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「お父さんの結婚するならコレを読め」
三五館
東京都新宿区四谷2−10
03−3226−0035
「アホな就職で後悔させない法」
三五館
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| 2001年6月20日(水) 付け 上毛新聞三山春秋全文掲載 |
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| ▼一体いつまで続くのだろうか。一向に晴れ間の見えない、梅雨のような景気のことだ。五月の全国企業倒産件数は、七百件を超えて今年最高となった。小泉内閣の構造改革が断行されれば、数十万人の失業者が出るとの予測もある▼昭和の初めに「大学は出たけれど」という言葉が流行した。就職難で夢も希望もない世の中に対する大学生の心情が、飾ることなく吐露された。現代も当時とよく似ている。意に沿わずフリーターになる若者は増加の一途だ▼だからといって、就職活動だけに夢中になるのは、かえって人生のマイナスと、高崎の予備校講師、吉本康永さん(53)は、新たな著書『アホな就職で後悔させない法』(三五館)で世の親たちに忠告する。もはや大企業や安定した職業に就けばバラ色、という時代ではない▼定年まで会社はもつのか、大きい会社ほど活躍の場が少ない、今日の花形産業は明日の斜陽産業、などと歯切れがいい。そして、不況・失業の時代に、本当に必要なのは「一人でも生きていけるたくましさ」だと訴える▼昨年から相次いで出版した『ぐうぜん東大に合格させる法』『タダで大学を卒業させる法』とともに、家族論の三部作。共通しているのは、現代人が忘れかけている家族の姿、親と子のかかわり方、本当のしつけとは何かといった、リアルなテーマである▼精神的に輝けるのがベストな職業であり、週に一回、あるいは月に一回でも「この職業に就いてよかった」と思えればOKとか。それにしても、一つのことを成し遂げるには、いかに家族の温かな関係が大切かを痛感させられる |
週刊「ダイヤモンド8月号別冊妥協しない大学選び」に吉本のインタビュー記事が掲載されています。興味のある方はご一読ください。
7月7日付け日本経済新聞朝刊(夕刊配達地域は夕刊)の生活家庭欄に「準備早めに子どもの学費・ローン/学費を活用」のタイトルで吉本の原稿が掲載されています。興味のある方はご一読ください。
「タダで大学を卒業させる法」
三五館
東京都新宿区四谷2−10
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早くも4刷好評発売中
上毛新聞読書欄に紹介記事が出ました。
この紹介記事は長すぎますので割愛させていただきます。(4月18日号)
共同通信配信により
神戸新聞・新潟日報・沖縄タイムズ・南日本新聞・中国新聞
各紙3月27日号に書評掲載(新潟日報のみ29日号)
代表として神戸新聞記事を全文掲載
CS放送朝日ニュースター「列島365」において
3月28日PM1:00に紹介
読売新聞夕刊紹介記事全文紹介(3月21日号)
日刊現代書評全文掲載(3月15日号)
北海道新聞紹介記事全文掲載(3月18日号)
朝日新聞群馬県版紹介記事が出ました。
この紹介記事は長すぎますので割愛させていただきます。(3月16日号)
茨城新聞読書欄紹介記事全文掲載(3月3日号)
下野新聞コラム「平和塔」紹介記事全文掲載(3月1日号)
河北新報コラム「河北春秋」紹介記事全文掲載(2月28日号)
中日新聞コラム「中日春秋」紹介記事全文紹介(2月27日号)
写真週刊誌「スパ」書評全文掲載(2月28日号)
四国新聞一面「一日一言」の紹介記事全文掲載(2月26日号)
上毛新聞読書欄紹介記事全文掲載(1月31日号)
アマゾンドットコムカスタマーレビュー全文掲載
愛読者カードの紹介
各紙・誌紹介・書評記事
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子供が大学に合格すると,親の肩には入学金の算段など金の問題がどっしりのしかかる。三人の大学生を抱える父親が奨学金などを活用して経済的苦難を乗り切るエッセー「タダで大学を卒業させる法」を出版,話題になっている。著者は群馬県の予備校講師,吉本康永さん。進路相談に応じる中で「不況で大学進学は学力問題から経済問題に先祖返りしかねない」と執筆を思い立った。文部科学省などの1999年度の調べでは,東京の私立大学の初年度経費は入学金,授業料など平均127万円。住居費や家具代,食費なども含めた4年間の生活費は焼く871万円に達する。エッセーでは奨学金の徹底活用や国民生活金融公庫の教育ローンなどを詳細に紹介しているが,最も強調するのは家族のきずな。吉本さんは子供に,経済事情や親の思いを包み隠さず話す。長女も納得して家賃2万5千円のアパートで暮らしている。世の大学生を「大いに遊んで少し勉強し、ちょっと悩んでいるぼんくらの集団」と看破する吉本さんだが「親は経済効果以上の夢を子供にかけている」とエールを送っている。
A
受験の苦難をやっと超え、新たなる難局である学費や仕送りに頭を抱える親御さんの救いの書。3人の子供で実践した驚異の裏技テクニックと情報を,涙と笑いでつづる話題のお役立ち本。現役大学生にも好評。
| 日刊ゲンダイに掲載された書評です 受験シーズンも真っ盛り。受験生とその親にとっては正念場の日々が続いているに違いない。しかし、子供が志望校に合格した後も、親の憂うつが続くことを忘れてはいけない。その原因は経済問題だ。私立大の初年度納入金の平均額は約127万円。不況が続く中、経済的理由で進学をあきらめる子供たちもいるという。 そんな受験生や親の力強い味方になってくれる一冊が三五館から刊行された。その名もズバリ「タダで大学を卒業させる法」だ。 自宅外通学する子供への仕送り額は平均約10万。私立文系に進学した場合、授業料などを合わせると4年間で総額871万円もかかるという。3人の子すべてが自宅外通学の現役大学生という著者が、自らの体験から教える教育費工面のテクニックは、こう。 1、日本育英会の第一種(無利子)と第二種(有利子)を併願で取り、あとは寮生活をさせ卒業後は本人に返済させる。 2、国民生活金融公庫の教育ローンで200万円を借り、あとは育英会の奨学金。公庫分の支払いは子どもの出世払いとする書類を作成しておく。 3、なにがなんでも頑張らせて、学費が全額借りられる慶応大学や、給料も出る防衛医大などを目指す。 こうしたノウハウから「お金の大切さがわかる子供の育て方」まで、子育てを経済的視点からつづった類のない一冊だ。 |
C
ベテラン予備校講師である著者が、いかに金をかけずに子どもを大学にいかせるかを説く。三人の子供を国立大学に通わせた体験をもとに,教育ローンや,各種の奨学金制度などを詳しく紹介。新聞配達のアルバイトを子供に勧めるなど,本音にあふれた教育論が痛快だ。
D
現在,子ども三人を大学に通わせている予備校講師が,少しの知恵と親子の協力で,学費や生活費などをまかなう方法を伝授する。奨学金や教育ローンを紹介する実用書だ。@人生でよねんかんもゆっくり思索し、勉強し、遊べる時間はない。「自由」いう時代があるとすれば,大学生時代だけ。Aある種の資格は大学を卒業しなければ取れない―を理由に,著者は大学進学を薦める勧める。ただ、大学生は「金食い虫」であり、その親の仕送りは経済的にも大変だ。このため著者は徹底的に知恵を絞り,手を尽くす。実践した話ばかりで説得力がある。さらに,日本育英会の裏技テクニックや役に立つ国民生活金融公庫「教育ローン」,県人寮・学生寮など「お得情報」から仕送り額、初年度納入金,一ヶ月の生活費など知りたい情報も満載だ。「経済的苦境の中でこそ、見えてきた家族の絆(きずな)がある」と著者。親の在り方,子どもとの向き合い方こそが問われる。収録されている「お金の大切さが分かる子の育て方」「涙の耐乏生活」は笑って,泣けて,家族の素晴らしさ、温かさを再確認させてくれる。(三五館、1100円)
不況と低金利で、県内の企業や団体が組織している五十九の育英会はどこも寄付金不足と基金の運用難が続き、四苦八苦している。そんな中で、財団法人・県育英会に三百万円が贈られた。近年まれな大口の寄付である。 ▼善意を寄せたのは宇都宮市大寛二丁目、塗料販売業、板垣喜四郎さん(76)。二男一女が奨学金の貸与を受けたおかげで全員大学を卒業、それぞれに家庭を持って平穏な日々を送っている。「これもみな、奨学金のおかげ。次の世代に役立ててもらいたいと、思い立って…」と言う。 ▼県育英会によると、長引く不況で家計が窮迫し進学を断念する生徒が増加している。この緊急事態に対応するために、二○○一年度から大学生の貸与枠を現行六十人から九十人に拡大。貸与額も高校、大学ともに増額する方向で検討している。「板垣さんの寄付金も早速基金に繰り入れ、活用したい」と感謝している。 ▼大学受験予備校講師、吉本康永さんの近著「タダで大学を卒業させる法」によると、大学生の一カ月の生活費は、全国平均でアパート住まいの場合十三万六千二百十円、学生寮で九万九千六百四十円。親の仕送りは九万六千円。進学者と親の心労がしのばれる。 ▼吉本さんは「お金が進学を左右するのは事実。だが、絶対にあきらめるな」と説く。そして勧めるのが国民金融公庫、各種育英会などの活用だ。 ▼欧米では特に大学生の場合、親の仕送りに頼らず、奨学金とアルバイトで卒業するのは普通のこと。「自立した精神を養うためにも奨学金の活用を」とは、県育英会が説くことでもある。
E
大学受験。「ぜひとも合格してほしい」。親の願いだ。「でもお金が掛かる」親の悩みだ。東京の私立大学に入学させると、学費と仕送りが四年間で一千万円近く必要だという。親の悩みだ。「何とかならないものか」「何とかなります」。資金作戦を助言する本が売れているそうだ。「タダで大学を卒業させる法」(三五館)。群馬県で予備校の講師をしている吉本康永さんが書いた。親としての体験も交え「何とかなる」ためのアレコレを紹介している。吉本さんのお勧めは、まず国民生活金融公庫の教育ローン。上限二百万円で,入学時の思い負担対策に有効だ。大学の合否発表前に,借りられるかどうかが分かる。資金計画が立てやすい。返済も楽。申し込みは今からでも間に合う。奨学金も忘れてはならない。二本育英会の第一種は,自宅外通学だと国公立大学で月四万八千円,私立大学で六万一千円の無利子貸与。第二種は有利子だが、三万円から十万円まで選択できる。併用も可能。大学毎の奨学金もある。いろいろ組み合わせれば確かに何とかなりそうだ。このご時世,親が全額を工面するのは限界がある。本人が卒業後に返還する奨学金など,子どもにも少し負担させた方がいい。その分、勉強にも熱が入るだろうし,金銭教育にもなる。教育ローンも,卒業後は子どもに返させればいい。苦学生だって大勢いる。「本人がしっかりしていれば大学に行けるのだ」と吉本さん。大変だけど、親子が協力すれば「何とかなる」。家族のきずなを確かめる機会にしよう。
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受験料に入学金に毎年の授業料、そして生活費。1000万円ものカネをつぎ込み大学を出しても子どもは就職難でフリーターになってしまう。それでも大学に行かせたい親と行きたい子どもに贈る究極のタダ卒テクニック。奨学金の種類や受け方,学生寮の選び方、さらには耐乏生活の方法まで伝授する。
G
| 中日春秋 | ||
| 2001/02/27 | ||
「なぜ人を殺してはいけないのか? 出題者を説得するつもりで述べなさい」。弘前大教育学部の二次試験で出題された小論文のテーマである。教育者を目指す受験生たちは、意表をつかれたにちがいない。 たぶん出題者の頭には、同じ青森県内で先月開かれた教育研究全国集会の光景があったのだろう。少年事件を考えるシンポジウムで、制服姿の地元高校生が、同じ問いを投げかけた。会場は一瞬静まり返ったという。 居合わせた本社記者によると、正面から受け止めて答えようとする教師たち「大人」はいなかった。終わるのを待って、記者は高校生に自分の意見を伝えた。「人は人とつながっていて、一人を殺すことは周りに大きな悲しみを招く」「だれにでも生きる権利がある」などと。 「腑(ふ)に落ちました」と最後に高校生は言ってくれたが、その記者は各地からきた教師たちの戸惑いと無反応が残念でならなかったという。教え子の問いかけに「わたしはこう考える」と諭すことがなぜできないのか。予備校講師の吉本康永さんが近著で、自分の子どもが同じ質問をした場合の対応を書いている。まず、殺したい相手の名前を聞く。だれかにいじめられ復讐(ふくしゅう)しようとしている可能性があるからだ。もし名前を挙げたら、どうして殺したいのか誠心誠意耳を傾けてやる。それが親の最大の責務だ。 具体的な名前を挙げずに、そんなことを聞いたら「その場で即座に子どもを張り飛ばす」。でも学校の先生はこうはいかない。弘前大の受験生たちはどんな論文を書いたのだろうか。 |
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四国新聞コラム
■一日一言 |
2月26日付・一日一言 |
2001年2月26日 |
大学入試シーズンも中盤に入った。受験生は後ひと頑張り、しかし親たちの本当の苦労は笑顔の合格通知を受け取った直後から始まる。だから、「タダで大学を卒業する方法」(三五館)が注目される。 著者は群馬の予備校教師、吉本康永さん。自らも子供三人を大学に通わせ、その苦労の中でつかんだ「タダ卒」のテクニックをまとめた。「やりくり親子、意地と度胸の大作戦」の副題通り、親が貧乏でも大学は大丈夫。 たとえば旧文部省の調べでは、東京の私立で初年度にかかる経費は入学金、授業料、施設費、諸会費、実習費など合わせて平均約百二十七万三千円。これにアパート契約金や家具代などを加えると二百三十七万円になる。 このうえさらに月々の家賃や食費がかさみ、全国の平均仕送り額は九万六千円というのが相場だ。これはおそらく世界最悪の環境だが、これに恐れをなして「国立しか受験させない」と子供を追い込んでしまう親もいる。 しかしよく検討すると国私の差は昔ほどではなく入学金はほぼ同じ、授業料が年二十万円ほど高いが、一カ月なら一万七千円弱。つまり数日のバイト分だ。さらに慶応のように全学費を卒業後払いで貸す例もあるから国立有利も絶対的ではない。 著者が推薦するのはオーソドックスな奨学金の徹底活用。なかでも日本育英会の第一種、二種の併願は究極の裏技だという。国民生活金融公庫の教育ローン、大学の奨学金を組み合わせ、県人寮などを利用すれば、東京の私大も恐れることはない。 何がなんでも大学へという時代は終わったと思っていたが、最近は「特別な才能のない人は大学へ行くしかない」らしい。それなのに不景気と学資高騰で大学を選べない―では気苦労も絶えない。ここは一つ本気でタダ卒を学んでみよう。大丈夫、何とかなる。 |
I
県内の予備校の講師で,三人の子どもを県外の大学に送り出した著者が説く、「タダ卒」の五ッくい。経済的な問題から大学進学をあきらめている親や受験生に「金なんかなくたって本人がしっかりしていれば大学にいけるのだ」ということを忘れないでいただきたい」と訴えている。奨学金制度や県人寮・学生寮の利用方法など、実用的な情報が満載。「タダ卒」を実行した著者の教え子の事例なども掲載されている。
J
アマゾンドットコムカスタマーレビュー
読者の声
出版社より愛読者カードがファックスで送られてきましたのでご紹介します
こういう本を待っていたという感じでです。数字などもかなり具体的で何より親の側に立っていることがよいです。教育についての本は本当に探してもなかなかお目にかかれないものですが・・・前作「ぐうぜん東大に合格させる法」も読もうと思っております。
大学に行く必要性を今実感した娘が受験を目前に猛勉強中です。この本を読んだことで金銭面の心配が緩和されました。それで「ホッ」としました。合格しました。
初めて、子どもを大学に入れる時期を迎え、特に私立大学での自宅通学となる為、金策に頭を悩ましている。本書によって,新たな知識を得ることが出来、大いに参考にさせていただく。
前作を読んでよかったので買いました。私も長女を大学(東京の私大)に通わせていて仕送りゼロでやってます。本書に書かれたことは参考になります。大笑いしたり、泣いたりしました。この本がたくさん売れるといいと思います。
YBCラジオ「ハッピーロード」で紹介されたのを聞いて購入しました。楽しく読めました。
とても面白い本で、引き込まれて読んでしまった。今年、大学が決まった親としてはとても参考になった。もう子どもには必要ないが「ぐうぜん東大に合格させる法」も買ってしまった。孫にでも役立たせようと思う。
「ぐうぜん東大に合格させる法」
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早くも5刷好評発売中
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読者の声
はじめまして、今日書店にて偶然著書を手にとり買いまして読みました。
だぜ〜という語尾にリズム感をおぼえました。我が家にも海のものとも山のものともわからないこどもが2人いますので子育ての指針として興味深くよみました。おもしろかったです。
昨年4月迄自動車ディーラーに務め、36年間販売の世界で生きてきた者です。子供たち二人は既に大学を卒業、独立していますが、該書が17−18年前に出ていたら大いに参考になったのにーと思いました。著者自身が現役の予備校講師であること、大学受験は才能ではなくて親の育て方、対応の仕方であるという言う主張に感銘し共感いたしました。学ぶところがいっぱいありました。ありがとうございました
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こと東大に関して以外でもとても有用なこことが書かれています。子供を育てる上での親の心構えが習得できます。
新聞に取り上げられた書評を紹介させていただきます。
著者は現在、高崎市にある小野池学院の名物英語講師として有名だ。かっては別の予備校の講師を勤めていた経験を持つ。本書は著者の次男が今春、東大文科V類に合格したのをきっかけに書かれたものであるのだが、ただの受験参考書ではない。父、母となったかっての“教え子”に「大学受験は才能ではない。恐ろしいことに、親の育て方で決まる」という著者からのメッセージであり、親業へのアドバイスだ。第一部は父から東大合格した次男への手紙形式をとっている。「繊細なエッセイスト」「照れ屋」を自称する著者らしく、素直に伝えにくい父親の本音を面白、おかしく、時にしんみりと語りかけてくる。「父さんが医学部を勧めるワケ」「父さんの貧乏物語」など、その生い立ちとこだわりがにじむ。著者は一九四七年、兵庫県に生まれ、刷毛職人の父親に連れられ、香川県丸亀市に転居した。東京外国語大学を中退後、いくつかの職を経て県内の予備校で予備校講師となった。十年ほど前、自前の塾を作ろうと独立したが、計画の甘さから塾経営に失敗。再び予備校講師となったいきさつも語っている。本書は単なる子自慢ではなく、酸いも甘いもなめた著者の半生にこそ、味がある。著者の主張は「ゆとり教育は子供を甘やかすだけ」「受験は才能ではない」「数学は解法を丸暗記だ」と一見過激だが、本書を読めばその真意がわかる。東大合格の原動力について著者は「なによりも大事なのは小さいころから子供の国語力を養うこと。そして親子の関係性が大学合格を決める」