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たそがれ日記

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10月31日(月) 一党内独裁


昨夜は夕食後読書。3日続きの夕食ホルモン焼き

図書館から借りてきて途中前読んでいた

「廃墟に立つ 昭和自分史」色川大吉 小学館

を読了。

表紙のタイトルにある通り

1945年から1949年のたった4年の自分史ですが

戦後の食料不足による飢えと精神的熱気を感じました。

「特攻帰り」「予科練崩れ」「引揚者」「パンパン」

「パルタイ」「公職追放」「サマータイム」

などという懐かしい言葉を久しぶりに活字で読みました。

テレビのバラエティー番組を見ていますと

ブログをやっている30代の主婦が二人登場。

一人の主婦は3時間もかけてブログで日記を

つけているのにビックリしました。

レポーターがまとめたところによると

この二人の主婦の特徴は

1 職を持っていたが出産で退職。

2 引越しをして新しい環境。

3 当然、知り合いが回りに少なく時間がある。

ということでした。

ブログで連絡をとりあうことによって

バーチャルな人間関係を構築しているのでしょうか。

私から見ると当人はきっと楽しいのでしょうが、

お互いがハンドルネームで、お互いある種の

虚構性を維持しながらネットで交流するのは

どこかおっかないなあという危惧を感じてしまいます。

まして自分の赤ん坊・子どもの顔をブログにさらすのに

危険はないのでしょうか。


布団に入り就寝零時前。

6時頃に眼が醒めてしまいました。

二度寝しようと思いつつ出来ず

布団の中で一時間近く文庫本を読みました

起床7時半。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

どうやら腰痛はあっけなく完治したようで

腰に痛みを感じません。

このたった2日の治り方の安易さが

また腰痛を再発生させる

危険があるのがよくわかります。

肩の脱臼に慣れたスポーツ選手のようなものでしょうか。

職場に向かい授業。

午後、いったん帰宅。

炬燵に入り一休み。

テレビ、小泉改造内閣の組閣人事を報じています。

昔のように組閣報道のテント村ができることもなく

派閥の領袖の横車、自薦、他薦の議員の暗躍などもなく、

それはそれでいいことなのでしょうが、

違う観点から見ると小泉首相の

自民党に対する「一党内独裁」が

完成するのでしょうか。


夕方、職場に向かい夜間部の授業。

10月も早今日で終わり。


10月30日(日) 群馬の森


昨夜は3日続きの夕食ホルモン焼き

やっと食べ終わりました。

4種類のホルモンが全部で500円。

これを3食に分けていただきましたから

1食、166円強、ウーム、安い、安すぎる(泣)。

夕食を終えた後、妻は必死で

私が図書館から借りてきて読んだ

「兄弟」なかにし礼 文藝春秋社

を読んでおりました。

我が家においては妻と私が同じ本を読むなんてのは

空前にして絶後、神武以来の怪挙(?)であります。

午前11時前に読み終わり一人で溜息をつきながら

「なかにし礼の兄さんって人は凄い人ねえ。

それに病気になったお母さんは後半生が何かかわいそうね」


と申しておりました。

読後の感傷を引きずったまま妻はNHK総合テレビ

「チャングムの誓い」に突入。

私も初めてこの番組のお相伴に預かりました。

子どもが韓国の宮廷に入り女官(?)としての

修行をする場面が次から次に登場します。

番組を見ながら私はこれは「韓国宮廷版おしん」

はたまた、上官に苛めぬかれる兵隊を描いた

松竹の旧い映画「二等兵物語」を思い出していました。


でもやっぱり何が面白いのか全然わかりませんでした。

そんなことをブツブツ言っている私に

「この番組、韓国の宮廷料理がおいしそうなのよ」

と妻が申します。

そうか、食い気でこの番組を見ていたのか、

と何やらわかったようなわからないような

納得をした次第です。

腰痛防止用のコルセットをつけたまま

布団に入り就寝零時半。

眼を醒ましのが午前6時。

トイレに行きそれからまた眠りました。

起床8時。

ぐっすり眠ったような気がしましたが、これはきっと

腰痛の痛みのためよほど体が消耗していたせいだと思います。

自分の経験からしても腰痛の痛みで眠れなくなったりしたら

もう完全な危険水域であります。

まだそれ以前の段階でしたので救われました。

起きて歩くとよほど痛みは消えておりました。

これで一安心です。


朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。

妻がダンボール箱を三つ持ってきて

衣服を詰めておりました。

その後宅急便に行くというので

「どうしたんだ」

と尋ねると

「子どもたちに冬服を送るのよ」

と申して出かけて行きました。

朝刊を読んだ後、明日の授業の下調べ。

終わってからテレビ。

日本テレビ「波瀾万丈」演歌歌手 細川たかしが出演。

座ったまま民謡を唄いだしその声の良さと声量に

ビックリしました。

昼食、雑炊。

午後は炬燵の中で図書館から借りてきた

「廃墟に立つ 昭和自分史」色川大吉 小学館

昭和18年に東京帝国大学に入学。

学徒出陣で三重海軍航空隊に召集され

敗戦とともに東大に復学。

昭和23年春卒業とともに栃木県粕尾村に

小学校教師として赴任。

この村出身の東大時代の友人と一緒に

教師となり村の近代化と革命家をめざそうとします。

その友人が一年も立たないうちに肺病で死亡。

200ページ半ばまで読みながら腰痛が気になり中止。

戦後のシュトルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)の時代に

マルクス主義者でもないのに村の近代化を目指した

多くの青年たちがいたことは時代の象徴のように思えますし

また多くの青年が戦後も肺病で亡くなったということを

思い知らせれました。

当時、肺病が死病であったことが改めてよく分かりました。


妻と一緒に「群馬の森」に行きました。

私が腰痛気味なので珍しく妻が運転しました。

途中で私が

「ここは早めに車線変更したほうがいいよ」

と申しますと

「私、車線変更するの嫌いなの」

と申します。

その言葉に一瞬私は背中がピンとなり体が硬直。

腰に痛みが甦るような気がしました。

ウーム、腰の痛みは我慢して私が運転すべきだったのか。

それでも恐怖に耐えながら無事群馬の森に到着。


広い森の中を妻と二人で散歩。

あずま屋のようなところで私は腰痛防止の柔軟体操。

それに四股を何度か踏みました。

子ども連れの親が多く夫婦でジョッキングしている人たちもいました。

大きな木の下で老夫婦が何かを拾っておりましたから

老夫婦が立ち去った後の草の生えた地面を見ますと

どんぐりがたくさん落ちていました。

あの老夫婦はどんぐりを拾っていたのか。

不思議に思い妻に

「どうして、こんなにどんぐりが落ちているのに

子どもたちはどんぐり拾いをしないのだろうかなあ

俺が小学生の頃は友達とみんなで山にどんぐり拾いに

よく行ったけれどなあ」


と尋ねますと

「あんた、時代がもう全然違うでしょう」

と申します。

ウーーム、そういうものなのか。

「隆正や麻季や旅男と一緒に最初にここにきたのも

もう25年前くらいになるわよ」


「もうそんなになるのか」


晩秋の黄昏時の老いを感じ始めた夫婦の会話(?)。

トホホであります。


10月29日(土) またも腰痛


昨夜は妻はいつもの弓道の練習。

夕食のおかずはホルモン焼き。

これを安かったという理由だけで妻が大量に買って来て

私は三日がかりでいただかなければなりません。

昨夜はその二日目。

お風呂から出ての焼肉であります。

座卓の上の鉄板の熱さも加わり

上半身裸で下はパジャマという姿でいました。

少し食べすぎかなと思うまでいただきました。

いただき終わって食事の片づけをしようとほんの

少し座椅子から腰を浮かしただけで腰にピリッと

軽い痛みが電撃のように襲いました。

アッアッアッアッアッ・・・・。

あわてて座りなおしましたがもはや手遅れ。

急いで腰痛防止のコルセットを腰に巻きつけましたが

お腹が一杯でコルセットがビビビビと不気味な音を

立てながらはずれそうになります。

あわててその上にベルトを締めて応急処置は完成。

しかし太鼓腹をコルセット、ベルトで締め付けられて

苦しいたらありゃしません。

この苦しみにジェンダーの境界はなし(?)


その格好で昨日に続きNHKBSで放映している映画を

30分遅れで見始めました。

1970年 フランス「仁義」 監督:ジャン・ピエール・メルビル

出演:アラン・ドロン、イヴ・モンタン、ジャン・マリア・ブロンテ

フランソワ・ぺリエ、ブルヴィル

もう何度も見た映画ですが、あきることがありません。

アメリカ映画のドンパチと違って実に静かに見ることができます。

9時過ぎに妻が帰ってきて居間に入るなり

私のコルセットとベルトをした裸の上半身を見て

「あんた、また腰痛が再発したの。それにしても

その格好は何なのよ」


と一人でゲタゲタ笑っておりました。

ウーム、嫌な笑い方であります。

「腰痛の痛みは腰痛になったことのないお前さんにはわからんよ」

と申しますと

「毎晩、食べ過ぎて、運動しなけりゃ腰痛にもなるわよ」

なんてお言葉をいただいただけで昔の

「あんた、本当に大丈夫なの」

なんてこちらの気持ちを思いやるやさしさなどかけらもありません。

アア、妻は夫を慕いつつなんて30年も経たないうちに

我が家では死語になってしまいました。

それでも腰に湿布を貼るのには協力してくれましたから

まだ救いはあるのか。


10時過ぎに「仁義」終わってもテレビをダラダラ

見ているうちに家の中が静まり返り気が付くと

妻はもう布団の中で眠っておりました。

私も11時過ぎには布団に入り本を読みながら

寝る前にお腹を締め付けていた

コルセットとベルトをはずすと

ホッと一息つけました。

就寝12時。

起床8時。

困ったことに雨模様の曇り空。

腰痛対策には最悪の天気であります。

カラッと空が晴れ上がり気温も上昇すれば

腰の硬い筋肉がほぐされてちょうどよいのですが。

朝食、トースト2枚、レタス、目玉焼き。熱い紅茶。

朝刊を読み終わってから立ち上がって腰痛体操。

と言っても何度か腰を深く落として相撲の四股を踏むだけですが。

それでもこれを何度かやると腰が落ち着いた気分になれます。

一年に何回か腰痛に襲われるたびにその日は鬱。

今日も体の動かし方がノロノロしているのが自分でわかり

労働意欲が全然湧いてきません。

結局、座椅子にもたれたまま1時間くらいボーとしていました。

せめての救いはジッとしていると腰の痛みを感じないことです。

それで図書館から借りてきた

「兄弟」なかにし礼 文藝春秋社

を読み始めました。

満州で父を亡くし引き揚げてきた家族に

内地の航空隊にいた長男が合流。

北海道で一家の生活が始まりますが、

この長男が事業家をきどりながらお金を湯水の

ように使い後に売れっ子の作詞家となって

著者のなかにし礼をとことん苦しめます。

この兄弟のあり方がまるでサドとマゾのような関係です。


そんな暗い内容の本を私が読んでいますと

突然、座卓の向うの妻が本の表紙を見て

「あんた、それ私が昨日図書館で借りようとさがして

いた本よ。この一ヶ月ずっと借りようと思っていたのよ」

と申します。

まったく趣味も読書傾向も私と合わない妻が

どういう意図でこの本を借り出したかったのか

さっぱり私にはわかりません。

昼食、きつねうどん。

「今日はきつね寿司はないのかよ」

と尋ねますと

「あんた、贅沢なのよ。だから腰痛になるのよ」

というお言葉に

「すいません」

と、どうして私は返事をして謝らなければならないのか。

午後、やっと読み終わり妻と近所を

久しぶりに散歩。

腰痛になって歩くと脚と足の筋肉の

使い方が妙に意識的になり疲れてしまいます。

帰宅して妻と一緒に二階から大きな絨毯を取り出し

一階の居間に引き座卓を置き炬燵に変えました。

そろそろ冬の準備。


それにしても腰痛になってしまうといくら

慣れているとはいえ体のエネルギーを奪われたようで

体も心もどこか元気になりません。

しょうがないなあ。


10月28日(金) ドヌーブが邪魔でした


昨夜は夜間部から帰宅すると午後8時。

あわててお風呂に入り夕食をいただきながら

NHKBSで放映している映画を見ました。

1972年 フランス「リスボン特急」監督:ジャン・ピエール・メルビル

出演:アラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーブ、リチャード・クレンナ


以前に一度見た映画であります。

ただただ監督ジャン・ピエール・メルビルの名前で見ています。

銀行強盗に成功したギャング仲間が今度はリスボン特急で

運ばれているヘロインを強奪するというストーリー。

このギャングにリチャード・クレンナ。

その情婦にカトリーヌ・ドヌーブ。

ギャングを追う警部にアランドロン。

役者は揃っている筈ですが、この映画

同じ監督の「仁義」「影の軍隊」に比べると一段落ちます。

どうしてなのか、やっぱりカトリーヌ・ドヌーブの存在が余計。

悪女に徹していればそれはそれで面白いのでしょうが

存在があまりに中途半端で冴えない役どころでありました。

それにリチャード・クレンナがアメリカっぽくてテイストが違います。

この手のフランス・フィルムノワール映画に不向き。

リチャード・クレンナが共演するのはやっぱり

クリント・イーストウッドとかシルベスタ・スターロン、

ワインよりもハンバーガーといったところでしょうか。

好演していたのは元銀行支店長。

悪の道に染まりながらもどこか不安な気分を

見事に演じていました。

この夫をなすすべもなく見つめる妻もよかった。

この手のフランス映画を見ていていつも不思議に

思っていますが、この映画でも警察が逮捕した

ギャングの一人を直接描きはしませんでしたが

明らかに拷問によって仲間の名前を吐かせる

場面がありました。

フランスの警察は拷問を日常的にやっているのでしょうか(?)。

私が見終わったら妻が

「あんた、選手交代よ」

と言いながら私が立ち上がった隙に私の座椅子に

ヒグマのごとくどっしりと座りました。

「今日は最終回なのよ」

とのお言葉に

「そうか今日は『チャングムの誓い』の日か」

と思い出した次第です。

妻が『チャングムの誓い』を見ている間

私はパソコンに向かい作業。

就寝11時半。

いつもより1時間は2時間早く眠りました。

起床7時。

ところが眠くて眠くて。

どうして早く眠ると眠気がいつまでも続くのでしょうか。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

快晴の中職場に向かいました。

授業の準備をしようといつも持ち歩いている

紙バックの中のテキストをさがすとこれはどうしたことか、

7種類のテキストのうち今日使うテキストだけがない。

アレッ、おかしいなあと思いつつ、あわてて教務でテキストを借りました。

授業は無事終了しましたが、テキストどこに忘れたのだろう

と考えつつ何も思い出せない自分が情けなくなってきました。

授業終了後、図書館に寄りました。

今日は「県民の日」とかで小学校から高校まで休みの日。

子どもたちがウロウロしていました。

帰宅して机の上の本棚の片隅を覗くと朝方なかった

テキストがありました。

おかしいなあ、どうやってそこに置いたのか

全然記憶がありません。


10月27日(木) ネット愛国者


昨夜は妻と夕食をいただきながら

日本シリーズ「ロッテ対阪神」第四戦

ロッテに得点が入るたびに妻が

「ええ、もう点が入ったの」

「ロッテ、凄いわね」

「阪神、かわいそうね」

「阪神、かわいそうね」

阪神かわいそうの連発であります。

プロ野球中継などほとんど見ない妻さえが

ロッテのあまりの強さと阪神のあまりの弱さに

憤りを感じているのでありましょうか(?)。

これこそ「判官びいき」の生きた見本。

結局、3対2でロッテが勝ち4連勝で日本シリーズは終わり。

私が危惧していた阪神ファンの暴動もありませんでした。

それでも敵地甲子園で勝利監督インタビューを受ける

バレンタイン監督に対する阪神ファンの

死の沈黙(?)には恐ろしいものがありました。

あれが甲子園ではなくロッテマリン球場なら

最高の盛り上がりだったのでしょうが。

インタビューの中でバレンタイン監督が

「私を日本に招聘してくれた広岡さんに感謝している」

というコメントに感動しました。

広岡は広岡達朗元西武監督のことでしょう。

1995年広岡がロッテのGM(ジェネラルマネージャー)の時に

バレンタインを招聘しましたが、シーズン途中で

意見が対立してバレンタイン監督を解任。

翌年に広岡も退陣という事件がありました。

その広岡の名をあげるなんてバレンタイン監督は

人間が出来ているのか。

私は広岡達朗監督も好きだったので

めでたし、めでたし。


それから延々テレビを見続けて野球中継のため

90分遅れでスタートしたTBS「筑紫哲也のニュース23」

を見ておりますと「愛国心」という特集で

ネットに投稿している二人の若者が出てきました。

一人が慶応の大学院生。

もう一人がケーキ工場のアルバイトの若者。

日頃「2チャンネル」などを見ておりますと

主義主張に関係なくネット特有の「匿名性」の中に

人間の持つ下劣な「品性」というものが露出してくることを

痛感しておりました。

また無言電話に似て「匿名性」がもたらす「恐怖感」

というものも確かに存在していると思います。

しかし、テレビに登場した二人の若者を見ておりますと

その思想傾向はともかくそれぞれ自分の生き方を

真面目に模索しているようであります。

何かこの二人が社会に対し一体感の如き物を

求めていることがよくわかりました。

ナレーターがこの二人が異口同音に

「自分の強い生き方」に対する不安が

「強い日本」を求めている点を指摘していましたが

この言葉がひどく印象に残りました。

このことをメチャクチャに単純化して言うと

現在個々の若者が抱える「不安」を

「ナショナル」なものが吸収するのか

「非ナショナル」なものが吸収するのか

というところに行き着くのでしょうか。

就寝、午前2時。

起床午前7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

夏と同じようにワイシャツ一枚の軽装で出勤の

準備をしているといつのまにか肌寒い感じるような

気候になってしまいました。

職場に向かい授業。

いったん帰宅して午後遅くに再び

職場に向かい単科と夜間部の授業。


10月26日(水) 誰のこっちゃ


昨夜は妻が弓道の練習に出かけ

一人で夕食をいただきながら

日本シリーズ「ロッテ対阪神」第三戦

をテレビで観戦。

ロッテの選手、のびのび野球をやっているのに

阪神の選手、ガチガチになっているのがわかります。

ロッテ、「もうどうにもとまらない」状態に対し

阪神「虎の威を借る猫」状態。

結局、10対1でロッテが勝利。

テレビを見ながら甲子園球場、満員の阪神ファンが

暴動でも起こすのではないかとハラハラしていました。

ロッテ、パリーグのレギュラーシーズンでは2位。

プレーオフで勝ち進んで日本シリーズに登場したわけですから

もしこれば1位のソフトバンクなら20対1になっていたかも(?)。

昔の「人気のセ、実力のパ」が甦ってきた思いがします。


9時過ぎに弓道から帰ってきた妻が突然

「あんた、アメリカの映画俳優で背が低くて顔が四角い人

知っている?」


と尋ねました。

「・・・・・・・・スティーブ・マッキ―ン?」

「違うわよ」


「・・・・・・、それでそれがどうしたの」


「その娘さんがモデルをやっていたのだけれど面白そうなので

賞金稼ぎになったというので話題になっているのよ」


「そんな話全然知らないよ」


「その俳優のことあんた、俺はこういう渋い俳優が

好きなんだと自分で言っていたわよ」


と申します。

ウーム、背が低くて顔が四角い、

エドワード・G・ロビンソン?

もしかして、ダスティン・ホフマン?

ミッキー・ルーニー? 

この人は旧すぎるか。


妻が妙に熱心に本棚にあった

「男優ベスト150」(文春文庫)

まで手にとって調べております。

仕方なく私も協力してパソコンを立ち上げヤフーにアクセス。

「モデル、賞金稼ぎ」でアクセスすると一発で解決しました。

父親である俳優の名は「ローレンス・ハーベイ」。

どこが背が低くて顔が四角いんだよ(!)


いそいで「ミステリーサスペンス洋画150」(文春文庫)

ローレンス・ハーベイの顔を

確認した妻が一人で勝手に笑い出し

「アッ、私が思っていた人と違う人だった」

と申します。

私は骨折り損のくたびれもうけ。

それにローレンス・ハーベイはイギリスの俳優の筈。

この俳優、学生時代にキャロル・リード監督の

「逃げる男」という映画を見て好きになりました。

後、見たのはシモーヌ・シニョレと共演した
「年上のおんな」

それに傑作中の傑作
「影なき狙撃者」

それにしても奇々怪々、妻はいったい誰を頭に描いていたのか(?)

そう言えば夕刊に

映画俳優、根上淳の訃報が掲載されていました。

小学生の頃に大映映画でよく見た俳優です。

私の印象では菅原謙二(今は謙次?)と講道館の

柔道映画によく共演していた記憶があります。

「南国土佐を後にして」のペギー葉山のご主人。

市川雷蔵、勝新太郎、菅原謙二、宇津井健(新東宝出身)

田宮二郎、本郷功次郎、藤巻潤、成田三樹夫

などと共に今はなき大映映画を支えたスターでした。

就寝12時過ぎ。

起床7時。

朝食、野菜サンド、ポタージュ、ぶどう。

妻が仕事に出かける時に玄関先で

あんた、★★さんの結婚式の招待状、まだ

返事出していないでしょう。早く出さないと」


「ハイハイ」


午前中、授業のプリントを作り、授業の下調べ。

近くの郵便局までブラブラ散歩して招待状の

葉書をポストに投函。

午後は★★高校の授業、中間試験のためないので

玉村の体育館に行き運動。

筋トレの後、静止バイク、負荷を重くして

30分で200キロカロリー消化。

死ぬかと思う疲れでありました。


10月25日(火) 一日四食


昨日は夜間部の授業に出かける前に

この日記をつけて転送するとわずか1分で終了。

一昨日まで何度転送しようとしても転送しきれず

断続的に繰り返して何とかかんとか転送していたのが実情。

私が使っているソフトは「ホームページビルダー2001」

ところが一昨日の深夜、ホームページビルダーのHPにアクセス。

2001年版の「最新修正情報」をダウンロードして

転送すると上記のように1分で終了。

よかった、よかったと一安心しながらも何故

それまで転送に時間がかかったのか、

今度は一転すぐに転送できたのかさっぱりわからず。

原理がわからず使用しているのは恐ろしい気もします。

現実に今流行のブログを利用してこの日記全てを

掲載しようとも考えましたがその方法がわからず

結局、現状のままの状態です。

それにブログにすると自分が書いた原稿が手元に残らない(?)

のが不安でやっぱりホームページビルダーの方がいいのか

なんて思ってもいます。

よく考えるとこの手元に残らないというのも正しいのか

間違っているのかさえわりません。

何もわからず相変わらずパソコンを使っているのも

どこか間抜けな感じが自分ではぬぐえません。


昨夜は帰宅したのが午後10時前。

風呂に入り遅い夕食をいただき始めると

先に夕食を終えている筈の妻が

コップ酒を私のおかずを肴にして飲み始めました。

思わず私が

「おいおい、そんなに飲んだり喰ったりして大丈夫かよ」

と心配して申しますと

「ワッ、ハッ、ハッ、ハッ」

とお得意の大笑い。

「何がそんなにおかしいんだよ」

と尋ねると

「だって、あんたの言い方、まるで私が大食いみたいじゃないの」

と申します。

ウ―――ム、同じ現象を見ながらどうしてこうも見解が違うのか。

お前さん、ちょっと自己認識がたりないんじゃないの。


と思っていますと

「あんた、それよりそのほっぺたの肉つきすぎよ。

肉の中に顔が埋まっているわよ」


なんて突然の奇襲攻撃を受け愕然。

「人のことはほっとけ」

と思いつつもしかしてもしかすると妻は
「他山の石」

という言葉を知らないのではという疑問が浮かびました。

布団の中で読書をしながら就寝。

起床7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。ブドウ。

ブドウは玄関になった自家製のブドウ。

市販のブドウのように甘くはありません。

職場に車で向かいました。

国道17号、市役所方面に向かう道路を一車線

増やす工事が終わって以来車の流れが実にスムーズです。

今まで20分近く掛かっていたのが15分以内に到着。

午前中、授業。

「会話はお互いの共通知識を前提として始めて成立する」

という内容の問題があったのでその一つのわかりやすい例として

「今江、すごいなあ、と俺が言ってもこの中にわかる人と

わからない人がいるだろう。そういうことを言っているんだよ」

と説明すると教室の中はシ――――ン。

ウ――――ム、誰も日本シリーズを見ていないのか。

それとも家にテレビがないか、新聞を購読していない(?)。

もしかして俺が選手の名前を間違っている(?)

あの選手、もしかすると「いまえ」ではなく「いまこう」と読むのか(?)

いやいや、テレビでは確かに「いまえ」と言っていた筈だ。

そうか、俺は単に悪夢を見ているだけなのか、

なんてあまりの反応のなさに教壇で立ち往生。

トホホ状態で久しぶりに実存的危機に陥りました(笑)。

午後の★★高校の授業は中間試験でお休み。

久しぶりにブックオフに寄って文庫本を3冊購入。

帰宅して遅い昼食。

これもひさしぶりの「ねこまんま」

一休みしてパソコンに向かい作業。

夕刊を取りに外に出ると午後5時前だというのに

外は暗くなって冷たい風が吹いておりました。

何年住んでも上州の秋は肌寒いものがあります。


10月24日(月) お犬様:お猫様


昨夜の「ロッテ対阪神」日本シリーズ第二戦。

テレビ東京が中継権を得て放送していましたが

私はNHKBSで試合のほとんどを見ました。

それにしてもロッテ10対0の圧勝で破竹の進撃。

かたや阪神、またも「負けたか八連隊」状況。

ロッテ、ウハウハ、阪神、トホホ。

その上、ロッテ、今江選手 8打数8安打の

日本シリーズ新記録というおまけつき。

ロッテ、渡辺俊介のサブマリン投法を見ていますと

往年の南海ホークスのエース杉浦忠の姿を

髣髴とさせるものがありました。


見終わってから図書館から借りてきた

「打撃の神髄 榎本喜八伝」松井浩 講談社

を読みました。

かつて「大毎オリオンズ」に在籍していた

強打者榎本喜八の伝記であります。

プロ野球選手としての完成を目指し

「合気道」の精神を生かしながら

周りから奇人・変人の類に見られていくと

いうある種悲劇の物語であります。

山内和弘、稲尾和久、荒川博、別当薫

秋山登、田宮謙次郎、葛城隆雄 

など等のプロ野球中継が

ラジオからモノクロテレビに変わっていく時代

私が小学生の頃のスターが続々と登場。

それだけで懐かしい気がいたしました。

就寝午後11時。

起床午前7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

朝刊を読みながら

「ペット長寿化に商機」

という記事にビックリ。

現在、日本には推定で飼い犬1245万匹、

猫は1163万匹いるそうです。

それぞれこの10年間で37%、62%増えたそうです。

これらの犬猫に対し適切なフィットネスを行う

屋内プールまであり、ヘルシードッグフッドとか

ペット保険まで登場したとか。

犬・猫嫌いの私には衝撃的ニュース。

この犬・猫の繁殖率で行くと2100年には

日本の人口、5000万人。

犬口・猫口合わせて軽く1億匹を突破(笑)。

一億匹ワンちゃん、猫ちゃん、大行進(?)。

17世紀末の悪名高い徳川綱吉「生類憐れみの令」は

4世紀隔てた21世紀の今日に実現しております。

もしかすると今流行の六本木ヒルズで飼われている

お犬様・お猫様のペット保険は私の生命保険より高いのでは(?)

大ブルジョワ犬、大ブルジョワ猫と下層階級の人間の

階級対立も熾烈になってくる恐れさえあります。

それにしてもこの先、あの原始時代の鋭い牙を隠した凶暴な

お犬様や原始時代の鋭い爪を隠した凶暴なお猫様と生きていくと

思うと私の未来も何やら暗いものがあります。

秋晴れの中、職場に向かい午前中授業。

午後いったん帰宅して一休み。

夕方再び職場に向かい夜間部の授業。


10月23日(日) 阪神:霧にむせぶ夜


昨夜は「ロッテ対阪神」日本シリーズ

夕食をいただきながら観戦。

私はどちらのチームのファンでもありませんが

こういう場合は「判官贔屓」が大原則。


よってこの日本シリーズはロッテを応援。

先発、ロッテ 清水、阪神 井川。

井川が打たれるのではと思っていたら

案の定、予定コースに突入。

ロッテ、一番西岡、二番今江が大活躍。

着々と加点してロッテ10対1の大量リード。

その上、千葉マリンスタジアム、7回裏

ホームベースから外野が見えなくなるほどの

霧が発生して実に幻想的な風景となりました。

ロッテ、まるで巌流島の闘いで潮の流れを

味方にした宮本武蔵であります。

これぞバレンタイン・マジック(?)。

結局、7回裏一死でコールドゲームの宣告。

阪神、♪ さよならがさよならが霧にむせぶ夜

と相成りました。


中継終了後、フジテレビで映画

「踊る大捜査線 レインボーブリッジを封鎖せよ」

を見ました。

途中、
「東北のカメダ」なんて台詞が出てきて

笑ってしまいました。

これは、野村芳太郎監督「砂の器」に対するオマージュ(?)。

一作目の「踊る大捜査線」には

煙突から煙が上がるシーンがあり

パクリなんじゃないかと指摘されていましたが

これも黒澤明監督「天国と地獄」に対するオマージュ(?)。

二作とも監督が楽しく遊んでいるのか。

ところが途中まで見ていると妻が

「あんた11時10分からNHKで『チャングムの誓い』があるからね」

とのお言葉であります。

我が家もすでに小泉純一郎と自民党の関係と

同じく妻の専制支配下にあります。

もしここでチャンネルを変えないと私は除名(?)。

「踊る大捜査線」ビデオ録画の準備をして中断。

トホホであります。


「チャングムの誓い」が終わってから

「踊る大捜査線」をビデオで見ました。

それから布団に入り本を読みながらダウン。

起床8時。

朝食、ピザトースト、レタス、熱い紅茶。

朝刊を読み午前中、明日からの授業の下調べ。

途中で妻が庭から現れ

「あんた、今年は庭の柿がこんなに大きくなったわよ」

ともぎってきた三個の柿を見せてくれました。

こういう時の妻は眼がキラキラと輝いております。

こういう時のみ唯物的になるのが我が妻の独特の個性でありましょうか。

昼食、チャンポン。

午後、二人で玉村の体育館に運動に向かいました。

途中の田舎道で妻が車の中から

道路沿いの家の庭先の柿の木を見ながら

「ここの柿、うちのより小さいわねえ」

と申しますので私が

「隣の庭の柿は小さく見える」

と申しますと一人でゲタゲタ大笑い。

こういう時は小学生のようであります。

体育館でミッチリ筋トレ、最後は静止バイクを

漕ぎ汗まみれになり久しぶりの爽快感。

終わって妻を捜すと私より先に運動を終わっていた

妻の姿が見えません。

何と、トレーニングルームの隅の斜めになった

腹筋台で眠っていました。

私が近づくと眼を開けてニッコリしましたが

また眠ってしまいました。

誰とでも寝る女性も怖いものがありますが

どこででも寝る女性も困ったものです(笑)。

帰宅してサー「ロッテ対阪神」戦だ(!)


10月22日(土) 私は泣きたくなった


昨夜は夕刊のテレビ欄を見て

フジテレビで午後9時から放映される

「松本清張スペシャル 黒い樹海」

をビデオ録画の用意までして見ました。

テレビのミステリードラマで比較的安心して

見ていられる、つまり当たり外れがないのは

松本清張と横山秀夫の作品です。


「黒い樹海」は私も昔、原作は読んだのでしょうが

バス事故で女性が不慮の死を遂げる場面を覚えているくらいで

全体の内容はほとんど忘れていました。


ですから「黒い樹海」の小説の方がいい作品だったか

どうか判断の仕様がありません。

ただこのテレビ化された「黒い樹海」はひどかった。

まず主人公の菊川怜に全然入れ込めませんでした。

二時間弱のドラマで見せる様々な喜怒哀楽の表情が

哀しいかビジュアル雑誌の表紙のごとく

カタログ化されたでくの棒的演技にしか見えません。

姉の突然の死に涙ぐんでいる菊川怜を見ながら

私の方が泣きたくなりました。

それに妙に菊川怜の顔が横に厚い、まるで顔だけを

シネマスコープで見ているような気分であります。

その上、脚本のせいなのか、地方のバスに不倫の

男女が乗っているのを偶然見かけた知り合いが

直接不倫と関係のない女性を二人も

殺害してしまうなんてもうメチャクチャ。

最後は中華料理店(?)で犯人がナイフを持って

菊川怜を殺害しようとするところなどは何をか言わんや。

全編、緊張もサスペンスもない何かレベルの低い

学校の学芸会を見ているような印象しか残りませんでした。

それなりに俳優として存在感のある段田安則も

豊原功補も安いタレントに見えてしまいます。


画面を見ながら私が何度も

「なんだ、これは」

「どうしようもないなあ」

「それはないだろう、それは」


なんてブツブツ文句を言っていると妻が

「あんたねえ、そんなに文句があるなら

テレビ切っちゃえばいいじゃないの」

「チャンネル変えたら」


なんて申します。

ウーム、ドラマのひどさが家庭の不和さえ招く(?)。

それでも何か凄い場面があるんじゃないか、感動場面が

あるんじゃないかなんて年増の深情けのごとく最後まで

見ましたらこれがありましたねえ。

最終場面、雨が降る墓地が画面に登場。

この墓地が緑濃く、和風の墓石ではなく

西洋のツームストーンを横倒しにしたような

墓石が並ぶバタ臭い形式の墓地でありました。

お線香の匂いがまったくしない雰囲気に

日本の墓地もこれだけ変わったのかと

心を動かされた次第です。

布団に入って寝たのが午前1時。

今朝もまた鳴り響く目覚まし時計の音と

「グッドモーニング」

という目覚まし時計の金切り声に

「うるせえなあ」

と律儀に返事をしながら目覚めました。

今日は妻も私も仕事がないのに

どうして6時に目覚ましがなるように

セットをしているのでありましょうか。

不思議を超えた妻の超絶思考(?)。


眼がパッチリと覚め仕方なく

布団の中でダラダラと文庫本を

読むうちに結局起き上がってしまいました。

朝食、トースト1枚半、目玉焼き、レタス、

トマト、グレープフルーツ、熱い紅茶。

珍しく豪華絢爛たる朝食にお腹は一杯。

妻は車の車検で9時過ぎに出かけて行きました。

私は一人でパソコンに向かい作業をして

それから図書館から借りてきた

1989年 フランス 「仕立て屋の恋」監督 パトリス・ルコント

主演 ミシェル・ブラン サンドリーヌ・ボネール


これで見るのは二回目です。

いい映画は何度見てもいいの見本です。

そこはかとなく妖しい雰囲気を漂わせながら

静かなBGMよし、脚本よし、主人公よし、

結末よしの静謐な名画になっていました。

車検から妻が帰り画面を見ながら

「この映画見たけれどつまらなかったわね」

と申します。

ウ――ム、どうしてこうも世界観が違うのか(泣)。

10分程して再び画面を見た妻が

「アレッ、この映画見たことがないわねえ」

と申しますので私が

「お前さんが見たのは『髪結いの亭主』じゃないのか」

と申しますと

「そうそう、そうだったわね」

とのご返事であります。

どうしてこうもおっちょこちょいなのでしょうか(泣)。

昼食、ケツネうどんと稲荷寿司。

ケツネうどんが美味しかった。

世界観がどんなに違っても

いかにおっちょこちょいでも

料理がうまければ私にとっては

できた素晴らしい妻なのでありましょう(?)


午後、図書館に行きビデオと本を借りました。

夜は「ロッテ対阪神」の日本シリーズ第一戦であります。


10月21日(金) 目覚まし時計


昨夜は夜間部から帰宅してこの日記を

つけ転送しようとしてもなかなかできません。

この数日、転送がうまく行かずトホホ状態。

断続的に3回くらいやり直してやっと転送しています。

パソコンがおかしいのか、

ホームページビルダーがおかしいのか、

それとも私がおかしいのか。

その後、8時過ぎに遅い夕食をいただきながら

テレビをつけるとNHKBSで

1971年、「フレンチコネクション」監督 ウイリアム・フリードキン

主演 ジーン・ハックマン ロイ・シェ―ダー フェルナンド・レイ


何気なく見ていると妻が近づいてきて見始めました。

見ている間に妻が同じ言葉を連発。

「この場面、どこかで見たわ」

「この場面、どこかで見たこと覚えているわ」

「この場面、懐かしいわねえ」


もう、うるせーなて気分であります。

とは言いながらアクション映画が大嫌いな妻が

見ているのですからこれはやっぱり凄い映画(?)

私も5,6回はこの映画を見ているのか。

この映画のお陰で日本では「コネ」としか言わなかったのが

「★★コネクション」なんて言い回しが日本語として

定着した記憶があります。


映画が終わってから民放の料理番組を見ておりますと

突然私の向かい側の座椅子に座った妻が

「あんた、早くチャンネル代えてよ。

時間がないわ。すぐ10時になるわよ」


と申します。

ウーム、またまた私にとっては
「チャングムの呪い」の時間。

すぐに「チャングムの誓い」始まりました。

私は初めてこの番組をお付き合いで10分ほど見ましたが

チャングムの吹き替えをしている声優の声が甲高いのにビックリ。

それに話の筋は全然わかりませんが、王様がチャングムを

自分の側室にするか医者にするか悩んでいるという

奇怪な状況に思わず笑おうとしましたが妻の手前

笑う事も出来ずすぐに見ることを止めて

パソコンに向かいました。


布団に入り眠ったのが12時。

朝方、ウトウトしているといつものように

妻のセットした目覚まし時計がまるで

緊急事態か空襲警報のような巨大な音をたてます。

その後、困ったことにこの目覚し時計、

「グッドモーニング」


とでかいカナキリ声で挨拶までします。

私はいつもこの素っ頓狂な挨拶に対し

「うるせえよ」

と返事をしておりますが、恐ろしいことに

妻はこれだけの騒音に対しいつも相変わらずスヤスヤ眠っております。

「何のために目覚まし時計をセットしているんだよ」

と日頃より不思議に思っています。

それも妻がこの目覚まし時計を「予鈴」のために

使っているのでなおさら困ります。

ただ、現在の夫婦の力関係においては

私は何も文句を言うことが出来ません。

まるで妻が小泉、私が造反議員のような

悲劇的関係であります(?)

それにしても

私は絶対に目覚まし時計がなくても時間通りに起きる男。

妻は目覚まし時計が鳴っても絶対に起きない女。

こんなところに結婚生活の悲劇があろうとは(!)。

起床7時半。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

職場に向かい授業。

終わってから1000円散髪に。

いつ行っても散髪のスピードは感動物です。

いい気分で表に出てくると道路一つを

隔てた向こうの理髪店に客が一人。

あっちが「中流階級」、私が「下層階級」。

散髪一つも棲み分けが確立し、日本の階級は二極分解へ(?)。


今日も秋晴れの暖かい一日でした。


10月20日(木) 不思議な小説


昨夜は布団の中で図書館から借りてきた

本を読みました。

「エル・アレフ」ホルヘ・ルイス・ボルヘス 木村榮一訳 平凡社

このアルゼンチンの小説家の本のほとんどを私は理解できません。

中南米史、西欧史、キリスト教神学、など等の実に衒学的趣味に

満ち満ちていて書誌学的知識もなければもうどうしようもありません。

ですからこの中篇小説を集めたという本も私にはチンプンカンプン。

そういう場合には飛ばし読みします。

しかし、途中までしか読んでいませんがこの本の中でも

「死んだ男」「もう一つの死」

などは理解できたというよりも読むとなにやら

夢を見ているような気分にこちらがなります。

この数日雨模様の曇り空で夜は冷え込むように

なってきたので薄い掛け布団2枚を3枚にして寝ました。

それでもこういう本を読んだ時には

眠っている間に時に嫌な夢を見ます。

不安は的中、案の定、夜中に嫌な夢を見ました。

見知らぬ男と二人で一緒に大勢の男たちに追いかけられ


必死で逃げようとして何とか逃げおおせます。

しかし、追っ手が来て足の裏の硝子の破片がついている

人間を捜そうとします。

ハッと気が付き自分の足の裏を覗くとビッシリと

硝子の破片が足裏にへばりついているというところで

眼が醒めて布団の中で呆然。


背中に汗をベットリかいていました。

夢の断片は読んだ小説の内容と全然関係ないというのが

いっそう不思議に思えます。


起床7時半。

珍しく快晴の朝でした。

朝食、野菜サンド。熱いコーヒー。

いつも飲んでいるパックの紅茶を飲もうとしましたが

どこにも見当たらず仕方なくコーヒー。

職場に向かい授業。

終わって帰宅して一休み。

夕方、再び職場に。

単科と夜間部の授業。


10月19日(水) 熱き心に


昨夜は夕食後見るテレビ番組もなく

図書館から借りてきた本を熟読しました。

「熱き心に」小林旭 双葉社

私は小学生の頃からの小林旭ファンでありますが先般、

「さすらい」小林旭 新潮社 

という本が出版された時には

高崎市立図書館に購入申請書を出してまでして

読みましたが何か内容が薄い感じがしました。

しかし、今回のこの本は全然違いました。

最初に驚いたのは小林旭の父母との関係です。

別に実の父、母ではありますが、スターの自伝に

よく登場してくる定番親子の恩愛・情愛物語なんて

この本には爪の垢ほどもありません。

飲んだ暮れの父親、母親のことが正直に書かれています。

そのエピソードとして小林旭が子どもの頃、

飼っていたうさぎがある日いなくなり、

どこかに逃げたのかと思っていると

夕食に父母がウサギ鍋が出してきた話など動物嫌いの

私でさえがそれはひどいなあと思う話を淡々と

書いております。

小林旭は父母との関係を「ドライな関係とも違う」と書いていますが

ドライもウエットも通り越して一般的親子の感情とは

程遠い気がして一種異様な気分になりました。

その他、美空ひばりの結婚・離婚のエピソ―ドも

書いてあり、この本で私もその真相がやっとわかった気がしました。

読後の印象では小林旭は実に正直で飾らぬ人だということが

いっそうよく理解できました。

「さすらい」「北帰行」「惜別」「旭のダンチョネ節」

「昔の名前ででています」「熱き心に」

などなど、いつまでも歌い続けて欲しいと思いました。


起床7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

朝刊、中国外務省、町村外相の訪中拒否。

後からネットで見ると韓国外務省は年末の

外相の訪日を延期しようとしています。

またニューヨークタイムスは今回の小泉首相の

靖国参拝を意味もなくアジア諸国に波風を

たてるものとして批判する報道をしています。

私にわからないのは「国連常任理事国入りのための多数派工作」を

しながらまた拉致被害者救出のために「六カ国協議」に

参加しながら、どうして中国・韓国、ひいてはアメリカ

などの近隣諸国、同盟諸国が不快感を表すことをあえて

するのかということです。

これだけは本当によくわかりません。


午前中、授業のプリントを作成。

午後、★★高校へ向かい授業。

帰宅して座椅子でウトウト。

妻が帰ってきて一緒に夕食です。


10月18日(火) 歴史認識


昨夜は夜間部から帰宅したのが9時半過ぎ。

すぐにテレビをつけると東京テレビ

「ロッテ対ソフトバンク」戦

最終回を放映中。

5分ほどで決着がつき3勝2敗でロッテ31年ぶりの優勝。

何かこうなると2年連続でパリーグ制覇を逃した

王貞治監督が可愛そうになってまいります。

ソフトバンクのベンチの中は泣いている選手も

いてなにやら甲子園の高校野球の雰囲気であります。

こんな中で高笑いしているのは何と言っても東京テレビ。

本当に最後の第五試合までもつれこんで大儲け(?)。

私もお陰さまで後のスポーツニュースで31年前に優勝した

時の「まさかり投法」の村田兆治や「2000本安打」の

有藤通世などの元気な姿を見ることが出来ました。


遅い夕食をいただきながら夕刊の靖国参拝に

関する「識者はこう見る」というタイトルの記事を読んでビックリ。

西尾幹二・電気通信大学名誉教授

『今回の参拝は邪心あるパフォーマンスにすぎず、評価できない。

行くのであれば、自らが当初約束していた8月15日にすべきだった。

首相は今夏に発表した談話で「戦争によって心ならずも命を落とされた

多くの方々」との表現を使ったが、自ら進んで出かけていった将兵たちの

心をまったくわかっていない。そんなことを言う首相の心がこもって

いない形だけの参拝など、むしろやってもらいたくないぐらいだ』

ウーム、きっと記者の電話取材に答えたコメントでしょうから

この通りに言ったのかどうかは疑問があります。

しかしこの『自ら進んで出かけていった将兵たち』という

表現はこれはとりようによってはまるで戦前の日本の軍隊が

「徴兵制」ではなく「志願制」であったようにも聞こえます。

また一家の戸主や働き手の子どもが徴兵された時の

家族や本人の複雑な心情をあまりにデフォルメしている

書き方がであります。

また、西尾幹二が勝手に思い描く「戦前の理想の大衆の姿」というものが

この表現には凝縮されていて逆に真実から遠くなっている感じがします。

徴兵された兵士全員が戦争に反対していたというのが虚像であるならば

西尾幹二の『自ら進んで出かけていった将兵たち』という表現も

明らかな虚像でありある種のイデオロギー的歪曲から脱却していません。

こういう表現が何か常識のごとく世間に流布されるのが怖い気がします。


布団に入って本を読みながら寝てしまいました。

起床7時。

またまた雨模様の曇り空。

ネットに接続してニュースを見てビックリ。

マリナーズのイチロー外野手が、来年正月の特別番組

「古畑任三郎」に犯人役でゲスト出演するとか。

オオオオオ!てな感じであります。

名探偵「田村正和」対 殺人犯「イチロー」の対決。

本当に実現するのかいな。

フジテレビ、頼むからNHKの「新撰組」のようなつまらない

ドラマにしないでよね。

これで味を占めたイチロー、5年連続200番組出演

なんてしてタレントになったりしないでしょうな(笑)。

しかし、イチローが「古畑任三郎」をマニヤックなほどに

好きだったとは知らなかったなあ。


雨模様の中、職場に向かい授業。

午後は★★高校へ向かい授業。

帰りに図書館に寄りビデオを借りてきました。


10月17日(月) 靖国参拝


昨夜は妻が午後7時に町田の実家から帰宅。

「首都県央道、日の出町というところで

道に迷い時間がかかったのよ

高速道路の運転は本当に疲れるわねえ」

と申していました。

妻も私も車の運転が苦手です。

妻の気持ちがよくわかります。

まあ、無事帰還して、まずはよかったよかった。

東京テレビでパリーグプレーオフ

「ロッテ対ソフトバンク」戦を観戦。

このプレーオフもつれてしてやったりと

思っている一番は東京テレビ(?)

ソフトバンクがリードしてロッテ後一本が出ず

結局、ソフトバンク3対2で勝ちました。

これで2勝2敗で今夜が決戦。

第4戦、第5戦を放映する東京テレビは

ホクホク顔ではないでしょうか(?)

それにしてもあのロッテ応援団、

応援席で垂直にピョコンピョコン飛び跳ねる

応援はメチャクチャに体力を消耗するのでは。

老人がすると一発で膝を痛めそうであります。


起床7時。

朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。

職場に向かい午前中授業。

帰宅してネットを見ると大リーグ、

「ホワイトソックス対エンジェルス」戦。

ホワイトソックスが勝ち4勝1敗で

ワールドシリーズ進出が確定。

残念でした、エンジェルスマイク・ソーシア監督。

今年は2戦目、9回裏ツーアウトからの打者振り逃げ、

主審の誤審が全てでした。


もう一つのニュース。

小泉純一郎首相、靖国参拝。

今回は本殿には昇らず拝殿前の参拝にとどめ、

記帳もしなかったとの報道。

この参拝の形式、アジアの国々の反対に

配慮したということでしょうか。

それにしても昨日の

テレビ朝日「サンデープロジェクト」に出演した

榊原 英資(慶應大学教授)の発言

「日本と中国のこれからの経済協力を考えると

小泉首相は靖国参拝をやめるべきだ」


のあまりのタイミングの良さにびっくり。

榊原英資は今日の小泉純一郎首相の靖国参拝

事前に情報をキャッチしていたのでしょうか。

もう一つのニュース。

「山の彼方に」の元女優・角梨枝子さん死去

角梨枝子さん(すみ・りえこ、本名・泰枝=やすえ=元女優)12日、心不全で死去。77歳。

葬儀は近親者のみで済ませた。自宅は東京都目黒区東が丘2の11の15。喪主は夫、俊明氏。

初代ミス広島から映画界入りし、「山の彼方に」「山の音」、

テレビドラマ「キイハンター」などに出演した。(読売新聞)。

私が小学生の頃の映画会社「大映」を代表するバンプ女優。

菅原謙次の柔道映画によく共演していた記憶があります。

哀悼。

一休みして夕方再び職場へ。

夜間部の授業。


10月16日(日) 天下の奇書


昨夜は妻が実家に帰り

久しぶりの一人ぼっち。

居間の座椅子にもたれゆっくりと読書。

図書館から借りてきた本を読みました。

高崎市立図書館では一度に10冊の本を

借りることが可能ですが借りてもせいぜい

読み切るのは2冊から4冊です。

昨日は次の本を読みました。

「増補新版 テロ爆弾の系譜――爆弾製造者の告白」木村哲人 第三書館

表紙のタイトルとイラストを見ただけで「際物本」、

今の言葉で言えば「とんでも本」のような気がしました。

著者の木村哲人(のりと)は1933生まれ、茨城大学工学部卒で

映画の録音技師からスタートし多くの映画・テレビドラマ制作に

携わって昨年2004年に亡くなったそうです。

本書は「テロ爆弾の系譜」というタイトルで1989年に三一書房より

刊行されこれを復刻したものであります。

著者は戦前の小学生の頃より爆弾とか軍事武器に興味があり

自らいろいろな爆弾のごときものを制作していたりしていました。

この本を読む限り戦前の方が子どももそれなりの武器に対する

知識も持ちまた実際に日常的に手に入りやすかったようです。

戦後、茨城大学の大学生の頃、茨城県の日本共産党支部より

声を掛けられ爆弾の制作方法を指導し、実地に制作もします。

時は日本共産党が軍事委員会を組織し山村工作隊などという

毛沢東式の武装闘争を党の方針としていた時代でありました。

その軍事委員会が地下発行したと言われる「球根栽培法」

という武器の製造方法のパンフレットについて著者は

ケチョンケチョンに批判していてこの本の幼稚な説明では

武器なんてとうてい作れないと友人の共産党員に言っています。

そのことを聞いた共産党が著者をオルグしようとして東京から

指導者が一人派遣、著者に爆弾を作らせようとします。

この指導者がなかなかの紳士で著者は一度話して

すぐに信頼、尊敬しますが、これが実は警察のスパイ。

もう下手な小説よりも面白い話の展開であります。

そして著者は「球根栽培法」は日本共産党が作ったものではなく

占領軍と旧中野学校のグループの合作なのではと推理します。

ウ――ム、そうだったのか、
何か結論が松本清張的に過ぎないか(?)

私も昭和42年ごろ、この「球根栽培法」の復刻版という奴を

神田にあった「ウニタ書房」(今はない)で手にとった記憶が

ありますが、化学についてまったく知識がない私には

チンプンカンプンの代物でありました。

その他、明治時代、茨城の自由党の爆裂弾闘争である

「加波山蜂起」に始まり「大逆事件」に至る爆弾の

歴史についても語っています。

歴史書としてもなかなか面白いものがありました。

起床8時。

朝食、トースト、レタス、ポタージュ。

午前中、明日の授業の下調べ。

10時からのテレビ朝日「サンデープロジェクト」を見ておりますと

ゲストに
丹羽 宇一郎(伊藤忠商事会長)榊原 英資(慶應大学教授)

が登場してアジアの経済情勢について語っていました。

本大蔵官僚の榊原英資は

「日本と中国のこれからの経済協力を考えると

小泉首相は靖国参拝をやめるべきだ」


と明言しておりました。

また丹羽宇一郎は

「中国に中産階級が一億(二億?)五千万人、

インドに一億人います。これらの人々が新しいアジア経済を

形成していくのでこれからのアジアは経済が政治を喰う

時代になるでしょう」


なんてことを言っていました。

二人ともボルテージが高いなあ。

これは戦前の反軍部的転向知識人が夢見た「東亜協同体」の実現(?)。


昼食、インスタントの焼きソバ。

午後は玉村町の社会体育館に行き運動。

腹筋、スクワットなどの筋トレを

5セットやると体はグッタリ。

その後にバイク漕ぎ。

30分漕いで100カロリー消費すると画面に

ソフトクリームが一個浮かび上がりました。

この一ヶ月ソフトクリームなんて食べていないぞ(?)。


帰宅すると妻はまだ町田から帰っていません。

大丈夫かよ。


10月15日(土) またまた「白い巨塔」


昨夜は妻は弓道の練習をお休み。

「私、明日、車で町田に帰ってくるから」

と言い残してさっさと寝てしまいました。

居間に一人取り残された私は

先日東京テレビで放映していたのを

録画した映画「白い巨塔」を見ました。

NHKBSで放映した同じ「白い巨塔」のビデオが

家のどこかにある筈ですがまたまた録画。

1966年(昭和41年) 大映 監督 山本薩夫 主演 田宮二郎 田村高廣 

もうこれで5、6回は見ているのでありましょうか。

この映画のどこが面白しろくて私は何度も見るのか。

自分で不思議に思いながら見ていて今回やっと気づきました。

それは浪速大学医学部第一外科次期教授選挙において

学内の民主化を掲げて登場する整形外科の野坂教授の

態度を見ていてわかりました。

この野坂教授、三人の候補者のうち第三の人物を推薦しながら

決戦投票となった瞬間に財前サイドからは現ナマの実弾をいただき

反対側からはポストを得ようとします。

そして、いざ財前五郎が教授に当選するとその祝勝会に顔を出し

その足で財前に反対していた東教授の残念会にも顔を出します。

この野坂教授の役を演じているのが加藤武であります。

私は思わず、東映映画「仁義なき戦い」であっちにつき

こっちにつき、蝙蝠のように行動する打本組の親分

打本昇を思い出しました。


もちろんこの打本昇を演じるのは加藤武(笑)。

何のことはない映画「白い巨塔」は私に言わせれば

「象牙の塔版・仁義なき戦い」だったのであります(?)。

映画「白い巨塔」の面白さは大学医学部の教授連の

剥き出しの権力闘争の面白さなのでありました。

そして、このような長いものにまかれろ式、

野坂教授的、打本昇的、はたまた国会において

小泉独裁政治に怯えて郵政法案反対から

一ヶ月も過ぎないうちに臆面もなく賛成に

転じた国会議員に人民の鉄槌を(笑)。

なんのこっちゃ。

起床7時半。

またまた、休みの日になると雨模様の曇り空。

朝食、トースト、レタス、牛乳。

9時前に妻が車で町田の実家に出発。

関越高速を利用して行くというので

「ガソリンは大丈夫か。タイヤの空気圧は。

お金は持っているか。スピード出しすぎるなよ」


と心配して車の外から運転席の妻に言いますと

我がベター・ハーフはいつものようにただ

「うるさいなあ」

という顔をしておりました。

トホホホであります。

午前中、個人的日記をつけ図書館から借りてきた

本を読んですごしました。

昼食、妻が用意してくれていたチャンポンをいただきました。

午後は座椅子にもたれて本を読みながらウトウト。

4時過ぎに夕食を買いに車で近くのスーパーへ。

雨が降り出してやむ気配がありません。

スーパーで126円の詰め替え用ボデーソープを発見。

300円から500円まである詰め替え用ボデーソープの

中では異様に値段が安いので即買いました。

不思議なことに妻は石鹸派、私はボデーソープ派。

どこまでも平行線であります。

次に夕食を買おうとして鮨のコーナーに寄ると

680円の江戸鮨が半額になっておりました。

これも即購入。

買い物に来て何か凄い得をした気分になって帰宅。

今夜はひとりで寝るので

ひざっ小僧が寒くないように

しなくてはなりません(?)。


10月14日(金) ジェームス・デイーンの時代


昨夜は夕食を終えてから昼間東京テレビで

放映していたのを録画した「光る眼」を見ました。

見始めたのが9時ごろですが、一緒に見ていた妻が

「あんた、10時から『チャングムの誓い』があるからね」

と大胆に申します。

「そんなに見てるのだったら一度くらい宮廷料理を食べさせろ」

なんて言えるものではありません。

結局、10時前にいったん見るのを中断。

私はテレビに背を向けて机に向かいパソコンで作業。

妻一人がテレビの前を占領してニコニコ。

私にとってはもう「チャングムの呪い」状態。


11時にやっと再び「光る眼」を続けて見ました。

アメリカの田舎の町で突然住民が倒れます。

数時間して意識を取り戻しますが、その後、

この意識を失った日に女性たちが妊娠していることが判明。

全員子どもを産みますが、この子どもたちが全員が

クローン人間のようにお互いが似ていて知能指数が高く

かつ眼を光らせることによって人間の心を自由に

あやつることができるという異様な集団。

私はこんなに「眼力」のある連中を見たことがありません。

結局この子どもたちは一人を残して死亡してしまいますが

この連中の目的は何だったのか、どこから来たのか

全然わからず映画は終わり。

まるですかされた気分になりました。

これで眠ればよかったのですが、ダラダラしているうちに

今度はNHKBSで零時半から

「ジェ―ムス・ディーンのすべて 青春よ永遠に」

という伝記映画の如き映画をやり始めたので

そのまま見てしまいました。

私が知っている俳優ではデニス・ホッパーが

うれしそうにジェームス・ディーンのことを

語っているのが印象に残りました。

それにしてもジェームス・ディーン、

24歳で亡くなったにしては妙に

老成したというかジジ臭さを

感じさせるところがありました。

出演映画としては

「エデンの東」「理由なき反抗」「ジャイアンツ」

の三本だけです。

田舎の町の大通りに「エデンの東」の看板を見たのは

はるか遠い昔の私が小学生の頃でありました。

当時商店街にはやたら「エデンの東」のBGMが流れていました。


この三本の映画の中で私が一番好きなのは「ジャイアンツ」。

特にあの掘削していた石油が吹き上げるシーンには

思わず映画館で拍手をしたくなったことを思い出しました。

結局、見終わって、誰でも若くして死ぬのが一番か

なんて感想を持ちました。


布団に入ったのが午前2時過ぎ。

起床7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

朝刊、パ・リーグ優勝決定戦、ロッテ対ダイエー、

昨日に続きロッテの2連勝。

毎日がバレンタイン・デーであります。

可愛そうな王監督。


職場に向かい授業。

終わってから清水内科に行きました。

安部先生に

「糖尿病の心配はないですかね」

と尋ねると

「先日のみどりの検診の結果を見る限りありえない」

と言われ一安心。

血圧降下剤を40日分もらって終わり。

それから図書館にまわり帰宅。

昨日、今日と珍しく秋晴れの日が続きました。


10月13日(木) 講演会に疲れ果て


起床7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

職場に向かい午前中授業。

いったん帰宅して昼食「どんべい」。

早めに家を出て今日講演に呼んでいただいている

市内の★★★高校へ。

先日、妻と道筋を確認していたので迷うことなく到着。

到着したのが何と講演40分前。

いくらなんでも早すぎるので駐車場に車をおいて

今日の講演のために作ったレジメを読みながら

時間つぶしと頭のウオーミングアップに突入。

今日の講演会、一週間前から緊張しておりました。

最近の講演は多くが保護者が対象ですので

ある意味気楽な面がありましたが今回は

★★★高校の先生方に対する講演会であります。

教員免許も持っていない一介の予備校講師が

偉そうに話するのもなにやら気が引けます。

それに私などよりもっともっと教える情熱も

技術も知識も持っている方がいるのではないかと

考えるとなにやら気が重いものがありました。


15分前に校舎に入り校長室で教頭先生と

担当の先生にご挨拶。

それから教室に向かいますと40人ほどの先生が待っておりました。

まず自分の来歴について15分ほど喋りました。

講演を始めて3分も過ぎないうちに平均年齢40歳の

先生方が笑ってくれましたので一安心。

講演はまず聞き手に笑っていただけるだけで

喋り手は本当に安心します。

昔の学校と今の学校の違いについて語りながら私が

「昔、私が通った田舎の中学の校長先生がお酒が大好きで

顔が酒焼けしていて生徒たちが赤鬼という仇名で

呼んでいましたがある日、生徒が登校してみると

校舎の前庭にある池の鯉が一匹もいなくなっていました。

後から生徒たちが噂したところでは校長先生以下先生方が

宴会を開き池の鯉をみんな『鯉こく」にして

酒の肴に食べてしまったということでした。

今時、こんなことが学校であったりすると

新聞に出て大騒ぎになったりしますよね。

昔は良かったですね」

なんて言うと教室中の先生方が大笑い。

楽しかったなあ(笑)。


おかげで90分一生懸命に喋らせていただきました。

終わって玄関先まで教頭先生や担当の先生に見送って

いただきましたが、女性の先生が一人登場

「昔先生に予備校で教わりました」

と声を掛けられました。

もう10年前も昔に教えた生徒だそうですが

講演しながらどこかで見た顔だなあと思っておりまいた。

帰りに車の中でグッタリしながら昂揚した

気持ちが去ってしまうと今度は

あれはああ話しておけばよかったなあ、

もっとこういうことを話すべきだったと

次から次に
講演会の反省が山のように浮かんで来て

一発で鬱状態に突入。

今度もし呼ばれたら、捲土重来、一陽来復(?)


車でそのまま職場に向かい、単科の授業と夜間部の授業。

終わってから帰宅してこの日記をつけて今から遅い夕食。

今日は高校の先生方にお話させていただいて

自分自身が本当に勉強になりました。



10月12日(水) 久しぶりの秋晴れ


昨夜は妻が例によって弓道の練習へ。

私は一人で寝室の雨戸を閉め布団を引き

風呂に入り久しぶりに髪を洗いました。

秋とか冬に風呂で洗髪をすると風邪を引きそうになります。

一人でNHKBSが録画中継している「エンジェルス対ヤンキース」戦

を観戦しました。 

5対3でエンジェルスが勝利したことを知りながら

見るのも結果がわからずハラハラドキドキしながら

見るよりも精神的に余裕が健康にはいいのかも(?)。

それにしても3時間以上の長さの試合を1時間半程度に

ダイジェストで見るとスポーツニュースの5分程度の

ダイジェストよりは確かにましですが、やっぱり

どこか微妙な試合の流れというものがよくわかりません。


9時過ぎに妻が帰ってきたので私が

「飴玉を買って来てくれてありがとう」

と申しますと

「金持ちになったような気分でしょう」

と申します。

「昔、こんなに飴玉買える子どもなんていなかったものね」

なんて嫌味スレスレの追い討ち。

ウ―ン、それにしても飴玉を百個くらい見ると

どうして幸せに感じたり金持ちになったような気分に

なるのでありましょうか。

食い物に対するトラウマが激しすぎるのでしょうか。


早めに布団に入り図書館から借りてきた

「爆笑問題ニッポンの犯罪12選」爆笑問題 幻冬舎

を読みました。

この本は二人の楽屋落ち的掛け合い漫才よりも

中に書かれた年表の方が面白い感じがしました。

「1767年 明和4年 この頃、江戸に、知らぬ間に

髪を切っていくという「髪切り魔」が跳梁した」


なんて記述を読むとこの手の犯罪は近代的な

都市犯罪だと思っていましたが250年近い

昔からあったのだと驚きました。


読み終わる前に眠ってしまいました。

起床7時。

起き上がって外を見るとそれこそ何日かぶりに

晴れあがっていました。

それだけで気分は爽快。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

授業のプリントを3枚作成。授業の下調べ。

それからパソコンに向かい作業。

あまった時間でNHKBSの大リーグアリーグ優勝決定戦

「エンジェルス対ホワイトソックス」戦を見ました。

午後、★★高校へ行き授業。

途中でガソリンスタンドに寄り

ガソリン満タンにすると5500円(!)

高エエエエエエエエエエエよ(!)

「ガソリン一滴は血の一滴」

「贅沢は敵だ」

思わず戦争中のスローガンを思い出しました。

今現在、老齢化・少子化に傾きゆく日本に必要なスローガンは

「生めよ増やせよ」(?)


10月11日(火) かったるいよ、佐分利信


昨夜は夕食後、またまた妻と映画鑑賞会。

結婚生活があまりに長く会話もなくなった

夫婦にとって映画を見てごまかすのが一番(笑)。


以前にNHKBSで放送したのをビデオに録画して

見ていなかった映画をみました。

1952年(昭和27年)松竹映画 「波」 監督 中村登 原作 山本有三

主演 佐分利信 桂木洋子 淡島千景 津島恵子 笠智衆 

坂本武 北龍二 石浜朗 設楽幸嗣 


山本有三原作の映画化なんて

私が見たのは「路傍の石」くらいです。

その映画の中で幼い主人公の吾一が母の内職である

封筒貼りを手伝おうとして封筒すべて裏表逆に

貼ってしまい母親に叱られる場面は未だに覚えております。

子ども心に貧しい人々への連帯感はこういう場合に目覚めるのでしょう。


さて「波」のほうです。

昭和初期、東京の下町で小学校の先生をしているのが佐分利信。

この教え子が父が貧しいゆえに新潟に女郎として売られていきます。

ところがこの教え子が遊郭から抜け出し佐分利信を頼ってきて

彼の下宿に居候、そのうちに結婚してしまいます。

この妻が医専出身の男と浮気。

これを佐分利信は赦しますが、子どもが生まれて妻は

産褥熱で死んでしまいます。

生き残った子どもがもしかして浮気相手の男の子どもでは

ないかという疑いに佐分利信は苦しみます。

そしてその赤ん坊を預けますが預かる側の女性が淡島千景。

淡島千景も恋愛に失敗していますが、佐分利信とお互い

に好意を持ちあうようになります。

ところがその妹の津島恵子と嵐の夜に旅行先で間違いを

犯してしまいます。

かくして佐分利信と淡島千景はお互いの気持ちを打ち明けられぬ

ままに歳月が過ぎていき戦後となりある日突然佐分利信の

もとに淡島千景が訪ねて来て明日スエーデンに発つと打ち明けます。

ここまで来て初めて佐分利信は待っているから必ず帰ってきて

と自分の気持ちを打ち明けます。

まあ、何と申しましょうか、父親一人の戦前・戦後を通じた

「子育て映画」とも思われますしまた違う角度から

「知識人大すれ違い映画」とも解釈はできます。


映画を見ながら気の短い私は一人で

「能書きたれずにさっさと一緒になれよ」

「がんばれ、そこで押し倒すんだ」

「おいおい、電車から引き摺り下ろせ」

なんて画面の佐分利信にエールを送るたびに妻は笑っております。

佐分利信の子ども役が登場して私が

「この子役誰かわかるか」

と妻に訊きますと

「・・・・・・」

「設楽幸嗣だよ」


と教えますと

「エエッ、これが設楽幸嗣?」

と声が一瞬にして一オクターブ跳ね上がりました。

私たちが少年少女時代の子役ナンバー1は設楽幸嗣と松島トモ子。

見終わってからの妻のお言葉

「暗い映画ねえ」

私が

「最後に佐分利信と息子の石浜朗が海岸で石を投げて

遊ぶシーンなんて明るいじゃん。成瀬巳喜男はこんな

場面絶対に撮らないぜ」


と申しますと

「それもそうね」

と申しておりました。

その後、連休三日間の疲れがドッと出て

布団に入りぐっすり眠りました。

起床7時半。

またまた曇り空。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

職場に向かい午前中授業。

午後は★★高校で授業。

帰宅してネットを見ると

大リーグ、アリーグの地区シリーズ

「エンジェルス対ヤンキース」戦 5対3でエンジェルス勝利。

これでヤンキースに3勝2敗でアリーグ優勝戦に進出。

この一週間、エンジェルスのにわかファンでありましたが

キューピー顔のマイク・ソーシア監督、おめでとうございました。

今度は「ホワイト・ソックス」を破ってワールドリーグ進出だ。

それにしても金満球団、ヤンキースは巨人そっくり。

大砲は揃えながら、ピッチャーボロボロ、守備は大ザル。

これでは勝てません。

今年はヤンキースは監督、コーチ、選手総入れ替えになるのかも。

もしかして私の好きなイチロー選手がヤンキースに移籍するような

ことがあれば私はどうするべきなのでありましょうか(笑)。


10月10日(月) そして夜は甦る


昨夜は早くに布団に入り本棚にあった

原ォ『そして夜は甦る』 ハヤカワ文庫

を読み始めました。

昔、一回読んだような読まないような。

主人公である私立私立探偵の沢崎が一大企業を支配する一族の

複雑な人間関係の中で都知事狙撃問題と追求しようとする

正統ハードボイルド小説の傑作でしょうか。

しかし、日本的風土の中に、私立探偵とか銃器とか狙撃なんて

アメリカっぽい雰囲気が登場すると何か無理があるように

思えてしまうのも仕方がないのでしょうか。

話が大きくなればなるほどリアリティが失われていきそうに

なるのがこの種の小説の辛いところです。

それに気障な文章に耐えられるか耐えられないかで

最後まで読めるかどうかが決まりそうであります。


私はがんばって午前4時までかかって読み切りました。

しかし、筋の複雑さに自分がどの程度付き合えたか

保証の限りではありません。


起床7時半。

起き上がって外を見ると三日続きの

雨模様の曇り空。

これでは今日の「体育の日」も台無し。

朝食、トースト、レタス、卵焼き、熱い紅茶。

妻は先日チラシが入っていたコーヒー専門店の

特売でコーヒー豆を買ってくるのだと

9時前に家を飛び出していきました。

NHKBS9時前から「エンジェルス対ヤンキース」戦を観戦。

延々3時間近く見ましたが骨折り損のくたびれ儲け。

エンジェルス2対3で敗れてしまいました。

これで2勝2敗で明日まで地区優勝は持ち越しであります。

正午前に妻が帰ってきて

カレーうどんの昼食。

その後、妻が特売で買ってきたコーヒー豆とコーヒーミルで

豆を挽きコーヒーをいただきました。

「あんまりコーヒーの味は変わらないなあ」

と私が申しますと

「あんた、何でも期待しすぎなのよ」

と妻が申します。

その後、庭で取れたぶどうと柿をいただきました。

我が家もいよいよ自給自足体制(?)。

「あんまり甘くないわねえ」

と妻が申しますので

「おまえさん、なんでも期待しすぎなんだよ」

と申しますと妻はゲラゲラ一人で笑っておりました。

その後録画しておいた映画を二人で見ました。

1956年(昭和31年)東宝映画「驟雨」監督 成瀬巳喜男

主演 原節子 佐野周二 小林桂樹 根岸明美 加東大介 長岡輝子


東京の郊外に住む化粧品会社に勤める安サラリーマンの

夫・佐野周二と妻・原節子の小市民的貧乏物語。

この二人が何となく気持ちが合わない時の家庭内の

雰囲気が実にうまく描かれています。

妻が話し掛けても夫は聞いていない

夫が話し掛けても妻は聞いていない。

この日常生活のトリビュアルな描写が秀逸。

結婚生活が長い夫婦が一緒にこの映画を見ると

身につまされて、身につまされて(笑)。

妻も私も映画を見ながら粛として声なし。

何か言うと映画と同じような雰囲気になりそうで

二人とも冬眠している熊の夫婦のように黙って

この映画を見ました。

終わってから明日の授業の下調べ。

三連休の最初の日の午前にでもやっておけば

何でもないことを三連休の終わりの午後にやるなんて

ほんとうに情けないことであります。

まるで小学生が8月31日に夏休みの宿題を

突貫工事でやっている気分であります。

三つ子の魂百までも。

それにしても三日間寒々として日々が続きました。

まるで夫婦揃って「ひきこもり」のような連休でありました。

今日は中国は双十節。


10月9日(日) 葬儀


昨夜は夕食後、先日見ながら途中で

眠ってしまった

1953年(昭和28年)「夫婦」監督 成瀬巳喜男

を最後まで見ました。

上原謙、杉葉子 三国連太郎の主演。

杉葉子をよく見ていると顎の線のあたりが

どこか大竹しのぶに似ております。

ラストは夫である上原謙と妻である杉葉子は

郊外の産婦人科に向かいます。

生まれてくる子どもを夫は堕胎するように主張し妻はいったん

従おうとして医院の中に消えていきますがすぐに戻ってきます。

結局、堕胎はせず子どもを産んで二人でがんばって

いこうという成瀬巳喜男の映画にしては

珍しいハッピーエンド(?)。

ビデオを見終わると座卓の向うの妻が突然

「あんた、今日は11時からNHK総合で『チャングムの誓い』があるからね」

と申します。

「エッ、それは木曜日のNHKBSじゃなかったのか」

と申しますと

「人気があるのでNHK総合で最初の第一話からやることになったのよ」

と勝ち誇ったように申します。

妻が言いたいことを私が翻訳すると

「あんたは邪魔だから早く寝ろ!」

ということであります。

ハイハイ、10時過ぎに布団に入り本当に眠ってしまいました。

起床6時半。

NHKBSをつけると大リーグの中継やっていません。

「エンジェルス対ヤンキース」戦、雨のために中止。

トホホホ、この試合を見るために早起きしたというのに。

仕方なくNHKBS深夜に放映しているのを

ビデオ録画した映画を見ました。

1963年(昭和38年)フランス「いぬ」監督 ジャン・ピエール・メルビル

主演 ジャン・ポール・ベルモント セルシェ・レジアニ ミシェル・ピッコリ

この監督はフランスのフィルム・ノワール(暗黒映画)の巨匠。

私は「リスボン特急」「仁義」「影の軍隊」「サムライ」「ギャング」

を見ております。

この監督の私が見た限りのベストスリーは

1 仁義 2 影の軍隊 3 ギャング

でしょうか。


どれも素晴らしい傑作です。

ですからこの「いぬ」という映画、

「南極物語」のタローやジローとも

また忠犬ハチ公とも何の関係もありません。

「いぬ」は警察への内通者、密告者の意。

ベルモントの映画は彼が人気者になってからは

なにやら香港のジャッキー・チェンのような

三枚目役が多くなった記憶がありますが

この映画ではシリアスな役であります。

警察への真の密告者は誰だったのかを追及したドラマ。

メルビル監督の映画は私に言わせれば

「シリアス」「サイレンス」「サスペンス」。

この三拍子が揃っていて実に静かに見ることが出来る映画です。

日本映画のように主人公が声高に怒鳴るわけではなし

アメリカ映画のようにドンパチドンパチ銃をぶっ放すわけではなし、

ジットリと心に迫ってくる映画であります。


日曜日の早朝の1時間50分この映画を堪能しました。

見終わってもう一度布団で寝ようとしましたが

妻がさっさと布団をたたんでしまいました。

朝食、トースト、ポタージュ、生野菜、熱い紅茶。

午前中、パソコンに向かい作業。

11時過ぎ、礼服に着替えようとすると

また太ったのか腹が出すぎたのか

後一歩のところでズボンが締まりません。

無理に締めるとズボンのチャックのところが

吹っ飛んでしまいそうです(泣)。

ベルトをしてごまかそうとしましたがズボンはベルトレス。

「あんたねえ、太りすぎなのよ」

と妻に笑われながらゴムをつけて何とか履くことが出来ました。

妻に見送られ車で市内のメモリアルホールに向かいました。

私が勤務する予備校の中井正敦学院長が10月5日に逝去されました。

その告別式が12時半から市内のメモリアルホールでありました。

葬儀は天理教高崎教会の七名の神官の

方の下でしめやかに執り行われました。

私もいつのまにやら講師の中で最年長となり

式の最後に講師代表として指名玉櫛奉奠を

させていただきました。

中井正敦先生、昭和14年兵庫県生まれ。

中央大学法学部卒業後、群馬県において

予備校の教務職を歴任し浪人生・現役生の

教育にその生涯をささげました。

享年六十六。

中井先生の三人の遺児は皆さんもう成人なさっていますが

私の子ども三人と年齢構成が良く似ているので

講師室でお互いの子どもの話をよくしたものでした。

明るくてまっすぐな人柄の方でした。

哀悼。


式が終わり、ロビーにて以前お世話になった

懐かしい予備校関係者に再会しご挨拶をさせていただきました。

帰宅して遅い昼食。

妻がチャンポンを作ってくれました。

食べ終えた後、畳の上に寝転んで昼寝。

雨が降ったりやんだりの肌寒い一日でした。


10月8日(土) 牡丹灯篭


昨夜は妻は弓道の練習へ。

雨の日も風の日も弓道一筋(?)

私は一人寂しく夕食。

妻が帰宅して遅い夕食が終わった後

二人で図書館から借りてきたビデオを見ました。

1968年(昭和43年)大映映画「牡丹灯篭」監督 山本薩夫 

主演 本郷功次郎、赤座美代子、西村晃、小川真由美、志村喬、

私は怪談映画、ホラー映画はほとんど見ませんが

この映画は
監督・山本薩夫の名前で借りてきました。

旗本の冷や飯食いの三男坊、本郷功次郎、

父母・親族から亡くなった兄嫁と結婚しろと

迫られますが、これを拒否して裏長屋で

子どもたちのための寺子屋を開いて生活しています。

精霊流しの時に知り合った武家の令嬢お露と

女中のおよねがわざわざ家まで訪ねてきます。

お露の美貌と不幸な身の上にいたく同情。

遂に情交に到ります。

ところがこのお露は吉原の女郎で自害し、

主人の死に殉して後追い自殺したのがおよね。

二人は幽霊であることがわかります。

それでも本郷功次郎は幽霊と情交を重ね・・・。

お露を幽霊と知りまたその不幸な身の上に

痛く同情し死を覚悟して情交を重ねながら

一方で貧しい長屋の子どもたちに学問を

つけるために生きなければと思う本郷功次郎。

貧しい者の味方でいたいという青年の心情を

左翼作家の山本薩夫は描きたかったようであります。

これは「左翼傾向霊界映画」の一種か(笑)


小悪党の夫婦である西村晃と小川真由美が

やたら楽しそうに演技していたのが印象的でした。


映画の途中から終わりまで妻は何度も

「カランコロンという下駄の音がしないじゃないの」

と文句を一人で言っていました。

なんのこっちゃと思い、訊けば昔、昔のその昔、

ラジオドラマでこの「牡丹灯篭」を聴き未だにその時聴いた

「カランコロン」

という下駄の音が耳にこびりついて離れないとか。


起床7時半。

雨模様の曇り空でありました。

朝食、トースト、生野菜、熱い紅茶。

9時からNHKBSで「エンジェルス対ヤンキース」戦を観戦。

私は巨人に体質が似た金満球団「ヤンキース」よりも

キューピー顔のマイク・ソーシア監督が率いるエンジェルスのファン。

もっとはっきり言えば「アンチ・巨人=アンチ・ヤンキース」。

ここまでくれば「国際的」であります(?)。


3回表まででエンジェルス5対0でジョンソンをノッアウト。

ところがヤンキースが途中で逆襲。

同点においつきますが、その後ヤンキース心配されていた

救援陣が打たれに打たれてエンジェルス逆転して

11―7でジ・エンド。

野球はつくづく投手力だと思わしめる一戦でありました。

NHKBSで紹介された観戦している有名人にビックリ。

元ニューヨーク市長、ジュリア―ノ。

元国務長官 キッシンジャー。

映画監督 スパイク・リー。

不動産王 トランプ。

みんなヤンキースのファンかいな。

途中で電話が鳴り今週の木曜日に講演を依頼されている

市内の★★高校の先生から講演内容確認の電話。

昼食、ケツネうどんに妻の手作りの稲荷寿司。

おいしい、おいしいと言いながら食べ過ぎ。

そのまま昼寝に妻も私も昼寝に突入。

1時間ほどしてサー体育館へ行って運動だと

元気に出かけましたが、玉村町の社会体育館に

到着した途端、駐車場がガラガラ。

ウーム、と不安になってきましたが

案の定休館日。

家を出てくる時に妻に

「こういう風に気合を入れていくとよく休みの時があるんだよ」

なんて偉そうに言っておりましたが

まさかそれが今日の今日とは(泣)。

体育館の裏のグランドでは老人たちがゲートボール。

中学生たちがテニスをして遊んでいました。

ぼんやりそれを眺めていると来ましたねえ。

車で中年のおじさん1名。徒歩で中年のおばさん1名。

車で東南アジア系の女性2名。

皆さん、話したことはありませんが土曜日の午後に

体育館で運動している顔ぶれであります。

全員、体育館が休館日だと知って引き揚げていきました。


なすこともなく帰りに木曜日に講演する★★高校の

場所を確認しようと車で移動。

30分ほどで場所を確認できましたが

帰りに道に迷い車でウロウロ状態。

やっと知った道に出て帰宅したのは午後5時。

ああ、かくして連休一日目が終わりぬ。


10月7日(金) 途中でうたた寝


昨夜はまた例によって例のごとくNHKBSの放送を録画した

1953年(昭和27年)東宝映画 「夫婦」監督 成瀬巳喜男 

主演 上原謙 杉葉子 三国連太郎 小林桂樹 藤原釜足 岡田茉莉子

戦後の住宅不足の中で同じ会社に勤務する

一人住まいの三国連太郎の家に

上原謙と杉葉子の二人の夫婦が居候をする物語。

杉葉子と三国連太郎の二人の間に愛情のような

如き物を妄想してしまう上原謙の仏頂面が見物。

ところが私はあまりに疲れていたのか

映画の途中で座椅子にもたれたままうたた寝。

眼が醒めるとビデオは終わっていました。

成瀬巳喜男の映画を見ながら眠ったのはこれが初めてであります。

ナンタルサンタルチアであります。

「どうして起こさなかったんだよ」

と妻に文句を言うと

「あんた、ぐっすり眠っていたので起こすと悪いと思ったからよ」

と申します。

ウ――ム、鉄壁の論理。

いつもこの言葉には反論の余地がありません。

私がそのままグダグダ座椅子に座っていると

妻が私の存在そのものが迷惑であることを露骨に

言葉にして申します。

「あんた、疲れているみたいだから早く寝たら。

今から『チャングムの誓い』が始まるのよ」


こういう時には長い物には巻かれろ。

「ハイハイ」


と答え時計を見ると午後10時5分前。

木曜日のこの時間帯は妻の聖域。

私は単なるおじゃま虫であります。

一人布団に入り読書しているうちに眠ってしまいました。

起床7時。

ひさしぶりにぐっすり眠りました。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

職場に向かい授業。

帰宅してパソコンに向かい作業。

ネットを見て次の記事を発見。

これは一体何だろう。

見舞いの男性に誤って点滴 福井の赤十字病院

 福井赤十字病院(福井市)で8月、入院中の男性患者(28)の見舞いに訪れた知人の男性に、女性看護師が誤って点滴を打つミスがあったことが、6日分かった。同病院によると、8月3日、看護師が男性患者の個室に入り、患者の名前を確認したところ、ベッドに寝ていた知人男性が「はい、お願いします」などと答えたため、信じて点滴を打ったという。当時、男性患者は病室にいなかった。
点滴の直後に看護師が病室に戻ったところ、患者本人がいたためミスが判明し、すぐに点滴を止めた。健康に影響はなかった。
看護師らは知人男性に謝罪。知人男性は女性と2人で男性患者の見舞いに来ていた。
(共同通信)

誰が誰に謝らなければならない事件なのかさっぱりわかりません。

それにしても見舞い客に誤って点滴を打つとは

前代未聞、空前絶後の出来事では。

誰にも実害がなかったことがせめてもの救い(?)。


明日から久しぶりに三連休。


10月6日(木) エリート家族の辛さ


昨夜の夕食は久しぶりのカレーライス。

「あんたもあまり肉を食べなくなったから

野菜カレーにしたわよ」


との妻のお言葉でありました。

あまり肉を食べない?

ウーム、妻独特の論理で事実が強引に捻じ曲げられています。

松阪牛のような高い肉ならいくらでも食べられるよ(泣)。


夕食の後テレビも見ずにパソコンに向かい作業。

7時半頃に初めて12時半にやっと完了。

さすがに5時間ぶっとうしでパソコンを打っていると

眼がチカチカして体はグッタリ。

パソコンのハード・ソフトの開発で残業を含め

12時間近くパソコンに向かっている技術者・労働者は

いくら仕事だとはいえいったいどういう風にして

疲れをとっているのか不思議になってしまいます。

午前1時前布団に入りすぐに眠ってしまいました。

何度かトイレのために目覚めながら、トホホホ、

体が硬く立ち上がる時に関節にかすかな痛みがきます。

起床7時半。

肌寒い曇り空であります。

朝のテレビ、昨日の夕刊に出ていた立教大学の教授が

長男の息子によって殺害された事件を報じていました。

父親が九州大学出身、学生時代は大学野球のピッチャー。

弁護士の資格を持ち民法の権威で立教大学にとって宝のような存在。

奥さんは同じく弁護士。

弟二人は一流企業勤務。

そして被疑者の長男は38歳で無職。

こう書いているだけで長男に同情して言えば

「平凡な家庭に生まれてきたかっただろうな」

と思ってしまいます。

と言って父親、母親の立場に立てば長男との間で

諍いがたえなかったというのもよくわかります。

ウーン、エリート一家の関係性の悲劇といえばいいのでしょうか。

きっと家族はみんな「いい人」だったのでしょう。

みんなもっといい加減に生きれば長男の生きる道もあったのかも(?)。

曇り空の中出勤して授業。

生徒にこの事件の話をして

「みんな、エリート一家でなくてよかったなあ」

と申しますと生徒は笑っておりました。

帰宅して昼食、おにぎり二個。

メールを一本打って一休み。

NHKBSでアリーグ地区予選「ヤンキース対エンジェルス」戦を観戦。

エンジェルス5対3で勝ちました。

エンジェルスのマイク・ソーシア監督のキューピー顔が

好きでどうもエンジェルスのファンになりそうであります。


昼過ぎに再び職場に向かい授業。


10月5日(水) 女の中にいる他人


昨夜はまたまた妻と二人で

成瀬巳喜男映画鑑賞会。

NHKBSが放映した成瀬巳喜男映画録画するだけしていてよかった。

よくも飽きもせず成瀬映画を見ていられるなと我ながら感心。

今回の映画は

1966年(昭和41年)東宝「女の中にいる他人」監督 成瀬巳喜男

主演 小林桂樹 新珠三千代 三橋達也 長岡輝子 若林映子 草笛光子

加東大介 黒沢年男 十朱久雄 藤木悠 中北千枝子 稲葉義男


NHKBS、成瀬巳喜男の珍しいサスペンス映画だと紹介して

いましたので期待を持ってみました。

冒頭のシーンなにやら野村芳太郎のサスペンス映画を思わせました。

出版社に勤める小林圭樹とその妻の新珠三千代。

その友人の建築技師の三橋達也とその妻の若林映子。

その若林映子が友だちの草笛光子のアパートで殺されます。

始まって20分ほどで犯人は小林桂樹だとわかってしまいます。

私と妻のトンマな会話。

「犯人は小林桂樹ではなくて妻の新珠三千代じゃないか。

これは成瀬巳喜男の『推定無罪』だよ」


「あんた、何言っているの、犯人は小林桂樹に決まっているじゃないの」


「それじゃあ、後1時間以上映画が持たないだろう」


「あんた、新珠三千代は宝塚出身よ」


「????????」


妻は「お金」と「宝塚」の話になると目玉が飛び出してしまいます。

まあ、それで延々映画は後一時間以上持ちましたが私は持たなかった。

見終わって思いました。

これは私が考えるサスペンス映画ではない。

何かが違う(!)

温和な主婦であった新珠美千代の表情が途中から

夜叉のように変貌しまるで凹面鏡で映したような

恐ろしい表情になりますが、ただそれはそれだけのことです。

何か絵空事の上に絵空事を重ねたような映画でありました。

成瀬巳喜男、女は描いたがサスペンスは描けなかったということでしょうか。

ただ映画の途中で突然どこかで見た顔の女優が登場します。

懐かしや、松竹の関千恵子。

この女優さん、伴淳・アチャコの「二等兵物語」に

フラッパーな役でよく出ておりました。

起床、7時半。

朝食、トースト、レタス、卵焼き、紅茶。

午前中、プリント作成と授業の下調べ。

途中で電話があり出版関係の方と40分ほど本の話。

午後、★★高校へ向かい授業。

★★高校も既にAO入試で合格した生徒が出ているとか。

大学生の青田刈りももう日常茶飯事であります。

それも私立大学だけではありません。

先日も東京大学が北海道札幌で京都大学、東北大学

名古屋大学、東京工業大学、一橋大学などと共に

受験生に対して大学説明会を開いたそうです。

あらゆる大学が受験生獲得に必死であります。


今に大学志望者が大学側からすると「金の卵」になる

時代がくると思うと何か往時茫々、「受験地獄」の時代が

夢のようであります。

現在は「受験地獄」ではなく東京周辺の「お受験地獄」のみ。


一日中雨が降る寒々とした一日でありました。

お陰で風邪気味であります。


10月4日(火) 嫌な夢


昨日は夕方職場に出かけ講師室で

マイクとチョークを机に置いて授業のスタンバイをしていると

事務室から教務の職員が登場。

「先生、今日は夜間部の授業はありませんが」

の一言に思わず職員の顔を見て大笑い。

年に最低一回は必ず起こる錯覚。

曜日で機械的に動いているので昨日は

夜間部がないということをさっぱり忘れていました。

まあ、それでも授業があるのに休みだと思って

現れないよりよほどましだと自分を慰めながら帰宅。

夕食をいただいた後、TBS「ミスターマリック」の番組をやっているので

これを見ながら妻に

「おいおい、ミスターマリックのトリック公開をしているぜ」

と声をかけますと妻が

「あんた、そんなの見ないほうがいいわよ。謎は謎のままのほうがいいのよ」

なんておつなことを申します。

妻の言葉を聞き流しながらその後も見ましたが

紙の靴箱にトランプのカードを一枚入れ

この箱を手で振ってその音でカードが何かを

当てるというマジック、中は絶対に見えない筈なのに

不思議だなあと思っていました。

ところがトリックを公開されてビックリ。

私も思わずあまりの単純さにのけぞって

笑ってしまいました。

何というか知らない方がよかったてな気分であります。

まるで初恋の女性に何十年ぶりかに遭遇してそのあまりの

変わりように呆然とするのとそっくりであります。


妻の勧告に従い急遽チャンネルを変えて東京テレビの

「昭和30年から39年まで年間ベスト5全52曲」

を見始めました。

私も妻も小学校3年生から高校1年生の時代でありましょうか。

「バナナボート」浜村美智子、本当に久しぶりに見ましたが

こういう顔をしていたのかと思いました。

吉永小百合・橋幸夫「いつでも夢を」が大ヒットした年の

中学の卒業式の寄せ書きは「いつでも夢を」という

言葉が全面展開、全国の寄書き帳に溢れました。

「ああ上野駅」の井沢八郎などはあまりに変わりすぎて

いてこのオッちゃんだれだろうと思ってしまいました。

村田英雄一節太郎の歌を聴いておりますと時代が

浪曲から歌謡曲へ和製ポップスへフォーク・ロックへと変貌していき

浪曲、浪花節的心性は社会の表面から消えていったのがよくわかります。

私は「チャンチキおけさ」とか「王将」は今でも好きですが。

「北上夜曲」を聴きながら

「一度北上川なんて行ってみたいなあ」

と申しますと妻が

「先立つものがねええ」

なんて憎まれ口。

妻と私の青春ももはや乾ききっています(笑)。

しかし、番組終盤、フィナーレの大合唱が

♪富士の高峰に降る雪も京都先斗町に降る雪も・・・

「お座敷小唄」には大笑い。


定番的には「青い山脈」とか「高校三年生」とか

「上を向いて歩こう」とかが唄われる筈ですが

東京テレビ実にアナーキーでありました。


終わってから再びTBSでマリックのマジックを見ました。

トリックの公開を見たいような見たくないような不思議な心理。

でもトリックを見てしまうと見なければよかったという

後悔の念にかられるこの人間心理の複雑さ(笑)。

12時に布団に入り眠りました。

深夜に嫌な夢を見ました。

知らない女性と道を歩いていると

道の向うにライオンが二頭現れ引き返そうとすると

背後から見たこともないバッタのように飛びはねる

哺乳類の怪物が登場して私と女性を襲おうとします。

私は女性を守ろう(?)としながら

「ウワー」

と叫び声を挙げてしまいます。


「あんた、どうしたの、あんた、どうしたの」


という妻の声で眼が醒めました。

ウーーン、マリックの毒に当たったのか。

しばらく布団の中でジーとしていました。

起床7時。

朝食、野菜サンドと熱い紅茶。

職場に向かい午前中、授業。

午後は★★高校へ向かい授業。

帰宅しようとすると雨が降り出しました。

♪ 雨の降る夜は心も濡れる・・・・・

どうも人生が歌謡曲のように思えてしまいます。

人生は一編の歌謡曲に如かず(?)。


10月3日(月) 流れる


昨夜は夕食後妻がテレビの前の座椅子で

録画していたビデオを見始めました。

夫唱婦随をモットーとする(?)私もご相伴。

またまた成瀬巳喜男の映画であります。

1956年(昭和31年)東宝映画「流れる」監督 成瀬巳喜男 原作 幸田文

主演 田中絹代 山田五十鈴 杉村春子 高峰秀子 岡田茉莉子 栗島すみ子

宮口精二 加東大介 中谷昇 中北千枝子


この映画、さしずめ当時の六大名女優共演的オールスター映画。

さすがに私がリアルタイムでスクリーンで見たことがないのは

栗島すみ子だけであります。

この女優を見ながら妻が

「ほんとうに品がよくて若い時には美人だったのがわかるわね」

と申していましたが納得。

「花柳映画」と呼べばいいようなジャンルでありますが、

話は実に地味であります。

東京下町で芸者置屋を経営しているのが山田五十鈴。

山田五十鈴の妹で子どもを一人抱えて居候しているのが中北千枝子。

山田五十鈴の娘で芸者の生活がいやでブラブラしているのが高峰秀子。

この置屋の芸者が杉村春子と岡田茉莉子。

この置屋の女中が夫と息子を亡くした田中絹代。

山田五十鈴の先輩の芸者で小料理屋の経営に成功しているのが栗島すみ子。

てなキャストでありますが主人公の山田五十鈴、借金を抱え

男とはうまくいかずいろいろ苦労しております。

もう昭和30年代から「芸者置屋」というのは斜陽産業だったのでしょうか。

それにしても山田五十鈴といい杉村春子といいこの二人は

もともと芸者出身なのかというような演技であります。

とくに杉村春子演じる若さを失った年増芸者の

人生の哀歓溢れる演技は絶品でありました。

数少ない男優陣の中で山田五十鈴にいちゃもんをつけて何とか

金をせびろうとする小悪党の宮口精二が出色の出来。

「こんなおっちゃん、昔近所にいたなあ」

なんて観客に思わせるようなうまい演技であります。


山田五十鈴、最後に借金の抵当に入っている芸者置屋を

先輩の栗島すみ子に売り飛ばして借金を清算し同じ

場所を賃貸で借りて芸者置屋を続けます。

しかし、恩人の栗島すみ子は実は・・・・。

なんていつものパターンで最後は昭和30年代の

墨田川(?)の流れを映しながら映画はジ・エンド。

ウ――ム、いつものことながら成瀬巳喜男の映画は

大団円にいたるカタルシスがありません。

登場人物の誰一人として幸福にはなりません。

思わず夏休みに読んでいた夏目漱石の小説を思い出しました。

夏目漱石も成瀬巳喜男も物語にカタルシスがない(!)。

これはもうほとんど無いものねだりでありましょうか。


テレビの前で妻は一生懸命

「山田五十鈴の着物きれいねえ」

「この着物派手だわねえ」


なんてファッションの講評を一人でやっておりました。

何か私に対するあてつけなのでありましょうか、

なんて被害妄想に陥る気の小さな夫である私。

「小春、いい着物、必ず買ってやるからな」

なんて坂田三吉の心境にどうして私がならないといけないのか(笑)。


見終わってから妻は

「幸田文の原作と全然違うわ」

なんてぼやいていましたが、ハイハイ、

私は幸田文の原作を読んでいません。

NHKBSで放映したのをビデオに録画して

まだ見ていないのが後5本ほどありますが

きっとすべて見てしまうのでしょう。

カタルシスがこれほどないのに何故か見てしまう

成瀬巳喜男映画の魅力。

やっぱり成瀬巳喜男は大監督、名監督なのでありましょうか。


布団に入り眠ったのが午前1時。

10月だというのに蒸し暑い夜で夜中に何度か眼を醒ましました。

起床7時。

朝食、野菜サンド、熱い紅茶。

朝刊、一面トップでインドネシアバリ島での

爆弾テロを報じています。

ネットでメジャ―リーグ公式サイトにアクセス。

「マリナーズ対アスレチックス」戦は終わっていました。

マリナーズ3対8で敗れました。

今日がレギュラーシーズン最終戦でしたが

マリナーズ2年連続アリーグ東部地区最下位。

イチロー、今日は4打数1安打。

206安打で終わり最終打率 3割3厘。

この5年で最低の成績でしたがそれでも

5年連続、200安打、3割、30盗塁、100得点を達成。

一年間ご苦労様でした。

来年は三度目の首位打者をめざしましょう。

がんばれイチロー(!)


秋晴れの中職場に向かい授業。

もう10月の声を聞いて授業を受けている浪人生たちも

真剣な雰囲気が滲み出ておりました。

午後、いったん帰宅して一休み。

夕方、再び職場に向かい夜間部の授業。


10月2日(日) 囚人狂時代


昨夜は運動から帰ってきていい気分で夕食。

最近、夕食に自分でスーパーから買ってきた

「生ラーメン」というものをいただいております。

いろいろなメーカーのものが出ておりますが

二食分で200円から400円。

なるべく違うメーカーのものをいただいておりますが

どれもなかなか味がはずれることはなく下手な

ラーメン屋のラーメンよりおいしい。

夜のテレビ、NHKのニュースに始まり

出来る限りマリナーズイチローの

5年連続200安打達成のニュースを見て満足。

図書館から借りてきた

見沢知廉「囚人狂時代」ザ・マサダ

を読みました。

以前に一度読んだ本でありましたが、最初から

読み始めると巻置くあたわず287ページ最後まで読み通しました。

著者は若い頃左翼活動家から右翼活動家に転向

スパイを殺した容疑で指名手配され自ら出頭、

懲役12年の判決を受け千葉刑務所へ下獄。

警視庁の留置場、拘置所、千葉刑、八王子医療刑務所

などで出会った囚人や看守の生態を描いています。

これが「人物百景」「現代犯罪者列伝」「日本奇人伝」

と言えばいいのかその犯した罪を知りながら

紹介される重犯罪人の人間的深さ・哀しさ、おかしさに

一人の読者としてのめり込んでいきそうになります。

もちろん登場するほとんどの人々と一緒に生きていこうとは

金輪際思いませんが(笑)。

登場人物 岡田茂(三越元社長) 横井英樹(白木屋乗っ取り)

吹原弘宣(吹原産業事件) 一柳展也(金属バット事件)

吉野雅邦(連合赤軍)  石川一雄(冤罪で有名な狭山事件)

そして無名の犯罪者たち。 

3時間近くかけて読み終わりました。


刑務所で12年間生き抜いたこの著者が

先般突然突発的にマンションから飛び降り自殺した

というのが嘘のように思えてまいります。


午前2時ごろに眠りながら起床5時40分。

居間の座椅子にもたれNHKBSで

「マリナーズ対アスレチック」戦を観戦。

昨日5年連続200安打を達成、打率3割にも到達して

いましたのでイチロー今日と明日の試合出場しないのかと

思っていましたが、先発で登場していました。

偉い(!)イチロー。

試合は残念ながらマリナーズ3対4で敗れましたが

イチロー、5打数3安打1三振1四球の固め打ち。

これで今シースン205安打。打率3割4厘。

いつもながらイチローのここぞという時の

集中力には舌を巻きます。

明日の最終試合もがんばれイチロー(!)


朝食、ピザトースト、 レタス、熱い紅茶。

早く起きすぎて頭がボー。

それに朝の空気は肌寒い。

タラタラと本を読みながら畳の上で

眠ってしまいました。

午後の遅い昼食「焼きうどん」

午後やっと明日の授業の下調べとプリント作り。

秋晴れの空気がすがすがしい日曜日だというのに

結局、一歩も外に出ず一日が過ぎていきました。

「もったいないことしたなあ。

どこかに出かけておけばよかったなあ」


と座椅子にもたれたまま私が申しますと

妻が呆れたように

「あんた、30年近く休みごとにそう言っているんじゃないの」

と申します。

ウ―ム、そこで自己嫌悪に陥っている夫に対して

妻としてどうしてやさしい言葉がかけられないんだよ。

自業自得(?)


10月1日(土) イチローおめでとう


昨夜は深夜一人で図書館から借りてきた

1977年(昭和52年)角川映画「人間の証明」監督 佐藤純弥 主演 岡田茉莉子

松田優作 ハナ肇 ジョー山中 三船敏郎 鶴田浩二

季節はずれの映画であります。

終戦後の米軍占領自体に起こった不幸が現在の太平洋を越えた

母親探しにつながっているという一種の因果物語。

仕掛けは「西条八十詩集」と古びた麦藁帽子。

松本清張「砂の器」が被害者が言った「カメダ」が人の名前か地名か

問題になるようにこの映画では「キスミー」という言葉が何なのかが

問題となります。

一度昔見たことのある映画ですが、今見てもかったるい。


何か冒頭のファッションショウのシーンが延々続きます。

それにみんな勝手に演技をしております。

この映画なら同じ角川映画でも私的にはあれほどボロクソに言われた

「天と地と」の方がよほど面白い映画でありました。

それに映画がヒットしたのでテレビドラマ化したりテレビドラマが

ヒットしたので映画化したりした場合にはほとんどと言っていいほど

オリジナルの方が面白いのですがこの映画は別です。

去年フジテレビで放映された竹野内豊主演の「人間の証明」の方が

圧倒的な面白さがあった気がします。

あのドラマの銀座のバーに勤める妻を寝取られた国村隼と

寝取った風間杜夫の二人芝居は素晴らしいものがありました。

それにしてもこの映画のラストシーンで「キスミー」を訪れた

岡田茉莉子を松田優作とハナ肇の二人の刑事が追跡しますが

最後、朝焼けの高原で岡田茉莉子は投身自殺。

これをデクの棒のように眺める二人の馬鹿刑事。

コラッ、気取ってないで身柄を迅速に確保しろよ(笑)。

解決までは鋭い推理をしながらどうして

いざ逮捕の段になると日本の映画やドラマの刑事は馬鹿になるのか(?)

見終って激しい消耗感に襲われました。

ただこの映画を見たお陰で昔まだ子どもが長男しかいなかった頃、

長男と私と妻と三人で軽井沢から「キスミー」を抜けて横川に

ハイキングをしたことを思い出しました。

まだ長男は二歳、私と妻は三十代前半。

帰りの電車の中のサントリートリスのポケット瓶を

ストレートで飲んだことまで思い出しました。

みんな若かったなあ(泣)。


起床7時。

朝食、トースト、卵焼き、レタス、熱い紅茶。

★★高校へ行き授業。

その後、同じ校舎内で場所を変えて二年生の

保護者の方への講演会。

横にウイングの広い教室に150名ほどの

保護者の皆様が集まっていました。

ここで一時間の大演説。

子どもを「見張る」のではなく「見守る」。

そして子どもの考えていることを「見破る」。

最後は子どもを「見捨てる」ことをするな。

そんなことをすると自分が歳とった時

子どもに「見捨てられる」。

なんて勝手なことを言いながら保護者の皆さんに

おおいに笑っていただきホッと一安心して講演は無事終了。


帰宅すると12時20分。

いそいでテレビでNHKBSを見ると「マリナーズ対アスレチック」戦

イチロー既に5年連続200本安打を達成しておりました。

ウ――ン、遅かりし由良之助。

昼食をいただきながら最後まで観戦。

この日はマリナーズ4対1で勝ちました。

イチロー、5打数4安打。打率3割1厘。

残り2試合で是非3割をキープし

5年連続 3割 200安打 100得点 30盗塁

をキープして欲しいとおもいます。

イチロー、おめでとうございました。

後2試合がんばれイチロー。

午後、妻と二人で体育館に運動に行きました。

私は珍しく気合入りまくりで運動。

金欠病に勝つにはまず体力(?)