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2月28日(月) 蝋燭は何本が正しいのか
昨夜のテレビニュースは各局ともに岐阜県中津川の家族五人殺害を
大きく報道していました。
市営老人施設の事務長が家族に無理心中を迫ったのではということであります。
この事務長という人は非常に性格のやさしい人だったそうですが
57歳ですから私とまったく同じ世代です。
それにしても85歳の母親と2歳と生後3週間の孫まで殺すとは珍しいのでは。
どの番組も無理心中としても理解不能のようなコメントをしていました。
以前にアメリカで日本人の母子が「無理心中」を図って生き残った母親が
殺人罪で起訴されたという記事を思い出しました。
私たちには「無理心中」は「殺人」だという認識が足りないのかもしれません。
それでも昭和の頃の家族の無理心中というのは
ほとんど「経済的要因」だったのように思います。
五人の家族を殺害せざるをえないという想いはもう明らかに異常です。
そのことに職場の人も地域の人もそして家族さえもが気づかなかった。
そのことはそのことでまた恐ろしい気持ちもしてきます。
いったいどういう事情が隠されているのでしょうか。
起床5時40分。
娘を車で駅まで送っていきました。
帰宅すると玄関先に妻が立っております。
「こんな朝早くに何かあったのか!」
心臓が早鐘を打ちましたが妻が
「あんた、あの子が定期券を忘れたのでまた迎えに来てって電話があったのよ」
その言葉を聞いて安心したというか脱力感に襲われたというか(笑)
再び駅に向かいながら
・・・定期を忘れたのなら俺が届ければよかったのでは・・・
と思いましたが面倒でそのまま駅に向かいました。
駅で娘を拾い帰宅。
娘は二階に駆け上がり定期券を探してきました。
それから今度は妻が駅まで送っていきました。
帰宅した妻に
「定期を俺が持っていけば早かったのに」
と申しますと妻が
「定期がどこにおいているのか本人が自信がなかったのじゃないの」
との返事であります。
そういうことかと思いつつ朝食、トースト、レタス、卵焼き、野菜ジュース。
朝刊、訃報欄にピーター・べネンセンという人が亡くなったと報じられています。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの創立者だったそうです。
83歳。オックスフォード大卒業。弁護士になり61年5月に「良心の囚人」の釈放運動を開始。
アムネスティは世界150カ国以上の計180万人を超える会員がおり日本支部も70年に設立されました。
私は30歳を過ぎた頃にこの組織の賛助会員をしていました。
細かいことは忘れましたが年会費を払うと毎月葉書が数枚入った手紙が送られてきました。
世界で政治・宗教・信条によって迫害を受けて刑務所にいる人々を精神的援助をするために
囚人が属する国の政府に対して釈放を嘆願する葉書に署名して送るということが
賛助会員の仕事でした。
私も毎月その葉書を送っていましたが引越しとともにいつのまにかやめてしまいました。
午前中、予備校のテキスト作成の作業。
午後は新刊書店に出かけ雑誌と自宅で教えている生徒のために問題集を購入。
その足でケーキ屋さんにケーキを買いに行きました。
今日は妻の誕生日、妻の誕生日は閏の2月29日。
去年は閏年でよかったのですが、閏年以外は我が家では28日にお祝いをしています
と書きながらアレッ3月1日にしていたのかなと不安になりました。
ケーキ屋さんのケーキの入ったケースの前に立ち思案しました。
3500円、3000円、2500円、1700円のデコレーションケーキが並んでいます。
昔、バブルの頃は妻の誕生日には私も1万円も出して
真っ赤な薔薇の花を買って帰ったものでした。
けっして愛情が薄くなったわけではありませんが(笑)、それも今は昔の物語。
結局、愛は金ではないと自分に言い聞かせつつ(笑)1700円のケーキを買いました。
「何とかしろ、小泉、この状況を」
っていうのはやつあたりというものであります(?)
ケーキ屋さんの若いキビキビした女性店員が
「お誕生日でしたらお名前いれますか」
と申します。お願いしますと答えました。それから
「蝋燭は何本にしますか」
と訊かれました。
いつものことながらウーム、何本頼むのが正しいのかとハタと考えてしまいました。
まさか50本とか60本などとは言えません。仕方なく
「5本お願いします」
と答えました。
もしかしたらあの店員さんは子供か孫(!)の誕生日なのかと思ったかもしれません。
しかし、妻の誕生日に強迫観念のごとくケーキを買って帰るのも
結婚して三十数年妻にずっと悪いことをしてきたという贖罪意識が発動しているのでしょう。
人間の恐ろしいところはそのような贖罪意識を持ちながら
また新たなる罪を犯していくというところでありましょうか。
こういうのを「業」と言います(?)。
てなことを書いていると突然電話が鳴り出てみると
私が自宅で教えている不登校の中学生。
うれしそうな声で
「先生、今日の期末試験英語は90点はとれました」
と申しております。思わず私も力が入り
「そうか、よかった、よかった。これでお前も勉強に自信が持てるだろう。
これからも一緒にがんばろう」
と言いますと
「ハイ、がんばります」
と珍しく明るい声で答えました。
本当によかった、よかった。
2月27日(日) テレビの公共性ってほんまかよ
昨夜は東京・吉祥寺で次男に再会し調子に乗って
慣れない日本酒を五合以上飲んでかなり酔っ払っていました。
もう一軒はしごしようかとカウンターバーの階段を下りていきながら
店内の音楽がうるさいそうなのでやめてしまって正解でした。
あのまま飲みつづけていたら何年ぶりかの嘔吐に襲われていたかも。
帰宅してからこのパソコン日記をヘロヘロになりながら必死で書きおえて
風呂に入りその後習慣的にチュウハイを二杯いただきその後インスタントラーメン。
布団に入った後、さすがに気持ち悪くなって眠れやしません。
仕方なく図書館から借りてきた本を読み初めました。
「下山事件」森達也 新潮社
森達也は「A」という映画で有名となったテレビディレクター
私は未見ですが悪名高いオウムの素顔をハンディキャメラで撮った人です。
1949年(昭和24年)7月5日、当時国鉄総裁であった下山定則氏が
出勤途中日本橋三越に立ち寄りそこから行方不明になりました。
翌朝、常磐線のレール上で轢死体で発見されました。
他殺なのか自殺なのかを巡り警視庁、マスコミ、大学の法医学学者も真っ向から対立
今だに真相は謎とされる大事件です。
これが読み出すと実に面白い。
二日酔いで頭はガンガンしているのに、本の内容にグングン引き込まれる。
べロンベロンに酔った後に絶世の美女に遭遇してしまった不運といえばいいのか(?)
結局、途中で気が付くと枕元のスタンドをつけたまま眠っておりました。
起床7時。
喉がカラカラに乾いているのは完全に二日酔いの兆候です。
眼を覚ました時に昨日次男とベラベラ4時間近く喋ったうちの
「おやじ、金がなくて大変だろう。俺が給料をもらったら少しでも仕送りするよ」
なんてありがたいお言葉が甦ってきました。
しかし甘い言葉と暗い夜道は用心するのが第一です。
その手は食わぬ桑名の焼き蛤
なんて一人で笑っているうちに頭はスッキリ。
自分で朝食を作りました。
トースト1枚、レタス、野菜ジュース、熱い紅茶。
トイレに何回か行っているうちにアルコールが切れていきました。
8時からTBSテレビの報道番組を見ますとやっぱり
ライブドアとフジテレビの対立が話題になっていました。
コメンテーターが盛んに「テレビの公共性」「テレビ局の編集権の独立」を力説していました
私はどこまでこの人たちは本気で言っているのかと疑いました。
「編集権の独立」とは一つはテレビ局外部の政府とか圧力団体に対するものと
テレビ局を経営している経営陣に対する二種類のものからの独立でしょう。
ところがフジテレビは今最も視聴者の注目を引いているライブドアの堀江貴文社長を
フジテレビに出演させません。
これはどう考えてもフジテレビの経営陣の意向なのでしょう。
これに対してフジテレビの現場の編集権を持つ編成局や現場のデレクターは
おかしいとは思わないのでしょうか。
堀江貴文はいかなる違法行為もしていないのに出演をパージしているのは
私に言わせると経営陣の意趣返しという観点からだけでしょう。
ゆえにフジテレビは「公共性」を持っていません。
また「編集権」は独立していません。
こういう事件が起こった時にありもしないものに美辞麗句を並べたて
とんでもないことを言い出す連中がいますので注意しましょう。
もしフジテレビ自身が「テレビの公共性」「編集権の独立」を力説するのならば
フジテレビの報道局が堂々と堀江貴文をフジテレビに呼び
生放送でフジテレビ会長と対談させお互いに同じ時間をかけて
議論し言いたいことを言い視聴者にこの問題においてどちらが
正しいことを言っているのかの材料を提起することでしょう。
もしフジテレビ内部にこのような意見がまったくないとしたら、
こんなことも出来なくてどこが「テレビの公共性」で何が「編集権の独立」かと
笑いたくなってしまいます。
まして私が言うようにフジテレビに当事者同士が登場して
白熱の議論をすれば視聴率は50パーセントは堅いと思います。
そしてライブドア、フジテレビ、どちらの意見を支持するにしろ
「フジテレビはやることが大人だなあ。これこそが本当のテレビの公共性なんだ」
と賢明な視聴者は思うでしょう。
この千載一遇の機会を会長以下平社員に至るまで自ら放棄しているなんて
それでテレビマンかよって半畳もいれたくなります。
午前中、生徒が来て授業。
昼食、焼きそば。
午後は昨日から読んでいた森達也「下山事件」を読み切りました。
なかなか面白いドキュメントでした。
その後、隣町の体育館へ運動に行きました。
ストレッチ、筋トレ、静止バイクに30分。
すっかり体内のアルコールもとれた感じがします。
心臓、肝臓、腎臓、順調に機能しているようであります(?)
帰り道は鼻歌気分でありました。
ところが国道18号、これから高崎市という地点で道路は大変な渋滞。
オイオイオイ、いったい何があったのだと思っていても
二車線ともにノロノロ運転。
外はたそがれて来て夕焼け空。
18号沿いに流れる烏川の対岸の丘陵の上にあるラブホテルの
ネオンが夕焼け空に輝いております。
ボーとそのネオンを見ているうちに気分はメランコリック。
思わず口から出てきたのは
♪ 友と語らん すずかけの道 通いなれたる学び舎の街
なんて歌であります。
どこがラブホテルと関係あるんだよ。
自分の心が自分でわかりません(笑)。
車列がノロノロ進行していくと前方にパトカーが見えました。
道路上にバンのような車が見事にまっさかさまに上下逆になって
大破していました。
スピードを出し過ぎて右折か左折かに失敗したのでありましょうか。
典型的スピード出しすぎの自損事故(?)
家に帰り着くのに40分もかかりました。
帰宅してこの日記をつけて今日が終わりました。
2月26日(土) 東京暮色
起床6時半。
朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、熱い紅茶。
妻に車で送ってもらって高崎駅へ。
新幹線で東京へ行き中央線で西八王子へ。
西八王子駅に降り立った途端に風の冷たさにびっくり。
体感温度は高崎より2度か3度低くてブルブル震えました。
私立八王子高校に到着して一休みして進路講演会。
午前中、午後と普通コースと特進コースの100人前後の父母の皆さんに対して一時間づつの講演。
皆さん、熱心に聞いていただき感謝あるのみ。
終わってみると喉は枯れる、腰は痛むわで、山川草木うたた荒涼的疲れ方。
それでも講演を聴いてくれた父母の皆さんに何か役に立てばといつも思います。
先生方にご挨拶を終えてから中央線で吉祥寺へ。
井の頭口で次男と久しぶりの再会であります。
井の頭口に現れた次男の姿はなにやらヤング・ホームレス。
親子の待ち合わせというものはいつもどこか照れくさいものがあります。
次男の案内で吉祥寺で有名な「いせや」という焼き鳥屋に入りました。
土曜日のたそがれ時のせいか店内満員。
学生がいて労働者がいてサラリーマンがいて外国人がいて
広い店の隅で二人で飲み始めました。
「おやじ、俺はビールでいいよ。今、花粉症だから」
と鼻をグジグジさせながら申します。
「就職内定おめでとう」
ということで二人で乾杯。
いつものことながら飲み進むうちに二人ともなぜか気合が入ってきて
ビールの後は二合の熱燗を6本も飲みました。
久しぶりの日本酒で私は出来上がり。
午後4時に飲み始めて8時まで4時間二人で飲みながら喋っていました。
なにやら二人で十年分を喋った気持ちがしました。
思い返せば五年前、妻と上京して次男の大学入学のための下宿の引越しの
手伝いをしてから早五年の歳月が経ちました。
あの時は引越しが終わってから三人で桜が満開の上野公園を散歩してから別れました。
これで次男の就職も内定したので次男が無事大学を卒業して、長男が三月発表の国家試験に
合格して大学を卒業しさえすれば我が家の金食い虫たちのいよいよ駆除(笑)されます。
飲み屋で次男と二人で飲みながらつくづく感じたのは五年間(!)大学に通った割には
歳をとっただけであまり変わらないように思えるのは父親の杞憂というものでありましょうか。
酒が体に回ってきて、一年前か、二年前、私が上京した折、神田であって一緒にお酒を飲みましたが
その折り、別れる時に次男が突然
「おやじ、俺はお茶の水までの定期があるから神田から乗ると
運賃がもったいないので御茶ノ水まで歩くよ」
なんて言い出して私も一緒に神田の飲み屋からトコトコ二人で
御茶ノ水駅まで歩いた時のことを思い出しました。
「あの時は親孝行みたいな顔をしながら、その後留年しくさって!」
と私が申しますと
「ウハッハッハッ、そんなこともあったね」
なんて平気な顔をして申します。ついでに日頃から
不思議に思っていたことを尋ねてみました。
「お前、どうして大学を中退しようと思ったんだよ」
「フッ、フッ、フッ、若い頃は悩みが多いもんよ」
なんて能天気な顔をして申します。
その言い方が気にいらねえ(笑)。
かなり出来上がったところで下宿に帰る次男と吉祥寺駅で別れました。
東京駅に出て新幹線で高崎まで行き駅に妻に迎えに来てもらいました。
私が車に乗り込むと同時に発した妻の第一声。
「旅男、元気そうだった?」
には笑ってしまいました。
夫の苦労など眼中になし。
帰宅してこの日記をつけました。
昔、東京に住んでいた頃、様々な人生の失敗をしましたが
子供にはそんな失敗をさせたくないと思っておりましたが
子供の未来なんて親にさえ予想がつきません。
「親思う心にまさる親心」
という言葉も子供が親を思っていることを前提に成立しますが
我が家においてはこれはどうも怪しい気がしております(笑)。
分け入って分け入っても青い山 種田山頭火
どうもまだ酔いが醒めていないのかいつも以上に
わけのわからぬ日記になってしまいました。
今日は二・二六事件勃発から69年。
2月25日(金) 今日は英雄、明日は・・・
昨夜は図書館から借りてきたビデオを見ました。
1997年 香港映画「ダウンタウンシャドウ」監督 テディー・チャン。
主演 金城武 チャン・シュウチョン。チャーリー・ヤン。テレサ・リー。
先日も金城武の香港映画を見ましたが今回の映画は凄い。
香港の経済スパイが香港警察の公安局から贋造紙幣の元版を
奪取するように依頼され四人の男女がチームを組んで
犯罪組織に挑戦するという物語であります。
映画の冒頭からスピーディーでスタイリッシュな構成と映像にビックリ。
「娯楽活劇」としてもよほど脚本がしっかりしているのか、また制作費が多いのか
ハリウッド映画を抜くようなレベルの高さであります。
日本映画は脚本・資金力・演出力の欠如を製作陣と出演者の
情念と根性と怒鳴り声でカバーしようとしているのでありましょうか。
なにやらいつか来た道(?)
いまや完全に中国、台湾、韓国、香港映画に抜かれているのか。
これでは日本映画はアニメ映画を覗いては国際進出は無理(?)
映画を見たついでに同じく図書館から借りてきた
「キネ旬ムック・男優倶楽部 日本映画の若手俳優たち」
というキネマ旬報社発行の写真集にサラッと眼を通しました。
この写真集に登場してくる役者の中で私の好きな俳優たちは
あまり若くもなくみんなオッサンと言ったほうが適切(笑)
中井貴一 佐藤浩市 永澤俊矢 寺島進 中村トオル
遠藤憲一 金山一彦 香川照之 江口洋介 金城武 (順不同)
こう並べるとよくわかるのはどこかハードボイルドっぽい俳優ばかり。
断然純粋二枚目は金城武のみ。
元二枚目が中井貴一と佐藤浩一。
バタ臭いゴリラ顔が江口洋介と永澤俊矢。
●暴っぽいのが遠藤憲一と寺島進。
階級分けすると幹部が遠藤憲一、チンピラが寺島進。
太り気味、顔が水ぶくれの危険を秘めているのが佐藤浩市と永澤俊矢。
いつもクール宅急便が中村トオル。
砂漠の太陽のようにひたすらギラギラしているのが遠藤憲一。
帝国陸軍下級兵士にピッタリなのが香川照之と金山一彦。
のてな調子であります。
夜、雪が降り出して妻が
「明日も雪が降ると嫌ね」
と何度も申します。
太郎の屋根に雪が積もっても次郎の屋根に雪が降り積もっても
道路に降り積もらなければそれはそれでいいのですが。
妻も私も車にチェーンを装着するのが大の苦手としております。
起床6時半。
雪が上がっていて雨模様の天候。
それでも雪が積もっていないので一安心。
車で娘を駅まで送っていきました。
朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、熱い紅茶。
妻がバーゲンで買ってきた野菜のパックジュースが20本ほどあり
これを消費していかなくてはなりません。
野菜ジュースと熱い紅茶だけでもうお腹ドボドボ。
昔、まだ二十代、三十代の若い頃にはカルピスが大好きで
眠り前にどんぶりにカルピスを入れて飲みながら初恋の味を
満喫していたのが夢のようであります。
少年老いやすく、食太くなりがたし。
朝刊、またまたライブドアVSフジテレビ。
ニッポン放送がフジテレビジョンを引受先とする第三者割り当てによる
新株予約権の発行を決定したのとのこと。
これに対しライブドアはニッポン放送を相手取り
予約権の発行差し止めを求める仮処分を東京地裁に申請するとのこと。
いまやもう、「紅白歌合戦」「白井義男VSパスカル・ペレス戦」「阪神VS巨人戦」
はたまた「柏鵬戦」「アントニオ猪木VSタイガー・ジェット・シン戦」を超えて
ライブドアとフジテレビの対決は「平成名勝負物語」の大一番になるのは確実であります。
経済にまったく疎い私でさえが以前ならば、「堀江」と聞けば「謙一」と答えていたのが
いまや「堀江」と聞けば「貴文」と答えるレベルまでに到達しました(笑)。
かつ私は断固として堀江貴文支持派であります。
私がこの日記で断固支持してきた人たちは
野村沙知代 田中真紀子 辻元清美 鈴木宗男
の四人であります。
これらの人たちに対するマスコミと世間の
手のひら返しのような袋叩きが気にいらねえよ。
持ち上げるだけ持ち上げておいて形勢不利となると
含羞もなく叩き落すその姿勢が気にいらねえよ。
午前中、生徒が来て授業。
午後はパソコンに向かい作業。
その後図書館に行きました。
図書館のお陰で本とビデオが無料で借りることが出来るので
私も何とか生きていけます(?)
2月24日(木) ウトウトしつつ
昨夜はテレビで見るものもなく図書館から借りてきて
この数日読んでいた本を読み切りました。
「てっぺん野郎 本人も知らなかった石原慎太郎」佐野真一 講談社
474ページの厚い本でした。
著者も本の中で多くの人が誤解していると強調しているように、
私も石原慎太郎、裕次郎の兄弟の父親は外国航路の船長だと思っていました。
しかし、実際は戦前の山下汽船に15歳の時に就職し戦争中は
小樽、樺太などで原生林の伐採の親方的仕事をしていたそうです。
最後は山下汽船の子会社の重役にまでなったそうですから
代表的たたきあげの人間だったことがよくわかりました。
ですから生まれつき湘南のブルジョワ的一家だったわけではありません。
もう一つ驚いたのは弟の裕次郎の方が兄よりも文才も画才もあったのでは
ないかと佐野真一が推理しているところです。
そうだったのという意外な思いがしました。
慎太郎自身も地方に出かけるたびに「ああ、裕次郎のお兄さん」
とか言われて弟にそれなりのコンプレックスをもっていたそうです。
この本を最後まで読み切ったのは石原慎太郎の人生が面白いのか
はたまた佐野真一の綿密が調査が推理小説のようで面白かったのか。
私は佐野真一の本をあまり読んだことがありませんが
数年前に話題になった「東電OL殺人事件」よりもそれ以前の
遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 人間発掘 文藝春秋社
の方に圧倒的に感動しました。
山形の行き深い貧しい村に戦後若い教師がやってきて43人の生徒を指導します。
この子供たちの書いた作文が「やまびこ学校」という本で出版され
日本中で大評判になり映画化もされました。
その43人の生徒のその後の人生の軌跡を追ったドキュメントがこの本です。
以前、この日記にも書きましたが、この本の中で一人の生徒が
東京近郊の農場で独身のまま貧しい小作人として働き老いを迎えながら
いまだに無着成恭に教えてもらったことを誇りにしていることに
感動して涙ぐんでしまったのを覚えています。
その時のことを思い出しながら考えて見ると
読書は人を感傷的にするのかとも思えます。
起床5時30分。
車で娘を駅まで送りながら考えごとをしていると娘が
「父さん、道を間違えているよ。昨日も間違えたよね」
と申しました。
考え事をしていると不思議なことに車は駅に向かわずに
通いなれた職場である予備校に向かっているのが不思議です。
娘を駅で降ろして帰り際に国道18号から榛名山の背後に
でっかい満月のような月が沈んでいこうとしているのを見て
なぜかその大きさにギョッとなりました。
朝食、トースト、レタス、紅茶。朝刊、一面
ニッポン放送の大増資を計画 新株予約権、最大3000億円
フジテレビがニッポン放送の子会社化を狙う
という活字が躍っております。
まだまだ続く「ライブドアVSフジテレビ」戦争。
午前中、生徒が来て授業。
今度の試験範囲の社会も教えて欲しいと言われて
教えましたがこれが結構難しいものがあります。
たとえば「大東亜共栄圏」という言葉が教科書に出てきますが
意味がよくわかっていないみたいですのでホワイトボードに
「亜細亜=アジア」と書いて「大」は単なる修飾語、
東亜は「東亜細亜」の略と説明してやらなくてはなりません。
この手で丁寧にやっていくと生徒に一番わかりにくいのが
結局、治安維持法とか中国国民党と中国共産党の対立などに
登場してくる「共産主義」という言葉です。
これを簡単かつ理解できるように教えるとなると大変です。
教えている本人がよくわかっていないのですから(笑)。
午後はそろそろ春期講習のテキストを作らなければと思いつつ
結局、置き炬燵に材料を揃えながら朝が早いせいかウトウトとなってしまいました。
どうもダラダラとしていると気力が湧いてきません。
これではいかんなあ、いかんなあと思いつつ置き炬燵でウトウト。
このウトウトの気持ちよさは何にたとえればいいのでしょうか。
午後4時過ぎになってやっと心を入れ替えて作業に掛かりましたが
こういう時こそ本当に遅々として作業が進みません。
結局、途中で分投げパソコンに向かい作業。
夜は生徒が来てまた授業。
2月23日(水) ハミングしたくなる朝
昨夜のテレビ大リーグもいよいよ春期キャンプに突入とのこと。
マリナーズのイチロー選手もニュースに登場していました。
松井選手が先日アメリカに向かう時にはテレビニュースになっていたのに
イチローの場合はなかったような記憶がしていますが。
腹が立ったので図書館から借りてきたビデオを見ました。
「イチロー メジャーへの軌跡 〜少年の遥かなる想い〜」 関西テレビ放送製作
イチローが大リーグシアトルマリナーズに入団する直前までの
日本での活躍を記録した番組でした。
その中でインタビューに応じたイチローが珍しく
「どんなに一生懸命がんばっても球場のお客さんが少ないのは辛いものがありますね」
と弱音を言っていました。
大リーグをめざしたものこのオリックスの観客動員数が一因だったのか。
しかし、もし今年パリーグ新球団の楽天が仙台球場を満員にするようなことが
続出すればこれまでの閑古鳥の泣くパリーグの試合は何だったかということになります。
すでに旧ダイエー、北海道札幌に進出した日本ハムなどが観客を動員していますから
今年はもしかもっとも観客動員数が少ないのは巨人になるのでは(?)。
これまで新聞・テレビ・ネットを見る限り巨人に何か明るい材料はないように思えます。
今年は清原以下坊主頭が流行しているそうですが
シーズン終わりには責任をとって全員が坊主頭(?)
♪明日という字は明るい日と書くのね
危うし巨人(笑)
起床5時半。
娘を車で高崎駅まで送りました。
帰宅して自分でトーストを焼いて、レタス、野菜ジュース、卵焼きの朝食。
そこまでは何事もないいつもの朝でした。
妻が寝室から出てきました。
昨日は疲れたのかお風呂も入らず寝てしまっていた妻が
風呂場の片付けでもしようとしたのかガタゴト音が聞こえてきました。
その直後に突然妻の素っ頓狂な声が聞こえてきました。
「あんた!これ何買ってきたの」
突然家中に響く鋭い糾弾の声。
生き魚が急速冷凍されたように身がこわばる一瞬であります。
何買ってきたの????
エーと、そうそう、昨日、腰痛防止用コルセットを買う時、
一軒目のドラッグストアーでそろそろお風呂のボデーシャンプーが
切れるので詰め替え用のボデーシャンプーを
買ってきたことをやっとこさ思い出しました。
「250円で安売りしていたボデーシャンプーだけど」
と震えながら返事をしました。すると今度はうつろな笑い声が響きました。
「何がおかしいんだよ」
「何がおかしいって、あんた、これボデーシャンプーじゃないわよ」
「???、だって、素肌にやさしいやわらかさって確か書いてあったぜ」
と申しますと、妻がその詰め替え用ボデーシャンプーを持って居間兼食堂に登場。
その表情はもう怒りを通り越して愚かな夫を哀れむ悲哀のまなざしであります(?)。
私は何度このような妻のまなざしに晒されたことか。
「あんた、ねえ、これは洗濯する時に用いる柔軟材という奴よ」
「だって、素肌にやさしいやわらかさって書いてあるだろう」
と私がオウム返しに先ほどの言葉を繰り返すと
「それはねえ、これを使うと洗濯物の生地が柔らかくなって素肌に気持ちいいって意味よ」
そんな、それこそ牽強付会、驚くべき解釈であります。
妻が手に持っている製品を見ました。
どこから見ても形状が詰め替え用ボデーシャンプーそっくりであります。
「花王石鹸のハミング」、どこで区別をつけるんだよ。
それに何というネーミング。
ハミングなんて商品名をつけられると私だってボデーシャンプーで
体を洗いながら気持ちよくなって思わずハミングしてしまうという
イメージが浮かぶではありませんか。
しかし、私はそれでも最後の抵抗、弱々しく妻に言いました。
「俺が悪いんじゃないよ。そんな間違いやすい商品を売っている花王石鹸が悪いんだよ」
妻は私の言葉に対して何も返事をしてくれませんでした。
それからしばし家の中に重い沈黙が続きました。
私も夫としてこの沈黙をなんとかしなくてはなりません。
それで妻が仕事に出かける時、私は表まで送りに出て空を見ながら一言
「今日はハミングしたくなるくらい晴れているなあ」
と申しました。
私の言葉に妻の背中がゲタゲタ笑っているのがわかりました。
これでまた静かな夫婦生活が戻ってくるか(笑)。
午前中、生徒が来て授業。
午後には市役所に書類を取りに行きました。
それからパソコンで作業。
この日記をつけおわってこれからまた生徒が来て授業。
それにしても昨夜もしお風呂であの「ハミング」を使って体を洗っていたら
私の柔肌はいったいどうなっていたのでありましょうか(?)
2月22日(火) コルセット奇談
昨夜のニュース番組、日本テレビにライブドアの
堀江貴文社長が登場。質問している女性アナウンサーが堀江社長が
フジテレビの経営権を得た場合
「テレビの編集権は大丈夫なのでしょうか」
なんて馬鹿な質問をしています。
もちろん堀江社長はそんな仮定の質問に答える必要はないと申しておりましたが
この女性アナウンサー、NHKの番組に対する自民党議員の
編集権介入に対して抗議していたのかなあ(?)
何か今回のライドドアの問題についてまるで浦賀にペルリが来たような騒ぎですが
迷妄は迷妄を引き起こします。その代表は森元総理大臣。
「お金を使えばなんでも出来ると思うのは戦後の教育が間違っていたせい」
なんて申していましたが去年どこかで聞かされた台詞であります。
「金があったら何でもできるというわけじゃないだろう」
と言っていたのが確か読売の渡辺恒男社長ではなかったのでは。
先刻の日本テレビのアナウンサー、この渡辺発言を批判したのでしょうか。
また森、渡辺、ともに金を使って好きにやってきた
西武の堤義明を批判したことがあったのでしょうか。
こう考えるとこの連中はその時その時
まったくいい加減な発言をしているのがよくわかります。
市場の自由化、日本の国際化の観点からするとフジテレビの経営権を
リーマンが持とうとディズニーランドが持とうと全然関係ありません。
どこが経営していようと「いい番組」であれば視聴者は見るし
「どうしようもない番組」であれば視聴者は見ないでしょう。
それが市場原理というものでしょう。
どこが所有しようと視聴者が誰一人見なければそのテレビ局はつぶれるはずです。
いっそうのこと、NHKがあるのですから民放は外国資本が一局か二局が持ち
いい番組の競争をさせた方がテレビ番組製作も活性化されていいのでは
なんてどうして考えないのか私には理解できません。
いい本はアメリカ人が書こうが日本人が書こうが読者は読む。
いい番組はアメリカ人が作ろうが日本人が作ろうが視聴者は見る。
この原則さえあれば私には後はライブドアつぶしにしか見えませんが。
と私も無理して難しそうな話をしておりますが、TBSの小倉弘子アナ、
どうしたのでしょうか、ヘアースタイルを変えてヒッツメにしています。
どうか元の髪に戻してください。何か髪を後ろに束ねたお陰で
顔全体が巨大に見えてまるでおたふく風邪になったように見えてしまいます。
小倉弘子アナ、昔、私が好きだった女性によく似ているのでなおさら気になります。
よろしくお願いします(笑)。
起床7時。
いつもと一時間遅れで娘を高崎駅へ送りに行きました。
早く起きなくて楽ではありますが道路が混んで混んで。
何事も一長一短。
午前中、生徒が来て授業。
午後、まず1000円の散髪に行きました。
何度行ってもこの散髪の速さは感動物です。
10分で終了するなんてリーゾナブルな価格と時間は私のような人間にはピッタリ。
その後、今装着している腰痛防止のためのコルセットの接着部分が
弾力をなくしずれ落ちそうになるのをズボンのベルトで止めている状態です(笑)。
私は花粉症なんて一度もなったこともありませんし、風邪も一年に一度
引くくらいで体力はないのに病気にはならないという特異体質ですが
それでもこの腰痛だけはどうしようもありません。
大昔、子供が小さいな頃には私が腰痛になって痛みをこらえながら
部屋をウロウロしていると子供たちが
「お父さん、どうしたの、おじいちゃんみたいだよ」
なんてキャッキャッ囃し立てたものですが、それから10年も過ぎて
同じように私が腰痛になってウロウロしていると
「おやじ、じいさんみたいでみっともないぜ」
なんて冷たい顔でもうハードボイルド的お言葉に変わっておりました。
新しいコルセットを買いに大きなドラッグストアーに行きました。
ところがイロイロある腰痛防止コルセット高いのは5000円、一番安いので3000円もします。
「アレッ、確か一年前に1800円で買ったのに」
と不思議になりました。
仕方なく去年コルセットを買った駅前の薬局を思い出しそこに行きました。
しかしやっぱり最低3000円です。
こうなりゃ意地だともう一見巨大ドラッグストアーに行きました。
ところがやっぱり最低3000円。
ここでギブアップ、3000円のコルセットを買いました。
帰宅してグッタリ。
仕事から帰ってきた妻に
「1年前に1800円だったコルセットが今は3000円だぜ」
とブツブツ言いますと妻が呆れた表情で
「あんた、何言っているのよ。あんたがそのコルセット買ったの4年前なんじゃないの」
と叫びました。
「エッ、そんなになるのかよ」
と返事をしますと
「あんたは昔のことはいつも一年前だと思っているんだから」
と完全にボケ老人扱い。
オイオイ、俺だってお前さんと結婚して30年過ぎたことくらい
わかっているぜという言葉をグッと飲み込みました。
ならぬ堪忍するが堪忍(?)。
テレビに西武の堤義明東京地検に事情聴取というニュースが流れました。
2月21日(月) ハバナとうなぎ
日曜、夜のテレビは私的にはあまり見る番組もありません。
と、「私的(わたしてき)」という言葉を使ってみましたが
やっぱりこの言葉は駄目ですなあ。
どこか自分が幼稚になったようでいけません。
テレビ番組に面白いものがない時には読書かビデオ。
仕方なく図書館から借りてきたビデオを見ました。
1990年 アメリカ映画「ハバナ」監督 シドニー・ポラック
主演 ロバート・レッドフォード レナ・オリン。
1959年1月1日に成功したキューバ革命前夜を舞台にした作品。
アメリカ人ギャンブラーがキューバで謎の美女と出会います。
この美女の夫がシエラ・マエストラ山脈にこもってゲリラ闘争をしているカストロたちの同志。
このハバナの名門出身で魅力的な男が当時の独裁政権である
バチスタ大統領の軍情報部に妻ともども逮捕されます。
男は殺害されたと新聞に報道され主人公のギャンブラーが
賄賂を使って妻を救出します。
ところがこの妻がキューバでバチスタ派と革命軍が衝突している
サンタ・クララに向かってしまいこれをギャンブラーが追いかけていきます。
そして二人でこのキューバを去ろうと約束しますが実は殺されていた筈の
夫が拘束されていただけだとわかりギャンブラーが夫を救出します。
そして革命軍がハバナに近づきバチスタ大統領は亡命。
夫と妻はキューバに残りギャンブラーは一人さみしくキューバを去っていきます。
何と言えばいいのか、キューバ版「カサブランカ」と申しましょうか。
それにしてはロバート・レッドフォードは中年太りが凄すぎて
何やらギャンブラーというより元レスラーの雰囲気。
謎の美女、つまり革命派幹部の妻の役を演じているレオ・オリンという
女優が残念ながらイングリッド・バーグマンの美貌と深みがありません。
どうせなら岸恵子が主演してキューバ版「君の名は」にした方が良かったのでは(?)
まあ、バチスタ派の連中もアメリカ人の連中もそれなりの人物造詣はしていますし
細かく作ってはいるのですが、やはり後一歩感動が足りません。
ラスト、船でキューバを脱出する主人公を女性が見送りに来ますが
その前にアメリカ人のグルメ記者が主人公と会います。
この場面が明らかに「カサブランカ」でハンフリー・ボガードと
ビシー派の警察署長役のクロード・レインズとの対話を意識していることがわかります。
このグルメ記者、男色の疑いをもたれていますが実はCIAの情報員。
主人公「これからどこへ行くんだい」
男「バージニアかな」
主人公 「・・・・・」
男「極東のインドシナへ行ってインドシナ料理という本を書く予定だよ」
主人公「インドシナってだいたいわかるがどこにあるんだよ」
男「遠い、遠いところだよ。じゃあ、またな」
CIA本部があるのはバージニア州ラングレー。
インドシナは明らかにベトナムをさしています。
アメリカは既にこの頃にベトナムへの介入を決意していたことを暗示しています。
アメリカ映画はこういう台詞の作り方がうまいのにいつも感心します。
起床7時。
起きる寸前に夢を見ていました。
知らない人たちと歌を歌っているのですが
私は俺が歌いたいのはこの歌じゃない、もっといい歌があったんだ
それはエーとと思い出そうとしています。それでも頭の中にメロディーは
流れているのに声に出して歌えない、その歌の歌詞が出てきません。
イライラしているうちに眼が醒めたという次第。
起きても何の歌を歌いたかったのか皆目見当がつきません。
朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、熱い紅茶。
食後にパソコンに向かってインターネットに接続出来ず。
オッ、オッ、オッ、久しぶりの故障かと思いました。
画面に登場する四角いインターネット接続の画面がなぜかでません。
仕方なく、[ネットワークとダイヤルアップ]の[接続]をショートカットで
デスクトップにアイコンに表示し接続すると画面が出てホッとしました。
午前中、生徒が来て授業。
私といる時は一生懸命勉強するのですが家では全然勉強してない風なので
電話で母親を呼び出してん三者面談(?)
三人で一時間以上話しました。
本人にとっては一種のショック療法ですが効果はあるのか(?)
午後はパソコンに向かい作業。
五時過ぎに妻が帰ってきて第一声。
「あんた、今月はあんたの給与の振込み多かったわよ」
とうれしそうに申します。
すかさず私が
「今日の夕食はなんなの」
と申しますと
「大盤振る舞いのうなぎよ」
とのご返事。
「ずばりそのうなぎ300円か」
と訊きますと
「何言っているのよ500円もしたのよ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「でも、あんた、二日に分けて食べるでしょう」
心温まる貧しい夫婦の夕餉の会話(笑)。
それにしても予備校の非常勤講師は一種の季節労働者。
これで授業のあまりない三月は給与が少なく毎月が大変であります。
2月20日(日) 男の嫉妬
昨夜のテレビはまず
午後9時にNHKスペシャル「球団創立」を見ました。
プロ野球パリーグ楽天の三木谷オーナーと広野編成部長の
創立までの行動を追ったドキュメンタリ―。
もし今年創立一年で楽天がプロ野球経営単体で黒字を
出したりしたらこれまでのプロ野球経営は一体何だったのかということになるでしょう。
10時、TBS「ブロードキャスター」元大蔵官僚の榊原英資が
「堀江さんはテレビに出て喋りすぎです。35パーセントの取得ではなく
51パーセント取得してから喋るのならいいのですが。大切な勝負の時に
手の内を喋りすぎると負けてしまいます。沈黙が一番です」
大意以上のようなことを申していましたがそれもそうか(?)
布団に入り読書をしながらすぐに眠りました。
午前5時50分に眼が醒めトイレに行くと再び
布団に戻る気持ちになれず。昨夜、NHKと時間がかぶったため録画した番組を見ました。
テレビ朝日「土曜ワイド劇場 特別企画 ”火の粉”雫井脩介原作の超一級サスペンス!」
寝ぼけて見ながらこれは駄目なドラマだな、駄目なドラマだなと思いつつ
最後まで見てやっぱり徹底的に駄目なドラマでした(笑)。
私は原則として自分が読んだ推理小説や映画については結末は
この日記には書かないようにしていますがこんなレベルのドラマ
結末もへったくれもない感じがします。
ワイン商夫婦が殺害されます。隣に住んでいた男も犯人に襲われ負傷します。
ところがこの負傷した被害者が間違いなく犯人だと警察は信じて逮捕、検察は起訴。
第一審判決は無罪判決が出て第二審は控訴棄却、無罪が確定。
その後、冤罪を免れたこの人物は第一審の裁判官の自宅の隣に引っ越してきます。
その前は第一審の弁護士の近所のマンションに引っ越してきています。
その前はもちろんワイン商の隣の家に住んでいました。
この人物の職業は最後まで不明(だったと思います)。
ここまでわかってもうこのドラマはメチャクチャです。
裁判官は定年まじかに退職して二世代住宅を建てました。
この家は私のような素人が見ても東京なら6000万円から8000万円はします。
独身の職業不明の人物が隣のそれなりの家にどうして引っ越して来られるのか(?)
別に裁判官の家と遜色のないような家でありましたから頭金とか
ローンはどうしたのでしょうか。
その前には弁護士の近くのマンションを購入している筈です。
これもどうして買えたのか。
まったくこういう点にリアリティがありません。
まして自分を無罪にしてくれた弁護士や裁判官の命をどうして狙うのか。
この説明がなんと
「あの男は幼い頃に両親を亡くしてから自分にやさしくしてくれる
人間に対して近づいていって甘えたいのですよ」
という刑事の言葉であります。
おいおいおい、それでドンドン人を殺すのかよ。
あんまりと言えばあんまりな動機であります(笑)。
これでは裁判官は恐ろしくて被告を無罪に出来ません(?)。
もしかしたらこのタイトルの「特別企画」というのは
「検察庁・警視庁特選ドラマ」ということでありましょうか(笑)。
この番組、昨日ネットに登場した
「死刑制度賛成これまでの最高81パーセント」
というニュースと何か関係があるのか。
起きてきて朝食の用意をしている妻に
「ひどえドラマだったよ」
と内容を珍しく内容を説明しますと妻が
「あんたも朝早起きしてよくそういうドラマを見られるわねえ」
と朝から嫌味を言われました。
朝食、なぜかホットケーキ、レタス、野菜ジュース、熱い紅茶。
確か今年になってホットケーキは二回目。
土曜日の講演のレジメを完成させメールで送りました。
午前十時代はテレビを見るのが忙しくて忙しくて。
日本テレビ「波瀾万丈 堀江社長」
テレビ朝日「サンデープロジェクト 今週も登場 堀江社長」
これを交互に見るのは至難の技であります(?)
テレビ朝日は経営コンサルタントの堀紘一が登場。
堀紘一はベンチャー企業が発展しないと日本の経済再生はないと
いうのが持論だったはずですがどこかライブドアのニッポン放送株取得には
批判的であることに驚きました。
この一週間、自民党の堀江批判が相次いでいますが堀紘一もこの流れに
乗っているのか。どう取り繕うと
「ライブドアの株は下がる、株は下がる」
と言っているのに堀江貴文社長は
「それは市場が決めることで株がさがると断言するのはよくないのでは」
とクレームをつけていましたから所詮自民党の味方(?)
ネットで見ると産経新聞もライブドアの株が下がると攻撃していましたから
これはもう「自民党+経済界+フジ・サンケイグループ」の間違いないライブドア潰し。
自民党は堤義明の問題についてはだんまりを決め込んでこんな時には
元気に発言するなんてこの体質は永久に変わらないのかも。
がんばれ堀江貴文社長(!)
テレビを見終わって妻と本屋とスーパーに行きました。
車の中で黙っていた妻が突然
「堀江社長、負けるかもね」
と申しました。エッ、あんたも興味あるのと私は驚きましたが
「堀江社長を攻撃しているのはみんな男の嫉妬よ」
なんて革命的意見に私は絶句(笑)。
「男の人はみんな成功している人を見るのが嫌なのよ。
男の嫉妬って凄いんだから」
今年57歳となる深い人生経験が語らせた言葉でありましょうか(?)
「オイオイオイ、その意見は逆差別だろうが」
と言おうとしましたが面倒なので辞めました。
それにしてもこの妻の意見、なにやらわかるような気もします。
出る杭は打たれる、
昔あった出る杭を求めるなんてコマーシャルコピーなんて
日本ではまだまだ嘘かもしれません。
昼食、昨晩の残りの五目飯。
午後、隣町の体育館に行きみっちり運動。
静止バイクに40分、傾斜0%から15%に調整しながら
200カロリーを消化。
これで一週間分の運動が完了。
これでおなかがへこむわけがないか。
帰宅してこの日記をつけて一休み。
2月19日(土) 真夜中の招待状
昨夜は妻が仕事から帰ってきて一緒に
図書館から借りてきたビデオを見ました。
1981年松竹映画「真夜中の招待状」監督 野村芳太郎
出演 小林麻美 小林薫 高橋悦史 渡瀬恒彦 米倉斉加年 芦田伸介 藤田まこと
丹波哲郎 下條アトム 宮下順子 北林谷栄
お話はもう大人である四人の兄弟が家庭を捨てて次々に謎の蒸発。
上の三人がそれぞれ熊本、東海村、水戸に住みながら
意味もなく蒸発したので末弟は怯えてしまいます。
末弟のフィアンセがその謎を解明しようとがんばります。
監督が野村芳太郎です。出だしも快調、
これは面白そうだということで真剣に見始めましたが、途中で妻が
「私は弓道の練習に行って来るから」
と姿を消してしまいました。
その後、一人で5分くらい見ておりましたが、蒸発失踪した兄弟を探している画面に
霊媒師や心霊写真のごときものが登場。
いくつになっても気が小さい私は一人で「怖いよ、怖いよ」状態に突入。
急いでビデオを消してしまいました。
その後、寝室の布団を引こうと居間を出ると真っ暗な二階から
誰かが音もなく降りて来そうな気配がします。
あわてて廊下と階段の電気をつけて家の中を煌煌と照らすようにしました。
寝室で布団を引こうと押入れを開く瞬間、何かが飛び出して来そうで心臓ドキドキ。
血圧が急激に上昇した状態で布団を引きました。
その後、お風呂に入りましが、普通なら湯船に入ると入り口に背を向けて
体を暖めるのですが、昨日は何かに不意を襲われた時に備えて
浴室のドアに向かって湯船に入りました。
いつもなら何も意識しないのに怖いビデオを見ただけで
我が家が「心霊屋敷」に豹変(笑)。
一人で居間で夕食をいただきました。
食前にいつものように缶ビールとチュウハイを呑んでいる間に
少し気が大きくなり人心地がつきました。
それでも出来る限り居間から動かないようにしてひたすら妻の帰りを待ちました。
9時過ぎに妻が帰宅。思わず玄関まで迎えに行きました。
私の顔を見るなり妻が申しました。
「あんた、どうしたの顔色が悪いわよ」
「ウ――ン。そうかい」
返事の仕様がありません。
妻が遅い夕食をとっている間にビデオを再開。
一緒に見ていると安心です(笑)
山の神が帰ってきたので我が家の心霊たちもどこかに退散したのでありましょうか(?)
途中までホラー映画のようでしたが、いつのまにやら推理映画に変わっていました。
よく考えると野村芳太郎がホラー映画を撮るわけがありませんが。
見終わってからもどうも筋がよくわかりませんでした。
私のような単純な頭脳では登場人物が多い映画は頭が混乱してしまいます。
この映画も四人兄弟とその嫁、フィアンセ、親、兄弟が登場します。
兄弟、叔父、伯父、叔母、伯母、従兄弟、甥、姪、こういう関係性の人たちが
登場するともうついていいくのは不可能、私の頭の中は即グチャグチャになり
「犬神家の一族」状態になってしまいます。
まあ、それでもどうして兄弟が蒸発したのかは何とかわかりました。
もう26年前の作品、当時の一種のオールスター映画であり
大作なのでしょうが、主役の小林麻美 小林薫がいけません。
特に小林麻美はカメラアングルによって全然違う顔に見えてしまいます。
これは彼女の表情が豊かであるという意味ではまったくなく
とらえどころのない顔ということで見ている方が落ち着きません。
ビデオを見ていた妻が突然素っ頓狂な声で言いました。
「アレッ、日之影って本当にあったの。五木寛之の小説で読んだことあるけれど」
私も妻の言葉に突然「日之影一族」という言葉が甦りました。
九州熊本高千穂線に日之影駅と日之影町があるのを初めてこの映画で知りました。
この後、日本テレビ「日本アカデミー受賞式」を見ましたが
最優秀主演男優賞の寺尾聡がますます父親の宇野重吉に似てきているのに
まるでクローン人間を見るような思いがしました。
起床8時。
夜中に雪が降ったようですが、気温が高いのか積もってはいませんでした。
朝食、トースト、レタス、熱い紅茶、ヨーグルト。
午前中、妻の掃除のお手伝い。
その後、個人的日記を一週間分つけました。
雪がまたチラチラしてまいりました。
昼食、チャ―ハン。
午後は仕事でレジメ作り。
そうこういしているうちに雪もやみましたが
日も暮れました。
2月18日(金) 近所が見ていた(?)
昨夜は図書館から借りてきた
ポル・ポト<革命>史 虐殺と破壊の四年間 山田寛 講談社選書メチエ
を読みました。
日本で社会主義思想が衰退していったのには様々な理由がありますが
カンボジアのクメールルージュによる何百万の人民に対する虐殺、
これに付随したベトナムのカンボジア侵攻、
クメールルージュを支持した中国による
ベトナムへの侵攻という事実もかなり大きな役割を果たしました。
アジアの社会主義国家であったカンボジアとベトナムと中国が
限定的とは言え戦争をしたわけですから当時の日本人は皆びっくりしました。
ポルポト以下クメールルージュの指導者たちのほとんどが
カンボジアの富裕層の出身でフランス留学の経験があり職業は教員でした。
彼らがめざした革命は腐り切った都市に生きている住民を地方に移住させ
農業に従事させることでした。
ある意味で石器時代への逆戻り。
文化的な匂いのする者、知的職業の人間はほとんどが虐殺、粛清されました。
この点においては中国の毛沢東主義を原理的に実行したともいえます。
どうしてフランス留学までしたインテリたちにこのような蛮行が出来たのか。
これがやはり最大の謎です。そしてこの書もこの謎を解明したとはいえないでしょう。
スケールは全然違いますが、カンボジア革命を圧縮すると
我々の世代なら強烈な体験として思い出す「連合赤軍事件」があるような気がします。
起床5時50分。
娘を車で駅まで送りました。
帰宅して深夜にビデオに録画していた映画を朝食をいただきながら見ました。
1994年 東映映画「左遷集団」監督 梶間俊一 主演 柴田恭平 中村敦夫 津川雅彦
萬田久子 伊東四郎 小坂一也 江波杏子 神山繁
途中で以前に一度見たことを思い出しました。
大手不動産会社ばバブル崩壊後社員のリストラをするために
首都圏販売部という部門を創設してそこにリストラ候補者の50人を
送り込みます。そして無理な販売目標を立て達成できない場合には
全員解雇という作戦を考えます。
そしてそこに集まった50人のリストラ候補者はどうなったのか・・・・
てな話でありますが、何やらホロリとしてしまう場面もありました。
リストラをして会社を建て直しその上で現社長を退任に追いやり
自分が経営権を握ろうという専務役に津川雅彦。
津川雅彦はこういう悪役になるともう水を得た魚であります(?)
一人で怪演を楽しんでいるようにさえ思えます。
それに高嶋礼子が胸まで見せる大サービス(?)
テレビで主役をやるような女優が胸まで見せるのは実に珍しい。
映画界でぬぎっぷりがいいのは高嶋礼子と片瀬梨乃(?)
もしかしたら私の誤解で吹き替えなのでしょうか。
それにしても私が小学生の頃に
♪ サイクリング、サイクリング、ヤッホー、ヤッホー
という歌で一世を風靡した小坂一也が定年間近い駄目管理職で登場するとは。
小坂一也は何年前かに亡くなったのか(?)
その後、置き炬燵の中でウトウトしていると妻が
「行ってきます」
という声が遠くに聞こえました。
返事をしなければと思いハッとしてパジャマの上にセーターを着ただけで外に飛び出して行き
母屋の横の駐車上からまさに車を出そうとしている妻の前に
立ちふさがり手を振ってニコニコしながら
「いってらっしゃい。気をつけてな」
と挨拶すると運転席の妻は苦笑いをし私に冷たいまなざしを向けています。
このまなざしをあえて私が音声化すると
「早くどきなさいよ。パジャマ姿でみっともない。
近所の人が見ているかもしれないわよ」
と申しております(笑)。
午前中、生徒が来て授業。
社会科が出来ないと言っているのでためしに
イギリス、フランス、中国、ロシア、アメリカの首都がどこかの
質問をするとほとんど知らないというひどさであります。
「新聞を読めよ」
と言って現実に今朝の新聞を持ってきてどこを読むべきか説明しておきました。
昼食、冷たいご飯に昨日おかずの残り。
午後は図書館に行き本を借りました。
岸恵子の「風が見ていた」上下 新潮社
を借りてきました。
自分で借りてきながらほんとうに読むのかよと自分で不安であります。
2月17日(木) 国際人
昨夜は図書館から借りてきたビデオ
1999年「39・刑法第三十九条」監督森田芳光
主演 鈴木京香・堤真一・杉浦直樹・岸部一徳・吉田日出子・樹木希林・
江守徹
を見ました。これで二度目。
一度目の記憶がはっきりせず二度目でやっと話の筋道がわかりました。
要するに刑法第三十九条
「心身喪失者の行為はこれを罰しない。心身耗弱者の行為はその刑を減刑する」
の抱える矛盾を描こうとしたのでしょうが、お話としては推理小説を
読んでいるようで面白いものがありました。
夫とその妻である妊婦が殺害され犯人が逮捕されますがこれば二重人格者であり
弁護士から精神鑑定が要請され精神科医が鑑定を出します。
一方で刑事がこの犯人の生い立ちを追及していきます。
そしてその果てに見えてきたものは実は・・・・。
森田芳光、真相が最後までわからずこちらの気を持たせるなかなかうまい映画作りです。
国選弁護人の樹木希林、検事の江守徹、刑事の岸部一徳がそれぞれ
ある意味人をくったような軽妙な持ち味を出しています。
この三人が画面に出てくるたびにこの暗い映画が多少は明るくなります。
映画の筋と全然関係なく、頭が薄くなった杉浦直樹、
この人が若い頃、東映のギャング映画に出てくると
本当にダンディでかっこよかったのに。
また、犯人役の堤真一が登場するたびにカージナルスの田口壮外野手の
顔が浮かんで困りました。
この二人にはもしかして縁戚関係にでもあるのか。
この後、図書館から借りてきた
「30年の物語」岸恵子 講談社
を読みました。
松竹映画「君の名は」を何度も見て以来岸恵子にはまっています(笑)。
この人の文章はどこかバタ臭く翻訳調でセンテンスが長い。
変な言い方でありますが美人がパリに長く住んで
文章を書くとこうなるのかと思わせるものがあります。
映画「ハワイの夜」の話も出てきます。
やっぱり鶴田浩二と恋をしていたようであります。
やっぱりあのワイキキの浜辺のラブシーンは本気だったのか(笑)
それにしても驚いたのは岸恵子が日本を去りパリに向かう原因となった
映画監督のイブ・シャンピのことであります。
私はこの岸恵子の前夫である人物については「開戦前夜」という
ゾルゲ事件を扱った映画監督として名前を知っているだけでした。
この人は第二次大戦中医科大生でロンドンのドゴール亡命政権に
12人の仲間である医科大生とレジスタンス運動に加わるために
パリを出発してピレネー山脈を越えたそうです。
当時中立国だったスペインからイギリスに渡ったのでしょうか(?)
後の連合軍のノルマンディー上陸作戦にも参加したそうです。
そして12名のうち生き残ったのはたったイブ・シャンピともう一人だけ。
そのもう一人のフランソワ・ジャコッブは後にノーベル生理学医学賞を受賞とか。
イブ・シャンピと岸恵子の家に遊びに来たのがアンドレ・マルロー
サルトル、ボーヴォワール、レイモン・クノー、イブ・モンタン、シモーヌ・シニョレ。
こう見てきますと現代において国際的日本女性と言えるのは
緒方貞子と岸恵子と根本七保子(?)
根本七保子とはデビ夫人の旧名。
岸恵子のおかげでいろいろ勉強させていただきました。
起床5時半。
娘を高崎駅まで送っていきました。
朝食、ひさしぶりに野菜サンド、熱い紅茶、ヨーグルト。
野菜サンドをひさしぶりにいただくとパンの耳の部分が結構固いのに驚きました。
午前中、パソコンに向かい作業。
テキスト作成について職場から電話。
午後も引きこもり状態でパソコンに向かい作業。
ネットに訃報。
漫画家の松本正彦さん死去 辰巳さんらと劇画工房
松本 正彦さん(まつもと・まさひこ=漫画家)は14日、胃がんで死去、70歳。
通夜は19日午後6時、葬儀は20日午前11時から東京都渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。
喪主は長男知彦さん。自宅は渋谷区上原2の24の2。
大阪で貸本漫画を描き始め、50年代に辰巳ヨシヒロさん、さいとう・たかをさんらと「劇画工房」を結成。
70年代に発表したギャグ漫画「パンダラブー」が02年に書き下ろしを加えて復刻出版された。
近年は切り絵作家として活動していた。 (02/17
00:29
小学生の頃、私の小さな田舎町にも貸本屋が五・六軒ありました。
一冊5円で借りることが出来た記憶があります。
この人たちが書いてきた「街」「影」とかの貸本屋にしか置いていない
読み切りマンガ雑誌をよく借りていました。
田舎の少年だった私はハードボイルドという雰囲気をこのマンガ雑誌で初めて知りました。
これから生徒が来て授業。
2月16日(水) 妻の豹変
昨日の夕刊一面トップは
小論文2秒で自動採点 大学入試センターシステム試作。
ウ――ン、2秒、まるでマッハのスピード(!)
記事の末尾にアドレスが書いてあったので後からアクセス。
即「日本語小論文 評価システム」が画面に登場。
私が出題して私が小論文を書くという自作自演をして「実行」を押すと
確かに数秒で出てきました採点と批評文。
一行から二行の批評文ですがたしかに「らしい」ことを書いています。
ウ―ム、これは凄い、まるで初めてカメラを見た幕末の日本人の心境(?)
しかし、人間が書いた文章を機械が採点していいのか。
午後9時過ぎに電話が鳴り出てみると我が次男。
前日に私がたまには連絡をよこせというメールに対する返事。
「メールもらったけれど何かあったの」
と元気な声で答えていますのでまず一安心。
「たまには連絡をよこさないと母さんが心配しているよ」
と申しますといつものように
「ハイハイ」
というご返事であります。話すこともなくなり電話を切ろうとすると
「言い忘れていたけれど、就職内定したから」
と淡々と申します。
「コラッ、どうして早くそれを言わねえんだよ」
と申しますと
「まだ内定だから」
とのご返事。
訊けば「洋書輸入会社」から内定の通知がきたとのこと。
それにしても2月の中旬だぜ、遅すぎるぜと思いつつ
「おめでとう、これで母さんも安心するよ」
と申しますと
「まだ内定だから」
と繰り返します。そこに娘を高崎駅に迎えに行っていた妻が帰宅。
これからの妻の豹変を考えると電話を切ったほうがいいのかとも
思いましたがそれではあんまりなので次男からの電話だと言って
変わると数秒もたたないうちに
「凄い、よかった」
との大絶叫、いつもより5オクターブは高い(笑)。
それからべちゃくちゃ話しを続けその後長女が変わってまたまた
べちゃくちゃ話し合い。
「早く兄さんに連絡してあげないと」
と申しております。
妻はもう3億円の宝くじがあたったようなニコニコ顔。
仕方なく私も
「俺が言っただろう。焦ったら駄目って。おまえさんはすぐに焦るんだから」
と申しますと嫌な顔をしつつ
「あんた、そんなこと言っても私はフリーターを覚悟していたのよ」
と反撃してきます。
私は私で就職がなかったら群馬に戻らせて一年必死で
勉強させて公務員試験を受けさせようと思っていたのですが
私の描いた絵図も見事に砂上の楼閣。
次男も群馬県には帰ってこないことがこれで9割9分確定。
しかし母親の心配は浜の真砂と同じで尽きることはありません。
旧に真顔になって
「3月に卒業試験面接があると言っていたけれど大丈夫かしら」
と申しますので
「ウーン、そう言えば昔就職が内定したんだけれど、卒業できずに
就職も駄目かと思っていると上司がいい人で卒業したことにしてくれて
就職して一年後に卒業した人の話を何かで読んだな。そんな牧歌的な時代も
あったんだよ。それに今は就職しても一年で退職する奴もいるし、
関東大震災もあるかもしれないからなあ」
と申しておりますと娘が突然
「父さん、母さんと一緒に少しは喜んだら」
と文句を言いました。
ウーム、未来の悪いことを想定しすぎる私はペシミストなのか(?)
まあ、それでもよかった、よかったとは私も思いましたが
「あの子は本当に就職を真剣に考えていないんだから。
私たちの教育が間違っていたのかしら。世の中なめたらあかんで」
なんてこの半年私に向かってさも私の責任のように言い続けていた妻が
突然手のひら返しのように豹変する姿には驚きべきものがあります(笑)。
その後はもうニコニコ顔のままに布団に入り眠ってしまいました。
私はぼんやりテレビを見ながら12時ごろに布団に入りましたが
隣の妻の寝顔を見ますとまだニコニコ顔をしております。
恐るべし、海よりも深く山よりも高い母の愛(笑)。
眼が醒めたのが午前4時。トイレに行きパソコンを見て
また布団に入り眠りました。
起床5時半。いやーな雨が降っております。
「父さん、大きな地震があったの知っている?」
と娘が言いますのでテレビを見ますと水戸を中心に
震度5の地震でした。
気がつかなかったなあ。
娘を雨の中駅まで送って行きました。
朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。
午前中、生徒が来て授業。
「先生、雪が降ってますね」
という言葉に窓の外を見ると確かに雪です。
ああああああ、早くやんでよ
と心の底から思い出しました。
午後に空がちょっぴり明るくなり雪がやんで一安心。
職場に出かけて講師が集まり今年の授業の方針の打ち合わせ。
3時間近く議論して終了。
帰宅してこの日記を打ってまた授業。
それにしても底冷えがひどい一日でした。
2月15日(火) 哀しきバレンタイン
昨日は確かバレンタインデー。
私がチョコレートをいただける可能性があるのは
現在的にはたった二人であります。
その二人とは何を隠そう妻と娘。
それも所詮義理チョコではありますがもらえないよりまだましです(?)。
ところが昨夜仕事から帰宅した妻はそのことについてはまったく何も触れません。
お互いにただ黙々と夕食のカレーライスをいただくのみ。
食後に水屋から私の好きな駄菓子と小さな飴玉のようなチョコレートを出して来ました。
このチョコレートはこの四日連続でいただいています。
これはどう考えてもバレンタインとは関係ない筈です。
そのチョコレートを私がいただいている時も何も申しません。
「もしかしたら妻は今日がバレンタインデーだということを忘れているのでは?」
という疑惑が私の胸に沸々と湧き上がって来ました。
「もしかしなくてもこの妻なら忘れているなんて十分ありうることだ」
私の疑惑は時間がたつにつれていつのまにか確信に変わっていきました。
「あんた、湯たんぽ入れといたからね」
しばらくして妻が言った言葉も私の耳にはもはや聞こえません。
今日は湯たんぽよりもバレンタインなのだ(笑)。
こうなると頼りは妻が車で迎えに行った娘だけであります。
その娘は帰宅しても妻同様何もバレンタインについて語りません。
ウ――ン、もしかしたら私がバレンタインの日を間違っているのか。
またはもしかしたらバレンタインの日は全国的に廃止されたのか(?)
私の心は鳴門海峡の渦のような激しい葛藤と煩悶と苦悩に襲われていました。
私は自分に言い聞かせました。、ならぬ堪忍、するが堪忍。
すると娘が
「父さん、お湯を沸かすけれどお茶を飲む?」
と尋ねましたので
「コーヒーを頼むよ」
と申しますと、突然、妻が
「忘れていたわ。今日はバレンタインだったわね。チョコレートケーキを
買ってきていたのよ」
とのお言葉であります。
私は思わず声にならぬ吐息を漏らしながら
「天も妻もまだ私を見捨てていなかった」
と心の中で呟きました。
しかし、ウ―ム、バレンタインの日を忘れていたのではなく
今日チョコレートケーキを買ってきていたことを忘れていた?
何かこちらの方が問題があるような気がしますが(笑)。
それにチョコレートケーキなんて申しますから私はデコレーションケーキのような
巨大ケーキが登場するのかと思っていましたが、置き炬燵の上に置かれたのは
ショートケーキを二つ足したような大きさでありました。
三人でいただいていますと妻が
「これ、おいしいわね」
と申しますと娘も唱和するように
「本当においしいわね」
と申します。
その時私はすべてを読み抜いた将棋名人のような心境に到達しました。
「この二人はただチョコレートケーキが食べたかったのだ!」
現代社会において一見すると平和で幸せに見える家庭における
この驚くべき個人的欲望を軸としたミーイズムの浸透(笑)。
午後11時、テレビ東京の経済ニュースを見ていますと
またまた出てきたライブドアの堀江貴文社長。
これで民放テレビで登場していないのはフジテレビだけ。
ライブドア、ニッポン放送の株は下落、フジテレビの株は上昇。
風雲急をつげておりますが、テレビ局での発言のほとんどを聞いている
私としては何やら堀江社長の言葉が「提携」「協力」「買占め」「乗っ取り」
とかその時その時によってかなり違うように聞こえるのが不安であります。
もしかして去年の近鉄買収の時の国民的支持が感じられてなくて
どこか国民的ヒーローから単なる乗っ取り屋に自分が認識されているのでは
ないかという心の陰りが発言のばらつきやブレに投影されているのでありましょうか。
完全野次馬的根性で言っておきます。
「がんばれ堀江、フジテレビに負けるな」
布団の中で
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
の中の長編小説「殺人鬼」やっと読み終わりました。
久しぶりに古典的探偵小説を読んだ感じがしました。
起床5時40分。車で娘を高崎駅まで送りました。
朝食、トースト、熱い紅茶、ヨーグルト。
朝刊、大阪寝屋川私立中央小学校での教師刺殺事件がトップ。
どうしてこんな事件ばかりが起こるのか。
17歳の犯人は中学生時代から引きこもりになって
自室でゲームばかりやっていたそうです。
今日のテレビも一番わかりやすい記号としてファミコンやパソコンの「ゲーム」を
引き合いに出して「ゲーム」のやりすぎで現実と区別がつかなくなったのでは
という意見が多くありましたが、だいたいこういう発言をしている人は
私同様「ゲーム」をしたことのない世代の人々ばかりです。
そういう意見ならそういう意見で「ゲーム」にはまりこんでいる
若い人たちの意見をたくさん訊いてみないと駄目でしょう。
午前中、生徒が来て授業。
その後電話が二本。
午後、図書館に行って本とビデオを借りました。
今日も相変わらず風が強い一日でした。
2月14日(月) 逝きし人
起床午前5時。
今日は新聞休刊日で手持ち無沙汰。
置き炬燵で一休みして6時前に娘を送って高崎駅へ。
帰宅して朝食、トースト2枚、ジュース、熱い紅茶。
パソコンで出版する予定の原稿の最後の修正。
意外に時間がかかり終わったのが午前9時半過ぎでした。
あわてて準備をして隣の市のメモリアルホールに向かいました。
到着するとちょうど葬儀が始まるところでした。
会場の椅子席はすでに参列者で一杯で会場の外のホールの椅子に
座って葬儀に参列させていただきました。
故人は私の職場の同僚でした。享年四十三。
まだまだこれからという時にさぞ無念の死であったでしょう。
制服姿の中学生の一団が会場の後ろに立っていましたが
中学3年生の息子さんと中学1年生の娘さんの同級生だったのでしょう。
故人は明るくてスポーツマンタイプの人でした。
当時はお互い管理職だったので会議で私は講師として彼は教務として
言い合い、論争をしましたが後に根を残さないさっぱりとした気性の人でした。
このたそがれ日記を調べますと去年の6月11日に私は病院にお見舞いに行っています。
職場では腰痛で入院したと聞いておりましたので私は二度も腰痛で入院経験がありますので
小雨の降る中気楽な気持ちで出かけました。
本人はさすがに入院で落ち込んでおりましたが私は能天気にすぐに
退院できるよと励まして別れました。
その後しばらくしてまだ退院しないので私が変に思い職場の人に訊いたところ
腰痛ではなく別な病気とのことでした。
それで妻と二人で何ヵ月か後の日曜日に病院にお見舞いに出かけて行きました。
一階の待合室に行くと当人が待合室で本を読んでいました。
見た目がいたって元気だったので私も妻も安心したのをよく覚えております。
もしかしたらその折には本人は多少の不安を感じていたのかもしれませんが
それをおくびにも出しませんでした。
その後に見舞いに行ったもう30代の昔の卒業生の一人が
「★★先生は本当に立派です。自分の病気のことは一言も言わず泣き言も言わず
ひたすらお見舞いに伺ったこちらに気を使ってくれてあんな偉い人はいませんよ」
と申していたのが凄く記憶に残りました。
こう書いてまいりますと彼と一緒に学校訪問した時のことや
浪人生とのソフトボール大会で彼が颯爽とホームランを打った時のことや
宴会で酒に酔って馬鹿話をしたことが走馬灯のように思い出されてまいります。
故人は私が本を出版するたびに職場でたった一人
「先生、もっと本を書きましょうよ。先生ならもっともっといい本を書けますよ」
と本を書くことに対してまだ自信のなかった私を心から励ましてくれました。
そして時々、職場の片隅で
「先生、うちの長男が出たサッカー大会が上毛新聞の記事になりましたよ」
と言ってポケットから小さく折ったその記事を出してうれしそうに
私に見せたりしたものでした。
そんな時の彼の表情が私は一番好きでした。
こう書いてきますとパソコンを打ちながら涙が出てまいります。
哀悼。
葬儀場には職場関係の同僚・知人の顔がたくさんありましたが
誰とも話さずまっすぐ帰宅。
午後は出版社に原稿をメールで送って後はボーとしていました。
風の冷たい晴れた一日でした。
2月13日(日) ズボン奇談
昨夜はTBS「ブロードキャスター」に
ライブドアの堀江貴文社長が登場。
相変わらず栄養の行き届いた顔をしております。
ニッポン放送の株を35パーセント取得して
フジ・サンケイグループとの業務提携どうなるのでありましょうか。
話を聞いていると何やらテレビ会社がもうテレビの草創時代の
若い熱気もなく何か産業的に老舗然としているところに機動力の
あるIT関連の若い産業が殴りこみにきた感じもしてまいります。
フジテレビの会長も提携、話し合いの予定はないなんて頑な態度でありますが
これは昨年の近鉄買収を巡る日本プロ野球機構の経営陣の反応と瓜二つであります。せめて
「IT関連の業種には以前から興味を持っていましたのでお話だけはお伺いしてみましょう」
なんて老舗の風格で受け止める余裕があればもっと若者の間で
フジテレビが人気が出たかもしれません。
布団に入って
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を読みました。
いよいよ殺される人はすべて予定通り殺されたみたいです(?)
主人公の探偵が殺された一家の故郷に乗り込んで行って
過去の事実を調査して帰京していよいよ謎解きの始まりと
いうところでコトンと眠ってしまいました。
起床8時。
朝食、トースト2枚、レタス、ジュース、熱い紅茶。
テレビ朝日「サンデープロジェクト」
またまたライブドアの堀江社長が登場して田原総一郎とトークをしていました。
テレビで堀江社長が喋った新しい話。
フジテレビはニッポン放送株をTOBで買い集める前に
以前のフジテレビのオーナーであった鹿内家にTOBが行われることを知らせずに
TOBより安い価格でニッポン放送の株を買ったとのことです。
これはインサイダー取引にあたるのではと言っていました。
これは事実でインサイダー取引にあたるのか(?)。
どうせならフジテレビでフジテレビの経営陣とライブドア側が
公開討論でもすればいいのですが。
タイトルはズバリ
「テレビが危ない!平成の乗っ取り魔(笑)ライブドアとの真剣勝負大討論!」
これは絶対に面白い番組になります(笑)。
もしかすると視聴率は先日の日本対北朝鮮戦の
48パーセントを超えて50パーセントになるのでは(?)
これはフジテレビ開局以来の高視聴率になる可能性さえあります。
しかし、フジテレビの製作サイドにそんな番組を企画する
発想力もなければ経営陣もそんな番組を受け入れる度量がないのかもしれません。
職場から来た春期講習の案内文をパソコンで打って
妻と散歩がてら近くの郵便局まで投函に行きました。
帰り際にぶらぶら散歩をしていると妻が
「いい匂いがするわねえ」
と申します。確かにいい匂いがしますので私が
「これは何の匂いなのかなあ」
と申しますと
「ロウバイよ」
と申します。私が
「老梅か。年老いた梅ってこと?」
と訊きますと
「違うわよ。蝋燭の蝋で蝋梅よ」
と申しました。その言葉を聞いた瞬間私はこの会話以前にも
したことがあったのではという一種の既視症に襲われました。
蝋梅を老梅と思い狼狽し。
10分ほど散歩をして家の玄関のドアを
私が開けようとしたところ妻が突然大声で
「あんた、ちょっと待って」
と一オクターブ高い声で叫んで私の背中を見つめました。
時と場所をわけまえぬ季節はずれの愛の告白かと私は一瞬待ちましたが
「あんた、ズボンのお尻のところが縦に大きく破れているわよ」
との思いもせぬ衝撃的お言葉でありました。
自分で手で触れてみると確かに見事に破れています。
「あんた、ずっとそれで過ごしていたんでしょう」
と今度は妻はガハッハッハッと悪魔の高笑いであります。
ウ――ム、確かにこのズボンは着たきりスズメ状態。
しかし誰一人注意してくれませんでした。
もしかして私はこの一ヶ月恥を晒して生きていたのでありましょうか。
しかしあれだけ自意識も美意識も高かった私がこんなお尻の破れたズボンで生きていたとは。
♪ ぼろは着てても心は錦
全然関係ねえか。
昼食、御餅を焼いていただきました。娘が
「今日もお餅なの」
と申しますので私が
「何を贅沢言っているんだ。お米よりお餅の方が安いんだよ」
と説教し始めようとしますと妻が一言
「そんなことないわよ。お米よりお餅の方が高いわよ」
トホホホ、家庭内の私の父としてはたまた夫としての威厳はもう既に完全崩壊。
午後は一人で隣町の体育館へ。
一時間以上運動をみっちりしますと汗が気持ちよい汗が流れてきました。
ハアハア言いながら我が家での父権の復活をひそかに画策している私(笑)。
2月12日(土) あふれるような青春
昨夜の夕食は久しぶりの焼肉。
一緒にいただきながら娘が健啖家であるのに改めて驚きました。
若い娘と初老の男では全然食欲が違うのでありましょうか。
私が娘に
「おまえほんとによく食べるなあ」
と申しますと娘は
「父さんは食後にお菓子とアイスクリームを食べるんでしょう」
と見事な逆襲に遭遇し沈黙せざるを得ませんでした。
東京テレビ「たけしの誰でもピカソ」冒頭の
ビートたけしと今田耕司の漫才を見ました。
一緒に見ていた妻が
「おもしろいじゃないの」
と珍しく言っていました。図書館から借りてきた
吉本隆明「現代日本の詩歌」毎日新聞社
を飛ばし読み。紹介されている多くの詩人、俳人、歌人の中で
私は次の茨木のり子の詩に感動しました。
根府川
東海道の小駅
赤いカンナの咲いている駅
たっぷり栄養のある
大きな花の向うに
いつもまっさおな海がひろがっていた
中尉との恋の話をきかされながら
友と二人ここに通ったことがあった
あふれるような青春を
リュックにつめこみ
動員令をポケットに
ゆられていったことがある
燃えさかる東京をあとに
ネーブルの花のしろかったふるさとへ
たどりつくときも
あなたは在った
丈高いカンナの花よ
おだやかな相模の海よ
沖に光る波のひとひら
ああそんなかがやきに似た
十代の歳月
風船のように消えた
無知で純粋で徒労だった歳月
うしなわれたたった一つの海賊箱
布団に入り
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を読み続けましたがまだ終わりまで到達しません。
午前4時に眼がさめてしまい、それから布団の中で
ウツラウツラとしながら様々な考え事が頭に浮かんでは消えていきました。
ああ、相模の海を見てみたいなあ。
ああ、過ぎ去った歳月を取り返したいなあ。
起床8時。
朝食、トースト、レタス、目玉焼き、野菜ジュース、紅茶。
トーストがおいしかったので2枚いただきました。
午前中、予備校から頼まれていた入試問題の解答作り。
終わってから速達便で出そうと思っていましたが、今日が土曜
明日が日曜で郵便物の集配がどうなっているのかわからないので
車で職場まで届けに行きました。
事務室でお茶をいただきながら職員と世間話。
帰宅して昼食、きつねうどんと太巻き。
午後は置きコタツに入り考えごとをしながらウトウト。
夕方、突然長男よりの電話。
長男と長女がブツブツ話しておりました。
空は晴れているのに肌寒い一日でした。
2月11日(金) 「富豪刑事」に対する貧乏人の想い
昨夜は生徒が帰ってから夕食をいただき一休みして
テレビを見るとホテルにやくざが集まってきて
何か伊丹十三が監督した「ミンボーの女」の雰囲気。
やくざの親分が細川俊之と寺田農。
警察側が西岡徳馬 山下真司 寺島進 夏八木勲
と妙にねっとりした役者(笑)が次から次に登場してくるのに
肝心の主役が誰かわかりません。
もしかしたら「七人の刑事」のような群像劇(?)
なんて思っているとどうやらケバイ風情の女刑事が主役のようです。
妻が駅まで迎えに行って帰ってきた娘がテレビを見出したので
私がすかさず
「この女の子なんて名前なの」
と訊きますと
「★★恭子よ。これ富豪刑事ね」
と教えてくれました。
アレッ、筒井康孝の「富豪刑事」って主人公は女性だったのか(?)
と思いつつ娘も見出したので最後まで義理で見ました。
それにしても主役の★★恭子、全然富豪の令嬢という感じがしません。
富豪の令嬢とか深窓の令嬢というのはどんなに蓮っ葉なしぐさをしたり
品のない台詞を喋ったとしてもそこには隠そうとしても隠し切れない
育ちの良さ、そこはかとない気品というものが漂ってくるように
私は理解していますがこの主人公には爪の垢ほどもそんなものはありません。
この主人公どこから見てもキャバクラのねえちゃんという雰囲気です。
これは富豪令嬢もキャバクラのねえちゃんも誰一人として現実には
知らない貧乏人である私の幻想なのか(笑)。
それにこの女性の口跡が実にひどい。
見ていてイライラしてまいります。
これが甘いそれこそ岸恵子のような声ならそれはそれでいいのですが
舌足らずな幼児のような台詞回しにはうんざり。
★★恭子は完全ミスキャスト。
思わず去年の新撰組の近藤勇の悪夢が甦ってまいりました。
それにドラマの中でガッツ石松が「OK牧場」という台詞を
言うのには私は思わず失笑しました。
トリックもなかなか面白いし喜劇の線を狙っているのでしょうが
これだけ役者が揃っているのにテレビの前の私は
何かテンポの外れた悲喜劇を見ているような気分になりました。
布団に入り図書館から借りてきた
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を読みました。まるで匍匐前進しているように進みません。
以前に読んだところを忘れない程度まで読んで寝ました。
夜中に眼を覚まして枕元の目覚ましを見ると5時40分。
もう娘を早朝に送り出すようになって3週間目になるのか。
体が実にメカニックに起きるようになっています。
トイレに行きもう一回眠りました。
起床8時。朝食、トースト、レタス、熱い紅茶、野菜ジュース。
朝刊、北朝鮮「6者協議中断」核兵器製造も宣言
という活字が躍っております。
最近面倒で書きもしなくなりましたがこの「6者」という表記は
正しくは「六者」ではないでしょうか。
「2国間交渉」も「二国間交渉」では。
漢字をアラビア数字にするとわかりやすいとでも思っているのではないでしょうか。
いつも書いていますが「2人3脚」が日本語表記としてはおかしいのと同じです。
四面に小さな記事。
建国記念日式典今年から中止に
建国記念日の日の11日に、首相らが出席して毎年開かれてきた
「建国記念の日を祝う国民祝典」が今年から中止されることになった。
85年に政府・与党の肝いりで始まったが、建国記念の日が国民に定着したことや
役員の高齢化を理由に中止することになった。式典は、財団法人「国民の祝日を祝う会」が
主催し、政府が後援していた。同会は11日、「『日本の祝日』祝賀コンサート」だけを開く。
ウーム、そういうものなのか、国民に定着したのか(?)
午前中、生徒が来て授業。
その後生徒の母親から電話。
子供を抱えているといろいろな問題が起こるものです。
一週間ぶんの個人的日記をつけているともう12時。
買い物から帰ってきた妻に
「昼ご飯は何なのかな」
と訊きますと
「あんた、あててみたら」
と申しますので
「もしかしたら中華丼かよ」
と答えますと
「ピンポーン、あたりよ」
と申しますので
「愛情が深いから君の心はすべて俺にはわかるんだよ」
なんて久しぶりに妻に偉そうに言うことが出来ました(?)
昼食後、予備校の生徒が頼んだという大学入試の問題の解答作り。
後一歩のところで中止して5時にしまってしまう図書館に向かいました。
最近は図書館にばかり通っています。
今日は休日のせいなのか図書館は人でいっぱいでありました。
昔から探していた
吉本隆明「現代日本の詩歌」毎日新聞社
を発見。一箇所だけ読んでみたいところがあって探していました。
ラッキーそのものであります。
今日は「建国記念日」でしたが私の家から図書館まで
日の丸を掲揚している家を一軒も見かけませんでした。
私が子供だった昭和30年代の方が日の丸を掲揚している家が多かったのでは(?)
2月10日(木) 文藝春秋3月号
昨夜は生徒が帰ってから夕食。
夕食前に焼酎を飲みながら40分遅れで
ワールドカップアジア最終予選「日本VS北朝鮮戦」
を見ました。
日本がフリーキックから1点を先取した後見始めたわけです。
でもやっぱり焼酎を飲みながらではプロ野球と違い無理でした。
選手の動きが速すぎてカメラの移動に視線がついていくのが精一杯です。
プロ野球観戦ならどんなに酔っていても大丈夫なのですが
見慣れないにわかサッカーファンではどうしようもありません。
それでも緊迫していいゲームだというのはわかりました。
後半北朝鮮の得点もあまりのスピードある連携プレーに驚きました。
結局、日本がロスタイムに加点して勝ちましたが
北朝鮮のゴールキーパーがパンチングでボールを前方に落とさずに
キャッチしてお互い延長戦でも点が入らずPK戦になっていたら
埼玉スタジアムは最高に盛り上がっていたのではないでしょうか。
先日もテレビがどこかの試合中継でPK戦を見ましたが
あれはあまりにスリルがありすぎてテレビで見ていてさえ心臓に悪い。
焼酎を飲んでいたりすると吐いたりする可能性もあります(?)
それでも私は興奮していたのかいつもの二倍の量は焼酎をいただきました。
下馬評どおりの日本の勝利でしたが、まあ空前の警備陣の中
なにごともなくよかった、よかったというところでしょうか。
後から関東地域の視聴率48パーセントとかネットで見ましたが
私の予想の50パーセントは行きませんでしたが
私のようなにわかファンが見てもいい試合でした。
でもやっぱりプロ野球中継を見慣れた年寄りには試合テンポが速すぎる。
ピョンヤンではこの試合を中継なしとのこと。
しょうがないなあ、どちらが勝とうと中継しろよ、金正日(!)
布団に入って
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を4日連続で読み続けました。
10ページほど進んだところでダウン。
ウ――ン、この小説を読み終えることができるのか不安になってきました。
起床5時40分。
娘を駅まで車で送っていきました。
以前にくらべだんだん朝が明けるのが早くなってきて気温も上昇しているのが
体感的によくわかります。
帰宅して朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。
朝刊、「文藝春秋3月号」の広告が大きく出ておりました。
芥川賞の発表なのか広告が大きい。
これは売り切れるのではと想い10時過ぎに
珍しく新刊書店に行き文藝春秋を買いました。
別に芥川賞を読むためではありません。
帰宅してから以下の順番に読みました。
1 イチロー ロングインタビュー 日本人の誇りを胸に
2 吉本隆明 家訓の重圧に耐えれるか
3 溝口敦 伸介事件 吉本興業と暴力
4 昭和の巨人 松本清張ルネッサンス
私は学生時代からの吉本隆明、松本清張のファンです。
それに大リーグに行ってからのイチローのファン。
溝口敦のルポは書いていることに信憑性がかなり高い。
以上の理由で文藝春秋を何年ぶりかに買いました。
これで780円は安いといえば安い。
文藝春秋3月号最高のヨタ記事(笑)は
驚愕の近未来予測 中華人民共和国が消滅する日 水木楊
中国共産党リベラル派と人民解放軍がクーデターを起こすというお話。
驚愕するほどこの種の近未来予測はあたったことはありません(笑)。
昔のこの種の予測があたっていれば現在中国はアメリカと
米中戦争、または第三次世界大戦を戦っている筈ですが(?)
この近未来予測は驚異的な経済発達により中国がアジアの盟主となるのでは
という潜在的不安が引き起こした保守派の
反射神経的願望以外の何物でもないと私には思われました。
午後、電話があり出てみると妻でした。
「あんた、雨が降りそうだから洗濯物を入れといてよ」
「はいはい。おおせの通りいたします」
夕方、予備校から速達が届き、浪人生が英語の問題を解いてくれ
と窓口に頼んできたので先生が解いてくださいとの連絡。
どこかの大学の入試問題を明日3年分解かなくてはなりません。
夜、生徒が来て授業。
2月9日(水) クロムウェル
昨夜は夕食後にたいして見たいテレビ番組もなく
結局、図書館から借りてきた
1970年 コロンビア映画「クロムウェル」
監督 ケン・ヒューズ 主演 リチャード・ハリス アレック・ギネス
を見ました。
インターネットのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を要約すると
クロムウェルはピューリタンで地主の家庭に生まれケンブリッジ大学を卒業。
清教徒(ピューリタン)革命においては議会派に属し議会が主導権を握る
軍の副司令官となり1645年イングランド中部のネースビーの戦いでチャールズ一世の軍を
打ち破ります。その後、議会派の中で王の処遇を巡り意見が対立。
王との妥協派を追放したクロンウェルは1968年に再び決起した国王を
打ち負かして最後はチャールズ一世を処刑し1969年5月にイギリス共和国を樹立します。
その後護国卿となったクロムウェルは独裁的権力をえますが、
死後王政復古がなりチャールズ二世が国王となります。
てな歴史的事実を扱った一種の「史劇」に属する映画なのでしょう。
映画はもうクロムウェルの議会における熱弁、熱弁、熱弁であります。
リチャード・ハリス、一世一代の熱演というところでありましょうか。
それに対しとぼけたような雰囲気のリチャード一世を演じたのがアレック・ギネス。
この人「アラビアのロレンス」でファイサル国王を演じていましたが
何か役ところがファイサル国王とそっくりでありました。
この映画では国王でありながら議会との権力闘争に自分の無力を感じ
「アラビアのロレンス」では宗主国家であるイギリスに追従しなければならない国王。
なにやらそういう自分の無力を感じた時のアレック・ギネスは実に演技はうまいものがあります。
逆説的に言えばイギリスは17世紀に国王を斬首するという激しい方法で王制を一度打ち倒し
議会の権威を確立したゆえに現在の王制が無事に存続しているのかもしれません。
この映画を見たのはこれで二回目ですが見終わるといつもぐったりします。
「史劇」映画としては「アラビアのロレンス」より一段も二段も落ちるけれども
「スパルタカス」くらいには面白いというところでしょうか。
しかし、一昨夜は「ハワイの夜」昨夜は「クロムウェル」
これで頭がどうかならないほうがおかしい(?)
テレビ、教育テレビを除いて一斉にライブドアの
ニッポン放送株の35パーセント取得を報じています。
ライブドアの堀江貴文社長は「平成の牛ちゃん」か。
と言ってもほとんどの人がわからないと思いますので
あえて書いておくと昔大流行した株買占めの「大番」という小説の
主人公の牛ちゃん、確か映画では加東大介が演じていたのでは。
もしかしたら堀江社長の夢はもっと大きくニッポン放送、フジテレビ
サンケイ新聞などフジサンケイグループを支配下に置く
「日本のハワード・ヒューズ」(笑)
そうするとジーン・ハーローのような女優とのゴシップがないと(?)
いた叶姉妹(笑)。
セレブに食いつくことにおいてこの姉妹に叶う者はいません(?)。
だから叶姉妹。
といい歳をして馬鹿な妄想が広がる一方であります。
布団に入って
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を三日連続で読み続けました。
150ページにやっと到達。
どこまで続くぬかるみぞ、前途多難、犯人のめどはまったく立たず。
残り120ページ、艱難辛苦汝を玉にす(?)
朝方、またまた娘に叩き起こされ5時40分に起床。
車のエンジンを掛けに行きますと車のフロントガラスに霜が降りております。
体感温度は今日が一番温かいのに不思議です。
湯たんぽの湯をフロントガラスにぶっかけました。
それから娘を高崎駅まで送りました。
帰宅して朝食、トースト、レタス、熱いコーヒー。
仕事に出かける妻が
「あんた、昨日洗濯物を二階の部屋に入れたのはいいけれど
あの干し方は何なのよ。全然乾いていないじゃないの。
もう一度ベランダに干しておいたからちゃんといれておいてよ」
と咆哮しました。
トホホホ、往時栄耀栄華威厳消滅収入低下即亭主権威激減呼吸困難失楽園状態(?)
午前中、生徒が来て授業。
午後は二階の洗濯物を取り込み(!)★★高校に今日、明日の今年度最後の授業に出かけました。
作業室に10分前に到着、あわててプリントを生徒数だけ
コピーしておりますと知り合いの先生が来て
「エッ、先生、今日から三年生は家庭学習でもう授業がありませんけど」
と言われ愕然。
確か先日授業は2月10日の木曜日までと言われていたのに。
教材作りにあれだけ苦労したのというのに。
どうも私に授業の終わりの日にちを伝達する先生が間違ったようであります。
知り合いの先生と10分ほどお茶を飲んで世間話をして引き揚げ。
時間があまり街中の古本屋に寄りました。
私が寄った古本屋はチェーン店のようですが「ブック・オフ」ほど
システム化されていません。
それは店員を見ていればよくわかります。
珍しく一冊「ナショナリズム」という筑摩の新書を380円で買いました。
帰宅して一休みしてパソコンに向かい作業。
夜は生徒が来て授業。
今日のワールドサッカーアジア予選
「日本VS北朝鮮戦」視聴率50パーセントを超えるのか(?)
2月8日(火) アツアツ!ハワイの夜
昨夜は夕食後に図書館から借りてきた
1953(昭和28)年 新東宝映画「ハワイの夜」マキノ雅弘、松林宗恵
主演 鶴田浩二 岸恵子 三橋達也 水島道太郎 小杉勇 江川宇礼雄 田中春男 水の江滝子
ただ私の好きな「岸恵子」が登場するので見ました。
1940(昭和19)年、日本の水泳選手団がハワイの水泳大会に出場します。
その代表選手が鶴田浩二と三橋達也。
鶴田浩二は優勝、三橋達也は二位の好成績。
それよりも二人のポマードを塗りたくったテカテカ光る頭髪に愕然。
うちの死んだ親父はたしか「競馬チック」というポマードをつけていました。
関係ないか。
その二人がホノルルで知り合ったのが日系二世の岸恵子。
鶴田浩二と岸恵子は恋に落ちます。
この映画、この主演の真性二枚目と真性美人女優が主演しているだけで
大メロドラマになる筈でしたが(?)
岸恵子の父親であるハワイに移民して財をなした小杉勇。
小杉勇の顔も忘れていました。
その年老いた移民友達が田中春男と江川宇礼雄。
懐かしや江川宇礼雄。
新東宝映画の脇役と言えば細川俊夫、沼田陽一、江川宇礼雄、高田稔。
江川宇礼雄はドイツ人との混血で★★(伏字)で有名だったとのことです。
小学生の頃か映画雑誌かゴシップ雑誌でこの★★という漢字の意味がわかりませんでした。
当たり前か。
後はもう鶴田浩二と岸恵子がワイキキの浜辺を走りまくり抱擁するという路線。
そしてあっというまに鶴田浩二たち水泳選手団は帰国してしまいます。
翌年、日本海軍の真珠湾攻撃による太平洋戦争勃発。
鶴田浩二は南方戦線に送られ重傷を負いますがアメリカ軍により救出されます。
そして終戦。
日本人捕虜を乗せた船はハワイに寄航。
重傷の筈の鶴田浩二は船を脱出して岸恵子の家に向かいます。
五年ぶりのお互い生きての逢瀬の感動に浸りますが
そこに脱走して鶴田浩二を捜索していたMPのジープが到着。
どうして居場所がわかったのだろう(笑)。
MPのジープに連れ去られる鶴田浩二を涙で見送る岸恵子・・・。
ここで終わりにしておけばよかったのですが、その次にあっと驚く結末が・・・(!)。
こんなのありかよってな結末でありました。
残念ながらこの映画には「君の名は」のあの深い感動がない(笑)
岸恵子は歌を歌いフラダンスまでするという出血大サービスなのですが
フラダンス、腰のツイストがもう一つ弱い(笑)
何と言ってもこの大メロドラマの見所はこの映画の時には鶴田浩二が
岸恵子を気にいり二人は怪しい関係ではと思われていたとのことですから
そういう眼で見ればワイキキの浜辺の二人の抱擁シーンも
何やら意味ありげで妙に濃厚に見えてまいります(?)
最後に真面目に書いておけばハワイのシーンでは甘いハワイアンを
さんざん聴かされますが、鶴田浩二が日本に帰ったシーンでは
突然出征する兵士にかぶさるように日本の軍歌が流れます。
♪勝ってくるぞと勇ましく 誓って故郷(くに)を出たからは
手柄立てずに死なりょうか 進軍ラッパ聞くたびに
瞼(まぶた)に浮かぶ旗の波
この「露営の歌」を筆頭に画面に流れる軍歌・戦時歌謡が
めちゃくちゃに物悲しいものがあります。
戦争に行ったことがない私でさえが思わず涙ぐむような物悲しさであります。
これは一体何なのでありましょうか。
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を布団の中で読み続けやっと100ページ目に到達。
最終270ページ目まで前途稜々。
朝方5時45分に娘に叩き起こされました。
駅まで車で娘を送って行きました。
帰宅して朝食。
午前中、明日と明後日の授業のプリント作り。
パソコンに向かって問題を選択していた午前11時29分に微震。
不安で一瞬キーボードに手を置いたまま体が硬直。
余震がなくてホッ。
以前は全く地震があっても気にしませんでしたが、去年の新潟県中越地震の
震度5を体験して以来地震には過剰のほど敏感になっています。
午後は昨日図書館から借りてきた本を一冊読み
パソコンに向かい作業。
午前中に雨が降り二階のベランダに干していた洗濯物が
乾かないうちに取り入れてしまいました。
その後何とか小雨は上がったのにもう一度干さずに室内に干したまま。
仕事から帰ってきた妻に文句を言われるのではないかと今から戦々恐々(泣)。
2月7日(月) 昇級大盤振る舞い(?)
昨夜は朝早く弓道の昇級試験だと家を飛び出して行った
妻が午後7時過ぎに無事ご帰還。
一緒に夕食の準備をしながら
「それで無級が何級に昇級したんだ」
と私が尋ねますと言い難そうに
「あんた、何言っているのよ。私、初段になったわよ」
と申します。
初段?ほんとかよ、まだ練習し始めて一年経っていないぜ。
と思いつつも言葉にはせずにいると自分で笑いながら
「お情けの初段よ」
と小さな声で申します。
お情け初段?聞いたことがないなあ(笑)。
食事を始めると妻がさっさと缶ビールを開けました。
私も突然の初段取得に狐につままれたような思いがしましたが
「まずは初段おめでとう」
なんておべんちゃらを言い妻は妻で
「ありがとう」
と言いながら二人で乾杯。
私は私で半年振りに運動に行って汗をかいてきたので
ビールがおいしくておいしくて。
それにしても初段か、謎だなあ。
と思いながら妻の顔を見ますと眉の下に小さな傷が出来ております。
「どうしたんだよ。傷があるけど矢でも刺さったのか」
と尋ねますと苦笑しながら
「他の人の矢立てが倒れてきちゃったのよ」
と申します。
それにしても初段か(笑)。
このまま弓道にのめりこんでいくつもりなのかなあ、
いつかその弓矢の鋭い先端が俺に向かって放たれくるのではないか
とビールに酔いつつそこはかとない不安にかられていく被害妄想の私(?)
その後、妻は一日中活動したせいで疲れたのか
すぐに寝室でバタンキュ。私は居間の置きコタツで
テレビNHKスペシャル「巨大マネーが東京を狙う」
を見ていましたが、見終わっていけねえと想い急いで
チャンネルを変えてテレビ朝日の日曜洋画劇場「シュリ」を途中から見ました。
一度ビデオで借りてきて見ていましたがもう一度見ながら
「クソッ、最初からみておけばよかった」
なんてブツブツ呟きながら最後まで見ました。
それにしても以前から不思議に思っていましたが
日本映画よりも中国映画、香港映画、韓国映画を見ている方が
どうしてハリウッド映画を見ているような気分になれるのでしょうか。
別にハリウッド映画だから面白いとは言いませんが、アクション、
カーチェースなどのシーンは明らかに日本以上の表現力と
技術力を持っている感じがしてしまいます。
またある意味でハリウッド映画のようにアラブ人、中国人が登場すると
もうマンガのような完全悪役なんてレベルに比べると「シュリ」はレベルが高い。
北朝鮮工作員の恐ろしいほどの人間臭さもこの映画を
勧善懲悪IQ80的脳たりんハリウッド映画
を超絶しているような気にもしてくれます。
テレビスポーツニュースで宮古島のオリックスキャンプに
イチローが登場したことが報じられています。
私も久しぶりにイチローを見ました。イチロー命。
イチロー見たさに日頃の十倍のファンが集まったとか。
即席の打撃練習で100本のスイングのうち15本がホームランとか。
イチロー、来年はメジャーの三冠王だ(笑)。
それにしても早くBSテレビを買わないと
NHKBSで今年のマリナーズの試合が見られないよ(泣)。
布団の中で図書館から借りてきた
「浜尾四郎全集2 殺人鬼」沖積舎
を布団の中で読み続けました。
以前に短編小説を読んで面白かったので今度は長編にチャレンジ。
これが昭和十年に書かれた小説で二段組271ページ。
現在50ページのあたりをウロウロ。
「読み終わって面白くなかったら承知しねえぞ」
とブツブツ言いながら午前一時ごろに眠ってしまいました。
起床7時半。
起きた途端に腰が痛え、脚の筋肉が張っている、腕が重い
昨日の運動で筋肉痛が発生しております。
朝食、コロッケサンドと熱い紅茶。
朝刊三面元南海ホークスの皆川睦雄投手の訃報。
プロ野球がまだラジオ放送時代の人でしょうか。
鶴岡一人監督以下、蔭山、野村、杉浦、スタンカ、穴吹、杉山、寺田なんて
もう私自身野村克也以外忘れかけている選手の名前を思い出しました。
午前中生徒が来て授業。
終了後、ネットで高崎市立図書館のホームページにアクセスし
蔵書検索で探していた本を発見。
飛んでいって借りてきました。
午後、その本を読んでからパソコンに向かい作業。
昨日運動してきたせいか終日気合入りまくりでありました。
2月6日(日) フリーター漂流
昨夜は偶然NHK総合テレビで9時から
「NHKスペシャル・フリーター漂流」
という番組を10分ぐらい遅れて見始めました。
フリーターの若者が住んでいるマンションにまずビックリ。
どうしてこんないいところに住んでいるのだと思うと
これはフリーターを雇っている会社の寮でした。
なにやら昔の工場の寮のイメージと全然違います。
これだけは昔に比べて本当に贅沢そのもの。
派遣されている会社で問題を起こしたフリーターを
雇っている会社の所長が訪ねてきてもう少し我慢しろと
遠慮しながら説教しますが当のフリーターが所長に対して
あぐらをかいてタバコを吸っているというのには驚きました。
この若者は結局辞めて北海道の実家に帰ってしまいますが
この実家がまた結構なおうちでありまして何か私は
すかされて気が正直しました。
この若者が母親の話を聞く時の姿勢と先刻の所長の説教を
聞く時の姿勢とまったく同じことに私はショックを受けました。
公と私、外と内の区別がついていない(!)
ここにはある意味で「経済的貧しさ」がまったくありません。
あるのは「精神的貧しさ」のみであります。
日頃あまり自分の意見を言わない妻がこの若者を見ながら
「これじゃ仕事につけないわよね。それによくこれでテレビに
撮影されることを本人が納得したわね」
と申します。
ウ――ム、珍しく妻と私の意見が一致しました。
もう一人登場した若いフリーターはもう結婚していますが
職を転々としながら
「自分に合った仕事がそのうち必ず見つかるからそれまでフリーターで生きていきます」
と語っていましたが何か全然違うような気がしてまいります。
またまた自分さがしかよ。
自分に合った天職なんて後からつけた理屈であって自分が仕事に
合わせるようにするより仕方がないのではと私は思っています。
この番組に登場する若者たちを見ながら私は奇妙な事に
企業の徹底的人件費の削減を消極的に擁護したくなるような気分になりました。
NHKのこの番組の製作意図はいったいどこにあるんだ(?)
起床7時半。
妻は弓道の昇級試験のためにサッサと出かけて行きました。
寝室の雨戸を開けて妻と私の布団をたたみ窓を開いて空気の入れ替え。
外は寒いながらも冬陽が射して晴れております。
朝食、自分で野菜サンドを作り熱い紅茶といただきました。
フジテレビ、元首相の宮沢喜一が出演していましたが
評論家の竹村健一と一緒にマスコミが煽りに煽るので北朝鮮への経済制裁一色に
なっているがマスコミが煽りに煽って太平洋戦争に突入した例もあるので
小泉首相が経済制裁に慎重であることはいいことではと申しておりましたが
これはこれで一つのきちんとした見識なのでしょう。
その後、日本テレビ「波瀾万丈」今日は高田純次が出演。
この人が活躍していた頃、私はテレビをまったく見ていなかったので
ほとんど記憶がありません。
別に刑務所に入っていたわけではありませんが(笑)。
この人はこの人で面白い経歴の人でありました。
その後パソコンに向かい作業。
昼食、「どんべい」と妻がつくってくれておにぎり。
午後、遂に意を決して半年ぶりに隣の市の体育館に行き運動。
トレーニングセンターでストレッチ、筋トレ、ステーショナリー・バイク。
一時間半ほど体を動かしました。
さすがに汗が滴り落ちるほどではありませんでしたが
何か半年間の心の垢が溶けていくようで最後の方にはいい気分になりました。
トレーニングルームにテレビがついていて東レパンパシフィックテニス決勝
「ダベンポートVSシャラポア」戦をやっていましたがシャラポアが勝ちました。
私はシャラポアより昔のクリス・エバートの方がよほど美人だと思いますが(笑)。
体育館を出て車で帰路を辿ると運動の後気分がいいのかなぜかいつも
自然に鼻歌を歌っております。
しかし体育館に行くのは昔は体力強化、今は老化防止(?)
花の命は短くて(泣)。
2月5日(土) 死ねば死にきり
昨夜は一人で夕食をいただきながら夕刊を読みました。
夕刊の三面片隅に次のベタ記事。
通信傍受は昨年4件 法務省
通信傍受法に基づく電話の傍受が昨年、4件の事件で実施されたことがわかった。
法務省が4日の閣議で報告した。薬物密売事件の捜査で行われた携帯電話の傍受。
エッ、4件、ほんとうかよ、という眉に唾する数字に思えます。
通信傍受法とはいわゆる「盗聴法」で野党からも
通信の自由を侵害するものだとしてかなり反対があった法律です。
犯罪抑止のために検察官、司法警察員、麻薬取締官、海上保安官などが
地方裁判所の許可を得て該当する電話通信を20日間実施できるという内容だったはずです。
暴対や公安が行動確認監視対象としている団体・個人の数を考えただけでも
私のような素人でさえ年間4000件くらいはあるんじゃないかと想像しますから
やっぱり信じられない数字です。
9時過ぎに妻と娘が帰ってきて妻は夕食。
娘が入れてくれたコーヒーを飲んでいると
「私は明日の午前中は弓道の練習だから」
と申します。
「最近、嫌に熱心だなあ」
と申しますと
「今度の日曜日に昇級試験があるのよ」
と申します。妻は現在無級。
ウ――ム、弓道ってそんなに面白いのかな。以前に一度
「俺も一緒に弓道の練習に参加しようかな」
と言うと
「夫婦でやるなんて私は嫌よ」
とていよく断られました。
夫婦相和して、夫唱婦随どころか婦唱夫随さえも私の妻は認めてくれません(泣)。
いつものように妻と娘はさっさと眠り私は一人居間の置きコタツの中で読書。
12時前には疲れて布団の中に入り眠りました。
午前5時にトイレに行きそれからウトウトしながら
珍しく8時半まで布団の中にいました。
朝食、トースト1枚。目玉焼き、レタス、熱い紅茶。
午前中、妻は出かけて私はパソコンに向かい作業。
その後、読書。
妻が12時ごろに帰ってきて昼食。
私は昼食はお餅にしようと申しましたが妻と娘に見事に
否決され焼きそばになりました。
午後もずっと読書。
東京に行くという娘を妻が送っていきました。
5時ごろにやっと本を読むのを終わりました。
昨日図書館から借りてきて昨夜から今日にかけて呼んだ本。
「人はなぜ歴史を偽造するのか」長山靖生 新潮社
など3冊の本を読破しました。
私は読み出すとできるだけ没頭するようにしているのでノートもメモもとりません。
それでいつも後から印象に残ったところを探そうとして四苦八苦。
結局、わからないことがよくあります。
これが3日過ぎると印象に残ったところを忘れます。
4日過ぎると内容を忘れます。
5日過ぎると本の題と著者の名前を忘れます。
6日過ぎると借りてきたことさえ忘れます。
ウーン、こんな読書をして何か意味があるのかなあと思いつつ
次の本を読んでいる、これこそ悪循環そのもの。
ネットを見ますと
神奈川県三浦市の農道でワゴン車内で男性3人、女性3人の計6人が死亡。
静岡県東伊豆町別荘地路上の自動車内で男女3人が死亡。
共通点は車内に練炭が置いてある集団自殺だということです。
1日の集団自殺者としては9人は最大人数だと思います。
この集団自殺については記事を見つけ次第いつもこの日記に
書くようにしていますが人数が徐々に拡大しているように思えます。
また伊豆町の方は男女ともに30歳代から40歳台とのこと。
年齢も徐々に高くなっているような気がします。
三浦市の方には車内から
「人生に疲れました。ごめんなさい。葬式はしないでください。お墓もいりません。散骨してください」
というメモ書きされた遺書が発見されたとのこと。
親の哀しみを考えたら死ねないだろうがと怒りを覚えますし
他人同士ではなく自分一人で死ねねえのかよと思いますし
自殺まで流行を追うことはないだろうがと哀しくなりますし
もっときちんとした辞世の句(?)くらい残せよと言いたくなります。
人の心の闇はわからねど死んで花実の咲くものか(!)
2月4日(金) 気合が違います
昨夜は授業が終わって夕食をとりながらテレビを見ていると
春の甲子園に72年ぶりに出場することになった四国の
高松高校に出場に便乗して学校名を使い、寄付や広告掲載名目に
現金を募る虚偽の要請が相次いでいるとのニュースを流していました。
そのニュースを見ながら妻に私が
「やっぱりなあ。みんな悪知恵だけは働くなあ」
と言うと妻が笑っておりました。
と言うのも先日高松高校の甲子園出場をテレビで知った時私は妻に
「甲子園に出るんだからOBの寄付金は全部で1億円は堅いんじゃないの」
と言ったところだったからです。
と書きながら青春は残酷であります(?)
私が四国の丸亀高校一年生の付き合っていた女生徒が
転校することになりその転校先が高松高校(泣)。
花も恥らう高校一年生の純愛は転校という女生徒の空間的移動で
見事に崩壊してしまったのであります。
以後41年近く私はそのKさんという女性と逢うこともありませんでした。
どこに住んでいるかも何をなさっているのかも知りません。
もし住所がわかって連絡をとっても「いま、逢いにいきます」なんて
ことになることは絶対にありえないでしょう(笑)。
41年後に再会してお互い見えなかったものが見えてくるのが
もっとも恐ろしいことであります。
しかし、もしも「いま、逢いにいきます」なんて事態が万々が一にも生じた場合でも
ステルス機のような妻の見えない監視の眼をくぐることは不可能であります(笑)。
夕食を終わって一休みしていると駅へ娘を迎えに行っていた妻が帰ってきました。
家に到着するやいなや
「さあ、節分だからみんなで豆まきをしましょう」
と突然の最高指令であります。
私が寒風吹きすさぶ中、居間の庭の窓を開けて近所の手前小さい声で庭に向かって
「鬼は外、福は内」
とささやいておりますと妻が
「あんた、声が小さいわよ。元気よくやらないと」
と文句を言われました。
それから妻は一回の居間、寝室、二階の子供たちの部屋、
トイレと次から次に大きな声で叫び始めたのであります。
「ウ―ム、どうしたのだろう、気合の入りすぎでは。
それに豆まきは一つ一つの部屋にもするのかいな」
と思わず私も不安になってしまいました。
それにしても私とまったく同世代なのに妻は古風と言うか
こういう昔の風習は実に忘れずに実行しております。
豆まきが終わった後、今度は
「じゃー、年齢の分だけ豆をいただきましょう」
と申しますので私が
「57個も豆を食べるのかよ。俺は若返りたいから20個でいいよ」
と申しますと
「この豆おいしいわよ」
と私を睨みながら言うので渋々57個いただきました。
その後、私がテレビを見ているうちに娘はさっさと二階に上がり
妻が浴室に入る音がしました。
しばらくすると妙に静かなのでもしかして妻が湯船の中で
眠ってしまったのかと思い不安になって浴室を覗くと真っ暗。
寝室を覗くと妻は相変わらず枕元の電気スタンドを煌煌と
つけたままで眠っておりました。
枕元の電気スタンドを消して私は居間に戻り図書館から
借りてきたビデオを見ました。
香港映画「暗黒街」主演 金城武
金城武、なかなかの二枚目。ヨン様に十分対抗できる顔立ちであります。
映画はまあ一切頭を使わない娯楽大活劇というのか。
疲れている時はこういうビデオに限ります。
起床5時半。
娘を車で駅まで送っていきました。
帰宅して朝食。
午前中、生徒が来て授業。
午後は図書館に出かけて本とビデオを借りました。
帰宅してパソコンに向かい作業。
妻が帰宅して夕食の準備をしてから弓道の練習に行きました。
2月3日(木) まさこさん
昨夜はテイクアウトしたお弁当をいただきましたが
これが量が多すぎて完全食べ過ぎ状態。
食べ終わって苦しいなあと思いつつテレビを見ているうちに
置きコタツの中で完全熟睡状態。
目覚めてみれば早午前零時。
あわてて布団に入りまいりましたが今度は眠れず結局
色川武夫の短編小説を読みながらやっと1時過ぎに眠りました。
起床5時30分。
娘を車で送って高崎駅へ。
外は寒い。
♪ 北風吹きぬく寒い朝も心一つであたたかくなる
なんて申しますが嘘です。あたたかくなりません(?)
白タク業がも3週間目になってくると家に帰った時には
しらしらと夜が明けてきて日の出が早くなっているのがよくわかります。
朝食、トースト1枚。目玉焼き、レタス、紅茶。
頭がボーとしたまま深夜に日本テレビで放映されたのをビデオに録画しておいた
スペイン・アメリカ合作映画「ロルカ 暗殺の丘」監督マルコス・スリナガ 主演 アンディ・ガルシア。
最初、1936年のフランコ将軍によるファシストの内乱が勃発したスペインと
1951年のスペインが交互に画面に現れるようなストーリーで寝ぼけた頭で
「かったるいなあ」と思っていました。
ところが途中からオー、オー、オーというような話の展開になり
最後はオ―――――てな感動(笑)。
詩人ガルシア・ロルカを暗殺した犯人は誰なのかを主人公が追求していく
話ですが実にうまく最後まで持っていきます。
叛乱をおこしたファシスト軍と共和国防衛軍の内戦で死者百万人。
フランコ将軍率いるファシスト側は一応団結していたものの
共和国防衛軍はアナキストVSスターリニストVSトロツキストが
お互いに内戦の中の内戦を引き起こすという混乱で敗北してしまいます。
スペイン内戦の映画は私が見た限り
米映画「たがために鐘はなる」ゲ―リー・クーパーとイングリッド・バーグマン。
米映画「日曜日には鼠を殺せ」グレゴリ―・ペックとアンソニー・クイーン。
仏映画「戦争は終わった」イブ・モンタンとイングリッド・チュ―リン(?)
「たがために鐘はなる」はハリウッド恋愛映画としては成功作で有名。
「日曜日には鼠を殺せ」は主演二人はA級ながら映画はどこかB級でありました。
一番よかったのは「戦争は終わった」これを私は新宿のアートシアタで
1966年頃に見た記憶があります。
内戦に敗北してフランスに亡命して生き残った共和国側の中年男が
再び組織によってスペイン潜入を命じられるというお話。
この中年男のイブ・モンタンが実にかっこよかったのを覚えております。
今日見た映画はこの三本の中でも「日曜日には鼠を殺せ」よりは面白いのでは(?)
もちろんフィクションも混じっているのでしょうが、ラストのロルカを殺した
犯人はというところがアッと驚く仕掛けになっています。
午前中に午後の授業のプリント作り。
テレビのワイドショウで「まさこさんが入院しました」と何度も申していますので
アレッと思いつつ画面を見るとこれは森進一の奥さんの森昌子の方。
雅子様と昌子さん、間違いますよね(笑)。
午後、★★高校へ行き授業。
終わって校舎を出ようとすると冷たい風が吹き付けます。
雪も降ってないのにどうしてこんなに寒いのか。
身を切るような風の冷たさ。
帰宅して一休みして生徒が来てこれからまた授業。
2月2日(水) 凄い人
昨夜は図書館から借りてきた本を二冊一気に読みました。
二冊とも恐ろしい本でした(?)。
「反時代的毒虫」車谷長吉 平凡社新書
「公安の手口」鈴木邦男 ちくま新書
読んで私が驚いたことは実につまらないと言えば
つまらないことで二人の著者に申し訳ない気もしますが
鈴木邦男が本の裏表紙に自分の住所、電話番号をビッシと書いていることです。
もうこれは「凄いなー」の一言につきます。
政党・会社・NPOなどの団体ならばともかく、また著作によって
何かの品物を売ろうとしている個人ならともかく
私はこのような著作において自己の住所や電話番号を裏表紙に
記しているのは初めて見ました。
内容が内容ですからいろんな電話がガンガンありそうな気がしますが
「鈴木さん、怖くないんですか」
と心配になってしまいます。
私が心配してどうなるものでもありませんが(笑)。
それにしても電話の問い合わせ、相談、抗議などあると
時間は取られるし精神的にすごく疲れる筈です。
新右翼運動を四十年近く実践し今は引退しているとはいえ
またいまだ独身だということですからこんな荒業ができるのか
とも思いますが、そう考えてもやっぱり凄いことは凄いことです。
雪が降りそうな冷え切った夜布団に入り湯たんぽに足が触れると
それだけで至福の状態になることが出来ます。
起床5時半。
車で娘を駅まで送っていきました。
まるで毎日が早朝白タク運転手状態(笑)。
今日は講演のある日なので朝から緊張気味です。
帰宅して新聞を読みながら朝食。
トースト1枚、目玉焼き、レタス、熱いコーヒー。
朝刊、ワープロソフトの「一太郎」が松下電器の特許権を
侵害しているという東京地裁判決がトップ記事。
この販売禁止命令も控訴しさえすれば実効は先に延ばすことができると
いうことで「一太郎」の生みの親である「ジャストシステム」もユーザーも
困ることはないということですが、それにしても驚いたのは
「ジャストシステム」の去年の売上が年間126億円という数字。
こんなに少なかったのかと思いました。
やはり「一太郎」VS「ワード」の争いは「ワード」の圧倒的勝利に終わったのでしょう。
私は昔の「VHS」VS「ベータ―」のビデオ戦争を思い出しました。
私は「ベータ―」を買ってしまい後からビデオ屋で「ベータ―」のビデオが
急速になくなっていくことに切歯扼腕した覚えがあります。
パソコンは「ワード」を使っているので一安心(?)
「一太郎」を使っている人の話によると「ワード」よりも
絶対に使い勝手がいいとのことですがこれは「VHS」より
「ベータ―」の方が圧倒的に画像がきれいだったことに似ています。
午前中、生徒が来て授業。
驚くべきことに品詞の概念をよくわかっていず、
名詞、動詞、形容詞などの品詞の説明に多くの時間を費やしました。
その後パソコンに向かい作業。
午後、★★高校へ授業へ。
帰宅して一休みして高崎市のシティーホールへ行き
〇〇高校の進路講演会で一時間の講演。
講演前に控え室で
「先生お食事の用意をしていますが」
と担当の先生に言われて見ると私一人だけのお弁当が用意されていました。
講演前に一人でいただくお弁当ほど寂しいものはありませんので即座に
「持って帰らせていただきます」
と答えました。
聴衆は父母の方130名(?)
九割近くの方が私より若い父母です(泣)。
会場はマイクあり、ホワイトボードあり、声の反響良し。
素晴らしい会場でした。
終わってから校長先生やPTAの会長さんにご挨拶をして
地下の駐車場に向かいました。
広い駐車場ですが私が駐車したのはC5という場所。
ところがやっと辿り付いたと思ったら車がない(!)
最近予備校の同僚が車を盗まれという話がインプットされて
いたのでアッ、アッ、アッと講演を終わった余熱は消えうせ
一気に冷凍庫に入ったような気分になりました。
早く家に帰って風呂に入りテイクアウトしたお弁当を
いただこうと思っていたのにどうして俺はこんなに
ついていないのかとブツブツ言いながら十分ほどウロウロ。
やっと通りかかった駐車場の係りの方に尋ねると
「C5は二箇所ありますよ」
とのご返事でありました。
オイオイオイ、早く言ってよてな気分。
それでもおじさんありがとう。
やっともう一箇所のC5に行き我がポンコツの本田アコードを発見。
「こんなポンコツ盗む奴なんていないよなあ」
と思ったところでホッと一安心。
帰宅してこの日記をつけこれからゆっくりお弁当をいただきます。
2月1日(火) 今年も巨人の優勝なし(?)
昨夜はテレビにも飽きて図書館から借りてきた
ビデオを日本連続して見ました。
1994年 「アイ・ラブ・トラブル」監督: チャールズ・シャイアー
主演: ジュリア・ロバーツ、 ニック・ノルティ。
どうしようもない題名だなと思っていると原題も”I
love trouble"。
これがなかなかの拾い物でありました。
シカゴのライバル新聞が記者同士が列車脱線事故を謎を解明しようとして
巨大化学会社の陰謀暴いていくというサスペンス・ラブ・コメディー。
なかなかウィットに飛んだ会話とサスペンスの持っていき方のうまさに脱帽。
旧き良きアメリカ映画を見ている気分になりました。
それにしてもジュリア・ロバーツは180センチは身長があるのでしょうか。
それにニック・ノルティは私はギャング役ばかり見ていたような気がしましたが
なかなかしゃれた新聞記者を好演していました。
気をよくして調子に乗ってもう一本見ました。
1977年「ジュリア」 監督:フレッド・ジンネマン
出演:ジェーン・フォンダ、
ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジェイソン・ロバーズ、メリル・ストリープ
この映画は昔一回か二回見ましたがきちんと見た記憶がなく
ユダヤ人の劇作家リリアン・ヘルマンにジェーン・フォンダ。
その夫のハードボイルド小説の始祖と言われるダシル・ハメットにジェイソン・ロバーツ。
リリアン・ヘルマンの幼馴染のジュリア役がバネッサ・レッドグレーブ。
このジュリアがオックスフォードで学びウィーンに行きます。
オーストリアのドルフス政権を支持するファシストによる
大学襲撃により負傷して義足になってしまいます。
反撃に出た社会民主党の武装蜂起は鎮圧され独裁者のドルフスは
オーストリアナチスによって暗殺されてしまいます。
ジュリアはベルリンに向かいそこで反ナチス運動に参加します。
作家として成功したリリアンはヨーロッパからソ連に行く途中、
ジュリアの伝言によりベルリンでジュリアに再会。
そしてアメリカに帰国してジュリアがナチスにより殺害されたことを知らされます。
社会派のフレッド・ジンネマン監督もこの題材の料理の仕方が
レジスタンス映画にするわけにもいかずなにやら中途半端な文藝映画になったような雰囲気です。
それにどうも役作りがそうなのかジェーン・フォンダのヒステリックな話し方に私はついていけませんでした。
その点得な役がバネッサ・レッドグレーブ。
物静かで闘士を秘めて親友との出会いと別れを悲しみを押さえた淡々とした演技で演じています。
見終わったのが午前1時過ぎ。
起床5時半。
娘を車で送って高崎駅へ。
もう2週間近く送り続けていますが夜の明けるのが少しずつ
早くなってきたような気がします。
朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。
朝刊、今日からプロ野球はキャンプインとかで特集を組んでいました。
昨日のテレビにも登場していましたが今年の巨人は堀内監督のヤギ髭、
清原の坊主頭が売りなのでしょうか。
堀内と清原の確執、上原のポストティングによる大リーグ移籍などなどで
今年も巨人は優勝はすでに放棄しているのか(笑)。
それにしても長嶋一茂がやたら日本テレビに登場して
巨人の宣伝をしていますが、監督として巨人優勝に
貢献した原辰徳はいったいどこに消えたのでしょうか。
舞いあがっている長嶋一茂、可愛そうな原辰徳。
午前中、パソコンに向かい作業。
午後は明日の授業のプリント作りと夜の講演の準備。
その後、図書館に行きましたがなぜか第一駐車場は満車で
少し離れた第二駐車場へ。
そこから図書館に向かって5分ほど歩きましたがセーターだけという
スタイルなので風が冷たくて冷たくて。
日本海側は大雪だそうですが高崎も今にも雪が振り出しそうな空模様です。
代わりばえのしない二月の始まりです。