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たそがれ日記

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3月31日(木) 月の終わり


昨夜はお風呂に入り夕食をいただこうとすると

妻が居住まいを正した姿でいますので私もていねいに

「いただきます」

と言って缶ビールを飲もうとすると

「あんた、お祝いの乾杯をしないの」

と申します。

ウーム、長男の医師国家試験合格のことかと思いつつ

「本人がいないのにお祝いしてもなあ・・・・・」

と申しますと

「それは違うでしょう・・・・」

と説教されそうになり仕方なくお互いにビールで乾杯。

その後、夕食をいただきながら

「森進一と森昌子離婚するってテレビで言ってたよ」

と申しますと妻が

「そりゃそうよね。若い頃にあれだけ華やかな舞台に立ったら

主婦なんて地味な生活には耐えられないんじゃないの。

仕事が出来る女性ってみんなそう思うんじゃないの」


と申します。

ウーム、そういう考え方もあるのか。私が

「森進一は森昌子が料理が下手なので嫌になったんじゃないか」

とええ加減なことを申しますとただ笑っているだけでした。

テレビを見るとやれ夫の家庭内暴力だの妻が難病を抱えているだの

諸説紛々としておりますが、
「オシドリ夫婦」なんて言葉も

もうすぐ死語になってしまうのでありましょうか。


全国津々浦々の家庭という家庭で夫と妻の睨み合い。

これはこれで実に壮観といえば壮観でありますが(?)


テレビワールドカップ「日本VSカタール戦」日本が勝ちました。

その前に放映されたピョンヤンでの「北朝鮮VSイラン戦」

レフリーの判定を巡って場内騒然、暴動寸前という雰囲気でしたが

それよりも印象に残ったのは競技場を後にして黙々と歩く観客の姿でした。

十数年前に観光パック旅行で新潟経由でピョンヤンに行きましたが

あの時も首都の広い道路を行き交う車も少なく

また、一時の中国のように自転車の銀輪が道路を占拠して走ることもなく

歩道をただ黙々と歩く人々の姿が印象的だったことを思い出しました。


11時前に疲れて布団に入り色川武大の短編小説を読んで眠りました。

起床6時半。朝食、サンドイッチ、熱い紅茶。

今日で三日連続の春期講習がいったん終わり

明日は自宅での授業だけですので図書館に本を返しに行こうと

思いバッグに詰め込んでおりますと

「あんた、今日は図書館はお休みよ」

と妻に言われてガクッ。

何か雨で遠足が中止になった小学生の気分になりました。

出勤、授業5時間、3日目になるとさすがに体が慣れてきました。

授業が終わり予備校の教務の職員や同僚と馬鹿話をしてから

帰ろうとして空も晴れているし気分もいいので

久しぶりに「ブック・オフ」に向かいました。

ブック・オフで105円の本を10冊買いました。

「ベラルーシの林檎」岸恵子 朝日文庫。

岸恵子が好きなので買いました。

「秘事 半所有者」河野多恵子 新潮文庫

女流作家で私が現在読むのは高村薫だけですが、私が読まなくとも

もしかすると妻が読むかもしれないので(?)

「スターリン獄の日本人 生き急ぐ」内村剛介 中公文庫

この本は1966年頃に三省堂新書で出版され読んで衝撃を

受けた本です。これは三省堂新書版がまだ我が家にあるのでは(?)

「郵便的不安たち」東浩紀 朝日文庫

次男がこの本についてブツブツ何か言っていた記憶があったので。

「戦後秘史1 日本崩壊」大森実 講談社文庫

これは第3巻(?)の「祖国革命工作」も端本で買って

著者がアメリカに行きにGHQの関係者にインタビューしていたり

していて実に面白かったため。

「偽善系」日垣隆 文春文庫

図書館から借りて一度読んだ記憶あり。

「日本共産党の研究 二」立花隆 講談社文庫

端本ですが戦前の日本共産党を巡るドキュメントには

人間のあらゆるドラマが隠されているため。

「山谷崖っぷち日記」大山史朗 角川文庫

図書館から借りてきて一度読みました。

その時、世の中からドロップアウトして生きる

人々の話に何か心を突き動かされたため。

「帝都東京殺しの万華鏡」新潮文庫編集部(編)

こういう本は速く面白く読めます(?)

「対談 日本型悪平等起源論」 島田荘司 笠井潔

最近、どういうわけか笠井潔を読んだりしているため。

著者の皆さんには申し訳ない気がしますが、これだけの本を

1050円で買えるなんて日本は「地上の楽園」(笑)であります。


同じ105円の本のコーナーの中に私の本が1冊紛れ込んでいたのには

怒りが込み上げ心底腹が立ちましたが(笑)。

それにしてもこの中の何冊をいったい本当に読むのやら。

今日で3月も終わりです。

明日からまたがんばらないと。


3月30日(水) マカお得な(?)


昨夜は帰宅してからまたまたゲラの最終校正。

出版社の編集部からメールがきて30ヶ所のほどの

原稿の疑問点を羅列してチェックしてください、

というのと「後書き」が短すぎるのでもっと原稿を

書いてくださいとの要請であります。

置き炬燵に入ってひたすら作業。

妻が仕事から帰ってきて一休みして弓道の練習に行きましたが

弓道の練習から帰ってきた午後9時過ぎに私がまだ

同じ姿勢でゲラに向かっているので

「あんた、どうしたの」

とビックリしておりました。

編集部と連絡をとってすべてが終了したのが午後10時過ぎ。

やっとこさ遅い夕食をとりながら夕刊を見て

一面下の全三段の広告にビックリ。

「DHCで昼も夜も夫婦円満」「マカお得な2個セット」

なんて活字が躍っております。

そこに例の叶姉妹の肌剥き出しで微笑んでいる写真。

ウ――ム、朝日新聞もよほどの広告不況で

こういう精力剤の広告を入れざるを得ないのか(?)。

それにしても「マカお得な・・・」というのは不思議な日本語であります。

これがよく読みますと「マカ」というのは精力剤の名前でありました。

「マカお得な・・・」そうか納得、一人で笑ってしまいました。

それにしても「朝日新聞」の「東京スポーツ」化は着々と進行中(?)


テレビスポーツニュース、楽天の田尾監督、ベンチの奥で

苦虫を噛み潰したような表情をしております。

これでソフトバンクに連敗して1勝3敗。

前途は多難であります。

起床7時。朝食、サンドイッチと紅茶。

今日も快晴の日であります。

職場に出かけて春期講習。

授業がすべて終わって講師室で一休みしていると

外線電話が入っていますということで電話に出ますと

我が長男からの電話。珍しく甲高い声で

「アッ、父さん、試験合格したよ」

叫んでおりました。

「そうか。よかったな」

とクールに答えて電話を切りました。

長男のうれしそうな声に同調して同じようにうれしそうに

「おめでとう」

と言えない自分がちょっぴり情けない気持ちもいたしました。

「あんたは家族にも誰にもサービス精神というのがないんだから」

という妻の声が聞こえてきそうであります。

長男もこれで浪人3年、医学部6年、9年かかりましたがやっと医師国家試験に合格。

講師室にいる経営者や講師の人たちにこの電話の内容を言おうか言うまいか

としばし考えましたが、結局これは完全な私事なのだから言う必要はない

と結論を出して黙ったまま帰って来ました。

それにしてもこのような不特定多数の人々が見る日記には平気で

こういうことを書きながら自分の周りの人々には何も言わない

自分ってなんだろうと不思議になります。

いまさらかまととぶって気恥ずかしいからと言ってもそれは嘘の

ような気もしますし、かと言ってやっぱり言わないだろうなと

思ってしまいます。

まあ、どうでもええか。


帰宅して一休みしてネットを見ると

大リーグ、マリナーズのイチロー、

今日のオープン戦4打数1安打1打点で17試合連続安打中。

アメリカ大リーグ公式サイトでレギュラーシーズンで

イチローが4割を打つのか特集をしているそうです。

がんばれイチロー。

この日記をつけ、これから生徒が来て授業。

ふと今日は3月30日だということを思い出して

去年のこのたそがれ日記を見ますとやっぱり書いていました。


これを一年だけ年数を増やして再録すると

36年前の今日、フランスでフランシーヌという女性が

ベトナム戦争とビアフラの飢餓問題に抗議してパリで焼身自殺しています。

日本でも1967年11月11日 佐藤訪米に抗議して

エスペランチストの由比忠之進が焼身自殺をしています。


3月29日(火) 牧歌的(?)


昨夜は夕食後ぼんやりテレビを見ていますと

東京テレビで
「名曲ベストヒット歌謡」という番組をやっていました。

東京テレビ得意のナツメロ番組であります。

何となく妻も一緒に見だしたのはいいのですが、

懐かしや
三田明が登場すると

「本当に変わらないわね。ぜんぜん太っていないわね」

と申します。次に
舟木一夫が登場するとまたまた

「若い時のままねえ。ぜんぜん太っていないわねえ」

と申します。堪忍袋の尾が切れた私が遂に

「お前さん、それ俺に対する嫌味かよ」

と尋ねますと、ニッコリしながら

「ウハッハッハッハッ」

と一人で高笑い。

今日はどうしたことか機嫌がいいのか(?)

それにしても確かに私も太りました。

「高校三年生」「美しい十代」の頃は63キロ。

当時は痩せていてもっと太らないと太らないとと

強迫観念のように思っていた青年が

30年という歳月が過ぎる間に今や75キロはあります。

それもわかりやすく例をあげれば

脚はアウシュビッツの少年風に痩せているのに

お腹は雅山、顔は朝青龍。

よくもこれだけ偏って肉のつくものかと我ながら不思議になります。

この私のようないびつな体型をとるか、

それとも妻のように肉が脚に集中する体型をとるか

これこそ究極の選択であります(笑)。


今日の春期講習に備え11時頃に布団に入りました。

それでもすぐに眠るということができません。

それで図書館から借りてきた

筑摩日本文学全集「色川武大」を読みました。

文庫版なので布団の中でも読みやすい全集です。

それに中味が短編なので一時間ほど読書をするのには最適。

この人の小説に登場する戦前から戦後にかけての浅草などの

東京の下町に住む貧民・細民・流民・ルンプロの人々の

生き様とそういう人々を見つめる作者の眼にはどこか

厳しいけれど牧歌的なものがあり読みながらシミジミとしてしまいます。

定職も持たず生きている都市流民の姿には現在のニートとかフリーターとは

まったく違う雰囲気があります。

所詮私にとっては疑似体験にしか過ぎないのでしょうが、

登場人物がやどす雰囲気にはどこか郷愁を誘われます。

そこには底抜けの善意と楽天性があるからでしょうか。


授業があるせいせいで緊張しているせいかいつもより一時間も早く眼が醒めて

布団の中でジットしていました。

起床7時。朝食、妻の作ってくれたサンドイッチ一切れ、熱い紅茶。

授業が開始された途端に食欲激減

出勤して授業5時間。

休み時間は久しぶりに再開した同僚の講師の人たちと世間話。

気心のしれた講師たちと話をしていると一年間分

喋った感じになります。

昼休みは妻の作ってくれたおにぎり二個をいただきました。

授業が終わると久しぶりに立ちっぱなしだったせいか

足の裏が痛くなる職業病が発生。

帰宅すると同時に出版社から宅急便が到着してゲラの最終校正。

また半日かかりそうであります。

まあそれでも春期講習初日が無事に終わってよかったよかった。

空は快晴、春一番のような風の強い一日でありました。


3月28日(月) おおきに


昨日の大相撲大阪場所千秋楽朝青龍が14勝1敗で優勝。

朝青龍の土俵上での優勝インタビュー、最後に

「おおきに」というと観客から大歓声があがっていました。


テレビ中継の大相撲は私はほとんどみませんが、

朝青龍の連勝記録もストップしましたが、これが双葉山に

並ぶ69連勝くらいになれば視聴率も爆発的に伸びるのでは(?)

夕食後に出版社より電話がありゲラの数箇所の問い合わせ。

終わってからさっさと布団に入って眠りました。

さすがに昨夜は湯たんぽなし。

湯たんぽもコートもさようならというところでしょうか。

起床7時半。朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、オレンジ。

朝刊、一面右隅に比較的大きく

「楽天暗転26失点」

という記事が掲載されています。

プロ野球の試合の記事が朝日新聞の一面に乗るのは

日本シリーズ決勝戦、完全試合、乱闘試合くらいではないでしょうか。

結成して一年目公式試合二試合にして連続して朝日新聞の一面を

それも快勝と大敗で飾る球団なんて恵まれているのでは(?)

それにしても楽天VSロッテ戦、観客、昨日も24028人とはよく入っています。


午前中、来るはずの生徒から電話があり風邪を引いているので午後に

してくれないかとのこと。

予定が狂いましたが、明日からの予備校での春期講習に備えての

下調べを始めました。

これが延々と続き、3時間ほどして中断して昼食。

冷たいご飯に生卵二つかけていただきましたが、

どうも温かいご飯でないとおいしくありませんなあ。

午後1時に生徒が来て授業。

風邪気味だと言っていたのに元気そうです。

もしかするとこれは仮病(?)

「おいおい、宿題をするのを忘れてまずいと思って午後に遅らせたんじゃないの」

と申しますと

「そんなことありません、そんなことありません」

と必死で抗弁、どうも怪しいなあ(笑)。

3時に授業が終わってからまた下調べを続行。

春期講習のような短い講習の場合はすべての時間の下調べをしておかないと

なにか落ち着きません。

夕方頃にやっと下調べの山が見えたのでコーヒーをいただいてネットで暇つぶし。

大リーグ、マリナーズのイチロー、今日は5打数2安打3打点1死球。

16試合連続安打でマリナーズ球団のオープン戦新記録を達成しました。

オープン戦のイチローの成績、チャリティゲーム一試合をも含め

打率.500(58打数29安打)、7打点、6盗塁。

何かもったいなくて公式戦にとって起きたいような成績です。

去年からいっそう高いレベルで打撃開眼したのでしょうか。

がんばれイチロー。

朝から昨日の快晴が嘘のようなどんよりとした天候でしたが

雨もショポショポ降り始め妙に薄ら寒い気温です。

湯たんぽはやっぱり必要なのかなあ。

明日からの予備校での授業をシミレーションしていると

なにか身体が緊張状態に突入。


3月27日(日) 白梅・紅梅


昨夜はテレビサーフィンというかテレビデイズというか。

まずTBSの「最強総合格闘技誕生!!K-1」

柔道の秋山成勲がジェローム・レ・バンナにノックアウトされるのを見て

午後9時からフジテレビの映画「ホワイトアウト」

厳冬の雪に覆われた巨大水力ダムをテロリスト集団が

襲撃、占拠し50億円を政府に要求するという日本版「ダイハード」(?)

原作は読んでいませんが、どうしてこんな七面倒臭い場所を襲撃するんだよ。

どうせやるなら日本銀行とか都市銀行の方が手っ取り早いのでは

なんて見ている私は思ってしまいました。

日本でのこれまでの大型犯罪ではせいぜい使われて拳銃と猟銃くらいです。

これだけの人数のテロリストがマシンガンとか最後はヘリコプターまで

使用したりするといったい資金がいくらかかるのか。

それに公安警察がさっさと内偵して逮捕されているのでは。


「ホワイトアウト」を見ながら日本テレビの

「ルーブル美術館の秘密『ビートたけし大発見独占公開!モナリザは・・・もう一枚存在した」

を見るという忙しさ。

これを見ていると妻が

「ルーブルのモナリザは薄暗い場所にあってよく見えなかったわよ」

とさも知ったげに申します。

「お前さん、ルーブル美術館に行ったことあるのかよ」

と訊きますと

「あるわよ」

と申します。

アレッ、アレッ、アレッ、そうだったのか。

そう言えば10年近く前、パリに住む妻の弟夫婦を訪ねて妻一人で観光旅行に

行ったことを思い出しました。

この番組の結論はダ・ビンチのモナリザは聖書に出てくる娼婦の

「マグダラのマリア」を描いたものであり、その時マグダラの

マリアはキリストの子供を妊娠していたのだということでありました。

この結論を聞きながら、昔、実家になぜかころがっていた「リーダズ・ダイジェスト」

の日本語版で読んだ小噺を思い出しました。そこには

「ダ・ビンチのモナリザはどうして謎の微笑を浮かべているのか」

という問いに対して答えが書いてありました。

「謎の微笑はモナリザが妊娠したのがわかり喜んでいるという説と

妊娠していないのがわかり喜んでいるという説がある」


あの小噺もまんざら嘘ではなかったのか(?)

この後、何のあてもなくダラダラテレビを見ていると

0時15分からNHK総合で「オンエアバトル爆笑決勝」という番組が

ありこれが漫才の勝ち抜き戦で私の好きな「アンタッチャブル」が出るので

見ましたが、チャンピオンのせいかなかなか登場しません。

それでチャンネルを変えると、テレビ朝日で

「プロ野球開幕スペシャル!!朝まで生討論会」

という番組を中居正広の司会でやりだしたのでこれを見始めました。

昨日、この日記に何をしているのかと悪口を書いた

巨人代表特別補佐の長嶋一茂も出演していました。

ところが最初何やらつまらぬ話ばかりしているので

NHKに戻すと「アンタッチャブル」が登場。

久しぶりに見ながら死ぬほど笑いました。

この二人は演劇畑出身なのかと思わせるほど

話術による状況の転換が実にうまいものがあります。


二人の漫才が終わってからまた生討論会の方へ。

途中で視聴者にアンケートをとっていましたが

このアンケートが開幕戦の「広島VS巨人」戦を

@ 球場で見る。A テレビ中継で見る。B スポーツニュースで見る。

C 全然見ない。

という内容でしたが、アンケートの集計結果で最も多かったのが、

C全然見ない。これには私もビックリ。


司会の中居正広が必死で

「こんな深夜にプロ野球の論議をしているこの番組を見ている人が

こんなことはないでしょう。これは多くの人が冗談で投票したのでは」


と申していました。

これは正統アンチ巨人の私さえがビックリしました。

それでも極楽トンボの長嶋一茂は番組内で

「やっぱりプロ野球の中心は巨人ですよね」

なんて能天気なことを申していました。

それに、出演していたコント55号の萩本欣一のアマチュア球団が

水戸で試合をした時の観客が18000人。

開幕戦の日本一西武の観客数が18000人。


どうなっているのかという数字であります。

久しぶりに見るパネラーの一人であった佐々木信也が

「新しいコミッショナーを早く選べ」

なんて申していましたがその通りです。

公約どおり早く辞任しろよ、根来コミッショナー(!!)

テレビをすべてを見終わったのが午前3時20分。

まるでトライアスロンに挑戦したような疲れ方でありました。

それから布団に入り寝たのが午前4時。

起床午前8時。

朝食、あのおいしくない市販のピザトーストをやっと今日で食べ終わりました。

一週間分の個人的日記をつけてそれから妻と久しぶりのデート。

隣の安中市にある秋間梅林というところへドライブ。

日曜日だったせいか結構な人手でありました。

駐車した売店の向かい側で観光協会の人たち(?)が

ワインと味噌汁のサービスをしていましたので

妻も私もいただきました。

れから梅林の間を縫うようにつながっている小道を歩きました。

空は雲ひとつない快晴、空気は暖かく微風が頬をなぶっていきます。

白梅がおおく、その白さと幹の黒さのコントラストがまるで

墨絵のようでありました。

春は秋間の梅、観音山の桜を見て、夏は烏川から花火大会。

秋は群馬の森の紅葉、そして冬は静かに冬眠(?)

まるで春夏秋冬を楽しむ老夫婦の心境。


一時間半ほど小道を散歩しました。

「どうして、俺たち、群馬県に住んでいるのかな。

ここがついの棲家になるのかなあ」


と申しますと妻が

「これからまだどうなるかわからないでしょう」

なんて言います。

これは妻の性格から明るい未来ではなく暗い未来を予知している雰囲気。

日差しが強かったせいか二人ともグッタリとなって帰宅。

昼食のきつねうどんをいただいてから昼寝。

その後図書館に行きました。

図書館連続三日続けて行ったのは私にとっては新記録であります。

午後はずっと春のだるさがつきまとったような一日でありました。


3月26日(土) 野村克也が好きです


昨夜は午後11時からNHK総合テレビで

「プロ野球・新時代への熱球伝説 第5話 月見草の眼・生涯一捕手 野村克也」

を見ました。


この人の話はいつ聞いても味がありますなあ。

貧しい家に育ち、野球では当時無名の京都府 峰山高校を卒業し

南海ホークスにテスト生で入団し、正捕手の座を勝ち取り

南海の黄金時代を作り、三冠王になりながらも

南海を解雇され、ロッテ、西武と巡り歩き、セリーグの

万年Bクラスだったヤクルトを日本シリーズ優勝3回に

導いた名選手、名監督です。

この人の訥々とした語りは、貧しかった時代の母の思い出に

始まり、人生に山あり谷あり、浪花節あり、人情あり、その対極の

合理的精神あり、辛らつさとユーモアありで、その起伏に富んだ人生は

幅があり深みがありで人に自分の人生を振り替えさせる力があります。


これが長嶋茂雄だと一本調子になってしまうでしょう。

そう言えば、鐘や太鼓の鳴り物入りで巨人の代表特別補佐に就任した

長嶋一茂は、球団アドバイザーとして一体今何をやっているのでありましょうか。


この番組の後、テレビ朝日のワールドカップ「日本VSイラン戦」を見ましたが、

日本が1点を入れこれで1対1、もしかすると,と思っていると

何か試合がエアポケットに陥ったような雰囲気になりダラリと

なったような感じた瞬間にイランが得点を1点入れそのまま逃げ切り。

私はサッカーのことなど何もわかっていませんが、あのエアポケットに

入った時のような雰囲気にゴールされるのは何やら野球で

投手が中軸の3番、4番、5番を打ち取り、気を抜いた一瞬

飛び出すホームランに似ています。


起床7時半。朝食、またまたピザトースト。

妻も1枚食べてくれたので明日でこれも終わり。

どうも思ったより市販のピザトーストというのは美味しくありませんでした。

メールを見ると出版社の編集より本文に引用している新聞の掲載日が

少しおかしいのでそちらでもチェックして欲しいとの要請。

午前10時過ぎに高崎市立図書館に行き、朝日、読売、毎日の

去年から今年の5つほどの記事をチェックして再確認。

やっぱり一つの記事の掲載日が一日間違っていました。

帰宅して昼食、先日スーパーから買ってきた半額で157円の

「名人おすすめラーメン」、賞味期限3月23日(笑)2食分

を妻とおいしくいただきました。

午後2時に約束通り、出版社の編集より電話があり

電話でゲラの校正のやりとり。

終わったのが4時前。

受話器を左耳に2時間近く押し付け続けていたので、

左耳が痛くなりました。

ゲラになるとメールでやりとりが面倒になるというこの

非効率的作業を何とかできないものか。

急いでテレビをつけて日本テレビを見ると

プロ野球の開幕戦千葉マリンスタジアム「ロッテVS楽天」戦の試合の

中継を途中で止め巨人のオープン戦を中継し始めたではありませんか。

おいおいおい、何がプロ野球新時代だよ(!)。

日本テレビの姿勢、これまでと何も変わっていないじゃないかよ。

代表特別補佐は何をやっているんだよ(笑)。

そこでテレビを切ってしまいました。

後からネットで見ると楽天のエース岩隈が完投、3対1で歴史的一勝を挙げました。

それよりも何よりも観客数、2万8353人。

今年から観客数は実数で発表されるとのことですからこれは凄い数字です。

これで根来コミッショナーが辞職すればプロ野球ももしかすると

これからいっそう発展していくのでは(?)。

新しいコミッショナーにもう巨人の傀儡、操り人形なんて人物はやめろよ。


3月25日(金) 怖い夢


昨夜は夕食時のテレビニュースを見て唖然。

ニッポン放送の所有するフジテレビ株を

孫正義のソフトバンク系列のソフトバンクインベストメントに5年間貸与するとのこと。

そんな手があったのか(!)と私のような素人が今更驚いても仕方がありませんが、

ニッポン放送「焦土作戦」見事に成功てなところでしょう。

しかし、ライブドアとソフトバンク、どっちに転んでもフジテレビの

筆頭株主はライブドアからソフトバンクグループに変わっただけ。

「前門の虎、後門の狼」状態で危機を増幅させることになるのでは(?)

こうなると、もうライブドアがニッポン放送の株をソフトバンクに

高値で売却するとかソフトバンクがライブドアの乗っ取りに

乗り出すとかなんでもありの世界になるのでしょうか。


午後11時からNHK総合テレビで

「プロ野球・新時代への熱球伝説」

を見ました。

前々夜は王貞治の特集をやっていましたが昨夜は金田正一と稲尾和久。

400勝投手と「神様 仏様 稲尾様」であります。

インタビューに登場した元巨人監督、永久欠番背番号16番、打撃の神様川上哲治が

御歳85歳になるというのにいまだ矍鑠としているのは驚きました。


もしかして「スーパー・シニアリーグ」を結成してまだ

バッターボックスに立てるのでは(?)

金田が400勝を達成した時、長嶋茂雄が泣きながら

「金田さん、ご苦労様でした、本当にご苦労様でした」

という言葉に

「これだけ言われて引退しないわけにはいかんだろう」

と思ったという金田の言葉には笑ってしまいました。

いい話であります。今日は午後11時から

「第5話 月見草の眼・生涯一捕手 野村克也」

であります。

月見草のように生きてきた生涯一サラリーマン、生涯一市民

である皆さん、また私のようにローンに追われ住民税に追われ

人生をもがいている皆さん必見(笑)。


それにしても去年のプロ野球、読売渡辺、西武堤がつるんで画策した

一リーグ騒動の時に混乱の責任をとって辞任すると公言していた

根来コミッショナー、待てど暮らせどやめねえけれどいったいどうなっているのか。

ええ加減にさらせよ、と、どさくさに全然関係ない話でありました。

布団に入り眠りましたが夜中に嫌な夢を見ました。

私の右手のてのひらから血が流れ出しとまりません。

少しずつ少しずつ流れていきます。

これでは出血死するのではという恐怖に陥りました。

最後には恐怖で呼吸が困難になり最後に叫び声を挙げました。

すると近くで誰かの呼び声がしました。

「あんた、どうしたの、どうしたの」

と妻が叫んでいたのです。

朝目覚めてから妻に確認しましたが確かに私が突然呻き声をあげたので

声をかけたと申しておりました。

夢は本当に不思議です。

起床7時半。朝食、例のピザトースト1枚、レタス、野菜ジュース。

生徒が来て授業。

昼食後、ゲラの校正。図書館へ行きました。

途中で図書館の近くのガソリンスダンドでガソリンを補給。

スタンドの人がフロントガラスを拭いてくれながらその拭いた布切れを

私に見せながら

「どうです、凄いでしょう」

と申しますので、二ヶ月近く洗車していないので洗車しろと言っているのかと

思いシカトしていましたら

「この黄色いさ、わかります」

と布切れをもっと近くに出しながら申します。

「黄色さ???????????」

単に黒く汚れているだけにしか私には見せません。

「これ、花粉ですよ」

「アッ、そうなんですか」


と答えながらどうもピンと来ません。

我が家は珍しく夫婦揃ってこれまで一度も花粉症になったことがないという特異体質。

我が子三人が幼い頃に花粉症になった時には

「そんな軟弱なことでどうするんだ」

なんて責めると、鼻水ボロボロ、眼から涙をこぼしたものでした。

もちろん、これは親が怖いのではなく花粉症のせいです。

しかし、私や妻が小さな頃にはまだまだ自然が一杯あったにもかかわらず

花粉症という病気はなかったのが不思議です。

図書館でまたまた同じビデオを借りてしまいました。

岸恵子、鶴田浩二「ハワイの夜」。

岸恵子は美しい。

私の妻も昔はそれなりに美しかったはずですが(笑)。


終日空は晴れ渡っていましたが、底冷えのする一日でありました。


3月24日(木) 私ならこうします


昨夜は夕食後、妻が突然バタバタと片づけを始め

お風呂に突入、何事ならんと思って

「どうしたんだい、何かあるのか」

と尋ねると

「9時から『半落ち』見るのよ」


と申します。新聞を読むとなるほどTBSで9時から

放映されることになっています。

2004年制作「半落ち」監督 佐々部清 原作 横山秀夫 

主演 寺田聡 原田美枝子 西田敏行 柴田恭平 國村隼 石橋蓮司,

本田博太郎, 伊原剛志, 樹木希林, 嶋田久作, 田辺誠一, 鶴田真由, 井川比佐志。

私は偶然先日図書館から借りてきてこの原作を読みました。

妻は原作を読んでいず話の結末を知りませんので私は黙っていました。

珍しく二人仲良く呉越同舟というか同床異夢というか

お互いに座椅子にもたれてこの映画を見ました。

残念ながら原作は「二日間の謎」で最後まで読者を引っ張りますが

映画は半分くらい進んだところでぼんやりと結末が見えてきます。

見終わってから妻が

「ウー、名作とは言えないわねえ」

と明らかに不満げな顔をしておりますので

「そりゃ、原作の方が絶対に十倍は面白いよ」

と私は言っておきました。

原作は、オムニバス式に刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官が登場して

妻殺しを犯した警察官に肉薄しようとしてそれぞれ組織の壁と自分の欲望に

ぶつかっていくという物語ですが、映画の方は近頃流行の

病気の子供と妻を持った夫のけなげな戦いという風な人情物語に

傾きすぎていたのが決定的に違いました。

それに原作は圧倒的に一人一人の登場人物の書き込みがきっちりと

していますが、映画の方はこれだけの俳優陣を登場させながら

時間的制約のせいか描き込みが足りないのがもったいない気がしました。

裁判シーンで原作者の横山秀夫が傍聴者の中にいたのは

何やらヒチコック映画を見るようでご愛嬌。

まあ、なんだかんだ言いながら私と妻は群馬県に住んでいますので画面を見ながら

「あれは前橋の風景じゃないの」

「アッ、これ高崎の市庁舎だ」


なんて日曜日の「NHKのど自慢」郷土自慢風にこの映画を楽しみましたが(笑)。


起床、7時半。朝食、妻が買ってきたピザトースト、レタス、野菜ジュ―ズ。

先日から私が市販のピザトーストが食べたい、食べたいと申しておりましたので

やっと妻が買ってきてくれたのですが、意外とおいしくありませんでした(泣)。

このピザトースト後4枚残っているので明朝からまた食べ続けなくてはなりません。。

テレビ朝のワイドショウ「ライブドア」の「ニッポン放送」乗っ取り成功(?)一色。

ニッポン放送の亀渕昭信社長、愚痴をブツブツ言っておりました。

ニッポン放送のOBまで登場してニッポン放送を退職する社員が多いのではと申しています。

それにしても何度も書きますが、ニッポン放送にはこんなに視聴者のことを

愛している社員が多いとは私は気づきませんでした。

これほど会社を愛し、職場を愛し、ユーザーを愛している社員が

多い会社なんて今時珍しいのでは(笑)。

それならそれでどうしてこのような事態を招いた経営陣の無能を

指弾し断固退陣を要求する社員が一人も出てこないのか実に不思議であります。

私見によれば今亀淵社長以下現在の経営陣がやるべきことは以下のことです。

私ならこうします。

1 緊急に社員を集め今回の不祥事の責任をとって6月の株主総会を持って全役員は退陣することを発表する。

2 ライブドアと現経営陣が交渉し6月の株主総会で決定される新経営陣についてはその半数はニッポン放送の
  現社員の中から抜擢する。

3 これからの数年は現社員の解雇、給与形態の変更はしないことをライブドアに確約させる。

4 社員の若手を集め早急にラジオとインターネットの結合された業態を考えるプロジェクトチームを発足する。

5 以上のことをマスコミに対して早急に発表する。

てなことをやれば世間の同情は一気にニッポン放送に流れかつ社員も安心でしょう。

どうもこれまでの現経営陣を見ていますと、本当にニッポン放送のこと、社員のことを考えているのか、

それとも自分の取締役としての保身のために社員を利用しているだけではないのかとよくわかりません。

まあ、私など全然関係ないですからこれだけ勝手に書けるのでしょうが(笑)。

もう一つ、私がこれまでのライブドア対ニッポン放送、フジテレビの問題を眺めながら

思ったのは、今までの日本によくあったパターンである

黒幕、フィクサー、総会屋、マル暴関係者がこの問題に一切名前が登場しなかったことです。

これは日本資本主義史上、実に珍しいことのように思えますが(?)


午前中に出版社より今度の本のゲラが到着。

終日、ゲラの校正、ほんとに辛気臭い作業です。

途中電話が一本あり、娘の奨学金の返還について

独立行政法人学生支援機構(旧日本育英会)より娘さんにお葉書で連絡していますが

今月の振込みは明日が締め切りになっているとのことです。

ウーン、娘は知っているのだろうなあ。

私が返済の保証人になっているのだから(泣)。

それにしても日本育英会のころはこんな督促の電話なんてしていなかったのでは(?)

「奨学金返還の追い込み」なんてしゃれにならないなあ(笑)。


夕方、さすがに疲れて近所を散歩。

外に出て初めて雨が降っていたことに気づきました。

散歩から帰りこの日記をつけてこれから生徒が来て授業です。


3月23日(水) ビデオ・デスマッチ


昨夜は午後11時過ぎから図書館から借りてきたビデオを

連続3本見てヘロヘロになりました。

今時流行らぬ三本立て一挙上映、深夜一人のデスマッチであります。

テレビ東京 日本名作ドラマ「鍵」主演 津川雅彦 小柳ルミ子

ご存知谷崎潤一郎原作を東京テレビが制作したテレビドラマ。

ビデオジャケットには初老の大学教授と貞淑な妻の赤裸々な性生活

なんて書いていますが、私はまるでユーモア小説のようにこのビデオを見ました。

主演の津川雅彦と小柳ルミ子の惚けた味わいがよく出ていたせいなのでしょう。

夫が妻との性生活を日記につけながらわざと妻に読ませるようにもっていきます。

妻は妻でこの夫の仕掛けに乗って夫の日記を盗み読みしながら

私は奥ゆかしいので中身は到底読むことができないなんて嘘の日記をつけて

これをまたさりげなく夫に読まそうとします。

この私は奥ゆかしいので夫の日記の中身など読まないという妻の

日記がそこはかとない笑いを誘って私は一人で見ながら

小柳ルミ子が自分の日記を朗読するたびに一人で笑ってしまいました。


お互いの日記を読んで嫉妬心を掻き立て愛を高めるなんて

実に鷹揚というか、かったるいというか、時代がかった戦術であります。

今の世の中こんなことを実行している夫婦なんていないでしょう。

私などこの二十数年個人的日記をつけていますが、この二十冊近い日記を

本棚に並べてほったらかしにしています。

これまで私の日記を妻が盗み見ようとしたことは間違いなく一度もありません。

この「たそがれ日記」でさえ妻はほとんど読んだことはありません。

私の日記に対する妻の態度は無視、無関心、無頓着という見事な三無政策(?)

これは喜ぶべきことか悲しむべきことなのか(笑)。

1953年、新東宝映画「憲兵」監督 野村浩将 

主演 中山昭二 岸恵子 藤田進 丹波哲郎 東野英治郎


この映画、以前にも一度見ています。

ビデオジャケットには「昭和の権力を鋭くえぐり出す衝撃の問題作」

なんて凄い惹句が書かれていますが、まあそれほどのことはありません。

戦前、の中国の南京・漢口を舞台にした若い日本陸軍憲兵の物語ですが

この映画に登場する岸恵子は中国国民党の女スパイ役です。

今回は私が好きな岸恵子のファッションショウのように見ました。

岸恵子の最初の登場は路上に暴漢に襲われるチャイナドレス姿。

これがハッとするよう清純な美しさ。

次が陸軍病院の白衣の看護婦姿。

これはこれで清楚な美しさが滲み出ています。

次がナイトクラブでの中国風扇子(?)を持った

いっそう豪華なチャイナドレス姿。

画面に玲瓏かつ妖艶な美しさが漂います。

最後は終戦後の漢口に進駐してきた米軍と国民党軍の

将校と一緒に岸恵子は国民党軍服姿で登場。

これがまたキリリとした端正な美しさであります。

まあ、簡単に言ってしまえば当時の若き岸恵子は

どういうファッションをしようと美しいということでありましょうか(?)。


1992年 「パトリオット・ゲーム」監督 フィリップ・ノイズ

主演 ハリソン・フォード、アン・アーチャ―。


この映画はつい最近一度見ています。

映画が不思議なのは一本目が面白いと次から次に見たくなりますが

その通りにこの映画は「鍵」「憲兵」と見てきて完全惰性で見ました。

米国偉大外敵粉砕英雄孤軍奮闘成功物語。

IRAの超過激派と元CIA局員の対決ですが、IRAの指導者の

一人に扮したリチャード・ハリスがもともと老け顔なのが

いっそう老け顔になっているのにショックを受けました。

3本見終わったのが午前4時近くになっていました。

お金ができたらテレビを三台買ってきて一斉に三本の

ビデオを見だせば時間が大幅に短縮できるのですが。


起床7時半。朝食、トースト、レタス、野菜ジュース。

午前9時から生徒が来て授業。

終わってから今月のお小遣いを妻からもらったので

スーパーへ買い物へ。

半額の2人前やきうどん、半額の2人前ラーメン、半額のキュウリぬか漬け、

100円の缶詰2個、天ぷら2枚、インスタント味噌10食分。

これらを買って占めて1341円。

何か凄く贅沢な買い物をしたような気分に久しぶりになりました。

帰宅して昼ご飯をいただいていると雨が降ってきました。

急いで2階のベランダの洗濯物の取り入れ。

午後はパソコンに向かい作業。

テレビをつけるとテレビ朝日で

水曜サスペンス「美人キャスター殺人事件」という再放送をしていました。

登場する中尾彬が今ほどブクブクと太ってはいないのでかなり旧い映画。

主演のニュースキャスター役が松尾嘉代。

このドラマも例外ではなく松尾嘉代のいつもヌードシーンがありました。

今テレビに登場する女優で脱ぎっぷりがいいのは

この松尾嘉代とかたせ梨乃が双璧であります。

これは視聴者へのファンサービスの一貫なのでありましょうか(?)。

夕方のニュース、ライブドアの仮処分申請に基づき、

ニッポン放送のフジテレビジョンへの新株予約権発行を

差し止めるよう命じた東京地裁決定について、

東京高裁(鬼頭季郎裁判長)は23日、ニッポン放送の抗告を退け、

差し止め命令を認可する決定をしたとのことです。

この決定とは全然関係ありませんが、この東京高裁の鬼頭季郎判事という方は

昭和51年ロッキード事件で検事総長の名を騙り三木首相に偽電話していたことが発覚して

処分された鬼頭四郎判事補と何か縁戚関係があるのでしょうか(?)

午後からずっと雨が降り続いていてやむ気配がありません。


3月22日(火) またまた取り残されそう


昨日は長男の卒業式で松本から帰ってきた妻も

昼間次男を接待(?)していた私もヘロヘロに疲れて

サッサと12時前に眠りました。

起床7時半。朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、紅茶。

朝刊、一面トップ、マラッカ海峡で海賊に襲撃された「韋駄天」の

船長たち3名の乗組員が無事解放されたニュース。

身代金は一人1千万前後とのことですが、これは

中南米の左翼ゲリラなどの誘拐身代金より一桁少ない気がします。

誘拐犯は訓練された兵士のような行動だったそうですが

海賊は全員で5人だったそうですから家内工業的に活動しているのか(?)。

こういう誘拐はなんであれ無事であることが一番です。

日本赤軍が人質をとるハイジャック事件を起こした時に

当時の福田赳夫首相は超法規的措置をとり日本赤軍に人質を解放させました。

その時福田赳夫首相は

「人の命は地球よりも重い」

という名台詞を吐きました。

この言葉だけでも昭和後期はもしかしたらいい時代だったのではと

思えてまいります。

午前中、生徒が来て授業。

授業が終わりかけたころ、この不登校生がいつになく真面目な顔をして

私に質問してきました。

「先生、四月から学校に行ったほうがいいでしょうか」

「そりゃ、行った方がいいよ。いじめに一度会ったからもういやだ

という気持ちはわかるけれど、今度は校長先生も担任の先生もみんな

知っているんだから。それにお父さんもお母さんもお前さんの味方だろう。

もしいじめられたら言い返せばいいのだよ。殴られたら殴り返すんだよ。

喧嘩に負けてもいいんだよ。自分の意志を相手に理解させさえすれば」

と言っておきましたが、私の言っていることが正解なのかどうか

私自身に自信がありません。

これが自分の子供なら私の言うこと、とるべき態度ははっきりしているのですが。

それに肝心の本人がどれくらい私の言うことをわかってくれたのか

心もとない気もします。


授業が終わって玄関の郵便ポストを見ますと郵便が来ていました。

その中に館林の葬儀社からの一通。

そうか、今月19日のお世話になった方に葬儀に頼んだ生花の請求書かと思い中を覗くと

請求書とともに葬儀会場での私の生花の写真が二枚同封されていました。

なるほど、こういう風にして依頼者に確認してもらうようにするのか

と妙に感心しました。

私は先日の深夜に電話でこの葬儀社に生花を頼んだ時、

頼んだ本人が嘘の住所と電話番号で依頼したらどうなるのか。

また葬儀社が生花を本当に会場に贈ったのかどうか確認するのはどうするのか。

なんてゴタゴタつまらぬことを考えていましたが、これで納得。

日本はまだまだお互いの「信頼」で成り立っている社会のような気がします。


妻が借りてきたビデオを返しに久しぶりに「つた屋」に行きました。

火曜日は一本200円のサービスの日です。

店内に入って愕然。

一ヶ月ほど前に来たような気がしましたが

既に店内の商品構成、「DVD」が「ビデオ」を抜き去ろうとしています。


何か面白い「ビデオ」を借りようかと思いましたが

がっくり来て何も借りずに引き揚げました。

午後はパソコンに向かい作業。

それから図書館に行きました。

帰宅してネットを見ると何と何と

イチロー4打数4安打。

【トゥーソン(米アリゾナ州)21日共同】米大リーグは21日、各地でオープン戦を行い、マリナーズのイチロー外野手は、当地でのロッキーズ戦に「1番・右翼」で先発出場して4打数4安打し、オープン戦初戦からの連続試合安打を「13」とした。第1−3打席に中前安打し、第4打席は右越え三塁打を放った。1打点を挙げ、2盗塁も記録。

イチロー絶好調であります。

私もシャープの3万3千円のBS内臓21インチテレビを購入して

NHKの大リーグ中継は完璧に見ることができます。

あの試合中に汽笛が聞こえるシアトルセーフコ球場でのイチローの

大活躍を見るのが去年同様この一年の私の生きがいです。


それにしても昨日次男とほっかほっか弁当をいただきながら

「どうだ、このBS内臓テレビが3万3千円だぜ。凄いだろう」

と自慢(?)しておりますと次男が笑いながら

「おやじ、これはDVDは使えないだろう」

なんて冷たいことを言っていました。

私はいつも世間から取り残されながら生きているのか。

トホホホの人生であります。


午後からショポショポ雨が降り出しました。


3月21日(月) 次男の就活報告


昨夜は午後10時前に次男が東京から帰ってきました。

就職する会社に提出する書類に保証人としての

私の実印が必要となったわけです。

書類を作ってから次男がペチャクチャお喋りを始めました。

その次男の就活報告の一端。

エントリーした会社が30社。

バタバタと落ちていきそれで残った最後の一社。

ここがまず書類選考、次にネットを利用した教養試験。

それに合格した後に第一次面接、第二次面接、第三次(最終)面接。

これでやっと合格したそうです。

第三次面接には社長が登場して5分で終わり。

その社長の第一声。

「君、そのもみ上げが長いのは何か自分の主張があるの」

次男の返事。

「別に何の主張もありません」

この話を聞いた妻は

「お前、散髪も行かずに最終面接を受けたの!」

なんて驚いておりました。

自己主張どころか単なるズボラ(?)

次男の大学での成績表を開いて見た社長の第二声。

「君、東大には『良』と『可』しかないのかね」

「ムッ、・・・・・・・・」


次男は言葉に窮したそうですが、すかさず社長の隣に座っていた人事担当の管理職の方が

「それは教養での成績です。専門の成績では結構『優』がありますよ」

と助け舟を出してくれたそうです。

次男の話を聞いていると第一声、第二声といい、

私にはなかなかユーモアのある社長のように思えました。


次男の解説によればこの会社の場合第三次(最終)の社長面接は一種の儀式の

ようなものであり第二次面接で採用はほぼ決定されているようです。

現に次男は第二次面接の後、再度、会社に呼び出され

最終面接に際しての心構えについて人事からレクチャー(!)を受けたそうです。

ですから第三次の社長面接で人事の人が助け舟を出してくれたのです。

ただ次男が後から聞いた話によると第二次面接の際には営業担当の方から

「この学生、採用して大丈夫なのか」

との意見があったそうです。

ウーム、ろしい意見であります(笑)。

次男は今その会社に研修を兼ねたアルバイトで通っていますが

日々やっていることの話を聞きながら私が

「お前が働くセクション、社内で『ショムニ』と呼ばれているんじゃないの」

と冗談を言うとこれが妻と次男に馬鹿受け。二人で大笑いしていました。

その後、妻は妻で次男に根掘り葉掘り給与の明細を聞き出しながら

塵もつもれば山となるって言うでしょう。

4月に働き出したらきっと社内に財形貯蓄とか住宅財形貯蓄が

あるから必ず1万円でも2万円でも貯蓄をするのよ。」


と金銭的なお説教。

私は私で次男が勤めるセクションの上司や先輩たちがどういう人たちか

訊きながら

「いい人ばかりみたいだから、お前は恵まれているよ。

自分で責任ある行動をして、回りの上司や先輩に嫌われたりするんじゃないよ」

と人間関係のお説教。

二人のありがたいお話を次男はチュウハイをグビグビ飲みながら聞いてやしません。

起床6時半。

晴れていますが猛烈な風が吹いていました。

松本の長男の卒業式に出かける妻を車で駅まで送りました。

「新幹線は長野が終着駅だから大丈夫だけれど長野から

松本への特急の中では寝ちゃ駄目だよ。名古屋まで行っちゃうよ」


と私が注意をしますと妻が

「あんた、私を馬鹿にしているの」

と申します。

「何言っているの、おまえの習慣を知っているから注意してあげているんじゃないの」

という言葉をグッと飲み込みました。

午前9時に生徒が来て授業。

11時に終わり次男を車に乗せて
「洋服の青山」に向かいました。

次男が通勤用のスーツを買うとのことでした。

妻が以前に「青山」で買い物をした時1600円ほどのポイントが

残っているのでそのカードも持っていきました。

私は何の興味もないので店内に入ってから

「安いのを買えよ」

と言っただけで車の中で持ってきた本を読んでいました。

20分ほど待たされて次男が店内から出てきました。

「いくらの買ったんだよ」

「1万6000円だよ」

「7000円のがあっただろうが」

「ハッハッハッ」


また15分ほど「裾上げ」のため待たされてやっと買い物は終了。

隣の焼肉屋でランチでも食べようということになり車で移動。

駐車場から焼肉屋の建物に向かいつつ表の看板を見ると

「ランチサービス午前11時―午後2時(ただし休日、祝日は除く)

という活字が眼に止まり二人の足がその場にピタリと止まりました。

「今日は休日だからランチがないかもなあ。やめようか」

「俺はどっちでもいいよ」

「よし、今日は焼肉は中止、豪華弁当にしよう」

とその場を退散(泣)。

「ほっかほっか弁当」に向かい最高級の「デラックス弁当」一個600円を買いました。


帰宅して二人で食事。

その後、私は置き炬燵でウトウト。

5時前に次男がそろそろ帰ると言い出したので

妻に命令されていたように私の持っている箪笥の中のネクタイを見せ

「どれでも持って行っていいよ」

と言いますと3本選んでバッグに入れました。

高崎駅まで送っていきそこでお別れ。

帰宅してこの日記をつけておりますと

妻が松本から帰ってきました。

高崎駅からいくら電話しても留守番電話になっていたので

タクシーで帰ってきたそうです。

私が次男を送っていった時に留守番電話をかけてきたみたいでした。

妻の話によると信州大学の松本地区の卒業式は松本市の文化会館で

開かれたそうです。

その後、大学の研究室で医学部の父母参加の謝恩会に妻は参加。

私が「謝恩会」なんて不思議に思い妻に訊きますと

「二年前にこの『謝恩会』って始まったそうだけれど

大学側は凄く低姿勢でこれからもよろしくお願いします

と言っていたわよ」


と申します。

ウーム、なにやら私も見えてきました。

全国の各国立大学も独立行政法人への移行で大学運営に

必死であり目下学生ばかりでなくその父母に対する

囲い込み、取り込みに必死だそうです。

これもその一貫なのでしょう。

長男もガールフレンドも元気だったようです。

日帰りの移動で疲れ果てた妻は置き炬燵に入ってボー。

私も反対側の座椅子に座ってボー。

いよいよ「子育て」の最終局面に入った感じがします。

何かホッとしたような、それ以上にひどく寂しいような気がしております。

私も妻も若く子供たちも小さい頃がほんとうによかったなあと

つくづく思う今日この頃であります。


3月20日(日) おはぎをいただきました


昨夜は10時頃に妻が長男に電話をかけ

ペチャクチャ30分くらいお喋りをしていました。

電話が終わってから妻が

「あの子は本当によく喋るわね」

と申します。

・・自分のことを棚に上げてよく言うよ・・

と思いつつ波風を立てぬため黙っていました。

その後、職場で午後の授業の直前にあった電話について妻に話しました。

電話は昔の予備校の元同僚からでした。

15年程前に私が勤務していた予備校の校長先生がお亡くなりになったことを

わざわざ連絡してきてくれたのです。

館林市に在住しておいでになったのは存じ上げていましたが授業前の

電話でありあわてていて葬儀場を訊くことを忘れていました。

わざわざお電話をいただいたのにと思い妻に尋ねた次第です。

すると妻は

「あんた、ほんとうに遅れているわよね。

新聞の県内版に訃報欄があるじゃないの」

と申します。すっかり忘れていました。

前日の朝刊を調べますと確かにお名前があり享年八十八という年齢に

歳月が過ぎたことをしみじみと思い起こされました。

私もお亡くなりになった校長先生と一緒に仕事をしていた頃が

予備校講師として花だったような気持ちになりました。


その紙面で館林市の斎場だとわかりましたが、車で行くと

片道3時間、渋滞していると4時間近くかかる恐れがあります。

参列は見合わさせてもらうことにしてネットで調べると

館林市の葬儀社のHPが一社だけありました。

そこに電話をして校長先生のお名前と斎場を告げ

生花を供えていだだけるよう頼むと支払いは後でいいですから

大丈夫ですと言われ私の住所・電話番号を告げ一件落着。

これで昔お世話になった校長先生にも電話をわざわざくれた

元同僚にも多少なりとも義理が立ちました。

このことでネットで葬儀社を調べながら全国の

葬儀社が24時間連絡可能なのに驚きました。

人はいつ死ぬかわからないということから考えると

当たり前と言えば当たり前の話ですが。


起床7時半。

朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、熱い紅茶。

朝刊テレビ欄を見るとNHKBS今年最初(?)の

午前9時から大リーグマリナーズの中継録画がありました。

テレビを見ていると妻が

「あんた、こっちを向いて」

と申しますので何なんだとふり返ると

妻がカメラ操作の練習をしております。

家にあったたった一台のぼろカメラ、娘が去年中国に

留学している間に盗まれて新しく安いカメラを買ったそうです。

明日の松本での長男の卒業式に出席して撮影するのだと張り切っていました。

うれしそうにしてまるで修学旅行前夜の年老いた女子中学生のようでありました。


イチロー、2打席目に見事な左中間二塁打。

オープン戦の打率5割ですから今年は4割という大記録を

打ち立てるのではと期待に胸が膨らみます。

イチロー、3打席でベンチにさがってガクッとなりました。

10時53分、急にテロップが流れ九州福岡・佐賀で震度6弱の地震発生したとのこと。

NHKでは玄海島という島の上空にヘリコプターを飛ばして中継していました。

小学校や空き地に避難している人々の姿が映し出されました。

周囲の海が静かなのが何かチグハグな感じがしましたが

余震が続いているとのことで私も思わず新潟中越地震の時の

余震の恐怖を思い出しました。

昼食、妻の手作りのおはぎ。

それで今日は春分の日だということを思い出しました。

二人で10個もいただきました。

その後、お腹がいっぱいで炬燵で30分ほど昼寝。

フジテレビの

「ザ・ノンフィクション サリン事件10年アニメで迫る真相」

を見ました。

浅原はどうして裁判において教祖としての自分の想いを

語らなかったのか、それが私には謎です。

この番組の言う通り、単なる浅原の頭の中にある「空虚な虚構」によって

事件が起こったとするならそれこそ加害者も被害者も救われない気持ちがします。

3時過ぎに隣の市の体育館に行き運動。

みっちり一時間体を動かすと汗が吹き出てきました。

この気持ちのよさだけが運動することの取り柄かもしれません。

帰宅すると妻が

「旅男から電話があって今夜帰ってくるそうよ」

と申しますので

「韓国の観光旅行からいつ帰ってきたんだ」

と尋ねますと

「昨日帰ってきたそうよ。それで会社に提出する書類に

あんたの署名と実印が必要でそれをもらったら明日東京に戻るそうよ」

ウーン、韓国にはガールフレンドと二泊三日の観光旅行して

実家には一泊しかしないとは。

親を舐めているのか(?)


3月19日(土) おかずが少ないなあ


昨夜は10時のテレビニュースを見ていると

北海道札幌で80歳の夫が73歳の妻に

「夕食のおかずが多すぎる」

と言ったところ

「食べなければいい」

と言い返されたため
口論となり殺害したというニュースが流れていました。

妻も私もこのニュースにビックリ。

これはもう昔のアングラ不条理演劇を越えています。

私が妻に

「おかずが少なすぎるというのなら多少は理解できるのだけれど。

もしかすると松阪牛とか大間のマグロとか紀州の梅干とか

おかずが贅沢すぎたのかなあ」


と言いますと妻が

「80歳で凄いエネルギーねえ」

と申します。お互い実に頓珍漢な会話。

ところがニュースの最後に取調べ中の警察発表として

「食事は質素なものだった」

とのこと。

ウ――ム、まったくわからなくなりました。

もしかして私の想像とはまったく逆で

我が家の夕食のようにおかずは多いように見えるけれど

実は賞味期限切れの半額品とか割引品に怒りに燃えたのか(?)

しかし、これで人間歳をとっていくと枯れていくなんてまったく

嘘だとよくわかりました。

恐るべし老人パワー炸裂。


起床7時半。快晴であります。

朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、カボチャのスープ。

朝刊、アメリカの外交官ジョージ・ケナンが亡くなったことを報じています。

享年百一(!)長生きしたなあ。

戦後の対ソ封じ込め政策で有名な人でした。

妻は美容室に出かけました。

21日の信州松本での長男の大学卒業式に出席するための準備か(?)

午前中、パソコンに向かい作業。

昼食、きつねうどん。

私が置き炬燵の上のきつねうどんを見ながら

「おかずが少ないなあ」

と申しますと妻が笑いながら

「ぜいたくを言うんじゃないわよ」

とのご返事であります。

私にはもう妻に対して何のエネルギーもパワーもなく

黙って静かにきつねうどんをいただきました。


午後、教材を制作して職場へ。

現役高校生への授業。

2時間の授業を終えた後、同僚の数学の先生と世間話。

その先生、例年のごとく、受験出版社より

今年の大学入試の数学の問題の解答と解説を

依頼されていて大変とのこと。

その先生の弁によればベテランの先生と

若い先生とでは解法が異なる場合がありどちら自分は世代的に

中間的存在なのでどちらの方法で解答するか選択を考えるのに

苦労するとのことでありました。

帰宅すると出版社より留守番電話。

ゲラが24日にあがってくるそうです。

インターネットを見ると

マリナーズ、イチロー 4打数3安打1打点1盗塁。

もうパワー全開です。

私もがんばらなくっちゃ。


3月18日(金) 俺は待ってるぜ


昨夜は仕事から帰ってきた妻に

「旅男が大学卒業できるって電話があったよ」

と申しますと

「よかった、よかった。これで残るは隆正だけね」

と申していましたが続けて

「ガールフレンドと今成田にいて韓国に二泊三日の卒業旅行に行くんだって」

と申しますと突然形相が変わり

「何、それ、親がどこにも旅行に行っていないというのに」

と言葉に怒りが溢れ菩薩変じて夜叉となりました。

その後、また不意に

「旅男も本当に大学を中退しなくてよかったわね」

とシンミリと申します。

本当に気持ちが変わりやすい女性であります(?)

その言葉を聞きながら次男から届いた大学をやめたいという

メールを妻に見せた時にパソコンの前に虚脱状態で

ヘナヘナと倒れこんでしまった妻の姿を久しぶりに思い出しました。

次男の中退騒動の中で妻のあの姿だけはやたら印象的に残っています。


生徒の授業が終わってから遅い夕食。

妻が「つた屋」から借りてきたビデオを見るので

テレビは妻に占拠されてしまっています。

私はお情けでニュースのイチロー10試合連続安打の

場面を見せてもらってから布団に入りました。

起床7時半。

眠っている間に見たのがこれがまたいつものようにけったいな夢。

♪霧が流れて むせぶよな波止場 

思い出させてよー また泣ける
     
海を渡って それきり逢えぬ

昔馴染の こころと心
     
帰りくる日を ただそれだけを
     
俺は待ってるぜ


私がこの石原裕次郎の「俺は待ってるぜ」を

延々と壊れたレコードのように歌い続ける夢でありました。

どうしてこんな夢を見るのでありましょうか。

一ヶ月ほど前に佐野真一の「てっぺん野郎」という

石原慎太郎の伝記を読んで石原裕次郎のことを多少

詳しく知っただけで別に以後何も考えたことはなかったのに。

誰か昔付き合ったことのある女性が私を呼んでいるのでありましょうか(笑)。

歌詞を書きながらこの「海を渡って」というのはどこの海のことなのでしょうか。

太平洋、日本海、東シナ海、カムチャッカ海峡、津軽海峡、

鳴門海峡、対馬海峡、もしかしてマラッカ海峡(?)

ついでながら私が好きな石原裕次郎の持ち歌ベストスリー。

「夕日の丘」「赤いハンカチ」「俺は待ってるぜ」

私は日活俳優では裕次郎より小林旭の方が好きでしたから

私が好きな小林旭の持ち歌ベストフォー。

「さすらい」「惜別の歌」「旭のダンチョネ節」「北帰行」


午前中、例の中学の不登校生が来て授業。

今日は珍しく私も生徒もストレスがたまることなく

ガンガン授業が進み生徒もやる気が満々で授業が終わるとスカッとしました。

朝食後、置き炬燵でウトウト。

午後はプリントの作成をしてから隣の市の体育館に運動に行きました。

ストレッチをしていると私と同年輩と思われるオッサンが

声をかけてきました。

私がこの体育館で人に声をかけられるのは初めてです。

「筋トレは効果があるのはわかるけれど、ストレッチは

いくらやっても体が柔軟にならないねえ」


と申しますので、いくら何でも初対面の人に

「お互い、歳ですからねえ」

なんて申せません。

「私なんか両方とも効果がありません」

とええ加減なことを言って会話は終わり。

私は本当にこういう時には愛想というのがないのが最大の欠点。

何かわざわざ声をかえてくれたオッサンに申し訳ない気がしました。

みっちり運動をして爽快な気分になり帰宅すると

妻が仕事から帰っていました。

これから弓道の練習にでかけるそうです。

どうも真剣に弓道二段を目指しているようであります。

妻は人生にささやかな目標を持って生きているのに

私は何をしているのでありましょうか。

もしかして何かを「俺は待ってるぜ」と粋がっている

だけなような気もしてきます。


3月17日(木) 落花残照


昨夜のテレビニュースはライブドアがニッポン放送の株を

50%超取得したというニュースで持ち切り。

これで6月のニッポン放送の役員改選時には

堀江貴文はニッポン放送の社長就任が可能にもなるのか。

それにしても私にわからないのはニッポン放送、フジテレビに

勤務する社員の個々の声があまり聞こえてこないことです。

ニッポン放送の社員は全員ライブドア傘下に入ることに

反対しているとの会社側発表があるだけです。

個々の社員はこういう時にどう思っているのかを報道するのが

「報道機関」としての役割だと思うのですが、

組織のことばかりが表に飛び出してきて個々の肉声はかき消されているのか。

昨日のテレビを見ているとニッポン放送は社員250名に対し

取締役が19人もいて、2万人近くの社員がいるソニーでさえ

取締役はたった12人とか言っていましたからこういう点についても

ニッポン放送の社員は何か思うところがある筈だと思うのですが。

まあ、ライブドアと戦争中だから自分の企業について悪口を言うのは

敵に塩を送ることになるのでと考えているのなら戦後60年サラリーマンの

メンタリティーは思っているほど変っていないことになりますが(?)

私がニュースを見終わると妻がテレビにしがみつくようにして

「ツタ屋」から借りてきたビデオを見始めましたので

私はサッサと布団に入って眠りました。

起床7時半。

朝食、トースト、レタス、イチゴ、野菜ジュース。

朝刊、訃報欄に漫才の星ルイスが亡くなったと報じられています。

相棒の星セントが肺癌で亡くなり一年後に星ルイスが同じ肺癌で亡くなるとは。

この漫才コンビ私は昔は大好きでしたが。

「やすし・きよし」「ツービート」「セント・ルイス」の後を継ぐ

正統派(?)漫才、コントのコンビとして私が最近テレビを見るのは

「アンタッチャブル」というコンビです。

これは二人とも対等に喋り、テンポよし、脚本よしで

一発芸の多い昨今の芸人の中では長持ちするのでは(?)


午前9時に昨日進路相談を電話で受けていた受験生の母親の方が

息子さんを連れて訪ねてきました。

居間で一時間ほど話をしましたが、お母さんも子供さんも実にいい人たちでした。

お母さんは気取ることなく素朴に息子への想いを静かに話します。

息子は迷惑そうな顔(?)をしながらその話を聞いています。

「私と夫は大学に行っていないのでこの子は行かそうと思っているんですけれど

私たちは経験がないのもですから」


とお母さんから語られると私などすぐにホロリとします。

親思う心にまさる親心、と申しますが息子の方はそれでも

母親の気持ちはよくわかっているようでした。

この二人の微笑ましい光景を見ながら僭越ではありますが

こんないい母親と子供がいるなんて新聞で読む親子の問題なんて

いったい何なんだと思ってしまいました。

ところが二人がお帰りになり一休みして昼食をとり

置き炬燵でウトウトしているとどこか遠くで何か音が響いております。

ハッとして目覚めると電話が鳴っております。

寝ぼけたままに電話に出ますと明るい声がガンガン響いてきました。

次男からの電話でした。

「今日、大学の卒業の発表あったけれど無事卒業できるよ」

「そうか、それはよかったな」

「それで今から韓国に観光旅行に行って来るのでよろしく」

「ムッ、ムッ、ムッ・・・・・・、いまどこにいるんだ」

「成田だよ」

「もしかして、ガールフレンドと一緒か?」

「おやじ、鋭いなあ」

「家にはいつ帰ってくるんだよ」

「月末、月末、母さんによろしく」

「コラッ、忘れずに土産は国際宅急便で高崎に送れよ」

「ハッハッハッハッ」

「ク―――(怒)」

寝ぼけたまま電話を切って呆然。

舐めているのか。先に実家に帰ってくるべきだろうが。

お前の学費のために父さんと母さんがどんなに苦労したと思っているのか。

国民金融公庫の教育ローンと日本育英会の奨学金の返済の保証人になっているは

お前のガールフレンドではなく父さんだぞ。

どっちが大切だと思っているんだ(笑)。


と叫んでも無駄だと思いつつ叫びたいような心境であります。

子供もこの歳になると可愛げもへったくれもありません。

そういう視点から午前中お会いした親子の姿を思い浮かべると

なにやら羨ましいような思いがいたします。

豚児青春謳歌父親落花残照。

ああああああああああああ・・・・・てな気分でありました。


3月16日(水) 「シナリオ神聖喜劇」


昨夜は一人で夕食。

珍しくチュウハイを飲みすぎていい気分になっていると

妻が帰ってきて夕食をいただき始めました。

昨日の朝、妻が朝方珍しく「ツタ屋」のレンタルカードを貸して

欲しいというので貸したところ、ビデオを二本借りてきました。

「何のビデオを借りてきたんだ」

と訊きますと

「『エマ』と『ある晴れた日に』というビデオよ。あんたは絶対に見ないから」

と申します。

ハイハイ、題を聞いただけで確かに見ませんなあ。

その後私は酔っていたせいか一週間ほど前に図書館から借りてきて読んだ

団鬼六「檸檬夫人」新潮社

という小説集にあった「勃起薬綺譚」という短編の話をすると

妻は口の中の飯粒が置き炬燵の上に吹き飛ぶような大笑いを繰り返しました。

私も妻もお互いに呼んだ本のことなどほとんど話をしませんが

これは思わず話したくなるような「傑作」でした。

初老の男二人が性欲もなくなりなんとかしないと思いつつ

一人がバイアグラを手に入れこれをためしてみようとするのですが

この話が嫌らしさとか猥褻さとかを突き抜けた実に爽快というか

大笑いしながら物悲しくなってしまう感動のお話でした。


学校の教科書にはとうてい掲載不可能ではありますが

50代の大人が読むと過去に背負い込んだ人間関係とか

人間の業のようなものがしみじみと感じてしまいます。

NHKテレビで50代以上の人々の間で万一の場合に備えて

「エンデイングノート」というものが流行していると報じていました。

遺書代わりに自分の人生の越し方、家族への想いを語る言葉

自分が病気になった時の対処方法、葬儀の方法の希望

遺産の分与、などを書き込んでおくノートとのことですが

番組を見ながら私が

「これ、毎年書き換えないと駄目なんじゃないかな」

と申しますと

「あんたなんか、毎日書き換えないと駄目なんじゃないの」

と憎まれ口を叩きます。

ほっとけ。

妻が眠った後、延々と図書館から借りてきた読みかけだった

太田出版 「シナリオ 神聖喜劇」原作 大西巨人 脚本 荒井晴彦。

高崎市立図書館に私が購入申請した本です。

小説の「神聖喜劇」は四百字詰め原稿用紙4700枚。

私は「カッパノベルズ」版を持っていますがあまりに長すぎて

表現が晦渋でいつも途中で分投げていました。

このシナリオはこの長編を原稿用紙750枚にまとめたものです。

これを午前4時ごろまで読み切りました。

「神聖喜劇」は1942年冬から春の九州対馬要塞砲兵連隊の内務班で起こった事件を描いた小説です。

登場する帝国陸軍の下層兵士たちの考えが生き生きと描かれいます。

戦前の帝国軍隊の内部を描いた小説としてはやはり最高傑作では。

起床7時半。

朝刊、なんとしたことか、文化欄にその「神聖喜劇」の著者の

大西巨人が登場していました。今年85歳。

まだまだお元気そうであります。

その大西巨人のインタビューの裏面に何と広告ではではありますが

私が好きな岸恵子の写真がド――ンと掲載されております。

もうこれだけでなにやらハッピーな気分になりました。


午前中、生徒が来て授業。

この不登校生、昨日

「成績が少し伸びてきたくらいで慢心してしょうがないなあ。

自分からやる気がなくては駄目だろう。お前の人生を決めるのは

お前なんだからな」

とガンガン文句を言ったせいか、今日は最初から仏頂面をしていましたが

すぐにニコニコしだしだのでホッ。

教えている方はこの生徒の成績が本当の自信を持てば

どうなっていくのか見えているのに本人が自分のことを

客観的に見えていないとイライラしてきます。


午後はパソコンに向かい作業。

夕方に一人で近所を散歩。

近くの保育園で母親と子供たちが遊んでいました。

思わず我が子三人が幼い頃に家族5人で

利根川のほとりに遊びに行ってことを思い出しました。

私も妻も若かったし、子供たちもかわいかったし、

歳月は失ってみて初めて見えてくるものなのでしょう。

「ビギニングノート」でも書き始めようか(笑)。


3月15日(火) 韓国映画デー


昨夜は我が家は韓国映画デー。

夕食前から昼間東京テレビで放映しているのをビデオに録画した

2000年 韓国映画「JSA」を私一人で見ました。

三十八度線の板門店で対峙する韓国軍兵士二人と北朝鮮軍兵士二人の友情を描いた映画。

北朝鮮軍兵士の一人、画面に現れた瞬間に

「オッ、どこかでみたことがある」

と思いましたがツタ屋から借りてきた「殺人の追憶」で見た田舎の刑事。

それに確か「シュリ」でも情報機関員として登場していた役者です。

これがソン・ガンホという役者。

私からすると韓国の映画俳優というよりモンゴル相撲の格闘家のように見えるこの役者、

何というかどこかアジア的なヌーボーとしたテ―ストがあって

私が大好きな俳優です。

このビデオを見て初めて私はぺ・ヨンジュ以外の韓国の俳優の名前を覚えました(笑)。


映画の内容は韓国兵2人が境界線を越境して北朝鮮軍兵士と歩哨所で友情を交換すると

いう非現実的(?)お話の筈ですが、いかにもありそうと思わせる

ドラマの細部の作り方にまず驚きました。

この4人が事件を起こすのですが、この事件を調査するために

南北国境監視国際中立委員会(?)より派遣された

スイス・韓国混血の女性将校が登場します。

私はこういう人物が登場するたびに

「かったるいなあ。話の本筋と関係ないじゃないか」

と思ってしまいますが、実はこの女性の父親が朝鮮戦争の時に北朝鮮軍将校で

韓国の捕虜となっていたのです。

朝鮮戦争においては休戦協定成立後、韓国に捕虜になった北朝鮮軍兵士は

北朝鮮に戻る、韓国の国籍を得てとどまる、中立国をめざす

という三つの選択肢が捕虜収容所でこのことを巡って捕虜同士の

意見が別れこの女性将校の父親は中立国への出国を選択した

たった70数名の一人だったのです。

このような描き方の細かさが事件解決の布石になって

ドラマをドンドン盛り上げていきます。

そしてラストに待っている韓国兵士の仲良くしていた北朝鮮軍兵士への

真の友情というものがあきらかにされます。

私はこの歳をして思わず涙ぐむような結末であります。

韓国映画の底力を見たような映画でありました。


夕食をおいて途中からこの映画を再度見だしましたが

置き炬燵の向うで妻が

「あんた、9時前に見終わるわよね。大丈夫ね、大丈夫ね」

と何度も繰り返します。うるせえなあ人が一生懸命に見ているというのに

と思いつつやさしい声(?)で

「大丈夫だよ。必ず終わるから」

と返事をしました。

8時半で映画を見終わりましたが、その後、妻が急いで

ビデオ録画の準備を始めました。

「やけに熱心じゃないか。何を録画するんだよ」

と尋ねますと

「『スキャンダル』という映画よ」

と申します。

そう言えばこの二・三日やけに宣伝していたなあと思い出しました。

東京テレビ、8時54分から映画が始まりました。

主演はぺ・ヨンジュン。

「妻までヨン様ブームに参加していたのか」


と愕然となりました。

宝塚ファンからヨン様ファンへの転向(?)

妻が二時間近い間テレビを見ている間に私は読書。

興味もなく最後まで見ませんでした。

別に嫉妬して見なかったわけではありませんので、念のため(笑)。

見終わった後の妻の感想にビックリ。

「ポルノ映画みたいでドラマとして何も面白くなかったわ」

それでよく最後まで見たじゃないか(?)

「シュリ」とか「JSA」とか「殺人の追憶」くらいを見ろよ。

起床7時半。

朝食、トースト、レタス、野菜ジュース。

朝のテレビ、ライブドアに対抗するためニッポン放送が

傘下のポニー・キャニオンの株をフジテレビに売却するかもしれないと

発表したことをとらえて
「焦土作戦」「焦土作戦」と連呼しております。

こんなことをするとライブドアばかりでなく現在ニッポン放送の株を

持っている一般株主から会社の利益を損じる背任行為で訴えられるのでは(?)

午前中、生徒が来て授業。

試験が終わった途端に勉強をしないので説教を延々として喉が枯れてしまいました。

午後はダラダラと本を読んですごしました。

ネットを見るとイチローサンディエゴ・パドレスとのオープン戦に出場。

9試合連続安打を決めるなど3打数2安打、1得点の活躍。

9試合で25打数13安打とヒットを量産し、打率を.520まで上げました

オープン戦ではそんなに打たずに本番にとっておいたほうがいいのでは

とこちらが心配になるほどの活躍ぶりです。

がんばれイチロー。


3月14日(月) 久しぶりの深夜作業


昨夜は、午後9時からNHKで放映していた

NHKスペシャル「研修医」

という番組を見ました。

長野にある佐久総合病院を舞台に新しい研修医が

どのように患者に向かい合って悪戦苦闘するかを描いたドキュメントです。

ところがこの番組の途中に千葉県知事選挙、開票速報のテロップが流れました。

開票2%、開票6%の段階で森田健作が勝っている(!)

私自身、なぜか知らねどこの途中経過にビックリ。

森田健作、千葉とは何の関係もないパラシュート候補では(?)


番組終わってから本の原稿の修正と予備校のテキスト作りに

ウンウン唸りながら熱中。

夜中の零時半近くに一休みと思いテレビをつけると

NHKアーカイブスで吉村昭原作の「破獄」というドラマをやっていました。

しまった最初から見ておけばと思いつつ最後の30分を見ました。

脱獄を繰り返すのが緒方拳、これを追う獄卒が津川雅彦。

それにしても緒方拳は犯罪者の役のために生まれついたのか(?)。

今村昌平監督の「復讐するは我にあり」以来犯罪者の役ばかりをしているイメージがあります。

見終わって1時にニュースがあり千葉県知事選挙の結果。

アレッ、アレッ、アレッと思いましたが、

現職の堂本暁子が96万票、森田健作が95万4千票で

6千票差で堂本暁子が逃げ切りました。

6千票差くらいだとまた選挙に出たくなるのでは。

森田健作ももう55歳、これからどこの選挙に登場するのでしょうか。

もしかして群馬県知事選挙(笑)。


その後、またまた作業。

もうこれまでと思って寝たのが午前5時。

久しぶりの深夜作業疲れました。

若い頃には2日連続で徹夜しても平気だったのですが

もう体の自動制御装置が働いてすぐに眠くなってしまいます。

老いていくというのは体力も気力も長続きしないことなのでしょう。


起床8時。朝食、トースト、レタス、イチゴ、野菜ジュース。

新聞は休刊日。

午前中、ぶっつけで作業をしてやっとすべて完了。

原稿を出版社にメールで送り、テキスト3冊の原稿は宅急便で予備校へ。

昼間、やっと落ち着いた気分になり外を散歩。

空は晴れ上がっていますがほんの少し肌寒い天候。

これで日本海は雪が降っているとか。

午後、ぼんやりと読書をして体育館に行って運動。

どうも足腰に痛みがありこれは糖尿病か神経痛の予兆なのか。

それとも置き炬燵で作業をしすぎたせいなのか。

それでも静止バイクに30分乗ると汗が体に滲んできていい気分になりました。

残念ながら10年前に比べて運動量は激減しています。

体力がゆっくりと落ちていきます。


3月13日(日) 美人の涙


昨夜は、図書館から借りてきたビデオ

1949年 東宝 「青い山脈」 監督 今井正

主演 原節子、池部良、伊豆肇、木暮実千代、龍崎一郎、若山セツコ、杉葉子 。

妻は途中まで私にお付き合いして見ました。

途中でもう寝るからといいながらビデオのジャケットを見ながら

「主演は杉葉子のはずなのに名前がないわねえ」

と申しました。

寺沢新子役の杉葉子は当時新人だったのでしょう。

戦後の典型的な民主化の波に乗った大ヒット映画です。

しかし現在から見ればこの映画も胸をわくわくして見る映画でもないのでしょうが

私はそれなりに面白く見ました。

島崎先生役の原節子、六さん役の池部良は若かったなあ。

戦後の学園を巡る青春ドラマですが、生徒の処分を巡り学校の

理事会がどう開かれるのか、と思っているうちになぜか

「新子の巻」というタイトルが出て映画は突然終わりました。

オイオイオイ、これはどうなっているのだよ。

ジャケットには「新子の巻」とも前編・後編とも何も書いてないぜ。

見事に騙されました、この映画は2本のビデオになっているみだいです。

トホホであります。


昭和36年、この映画で新しい世代の女学生を演じた杉葉子は

アメリカ人と結婚してアメリカに渡ってしまいました。

私はこの女優をNHKの「私だけが知っている」という番組で

よく見掛けたことを朧ながらに覚えています。

この映画でメガネの高校生を演じて人気を博した若山セツ子は後に

女優として忘れ去られ精神を病んで自殺したことが大きく新聞に報じられました。

諸行無常の感があります。

起床7時半。今日も快晴。

妻が前橋である建築経理の資格試験を受けるために8時ごろに出かけました。

朝食、トースト2枚、レタス、ゆで卵、イチゴ、野菜ジュース、紅茶。

今年一番の豪華な朝食であります。

おかげで食べ過ぎてテキストの制作にかかりながらグッタリ。

途中でテレビを見ると日本テレビ「波瀾万丈」。

宝塚出身の大地真央が出ておりました。宝塚ファンの妻がよく

「大地真央は今でもほんとにきれいよ」

と申しておりましたが、確かにきれいでありました。

妻が見たがるだろうと思いビデオを録画しておきました。

大地真央は黒木瞳と同期で一緒に退団したそうですが

二人とも珍しく日本的美人であります。

私は昔から宝塚歌劇団出身の女優の美しさは八千草薫とか淡島千景など以外は

どこかバタ臭くて日本的美人とはちょっと違うのではと思っていました。

八草薫とか淡島千景でさえ当時はバタ臭かったのかもしれませんが。

番組中、一年前の松平健との離婚の話になると大地真央が涙ぐみ始め

それでも松平健を立てた物言いをするので出演者の野際陽子が

あんたは人間が出来ているわねえと誉めていました。

私は私で絶対に離婚の原因は松平健の方だと思いました。

なんせ、男は美人の涙にはすぐにメロメロになります。

この番組を見て「マツケンサンバ」をうれしそうに踊る松平健を

悪意の眼で見る中年男性が激増するのでは(笑)。

午後にやっとテキストが出来上がりそうになりました。

もう今日はここまでと思いいそいで図書館に行きました。

本を借りようとすると係りの人から

「購入申請をされていた本が届いていますよ」

と言われ急いでその本を借りました。

「シナリオ 神聖喜劇」シナリオ 荒井晴彦 原作 大西巨人 太田出版

これで私は高崎市立図書館で小林旭の伝記物2冊、丹波哲郎の伝記物1冊と

この本を加え計4冊を購入してもらったことになります。

申請すればもっと購入してくれるのかなあ(?)

帰宅して置き炬燵の中でグッタリしていると

妻が帰ってきました。

試験の出来、後一歩だったみたいです。

私が励ますために

「今朝のテレビに大地真央が出ていたので前さんのためにビデオ録画しておいたよ」

と申しますと明るい声で

「ありがとう」

と答えてくれました。

ところがビデオをセットして画面に映そうとすると以前に録画した

番組が出てくるばかりで肝心の「波瀾万丈」が映っておりません。

アレアレアレ、どうしたのかなと思いつつどうしようもありません。

その間に妻の表情は見る見る元に逆戻り。

冷たい空気が居間に流れました。

私がたとえ涙を流しても妻は私が悪いと思うだろうなあ。

トホホホ、男はつらいよ。


3月12日(土) 芋の煮っ転がし


昨夜は、夕食後、原稿の最終校正。

延々と時間がかかりましたが、これでゲラが出るまで一件落着。

10時近くになってテレビをつけるとライブドアが東京地裁に申請していた

フジテレビの新株予約権差し止めの仮処分が認められたニュース一色。

東京は号外も出たようです(?)

この仮処分決定を巡って各テレビ局が街頭で巷の意見を

拾っていましたが、私が見る限り私の世代である中年のサラリーマンは

フジテレビを、若い世代はライブドアを支持している傾向がはっきりしています。

私がテレビを見ていて嫌だったのは私とまったく同世代らしきサラリーマンが

「ほりえもん」なんて言葉を使っていることでした。

よせよ、軽々とそういう流行語を使うのは。

若者に媚びようとしているのか、時流に媚びようとしているのか。

それとも何か、日本全国、堀江貴文社長の親戚になった気分でもいるのか。

それならそれで何処へ消えたのか堤義明会長の親戚は(笑)。


それにしても中年サラリーマンは言う言葉が皆同じ。

「ライブドアのやり方は日本の会社風土にはなじまないのでは」

ウーン、日本の会社には義理と人情があるとでも言いたいのかなあ(?)

そんな暢気なことを言っているとリストラされるぜ。


堀江貴文は合法的に闘っている、フジテレビの今回の手段は非合法スレスレ。

どっちが正しいかというレベルで言えばこれまでは堀江貴文の勝ちでしょう。

しかし、堀江貴文社長、いもの煮っ転がしのようなルックスでよかったよ。

これが木村拓哉ばりの二枚目だとしたらもう世間の男たちの嫉妬爆発(?)

下手をしたら殺されているかもしれません。

念のために申しておきますがこれは私の説ではなく妻の意見です(笑)。


テレビの画面に現われた通行人の主婦らしき女性。

「私も堀江さんと同じ年の娘がいるのですが、堀江さんがうらやましいです」

なんて真面目な顔をして申しておりました。

この台詞には私も妻もテレビを見ながら大笑い。

本気で自分の子供を堀江貴文と比較してどうするんだよ。

もしかその娘さんがテレビを見ていたら自分を勝手に他人と比較しないでよと

怒りに燃えるのじゃないかなあ(?)


テレビを見ていると何時のまにかウトウトしてしまい

これはいかんと思い布団に入り本を読んでいると

またまた眠気が襲ってきました。

ところがこの後がいけません。

体は眠りを要求しているのにどうも眠りが浅い。

何か金縛りにあったような嫌な予感がしていましたが

案の定、悪夢の連続、布団の中で悶絶状態になりました。

朝、起きて一つだけ覚えていた悪夢はどこの家かわかりませんが

私がキッチンに一人で立っています。

すると眼前の二つのガスコンロがボウボウと燃え出します。

もうガス栓を止めようとしても火が燃え広がって手のつけようがありません。

なぜか近くにあったガスの元栓を消そうとするとこれが壊れている(!)

これじゃ、爆発してしまうと思いつつまったく脚が動かず。

もう絶体絶命、てな夢でありました。

どうしてこんな中世の火あぶりのような悪夢を私のごとく真面目に生きている

人間が見なければならないのでありましょうか。


起床7時半。快晴であります。

朝食、トースト、レタス、イチゴ、野菜ジュース、紅茶。

食後に朝刊を読んでいると妻が

「あんた、今日は晴れているから布団を干してよ」

とのたまいました。

妻が作った我が家の家訓は「上意下達」であります。

「はい、わかりました」

とロボット三等兵のごとく一階と二階を往復。

冬布団なのでこの作業、けっこうきついものがありました。

もう締め切りがきている予備校のテキストを作らなければと

思いつつテレビを見ているとフジテレビの「いつ笑み」という番組に

「ショムニ」で見たことがある
石黒賢という俳優が登場。

司会者がテニスが出来るので芸能界にデビューしたとのことで

お父さんは有名なテニスの選手だったそうです。

アレッ、アレッ、アレッ、どこかで聞いたことがあるなあ、

加茂、宮城、石黒・・・・・・。


ネットで石黒賢とテニスで検索すると父親の名前が石黒修とわかり

今度は石黒修で検索すると出てきました三人の名前が。

デビスカップ東洋ゾーン、宮城 淳、加茂 公成、 石黒修。

私はテニスをしたことがありませんが、この三人の名前だけは

小学生の頃に新聞で見たことがあったことを覚えています。

ネットを見ているうちに私の記憶違いが明らかになりました。

私は小学生の頃に見たことがあると思っていましたが、実は

1960年代の私が中学生から高校生にかけての頃でした。

記憶はほんとうに曖昧なものですが、このデビスカップというのが

どういう大会であったのかいまだに私は何もしりません。

ただ当時は東洋ゾーンではインドとオーストラリアの選手が強かったのでは(?)

ネットを見ているうちに今度は清水善三の名前を発見。

このテニス選手もどこかで聞いたことがあるなあと思いながら

ネットで調べると戦前、清水善三は、全米選手権の決勝でビル・チルデンと対戦。

あるポイントでチルデンが返球したものの転んでしまいました。

その時清水はチルデンにやわらかな返しやすいボールを返球したとのことです。

フェアプレーのお手本ということで教科書にも載りましたがこれを

どこかで読んだことを思い出した上に

高崎高校に通っていた長男か次男かが高校生の頃に

「父さん、清水善三って知っている?」

と聞かれて

「知っているよ。戦前のテニスの選手だろう」

「その人、教科書にも載ったらしいけれど、旧制の高崎中学の出身だって」

「へえー、そうかい」

という会話をしたのを思い出しました。

昼食前に妻と買い物へスーパーへ。

その前に本屋に寄り新書本を一冊買いました。

私は私の好きな駄菓子とアイスクリームを買ってもらいました。

スーパーで買い物をしているうちに空が曇りだし帰宅して

二階のベランダに干した布団の取り入れ。

帰宅して昼食、インスタントラーメンと冷や飯。

午後、買ってきた新書本を読み切ってから

テキスト作りの作業。

延々と続きやっと5時ごろに完成の目処が立ちました。

まだ後2冊作成しなくてはなりません(泣)。

ネットを見るとイチロー選手、今日も三打数一安打。

これでオープン戦開幕以来7試合連続安打。

オープン戦の連続安打自己タイまで後一本とか。

それにしてもマリナーズ、オープン戦、1勝8敗とか。

トホホであります。

マリナーズ、大リーグの「楽天」となろうとしているのでありましょうか。

がんばれ、イチロー(!)、がんばれマリナーズ(!)


3月11日(金) 魔の一瞬


昨夜は、授業が終わって帰宅すると

娘から無事に東京のアパートに引越しの荷物が届き

引越し完了したとの電話があったと妻が教えてくれました。

「あんた、一ヶ月近い早朝の送りで疲れたでしょう」

と妻が珍しく殊勝なことを申します。

娘もこれでいなくなり後は妻と平穏な(?)生活を維持していかなくてはなりません。

夕食後にパソコンに向かい作業。

二階に上がり探し物をして押入れを開くと

山のようなトイレットペーパーにビックリ。

思わず階下に下りていって妻に

「どうしたんだ、あのトイレットペーパーの山は」


と尋ねますと

「激安のセールスをしていたからまとめて買ってきたのよ」

と申します。

思わず石油ショックの頃を思い出しました。

我が家のトイレットペーパーの備蓄は万全であります(?)


起床午前7時。

午前5時40分頃に起きなくていいのでぐっすり眠った気分になりました。

珍しく雨模様の空。

朝食、トースト、レタス、イチゴ、野菜ジュース。

最近、毎日のように野菜ジュースを飲んでいるのも

妻が先日紙パックの1リットル入りの野菜ジュースを

半額だからといって20パックも買ってきたせいであります。

我が家の緊急戦時体制的緊縮家計は完璧であります(笑)。


食後にテレビを見ていますと昨日、強制わいせつ罪で逮捕された

自民党衆議院議員のニュースをやっていました。

この人の選挙の時に連呼するスローガンが「一日一善」ということなので

「これはまた旧いなあ、懐かしや笹川良一じゃないか。しかし今の選挙民に

こんなスローガン訴求力があるのかよ。もしかして日本財団の関係者?」

といぶかしく思っていましたらこの議員のお名前が「一善(かずよし)」とか。

すべてを納得、これはこれで秀逸なコピーではありませんか(笑)。


それにしても人間には
「魔の一瞬」というものがあるのでしょうか。

時折、新聞などに学校の校長、裁判官、などの社会的地位のある

人物が万引きなどというある意味チンケな犯罪で逮捕されたり

しているのを読むと「魔の一瞬」の恐ろしさを感じてしまいます。

たった千円か二千円の品物を万引きして自分の地位や収入や信用を

棒に振るなんて悔やんでも悔やみきれないものがあるのでしょう。

この議員も酔っ払っていたのが多少の救いでしょうか。

警察の取調べに対し、女性とは面識はなく「客引きと思った」と話しているということです。
 
おいおい、客引きに抱きつく男がどこにいる(笑)。

と書きながら、酒を飲むんじゃなかった、一人で歩くのではなかった

まっすぐタクシーで帰っていれば、女性が前から来なければ

などなど山のような後悔が襲ってきたのではないでしょうか。

この事件こそ市井に生きる私たちにも「他山の石」(?)


午前中、生徒が来て授業。

午後はまずビックカメラに寄ってプリンターのインクを買いました。

ポイントカードを使って200円近く安くなりました。

それから職場の予備校の駐車場に車を置かせてもらって

高崎駅構内のホテルに向かいました。

運動不足のせいか駅の階段がきつい(泣)。

ホテルの6階のラウンジで東京から来た出版社の編集員と

4月に出版する本の最終原稿のチェック。

2時間半近くコーヒー2杯で喋りつづけると疲れました。

どこか本屋にでも寄ろうかと思いながら年のせいなのでしょう

まっすぐに帰宅するともう4時近くになっていました。

私の本を読んでいただいた後、この二年メールをたまに送ってきて近況報告を

してくれていた一面識もない大阪の浪人生から早稲田大学に合格したという報告のメールがありました。

このメールの返事を送って今日の仕事は無事終了。

雨がショポショポ降り続いています。


3月10日(木) 珍しく風邪気味


昨夜は、この二日ほどのテレビの買い替えとかコピー機のトナーの

注文とかで疲れたのか珍しく風邪気味になりました。

それで11時過ぎには布団の中へ。

早く眠りすぎたのが眼が醒めたのが4時半。

1時間ウトウトしながら5時40分に起床。

早朝、駅まで娘を車で送るのも今日が最後であります。

駅につくと娘が

「父さん、長い間朝の送りありがとう」

と殊勝にも申しますのでホロリ。

「今度いつ帰って来るんだよ」

と尋ねると

「夏休みかごろかな」

と申します。

「職場の人の言うことをよく聞くんだよ」

と申して別れました。

帰宅して朝食、トースト、ハム、イチゴ、熱い紅茶。

今日は妻も風邪気味で仕事を休むそうです。

朝からパソコンに向かい作業。

一段落して本屋に行き雑誌を一冊買いました。

帰宅すると昨日の午後2時ごろにメールで発注したリサイクルトナーが

到着しております。

さっそく、付け替えてコピーしてみると無事成功。

「メールを送るだけで翌日到着するなんて凄いなあ、凄いなあ」

と私が感嘆して申しますと妻が

「あんた、時代から遅れているのよ」

との憎まれ口。

もう聞き飽きたよ(笑)。

それでも15000円が7500円で済んだのですからこれは大きい。

同封されていた着払いの送り先にこちらの住所を書き込み

送ってきたトナーを出した空箱に古いトナーを詰め直して佐川急便に電話。

昼食をいただいていると突然家の玄関を開く音が聞こえ

佐川急便か、早いなあと思って妻があわてて玄関に出ました。

「あんた、どうしたの」

と妻が絶叫。

何と早朝別れた娘が玄関に立っているではありませんか。

娘は下を向きながら

「アパートの鍵を忘れたことを途中で思い出したの」

と申します。

ウ――ム、どうしてうちの子供はこうもあわてん坊が多いのだ。

どっちの責任なんだと、妻は呆れ顔で私を見つめ、私は妻を見つめ返しました。

「家に電話すれば駅まで迎えに行ったのに駅から歩いてきたのか」

と尋ねますと

「悪いから、バスに乗ってきたの」

と申します。

乙女の純情なのか、私なら絶対に電話するぜ。

娘がアパートの鍵を見つけ妻が駅まで送っていき一件落着。

戻ってきた妻がため息をついております。

私が思わず古いことを思い出し

「お前さんが昔台湾に旅行に行く時に高崎駅から成田空港への

直行便のバスに乗った時に・・・・」


と話し出すと

「ああ、あのパスポートを忘れたおじさん」

と妻も思い出しました。

あれも早朝だったのか、私が妻を見送りに行くと発車寸前のバスから

一人のおじさんが飛び降りパスポートを忘れたと一人で叫んでおりました。

あのパスポートを忘れたおじさん、あの後どうしたのだろうか

と妻とよく話題にしたものでした。

と書きながらあの「風船おじさん」もどうなったのだろうと思い出しました。

午後、ネットを見ると自民党衆議院議員強制わいせつ罪で現行犯逮捕のニュース。

ほんとうにいろんなことが起こるなあ。

自民党の武部幹事長除名処分だと息巻いているとか。

夕方、職場に向かい新学期のためのデモ授業。

風邪を吹き飛ばすつもりでがんばりました。

終わるとヘロヘロ。

帰宅して夕食。

テレビを見ると戦前の言論弾圧の大フレームアップ事件、

「横浜事件」東京高裁で再審が確定したとか。

確かこのでっち上げ事件を担当したのは神奈川県警特高課。

戦後の日本共産党国際部長自宅盗聴事件を担当したのも神奈川県警公安課。

変なところでがんばるなあ。

今日は死者10万人と言われる東京大空襲から60年。


馬鹿陽気が3日も続いています。


3月9日(水) トナーに泣く


昨夜は妻が娘を駅に迎えに行きました。

帰宅した娘に私が

「買ってきたテレビ、父さんがアンテナとビデオデッキに

接続してキチンと映るようになったよ」


と言うと娘が

「凄いじゃない、父さん、昔に比べてメカに強くなったじゃない」

と申します。妻が尻馬に乗って

「大進歩でしょう。父さんだってまだ若いんだから」

と言いながら二人でゲラゲラ笑っておりました。

嫌な家族だねえ(泣)。


私がただBSの録画がどうしても出来ないと言うと

「買ってきたテレビのマニュアルを見せて」

と娘が言いそれから10分くらいすると

「父さん、時間合わせをしたしBSの録画これで大丈夫だよ」

と申しました。

ウーム、いつも後一歩のところで子供たちに負けてしまう、

哀しいなあ、悔しいなあ。


それから明日の朝も娘を送るために早く眠らなければならないのにテレビの前で動かず。

ひたすらスポーツニュースが始まるのを待っていました。

出ました、マリナーズのイチロー3安打。

これでオープン戦が始まって以来4試合連続安打。

絶好調で、今年は不滅の記録、打率4割に挑戦です。

私もやっとこさBS内臓テレビを買えてNHKの大リーグ中継観戦の準備OK。

今年もイチロー一筋であります。

と思いながら布団に入って寝ようとすると腰に痛みを感じトホホ。

昼間に車から21インチのテレビを一人で取り出し居間まで

運んだ時に痛めたようであります。

コルセットをしていてよかった。

トホホ状態ですが、それでも万年腰痛患者である私は

症状がどの程度のものか体感的にわかります。

3日もすればなおるでしょう。

起床5時40分。

いつものように娘に叩き起こされましたが、あの起こされた一瞬に

それまで見ていた夢も一緒に吹っ飛ぶのが不思議です。

その数秒前まで夢を見ていた記憶はあるのですが、

夢の内容はまったく残っていません。

娘を送るのも明日まで。

帰宅して妻のトーストも焼いてあげて

レタスを用意、昨日、父兄からいただいた大きなイチゴを二個ずつ

添えると何か朝食が華やいだ雰囲気になりました。

午前中、生徒が来て授業。

先日の期末試験が90点台。

今回の実力テストを私が採点すると80点台。

ともに中学入学以来の最高点とか。

これで不登校でなくなりさえすればいいのですが。

ところがテキストのコピーをしているとどうも写りが悪いので

もしかしてトナーが切れているのかと不安になりました。

去年の3月に買った「キャノンFC520」という家庭用のコピー機ですが

これまで一度もカートリッジを換えたことがありません。

生徒が帰ってからコピー機のマニュアルを調べると

トナーは「キャノンカートリッジE30」という商品を買わなくてはなりません。

私はプリンターもキャノンを使っていますがこのインクカートリッジは980円。

気楽に「ビックカメラ」に電話して在庫の確認と金額の確認をしたところ、

「在庫はあります。値段は1万5000円です」

という返事にガ―――――ンとなって絶句。

オイオイオイ、トナーってそんなに高いのかよ、心なしか腰の痛みが増しました。

15000円なんて1500円の間違いでは。

カートリッジ2本の値段で安いBS内臓テレビ1台買えるのでは(笑)。


それからあわててインターネットに向かって悪戦苦闘。

まずヤフーを呼び出し「キャノンカートリッジE30」で検索して

値段を調べると18000円となっています。

またまたガ――――ン。

やっぱりビックカメラかと買わざるを得ないのかと思いつつ

事務機のインターネット販売会社にアクセスしていると

リサイクルトナーで「E30」が6000円という会社を見つけました。

この「リサイクルトナー」という言葉の意味がわかりません。

それで、もしかしてもっと安いのがあるのではないかと調べると

今度は、同じトナーに「純正品」「汎用品」「再生品」と3種類あるのがわかりました。

「再生品トナー」がリサイクルトナーのことで要はカートリッジの中のインクを

交換して販売しているということがやっとわかりました。


その時閃きました。

そうか、先日、詰め替え用のボデーシャンプーを買おうとして

洗剤の柔軟材を買ってきてしまったけれどあの詰め替え用ボデーシャンプーみたいなものか

とやっと理解できた次第です。

それでやっとこさ抽象的な「リサイクル社会」という概念が「リサイクルトナー」に結びつきました。

確かにあのカートリッジを使い回しするのは資源の有効利用だし

公害の大きな原因である廃棄処理も必要ないのか。

イライラしながらもだんだんわかってきて6000円より安いところは

ないかと探しましたがやっぱりないので面倒なのでその会社に直接

電話したところ、用件を述べたところ

「担当のものが出張していてわかりません。電話での発注はしていません」

との冷たいご返事であります。

つ、その声はどう聞いても留守番のおばさん風の雰囲気。

そうか、インターネットで発注する時に相手の会社の規模はわからねえんだ

という初歩的事実に気づきました。

それからネットで調べると東京の神田岩本町に7000円で販売している会社を発見。

ホームページにはリサイクルの説明をしっかりしていますので

この会社はまず大丈夫と思い支払方法は宅配便の現金引換えでネットで発注しました。

それから図書館に行き戻ってくるとメールが到着していて

明日発送してくれるとのことです。

諸経費入れて7500円。インクが切れたカートリッジは

同封している料金着払いの用紙に記入して宅配便でお送りくださいとのこと。

よかった、よかった、15000円が7500円で済んで。

それに環境保護にも多少は役に立ったし(?)

と考えてながらやっとさ昔、職場の出入りの業者の方に

「会社のコピー機とかは本体で儲けるというよりもメンテナンスとか備品のトナーとか

紙類で儲けるんですよ。それで利益率がドンドン上がっていくのですよ」

言われたことを思い出しました。

思い出すのが遅すぎる。

夕方から生徒が来て授業。

昨日から馬鹿陽気が続いています。


3月8日(火) 碓井峠が恐ろしい


昨夜は妻が娘を駅まで迎えに行き帰って来てました。

それから妻が次男に電話。留守電。

一時間くらい過ぎて次男から折り返しの電話。

妻が21日に信州松本で長男の大学で父母に対する卒業謝恩会があるので

お前もお父さん、お母さんと一緒に行かないかと誘っていました。

娘は仕事で駄目なので次男を連れて行こうと言い出したのは私。

私は子供たち三人が小学校に入学以来、小学校、中学校、高校

大学と誰一人の入学式、卒業式にも一切参加したことはありません。

今回も松本まで出かけていく気はまったくなかったのですが

長男のガールフレンドのご両親もお見えになるとのことで

妻がお会いしておいた方がいいのではと申します。

まあ仕方がないかと牛に引かれて善光寺参りの心境。

車の運転はどうせ私がするのですから次男も連れていけば

道中、話し相手の暇つぶしになると思った次第です。

大体、妻はドライブ旅行をすると車中のほとんどを

転寝している変わった女性ですから(笑)。


私も電話を代わり次男を説得しましたが

「俺も忙しいから考えておくよ」

と偉そうに申します。

何時の間にそんなに偉くなったんだよ(!)

私は私で

「雨天の場合は中止だよ。父さんは碓氷峠を車で越えるのは恐ろしいので

行かないから。その時は母さんが一人で電車で松本に行くから」


と申しますと次男が電話の向うで笑っておりました。

これまで何度か碓氷峠を越えた経験があります。

その経験からしても高所恐怖症、スピード恐怖症にとって

あの碓氷峠の急勾配の坂は鬼門であります(?)

ノロノロ走行していると後ろから大型トラックが追尾(?)してきます。

その時はもう喉は渇き体は信じられないほどガチガチに硬直。

あわてて普通は重量の重いトラックが用いる待避線を私が走ります。


その上谷底のような景色が眼下に広がると

思わずハンドルを握る両手に汗が吹き出て参ります。

軽井沢 今日を限りの 命かな 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏(笑)

てな状態になりかねません。

こう書いているだけで松本に行くの気が進まないなあ。

起床5時40分。

娘を車で送って高崎駅へ。

この仕事も明日で終わりの予定です。

帰宅して朝食、トースト、レタス、野菜ジュース。

炬燵の中で一休み。

午前10時にまず「ビッグカメラ」へ。

娘の荷物を今日引っ越し先の東京へ運んでしまうので

娘のテレビを持っていかれてしまいます。

それでテレビを買わなくてはなりません。

「ビックカメラ」へ行きましたがBS内臓ブラウン管テレビで3万円台の商品がありません。

店員の商品知識では「ビックカメラ」、商品の豊富さでは山田電気。

というのが私と妻の間の定説であります(笑)。


仕方なく妻が昨夜仕事の帰りに見てきた「山田電機」に向かいました。

妻が言っていた21インチのシャープのBS内臓ブラウン管テレビがありました。

価格は3万3333円。

世の中が液晶かプラズマかはたまたDVD内臓かという時代に

ブラウン管BS内臓テレビとは、トホホであります。


買うことを決めながら妻が昨夜

「あんた、ポイントカードを忘れずにポイントカードよ」

と叫んでいたのを思い出しポイントカードを作ってもらいました。

これで今度買う時には1600円近くが割引になります。

それから図書館に向かい本とビデオを借りて帰宅。

12時半にクロネコヤマトの宅急便が来て娘の引越し荷物を積み込みました。

荷物を運んでいる人に

「郵便局との争い、どうなんですか」

と訊くと

「いや―、大変です」

とのことでありました。

昼食後、テレビとビデオをセットするのに1時間。

何とかかんとか地上波、BSが見え、ビデオも見られますが、

BS放送の録画がどうしてもできません。

まあ、今日はこれでええかと思いさっそくBSで放映してる

東映映画 工藤栄一監督「梟の城」を見ました。

主演 大友柳太郎 大木実 高千穂ひずる


まるテレビの映りはまるで液晶かプラズマのように美しい(笑)。

高千穂ひずるは宝塚出身。昔妻に教えられたトリビアであります(?)

その後、突然、教えている生徒のお母さんが訪ねてきて一時間ほど相談を受けました。

浜の真砂は尽きるとも母親の悩みの種は尽きない感じ。

その後、炬燵でウトウトしてしまいました。

そうしているうちに妻が帰宅。

最近の妻は子供たちの卒業、就職が確定しそうで

今日の春のような馬鹿陽気と同じ精神状態になっております。

人生、多少はいいことがないと。


これから生徒が来て授業。


3月7日(月) 愛染かつら


昨夜は夕食後妻と一緒に図書館から借りてきたビデオを見ました。

昭和13年(1938年) 松竹映画「愛染かつら(総集編)」

監督 野村浩将 原作 川口松太郎

主演 上原謙 田中絹代 佐分利信 桑野道子。

ご存知日本の「すれ違い映画」第一号。

♪ 花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道

という歌で戦前爆発的ヒットをした映画です。

津村病院の御曹司で医師の津村浩三と夫に病気で先立たれ

遺児を抱えて津村病院に看護婦としてつとめる高石かつ枝のメロドラマ。

画面はところどころ雨が降るようなフィルムの保存が良くない

状態でしたが1時間30分近く飽きずに見ることが出来ました。

「総集編」と銘打っていますから元は「前後編」だったのでしょうか。

主演の高石かつ枝を演じる田中絹代、私には美人には見えませんでしたが、

当時としては近代的なかわいい女性だったのでしょう。

上原謙がポマードべったりの粋な背広姿に対して田中絹代の和服姿が

戦前という時代を表現している気もしてきます。

それにしてもこの高石かつ枝の子供が

「パパちゃん、ママちゃん」

という言葉を使うのにはビックリ。

私はパパ、ママという言葉は敗戦後、アメリカの占領時代に

流入してきた言葉だと思っていましたがこの言葉は

東京の一部では使っていたのかもしれません。

画面に映るスタジオ、ロケの家並みも昭和20年代と

あまり変わらないのに驚きました。

「昭和13年と俺たちが子供の頃の昭和20年代はあんまり風景が変わらなかったのかなあ」

と私が申しますと妻が

「もしかしたら昭和20年代の方がもっと貧しかったのじゃないの」

と妻が申しました。

ゴルフをやっている場面にもまたビックリ。

先日何かの本で戦前ゴルフをやっていたのは皇族・華族くらいだと

読んでいたのでアレッと思いました。


津村浩三が高石かつ枝と東京駅の改札口で会う約束をします。

ところが高石かつ枝の子供が熱を出してしまい出かけるのが遅れます。

約束の時間まで後25分しかなくなり高石かつ枝はあわてて円タクに乗り込みます。

後ろ髪をひかれる思いでホームに向かう津村浩三。

切ない表情で円タクの後部座席にいる高石かつ枝。


「そろそろ、テーマミュージックが流れるんじゃないの」


「本当、そろそろね」


と妻と二人で申していますと、出た、必殺パターン「愛染かつら」のメロディーが(笑)。

こういう映画を見ていると本当に定番通りなので心がゆったりとします。

久しぶりに妻とゆっくりビデオを見ることができました。

起床5時40分。

娘を車で高崎駅へ送りました。

早朝とはいえ2月に比べて外は本当に明るくなっています。

空は晴れ上がっております。

帰宅して珍しくもう一度布団に潜り込みました。

起床8時、朝食、トースト、レタス、野菜ジュース。

午前中、生徒が来て授業。

午後はパソコンに向かい作業。

夕方職場の予備校に出かけ久しぶりの授業。

現役生に対する新年度のデモ授業です。

気合入りまくりで授業を展開。

急に体がバシッとなったような気がして我ながら不思議であります。

帰宅してこの日記を打って遅い夕食。

妻がディスカウントショップからもらってきたテレビのパンフレットを

見ながら購入するテレビを検討。

去年、テレビが壊れた後、娘のテレビを使っていましたが娘が

東京に引っ越すのにテレビを持っていくとのことで

買わなくてはならなくなりました。

トホホ的出費であります。


3月6日(日) 半落ち


昨夜はまったくテレビを見ずに図書館から借りてきた本を読みました。

岡留安則『噂の真相』25年戦記 集英社新書

「噂の真相」はスキャンダル雑誌として有名ですが

私も数回書店で買った覚えがあります。

経営者兼編集長だった岡留安則の「噂の真相」の創刊から終刊までを描いた記録です。

驚くべきことには誌上に広告を出稿する大手会社がほとんど

ないにもかかわらずこの雑誌は完全黒字経営だったそうです。

これはやはり驚くべきことです。


40年ほど前に当時の学生なら誰もが知っている「噂の真相」以上に

はっきりと左翼路線をとっていた「現代の眼」という雑誌がありました。

私はこの雑誌に銀行、建設会社、商社などの日本を代表する

一流企業が乗っているのをいつも不思議に思っていました。

例えば、勝手にイメージを私が作ると「世界同時革命としての赤軍」という論文を読み終わると

次に突然グラビアで「三菱銀行」の広告が載っているというちぐはぐさでありまた。

後から知りましたがこの「現代の眼」の経営者は総会屋としてはその筋で

有名な木島力也という人でした。

それでも「現代の眼」は持たず廃刊。

朝日新聞が出版していた同時期の「朝日ジャーナル」でさえ廃刊。

政治組織、宗教組織、一流会社がバックとして

パトロン、スポンサーにつかない限り、またついたとしても

雑誌は売れないとつぶれてしまいます。

それを考えただけでもこの「噂の真相」はジャンルは違いますが

「暮らしの手帖」とともに戦後の雑誌の双璧と言えるのではないでしょうか。


横山秀夫「半落ち」講談社

映画にもなりましたがアルツハイマー病に冒された妻を

絞殺した夫が自首してきますが、これが現職警察官。

取り調べに対して犯行は前面的に自供しますが絞殺後の

2日間の足取りがわかりません。

調べていくと東京新宿歌舞伎町に行っていたことがわかります。

この2日間の謎を直接取り調べた刑事、検事、裁判官、新聞記者

刑務官が各章ごとに登場して明らかにしていきます。

話がキビキビとしたテンポで展開していきます。

私は結末をまったく知りませんでしたので面白く読めました。

この2冊を読み終わったのが午前2時。

さすがに疲れて布団に入るとコトンと眠ってしまいました。

起床8時。天気予報は雪のはずだったのに快晴です。

朝食、トースト、卵スープ、熱い紅茶。

テレビ見ると出てきました。

ニッポン放送株の返還要求 創業者一族が大和に

ニッポン放送株式を約8%保有する大和証券SMBCに対し、フジサンケイグループの創業者一族が大和の対応は違法だとして株式の返還を求めていることが6日、分かった。大和の所有する株は創業者一族から買い取ったもので、大和は株式公開買い付け(TOB)を実施中のフジテレビジョンに売却することを決めている。フジは、7日を期限としたTOBでニッポン放送株の最低25%超の取得を目指しているが、創業者一族はフジに対しては大和から株式を買い取らないよう求めている。フジとライブドアによるニッポン放送争奪戦に微妙な影響を与える可能性がありそうだ。
(共同通信) - 3月6日12時46分更新

この創業者一族とはもちろん鹿内信隆家であります。

鹿内信隆は初代フジサンケイグループ議長、この息子が若くして急死した鹿内春雄。

鹿内信隆は急遽養子をとりこの人物をフジサンケイグループの議長としますが

この人物がフジサンケイグループより放逐されてしまいます。

ライブドアのお陰で鹿内家とフジサンケイグループの怨念の対決再び勃発(?)

急逝した鹿内春雄の妻が元NHKアナウンサーの頼近美津子。

当時玉の輿だと言われた美人アナの美津子未亡人は今はどうしているのでありましょうか。

午前中、パソコンに向かい作業。

昼食、中華丼。

午後は娘の東京への引越しの手伝い。

今週中に東京に引っ越す予定なので私と妻の駅までの送り迎えも

今週で終わる予定となりました。

来週あたりはまた妻との二人暮らしになります。

一人ぼっちの二人だが(笑)てな状態でありましょうか。


昨夜、置き炬燵で読書をしすぎて腰に軽い鈍痛がしますので

居間で体を動かしてストレッチ運動をしようとしますと

ズボンの下のパンツがどうもずれていくような気がしました。

「おい、どうもパンツがずれていくような気がするけれど」

と妻に申しますと

「きっともうパンツが古くなっているからゴムが弱っているのよ」

と申します。

「こういう状態どう言うか知っているか」

と尋ねましたが

「???????」

「こういうの半おちって言うんだよ」


「????????」


ノーチラス号反応せず、見事な空振り。

空は晴れても心は闇だ。


3月5日(土) 反抗的女性二人と生きるのは


昨夜妻が娘を駅まで迎えに行き帰ってきてから

三人でコーヒーをいただきましたが

妻が疲れたような表情をしているので私は妻を励まそうと思い

「お前さんは若い時からほんとうに変わらずきれいなままだなあ」

と申しますと妻が私をジッと睨んで

「あんた、何かあったの」

と疑いのまなざし。

コーヒーを飲みながらパソコンを操作していた娘までわざわざふり返って

「父さん、どうしたの今日は。何か悪いことでもしたの」

と妻と似たようなことを申します。

家族を思う私の心も疑い深い女性二人にかかると何か違うものになってしまいます。

土台、タバコ代+車のガソリン代込みで月の小遣い2万円です。

これで何の悪いことが出来るでありましょうか(?)

いや、やろうと思えば出来るのか(笑)。

「俺、先に寝るから」


と言ってさっさと居間を出て布団に入りました。

居間で妻と娘がペチャクチャ何か喋っている声が

聞こえてきましたがあっさりと眠ってしまいました。

起床8時。

昨日の雪が嘘のような快晴であります。

妻が車で娘を駅まで送っていって戻ってきて朝食。

トースト、レタス、野菜ジュース。

朝刊、二面の下全五段「子どもが育つ魔法の言葉」という本の

広告がでっかく出ております。

中に「子は親の鏡」という詩のごときものが掲載されていますが

これはもしかして先月の皇太子記者会見の時に皇太子が引用した詩なのか(?)。

こういう時に「皇太子推薦」と書いてはまずいのか(?)。

午前中、生徒が来て授業。

その後、妻と一緒に二階のベランダに布団を干しました。

本屋へ行き雑誌「論座」と「ダカーポ」を購入。

「論座」(朝日新聞)なんて雑誌買うのは初めてです。

帰宅途中、空は一天にわかに掻き曇りました。

帰宅してあわてて一時間前に干した布団を引き揚げ。

昨日の天気予報は荒れた天気になると予想していましたから

ピッタシカンカンのあたり方であります。


帰宅して昼食、きつねうどんに駄菓子。

午後は買ってきた「論座」と「ダカーポ」を飛ばし読み。

妻に私も知っている山形の女友達から葉書が来ていました。

「アレッ、★★さん結婚したんだ」

と妻が素っ頓狂な声を挙げそれから電話をかけるのだと

言ってNTT104番に電話番号を問い合わせをしようとしていますので私が

「おいおい、急に電話をかけて大丈夫かよ」

と私が申しますと

「大丈夫、大丈夫」

と申しますので

「今は固定電話ではなく携帯の可能性もあるから無駄かもよ」

と言いますとうるさいおっさんだなあという感じで相手にしてくれません。

私の予測通り、山形のその住所に該当する電話登録なしで終わり。

「手紙を書くから大丈夫よ」

と私の言葉が嫌なおせっかいだったように申します。

私が一体何をしたというのだ(笑)。

その後図書館に行き本を借りに行こうとすると返却する本が一冊足りません。

どこへいったのか、どこへいったのか、と泡を食って探していますと妻が

「あんた、私が読んでいたのよ」

と京極夏彦の本を一冊出してきました。

「面白かったのか」

と訊きますと

「面白かったわよ。話も面白いしスラスラ読めるから」

と申しましたので図書館に行って再び妻のために京極夏彦の

別な小説を一冊借りました。

ところが帰宅して妻に

「京極夏彦の本を一冊借りてきてやったよ」

と申しますと今度は

「この人の本厚いからね」

と申します。

ウ――ム、何なんだ、ほんの一時間のうちの手のひら返し。

どうしてこうも夫の純情を踏み躙るのか(笑)。

だから私はジェンダーフリーには反対なんだ。

関係ねえか。


さあ、借りてきた本を読む、借りてきたビデオを見る前に

この日記をつけて降りますと突然電話がジャーんと鳴り出てみると娘であります。

「父さん、人身事故・・・」

エッとなり、一瞬にして心臓パクパク。

どうしたんだ、どうしたんだ。


ところが娘はそこで一呼吸置いてから

「人身事故が大宮であったので帰りの電車が遅れているの。後からもう一度電話するから」

早く最後までチャンと言えよ(!)


何かこの電話で日記をつける気力がなくなりネットを見ていると

オイオイオイというような事件が報じられていました。

イラクのバクダッドで武装勢力に拉致されたイタリア人女性記者が解放されて

バグダッド空港に向かっていたところ米軍の検問所で停止命令にそむいたとのことで

銃撃を受け同乗していたイタリア情報局員が死亡。

それも銃撃から女性記者をかばおうとして死亡したとのこと。

この事件でイタリアでは反米感情が吹き荒れるのではと報じています。

この記事を読む限りイタリア政府はアメリカ軍の協力をまったく

要請せずにイタリアの情報局単独で人質の救出をはかっていたように思えます。

人質救出に米軍がからむと救出がいっそう困難になるということなのでしょうか。


3月4日(金) 美辞麗句は勘弁してよ


昨夜の夕刊、

新卒看護師12人に1人、1年以内に離職

というタイトルの記事が出ておりました。

まず記事のタイトルを見て

アレッ、「看護婦」という言葉はなくなかったけれど

「看護師」だったのか「看護士」じゃなかったのか?

どっちだったのかなあと私は一人で混乱。


それから、記事を読みますと最後の方にもっと受けたかった教育として

「薬の知識」が65%、「注射などの実技」が49%

と出ておりました。

やっぱり!、そうなのか。

私はめったに医者にかかりませんが、あの注射という奴は

けっして若い看護師ではなく年増・お局風のベテラン看護師に

射ってもらった方が絶対に痛くありません(笑)。


ある時など、若くかわいい看護師に血管注射を射ってもらいながら

私が思わず

「イテテテテテ・・・」

と叫びますと

「アレッ、はずれちゃった」

と平然と言われた時には

「君には職業倫理がないのか」


と思わず叫びたくなりました(笑)。


理論や若さや美貌よりも技術が第一です。

それにしても注射の技術くらいもっともっと教えてあげてよ。

患者が迷惑します。

目覚めたのが午前5時半。

なにか外はシーンとしております。

もしかしてと思い雨戸を開いて外を見ると雪が降っています。

雪が降った朝の静けさというのは何か物理的な理由があるのでしょうか

それとも単なるただの気分なのでしょうか(?)

雪の場合は娘は東京での研修は休むと言っていましたので

もう一度布団に入り眠りました。

ところが7時ごろに起きた妻が

「あんた、雪はたいしたことはないので麻季は東京に行くと

行っているから私が送って行くからね」

と申して二人で出かけて行きました。

起床8時、雪が降り続いていますがそれでも

道路に積もった感じがないのは気温が高いからかもしれません。

朝食、トースト、レタス、野菜ジュース、ヨーグルト。

朝刊、堤義明の逮捕の続報と

ライブドア堀江社長の外国特派員協会での会見の記事。

労働組合のないニッポン放送の社員が50年を超える同社の歴史の中で

初めての社員総会を2日午後6時に開き、役員を除く238人の全社員中

217人が集まり、全会一致で

「フジサンケイグループに残るという現経営陣の意思に賛同し、

ライブドアの経営参画に反対します」


という決議をしたと報じています。一方で

「ライブドアの堀江貴文社長の発言には『リスナーに対する愛情』が

まったく感じられません」


と堀江社長を批判したとのことです。

ウ―ム、「放送の公共性」とか「テレビの編集権の独立」とかに続いて

今度は「リスナーに対する愛情」か。

何か美辞麗句のオンパレードが続くような感じがいたします。

そりゃ、あんた方、単なる自分の職場防衛だろうが。

もちろん労働者にとって職場防衛は実に大切な事です。

しかし、そういう時にわざわざ「リスナーに対する愛情」なんて

言葉を使わない方がいいのではなんて私が書いたりすると私が袋叩きに遭うだけか(笑)。

私はラジオを聞くことはめったにありませんので何とも言えませんが

テレビについては「視聴者に対する愛情」なんていまだに感じたことがありませんよ(笑)。

現にフジテレビはライブドアの堀江社長が出演する予定であった番組を

ニッポン放送の株を買ったとわかった瞬間に番組を差し替えましたし

以降、今視聴者が一番見たいと思っている(?)堀江社長は

フジテレビに登場していませんがこれも「視聴者に対する愛情」なのでしょうか(笑)。


午前9時に生徒が来て授業。

終わってから一休み。

外はまだ雪が降り続いております。

午後になって空が明るくなりやっと雪がやみました。

それでも空は晴れ上がりません。

昼食後に昨日到着したメールの返事を2本打ちました。

それから予備校の通年用のテキストの作成にかかりました。

これがさすがに時間数が多いせいですぐには終わりません。

途中でギブアップして一休みするともう5時過ぎです。

テレビを見るとまたまた堤義明のニュース。

アナウンサーが定宿としているプリンスホテルのスイートルームから

東京拘置所の暖房のない三畳半の独房で何を考えているのでしょうか

という定番的コメントをしていましたが確かに東京は今日は雪です。

それに暖房器具とてなく毛布一枚があるのみとか。

諸行無常とか、罪を憎んで人を憎まずとか、

七十歳の年齢にはこたえるだろうなと思わず

心配している私は暇なのか(?)


3月3日(木) 雪よ、降るなよ


昨夜はテレビの

「明日の夜から関東地方は雪で土曜日朝まで降り続くかもしれません」

という天気予報に妻も私も

「ゲッ、そんなに降ったら車の運転どうなるの」

ともう雪の降る前から疲れていました。

二人とも雪が大の苦手、車のチェーンを装備するはいっそう苦手。

今年は3月まで一度もチェーンを装備することはなかったのですが。

これで二人のうちのどちらかがシベリア、サハリン、北海道、秋田、新潟

とか豪雪地帯(?)の出身であれば大して心配しないのでしょうが、

東京と四国では雪慣れどころではありません。

二人に共通しているのは貧乏慣れのみ(?)


起床5時40分。

野菜ジュースを一杯飲み娘を駅まで送りました。

車の中で娘に

「父さん、いつから駅まで送っているのかなあ」

と訊きますと

「1月17日からよ」

と娘が待っていたように明快に答えました。

アレッ、もう一ヶ月過ぎたのと思いつつ体が相変わらず慣れません。

早朝の運転はいつも頭がボーとしている感じです。

帰宅して朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。

午前中、生徒が来て授業。

中学の不登校生、学校の試験だけは学校に行って放課後受けたりしています。

期末試験、先日3日にわたって社会も教えたら英語と同じく中学入学以来

自分では最高点をとったそうで元気一杯でありました。

これで自分に自信が持てて学校へ行くようになればいいのですが。

私は原則的にフリースクールとか学校に行かなくてもいいのだと

いう考えには反対ですが本人の気持ちを考えたら現実には

なかなか強制することはできません。

自分の子供もそれぞれ不登校寸前まで行った経験から考えても難しい問題です。


終わってから予備校のテキスト作り。

昼のテレビ、東京地検による西武鉄道総帥堤義明の逮捕のニュース一色。

23歳の時に国土計画(現コクド)の社長になり西武鉄道グループを

率いて50年近く過ぎて囹圄の身になるとは。

保釈で出たとしてもテレビによれば一審実刑判決は間違いないとか。

これから一週間近くマスコミが待ってましたとばかりこの老人を

袋叩きするのを私たちは見せられるのでしょう。

と書きながら私は全然堤義明を擁護する気はありませんが、

ただ「経済界」という雑誌の経営者(?)であり、堤義明と

つるんでいた針木康雄なんてのがいかにも批判者のように

テレビに登場するのを見ていると物悲しくなるだけです。

去年、プロ野球一リーグ制を巡ってテレビの前に

刎頚の友のように登場した読売グループ総帥の渡辺恒雄も

何か一言堤義明を擁護してやったらどうなんだよ(!)


午後、教えている不登校生の母親が現れ何かお菓子のような

ものを置いていきました。

車で外出、宅急便に行きテキストの原稿を予備校に送り

それから隣町の体育館に行きました。

ストレッチ、筋トレ、静止バイクといつものように運動。

静止バイクを漕ぎながら文庫本を読みました。

30分漕ぎましたが、どうも一度読んだ短編推理小説を読みながら運動するのもどこか変です。

終わってみると確かにトレシャツに汗が滲んでいます。

しかし発汗は十分しながらいわゆる運動をした後のハイな気分になりません。

やっぱり運動に神経を集中しないと快感はやってこないのか。

もし、静止バイクを必死で漕ぎながらポルノ小説でも読んだら違うのでしょうか。

興奮に次ぐ興奮、血圧上昇、心臓パクパク、アドレナリン逆流で快感を得て

恍惚、忘我の境地に到達するのでありましょうか(?)

何かが違う(笑)。


帰宅してこの日記をつけていると妻が仕事から帰ってきました。

「★★さんからお菓子か何かの貰い物をしたよ」

と言うと妻がジッと袋を見つめながら

「わかったわよ。私にはこれが何なのかが」

と自信ありそうに申します。

「??????????」

「これ、きっと桜餅よ」


妻が袋を開きますと出てきたのは確かに桜餅(!)

「やった、あんた、やっぱり、桜餅よ」

と妻が絶叫。

妻は弓道の練習をしだしてから透視術さえ身につけたのか(!)

「どうしてわかったんだよ」

と訊きますと

「何言っているのよ、あんたは鈍いわねえ」

と勝ち誇ったように嫌味を申します。

「今日は雛祭りよ」

その一言ですべてが氷解。妻は一人で感動。

「桜餅買ってくるのを忘れていたから、よかった、よかった」

♪ あかりをつけましょうぼんぼりに おはなをあげましょう もものはな

娘が小さい頃、3月3日になるとオルゴールのこのメロディーが

狭い家中に響き渡ったものです。

あれから幾星霜、老いてますます盛ん

なんて全然関係ねえか。

雪よ、降るなよ。


3月2日(水) 幌馬車の歌


昨夜は夕食後、炬燵の中で図書館から借りた本を飛ばし読み。

「わが心に歌えば」久世光彦 主婦の友社

久世光彦は1935年生まれ。

テレビの「寺内貫太郎一家」や「向田邦子シリーズ」で

有名な演出家兼プロデューサーです。

この人の本を何度か読みましたが昭和浪漫派(戦前の日本浪漫派はとは違います)

というべき内容の小説を書いています。

この人の小説はなかなか面白いのですが私はなぜかついていけず

いつも途中でギブアップしています。

「わが心に歌えば」を読んでいますと、私の好きなビビアン・リーの傑作

「哀愁」についてあれは1940年製作で第一次世界大戦を舞台にしていたのだが

日本公開は戦後の昭和24年、爆発的に日本でヒットしたのは多くの日本人が

太平洋戦争を思い出しながら見たからだと書いていましたが納得。

と書きながら菊田一夫原作、岸恵子主演の不滅の傑作(?)「君の名は」

は映画「哀愁」を換骨奪胎したものだと書かれていたのを

私はどこかで読んだことを思い出しました。


と書きながらまたまた「哀愁」でビビアン・リーの恋人役を演じた

ロバートテーラー扮する軍人のモデルは経済学者のハロルド・ケインズだということを

何かの本で読みましたが、貴族出身のケインズと身分の違う街の踊り子の悲恋

いかにもありそうですが、これは記憶が曖昧で眉唾なのか(?)


「わが心に歌えば」を読みながら一つビックリしたことがありました。

映画は候孝賢の「悲情城市」のお話。

1947年、中国大陸において内戦で中国共産党の人民解放軍に追われた

国民党軍が台湾に逃げ込んできます。

本土から来た国民党軍(外省人)と台湾人(内省人)が対立しついに暴動が起こります。

これが台湾で言う二・二八事件です。

国民党政府はこれに対し戒厳令を布告し徹底的に弾圧します。

処刑される時に多くの台湾人が日本の流行歌「幌馬車の歌」を歌ったそうです。

そして「幌馬車の歌」を歌う場面が「悲情城市」の中に出て来るそうです。

私は子供に誘われてこの「悲情城市」をビデオで見た記憶がありますが

そんな場面あったのかなあ(?)

私は戦前のこの「幌馬車の歌」についてまったく知りません。

戦前幼い頃にこの歌が好きだった久世光彦が後になって候孝賢にこの歌のことを

尋ねると、以下のように答えたそうです。

「日本の人たちは、どうして《幌馬車の歌》を知らないのですか?

日本の人みんな、あの歌は何ですかと訊きます。台湾では子供たちだって知っています。

あの歌は台湾の[別れの歌]なのです。日本で言えば《蛍の光》です。

学校の卒業式で歌います。送別会でも歌います。日本語で歌って、みんな泣きます」


ちなみにこの本に紹介されている「幌馬車の歌」の歌詞は

♪ 夕べに遠く 木の葉散る

並木の道を はろばろと

君が幌馬車 見送りし

去年の別れがとこしえよ

♪ 轍(わだち)の音も なつかしく 

並木の道を はろばろと

馬の嘶き(いななき)こだまして

はるか彼方へ 消えて行く

ウ――ム、日本の「蛍の光」にあたるのか。

そう言えば関係のない話かもしれませんが、戦前、台湾と同じように

日本の植民地であった朝鮮の人々が国境を超えて中国やソ連に流れていきました。

そしてソ連に流れて行った人々は日本のスパイの可能性があるというつまらぬ理由で

スターリンに弾圧され中央アジアに追放されました。

その人たちの愛唱歌が日本の歌である「美しき天然」であったと何かの本で読みました。


♪ 空にさえずる鳥の声 峰より落つる滝の音

という詞ですからこの歌は日本人でも知っている人は多いと思います。

そう言えば一時中国では千昌夫の「北国の春」が大流行したそうです。

日本帝国主義と植民地などという難しい話はさておいて

時代は違いますが、「幌馬車の歌」「美しき天然」「北国の春」と

こう並べるとこれらの「物哀しい」歌は国籍に関係なくどこか

北東アジアに生きる人々にとっては琴線に触れるものがあるのでしょうか。


という風にまたまたええ加減な話になっていきそうであります。

起床5時40分、娘に叩き起こされました。

娘を高崎駅まで車で送っていきました。

帰宅して朝食、トースト、レタス、熱い紅茶。

朝刊、社会面 栃木県で若い男性2人と女性1人が練炭で集団自殺のベタ記事。

女性は14歳の中学2年生、男性は19歳と40歳。

どうして男二人で14歳の女性を自殺するなと説得しなかったのか。


昨日の夕刊にも同じ栃木で男女4人が集団自殺していたと出ていました。

恐ろしいのは最初は衝撃的だった集団自殺がいつのまにか日常化して

昨日、今日のように新聞のベタ記事になっていくことです。


午前中、予備校のテキスト作り。

午後も延々とテキスト作りでやっと目鼻がつきました。

この日記をつけ終わると生徒が来て授業。


3月1日(火) 現金が箪笥に溢れている


昨夜は午後9時過ぎに娘が東京から帰ってきてから妻の誕生祝。

ケーキを前にして娘が

「父さん、母さんのお誕生日祝いは閏年以外は3月1日にしていたんじゃないの」

と申します。

やっぱりそうだったの。妻が

「2月28日でも3月1日でもどちらでもいいじゃないの」

という一言であっさり娘も納得。

居間の蛍光灯を消し蝋燭をつけ

「誕生日おめでとう」

私と娘が言うと

「ありがとう。母さんも後10年は元気で働くから」

と妻が宣言しました。

妻が蝋燭の火を吹き消して儀式は無事終了。

ジンライムとケーキという怪しい組み合わせでいただきました。

妻も娘もケーキをいただいた後もポテトチップスを取り出しバリバリと齧り

妻はすぐに
顔が年老いた酒天童子のように真っ赤になりました。

その一袋のポテトチップスも無くなると妻も娘も異口同音に

「私、もう寝るから。おやすみなさい」

と居間から姿を消していきました。

そこにはあの家族というものが持っていた筈だと私が信じていた

一体感も情感も叙情も余韻も何もありません。

あったのはただ食欲と眠気のみ(笑)。

父親一人居間に取り残されただ呆然。


することもなく図書館から借りてきたビデオを見ました。

1952年 松竹映画「現代人」監督 澁谷實 脚本 猪俣勝人 

主演 池部良 小林トシ子 山村聡 山田五十鈴 多々良純 芦田伸介 安部徹 山路義人


建設省に勤めるしがない課長が業者と結託して汚職を重ねます。

この課長には遠い病院で長期療養している妻と、一人の娘がいます。

そしてこの課長には業者から世話をされた銀座のバーのマダムの愛人がいます。

役所の部下が汚職に荷担しながらこの娘を好きになります。

そして父親である気弱な課長を救うため、またその父を愛している娘のために

あらゆる悪を重ね遂に・・・・・。

という筋であります。

最後まで見てこの映画の素晴らしさに私はビックリ。

見終わってもしばし居間の置き炬燵を立つことが出来ず呆然。

名前だけは知っていましたが澁谷實という監督の力量に感動しました。

「すけべ良」と仇名された池部良もいつもならなまっちろい二枚目を演ずる

筈ですが、この映画では最後まで善人か悪人か観客にはわからぬ

アプレゲールを見事に演じています。

60年代に一世を風靡した東映やくざ映画で高倉健と共演して

息を吹き返した池部良の凄みがこの映画には萌芽として現れている気がしました。

池部良の上司のいつもオドオドしている山村聡。

バーのあばずれマダムを演じる山田五十鈴。

収賄側土建会社の一癖も二癖もある人物に懐かしや多々良純。

池部良の父親のエロ本出版社の社長に懐かしや山路義人。

この出版社は山の手線(?)のガード下にありその名も「自由書房」(!)

戦争が終わって7年しか過ぎていない雰囲気がよく出ています。

役所の冴えない課長が登場するという点では黒澤明の「生きる」に

似ていますが筋立てはまったく違いもしかしたらこちらの方が傑作では

と思わせる力がこの映画にはあります。

しかし戦後の民主主義の高揚期にイデオロギーとは関係なく一種の風俗映画としてしか

この映画は見られずそれほど評価されなったのではとも思われます。


映画の中で土建業者同士が落札のために「談合」という言葉を使っていましたから

「談合」という言葉は当時からあったのにも驚きました。

ほんとに拾い物でいい映画を見ました。

起床5時40分。

娘を車で駅まで送っていきました。

今朝は定期を忘れることもなくホッ。

朝食、トースト2枚。レタス、目玉焼き、熱い紅茶。

朝刊、イラク中部の爆弾テロで115名死亡がトップ記事。

選挙で勝利したシーア派に対しスンニ派がテロを仕掛けているのではないかとのこと。

アメリカの意図を超えた宗教戦争になったりしないのか。

三面、今話題のライブドア堀江貴文社長を取り上げています。

その記事の下に日本テレビ氏家斉一郎会長の言葉が取り上げられていました。

・・・略・・・「既成の権力に立ち向かう堀江社長の姿勢が旧体制を壊し、

日本に活力をもたらすことがあるかもしれない」と述べ一定の理解をしめした。

「我々も若いころは突っ張って悪童と見なされたこともある」

と振り返った。・・・略・・・・。


氏家斉一郎と言えば読売グループ社長の渡辺恒雄の刎頚の友。

東大在学中は渡辺とともにバリバリの共産党員でした。

思わず昔の若い血が甦ったのでありましょうか(?)。

それともフジテレビに対する嫌がらせ発言(笑)。

何かこの発言を読んでおりますと、去年の近鉄買収に堀江社長が

立ち上がったときのことを思い出させます。

巨人と西武のごり押しを粉砕してプロ野球の旧体制を壊したのは確かに堀江社長でした。

もしかして氏家斉一郎は日本テレビにおける巨人の視聴率の回復を

完全に見限ったのではないでしょうか。

危うし巨人(笑)。


午前中、パソコンに向かい作業。

午後に図書館に出かけようとすると電話がなり出てみると

「★★会社ですが、吉本様の資産運用につきまして・・・」

なんて内容であります。途中で相手を遮って

「申し訳ないがうちはローンはあっても資産はありません」

と言って電話を切りました。

一度くらい

「うん、現金が箪笥に溢れて困っているんだよ。それでお宅の利率はどれくらいになるのかね」

なんて言ってみたいと思いますが。

電話を切った後、図書館に向かおうと家を出ながら

思わず口ずさんでいました。

♪ 夜がまた来る 思い出連れて 俺を泣かせに 足音もなく

懐かしいなあ、バブルの時代(!)

かくして三月も始まりぬ。


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