レッスン5 イギリス王国のお話。
レッスン6 中学生が語る私の夢。
レッスン7 アイヌ文化のお話。
レッスン8 コンピューターのお話。
レッスン9 カンボジアの地雷と子供のお話。
別にREAD1、READ2 という読み物がこれが「モンゴル」と「クジラ」のお話。
これは確かに素晴らしい教科書だと思います。
このリーダーを編集した人たちが英語を「アメリカやイギリスの言語」
ではなく「国際語」であるという認識に立って「国際人」の素養を
身に付けさせようとしているのは明らかです。
生徒自身がそのことをどれくらい理解しているかはまったく
別な問題ですが(笑)。
昼食、冷たいご飯に卵焼き。
午後はパソコンに向かい作業。
この数年、「タイピング早撃ち」のソフトを使った練習を全然していないので
まったくスピードが落ちたような感じがしています。
毎日少しづつ練習すればいいのでしょうが人間ある程度のスピードで
打てるようになると後はサボるのみでなかなか上達しないものです。
パソコンを打っているうちに日が暮れて夕刊が到着。
イラク総選挙72パーセントという数字はさすがに高すぎるのでは
と思っていると「投票率は50パーセント〜60パーセント」との記事。
それでも日本の地方首長選挙の投票率よりも高い(!)
朝刊の「シーア派優位確実」から夕刊は「シーア派政党圧勝」と変わっています。
その記事の下にアメリカのブッシュ大統領が「際立った成功」という相も変らぬ
能天気なコメントを発表しています。
全イスラム教徒の約9割がスンニ派でシーア派は少数派だそうですから
イラクとイランが宗教国家として連携して「サラセン帝国」復興なんてことは
ないでしょうが、それにしてもそんなことになったらブッシュは一体
何をしにイラクに軍隊を送ったのかということになってしまいます。
ここで「ブッシュは実はイスラムの第五列」なんて
陰謀史観が登場しするのでありましょうか(笑)。
などと馬鹿なことを書きながらもう一月が終わろうとしております。
1月30日(日) 勝ち犬(?)
今朝4時に眼が醒め布団の中で悶々。
トイレに行こうか行くまいかの悩みは強烈であります。
結局トイレに行ってから一眠り。
起床6時40分。
7時に娘を車で高崎駅まで送っていきました。
6時に送っていくのとは大違い。
1時間違いで空が明るいということは気分が違います。
帰りに17号から榛名山がくっきりと見えました。
帰宅して朝食、パンがなくて妻がホットケーキを作ってくれました。
ホットケーキ3枚とレタスと紅茶。
朝刊、中台直行便が飛んだそうです。
中国と台湾、日本と中国も「政熱経冷」とか。
現在、日本と最大貿易額を誇っているのは中国。
ところが中国の貿易一位はEU、二位がアメリカで三位が日本だそうです。
私が学生の頃に軍事評論家の小山内宏という人が「米中もし戦わば」と
いう本を書いて結構売れていたような気がしますが、それも遠い昔のお話で
現在は「金持ち喧嘩せず」ということなのでしょうか。
テレビをぼんやり見ていますと日本テレビの「波瀾万丈」に
最近テレビでよく見かける弁護士の橋下徹が登場。
私も妻もゲラゲラ笑いながら見ましたが高校時代に好きだった女性と
大学入学後に高校の同窓会で再会、その女性が今度東京の下宿に
遊びに行くわと話したそうです。
ところがある日、下宿にドンドン荷物が運び込まれ本人も登場。
それから同棲生活が始まり今に至っているとか。
テレビを見ていた妻もこれには愕然。
「凄い女性ね。凄い女性ね」
を連呼していました。
ウ――ン、やっぱり凄いな。
こういう自信はどこから来るのでしょうか。
女性は清水の舞台から飛び降りるつもりで勝負をかけたということでしょうか。
それで離婚もせずに今では5人も子供さんがいて幸せな家庭とは。
これがまた離婚の多い今のような世の中では不思議に思えてきます。
妻の言葉を聞きながら思い出したのが柔道の山下泰裕。
この山下選手の場合はある日一面識もないOLから手紙が届き
その後交際し始めて結婚したそうですが、この女性が自分の
顔写真を同封していたことが週刊誌で話題になりました。
この時も妻は
「凄い女性ね。凄い女性ね」
と連呼していましたが、ウ――ム、やっぱり凄いなあ。
所帯道具を勝手に男の下宿に送り込んできたり頼みもしないのに
勝手に顔写真を同封してきたりするなんてもう迫力満点です。
フェミニズムなんて必要ないじゃん(笑)。
「負け犬」なんて図々しさが足りないだけじゃん(?)
と書きながらどうも最近流行しているこの「負け犬」という言葉が
私はなんとなく品がない感じがして嫌です。
女性を犬と比較するなんて失礼じゃないかと思いますが
これが自称ではしょうがないのでしょうか。
しかし、こういう女性を凄いな、凄いなと賛嘆している妻も私も
きっとこういう自信のある生き方がうらやましいのでしょう。
職場から昨日送ってきた今年の授業の方針書いてください
という要請にひっこらひっこらパソコンを打って返信封筒が速達に
なっているので急いで近くの郵便局のポストまで投函に行きました。
気温は冷え込んでいないのに久しぶりに風が強くて歩いていると息が切れてきます。
そういえば今年は風があまり吹かないことに気がつきました。
「上州のからっ風」というのも昔に比べると少なくなってきたような気がします。
昼食、妻が得意の中華丼。
二人でおいしくいただくと妻は即効で置きコタツの中に入って昼寝。
私は座椅子にもたれてウツラウツラ状態。
日々是好日というか小人閑居してビデオを見るというか。
図書館から借りてきた
1996年アメリカ映画「アライバル(侵略者)」監督 デビッド・トゥーヒー。
主演 チャーリー・シーン、リンゼイ・クルーズ
を見ましたが、これがまた拾い物のSF映画の快作。
宇宙電波を調査して宇宙人と交信しようとしようとしている
科学者がある日宇宙からの電波を傍受しこれをNASAの上司に報告しますが
同僚は殺害され自分にも次々に危機が訪れるといういつもの筋書き。
宇宙人が地球を温暖化して人間を絶滅させようとする陰謀だと途中からわかりだしますが
このスリルとサスペンスのもって生き方がこの監督はうまいのか最後まで見てしまいました。
自分に協力しようとする人間がいったい味方なかの敵なのか。
宇宙人なのか人間なのかという設定はなにやら、味方だと思っていたのが敵で
敵だと思っていたのが味方でというスパイ映画とソックリです。
この映画を見た後、置きコタツで昼寝している妻を見ていると
「もしかすると妻もこんなに眠るところを見ると宇宙人?」
と私をパラノイア的な不安に陥れるのがこの映画の快作である由縁であります。
1月29日(土) 久しぶりに「朝生」に感動
昨夜はテレビを見ようと思いながら
図書館から借りてきた映画ビデオ
アメリカ「ある愛のすべて」監督 ブライアン・G・ハットン
主演 エリザベス・テーラー、マイケル・ケイン、スザンナ・ヨーク
を見ました。
結婚して10年過ぎた倦怠期の夫婦が喧嘩(?)ばかりをするお話。
夫のマイケル・ケインが女好きでパーティーで知り合った
スザンナ・ヨークを不倫をしこれを妻のエリザベス・テーラーが
とことん嫌味を言って邪魔をします。
そして最後に起こったことはエリザベス・テーラーが
スザンナ・ヨークを・・・・・・・。
てなお話で最後の落ちに私は失笑状態(泣)。
もっと真面目に映画を作れよと怒鳴りたくなる代物でした。
まあ、無料で見ているので仕方がありませんが。
布団に入りサッサと眠りました。
起床7時。
朝日朝刊一面、NHK海老沢前会長の顧問辞任がトップ記事。
あまりの朝令暮改に笑ってしまうしかありません。
それでもほとぼりが冷めた1年後や2年後にNHKの子会社の
会長とか社長になっている可能瀬がありそうです。
朝日新聞、ここぞとばかり社説には
「会長交代が台無しだ」なんて張り切っております。
珍しく私もこの社説を読みましたが日本テレビの氏家会長の
「NHKは世評に疎い感じがする」なんて言葉まで引用しています。
敵の敵は味方(?)
朝食、トースト1枚、レタス、紅茶、コーヒー。
私は職場に直前期の授業へ。妻は弓道の練習へ。
授業が終わって知り合いが登場して20分ほどお喋り。
帰宅して昼食がお餅。
私は昔からきな粉をつけて食べるのと醤油に砂糖を入れて
これをお餅につけて食べるのが大好きです。
三つ子の魂百までもという奴でしょうか、子供の時からの
嗜好は本当に変わりません。
その後、置きコタツに入って昨夜ビデオに録画した
「朝まで生テレビ 激論、こんな教育が日本を滅ぼす」
を見ました。ビデオなのでコマーシャルをカットして見れるのが楽です。
出演者が政治家が少なかったのが成功したのでしょうか。出演者は以下の通り。
長田 百合子(NPO「不登校・ひきこもり・非行で悩む親の意識改革を助ける会」理事長)
喜入 克(都立高校教員,「プロ教師の会」)
小林 よしのり(漫画家)
高篠 栄子(学びの場.com編集長)
中井 浩一(国語専門塾「鶏鳴学園」代表)
福島 みずほ(社民党党首・参議院議員)
藤井 誠二(ルポライター)
水谷 修(作家,教育評論家)
宮崎 哲弥(評論家)
森越 康雄(日教組委員長)
吉田 博彦(教育支援協会代表理事)
和田 秀樹 (精神科医)
この番組は今まで見た「朝生」の中で出色の出来のように思えました。
そういう意味では政治家の「福島みずほ」は余計でした。
珍しく私は最後までこの番組を見ました。
問題は多岐にわたるのでしょうが、政治や経済を排除すれば問題は
地域の力の崩壊、子育てする親の問題、それに豊かになった社会における教育
この三点に行き着くように思いました。それにしても
以前にテレビで引きこもりの子供を説教する場面を見たことのある長田先生。
プロ教師の会の喜入克先生。
夜回り先生の水谷先生。
この三人の先生のお話は実にためになりました。
長田先生の迫力、特に貴入先生の論客ぶり、
水谷先生の品のよい落ち着いた話し振りには感銘を受けました。
だいたい、「朝生」を見て感銘することなんてめったにありませんし、
私は人の名前の前にむやみやたらに先生なんて敬称をつけるのは好きでは
ありませんがこの三人の先生の発言から文科省も日教組も教育委員会も
関係なく自分の生徒と主体的に対峙していこうという姿勢が読み取れて
それに感銘を受けた次第です。
私も今勤めている予備校とは関係なく自宅で一人の不登校の中学生を
教えていますのでこの半年どう勉強のモチベーションを持たせるかに
四苦八苦してきましたので三人のご意見が身に沁みました。
それにしても「子供を教育する」というのは大変なことです。
1月28日(金) やっぱり国定忠治(?)
昨夜は自宅で授業。
高校一年生の男の生徒、授業を始めて3分も立たないうちに眼がとろんとしております。
もう眠くて眠くてという表情をしております。
私が以前にやったように急いでアイスコーヒーを持ってきてあげると
うれしそうな顔をして「ありがとうございます」と申します。
アイスコーヒーを大切そうに飲んでいるのを見るのも楽しいものです。
おかげで90分眠りはしませんでした。
それにしても若者の爆睡力(?)には凄いものがあります。
それだけエネルギーを使っているのでしょう。
終わってから夕食。
図書館から借りてきた
松竹映画 「風花」監督 木下恵介 主演 岸恵子 久我美子 有馬稲子 東山千栄子 川津祐介
を見ました。
「君の名は」で岸恵子が好きになって借りてきたのですが、
この内容がまた凄すぎて。
戦前の信州の大地主の家が舞台。
この家の息子が小作人の娘と恋をして軍隊に召集される前夜に川に投身自殺をします。
息子は死に恋人は生き残ります。この恋人が岸恵子。
岸恵子は妊娠していて子供を生みますが、大地主が子供と一緒に岸恵子を引き取ります。
ところがこの親子は母屋ではなく母屋とは別の納屋のようなところで生活させられます。
この息子が川津祐介。この映画はこの親子の苦難の物語を描きたかったのでしょうか。
しかし、どうももんぺ姿の岸恵子には見ている方が辛いものがあります。
芯のしっかりした激情を持ちながら時代と運命に忍従している女性役なのでしょうが
もうひとつ岸恵子のよさがでていません。
それにさすがの私にも話が旧すぎました。
この映画を見ながら思ったことは最近やたら戦前を美化する人が多くなっていますが、
昔の地主と小作人の階級差別のひどさなどみんな忘れてしまったのでしょうか。
小作人は地主と食事をする時も座敷には上がれず土間でいただいていたとのことです。
食えなくなった農民が小作争議を各地に起こると警察は地主と結託して小作人に大弾圧を加えました。
こういうことを忘れて戦前を美化されても困ります。
戦後のアメリカ占領軍による農地改革は本当の無血革命だったのでしょう。
起床5時30分。
娘を車で高崎駅まで送っていきました。
帰宅して朝食。
午前中、生徒が来て授業。
この不登校の生徒、今年になってどうしたのかやたらやる気を出して
宿題をどんなにたくさん出してもきちんとやってくるようになりました。
驚くほどの勉強に対する姿勢の変化であります。
ここまで来るのが大変でしたが、こうなると何か教えることが楽しくなってきます。
後は成績がドンドン伸びるのみでしょう(?)
その後図書館に行き探していた本を発見して借りてきました。
午後はパソコンに向かい作業。
ネットを見ると、
海老沢院政に抗議電話10万件!?側近2人も顧問
NHKの海老沢勝二前会長(70)が辞任翌日の26日、事実上の「海老沢院政」を固める顧問に就任したことが、視聴者らの猛反発を受けている。同局には27日、約10万件にも及ぶとみられる抗議電話が殺到し、回線はパンク状態となった。今後、受信料不払いが増えるのは必至で、局内外からは、新会長に就任した橋本元一氏(61)の改革意欲を疑う意見が噴出する。「皆さまのNHK」は視聴者をナメ切っているのだ・・・(略)。
やっぱり海老沢会長は国定忠治だったのが(?)
国定忠治は関所破りの罪で関八州の役人に追われ上州から消えていましたが
ほとぼりが冷めた頃にこっそりと上州赤城山に戻ってきて潜伏していたそうです。
その点、海老沢前会長は会長辞任発表の舌のねも乾かぬうちに顧問就任。
国定忠治と役者が違います、役者が。
国定忠治でさえが関八州の役人を恐れていたのというのに
海老沢前会長は視聴者も国民も恐れてなどいやしません。
まあこの人の行き着く先も国定忠治とおなじ磔・獄門(笑)。
以前に自民党の誰かが子供が殺人を犯した両親に対して
市中引き回しの上さらし首なんて恐ろしいことを言っていましたが
どうしてこういう時こそ、海老沢前会長に対し市中引き回しの
上さらし首なんて言えないのでしょうか。
一度くらい言ってみろよ(笑)
1月27日(木) T字戦法
昨夜は自宅での授業が終わって遅い夕食をいただきながら
NHKの「その時歴史が動いた」を見ました。
昔、昔、司馬遼太郎の「坂の上の雲」で読んだ秋山真之の編み出した
日露戦争、日本海海戦のT字戦法のお話でありました。
この時の連合艦隊がT字戦法でロシアのバルチック艦隊を撃滅するのを
コンピュータ―グラフィックで再現していましたが私はこの画面を見ながら愕然。
私は一列横隊で進んでいくバルチック艦隊の中央に一列縦隊になった
連合艦隊が錐のように鋭く突っ込んでいく戦法だとばかり昔から思っていました。
ところが画面のコンピュータ―グラフィックを見ているとまったくの逆。
一列縦隊に進んでくバルチック艦隊の進路を一列横隊になった連合艦隊が
遮りバルチック艦隊の先頭を進む戦艦に全艦が集中砲火を浴びせるという戦法でありました。
同じT字でもこれでは全然違うがな。
どうしてそういう風に思い込んでいたのか原因が全然思いつきません。
錯覚というものはつくづく恐ろしい感じがします。
その後ダラダラとテレビを見ているうちに置きコタツでウトウト。
どうも朝が早いせいか寝不足気味です。
1時間ほどウトウトしてまたテレビに向き合っているうちに12時。
あわてて布団に入りましたが、私はコテッと寝むれる体質ではありません。
結局、枕もとにあった本を読みながら眠ったのが午前1時。読んだのが
服部之総「黒船前後 志士と経済 他十六編」岩波文庫
どうしてこんな本が私の家にあるのか私自身がよくわかりません。
何かの本でこの歴史学者が終戦後に東北の地に「司王国」という
独立王国を作ったという話を読んで買ったのかもしれません。
この本の「尊攘戦略史」というところを読んでいて
徳川御三家の水戸藩の話となり服部之総が
「ゆくすえの幕政倒壊を見越して、その場合にも一門だけは残るようにとの
東照神君の神謀から水戸だけは堂々尊王の家筋と定められた」
と書いているのを読んで徳川家康はそんなことまで考えていたのか
と実に感心していると続いて
「なとどいう説は、まっ正直に家康を神様扱いにする筋から出たものというほかはなかろう」
なんて書いているので思わず笑ってしまいました。
何の目的もなく本を読んでいる時が一番楽しいのかもしれません。
起床5時30分。
置きコタツで震えながらセーターを着てパジャマ姿のまま
車で娘を駅まで送っていきました。
帰宅して朝食、娘を月曜日から金曜日まで朝早く送り出す
仕事が増えて以来妻の作る朝食が多少豪華になりました。
トースト1枚。目玉焼き。レタス。熱い紅茶。
私が若ければこの後布団に入りもう一度眠るのですが
どうも歳をとるとそれさえもままなりません。
頭はボーとなりお腹はくちているというのに頭の奥の
芯だけがなにやら冴えていてただジッとしているだけであります。
そのまま1時間ほど休んでままの状態でいました。
午前中、今日の授業の下調べとパソコンに向かっての作業。
午後、★★高校へ行き授業。
帰宅途中、少し日が長くなったような気がしました。
帰宅してこの日記を打って生徒が来て授業。
授業が終わって遅い夕食。
1月26日(水) 感動のメール
昨夜は夜間部の授業から帰ってきて夕食を
いただきながら夕刊を読んでいて思わず
「アッ」と声をあげ思わず持っていた箸を落としそうになりました。
朝日新聞夕刊、週刊TVナビ 映画案内
26日 水曜日 後1.00〜2.57 国定忠治(54年日活)滝沢英輔監督 辰巳柳太郎 衛星2
27日 木曜日 後1.00〜2.36 国定忠治(58年東映)小沢茂弘監督 片岡千恵蔵 衛星2
すべての謎が解けた感動が私を激しく襲いました(?)
昨日の朝のNHK海老沢会長の自宅前での報道陣に対する
「国定忠治の心境。赤城の山もこよい限りというのがあるでしょう」
と穏やかな表情で語ったという記事について私は国定忠治なんて
センスが旧いってこの日記に書きました。
私は完全に海老沢会長の深謀遠慮にひっかっかっていたのであります。
辞任を前に明日、明後日はNHKBSを見てくださいという暗示だったのだ(!)
NHK会長としての最後の朝までNHKテレビの視聴率を高めるための広報活動だったのだ。
何という愛社精神(笑)、何という余裕(笑)。
辞任を前にこれこそ明鏡止水の境地と言えばいいのでありましょうか。
と書きながら何やら私も自分が書いていることについて半信半疑であります(笑)。
起床5時半。
夜中に雨が降っていたようでありました。
車で娘を高崎駅まで送っていきました。
帰宅して妻と一緒に朝食をいただきました。
その後、パソコンでメールを開くと送信者がカタカナ名の
怪しのメールが到着しておりました。
最近は怪しいメールは絶対に中を開かずに一発削除しております。
このメールも削除しようとしながら結局開きました。
長い文章のメールでありました。
読んでビックリしました。
ポルトガルに在住の日本人女性の方からでした。
ポルトガル人の方と結婚して日本には三年に一度くらいしか帰国しないそうです。
娘さんが一人おいでになって日本の大学に進学させようと考えていたそうですが
ポルトガルの物価は日本の物価の半分くらいだそうで日本で娘さんに
大学生活を送らせるのは経済的に到底無理だと思っていたそうです。
ところが先年、帰国したおりに拙著「タダで大学を卒業させる法」を
見つけポルトガルに持ち帰り娘さんに読ませ自分もお読みになり
娘さんを日本の大学に進学させる決意をなさったそうです。
現在娘さんは早稲田大学に合格し東京の安アパートに住み
アルバイトに励みながらがんばっているそうです。
メールの文面には一面識もない私に対する感謝の気持ちが溢れていました。
いやー、もう朝から私にとっては感動のメールでありました。
しかし画竜点睛を欠くと申しますが、この方が拙著を買ったのがなんとブックオフ(笑)。
ウ――ムと思わず唸ってしまいました。
私もブックオフでほとんどの本を買っておりますのでこれこそが因果応報(?)
午前中、生徒が来て授業。
昼食、冷たいご飯に昨日の夕食の残りと朝のシチュウ。
午後は★★高校へ向かい授業。
もう一期の高校受験が終わり今日は入学手続きの日だそうでして
キャンパスに母親とういういしい新高校生が溢れていました。
帰宅して一休みしてこの日記をつけその後生徒が来て授業。
1月25日(火) センスが旧すぎる(!)
昨夜は夕食後、遂に
松竹映画「君の名は 第三部」
完結編を見ました。
去年見てから久しぶりであります。
それにしても姑が憎んでいた氏家真知子の代わりに
息子の再婚相手として登場したのが役所の次官の娘で
(旧い言葉ですが)アプレゲールの典型のような娘とは。
私が一緒につきあいで見ている妻に
「俺たちも嫁に私は親とは同居したくありませんを言われるかもな」
と申しますと
「当たり前でしょう。どうして別に一緒に住む必要もないでしょう」
なんて自信ありげに申しております。
いやいや、人生何が起こるのかわからないなんてこの妻に言っても無駄か。
それともどうしても私と二人だけで一緒に生きていきたいのか(笑)。
市川春代の姑は氏家真知子が勤めている阿蘇のホテルまで
逢いに行き家に戻ってくれるよう哀願します。
まさに運命の不思議、立場大逆転であります。
結局、離婚が成立して東京に入院中の氏家真知子の下に
ヨーロッパに取材に出かけていた後宮春樹が急遽帰国し
病室に駆けつけて永遠の愛を誓うところで
この長い長い三部作は大団円を迎えたのでありました。
御苦労様でした、岸恵子と佐田啓二。
それ以上にご苦労様でした、この長い映画をつきあいで見てくれた私の妻。
それにしても老婆心ながらこれだけ長期にわたりすれ違いドラマが起きすぎた
二人がチョモランマのピークよりも高い至高の愛を誓いながら、
これから平凡な日常を送ることは可能なのでありましょうか。
平凡な結婚生活を送るにはそれまでの刺激が強すぎたのでは(?)
まことに激しい恋愛と平凡な結婚の関係は難しいものがあります。
やっぱり、人生、中庸が大切か(?)
この「君の名は」の後、松竹は「この世の花」「続この世の花第4・5部」
「続この世の花第6・7部」「続この世の花第8部」「この世の花完結編」
とまるで中里介山「大菩薩峠」のような長い悲恋映画を作っていて
私はこの映画を小学生の頃に見た記憶がありますが残念ながら高崎市立図書館にはありません。
この映画のビデオ全5巻購入するよう申請するのはさすがに私も気が引けます。
起床5時半。
娘を車で送って高崎駅へ。
戻って早い朝食。
布団をあげ洗濯物を二階のベランダに干しました。
午前中、今日から3日間の授業のプリント作りと今日の授業の下調べ。
ネットを見るとNHKの海老沢会長は25日朝、都内の自宅前で報道陣に現れ
「国定忠治の心境。赤城の山もこよい限りというのがあるでしょう」
と穏やかな表情で語ったとか。
国定忠治(!)新国劇(!)センスが旧い!
私の世代からしても旧すぎる(笑)。
海老沢会長、もしかすると最後は国定忠治のように磔・獄門を覚悟しているのか(?)
せめてNHKの会長なのだから
「壇ノ浦で滅びる平氏の心境」
「都落ちして平泉に向かう義経の心境」
とか大河ドラマの宣伝でもしたほうが良かったのでは。
もしかして来年のNHK大河ドラマは「国定忠治」。
赤城山に海老沢会長の碑が立ったりして(笑)。
午後はパソコンに向かい作業。
職場に向かい去年からの最後の夜間部。
帰宅してこの日記を書いて遅い夕食。
1月24日(月) 「岸恵子」病
昨夜は午後9時からテレビを見ました。
NHKスペシャル「シリーズ憲法A」
日本テレビ「行列のできる法律相談所」
テレビ朝日「日曜洋画劇場」「友へ チング」
この三本を交互に見ておりました。
戦争の悲惨さの話を聞き、島田伸介のギャグを見、朴政権時代の
韓国の高校生の生活を見ておりましたが遂に途中ですべてが面倒くさくなり
かつわけがわからなくなり三本とも見るのをやめてしまいました。
こういう時には静かに見られるものが一番です。
それで結局行き着く先は図書館から借りてきたビデオ
松竹映画「君の名は」第二部(笑)
となりました。
第二部の舞台は東京、佐渡、北海道。
主人公の岸恵子は疑い深い夫とその母親のいじめに会い家出をして
佐渡に渡りますが、夫の子を既に宿しています。
そこに心配した佐田啓二が訪れて山の吊り橋で巡り逢い
二人で愛を誓おうとしますが結局宿している子供のために
二人は一緒になることができません。
東京に帰った佐田啓二は友人に誘われて北海道に渡ります。
東京に帰った岸恵子も病院で子供を生もうとしますが流産してしまいます。
そしてそのことでいじめにあい佐田啓二を求めて北海道に渡ります。
そして二人は再び再会しますが、夫が依頼した東京の裁判所からの出頭命令が出て・・・・・
第二部の見所は何と言っても市川春代扮する姑の嫁いじめです。
川喜多雄二の夫が妻の岸恵子と口論になり夫が怒って
部屋を出て風呂に入ろうとすると姑が
「勝則さん、お背中流しましょうか」
なんて息子を追いかけるようにして声をかけます。
これはもう何と言えばいいのか「極上の憎々しさ」であります(笑)。
仕方なく一緒に見ている妻に
「おいおい、こんな歳の息子の背中を母親が流すなんて本当にあるのかよ」
と尋ねますと待っていましたとばかり
「それがあるのよ。私が聞いた話だと一人息子が結婚したらそれまで二階に寝ていた母親が
××××××××××××××××××××××××××××××××」
妻の発言は社会的影響を考慮して伏字にしました。
×の数と伏字の字数は関係はありません、念のため(笑)。
岸恵子が流産した後電報で呼び寄せられた佐渡の叔母である望月優子と
市川春代の対決などはなかなかの見せ場でありました。
「お母さんは別居してしてください。そうしないと勝則さんとは離婚させます」
と詰め寄る望月優子に
「何をおっしゃっているんですか。私は勝則をここまで育てた母ですよ」
なんて市川春代が答えます。
定番的シーンを名優同士が演じると定番を超えてしまいます(?)
それにしても後宮春樹と氏家真知子の二人の仲を取り持とうとする淡島千景が何度も
「どうして二人はこんなにすれ違って結ばれないのだろう」
と何度か嘆くシーンで私は笑ってしまいながら
「そういう風に作ったのは菊田一夫だろうが」
なんて画面に向かって文句をブツブツ言いました。
この映画のラストの雪の降る美幌駅で二人が別れる場面は
世界映画史上三本の指に入る名場面です(?)
ほっそりとした岸恵子が雪の降るホームにコート姿で立っている
だけで何やらフランス映画を見ているような気分になります。
何度見ても感動の場面ではあります。
結局、妻は途中から消え私はウットリとなりながら一人さみしく
映画を見終わりました。
美幌駅のホームに一人残される佐田啓二。居間の置きコタツに一人取り残される私。
いつの世の人間も辛いこの浮世を生きているのでありましょうか。
起床7時半。
早朝に娘を駅まで送るのは妻がやってくれました。
朝食、トースト1枚、レタス、熱いコーヒー。
9時に生徒が来て授業。
この中学生の生徒も去年の途中から不登校になってしまいました。
原因はいじめです。
最初、教え出した時は学習意欲などなく、なだめたりすかしたり脅したり
それこそイロイロク苦労しましたが、8ヶ月あまりかかってやっと
学習意欲も湧いてきたようです。
精神的に落ち着いて勉強する意志さえ生まれれば後の成績は伸びる一方の筈です。
そういう意味で私もやっとこの生徒を教えながら楽しくなってきました。
それにしても何でも時間がかかるものです。
その後、職場の予備校に向かい昨日作った自己紹介文や夜間部の案内文を提出。
その後図書館に行きました。ビデオコーナーで
「君の名は」第三部完結編
を発見。ついでに映画の書籍コーナーで
「人は大切なことも忘れてしまうから 松竹大船撮影所物語」マガジンハウス
著者は山田太一など元松竹に勤めていた映画人たちです。
帰宅して昼食後にこの本で「君の名は」について書いている人はいないか探すと
やっぱりありました。
「君の名は」の監督の大庭秀雄が以下のようにインタビューに答えていました。
――(略)たとえば敵役の川喜多雄二とか市川春代がいると、そっちの方よかそれを
受けている岸さんの方をすごく押して撮っていっらっしゃる、細かく。
これね、実はヒロインっていうのはあんまり性格がないようだけど、そうだからって
性格のある敵役が面白いからって、そっちを撮ったらメロドラマにならないんで
ヒロインを押しに押すことがね、ひとつの秘訣かななんて。
大庭 なんのことはない、そうなんです。『君の名は』なんていうのは、岸恵子の顔を
追っかけて撮ったようなもんであってね。岸恵子がね、そういうキャメラに堪える
存在だったってことがよかったですね。
――― なかなか終わりの「ハイ」をおかけにならなかったっていう話を聞きました(笑)。
岸さんの顔を見てると終わりの「ハイ」がかからないと。
大庭(笑)あの子ね、そうなんだ。演技にムードが音楽がある。
グーっと余韻を引いている。なかなかかけにくいんですよ。
ウ――ン、私も大納得した感じであります。
同じ松竹の俳優でも高峰秀子も有馬稲子も久我美子も鰐淵晴子も
氏家真知子役にはミスキャストのような気がします。
岸恵子だからこの映画は成立したのかもしれません。
それに単なる美人ではなくどこかに、深い想いや言葉にならない情感を秘めていて
それが何か私たちに訴えかけるものがあるのでしょう。
「君の名は」の部分だけ読んで後はパソコンに向かい作業。
すぐに夜になりました。
妻が帰ってきて置きコタツの上の「君の名は」のビデオを見ながら
「あんた、病気なんじゃない」
とのたまわったのでありました。
1月23日(日) 脳活性化ならず
昨夜は夕食をいただきながら私が妻と娘に
「明日から二人とも二階のトイレを使うように」
と申しますと二人ともゲラゲラ笑い出しました。
笑い事ではありません。
二階のトイレ使わないので詰まってしまい修理代1万円(!)
この金欠の時に巨大な出費であります。
食事が終わってから日本テレビの
「世界一受けたい授業」
のうち「脳活性化百ます計算」を見ました。
私も十二の提示された絵を三十秒で記憶するゲームにチャレンジしましたが
脳が全然ついていきません。
私の脳が「休ませろ、休ませろ」「突然変なことに俺を酷使するな」と叫んでいました(?)
いつのまに私の意志に関係なく私の脳は怠惰になったのか。
続いて「百ます計算」にも暗算でチャレンジしました。
しかし小学生の頃に日本商工会議所珠算検定3級に合格しているので
昔から計算には自信があったのですが、
彼は昔の彼ならず、脳は昔の脳ならず。
ウ――ン、遅いなあ、と自分であきれ返りました。
それでも蔭山先生のこの「百ます計算」はビジネスマンや老人の皆さんから
役に立つという投書をいただいているという解説にさもありなんと思いました。
私も後十年後か二十年後に家族に見捨てられどこかの養老院で
一人寂しく「百ます計算」に打ち込んでいる自分の姿が浮かんでくるような気がいたしました。
その後、図書館から借りてきたビデオ
「古畑仁三郎 8」を見ました。
これも一度か二度はもう見ていますが私の疲れ切った脳は
牛の胃のように何度も同じビデオを気楽に反芻するのが好きになったのでしょうか。
見終わってさっさと布団に入り眠りました。
起床8時。
陽が全然射さないどんよりとした曇り空であります。
朝食、トースト1枚、レタス、ジュース、紅茶。
朝食をいただきながら昔と比べ本当に炭酸類の飲み物をいただくなったことを
つくづく不思議に思いました。
午前中、必死で予備校の新年度の自分の紹介の原稿、夜間部のコース案内の原稿
二月二日の進路講演会の父母に配るレジメの原稿をパソコンに打ちました。
講演の原稿の中に
第2章 親の大誤解を解消しましょう
誰でも目覚めさえすればノーベル賞は無理としても(笑)東大に合格するくらいの実力は身につきます。
その2 勉強ができるかできないかは遺伝ではありませんよ。
勉強が遺伝するのだったらスポーツの能力も遺伝する筈です。
長嶋茂男の息子や野村克也の息子はどうしてプロ野球の一流選手になれなかったのか(笑)
その3 勉強に秘伝(テクニック)はありませんよ。
そんなものがあるのだったら私も書いて大ベストセラーにします(笑)。
頭に知識を詰め込みすぎて、また多くのことを暗記しすぎて頭が爆発してしまった生徒を私は知りません(笑)。
なとど書きながらこの内容では先日会った校長先生が怒るのではないかと
思いつつさっさと三ページほどの原稿を書きメールで高校の担当の先生宛てに送ってしまいました。
いつも後から訪れるあんなこと書くんじゃなかったという激しい後悔(!)
10時ごろに初めて終わったのが午後1時過ぎ、時間掛かるよなあ。
昼食、正月に残ったお餅を家族三人でいただきました。
今ごろお餅をいただいていると何やら非常食をいただいている気分になります。
食後にテレビに見る番組もなく今度は図書館から借りてきたビデオ
「君の名は」第一部
を見ました。去年も借りてきて見ているというのに。
どうも私は氏家真知子に、厳密に言えば岸恵子に恋をしたようであります。
空襲に備えた防空頭巾さえ岸恵子がかぶると美しく見えます。
結局、岸恵子を見るために早回しもせず最後まで見てしまいました。
第二部も借りてきているのでゆっくりと見るつもりです。
第一部は昭和20年から昭和23年くらいの時代のお話なのに
あの食糧難の時代に歌舞伎座で歌舞伎を見ている階級もいたのかと
思うとやっぱり金がないとと思えてくるのも不思議であります。
今、予備校に多いのは「金八先生」ではなく「金欠先生」(?)
1月22日(土) 詰まるもの
昨夜は図書館から借りてきた
フジテレビ・共同テレビ「顔」VOL2 主演 仲間由起恵 オダギリジョー 京野ことみ 余貴美子
を妻と娘と3人で遅くまで見ました。
テレビでこんな番組放映していたのか。娘と妻は
「京野ことみはショムニの方が可愛かったわね」
と異口同音に申しておりました。
それで私は京野ことみをどこかで見たことがあると思い出した次第です。
私は私で
「仲間由起恵もいつもあの長い髪型だけど本人はうっとうしくないかなあ」
と言うと二人で何がおかしいのかゲラゲラ笑っております。
私は仲間由起恵の長い髪型を見るといつも松岡きつ子を思い出してしまいます。
親戚かいな(?)
ビデオはコマーシャル抜きで3本録画されていますが
一作目の「死刑囚の証言」の途中で娘は二階に消え
二作目の「封印したはずの顔」が始まるやいやな妻は置きこたつの
中にうつぶせになったまま眠り始めました。
私は二作目を見終わったところでさすがに力が尽きました。
これは二時間のサスペンスドラマにすればもっともっと面白い
作品になったのでしょうが、どうしても一時間ドラマでは
無理がある気がしました。
明日は娘の研修がないのでゆっくり眠れると思い布団に入り午前一時ごろに眠りました。
夜中にトイレに行きたくなり眼が醒め枕元の時計を見ると何とピッタリ5時半。
火曜日からの5時半起きの刷り込み学習が完璧に私の体を支配しておりました。
もう一度眠りなおして7時半に起床。
さすがによく眠った気分になれました。
朝食、トースト、卵焼き、レタス、熱い紅茶。
8時過ぎ、職場に向かいました。
午前中、直前期の授業。
午後帰宅して昼食、きつねうどんと太巻き。
故障している二階のトイレの修理を頼んでいた業者の方が二名到着。
5分ほどで修理が終わったとのことで妻と私は庭の浄水孔の蓋を開いて
水が流れている状態を見せられました。
ウ――ム、見事に流れている(!)
一体、何が詰まって流れが悪くなっていたのだろうと妻も私もイロイロ
考えていましたが、業者の方の解説は意外や意外のものでした。
水洗トイレは一ヶ月以上使わない状態でいるとトイレットペーパーが
詰まってしまうそうです。
ウ―――ン、そんなのありかよ。
確かに詰まっていた液状のものを見せられましたがまがいもなく
トイレットペーパーそのものでありました。
その時私は一大真理を発見した気持ちになりました。
トイレは使わないとトイレットペーパーが詰まる
脳は使わないと血液が詰まる。
人は働かないと金に詰まる。
どうもこの三つには何の因果関係もないみたいですが。
その後、図書館から借りてきた
「狂気という隣人 精神科医の現場報告」岩波明 新潮社
という本を読みました。
この手の本は図書館で借りる段階で私は借りても読まないだろうなと
思いつつなぜか借りてしまう種類の本です。
しかしこの本は3時間くらいかけて一気に読んでしまいました。
実に精神科医の経験を実に平明、わかりやすく具体例を挙げて
書いているので私のような素人にも理解しやすかったのかもしれません。
私はこの本を読んで「精神分裂症」と「精神病質(サイコパス)の
違いがわかったような気持ちになりました。
それにしても医者がその持っている高い技術にもかかわらず
暴れる患者に注射を打とうとして自分の指に打ってしまったりするなんて
読みながらこの職業にびびってしまいました。
この本を読み終わってけっして楽しい思いがしないのは著者がほとんど仮名で
紹介している患者のそれぞれの運命があまりに悲惨なせいであり
また医者の中でも精神科医が一番自殺率が高いからなのでしょうか。
中に「仕事熱心」「几帳面」「凝り性」「真面目で周囲から信頼される」
「融通がきかない」という四十代の精神科医が自殺した話など
読みながらもしかしたらこの特徴は全部私に当てはまっているのでは
ないかと考えると恐ろしいものがあります。
読み終わって妻にこの話をすると妻は
「ウハッハッハッ、あんたよくそんなことが言えるわね。
その自己診断全部間違っているわよ。そういう意味じゃあんたは病気かもね」
とうれしそうに申しました。
ウ――ム、やっぱり私は病気なのか(?)。
1月21日(金) 陰謀史観
昨夜は布団に入り図書館から借りてきた
「陰謀の世界史」コンスピラシー・エイジを読む 海野弘 文藝春秋社
をやっと読み終わりました。
こんな本が出版されていたのさえ知りませんでしたが
5日近くかかってやっと読み終わりました。
世界の陰謀史観を集大成したような本でありますが、
私のような教養のない者には歯が立たないような内容であります。
ただ本当に勉強にはなりました。
著者によればそもそも「とんでも本」的陰謀史観が一つの文化になったのは
戦後のアメリカからであり陰謀史観は完全な「カルチャー」となっているそうです。
確かに陰謀史観で世界を見ると「何でもわかったような気持ち」になります。
「虚実皮膜」と申しますが、「虚」を「実」のように述べる技術と
大衆がそれを待ち望んでいるという場所で成立しているのでしょう。
アメリカのケネディー大統領の暗殺を指示したのは実はCIAでもFBIでも南部の
石油業者でも極右でもなく夫の度重なる浮気に怒ったジャクリーヌ夫人である
というセオリーには笑ってしまいましたが。
この著者が執拗に繰り返している陰謀史観の二大原則は
「すべてはつながっている」「すべては今である」
ということです。
私が理解した範囲でこれをええ加減に並べますと
ローマ法王庁→ナチス→CIA→マフィア→ケネディ暗殺→ロックフェラー→
共産主義者→ルーズベルト→チャーチル→イギリス王室→MI5、MI6→ロシア→ユダヤ
ナチス→ロスチャイル→ローマ法王庁・・・・・・・。
という風に完全循環構造に入ります。
まるで「世界は一家人類は皆兄弟的」構造であります(笑)。
しかしほとんどが砂上の楼閣だと思って読んでもなかなか面白いものがあります。
もしかしたら日本のマスコミも結構この陰謀史観を信じて記事を書いているのでは
と気もしてまいります(?)
起床5時半。娘を送って高崎駅へ。
帰宅して朝食、トースト、目玉焼き、レタス、ホットコーヒー。
早朝、娘を送っていく仕事が始まってなにやら妻が作ってくれる朝食が以前に比べ
豪勢(?)になったような気がそこはかなくします(笑)。
その後、ボッとしていると妻が
「あんた、着たきりスズメのような服装で行かないでよ」
と申して会社に出かけていきました。
何を言っているのかと思っていると妻が出かける時に
私のパソコンを置いてある机の前の椅子にズボンとネクタイがありました。
今日は二月の頭に講演をする地元の※※高校の校長先生に会いに行く日です。
それで置いていったのかとやっとわかった次第です。
午前中、生徒が来て授業。
午後、※※高校へ向かいました。
校長室で校長先生と担当の進路の先生とで一時間ほど講演の打ち合わせと雑談。
校長先生、十数年前に別な高校の進路指導をしていた時にも
私を呼んでくれたとのことでありました。
しかし私は何か記憶が甦らず恐縮するのみでありました。
帰宅する途中図書館に寄り本とビデオを借りて帰りました。
帰宅すると予備校から手紙が届いていました。
新年度の夜間部の講座の案内原稿を書いて欲しいとのこと。
一休みして明日の授業の下調べ。
今日もまたかくてありなん。
1月20日(木) 驚くことばかり
昨夜は夕食が終わって報道ステーションを見ていました。
最近は驚くニュースばかりです。
すると脱北者がTBSテレビに写真を提供し昔の写真から判断して日本人の男女に間違いなく
二人は日本から北朝鮮に拉致されたと大々的に報道されたニュース。
実は提供された写真の二人は韓国人でまったく別人と判明したのとのことです。
私はテレビを見ながら驚きで口アングリ。
女性はともかく男性の方は一昨日の夜も妻とテレビを見ながら
「そっくりだ」「そっくりだ」
「何年過ぎても人間の顔って変わらないのね」
と言っていたのが他人の空似とは(!)
何か狐につままれた想いがしました。
しかし世の中あんなに似た人がいるものなのか。
出来ればDNA鑑定をするとのことですからまだ絶対ではないのでしょうか。
しかしこれは虚報とも誤報とも言えない仕方がないことなのでしょう。
もう一つ驚いたニュースはどのテレビ局で報じていたのか忘れましたが
北朝鮮の金正日が他二名の側近とともに10年程前、
アメリカにビザを申請していたという報道。
これにもビックリ、ほんまかいなと思いつつありうる話のようにも思えます。
起床5時半。
昨夜は温度が低かったのか車の窓ガラスに霜が降りていました。
娘を駅まで送っていこうと玄関を出ると表の道を犬を連れた老人が散歩をしておりました。
まだ外は真っ暗であります。
私のような怠惰な人間はこんな寒い朝に散歩をすると心筋梗塞その他の病気になる可能性が
あるのではといらぬ心配をしてしまいます。
やっぱり布団の中で惰眠をむさぼっている方が健康的では(?)なんて思ってしまいます。
娘を送ってきてからもう一度寝ようと思いましたがそう簡単には眠れません。
さっさとトースト、目玉焼き、レタスの朝食をいただきました。
朝刊に眼を通すとまたまた驚き。
三面の下「脱北者の写真は韓国在住の男女 TBSが陳謝」
の記事の小さいこと、小さいこと(!)
まあ、この程度の大きさで処理するしかなかったのでしょうか。
その隣にコンチネンタルタンゴの王様 アルフレッド・ハウゼが死去したとの記事。
記事を読みながら独ミュンスター生まれと書かれているのでアレッ、この人
アルゼンチン人ではなかったのかと不思議に思った次第です。
もしかしてドイツ系アルゼンチン人なのでしょうか(?)
この人のタンゴ昔ラジオからやったらめったら流れていた記憶があります。
さらに新聞を開いていて驚いたのは今週の「週刊文春」の広告。
広告スペースの三分の一近くを使って
「渡部絵美衝撃告白私を弄んだ堤義明」
の大活字の下に
「俺の女になればリンクの一つや二つはやるぞ!」。
当時、フィギュアスケート界のアイドルだった17歳の彼女を口説いた
堤は、新宿プリンスホテルのベッドに押し倒した・・・・」
広告にここまで書くかって感じです。
中国の文学者魯迅に
「水に落ちた犬は打たなくてはならない」
という言葉があったような気がしますがもう堤義明は水におちた犬状態なのでありましょうか。
そう考えると奢れる者も久しからずただ春の夜の夢の如し
という言葉がしみじみと心に響いてまいります。
それにしても何年過ぎての衝撃の告白なのでしょうか。
渡部絵美はリンクをもしもらっていたら何に使っていたのでしょうか(?)
即刻リンクをつぶして高層マンションのオーナーになっていた(?)
堤義明は堤義明でどうして自分の所有するホテルでこんな行為を迫ったのでしょうか。
場所を選べよ、場所を、それとも単にホテル代をケチろうとしたのか(笑)
新宿プリンスホテルの社員のモチベーションが低下するよ(?)。
置きコタツの中でウトウトしてからパソコンに向かい作業。
午後は★★高校へ授業へ出かけました。
帰宅して一休みして生徒が来て授業。
何か時間があるようなないような。
1月19日(水) 無名の市民
昨夜は帰宅してパソコンの日記をつけて転送し
一休みしていると電話が鳴り娘が高崎駅に着いたので
迎えにきて欲しいとのことですぐに車で駅に向かいました。
娘を乗せて家に戻ろうとすると娘が突然
「母さん、弓道の練習の後、迎えに来ると言っていたわよ」
と申します。今日は昨日とは違う電車に乗り10分早く到着。
妻は弓道の練習を終えた後10分遅い昨日の電車だと思い
迎えに来るのではと申します。
遅かりし由良之助、早く言ってよ(!)
妻も私も携帯電話を持っていません。
帰宅して娘をおろしていったん家に入りました。
しかし、さすがに寒風吹きすさぶ駅前で帰らぬ娘を待つ忠犬ハチコー、
はたまた岸壁の母状態に糟糠の妻(?)を見捨てておくことは
愛憎はともかく人道に反することのように私には思えました。
それよりも後の復讐が恐ろしい(?)
結局、駅までまた車で出かけ娘を待っている妻を発見して事態を報告。
無事、お互いに家に辿り着きました。
夕食後、テレビを見ていますと北海道方面に地震とのテロップが流れました。
チャンネルを急いで切り替えるとやはり一番速かったのがNHK、次が日本テレビ。
根室・釧路方面震度5。
私もあの新潟・中越大地震の時に家が揺れて以降地震には敏感になっています。
布団に入り本を読みながら眠りました。
起床5時半、6時前に駅まで娘を送りました。
20分ほどして帰宅しても眠る事も出来ず結局朝食をとり
それから昨日ヒーヒーと言って作ったプリントの作り直し。
9時に生徒が来て授業。
終了してから今日と明日のプリントを完成。
昼食をいただきながらテレビを見ると一昨日亡くなった
元中国共産党総書記趙紫陽の死に対しアメリカ国務省が
哀悼の意を表したとのニュースが流れていました。
ウーム、アメリカもこういうことになると細かいなあ。
中国の現政権へ民主化への圧力をかけているのでしょう。
イラクなども侵攻せずじっくり構えればよかったのに。
同じことばかり日記に書いていますが、あの天安門事件の時に流れた
若い隻眼の人民軍将校が最高権力者ケ小平を狙撃したという
新聞記事はどうなったのでしょうか。
やはりまったくの誤報だったのでありましょうか。
それに人民解放軍が天安門広場の民衆に武力制圧に乗り出した翌朝、
進行してくる戦車の前に一人で素手で立ちはだかった市民はどうなったのでしょうか。
あの無名の市民の姿は全世界に流れた筈ですが後は杳として行方知れず。
中国のどこかで元気に生きているのでありましょうか。
午後、★★高校の授業へ。
センターが終わり月曜からクラス編成を私立・二次試験の選択科目によって
分けているということで生徒が多くなりプリントが足りなくて
あわててコピーをして何とか間にあってホッ。
帰宅してメールを開くと一昨年、去年と講演に呼んでいただいた
東京の★★高校から今年も講演依頼のメール。
干天に慈雨、ありがたいことであります。
ネットを見ると
市民の自宅弔問を阻止=趙氏死去で中国警察
【北京19日時事】ニューヨークに本部を置く人権団体・中国人権が19日明らかにしたところによると、趙紫陽元中国共産党総書記の死去翌日の18日、北京で400―500人の民衆が花輪を持ち趙氏の自宅を弔問しようとしたが、警察に阻止された。
弔問に訪れたのは地方幹部の腐敗などに不満を持ち、中央機関への直訴のため上京した市民ら。花輪を自宅に通じる路地の入り口に置き、そこで哀悼の意を表すことは許された。(時事通信) - 1月19日13時2分更新
圧倒的経済成長の元では地方において政権に対し反抗的なことは
起こっても大都市においては大きな抗議デモは起こらないのでしょう。
夕方生徒が来て授業。
終わって遅い夕食。
1月18日(火) 復習力
昨夜は夕食後二階に上がっていった妻が
「あんた、二階のトイレの流れが悪いわよ」
と叫びました。
ハテ、二階のトイレはほとんど誰も使っていないのでは。
二階に行きトイレの水を流すと溢れるほどにはなりませんが確かに流れが悪い。
寒さでパイプが凍結でもしたのかいなとは思いましたがまさかであります。
便器の中に手を突っ込んで何かあれば取り出せるのではと思いましたが
突っ込んでは見たものの何もありません。
それよりも水が冷たくて冷たくて手が切れるような気がしました。
インターネットで調べるとやはり何かが詰まっている可能性がありそうで
「ラバーカップ」という真空吸入器(?)で処理が出来ると書いています。
この「ラバーカップ」という代物金額が700円から1000円くらい
だそうでその金額を見て二人でホッ。
夜、妻が駅まで長女を迎えに行きました。
今日から三週間会社の研修で家から東京に通うそうです。
起床5時半。
その長女を駅まで車で送っていきました。
今日から送りは私、迎えは妻ということに妻が勝手に決定しました。
道路はさすがにこの時間ではガラガラであります。
しかしあまりガラガラすぎると道を間違えそうになります。
わずか10分で駅に到着、すぐに引き返して布団に入りましたが
さすがにすぐには眠れずぼんやりと考え事をしていて
起きる直前に夢を見ていたことを思い出しました。
東京から三人の見知らぬ男の人たちが現れ私と商談(?)をします。
三人とも別々な車で来ているのを私は変に思いました。
三人で話をしているうちに私は今日は職場で授業があるのでは
とやたら気になりだしその場をはずして街中を歩き始めます。
商談していた場所は坂の上で私はドンドン坂を歩いて下っていきます。
そしてなぜか今日は授業がない日だとわかりホッとしていると
突然路地から出てきた犬と豚が一緒になったような怪物に吠えまくられます。
私はあわてて走ってきた電車(昔の都電?)に飛び乗ります。
お客は私一人で坂を登り始めます。
その時、お客さん、料金をと車掌さんに言われ、お金を差し出すと
紙幣ではない落書きしたような紙でおつりをもらいました。
そこでパッと眼が醒めた次第です。
商談していた3人の男も車掌さんも私の知らない人でした。
眠られないまま珍しく比較的鮮明に覚えいる夢がいったい
何を意味していたのか考えましたがまったく不明。
落書きした紙のおつりはもしかすると偽一万円札(?)
しかしあの喉の奥まで見えた犬と豚を合成したような怪物は何なのだ(?)
夢はいつも謎だらけであります。
その後ウトウトして結局起床9時。
朝食、トースト1枚に熱い紅茶。
午前中、パソコンに向かい作業。
昼食後、寝不足なのか頭が痛くなり起きコタツの中でジッと
していました。今朝の夢が再び甦り何か考えましたがその間にまたウトウト。
夕方、職場に向かい夜間部の授業。
生徒はセンター試験は終わったけれど、まだ志望大学の合格可能性を
示す成績表が各業者から送られてこないので落ち着かない様子でありました。
授業の終わりに私が人間落ち込んでいる時に大切なのはと言いながら黒板に
「復( )力」
と大書しこの空所にはどんな漢字が入るかなと尋ねますと
最前列の女生徒が一人自信たっぷりに
「復習力」
と答えました。
ウー―ム、私が思っていた答えとはまったく違いましたが
もしかしたらこの答えの方が正しいのかも(笑)。
私が書こうとしたのは「復元力」。
ヨットのようにどんなに傾いても立ち直れるのが人間の本当の実力なのだ
とこの季節にはよく話をしております。
これは私がいつも自分に言い聞かせている言葉であります。
それでなくとも私はいつも妻から
「あんたは何度失敗しても学習能力がないんだから」
と常日頃より説教されております(泣)。
若い人たちにトホホの人生を歩かせるな(!)
1月17日(月) もつれるのが人間関係
昨夜は弓道の練習から帰ってきた妻と一緒に
夕食をいただきましたがどこか浮かぬ顔をしております。
ウーム、何かあったのか、しかし私は何も悪いことをしていない。
私が珍しく心配になって
「浮かぬ顔をしているけれど弓道で何かあったのか」
と尋ねますと最初は黙っていたのが突然どういう風の吹き回しか
堰を切ったようにしゃべり始めました。
こういう時は時々合いの手を入れてしゃべるに回せた方がいい
と余裕をくれて聞いていましたが、何の事はない、話の先は
軽い人間関係のもつれであります。
妻が通っている弓道はサークル活動的にボランティアで先生方が
教えていて場所も市の設備を使っているので月謝も場所代くらいだそうです。
しかし、昼、夜と二グループの練習する生徒たちがいて
それよりも先生の数が多いそうです。
その先生のうちで何となくボランティア活動に熱心なあまり
俺の方が腕が上だ、俺の方がサークルに貢献しているとか
妻から見ていると眼に見えない葛藤のようなものがありこれに
生徒がどことなく巻き込まれているということであります。
「そんなこと、どこの学校でも集団でも毎日どこでも起こっていることじゃないか
真面目で熱心な人が多いほどそうなるんだよ」」
と私が申しますと
「だけど一応先生でしょう。先生はもっと人間的に偉くないと」
なんて申します。予備校で教えている私に対する嫌味か(?)
その上、さりげなくまたまた
「どうして、男の人は虚栄心が強いのかなあ」
なんて嫌なことを申しますので
「世の中、虚栄心と嫉妬心だけが強くて金がない俺のような男で溢れているんじゃないの」
と申しますと持っていた箸をピタリととめて私の顔をジッと見つめながら
「ほんとうにそうね」
と真面目な顔をして答えました。
おいおいおい、それはないだろう、それは。
俺は謙虚に言っているだけだぜ、それを真面目にとられると俺の立つ瀬はどこにあるんだ
なんて思いましたが、急性失語症になってしまった私は声が出ません(?)
後は一人でベラベラ喋っているので私は妻の話を聞くふりをしながら
NHKの「義経」の画面をチラチラ見ておりました。
それでも妻は浮かぬ表情が消えてニコニコし始めました。
まことに何事も黙っていることは腹膨れる業であります。
私は私で義経役の子役の少年を見ながら
「何かこの子は可愛いけれどどこかすれた演技をしているような気もしてくるな」
と申しますと
「そうかもしれないわよね」
とすぐに私に同調、これが気分が良くなった証拠であります。
それにしても義経役、先週の赤ん坊役の赤ちゃんの方が良かったのでは。
あの赤ん坊は演技を超えた演技をやっていましたから(?)
「義経」が終わった後、久しぶりにテレビ朝日の日曜洋画劇場をみました。
「ジャッカル」という映画をやっていましたが、見ているとこれは
完全なあの名作「ジャッカルの日」を換骨奪胎したリメイク映画でありました。
予算だけはきっと倍以上かけ、仕掛けも大型になっているというのに
同じシチュエーションを描きながら全然迫力がありません。
これではまるで「ダイハード」であります。
まったく「ジャッカルの日」の足元にも及ばない凡作でありました。
「ジャッカル」役のブルース・ウィルスもそれを追う元アイルランド共和国軍の
兵士であったリチャードギアもまったくそれらしく見えません。
それに比べ「ジャッカルの日」のジャッカル役のエドワード・フォックスと
ルベル警部役のミシェル・ロンスデールは)本当に渋くてかっこよかったなあ。
と書きながらラストの地下鉄での対決場面を見ながら
「俺はこの映画を一度見たんだ」
ということを思い出しました。
結局、一番馬鹿だったのはこの私。
起床7時半。
二日ぶりに空は晴れ上がっております。
今日は阪神淡路大震災が起きて十年目の日です。
毎年日記に書いているような気がしますが私はあの日
人生の悩み事があり悶々としながら一睡も出来ずに
完全寝不足で眼を赤くしたまま朝方テレビをつけたところ
画面に燃え上がる神戸が映っていました。
不謹慎とは思いますが今日の日は私にとっては阪神淡路大震災よりも
自分の悩み事に苦しんだ日々のことが懐かしく思い出される日であります。
朝刊によると昨日のセンター試験、国語、
「第一学習社」の教科書に掲載されている大岡信の文章が出たとか。
「第一学習社」の国語教科書の全国の高校での採択率がどの程度か知りませんが
なーに、生徒なんかそんな教科書に出ていたことなど覚えていやしません(?)
問題文が同じでも出題の方法が違っていれば解答率は変わらないでしょう。
新聞やテレビを見て初めてもっと教科書を勉強しておけばよかったと思うのが
関の山でしょうと書きながらほんまかいなという気もしてきます。
どうも何を書いても最近弱気になっていけません(笑)。
午前中、生徒が来て授業。
その後火、水、木の直前期授業のプリントを作るのに四苦八苦。
ワードを使い、かつ鋏と糊で切り貼りをするという情けなさ。
2時間近く掛かってしまいました。
朝食に昨日の残りのトンカツでカツサンドをいただき
昼食はまたまた残ったトンカツと冷たいご飯。
夜は残ったカツでカツ丼の予定であります。
二枚で288円のトンカツを最大限利用し四食分に用いています。
午後は図書館に行って本と教科書を借りました。
その後パソコンに向かい作業。
それにしても最近は本を読んでも感動が薄い一方で
ビデオを見ているとすぐに涙ぐんでしまいます。
どうも精神が退行し感動が薄っぺらなものになってきたのか。
1月16日(日) 二本立て一挙上映
昨夜はインターネットでセンター試験の速報を見ました。
例年と変わらぬ問題の形式だったようで一安心。
それにしても英語もあれだけの量を80分で解くのは
生徒もやはり大変です。
起床7時半。
またまた冷たい雨が降っています。
雪にならないだけましか。
朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。
朝刊、中台、直行便で合意 分断後半世紀ぶり
という記事が一面トップ。
2月9日の春節(旧正月)に合わせて双方の航空会社が
それぞれチャーター便を北京、上海、広州、台北、高雄に
相互に乗り入れするそうです。
経済を優先させながら徐々に交流していこうという中国側の
政策なのでしょうが、これが常態化していくのでしょうか。
妻が冷たい雨の降る中、弓道の新年練習会(?)だと行って出かけていきました。
2時間ほどパソコンに向かい作業。
その後車でスーパーへ。
久しぶりに太巻きを買い、夕食のためにトンカツ用のカツを
二枚288円で買いました。
妻が肉を食べないので今夜はトンカツ、明日の夜はカツ丼になるのか。
帰宅して太巻きをいただき後お茶と駄菓子をいただきました。
「あんた、駄菓子とアイスクリームをやめれば顔の肉が少しは落ちるわよ」
なんて毎日妻に説教されています。
人の振り見て我が振り直せ、他山の石。
午後は図書館から借りてきたビデオを日本を一挙に二本見ました。
1990年 アメリカ映画「フラッシュバック」監督 フランコ・アム―リ。
主演 デニス・ホッパー。キーファー・サザーランド。
FBIサンフランシスコ支局に勤める若い捜査員が60年代に
指名手配され20年ぶりに逮捕された大物ヒッピーを列車で護送することになります。
このヒッピーがデニス・ホッパー。
護送途中にこのヒッピーが脱走を企ててから後はドタバタが続きます。
最後は二人で警察から逃げるはめになってしまいます。
最後はどうなるのかいつのもようにこの日記では申しませんが、
これがなかなか拾い物の映画でした。
脚本とデニス・ホッパーの味でB級映画の快作(!)
大昔、確かアートシアター新宿で「イージー・ライダー」を
見て以来デニス・ホッパーの怪演をいろいろ見てきましたが
これは15年前に製作されたなかなか面白い映画でした。
FBIの捜査員になったキーファー・サザーランド、ほっぺたが膨らんでいるけれど
どこか似ているなあと思っていたらドナルド・サザーランドの息子とか。
親父がおたふく風邪になったような顔をしています。
調子にのってもう一本見たのが
2001年アカデミー賞主要4部門受賞とケースに書かれている
アメリカ映画「ビューティフルマインド」監督 ロン・ハワード。
主演 ラッセル・クロウ エド・ハリス ジェニファー・コネリー クリストファー・プラマ―。
1950年代、プリンストン大学数学科出身の天才数学者がアメリカ軍情報部に依頼され
冷戦に突入したソビエトのアメリカでのスパイ活動を摘発しようとします。
主人公は天才的才能でソビエトのスパイ作戦を見破っていきます。
そして結婚もして子供も生まれ幸せになっていくはずだったのですが。
私は何の知識もなくこの映画を見始めたものですからテッキリ
米ソスパイ映画とか、または二重スパイの話、またはアメリカのマッカーシズムの問題とか
登場する政府側の依頼者エド・ハリスとか精神科医のクリストファー・プラマ―が
ソビエトのスパイだと思っていましたが、話がアレッ、アレッ、アレッという方向に進展して
なんじゃ、これは、全然話が違うじゃんかと思ってしまいました。
そういう映画ならエド・ハリスとかクリストファー・プラマ―とか
いかにも臭そうな役者を使うなよと文句の一つも言いたくなりました。
かと言ってこの映画、感動したのもまた事実ですが。
最後は思わずホロリでありました。
それにしても途中までこれほど完全に騙された映画は久しぶりでした。
変な話ですがラッセル・クロウ、数学者の割に体格が良すぎるのでは(?)
二本見終わってさすがにがっくり疲れました。
外の雨もやみそうになっていますから明日は晴れるのか。
1月15日(土) マジックの種明かし
昨夜はテレビ東京の11時の経済ニュースで
韓国のサムスン電子という会社の純益一兆円というニュースにビックリ。
サムスン電子がどん会社が全然知りませんでしたが、
半導体部門が良くての結果だそうです。
IT関連企業としてはアメリカのインテル社を抜き、純益一兆円は
日本のトヨタを含めて世界に九社しかないとか。
その後妻が寝ようとしながら私に
「あんた、まだ寝ないの」
と申しますので
「図書館から借りてきたビデオを見ないと駄目だから」
と申しますと呆れたほうな表情をして
「あんたは本当にビデオとテレビが好きね」
と言いながら寝室に消えていきました。
それから図書館から借りてきた
2002年 フランス映画「トランスポーター」監督リュック・べッソン
という映画を見ました。
元軍人のプロの運び屋が助けた女のせいで人身売買の組織と戦うというお話。
ノンストップアクションと銘打たれたカーチェイスと銃撃戦だけの映画。
こういう映画を見ると「スタイリッシュ」という言葉がわかるような気がします。
この手の映画は「ダイ・ハード」から流行し始めたのでしょうか。
まあこちらは全然脳は使う必要はありませんが、画面がドンドン変わっていくので
眼がチカチカして仕方がありません。
しかしながら途中で話がもたれることもなく最後まで私も見たのですから
この監督はなかなかの力量なのでしょうか。
しかしこういう映画は一本見れば十分な気持ちもします。
その後、テレビチャンネルをイロイロ変えていると
今度は映画監督の井筒和幸が「荒野の七人」という映画を見て
批評する番組に遭遇。
映画館で「荒野の七人」を見ながら井筒和幸が
「みんな若いなあ」「馬にパッと飛び乗るのうまいなあ」
とか言うのを聞きながら私も断片的にテレビに映る映画を見ました。
スチーブ・マックウィーン。ジェームス・コバーン。ホルスト・ブッフホルツ。
ブラッド・デクスター。ユル・ブリンナー。チャールズ・ブロンソン。ロバート・ボーン。
七人の俳優の名前を何も調べずに思い出すことが出来たので
私はまだ決してぼけてはいないのだ(笑)。
井筒和幸がうれしそうにスチーブ・マックウィーンの「拳銃無宿」とか
クリン・イーストウッドの「ローハイド」とかのテレビ映画のことを語っていました。
井筒和幸は私と同じ世代なのでありましょうか。
1960年代前半はアメリカ西部劇がテレビでたくさん放映されていました。
「ララミー牧場」「バッド・マスターソン」「幌馬車隊」
「西部の男パラディン」「ボナンザ」
など等、もちろんモノクロ映画の時代です。
小学校の音楽の時間には妙にアメリカのフォスターの唄を歌ったような記憶があります。
「逃亡者」「ベン・ケーシー」「ドクター・キルディア」「弁護士プレストン」
もうアメリカのテレビ映画ばかりが日本のテレビに流れていた記憶がします。
いまやアメリカのテレビドラマなんて日本のテレビではほんとに見かけなくなりました。
アメリカ映画よりも「韓流」がテレビを支配しています(?)
井筒和幸の楽しいお話を聞いた後、またチャンネルを回していると
去年、偶然テレビで見て二度と見るまいと思っていたマジックの
種明かしをするアメリカの番組が上映されていました。
今日は空中にぶら下げられた檻の中の女性が消え虎に代わっているというのと
象が忽然と檻の中から消えるというマジックの種明かしなので思わず見てしまいました。
念のために妻も見せようと思いビデオに録画しました。
見終わってから襲ってきた想いはまったく去年と同じ。
「やっぱり見るんじゃなかった」
という思い。なにやら女性に恋をしながら恋が成就して
いざ一緒に生きていくようになるとふと自分は何に恋をしていたのだろう
と深く後悔する時の感情とそっくりであります(?)
起床8時。
外は雨、雪でなくてホッ。
先週の金曜日以来、まったく何も仕事のない一日です。
受験生も雪でなくて助かったのでは。
新聞「天声人語」欄に東洋大学が毎年募集している短歌の
入選作の一部を掲載しています。私がもっとも気にいったのは
「母さんが夜なべしてまで編んだのは冬のソナタの名画面集 高3 長谷川賢司」
本当にいるんだ。こういうお母さん。
朝食、久しぶりのピザトースト、ゆで卵、熱いコーヒー。
朝食をいただきながら昨夜のマジックの種明かしのビデオを妻に見せると
あまり感心もない風に見ながら象が消える場面の種明かしを見て
「これ、昔、江戸川乱歩の小説にあったのと同じよ」
とほんとに可愛げのないことを申します。
父さんが夜なべまでして録画したビデオをどうしてくれるんだ(笑)。
午前中、個人的日記を一週間分つけました。
昼食、電熱器で焼いたお餅を3個いただきました。
ガスで焼くより電熱器で焼いた方が何故かお餅らしく膨らみます。
午後、昨日出版社に頼んだ本が早くも宅急便で到着。
急いで本の内容に眼を通しましたが私が探し求めていた文章が
その本の中にありません。
そこで途方に暮れてしまいました。
確かこの本で読んだのだと記憶していたのだがこの本にないとすると
一体何の本で読んだのだろう(?)
私が探しているのは戦前の二・二六事件の時に
宮中にいた昭和天皇が青年将校の叛乱の第一報を受けた後、
いてもたってもいられなくなり自ら麹町の警察交番に電話をしたというエピソードです。
これを確認するために本を一冊買って見事にハズレ(泣)。
どなたかこのエピソードをお読みになった方、またご存知の方は
何の本に書いてあったかをメールででもご教示いただければ幸いです。
それでも届いた本に眼を通した後、パソコンに向かい作業。
雪は降らず終日冷たい雨が降りました。
1月14日(金)法廷とは(?)
昨夜は夕食の後、妻と一緒に12チャンネル
「忠臣蔵外伝 四谷怪談」1994年 松竹映画 監督深作欣二
を見始めました。
「深作欣二監督追悼三回忌追悼特別企画」
と銘打った放映です。
私の好きな桜吹雪が舞い散る凝った場面などにオッ、オッと
思いましたが、30分ほどで妻がまず置きコタツの前から消えて行きました。
妻がこういう行動をした時にはもう見ませんという意思表示であります。
私の妻ほどこの点においてわかりやすい人間はいません。
自分が気に入った番組の場合は自然に体がテレビに向かっていきます。
身も心も画面に傾けているのが手にとるようにわかります。
これがひどくなるとテレビにベットリとへばりつくようになります。
まあ、こういう場合ほとんどが宝塚歌劇団のビデオですが(?)。
私もこの四谷怪談を見ながら途中で脱落、チャンネルを変えました。
テレビ朝日の「報道ステーション」を見ていると
安部普三・自民党幹事長代理が登場。
NHK番組の放送直前に圧力をかけたという疑惑に対し
弁明するために登場したそうです。
安部普三は一生懸命圧力をかけたことを否定していました。
自分をNHK幹部を圧力をかけた覚えはなく事業計画のことで
向うから訪問してきて向うからその番組を話題にしてきたので
不偏不党の公正な番組をお願いすると頼んだだけだと申していました。
ウ――ム、公共放送の幹部がなんで政党幹部を
訪問しなきゃならねえのかよ・・なんて批判はないのかなあ(?)
それに向うから番組について言ってきたということは
政治的圧力があったということじゃないの・・・なんて批判はないのかなあ(?)
別にNHKのチーフディレクターが実名、本人自身が登場して
政治的圧力があったと涙ながらに語っていました。
いそいでNHKにチャンネルを回すと政治的圧力はなかったと報道しています。
ウーーム、これはいったいどうなるのだろう(?)
ネットで調べますとこの番組は、
民間主催の「女性国際戦犯法廷」をもとに企画され、
NHK教育テレビ「戦争をどう裁くか」シリーズの一環として
2001年1月末に放送されたそうです。私はこの番組は見ていませんが
歴史学者の秦郁彦がこの「女性国際戦犯法廷」を批判した文章を
図書館から借りてきた本で読んだ覚えがあります。
私はこのような法廷には反対です。
「女性」も「国際」も「従軍慰安婦」も関係ありません。
このような「法廷」を構成する裁判官とか検事とかは
一体誰から「資格」を得てどのような「権威」を持って
有罪だと自分たちが信じる人々を告発し判決を下すという行為が出来るのでしょうか。
それは民衆からだ、歴史からだなんていう言葉は遁辞であります。
私は「人民裁判」とか「民衆裁判」とかということは左翼の頽廃以外の
何物でもないと思っています。
これはアメリカの西部開拓史における私刑(リンチ)と何がどう違うのか
教えて欲しいと思います。
またこの「法廷」の場合、告発されたのはすべて故人、また弁護士がいないと
いう奇妙な形式だったそうです。
こういうことで有罪判決を下して誰が社会正義を実現したと思うでしょうか。
こういうものはすべて駄目だという認識にたたない限り左翼はもう
まったく駄目だと思えてなりません。
これは政治的圧力があったという以前の問題だと思います。
そしてこちらの問題の方が圧倒的に大きいと思います。
起床8時。9時に生徒が来て授業。
終了後、図書館に行き本を借りました。
午後はパソコンに向かい作業。
探している一冊の本が図書館にも書店にも見つからず
遂にその本を発行している出版社にネットで申し込みました。
ネットで本を買うのは去年か一昨年に古本を一冊買って以来二回目です。
午後2時にメールを打ったところ、午後6時に明日本が着くと思いますので
ドライバーに代金をお支払いくださいとの返事。
エエッ、明日到着するの(!)
ビックリするスピードであります。
明日はセンター試験。
雪が降らなきゃいいのですが。
1月13日(木) 記憶違い
昨夜は12チャンネル
「女と愛のミステリー4周年記念スペシャル 松本清張 黒い画集〜紐」
を最後まで見ましたがもう一歩のめり込めませんでした。
私があまり内藤剛志という俳優を好きではないということも
ありますし殺害場面が妙にリアルなのがこちらの心臓に悪いと
いうこともあったかもしれません。
それよりも驚いたのは刑事役の大地康雄でありました。
これがチョビ髭をはやして登場した瞬間私は思わず
オーソン・ウエルズが日本の女性に産ませた隠し子のような気になりました。
そっくりもそっくり、ただ違うのは髪の豊富さだけであります。
このチョビ髭姿だと往年のオーソン・ウエルズのようにサントリー
ウイスキーの広告に起用されるのでは(?)
起床9時。
1週間ぶりに9時までぐっすり眠りました。
朝食、久しぶりに野菜サンドを自分で作っていただきました。
いつもトースト1枚なのに、今日はサンドイッチのために2枚と
なりお腹が満腹状態であります。
その後、ネットを見ると投稿が一件あり東京女子大学での父親
女装受験事件について書いたところ、津田塾大学でもあったとのことであります。
アレッ、アレッ、もしかして自分が間違っているのではと思い
あわててインターネットで調べるとやはり私の間違い。
一九七五年(昭和50年)2月13日に津田塾大で受験生の父親に
よる女装替え玉受験が発覚しておりました。
10年か20年前と書いているのも間違いで実はもう既に30年前の事件です。
ここに読者の皆様に謹んでお詫び申し上げます。
しかし、30年前の事件をつい昨日のことのように間違って思い出すのは
いつものことでありますので気にもなりません。
一方でどうして津田塾大学をずっと東京女子大と間違えていたのか
と考えてみると、闇の中から(?)浮かんできたのは
もうかれこれ40年近く前私が大学生になって頃につきあおうと
していた相手が東京女子大の学生だったということでありました。
二・三度手紙のやり取りをして新宿の三越前でデイトの約束を
したにもかかわらず呆然と立ち尽くすのみで一時間半待っても遂に現れなかった東女生。
私はあの日確か当時下宿していた山手線の巣鴨の駅前で
そのデートの前にシャツのカフスボタンとネクタイを買ったような記憶があります。
このデートすっぽかし事件は当時純情だった私に女性とは何かという大問題を
突きつけた私の個人史にとってはその後の運命を決定したような一大事件でありました。
きっと津田塾大学を東京女子大と間違えたのはこの苦い経験が深い深いトラウマというか
呪怨(笑)となって心の底に残っていたからでありましょう。
午前中、ネットに向かい作業。
午後、★★高校へ出発。センター直前授業。
帰宅して一休みして生徒が来て授業。
終わってからこの日記を打って夕食であります。
1月12日(水) 4万円対600万円(!)
起床7時半。
朝食、トースト、プリン。熱いコーヒー。
朝刊、三面に「”振り込めサイト”暗躍」のタイトルで二本の記事。
一本が「センター試験問題」解答つき4万円、ヤフーが削除
ネットのホームページに15日、16日に大学入試センター試験が
問題用紙と解答つきで4万円で売り出され、振込先の金融機関まで指定されていたとか。
記事を読んだ瞬間、詐欺だということが一目瞭然。
何故なら4万円という値が安すぎる(笑)。
本物なら1000万円でも買い手はいるのでは。
それに本物ならネットには出さずに何とかやりようはある筈です。
ここでは詳しいことは書けませんが(笑)。
その記事の下に今度はもう一本の記事。
「モー娘。入れます?! 中2生、15万円詐取さる」
15万円なんて正月のお年玉を全部入れ込んだのか
可愛そうにと思いつつ、記事を読むと携帯電話サイトに
「『モーニング娘。』に入りたければ事務所への登録費用がいる」
と15万円を詐取された中学生がその後の調べで40回にわたって
600万円を騙されて振り込んでいたとのことです。
600万円(!)まさかお年玉ではないでしょうな。
どう考えても親が協力してお金を出してあげたとしか考えられません。
この子供を思う心は感動物です(?)
もし私が600万円を持っている親なら子供たちに偉そうに
1万円づつ渡して後は自分のために使ってしまいますが。
何か親としての器量が違いすぎるのか(笑)。
詐欺を働いた方もこんなに搾り取れるとは思わなかったのでは(?)
スポーツ欄は今年度、野球殿堂入り3名決定。
元ロッテ投手の村田兆治(55歳)西武の元監督 森祇晶(68歳)
元NHKアナウンサー 志村正順(91歳)。
びっくりしたなあ、志村正順 まだ生きていたのか。
私が小学生の頃、あの「なんともうしましょうか」
で一世を風靡した解説者の小西得郎とのプロ野球中継をよく聴いた記憶があります。
志村正順の伝記を二年前に読んだというのに何一つ思い出しません。
それにしても本当に今の老人はみんな長寿だなあ。
午前中、パソコンに向かい作業。
午後、★★高校へ行き授業。
またまた授業の最後にセンター試験の会場確認とかもしも
うまく行かなくとも最後までがんばりぬけと言いながら
思い出したのが十年か、二十年前に、確か東京女子大学の入学試験に
女装して受験生の娘に化けて試験会場に入り発覚した父親のことです。
何かあの時にもその山よりも高く海よりも深い父性愛に感動したことが
今でも忘れられません。
もしかして単なる受験マニアのおっさん(?)
そんな馬鹿な。
世の中は広い、親子の愛の形もイロイロあるものです。
帰宅して一休みして生徒が来て授業。
終わって夕食。
やたらめったら風の強い一日でした。
今からゆっくり12チャンネル
「女と愛のミステリー4周年記念スペシャル 松本清張 黒い画集〜紐」
を見るつもりです。
1月11日(火) センター試験近し
起床7時半。
朝食、トースト、熱い紅茶。
家を出て★★高校へ。
休日続きだったので昨日まで道路はガラガラだったのが
国道18号、17号混んでいました。
4日連続の直前期授業は今日で最後。
無事終わってホッとしました。
帰宅して一休みして午後に金融機関へ。
ローンの返済の話し合い。
終わって帰宅してプリントを二枚作って職場へ。
途中で蔦屋により半年振りにビデオを二本借りました。
以前は確か火曜日は一本190円だった(?)のに今年は200円になっております
石油価格やレタスの高騰は何か因果関係があるのか(?)
店内を久しぶりに眺めて愕然、既に半数がDVDになっています。
その昔、レンタルビデオ屋がはやり始めた頃、ソニー陣営のベータ―が
松下陣営のVHSに駆逐されていくのを眺めてきた経験をしみじみと思い起こしました。
それにしても私はなんてつきのない男なのでしょうか。
ビデオ戦争の時ははやまってベータ―を買ってしまいました。
そして不幸な事にベータ―のビデオは一瞬にしてレンタルビデオ屋から消えてしまいました。
インターネットはインターネットでゲートウエーに加入し、ゲートウェーが
日本から撤退した瞬間にHPアドレスもメールアドレスも一瞬にしてパーとなるという悲劇。
その上今度はDVDを買う金がないときては何おか言わんや。
センター試験前最後の夜間部の授業。
時間が足りなくなった場合の緊急避難時にはこうして問題を解けと
対策を教えながら思い出すのは昔のこと。
当時私の勤める予備校では試験会場に講師が応援に出かけていましたが
ある年、例年のように大学のキャンパス前に立っていると
私の勤める予備校の生徒が一人近づいてきて
「先生、会場を間違えました」
と泣きべそ状態で言いました。
回りの講師も私も愕然。
「タクシーをすっとばして行くんだよ」
なんて言いながら受験票を見ると群馬大学教育学部の会場ではなく
群馬大学工学部の会場。
つまり前橋ではなく桐生であります。
タクシーを飛ばしても朝だと1時間は堅い。
結局、その生徒は受験できず後から私立大学に合格しましたが。
本人の弁によると頭らか群馬大学教育学部が会場だと信じていたそうです。
思い込みは本当に恐ろしい。
あの後、私はセンター試験の季節が来るたびに
「会場を間違えるな、会場を確認しろ」
なんて一人で叫んでおります。
しかしあの男子生徒も今ごろどうしているのでしょうか。
まさか今度は自分の結婚会場を間違うことはないと思いますが(?)
それにしても一日中、車で走り回って疲れた一日でした。
1月10日(月) 可愛い「義経」
昨夜は偶然テレビをつけると画面に俳優のクレジットが
流れていて時計を見ると八時を過ぎておりました。
これが新番組の「義経」かと思い置きコタツに入って見始めました。
去年の「新撰組」とは打って変わって「正統大河ドラマ」の出来上がり。
一年ぶりに最後まで見ました(笑)。
源義朝役の加藤雅也なんてもったいないよ、早く殺しすぎるのは。
せめてこの一話にして消え去っていく役を香取慎吾がやって
加藤雅也が近藤勇をやっていればなあと嘆いても後の祭りですな(笑)
昨日の第一話で他の出演者を完全に食ったのは
何と言っても義経役の赤ん坊(?)
カメラもドラマも関係なくどんぐり眼をぎょろぎょろさせている
ところが可愛くて可愛くて(笑)
うちの子供たちも赤ん坊の頃はあんなに可愛かったのかと
思い出そうとしてももう遠い昔で思い出せません(?)
ただ長男か次男が生まれた時には、顔がブクブクと太っていたので
当時テレビでよく見かけた赤ん坊が登場する「花マルキ味噌」の広告にでも
出てくれたらお金が稼げるのにと思ったことはよく覚えております。
しかし「児童劇団」というのはよくありますが「赤ん坊劇団」
というのは聞いたことがありませんのであの義経役の赤ん坊は
どこかから借りてきたのでしょうか。
もしかしてNHK職員の赤ん坊(?)
まさか赤ん坊役専門のタレントってことはないでしょうな。
もしそうだとすると、現在は赤ん坊役しかできないのでしょうが、
将来性は年齢から考えて確実に一番あるように思えます。
その後テレビを見ていると映画評論家の小森和子が亡くなったと報じていました。
95歳という年齢にビックリ。
淀川長治、小森和子と続いたテレビで有名となった映画評論家の後釜は
オスギとピーコではあんまりですな(?)
起床7時半。テレビを見るとアメリカのパウエル国務長官が
インド洋津波の被災地を回っている映像が登場。
もう任期も切れる筈なのにここで国際的に認知されたアメリカ主導型の
救援活動を実施して、イラク攻撃をめぐって袂を分かった
ブッシュ大統領への意趣返しをしようとしているのでありましょうか(?)
それにしてもアメリカは不思議な国です。
老ブッシュとクリントンが元大統領と前大統領の肩書きで
国民に救援資金のカンパを呼びかけておりました。
日本も森とか橋本とか宮沢、中曽根なんかがテレビに出て
カンパを呼びかけたら違うのではないのかと思いつつ
やっぱり何か違うなあと思ってもしまいます。
★★高校へ授業に向かいました。
12時前に帰宅して昼食。
午後1時から生徒が来て授業。
終わってから昨夜NHKで放送していた「日本人大リーガー」
という番組を内容もわからずビデオに録画しておいたのを
見始めたらこれが何と私の大好きな「イチロー」の特集。
思わず2時間近い番組をすべて見てしまいました。
今年のシアトル・マリナーズはトレードで二人の長距離打者を
獲得したのでイチローと組んで活躍する試合を楽しみにしております。
見終わった後は置きコタツでいつものようにいつものごとくウトウトとなりました。
どうも正月から10日過ぎて去年と変わらぬ生活に逆戻りしているようであります。
1月9日(日) 妻の病気が・・・・
昨夜は私がパソコンに向かっていますと
背中にある置きコタツの方が静かになりましたので
振り返ると妻が私が図書館から借りてきたビデオを真剣に見ております。
見ているビデオは
松竹映画「張り込み」監督 野村芳太郎 原作 松本清張
主演 宮口精二 大木実 田村高広 高峰秀子 高千穂ひずる 内田良平
この日記でも何度も何度も触れた映画です。
妻が画面を見ながら私に
「高峰秀子ってこんな顔をしていたかしら」
と訊きますので私が振り向きもせずに画面から流れてくる声で
「それは高千穂ひずるだろうが」
と言いますと
「ああ、そう、そう、高千穂ひずるね」
と申します。
笛吹童子の高千穂ひずるを忘れてどうするんだよ
とブツブツ自分でつぶやきながら
「アレッ、笛吹き童子で中村錦之介と共演していたのは高千穂ひずるだったのかなあ」
と突然不安におちいる情けなさ。
ビデオを見終わった妻が
「映画に出てくる昔の風景って懐かしいわねえ」
と申しました。
「そうなあ、本当に昔の風景ってよかったなあ」
とつられて私も申しました。
まるで私も妻も小津安二郎の映画に登場する「笠智衆」と「東山千栄子」の気分です。
妻の太り方も東山千栄子にそっくりであります。
起床7時半。
朝食、トーストとベーコンと熱いコーヒー。
★★高校の授業に出かける準備をしながら
表に出てみると車のフロントガラスが完全に凍っています。
今年一番の寒さのようです。
いそいでフロントガラスに湯をぶっかけました。
ところが20分ほど居間でウロウロしてさあ出かけようと表に出ますと
またまたフロントガラスが凍っております。
平成時代で一番の寒さなのか(?)
再び湯をぶっかけて出発。
昔は玄関の外まで見送りに出てきていた妻が
最近は私が玄関を出た瞬間に内側から玄関の鍵をかけます。
あのガチャリと鍵をかける音を聞く回数が増えるたびに
ますます二人の間にあった筈の愛情というものが
冷たく凍結していくような気がしてなりません(笑)。
日曜日のせいで道路ガラガラ。
★★高校は今日が高校入試の日なのでキャンパスが送り迎えの
親の車で混雑していると困るなあと心配していましたが
もう試験が始まっているのか受験生の父母の姿はなくホッ。
高校の教室を受験で使用しているので短大の教室を使っていますが
昨日、授業して終わった後喉がバカに痛くて困りましたが
今日授業をしている途中でやっとその原因に気づきました。
100人以上は収容できそうな教室で40人弱の生徒を教えたのですが
この収容規模の教室にマイクがありません(!)
私の職場である予備校では50人程度収容の教室にさえマイク設備はついています。
最近、気が付きましたが「マイクこそ我が命」。
あるとないとじゃ大違い。
授業が終わる頃には叫び過ぎて声が枯れておりました。
帰宅途中に図書館に寄りました。
借りていた10冊の本のうち5冊を返却しようとしましたら図書館の方が
「この本、図書館の本ではありませんよ」
なんて言われてドキッ。見ると正月にブックオフで買った本であります。
「ハッ、ハッ、ハッ、すいません」
と笑ってその場をごまかしました。
帰宅して妻に図書館でのことを話して
「どうもおまえさんの天然ボケの病気が移ったみたいだよ」
と言うと
「ハッ、ハッ、ハッ、あんたも私に偉そうに言えないじゃないの」
なんて勝ち誇ったように申します。
これでは「同病相憐れむ」ではなくて「同病相笑う」。
遅い昼食をいただいて午後2時からパソコンに向かい作業。
画面に集中しているうちに時計を見るともう6時過ぎ。
ブッ通しでパソコンにのめり込んでいました。
まだまだ体力はあるのだ(?)
その後、ネットをぼんやりと見ていて一大発見。
正月の元旦から新聞にやたら偽一万冊の記事が出ていますがやっと何故なのか判明。
私はただただ不況のせいだと思っていましたがさにあらず。
偽1万円札相次ぎ発見 陰に新札普及の遅れ カード浸透、現金取引減
・・・略・・・七日までに、全国三十一都道府県で偽の旧一万円札が計約九百枚見つかった。日銀でも、関東の金融機関から回収した旧札から偽札一枚が発見された。いずれも透かしや識別マークもない「稚拙なつくり」(日銀関係者)だが、新札と旧札の入り交じる時期を狙った犯罪だ。あと2年… 昨年十一月に新千円札、五千円札、一万円札の流通が始まって二カ月以上が経過したが、財布の中は古いお札が混じっている。日銀によれば昨年末時点で、市中に流通する約百三十五億枚の紙幣のうち、新札の割合は約二割、すべての紙幣がこの新札になるには二年はかかるという・・・略・・・。(産経新聞) - 1月9日3時23分更新
しかし、判明したとは自分で書きながら考えてみると私にはまったくわかりません。
新札と旧札とが入りまじる時期だとどうして偽札が増えるのか。
受け取る側が混乱しているのを狙うのか。
それとも新札だと思い込んでしまうということか。
カードを使い現金を使う事が少なくなるといっそう現金に注意が向かうのでは。
またはカードばかりを使っているうちに札の形、すかし、感触などを忘れてしまうということでしょうか。
考えれば考えるほど何かよくわからんなあ。
1月8日(土) 恥の上塗り
起床8時。
身を切るような冷たい水道水で洗顔すると頭がそれだけでスッキリ。
朝食、トースト1枚。レタス。卵焼き。熱いコーヒー。
10時に来客。妻と三人で話す。
中学一年生と小学六年生のお子さんがいて二人ともサッカーをしているとのこと。
子供の運動会にも行ったことがない私ですが思わず
「子供がチームのレギュラーは補欠かでは親の気持ちも違うし
試合も見に行かなくなるのではないですか」
と訊きました。すると
「それは子供を送り迎えする配車当番がローテンションで来ますから
見に行かなくてはなりませんね。でも子供がベンチでいるとやっぱり辛いですね」
と申します。妻が横から口を出して
「子供の送迎をする配車当番も大変でそのために新しい車を買った人もいるみたいよ」
と申します。
「そういう話もよく聞きますね」
というご返事であります。親も大変なのだ本当に。
来客の方のお子さんは一応レギュラーだそうでホッ。
「でもうちの子は二人ともバックスですから」
なんてお答えにこちらは口に出しようがありません。
スポーツはスポーツでこれまた大変なのだ。
お客さんがいなくなった後、パソコンに向かい作業。
12時過ぎに家を出て★★高校の直前期授業へ。
明日はこの高校の入学試験だそうでその準備のため今日の授業も
いつもの教室ではなくキャンパスの隣にある短大の教室で
行われました。
教室まで案内してくれた顔見知りの先生に
「明日の受験、何人くらい中学生が来るんですか」
と尋ねるとニコニコしながら
「過去最高で2000人くらいだそうですよ。そうそう、先生は明日朝9時の
授業ですが、その時は試験をもう開始していますので大丈夫ですよ」
なんて申します。ウーム、周辺の道路が混むと困るから早く家をでないと。
終了して帰宅する途中、アイスクリーム店によって
6個210円のアイスもなか6個384円のアイススティクを買いました。
12個あれば二週間近く持ちます。
店頭に並べられている安いアイスクリームを眺めている時が私の至福の時(?)
帰宅して置きコタツに入ってもあまりに寒いので妻に
「エアコンを入れてよ」
と頼みますと何やら仏頂面をしています。
長い経験から不吉な予感が背中を流れました。
「どうしたんだよ。何かあったのか」
と訊きますと去年エアコンのリモコンが故障して
デスカウント電気店に新しいリモコンを発注してもらったら
それがやっぱりおかしくて再び新しいリモコンを再発注。
それが届いたので今日取りにいったそうです。
そこまでは私も知っていました。
ところが戻ってきてまたおかしいので念のためと思って
電池を換えてみると最初に壊れて旧いリモコンも動き出したとか。
私が呆れてしまい
「それでリモコンを結局何個買ったんだ」
と訊きますと
「新しい一個だけよ」
と申します。
「そうしたら、うちには旧いのと同じエアコン用の二個のリモコンがあるんだ」
と尋ねますと黙って頷きますので
「俺用とおまえさん用で二つ持っていればいいじゃないか」
と訳のわからぬことを言っていますとキッとして眼で私を睨み
「明日、返品してくるわよ。だいたい、先方が乾電池は大丈夫ですか
なんて尋ねるのが普通でしょう」
と申します。
ウ――ム、これは女性独特の論理(?)
「見っともないからやめろよ。そりゃ恥の上塗りって奴だよ」
と申しますと
「あんた、偉そうに言っているけれど、あんたが私に乾電池は大丈夫かって
訊けばよかったのよ。それに何でも全部私にまかせて」
ともう完全八つ当たり、前面的亭主攻撃、最悪のパターンであります。
罪はすべて私にあり。
それでも私は余裕をくれて
「俺もこれから注意するからよ」
と申して終わりにしようと思いましたが、念のためにと思い
「新しいリモコンいくらしたんだ」
と訊きますと
「3600円よ」
という言葉を聞いた瞬間、ウ―――――――――ン。
言葉が出てこないほど激しく動揺しました(笑)。
いったい、その金で俺の好きなアイスクリーム何個買えるんだよ
と地球の中心で叫びたくなりましたがぐっと我慢をしました。
それにしても去年の暮れからのリモコン騒動終わってみると
骨折り損のくたびれもうけ。
もう粗忽長屋の住人になった気分。
♪ 貧しさに負けた いいえ 世間に負けた、昭和枯れススキであります。
乾電池、乾電池、乾電池、とつぶやいているうちに
外はたそがれ、人生もたそがれ。
それにしても乾電池が切れていたとは(泣)。
世間よりも乾電池に負けるとは(泣)。
1月7日(金) カレンダーの怪
昨夜は8時過ぎにやっと夕食にありついて
食事を始めましたがこれが意外と食べる事が出来ません。
食が細っているのではと先日帰ってきた長女が
申していましたが、その時も妻が横から口を出して
「お父さんはご飯の後におせんべいとかお菓子をたっぷりいただくから
あんたが心配しなくて大丈夫よ」
なんて憎まれ口を叩いていました。
古女房の憎まれ口ほど利いていて癇に障るものはありません(?)。
食後、テレビを見ながらまた置きコタツの中でウトウト。
30分ほどして眼が醒めて明後日からの授業の日程を
確認しておかないとと思い壁に貼ってあった新しいカレンダーの
1ページ目の表紙を剥ぎ取り一月の曜日を確認しようとしました。
ところがどうしたことか全然私の思っていた曜日と一致していません。
ドキッとなって寝ぼけた眼でもう一度見ましたがやっぱり何かが変です。
落ち着いて剥ぎ取った一枚目の表紙を見てすべての納得が行きました。
新しく居間の壁に貼っていたカレンダーが去年のものだったのです。
我が家には私と妻しかいませんからもう犯人が誰かは見え見えです。
しかしやはり間違いは明らかにしておかないといけないと思い
「おい、このカレンダー、間違っているよ」
と申しますと本を読んでいた妻がキョトンとした顔をしております。
私が黙って剥ぎ取ったカレンダーの表紙を見せますとしばらく眺めながら
今度は私に視線を向けてニッとした後、
「ハッ、ハッ、ハッ」
と一人で大笑いというか馬鹿笑いというか、この私の怒りを散らしてしまう
騙しの笑いだけは無名塾出身の女優、若村麻由美のレベルに到達している気がします(笑)
「おまえさんは今年も変わらないので俺も一安心だよ」
なんて先日の憎まれ口に対するささやかな抵抗を示しておきました。
これが妻の新年初めての天然ボケパフォーマンスでありました。
布団に入りましたが先刻ウトウトと眠ったせいなのか
今度はなかなか寝付かれなく布団の中で考え事。
昨日の社長の話では今年は関東方面に大震災が起こりそうなので
自衛隊は防災出動の訓練を繰り返しているとか。
何やら一対一で話をしながら真面目腐って話されると
妙に真実味を帯びてくるのが怖いところです。
しかし、地震はこの日本ではいつ起こっても不思議ではない気がします。
起床7時半。
朝食、トースト1枚に熱い紅茶。
9時になったところで近くの郵便局に出かけ年賀状を十枚買ってきました。
昨日来ていた年賀状を整理してまた書かなければ
ならない年賀状が6通ほどになりワードを開いて
一昨日も使った文面を探すとこれがどんなに探しても見当たりません。
オイオイオイと思いつつ結局、住所不明で戻ってきた自分の年賀状の
文面をワードで打ち直して6通の年賀状を書くのに一時間という情けなさ。
その後、再び郵便局に向かいポストに投函。
帰宅して個人的日記を一週間分つけると早12時近くになっております。
昼食、「どんべい」とおせち料理の残りをいただき
1時から生徒が来て授業。
その後、パソコンに向かい作業。
午後は一歩も家を出ないうちに日が暮れてしまいました。
ネットを見ていて次の記事を発見。
新成人の早婚願望高まる 「負け犬」が反面教師?
「負け犬」にはなりたくない? 若いうちに結婚して出産を望む女性の増えていることが、結婚情報会社「オーエムエムジー」(大阪市)が新成人に対して実施した恋愛・結婚の意識調査で分かった。30代で独身、子どものいない女性を指す「負け犬」という言葉の良くないイメージが独り歩きし、子どもの数が少なくなる理由に女性の非婚・晩婚化がやり玉に挙げられがち。オーエムエムジーは「自分たちの上の世代を反面教師にして、早婚と出産願望が強まったのでは」と話している。「早く結婚したい」と答えた女性の割合は、比較できる調査結果がある2003年の新成人で11・0%だった。それが今回では23・9%に増えた。一方、早く結婚したい男性は13・0%から15・5%と微増だった。
(共同通信) - 1月7日17時50分更新
何か「勝ち組」といい「負け組」「負け犬」なんて世の中が殺伐として
きている証拠のように思えてまいります。
昔の中国文化大革命が日本に残した唯一の遺産は「反面教師」という言葉だけでありましょうか。
仕事から帰ってきた妻は新年になって始めての弓道の練習に出かけていきました。
また変わらぬ一年が今年も続きそうであります。
1月6日(木) 東京は寒かった
昨夜は妻が珍しく真剣にテレビを見ておりました。
何を見ているのだろうと思って尋ねると
1月4日日本テレビで放映された
向田邦子ドラマスペシャル「冬の運動会」
を録画したビデオでありました。
そのため私がテレビを見ることが出来ず置きコタツで読書。
ところが見終わった妻が
「何か思っていたのと違っていてあまり面白くなかったわ」
と申しておりました。
妻がブツブツ一人で言っているのを聴いていると
結局、NHKで見た「向田邦子シリーズ」とは違っているのが問題だったようです。
「これは頭で作った感じがするから面白くなかったみたい」
と偉そうに言っておりました。
まあ、私はどうでもいいのですが。
私が寝ようとすると妻が一万円札を出してきて
「明日の東京への交通費よ」
と申します。思わずホロリ。
家族が鈍行や快速で上京したりしている時に私一人新幹線は心苦しいものがあります。
起床7時半。
肌寒い朝でした。
朝食、トースト1枚に熱いコーヒー。
9時に生徒が来て授業。
終わった後に車で職場に向かい8日からの★★高校での直前期の
授業のテキストをもらい準備完了。
車を職場の駐車場に置かせてもらい高崎駅から東京へ。
四谷駅に降り立った頃には雨がショポショポ降り出しました。
今にも雪に変わりそうな冷たい雨でありました。思わず
♪ 都に雨の降る夜は・・・・・
なんて唄を思い出してしまいました。
★★★★会館まで歩いて1階のティールームで一休み。
二時に約束通りいつもお世話になっている出版社の社長が登場。
一年ぶりの再会でありました。
腰痛がきつくて動きがとれずわざわざ東京まで来ていただいて
申し訳ありませんというありがたいお言葉に恐縮するのみでありました。
「吉本さん、お食事は」
と問われて
「いただいて来ましたので大丈夫です」
なんて大嘘をつきましたが、朝トースト一枚をいただいただけで
実はお腹はペコペコでしたが、まさか先方がいただかないと思われるのに
私一人がいただくわけにも参りません。
それで、コーヒーを飲みながら1時間ほどお互いの情報を交換していると
もう一人の若い編集者の方が登場。
5年前一度お会いした方でした。
それから送った原稿の打ち合わせをして
結局4月上旬に本が出版されることになりました。
その後、私が最後に訪れた後、転居して私はお伺いしたことがない
ということでわざわざ出版社まで案内していただきました。
社員の皆様にご挨拶。お世話になった二人の編集者の方にも再会。
20分ほどいて再度ご挨拶をして引き上げました。
一直線に四谷駅に行き東京に出て新幹線に乗りました。
三人座りの自由席の窓際に腰掛けました。
席を倒そうとするとこれが倒れません。
ウ――ン、これは一度経験したことがある、
確か去年上京する時にも椅子が倒れなかったということを思い出しました。
しかし、朝東京に来る時は「MAX」という新幹線で椅子が倒れた筈だが
この新潟行き「とき」では倒れない。
何故なんだと思いつつ、私との席を一つ空けて通路側の席に腰掛けた
サラリーマン風の私と同世代とおぼしきオッチャンが席に腰掛けるのを
気づかれないよう横目でジット見つめていました。
そのオッチャン、パッと手を動かした瞬間に座席が後ろに倒れました。
アッ、アッ、アッ、あまりに早業過ぎて私には
どこをどうしたのか結局わかりませんでした。
「訊くは一代の恥、訊かぬは末代の恥」
という言葉をブツブツ繰り返すのみでなにもせず。
結局、座席を倒すこともできず末代の恥を抱えたまま
高崎駅に到着してしまいました。
帰宅してこのパソコンに向かい日記をつけました。
現在午後8時。
朝食のトーストを1枚いただいてから12時間近く
コーヒーを二杯飲んだ以外何一ついただいていません。
人はパンのために生きるにあらず。
と偉そうに言いながら「訊くは一代の恥、訊かぬは末代の恥」
を実行できない自分はどうしようもないとも思ってしまいました。
1月5日(木) 眠くて眠くて
昨夜はお風呂に入ろうとするといつもと違って
お湯が実にぬるくて急いで服を着直して置きコタツに逆戻り。
「どうしたことか、お風呂がぬるすぎるよ」
と妻に波風が立たぬようさりげなく文句を言いますと
「ごめん、ごめん、追い焚きをしたけどまだ温まったなかったみたいね」
というのんびりしたご返事であります。
こちらはもう寒くて寒くて鼻水状態。
その時、やっとこさ、夕方妻と一緒に見たテレビのバラエティ番組で
卵は賞味期限を過ぎて何日くらいいただけるのかとか
シーツは何日に一度取り替えるのかとかという話の中に
お風呂の水を何日に一回取り替えるかということを
話していたことを思い出しました。
妻がさっそく一日に一回お水を取り替えるのはもったいないと
思って追い焚きをしたことがわかりました。
「以前に一度追い焚きした時にお風呂を沸かすよりも時間が掛かったのじゃないか」
と申しますと
「そうだったかしら。でもかかる時間は同じの筈でしょう」
と逆襲されて私は絶句。
そう言えばそういう感じもするけれど、やっぱり追い焚きの方が時間がかかる気がします。
経験的にそう思うだけですので反論もできずただ湯が温まるのを
置きコタツの中で震えながら待っているだけという情けなさ。
それにしても追い焚きするとどうして時間がかかるのか(?)
15分ほどしてやった熱くなったお風呂に入り生きた心地が戻ってきました。
お風呂を出てからサッサと布団に入り眠りました。
起床7時半。
寒い朝です。最近、朝方気温がドンドン低くなってきています。
朝食、トーストと熱い紅茶。
やっと食生活が正常に戻りつつあります。
正月三ガ日の朝にいただくお燗したお酒はきついものがありました。
妻は会社に出かけ私は9時から生徒が来て授業。
終わってから昨日で休刊日が終わった図書館に向かいました。
開架にある本を図書館のネットであらかじめ調べていたのですが
その場所に貸し出しもされていない筈の本がありません。
本を片付けていた図書館の人に頼み一緒に探してやっと発見。
本の場所が以前と違っていて今蔵書の整理をしているとのことです。
本をビデオを借りて帰宅して昼食。
午後に職場から★★高校で使用するテキストが
出来上がったとの電話連絡をいただき一安心。
センター試験前の直前期授業でこのテキストが遅れたら
どうしようかと不安で不安で仕方がありませんでした。
午後、パソコンに向かい作業。
陽が翳りだす4時ごろにはもう寒さが家の中を襲ってきます。
それでも何かに熱中していると寒さを忘れるものなのでしょうか。
年賀状が届いてまたまた「転居先不明で配達できません」というのが三通ありました。
もしかして転居通知をいただきながらこちらがそれを忘れているのかなんて
考えたりすると落ち着かない気分になってしまいます。
妻が帰宅して一緒に夕食。
その後、テレビを見ながらお互い置きコタツに向き合ってウトウト。
お腹いっぱいで置きコタツの中に足を入れてウトウトするのが人生において
もっとも幸せかもしれません。
おかげでこの日記をつけるのが遅くなってしまいました。
1月4日(火) 演技力にビックリ
昨夜は午後9時からフジテレビ
「ナニワ金融道・6」
を見ました。
自慢ではありませんが、私はSMAPなんて全然知らずに
中居正広を初めてこのドラマで知りいい俳優じゃないかと思いました。
このドラマは一年に一回制作されているのでしょうか。
舞台となる街金の「帝国金融」社長役の緒方拳、
社員役の綿引勝彦、小林薫がいかにも街金関係者らしい雰囲気です。
小林薫など、悪乗りしすぎのファッションで登場します。
これが大阪スタイルというか街金スタイルというか強烈な
キンキラキンのファッションで登場して笑わせてくれます。
マルチ商法、恋愛商法など様々な怪しい金儲けが紹介されます。
これは文部科学省特選ドラマにして全国の中学、高校、大学に
おいて授業、講義時間に必修講座として見せるべきではないかとまじめに思いました。
いったんこの世界に加害者、被害者、どちら側で荷担・関係しても
なかなか抜けきるれるものではないことはこのドラマを見るとよくわかります。
一つだけ「こんなのありかよ」と思ったのはドラマの最後の場面。
料亭において緒方拳と大阪府警刑事部長が談合するシーン。
大阪府警刑事部長と言えばキャリア組でも最高の出世頭でしょう。
そんな人物が一街金の社長に会うだろうかと思ってしまいました。
大阪府警はイロイロ不祥事がありますからもしかしたら会っているかも(笑)。
ドラマが終わってからピコピコとリモコンを動かしながら
結局、同じフジテレビの
「タモリのジャポニカ 日本語の達人になろう 笑える辞書」
という番組を見ました。
これは結構勉強になりました。
日本語に擬音語、擬態語、擬声語などのオノマトペが多いのは
基本的に動詞が少ないのでそうなってしまったのですなんていう
金田一先生の解説にそうだったのかと凄く納得した次第です。
圧巻は最後の日本語の微妙な区別を身体的に表現するということで出演者が一人芝居を演じる場面。
状況設定は自分の息子が裏口入学で医学部に合格したという連絡と競争相手の
子供が落ちたという連絡を電話で受け、その後に今度は仲の悪かった姑が
急死をしたという連絡をまたまた電話で受けそれぞれ「高笑い」「大笑い」「馬鹿笑い」をするというものです。
これが演じたタレントは皆下手でしたが、最後に登場した女性、
この方が和服姿で私はずっとどこかで見たことのある演歌歌手だと思っていたのですが、
実は仲代達矢の「無名塾」出身の女優、若村麻由美。
スタジオのセットでそれらしいマダム風のメガネを掛けた瞬間に豹変。
「高笑い」「大笑い」「馬鹿笑い」をそれぞれ区別した見事な笑い方に私も長女も仰天。
「父さん、この人すごいねえ」
「こりゃ凄い、本当に凄い」
二人で思わず絶賛することしきり。
さすがに長女には言いませんでしたが、セットのソファで若村麻由美が最後に
和服姿でひっくり返るようにして身を捩じらせながら笑う場面では
私は思わずその姿態にエロスを感じてしまいました(笑)。
私は昨夜のその場面を見てから若村麻由美のファンとなりました(笑)。
起床8時。
今日はやっとおせち料理から解放されトーストと卵焼き、レタスの朝食。
お祭りが終わった感じがしみじみとしました。
朝方、香港から年賀状をいただいた昔の予備校の卒業生に
メールを打って年賀状代わりにさせていただきました。
午前9時に生徒が来て授業。
終了後に一休みしていると年賀はがきが届き今日は
高校時代の男性のクラスメイトからの年賀はがきが一通。
この方からは初めていただきましたが、何とか顔だけは覚えていたので助かりました。
この方は確か高校時代はテニス部にいて私は直接話した記憶がないのですが
高校のキャンパスでこの人が何か飲み物を飲みながら
「コカコーラって本当においしいな」
と言っていたことをいまだに覚えております。
当時、私はまだコカコーラなるものがどういうものか知りませんでしたから。
1963年か1964年頃の四国の田舎の高校でしたから当然と言えば当然なのですが。
もう高校を卒業してから30年近く逢っておりません。
急いで年賀を書いて近くのポストまで散歩して投函。
昼食、残ったお餅を焼き海苔ときな粉であべかわ餅にしていただきました。
午後、ファックスを一本打ちましたが二時間後に返事がファックスが送り返され
6日に上京することになりました。
午後3時に長女が東京に帰りました。
昨夜、一緒にお酒を飲みながら長女に
「おまえ、それだけお酒を飲むのだったら結婚する相手は
お酒を飲む相手を探したほうがいいぞ」
と申しますと
「父さん、わかっているよ、わかっているよ」
と申します。
何がわかっているのか(笑)。
と書きながら不意に
陽は沈み鳥はねぐらに帰れども人は帰らぬ修羅の旅
なんて昔好きだった言葉を思い出しました。
何とかしろよ、我が娘よ(!)
1月3日(月) 極楽の三が日
昨夜の夕食はお好み焼きとおせち料理。
私も長女もお好み焼き3枚いただきまたまた飽食。
少し痩せて帰ってきた長女もこの二日で頬がふっくら。
私はもう食べすぎでお腹がパンパン状態。
食後に「マークスの山」をやっと読了。
映画とはかなり話が違いました。
高村薫は登場人物やストーリーの細部を描きこむのに
マニアックなほど凝っていますが、どうも犯罪に至る動機が
どうしても弱い感じがします。
特にこの小説では学生時代の仲間の一人を殺す必然性が
非常に薄くてもうひとつ説得性に欠けている気がします。
それでも最後まで読ませるのですから凄い力量なのでしょうが。
ご本人が推理小説というより社会小説を書いているつもりなので
仕方がないのかもしれませんがこの点だけが物足りない感じがします。
フジテレビ「踊る大捜査線」を長女と見始めましたが
何となく乗りがもう一つで結局チャンネルを変えてテレビ朝日
「ビートたけしの陰謀のシナリオ、日本を震撼させた戦後7大事件・・」
を途中から見始めました。
この番組がまたあっと驚く、懐かしや、帝銀事件、下山事件、
もくせい号墜落事件からローキード事件等などすべてアメリカの
陰謀という松本清張「日本の黒い霧」のお話でありました。
何となく左翼性を取っ払った今の時代に適した反米路線的雰囲気がありあり。
しかし、確かに陰謀史観というものは実にわかりやすいところが味噌なのでしょう。
布団に入りブックオフで105円で買ってきた
「昭和の文人」江藤淳 新潮文庫
を布団の中で読んでいるうちに眠りました。
起床8時。
朝食、またまたお雑煮とおせち料理。
私も長女もお餅一つで赦してもらいました。
妻曰く
「ほんとうに昔と比べてみんな食べなくなったわね」
ウ――ム、みんな歳だもの。
子供たちが小さい頃は寒風の中近くのグランドで凧揚げをして
しっかり運動した後お雑煮をいただいたのでそれはそれなりに
お餅をたくさんいただけたのですが。
午前中、妻が突然元旦に行ったブックオフにまた行くなんて言い出しました。
聞けば元旦に行ったブックオフ、レジで1000円間違って多く支払いをして
昨日電話をするとレジの間違いでしたので返却しますとのことで行かなければ
ならないとのことでありました。
またまた家族三人、私の運転でブックオフへ。
私も正月三日間、ブックオフに通ったのは初めてです。
ところがブックオフに行きお金を返してもらい少し本を見て帰ろうとしたら
妻と長女がコミックのコーナーで立ち読みに突入。
妻は1日に来た時に立ち読みした山岸涼子の漫画を続けて立ち読み。
私が
「もう、帰ろうよ」
と言いましても
「ちょっと、待って、もうちょっとよ」
なんて30分も待たされました。
帰りの車の中で妻と長女は立ち読みした少女漫画の話で勝手に盛り上がり
私は完全に蚊帳の外でお抱え運転手状態でありました。
昼食、きつねうどん。
こうなるとなぜかトーストとか菓子パンなど軽いものがいただきたくなります。
午後は妻も長女も出かけてしまい私一人が留守番であります。
「昭和の文人」を読み終わる頃に年賀はがきが到着。
相手先が転居したため戻ってきた年賀はがきが三通。
一人は新しい年賀状で住所が変わっているのがわかりましたので
急いで新しい住所を筆まめに登録して印刷。
しかし後の二通はもう手の施しようがありません。
その後、コタツでウトウト。
こんなにのんびりした正月は今までなかったのでは。
こうなると確かに仕事をする気にまったくなりません。
何か食べすぎで苦しい、苦しいと言いながら
三が日が過ぎていくようであります。
1月2日(日) 飽食の正月
昨夜の夕食は鶏鍋とおせち料理。
妻も私も食べ過ぎて置きコタツでウトウト。
テレビ朝日の「はぐれ刑事純情派」という番組を見ながら
私がチラリと眼を覚ますと眼前に眠っている妻がおり
妻が眼を覚ますと向かい側の妻が眠っているという
状況を繰り返すこと1時間以上。
後から聞くと長女はあきれて二階に上がってさっさと布団で眠ったそうです。
12時前にやっと私も布団に入りブックオフから買ってきた
「マークスの山」高村薫 早川書房
を読み始めました。
映画は二回ほど見ていましたが、原作は初めてです。
読み始めて1時間ほどして主人公の警視庁捜査一課警部補合田雄一郎が
登場した頃に眠ってしまいました。
起床8時。
目覚めて思い出した初夢は誰かから電話がかかってきて
「早く資料送ってくださいよ」
と頼まれて私があわてて
「申し訳ありません。至急送ります」
なんて答えている夢でした。
先方が誰かも資料の内容もわからないままのわけのわからぬ夢です。
初夢というにはあまりに散文的、実務的で我ながら情けない思いがしました。
私が顔を洗っていると妻がこれからデパートに福袋を買いにいくのだと
言って出かけていきました。
私がお雑煮とおせち料理の準備をしていると長女も現れてました。
まず二人で日本酒をお燗していただきました。
どうも朝から日本酒をいただくと体によくないことがよくわかります。
この歳になるとアルコールも日頃の定量というものがあって
それを越すと体が重くなり危険信号が点滅するのがよくわかります。
加えて腰痛の兆候もチラチラしてきます。
二人とも元旦の朝から完全飽食状態で今日のお雑煮は
お餅が一個づつで済ませました。
ネットを見ると大晦日の紅白歌合戦、今年は視聴率40パーセントを切ったそうです。
まあ、大河ドラマ「新撰組」が小学校の「学芸会」だとしたら
「紅白歌合戦」は小学校の「音楽会」と言ったところなのでしょうか。
置きコタツで本を読んでいた長女に
「先日、『壬生義士伝』って見たけれどあの映画の中に沖田総司役で出ていた
俳優、少ない出番で凄いドスの効いたおいしい役の演技をしていたけれど、
よく見ているとNHKの大河ドラマでは山南敬介の役をやっていた役者でビックリしたよ」
と申しますと、長女が我が意を得たとばかり
「あれは堺雅人って役者よ。若い人には結構人気があるのよ。
でもあの『新選組』のドラマじゃ誰がやっても迫力出ないわよ」
と申しておりました。
『壬生義士伝』で近藤勇役の私の好きな塩見三省もただヘラヘラ笑っている
だけでしたがなかなかのいい味を出しておりました。
妻が帰宅して1000円の福袋で買ったという日本茶を三人でいただきました。
どうも腰が重いので居間で腰を落として四股を10回ほど踏んで
一人に近所に散歩に出かけました。
たった一日何もせず休んでいただけで体調が変な感じがします。
仕事があると疲れがどっと出て休みになると体調を崩すなんて
贅沢と言えば贅沢な感じもします。
今日も空は晴れ上がっていて温かくていい気分です。
群馬県も冷たい風さえ吹かなければ住みよいところかもしれません(?)
家に戻り長女に頼んでビデオの録画が出来るように配線を頼みました。
去年、私が一人でがんばったのですが、結局、同時録画も予約録画も
できないままに終わり妻にブーブー文句を言われておりました。
妻と私の四つの熱い視線が見つめる中で長女がテレビとビデオと
アンテナの配線を始めましたが10分後に終了。
早速、同時録画と予約録画の実験をしてみますと見事に成功。
「父さん、BSのアンテナを接続しようとしたからできなかったのよ」
と長女が言うと妻がいかにも自分が知っていたかのように
「やっぱり母さんが思っていたとおりにね」
と尻馬に乗ってええ加減なことを申します。
我が妻には人間としての原則というものがありません(?)
昼食、妻がデパートから買ってきたピザをいただきました。
ピザをいただくのは久しぶりです。
これをまた三人で2枚をいただいてもう完全飽食。
またまた置きコタツでウトウト。
年賀状が到着。どうしたことか今年はあ2日も年賀配達がされると
いうことでしたが実際に配達されてきました。
これも宅配業界との戦争を意識したサービスでありましょうか。
中に住所不明で私の年賀状が戻ってきています。
ちょうどその方の年賀はがきも到着していたので確認すると
昔の住所に出したみたいで急いで書き直してポストまで行き投函。
午後、長女と高崎市内にある昨日とは違うもう一軒の「ブックオフ」に
車で出かけました。長女に
「昨日のブックオフのお金は母さんが出してもらったので
今日は父さんが出すから遠慮なく本を買えば」
と偉そうに言いました。
1時間ほど店内にいてレジに行くと勘定は千円ちょっと。
サービス券があったのでもっと安くなり結局払ったのは950円。
長女が買った本は文庫本2冊で210円。
なんか偉そうに言っておきながら情けない感じもいたしました。
帰宅して一休み。
夕食はお好み焼きとおせち料理です。
またまた食べ過ぎになってしまうのではという
恐怖が襲ってまいります。
1月1日(土) 元旦まで
昨夜の夕食は年越しそば。
その後、妻と二人でテレビを見ました。
9時まではNHK「紅白歌合戦」ではなく
12チャンネル「年忘れ日本の歌」(!)を見ました。
見始めた時にちょうど小林旭が「自動車唱歌」を歌っていて
相も変らぬキーの高さとスタイルの若さに小学生時代からの
ファンとして大晦日に拾い物に出会ったような感動。
妻は妻で「東京ドドンパ娘」を若い歌手が歌いだすと
「アレッ、懐かしい歌だわねえ」
なんてキーを一オクターブ高くして叫んでおります。
そのうちお座敷ソングなんてのが始まりましたが、
妻と私はいつの間にか気持ちが高揚してテレビで歌う歌手に合わせて
♪ あなたのリードで島田も揺れる、チークダンスの悩ましさ・・・
なんて「芸者ワルツ」を一緒に歌いました。
いったいどういう大晦日なのでありましょうか。
午後9時になってそろそろ格闘技番組を見ようと思っていると
電話が鳴り娘からでありました。
大雪のため両毛線がノロノロ運転しながら深谷駅まで来たけれど
停止してしまっているとのことです。
妻が電話で
「雪が降ってお父さんもお母さんも車の運転が怖いので
駅からタクシーで帰ってきて」
なんて申しておりました。
その後、TBSとフジテレビの格闘技戦を交互に見ました。
11時前に長女がやっと我が家に帰り着きました。
格闘技戦を見ながらNHKの紅白をチラチラ見ていると
波田陽区が登場して、視聴者は白組も紅組も応援していません、
ただ格闘技の結果が知りたいだけ・・なんて言うのを聞いて
この人、二度と紅白歌合戦には出られないことをもともと知っていて
こんなことを言っているのかと思いました。
それにしてもチラチラと何度か紅白を見ましたが
知っている歌手がほとんどいませんでした。
今年の格闘技戦、何と言っても印象に残ったのは
TBSテレビの「K−1戦」曙とホイス・グレーシーの一戦でありました。
久しぶりに見た坊主頭のホイス・グレーシー、昔のような脂ぎったところが
抜けて何やら悟りを開いた禅宗の高僧のような風貌。
この人は「アルティメット・スタイル」の格闘技を日本に紹介した
ある意味で大功労者であります。
私は昔は必死でこの人の格闘技試合を見たものでありました。
一方の大相撲元横綱の曙。
何かこの人がリングに立つたびに私は物悲しいものを感じてしまいます。
別に私はステロイドを使用することによって
筋肉ムキムキマンのような体を曙に期待しているわけではありませんが、
残念ながら曙の体は素人の私から見ても相も変わらず
このような格闘技に登場する選手の体型になっていません。
曙にあるのはその200キロを越す巨体と元横綱という称号のみ。
何やら小林旭の名曲「昔の名前で出ています」というテーストの
物悲しい風情がどうしても漂ってきてしまいます。
しかし、体重差130キロもありますから試合はどうなるかわかりません。
試合開始と同時に曙が大相撲で鍛えた怒涛の寄りでホイス・グレイシーを
リングに倒し馬乗りのマウント状態になりました。
ところが不思議なことにこの130キロ差の巨体からホイス・グレイシーは
スルリと抜け出してしまいます。
再度、曙はホイス・グレイシーを押し倒しますが、何の技もない哀しさで
何一つ有効な手段がとれません。
そのうち、ホイス・グレイシーが一瞬にして曙の手首を捉えて
関節技のリストロックを掛けました。
堪らず曙、マットをタップして試合終了。
ホイス・グレイシーは息も上がらず汗もまったくかいていないように見えました。
講道館柔道の言葉と言われる「小よく大を制し、柔よく剛を制す」
の見本のような試合でありました。
午前零時になり置きコタツの三人で
「あけましたおめでとうございます」
とご挨拶してそれから従来の正月と方針を変更して
三人で歩いて10分で行ける若宮八幡宮というところに初詣に行きました。
外に出ると昼間の雪が嘘のように空は晴れ上がり
頭上にオリオンが輝いていました。
回りの風景も闇の中に白い雪の景色が広がり実に幻想的な光景でありました。
八幡宮に到着してお賽銭を賽銭箱に投げてお祈り。
「こんな金額で5つも6つも願い事をして神様は怒らないかなあ」
と妻に言いますと妻はゲタゲタ笑っておりました。
その後、八幡宮の氏子の人たちが設営したテントで
無料の冷たいお神酒をいただきました。
これがおいしくて、おいしくて。
その後、近所の参拝者20、30人が取り囲んでいる
焚き火にあたりながら今度は甘酒をいただきました。
その時、初めて、こういう小さな八幡宮の初詣も
なかなか風情があるものだと思いました。
雪道を帰宅してもう一度お風呂に入り体を温めて寝ようかなと
思ってテレビをつけるとテレビ朝日で
「朝まで生テレビ!恒例!元旦スペシャル ドーなる日本2005!?」
をやっていてズルズルとこれを見出してしまいました。
5時まで見ましたが、パネラー全体に
「台頭する中国、漂流する日本」
というような不安が漂っているような感じがしました。
さすがに5時になって布団に入りましたがまた懲りもせず
本を読み出すと5時15分ごろに突然グラグラッときました。
地震です。体感的には震度3。布団の中で体を硬直させながら
余震に備えましたが、余震はなくそのまま眠ってしまいました。
起床9時半。
起きてすぐに近所のコンビニにスポーツ新聞を買いに行きました。
元旦の日はコンビニで新聞を買うのがこれまでの習慣になっています。
国道17号は元旦のせいか通行する車両も少なく空は快晴です。
風もなく実にいい散歩になりました。
帰宅して郵便受けの中の新聞を取り出そうとするとこれが
別紙とチラシがはさまれていてなかなか出せませんでした。
やっと新聞を取り出すと新聞の下から一通の封書が出てきました。
表に高崎郵便局の「宛て先不明のため配達できませんでした」という
スタンプが押してありました。
裏を見ますと我が家の住所と妻の名前が書かれています。
改めて封書の表を見て笑ってしまいました。
★★★★様と宛名は書かれていますが宛先が書かれていません。
妻に
「大変な手紙がきているぞ」
と渡すと妻はキョトンとした顔をして封書をしばらく眺め
それから一人でゲラゲラゲラと大笑い。
私も付き合いで笑いました。
この手紙の出し方こそ去年最後の妻のパフォーマンスだったのでありましょうか(?)
朝食、清酒を一合いただいてお雑煮。
松本にいる長男から新年の挨拶の電話があり
松本は大雪でアパートから一歩も出られないとのこと。
朝食が終わってから表の雪かきを近所の人たちと1時間ほど一緒にしました。
その後、年賀郵便が届き、一人だけ住所が異なっていることに気づき
あわてて年賀状を改めて書いて近くの郵便局まで行って投函しました。
午後は我が家恒例、妻と娘と三人で「ブックオフ」に行き本を買いました。
帰宅すると東京の次男からの新年の挨拶の電話。
私が電話に出て
「遅いよ、兄さんは午前中に電話をしてきたよ」
と申しますとゲラゲラ笑っておりました。
かくして大晦日から元旦の激動の一日が過ぎ去っていこうとしています。
今年こそ家族にいいことがありますように。