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たそがれ日記

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6月30日(日) わが家は阿鼻叫喚の巷となりました


昨夜はヤクルトファンに転向したと書いたと思ったら奇跡が起こりました。

「阪神
VSベースターズ」戦。

延長10回にピンチヒッター平下の打った打球はフラフラとショート後方に舞い上がりました。

これを石井琢郎が何故か落球。

二塁から矢野がホームインして阪神のサヨナラ勝ち。阪神は

なんとこの9試合で18

というなかなか成し遂げられない成績を上げたのです。

石井の来年のトレード先は阪神なのか。

かたや

「ヤクルトVS巨人」

は途中で2対6と巨人が勝っていたのでこれはもう駄目だと思っていると何時の間にやら9対6でヤクルトが勝ったのでありました。

ペタージニを敬遠して古田で勝負なんて条辺君100年早いよ!

まあ、勝てば官軍、なんとでも言えます。昨夜はその後、図書館から借りてきたビデオ

「波の塔」

を見ました。

松本清張の原作でフジテレビが制作

した作品です。主人公の

青年検事に神田正輝。

美貌の人妻に池上季実子。

その夫で汚職の斡旋するブローカーに西岡徳馬

という配役です。私は神田正輝はなかなかいい役者になるのではないかと思っています。

どこか古典的な二枚目の持つ哀愁があります。

この映画にも多少はその感じが漂っていました。
私はこの映画を昔の松竹映画で二度ほど見ています。この時の

監督は野村芳太郎、検事に津川雅彦、ヒロインに有馬稲子、その夫に南原宏次

という配役でした。
私はこういうサスペンスがあまりないけれども何故かサスペンスロマンとジャンル分けされる映画は好きではありません。
青年検事とヒロインの不倫がブローカーの夫に発覚しそのことで東京地検と取引が成立して最後に

ヒロインは富士の樹海で一人で自殺する

というストーリーです。確か

この小説によって富士の樹海は自殺の名所として有名になったはずです。

それにしても日本語は難しいですね。

「美貌の人妻」がどうして「美貌の主婦」

では駄目なのでしょうか。
BMWに乗りグッチのバッグを持った美貌の主婦」
ムッ、確かに何かがおかしい。

もしかしたら主婦という言葉は差別用語なのか(笑)

そう言えば

「深窓の人妻」も「深窓の主婦」

もおかしいですね。これはどうしても

「深窓の令嬢」

でないと。しかし

「深窓の令夫人」

はいいのかいな。こんなバカなことを考えているとこの日記が終わりません。
「波の塔」をぼんやり見た後、さすがに疲れてさっさと布団に入りました。
それから布団の中で読み出したのが、

図書館から借りてきた

「三波晴夫・永六輔・言わねばならぬッ」NHK出版

です。

二人の対談です。

三波春夫の「チャンチキおけさ」と春日八郎の「お富さん」

は子どもの頃にそれこそ耳に胼胝が出来るほどラジオで聞かされました。

日本の歌謡界全盛の頃の歌であります。

日本の文壇と歌謡界と一杯飯屋は時期を同じくして滅んでいったのであります(笑)

その三波春夫は戦後

シベリアに抑留され真っ赤な共産主義者となり帰国しました。

対談を読んでいて驚いたのは三波晴夫が

いまだにレーニンを尊敬していることでした。

不思議になってきます。
しかし、人はその職業でしかその人物を観ませんが、確かに

三波晴夫はなかなかの警世家ではあります。

それになかなか知性的です。
今朝は早く目覚めました。寝室の雨戸を開けると雨が降っていません。
それだけでもホッとします。
朝方に日記をつけてそれからテレビの録画の準備に入りました。

今日は大変な日なのです。

ワールドカップの決勝戦の話ではありません。
NHKBS11がなぜか5本の時代劇映画をやるのです。

チャンバラ映画5本一挙上映です。

壮挙です。

しかし、何度か日記にも書きましたがどうもBSの映画に対するポリシーがわかりません。
それでも私は根が真面目なのでどうしてなのか一生懸命調べてやっとわかりました。

実は今日630日は「チャンバラ映画の日」

だったのです。

この日記をお読みになっている読者のどなたもこの事実をご存知なかったでしょう。

実は日本の映画界が斜陽になった時に東映を中心にもう一度日本映画黄金時代の時代劇の復活を願って・・・・

という記述を私はインタネットで発見したのです・・・・・

ハッハッハッ、

嘘ですよ。嘘です(笑)

真面目腐って書いていると書いている本人までもがもしかしたらと思ってしまいます。

「チャンバラ映画の日」というのは私の創作です。

すいませんねえ。
それにしても
NHKBSの方針がわかりません。
もしかしたら映画担当のディレクターが一人くらいいて今月はこれでいくかと書類を上司に提出するとそのまま
OKになって放映する映画が決定されているのでしょうか。
私は別に
NHKBSに文句を言っているわけではありませんので念の為。
その上映される
5本が、

中村錦之助主演「真剣勝負」

仲代達矢主演 「いのちぼうにふろう」

三船敏郎主演 「上意討ち・拝領妻始末」

市川雷蔵主演 「斬られ与三郎」

市川雷蔵主演 「ひとり狼」

です。豪華ラインアップです。
しかし、この
5本立て一挙上映に何か一貫したポリシーがあるかと言うと私にはさっぱりわかりません。妻にこの5本上映の話しをしますと、

「私は市川雷蔵の斬られ与三郎が観たいわ。ビデオにとりましょう」

と言い出しました。どうして妻が「斬られ与三郎」を観たいのか私にはさっぱりわかりません。

市川雷蔵のファンでもないし。

この

「東京生まれの東京育ちの年老いてきた美貌(?)の主婦」

の考えていることは私は一緒に35年近く生きてきながらいまだに理解の彼方にあります。
そう言えば今朝も朝食をとりながら、私が運動不足なので妻に

俺も運動不足で脚が細くなる一方なのでお前さんの脚の肉を移植してもらわないと駄目になるかもしれないなあ」

と言いますと、妻は自信ありげに

「あんた、そんなことをすると脚が短くなるわよ」

とのたまいました。

???????・・・なぜなんだ・・・・

一瞬言葉を失った私はおもむろに言いました。

「おいおい、何を考えているの。俺はただ太腿の肉を移植すると言っただけだぜ」

と言いました。

「そうだったの・・」

それで会話は終わりです。

妻は脚全体を交換することを考えていたようでした。

恐ろしい女性です。
私は妻と会話していると何故か自分が落語に出てくる貧乏長屋の住人になったような気がしてきます。
ああ、これが
35年同じ屋根の下で苦楽をともにして生きてきた夫婦の会話でありましょうか(笑)
かくして
NHKBSのお陰で吉本家には朝の10時半からずっと

チャンチャンバラバラ状態。

雄叫びがし、白刃が舞い、鎖鎌が飛び、御用提灯に取り囲まれ、血の雨が降りそそいだ

のでありました。

「血の日曜日」とはこのことか。

バカなことを書いているうちにワールドカップも6月も終ります。
明日から
7月です。
読者の皆様、7月もよろしくお願い申し上げます。


6月29日(土) 大きいことはいいことなのかなあ?


昨夜は金曜の夜でしたのでまたまた午後10時過ぎにやっと夕食をとってからまただらだらと過しました。まず夕方NHKBSで録画しておいた

「白と黒」東京映画・堀川弘通監督

をみました。東京映画は東宝映画の系列会社だった筈です。これは

松本清張の原作で昭和38年に映画化されたものです。

主演の

東京地検の検事に小林桂樹、その奥さんに音羽信子。

犯人だと疑われた

弁護士に仲代達矢、その恋人に大空真弓。

仲代達矢と関係をもち、その後に感情のもつれから殺害されたとされる

弁護士会会長の奥さんに淡島千景、そのご主人に千田是也。

その友人が懐かしや

三島雅夫。

小林桂樹の上司に

小沢栄太郎。

小林桂樹と組む警視庁刑事に

西村晃。

もう一人の犯人と疑われる男に

中谷一郎

とまあ相変わらずの豪華メンバーであります。私のような人間にとっては

懐かしい同窓会に出た(!)ような思いが

してしまいます。何故なら小学生や中学生や高校生の頃、

田舎の一つしかなかった映画館のスクリーンでよくお会いした人たちですから(笑)

それにこの映画はいい映画でした。

堀川弘通監督はいいじゃあーりませんか。

それに昔の映画を見ているとなにか心が落ち着きます。
カメラワークは安定しています。
演技も一人一人がしっかりしています。

脚本は橋本忍です。

話しの筋もしっかりしていて無駄がありません。東京都内のロケも臨場感があります。しかし、驚きましたのは小林桂樹が棲んでいる官舎の外見がやたら汚さそうに見えたこと。それに小林圭樹は霞ヶ関の検察庁舎に都電で通うわけですが

やたらに走っている自動車が少ない。

毎度、毎度のことですが日本の発展には驚きます。
筋はどんでん返しが2回あり、なかなかの迫力です。
まあ、こういう話しの結論は言わぬが花です。
その後に、プロ野球ニュースを見ていると、先日も心配していましたように、やはり年中恒例行事のごとく、はたまた、

定まったレールの上を走っているがごとく、阪神、見事に8連敗。
なかなか出来る技ではありません。
しかし、もう何の驚きもありません。
負けるたびにそこはかとない快感を阪神ファンは味わっているのでしょう。
私はすでに阪神が6連敗した段階から、

ヤクルトファンに転向しています(笑)

きのう勤皇、明日は佐幕 その日その日の出来心

です。しかし、例え

ヤクルトに体を売るようなことがあっても、

間違っても巨人に心は売りません(笑)

巨人を倒す為なら悪魔とも手を組む覚悟です。

巨人の話しになると突然力み変えるのが私の病です。
これはもう業病です。
宿痾であります。
そんなことを考えながらぼんやりしていると、またまた始まりました。

テレビ朝日の「朝まで生テレビ」

テレビカメラの前で団十郎を気どる(?)

田原総一郎の得意の臭い見得の切り方に思わず見とれて時間が経ちます(笑)

こういう時の出色は何と言っても

野坂昭如でしょう。

西尾幹二をおちょくる言葉は笑わせてくれます。
議題は石原慎太郎が総理大臣になった方がいいのかというないようだったと思いますが、まあ、どうでもいいことをこれほど口角泡を飛ばして激論することはないだろうと思うだけです。
西尾幹二が日本人が中国や北朝鮮のミサイルを恐れてどんどん相手の気に入るように軟弱になっているというような発言をした時に、隣の野坂昭如が烈火のごとく怒り、

「あんたはそんなに今の日本人をバカにしているのか」

と叫んだ時はその通りだと思いました。

愛国者というものはいつも大衆をバカにしているものです。

しかし、野坂昭如の発言よりも凄いものがありました。
つまらない話ばかりをしているので、チャンネルを8チャンネルに切り替えるとここでは

格闘技の「プライド」をやっています。

その中で日本人の選手(名前忘れた)と外国人の選手(名前忘れた)の試合がありました。

二人の体重さは60キロ近くあり確かに外国人はリングの上で並ぶと雲を掴むような大男に見えます。

この試合がどうなるのだろうか、もしかしたらマッチメイキングのミスではないかと思っていると、

何と試合は1ラウンド開始と同時に大男が襲いかかりパンチの嵐です。
たった11
秒(!)でタオルが投げ込まれ大男が勝ってしまいました。

これが「秒殺」(?)という奴かと私は勝手に思いましたぜ。

まあなんて言えばいいのか、こういう時は

「大きいことはいいことだ」

と言うしかないのでしょうか(笑)

などダラダラと起きていて寝たのが

4時半。起きたのが8時。寝不足です。

それから朝食をとってパソコンに向かいました。
先日図書館から借りてきたホームページの本を読むとアクセス者を増やす為には

どんどん他のHPに投稿するべきだと書いていました。

それを実行しようとしたわけです。
ヤフーで「教育」とか「子育て」とか「進学」とかのサイトを探しました。
そして幾つかの
HPに私のホームページの宣伝を投稿しました。
しかし、

危ないですなあ、先入観は。

ヤフーで

「しつけ」

という項目を探し、検索していきながら

「抱かれるのを嫌がるようになったら・・」

というコピーが眼に入ってきたので、変だなあとは思いつつ、ここに投稿でもするかと思ってHPにアクセスするとなんと、抱かれるのを嫌がるようになったらというのは

人間の子どもではなくうさぎだったのです(笑)

そういうことか、と一人で笑ってしまいました。

投稿しなくてよかったよ!

「しつけ」の項目の実は半分近くが

「犬」の「しつけ」でありその中に猫とかうさぎがいたのです。

ああ、本当に驚きました。
もしかしたら、世の中には

子どものしつけはあきらめて犬や猫のしつけに精を出している人がいるのでしょうか(笑)

12時頃に妻と図書館に行きました。
帰りにスーパーに寄って昼食と夕食の買い物です。

「あんた、昼ご飯と夕ごはんのおかず何にするの」

と妻が言うので私がええ加減に

「昼は冷やし中華で夜は親子丼にしよう」

と言うと

「よかった。冷やし中華は買い置きがあるし、ニワトリの肉は安いから」

と言いました。確かにニワトリの肉は安かった。

120円です。

これを食材に土曜の夜と日曜の夜、私は親子丼をいただくのです。

一食60円。ほとんど昭和30年代に戻った感じです(笑)

それから惣菜売り場に

ジャンボコロッケ100

というのがあったので一個買いました。
これは確かにジャンボでした。
帰宅して妻と冷やし中華と二つに割ったジャンボコロッケをいただきました。
大昔の歌に

「一杯のコーヒーから」

という流行歌がありましたが、

「一個のコロッケから」

愛が生まれることはまあないか(笑)

それから妻と私は仲良くお昼寝しました。

ああ、かくして土曜日もまた暮れていったのである。


6月28日(金) 愛の日影はさしているのかなあ?


今日は久しぶりにお日様が拝めました。

晴れた日が一番です。

世の中が明るくなります。
暑いとまではいかないほどの梅雨の晴れ間そのもののお天気でした。
職場にでかけ午前・午後と仕事をして校舎を移動。
夜も仕事です。
最近運動不足のせいか教壇にずっと立っていると足の裏が腫れ上がったような気持ちになります。

20
年近く前、めちゃくちゃの時間数の,授業をやらされていた頃、

一度、教壇に立ちながら眠ってしまったことがありました。

あれは不思議な感覚でした。
自分が何か喋っているのだけれど何を喋っているのか自分自身わかっていません。生徒はただこちらを見つめているだけです。それで

「ヤバイナア」

と思い黒板に向いて手をあげて何か書こうとしているうちに

意識を失ったような状態になりました。

もちろんその場に倒れるようなヘマはしませんでしたが、どこかで意識が遠のいていきます。

「俺は何をしているのだろう・・・」

と意識の隅で思いつつ完全な入眠状態に突入しました。
ところがハッとして目を覚ましたのです。
何故なのか。
人間不思議なものです。
たったままでは眠れません。

自分の自重で膝がガクッとなったわけです。

まるで臨死体験から戻ったような思いで、ドキッとして、生徒の方を見ても普段と何も変わらない雰囲気です。
2分ほどで完全に覚醒しましたが、今になってもあの時の気分は不思議なものがあります。



どうして生徒は気がつかなかったのだろうと考えながら、ふと思いついたのは、

生徒は生徒で目を開いたまま全員眠っていたのではないか(笑)

この考えが実に事態を明快に分析しているように思えます。

しかし教壇で殉職なんていやですぜ(笑)

昨夜は布団の中で

小沢昭一・大倉徹也

「小沢昭一的流行歌・昭和のこころ」(新潮社)

を飛ばし読みしました。
こういう映画俳優とかタレントが書いた文章の中で何と言っても

ピカイチだったのは殿山泰司でしょう。

この人の本は惚けたアナーキーな性格のためか読みながらいつも笑っていました。

新藤兼人監督「裸の島」の音羽信子との演技は最高でした。

この映画を観ながら私は何度か泣きました(本当だよ)

以前に

竹中直人が主演した「三文役者」

という殿山泰司を主人公にした映画のビデオを蔦屋から借りてきて見ましたがあまりにイメージが違うため途中でぶん投げてしまいました。話が脱線しすぎましたが、まあ、殿山泰司に比べれば、小沢昭一は文章があまり面白くありません。しかし、私はこの

殿山泰司(故人)・小沢昭一・藤村有弘(故人)・タモリ

などが怪しい中国人になり、小沢昭一と藤村有弘とタモリが怪しの中国語を喋り、これに殿山泰司が反応する映画などを見たかったですなあ。

これはわかる人にはわかる夢です(笑)

またまた脱線しましたが、小沢昭一の本を見ながら私が生まれる以前の昭和初期の頃の歌を懐かしく思い出しました。

まずは二村定一「私の青空」(マイブルーへブン)

♪ 夕ぐれにあおぎ見る

  かがやく青空

日暮れてたどるは

わが家の細道

せまいながらも楽しいわが家

愛の日影のさすところ

恋しい家こそ私の青空

先日、高崎市立図書館か二村定一のCDを借りてきて聞きましたがジャズのいい歌です。これが昭和34年頃はやったそうです。私はこの歌を戦後の昭和20年代に何度もラジオで聞いた記憶があります。

それから灰田勝彦「鈴懸の径」(すずかけのみち)

♪ 友と語らん 鈴懸の径

  通いなれたる学び舎の街

  やさしの小鈴

  葉かげに鳴れば

  夢はかえるよ鈴懸の径

昭和57年には灰田勝彦の母校である立教大学構内のこの歌の碑が建てられたそうです。これも鈴木章二(?)のクラリネット演奏で有名な日本のジャズのスタンダードナンバーになっています。太平洋戦争中、立教大学の出身者はこの歌を歌いながら戦地に赴いたと立教大学の年老いたOBNHKのテレビで語っていたのを思い出しました。と,書きながら

俺が音痴でなければ

とつくづく思ってしまいます。「私の青空」などまともに歌えないのですから。
情けない限りです。

さらには音痴の上に方向音痴、さらに加えてメカ音痴。
それに高所恐怖症・閉所恐怖症・対人恐怖症と加えればもう最悪です(笑)

とまたいつのもようにジジ臭い愚痴が始まろうとしましたがもう午後10時近くになります。昼に冷たい愛妻弁当を食べてから何も食べていません。

飯のかわりにハイライトを吸っていたようなものです(笑)

早く夕食をいただかなければなりません。

それにしても、楽しいわが家って本当かなあ。

愛の日影はさしているのかなあ。

極めて怪しい気がいたします(笑)


6月27日(木) 言論の自由の質が問題じゃあーりませんか


今日はのっけから堅いお話しであります。今朝の朝日新聞に次のような記事が掲載されていました。

「2ちゃんねる」管理人に400万円の支払い命じる

 インターネットの掲示板「2ちゃんねる」の記載で名誉を傷つけられたとして、東京都内の動物病院と経営する獣医師が管理人に500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。山口博裁判長は「問題がある記載の存在を知った段階で管理人には削除義務が発生する」などと判断し、400万円の支払いと問題の記載の削除を命じた。管理人側は控訴する方針。 インターネット掲示板をめぐって管理人に賠償を命じた判決は初めてとみられ、賠償額も高額で議論を呼びそうだ。 判決は、2ちゃんねるの特性について「書き込みが匿名で責任追及が極めて困難」「掲示板が膨大で、管理人側が常時監視することは不可能」などと指摘。不特定多数のアクセスがある2ちゃんねるの場合は「管理人が名誉棄損の記載を知った場合、直ちに削除などの措置をとる義務が生じる」と述べた。そのうえで、病院側の通知書が届き、記載の存在を知った昨年6月の段階で削除すべきだったと判断した。判決によると、2ちゃんねるは約330の分野に分かれ、1日約80万件の書き込みがある。問題の記載は動物病院について「ヤブ医者」「動物実験」などと書いていた。

 管理人側の代理人の話 これでは社会的な問題の告発など真実性を証明できない投稿は削除しなければならない。掲示板を使った批判ができなくなり、表現の自由が大きく制約される。

 

この問題は表現の自由を越えた問題です。

これからHP・サイトの管理者・主宰者は投稿に神経質にならざるをえません。

一日80万件の書き込みがあるというのに、

この書き込みの内容点検を管理者がし、公序良俗に反するもの・社会的倫理に反するもの・個人攻撃に関するもの・名誉毀損に値いするものを検討してそれを削除することは物理的に不可能でしょう。その上、最近、マスコミに対する名誉毀損の訴えも原告側が勝利することが多く

その賠償金額もじりじりとアメリカ並に高額になりつつあります。例えば

雑誌「噂の真相」

に対し東京地裁は賠償金額500万円という判決を下しています。これは昨日の朝日新聞です。

「噂の真相」側に野中氏への500万円の支払い命じる

月刊誌「噂(うわさ)の真相」に事実無根の記事を掲載され、名誉を傷つけられたとして、野中広務・元自民党幹事長が、発行元の「噂の真相」と岡留安則編集長に慰謝料1000万円の支払いなどを求めていた訴訟の判決が25日、京都地裁であった。水上敏裁判長は野中氏の訴えを一部認め、「噂の真相」側に500万円の支払いを命じた。謝罪広告の掲載請求などは棄却した。判決によると「噂の真相」は01年5月号で「『ポスト森』の暫定総理説が消えない『闇将軍』野中広務の同和利権疑惑」と題する記事を掲載。「京都市の地下鉄東西線建設工事に関連し、同和関係者から野中氏に金が渡った」などとする記事内容について、水上裁判長は「ほとんどが伝聞によるもので、裏付け取材をしたという証拠もなく、真実と認めることはできない」と指摘。「原告の社会的評価が低下し、名誉、信用が著しく棄損されたことは明らか」とした。

岡留編集長のコメント 記事内容に問題があるとは全く考えてもいなかったので、不当な判決にあきれ返ると同時に怒りを覚える。弁護士と相談の上、即時控訴を検討したい。

一方がインターネットを巡る名誉毀損の問題、一方は雑誌を巡る名誉毀損の問題、判決も東京地裁と京都地裁で場所が違います。しかし、通底するものは同じような気がします。

「言論の自由の質」が問われていることは間違いないでしょう。

2チャンネルは

その投稿者の匿名性ゆえに

問題がいっそう難しい気がします。わかりやすく言えば昔からの日本の伝統であった権力に反対するものの象徴としての

「落首」「狂歌」の類

がインターネット上に現われたということでしょうか。しかし、それにも限度があるでしょう。この2チャンネルの事件について言えば私からすると

管理者が罰せられるよりもこの匿名の投稿者の方が問題だと思います。

この告訴した病院がどういうものかはさておき、私も様々なホームページの掲示板を見ますが匿名性の陰に隠れて勝手なことを言い過ぎている気がしてしまいます。

匿名性の陰に隠れてやりたい放題というのは実は日本の役人が持っている抜きがたい体質です。

インターネット上の投稿者もこのレベルになっているのかもしれません。防衛庁のような官から重要な個人情報が垂れ流さるのとパラレルにインターネットの投稿者があることないことの個人攻撃を仕掛ける。インターネットはそういう意味では流言飛語の世界になっています。

官も民も腐っていく。危うきかな日本

というところでしょうか。こういうことを書くこと自体私がインターネットのサイトについては保守的考え方の持ち主だからでしょう。

もし、政治的・宗教的・利害的に党派性を持った集団がネット上で個人を人身攻撃するなんて実に簡単なことであります。

私にはそれが恐ろしい。

私のHPなどこんな心配はまったくありませんが、私さえもこういうことには神経質には一応なってはいます。ただ、もし、最初に私が訴えられるとすれば

プライバシーの侵害ということできっと妻からでしょう(笑)

もし、これから妻と私がうまく行かなくなった時、妻はこのHPで私のプライバシーを侵害したと訴えるかもわかりません。そういうことがない為にもこのHPを続ける限りは、またこの「たそがれ日記」を続ける限りは

私は妻と仲良くしていかなければなりません。

なんのこっちゃという結論ですが、

それが人生というものです(笑)

私が必死でこのたそがれ日記を打っている間に

妻はテレビの前で今日の昼間録画しておいた「宝塚歌劇」のビデオをうっとりと眺めています。

私が入り込む世界はもう完全にありません。

ああ、危うきかな吉本家(笑)

イチローは今日も4打数0安打。昨日は5打数0安打でした。遂に首位打者の地位を陥落。

がんばれイチロー

雨の日がずっと続いています。庭の木にカビが生えていると妻が申していました。
私も心にカビが生えないようにがんばります。皆様も健康にご留意ください。

 


6月26日(水) ワールドカップの熱気も冷めました


昨夜は

「韓国VSドイツ戦」

をテレビで観戦しました。ドイツは強かったですね。それに韓国の選手もどことなくイタリア戦ほどの運動量がなかったように思えます。中2日の休みでは疲れていたのでしょうか。これは単なる素人の印象にしか過ぎませんが、なにか

「韓国VSイタリア戦」ほどの熱気がなかったように思います。

このワールドカップのおかげで日本にもサッカーファンがメチャクチャに増えるのではないかと思います。しかし、パスが実にスピーディーなあまり

攻守の逆転の速さは私のような50代の人間には心臓によくありません(笑)

あまりにハラハラドキドキ過ぎて気の休まる暇がありません。

妻などは15分ほど観戦して何回も

「アアッ!」

「惜しいわ!」

「はずれた!」

なんて嬌声を上げてそれでもう疲れています(笑)。

私自身も、気の短いタイプの人間には向いているような気もしますが、90分観戦しただけで体の芯がグッタリしてしまいました。しかし、これはワールドカップベスト4のレベルの試合だからこうなるのでJリーグの試合だともっとテンポがゆっくりしているのかそこが私にはわかりません。しかし、

時間と金があればJリーグの試合でも一度見に行くか

なんてこの出不精の私でさえ思うのですからワールドカップの力は偉大なのでしょう。私が実際に競技場で試合を観たのはもう20年近く前の寒い3月に、友だちと

神宮球場の外野席でヤクルト戦を見た

くらいですから。もう相手球団の名前も忘れてしまいました。ただ

「寒いなあ、寒いなあ」

と愚痴りながら友だちと

何故か冷たい缶ビールをがぶ飲みした

のを覚えています。それと

「マニュエルは尻がでかいなあ」

と二人で感嘆したのを覚えているだけです。外野席からですとマニュエルの尻のでかさくらいしかわかりませんでした。チャリー・マニュエルは去年イチローの試合をNHKBSで観たときに相手方の監督をしていましたが、その顔には確かに年輪が刻まれていました。朝から雨でした。本格的な梅雨の季節ですね。帰宅は午後9時過ぎでした。移動中に

「ブラジルVSトルコ戦」

をラジオで聞きましたが、どうも私自身も昨日までの熱気も冷めたようです。

それより阪神6連敗の方が心配です。

何というか、桜が散り、梅雨が来て、夏が来る、という風に、春夏秋冬の流れのように阪神はこの時期からどうして連敗していくのでしょうか。

呪いでもかかっているのかいな(笑)

だんだん星野監督の顔を殺気立っていくのがテレビのスポーツニュースを見ていてもわかります。

恐ろしい。

今朝の新聞は

日大法学部の教授が

知人の子どもを青山学院中等部に入学を保証するといって1000万円騙し取ったとして詐欺の疑いで逮捕されたというニュースが出ていました。

1000万円、まずこの金額に驚きました。

そこまでするならもっとやりようがあるだろうがと思うのが素人の浅はかさなのでしょうか。

それでも帝京大学の脱税に比べればちいせえ、ちいせい、ということなのでしょうか(笑)


6月25日(火) 懐かしやわが家の「歯磨き運動」


朝から雨でした。職場に出かけ元気に仕事をしました。夕方に予約していた歯医者に行きいよいよ

割れた歯にカプセル(キャップ?)をかぶせる日です。

待合室で写真雑誌を飛ばし読みしていると、あの、東京拘置所でハンストをした

元外務省主任分析官佐藤優氏

のでかい写真が掲載されていました。逮捕前にインタビューしたのでしょうか、そのインタビュー記事を読みながら驚きました。佐藤優氏が、鈴木宗男代議士や自分を裏切った

外務省のロシア課長などの名前を実名で挙げています。

佐藤氏が言うにはこの連中は鈴木宗男代議士を骨の髄まで利用しながら形勢が変わった瞬間に裏切り、

人間として赦せないと罵倒しています。

私などの素人にはこうなると何が何やらわからなくなりますが、佐藤優氏の気合の入り方には驚きました。普通は検察に逮捕されるとわかった瞬間にガックリくるものですが、佐藤氏は意気軒昂なものです。もしかしたらマスコミに流されている

佐藤氏の人物像はでたらめなのではとも思えてきます。

いや、東京地検特捜部が出動した瞬間に

特捜部が正義であり、鈴木宗男代議士や佐藤優氏が悪であるなんて薄っぺらな感覚は所詮私たちが「水戸黄門」の見すぎから起こった誤解かもしれません(笑)

こういうことになると、

お上は正しいなんてすぐ考えるのはおかしいのでしょう。

はてさて、歯にカプセルを無事にかぶせることが出来ました。しかし、すでに別な場所の歯が一部欠けていてこれをまた治療しなくてはなりません。ああ、どこまで続くぬかるみぞ(笑)。

帰宅してぼんやりしていますと、妻が帰ってきて急いでまた出かけようとしていますので、

「どこに行くのかいな」

と尋ねますと

「歯医者よ。歯が痛くてがまんできないのよ」

と言い残してすぐに姿を消しました。昔は子どもたちの歯が虫歯になるのを心配しなければならなかったのに、今は自分たちの歯を心配しなくてはならないとは(笑)。そう言えば、子供たちが小さい頃、妻が、何を考えたのか、突然、わが家で「整風運動」ならぬ

「歯磨き運動」を起こしました。

「整風運動」に負けず劣らず妻の「歯磨き運動」は過激でした。

夜、子供たちと一緒に歯を30分ほど磨くのです。

長い長い歯磨きです。アパートの狭い居間で私が酒を飲んでいるといい気持ちになった私の廻りを取り囲むようにして妻と子どもたち3人が大口を開いて歯を磨きます。この光景たるや私をしてできる限り早く酔っ払いたいという気持ちにさせるような代物でした。

歯を磨いている
4人に取り囲まれながら私一人がお酒を飲む。これは辛いものがあります(笑)


この中国の文化大革命に似た

嵐のような「歯磨き運動」はわが家をその後何年か席巻しました。東風が西風を圧する。

その頃の妻の顔は毛沢東夫人であった江青にどこか似ていたかもしれません(笑)

私は文革派四人組にとことんいじめられる

実権派の劉少奇

のようなものだったのでしょうか。しかし、それも遠い昔の話です。あの過激な「歯磨き運動」のお陰で私も一日に4回も歯を磨く習慣が身に付いたのです。

禍転じて福となす・・これは違うか。

夕刊を読みますと、横浜の市議会で本会議の日の丸掲揚に反対して議長席を占拠した会派「市民の党」の2名の市議のうち1名が、

自民党、民主党、公明党などの賛成多数で、可決に必要な出席議員数
4分の3を上回り、除名処分となり、議員の資格を失ったそうです。

オイオイオイ、だから言ったでしょう。うかつに国会でも鈴木宗男の議員辞職勧告とか馬鹿なことをするなって。いつかみんな自分の首を絞めることになるのがわからないのかよ。勝手にさらせ。


6月24日(月) 明日という字は明るい日と書くのね?


今日は快晴でした。朝起きてHPを見ると「影武者」という方からの投稿がありました。以前に投稿いただいた方です。その中に

それにしても最近のたそがれ日記を読んでいると先生が日に日に弱っていってるような気がして心配になります。御身体はどうぞ大事に」

というありがたいお言葉がありました。

エッ、やっぱり気持ちが文章に出ているのかあと

謎をかけられたような気持ちがして、そのことを気にしつつ職場に出かけました。午後の休み時間に講師室でいると同僚が来て仕事の話しをしていると突然、その同僚が

「先生、あのたそがれ日記は暗すぎますよ。先生がぺシミストだというのはよくわかっていますが、もっと、明るいことを書かないと。先生はペシミストの癖して明るいところがあるのが取り柄なんだから」

と説教されました。

私は思わず

「★∈♀?≠♪♂∬∞?!」

という感覚におちいりました。私は職場ではこのHPの話も「たそがれ日記」の話も

できる限り一切しないようにしています。

公私混同をして自分の同僚に迷惑をかけたくないので。もちろん生徒にもこのHPの話はしません。このHPをチェックしている講師を一名だけ知っておりますが、そのほかにこの「たそがれ日記」を読んでいる人物がいるとは思いもしませんでした。それが驚きの一つ。もう一つはやはり

その日の気持ちが文章や書く内容に投影してしまうのでしょうか。この1ヶ月、「たそがれ日記」を書きながら

どうして俺はこんなに暗くなっていくのだろう

と我れながら不思議に思っていました。それを他人に見破られたのですから、

私もまだまだ、いや、全然修行がたりないのでしょう(笑)

大体、東京で次男にあって酒を飲んで

舌を自分で噛んで痛めて以来

すべてのつきが落ちたような状態でありました。あの時は、妻が私に

「あんた、こんな傷になるほど舌を自分で噛んでよく覚えていなかったわね」

なんて言われたものでした。舌を噛んだ次には野菜を食べていて歯が一本前後に割れ、その後は不眠症に悩まされ、次にはこの梅雨のせいか、はたまた運動不足のせいか、腰痛気味になり、その上に金欠病ときてはもう踏んだり蹴ったりの1ヶ月でした。それに人間、

鬱になっていくと心が閉ざされクローズド・サーキット(閉鎖回路)の中をグルグル廻り始めます。

すると、他人と話すのさえ面倒になっていくものです。まあ、全身、

辻元清美状態、または、加藤紘一状態、はたまた鈴木宗男状態

だったのかもしれません。

その心は後悔先にたたず。

しかし、もしかしてもしかするとあの「父の日」に長男・次男ともに

「父さん、父の日おめでとう」

なんて連絡をよこさなかったことが

私の体の衰弱を招いたのであろうか(笑)

まあ、「影武者」さんと同僚のやさしいお言葉を忘れずにこれからは明るい「たそがれ日記」をめざしてがんばりますので読者の皆様よろしくお願いいたします。最後にまた投稿の話ですが「影武者」さんは「人を恋うる歌」について

あまりに私小説的に読みすぎている気がします。

あれは歌のレベルは全く別にして

私の現実と夢のアマルガム(混合物)です。

どんな人間もその中身を切り刻んだら万華鏡のような様々な要素をもっているものです。ということを理解していただければ幸いです。今日はここまで。

できれば明日から上を向いて明るく歩きます(笑)


6月23日(日) 今日は沖縄の「慰霊の日」でした


日曜日だというのに終日曇天でした。

置きコタツが欲しくなるほど寒い一日

でした。朝起きてテレビを見るとニュースの中心はやはりワールドカップの日本と韓国の話題を鈴木宗男の逮捕の問題でした。朝食のトーストを食べた後,日記をつけました。それからぼんやりと昨日図書館から借りてきた

「底抜け超大作」

を読みました。こういう映画の本を読んでいると映画人のけたはずれの思い入れと金の使い方と作品の愚劣さに感動さえ覚えてしまいます。宝塚のファンである妻もこの本の「ベルサイユのばら」のところだけは読み面白い本ねと言っていました。

昼食は「すいとん」でした。

妻が「あんた、すいとんって覚えている?」

なんて聞くのには呆れました

昭和20年代には日本中で「すいとん」を食べていたはずです。

広辞苑を引くと

すいとん(水団) 小麦粉を水でこね、団子にし、汁で煮たもの

なんて実にシンプルで愛想のない記述がありました。しかし、「すいとん」をいただきなら昔の貧しい生活の感覚はよみがえってきましたが昔の「すいとん」の味はついによみがえってきませんでした。もう40年以上も前の味覚というのはよみがえってこないのでしょう。または脳が思い出すことを拒否しているのかもしれません。しかし、妻も私も無意識のうちに昔に戻って行きたいのかも知れません。広辞苑の「すいとん」の隣に合った

「水遁」の方にも興味が湧きました。

昔、小学生の頃、読んだ猿飛佐助とか霧隠才像などのマンガや講談本で読んだ忍術です。マンガの絵は杉浦茂だったと思います。

水遁の術・火遁の術・土遁の術

の三つの術の名前を覚えています。午後、ヤフーを眺めていて今日が

「沖縄慰霊の日」

だと気がつきました。長い文章ですが毎日新聞の記事を引用させていただきます。

<沖縄>「慰霊の日」「戦没者追悼式」に首相ら7700人参列

 沖縄は23日、沖縄戦犠牲者らの霊を慰める「慰霊の日」を迎えた。57年前の1945年、沖縄戦での旧日本軍の組織的戦闘が終わった日。地上戦の激戦地・糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」(県主催)があり、小泉純一郎首相や遺族ら約7700人が参列した。小泉首相は「本土復帰30周年を新たな出発点に、諸課題解決に取り組む」とあいさつ。稲嶺恵一知事は平和宣言で「基地問題は国民全体で取り組まなければならない」と述べ、基地問題などの解決を訴えた。追悼式は今回で45回目。「平和の丘彫像」前で正午の黙とうから始まった。宣言で稲嶺知事は、基地問題を「我が国の安全保障の問題」とし「基地整理・縮小、日米地位協定の見直し、(米軍の)事件や事故の再発防止など国政の場で協力に取り組んでほしい」と訴えた。小泉首相は「(米軍の)施設・区域の集中が大きな負担となっていることも事実。県民の負担軽減に向けて誠心誠意努力する」と、基地問題解決への決意を述べた。国内外を問わずに沖縄戦などの犠牲者の名前が刻まれている、式典会場隣りの「平和の礎((いしじ))には、今年新たに判明した252人(県内44人、県外195人、韓国13人)が追加され、刻まれた犠牲者は23万8161人になった。【野沢俊司】(毎日新聞)

20年前近くに二度沖縄に行きました。観光旅行です。沖縄の印象はというと、

高い建物がない、鉄道がない、テレビのアンテナとか車が潮風に腐蝕され錆びていた

何かその頃から10年ほど前の日本にタイムスリップした感じがしたものです。ただ、海は本当にきれいでした。

あの沖縄の海は瀬戸内海でもない九十九里でもない裏日本の海にもない青さがありました。

それに観光レストランで食べたステーキが大きかった。もちろんアメリカ軍の影響なのでしょう。

今日もまた起承転結のない日記になってしまいました。ではまた。


6月22日(土) 「洛陽」の悪夢がよみがえりました 


昨夜は

「傷だらけの山河」

を続けて見ました。妻も珍しく暇なのか一緒に後半を見ました。主人公の山村聡の愛人に能天気な女性が登場しますがこれがどこかで見た顔です。誰かなあ、誰かなあと思いつつ、

もしかしたら「滝暎子」(?)

名前の漢字があっているのかどうかもわかりませんが、滝暎子といえば

ショーンコネリー時代のボンドガールだったんじゃん

なんて村の古老が過ぎし昔を回顧する気分に襲われます。映画の最後にキャストのクレジットで出てきましたが、まごうことなく滝暎子でした。

「あんた、よくわかったわねえ」

と妻が私を仰ぎ見るように賛嘆します(笑)

別に褒められても何の役にも立ちませんが。

それに山村聡の息子でどこか良心的でどこかひ弱でどこかねじくれた性格の青年役が

後にNHK大河ドラマで有名になった「高橋幸治」

昔からこの役者は顔がでかくて日本人離れした鷲鼻(?)の持ち主でしたなあ。そういう風に見れば、この映画の中でも

「アパートを建てる」「アパートに住む」

という言葉がよく出てきますが、愛人をアパートに住ませるなんて変だなあと思っていると実はこれが高級マンションなのです。

この映画が作られた昭和36年にはまだ「マンション」という言葉がなかった

ことがよくわかりました。それに

「妾」とか「二号」とか死語が連発されるのも」

聞いていて奇妙な気がします。まあ、最後まで見はしましたが、山村聡の主人公は合理的で非情な人物だとはわかりますが、

「怪物らしさ」が全然ないのがこの映画を凡作にしていました。

当時の観客から見ると

「金持ちで精力絶倫で女好きのエロじじい」

にしかみえなかったかもしれません(笑)映画を観た後、布団に入りすぐに眠りました。昨夜は1週間の疲れが出たせいか爆睡しました。今朝起きて食事をした後、トイレの中で読書をしていると電話がなりました。その後、妻が、

「電気屋さんが10分後に来るから」

とトイレの私に声をかけてきました。ハテ、何かが故障したのか、と私は不思議に思っていました。電気屋さんが現われ工事をして10分ほどで引き揚げて行きました。工事の内容はというと何と

50アンペアの電力を30アンペアに変更したのです。

妻自らが

電気代がもったいない

というので電気屋さんに頼んだそうです。私などはこれで電機コタツなんて入れるとヒューズが飛ばないのかと心配になります。昔のアパートではよくありました。現在電力事情が悪い北朝鮮でもよくあることだそうです。それにしても

ここまで窮迫してきたのか

という思いが募ります。私の常にヒューズが飛んだような論理が飛躍した思考は

「今日の蝋燭は明るいねえ。このメーカーの蝋燭の方が品質がいいのかしら」

なんて私と妻が言い合っている窮乏生活が眼前に浮んでまいります。

「贅沢は敵だ」

という戦争中のスローガンまで浮んできます(笑)

新聞を読みますと、21日午後の衆院本会議で、あっせん収賄容疑で逮捕された鈴木宗男衆院議員に対する

辞職勧告決議案が各党の賛成で可決されました。

4面の政治欄を見ると、

自民党議員の一部造反

というタイトルの記事中に、本会議で決議案が議題になると、すかさず

「異議あり」と叫んで退席した河野太郎氏は「民主主義の根幹にもとる」

と記者団に語ったとのことです。私はこの日記に何度も書いていますが河野太郎のような

二世議員の輩出こそが民主主義の根幹にかかわる重要な問題

だと思っています。私が選挙民で同じ選挙区に鈴木宗男と河野太郎が立候補してどちらかに票を入れなければならなくなったら

躊躇なく鈴木宗男に「清き一票」(笑)を入れます。

どちらが偉い政治家かなんて関係ありません。どちらが地元に利益誘導するかも関係ありません。どちらがルックスがいいかも関係ありません。

鈴木宗男は政治家になるために身銭を切って必死の努力をしてきたのに対し、河野太郎は不労所得で代議士になっているからです。ただそれだけです。

厭ですよ、二世議員なんて。歌舞伎じゃねえんだから。

と能書きが長くなりましたが、私はこの「民主主義の根幹をゆるがす」という

河野太郎の意見には賛成です。

戦前、日中戦争前後に多くの帝国議会議員が同じ議員仲間によって除名勧告を受け議会から立ち去っていったのです。反軍的・リベラルな議員がターゲットになったのです。こういうことがいつ起こるとも限りません。それに野党の民主党がこういうことで音頭をとって野党の責任を果たしたなんて思っているのは

それこそ国民を愚弄しています。

それにしても東京地検の鈴木逮捕に抗議して

ハンスト宣言をした佐藤優は東京拘置所で

元気でいるのでしょうか。こう書きながらふと思い出しましたが、山口県で江戸川乱歩の小説の主人公のようにアパートの天井裏から女学生の部屋を覗こ見しようとして逮捕された校長先生はどうしているのでしょうか。

元気でいるのでしょうか。

昼前に妻と一緒に図書館にでかけました。図書館から出てくると、妻が昼ご飯はどうすると言うので冗談で、

「向かいのデニーズに行くか」

と言いますと、

「あそこはおいしくないわよ」

と力強くいいます。その口調が、まるで

わがままな子どもの言葉を押さえつける母親のような言い方

なのに、私は思わず笑ってしまいました。けっして「デニーズ」がおいしくないというわけではないのでしょう。

「デニーズ」の皆様ごめんなさいね。

それから妻が思い出したように、

「今日はぜいたくをしてホッカホッカ弁当にしよう」

と言い出しました。

「???????」

どういう風の吹き回しかと思っていると、

「昨日チラシをみたんだけど、確か、290円ののり弁当が今は200円の筈よ」

最初からそういう作戦だったのか(笑)。かくして

昼食は200円ののり弁当

をおいしくいただきました。午後は借りてきた本を読みました。

「底抜け超大作」編集 映画秘宝編集部 発行 洋泉社

という映画大作っぽい愚作を集めて評論した映画批評の本を飛ばし読みしました。笑ってしまったのはわが家で話題になった「映画」2本がちゃんとあったことです。一本は長男が

「だまされた、だまされた」

1週間くらい叫び続けていた映画です。タイトルは

「稲村ジェーン」 桑田佳祐監督

その批評文を一部紹介すると

・・・まともにストーリーを追ってたら頭にくる。なにしろ監督の桑田自らが登場して歌いまくるシーンまである。しかもラストは龍が出てくる,仮面をつけたダンサーが踊りまくる、火が燃え,ほたるの群れがでかいサーフボードを宙に飛ばす。これで象でも出てくればフェリーニだ・・・・。

もう一本は私と次男がビデオを借りてきた映画です。恐れおおくも

にっかつ創立八十周年記念映画

ですぜ。この映画には私も次男も頭にきました。いや、もっと正確には一緒に脱力感に溢れた笑いで見ていたと言ったほうがいいでしょう。映画は

「洛陽」伴野朗監督

この映画を批評している人が江戸木純という人ですがこのタイトルがいい。

「にっかつにトドメを刺した50億円の素人映画」

この通りです。舞台は満州事変から太平洋戦争終結までの激動の満州を舞台にさまざまな登場人物が交錯する大河ドラマです。出演が加藤雅也に、ユン・ピョウ、ダイアン・レイン、ドナルド・サザーランド。音楽がモーリス・ジャール。

堂々たる国際映画(?)です。

それにしてもひどい映画でした。

アクションシーンの演出は大学生の自主映画以上の稚拙さです。

私はこの映画を見た後、つくづく

山本薩夫は偉大な監督

だったなあと思いました。同じ日活制作山本薩夫が監督した

五味川純平原作「戦争と人間」

は全然名画ではありませんが、「洛陽」を観た後には

大傑作のように思えてきます。

江戸木純は最後に書いています。

・・「洛陽」は日本映画史上に残る大怪作として必ずや伝説と化し、語り継がれることだろう・・・

大怪作ではなく大愚作ではないでしょうか。その後、

NHKテレビで「韓国VSスペイン戦」

が始まりました。お互い点が取れそうにもありませんでした。延長戦に入っても決着がつきません。しかし、

PK戦で結局韓国が5本のPKを決めて

勝ちました。最後はドラマチックでしたが一人のテレビの観客としては先日の「韓国VSイタリア戦」

の方がスリルと迫力があって面白かったように思えました。韓国はこの勢いで行くと次の

準決勝でもドイツに勝ち、決勝戦でブラジルに負ける

ということになるのでしょうか。それにしても先日の「スペインVSアイルランド戦」でのPK戦で両チームともにPKを外していたのに比べ韓国の精神力には凄いものがある気がしてきます。ワールドカップに日本が熱狂して気を取られている間に、

阪神はビシッと5連敗です(笑)

今日は今までで一番長い日記になってしまいました。今日はここまで。


6月21日(金) 「ドグラマグラ」も遠い昔になりました・・・ 


昨夜は「たそがれ日記」を書き終え妻と食事をした後、久しぶりに

座椅子にもたれて1時間ほど転寝

してしまいました。何か意識が失われて入眠モードに入って行く時の記憶がありません。

こういう時の眠りが一番気持ちがいい

ものかもわかりません。しかし、楽は苦の種・苦は楽の種と言います。目覚めてからが大変でした。頭がぼんやりとしたままドンドン時間が経っていきます。それで仕方なくテレビの前に座っていたら

BS11がまたまた山本薩夫監督の大映映画「傷だらけの山河」

という映画を放映しはじめました。石川達三の原作ですが、私は内容を全然知りませんでした。映画が始まって10分ほどしてこれは

西武の堤家をモデルにした話し

だということがすぐにわかりました。出てくるのは西北建設とかいうのですから。それに主人公の山村聡には愛人が3人もいるそうですからこれはもう誰が見ても

堤康次郎(?)がモデルです。

まあ、いつものように出てくる懐かしい俳優の顔を眺めていると2時になってしまいましたので布団の中に入りました。しかし、夕食後に少し眠ってしまったせいかまったく眠れません。妻が図書館から借りてきた

「幽霊の森」(北宋社)

を読みました。幽霊話の短編ばかりを集めていますがその中の

夢野久作「幽霊と推進機」

という小説を読みました。夢野久作は

「ドグラマグラ」

を学生時代に読んで以来、時々読んでいますが、何時読んでもどこか楽しいところがあります。船に乗っていた主人公が船長やら機関長などと死んだ水夫二人の幽霊を見る話しです。最後に主人公は病院のベッドで目が覚めるのですが、医者の説明によると、

幽霊は船が沈没してから気を失っている間に見た夢にしか過ぎない

という説明がつくのですが、なるほど と私は感心して読み終わりました。

しかし、眠れません。

布団の上で反転を繰り返すのですが、いくら寝返りを打っても目がどんどん冴えていきます。心のどこかに悩みがあるとこうなってしまうのでしょうか。10分おきに寝煙草を吸いながら考えごとをして、また、眠ろうとするのですがもう駄目です。自分の心配事がどんどん拡大していき眠るどころではありません。体は眠りを要求しているのに心は刺々しくなり

心の中に不安が物質のように重く暗い存在感を示して悶々とするだけであります。

イヤーな感じのままに時は過ぎ去っていきます。

結局6時ごろになってやっと眠りにおちいり、

2時間近く眠って職場に向かいました。それにしても何か人間は不思議なもので授業を始めると夜悩んでいたことは忘れてしまいます。それで一日が過ぎ、車で校舎を移動して別な校舎で夜の授業です。その途中でラジオで

「ブラジルVSイングランド戦」

を聞きました。2対1になって車が校舎についてしまい後は30分ほどして同僚からそのままのスコアーでブラジルが勝ったとききました。帰りの車では今度は

「アメリカVSドイツ戦」

です。しかし、誰一人選手を知らない上にラジオのサッカー中継というのも慣れていないので状況がよくわかりません。帰宅して夕食は

妻の手作りの焼き鳥です。

もっとも安い食費で食べれるものなのでしょうが、これがなかなか美味しいのです。

バブル崩壊以降私の中で妻の株は急上昇しております。

安い食費で美味しい物を作るのが確かに妻は上手です。

いつか妻を銀座の「吉兆」にでも連れて行ってお礼でもしたいと思ってはいます。

しかし、そんな金がどこにあるのやら。

今日もまたかくてありなん。


6月20日(木) 朝日新聞にもあきれました! 


梅雨が戻ってきました。朝,曇天だと思っていたら午後は雨が降り出しました。ワールドカップの熱気が消えていくようです。今朝の朝日新聞は一面トップが

「鈴木議員を逮捕・・あっせん収賄の疑い」

というでかい活字が躍っています。私は新聞をめくりながらいわゆる三面の下に次のような記事を見つけ引っくり返りそうになりました。

勾留中の佐藤元分析官、鈴木議員逮捕に抗議しハンスト

鈴木宗男議員の側近とされ、東京拘置所に勾留(こうりゅう)されている外務省国際情報局の元主任分析官・佐藤優被告(42)=背任罪で起訴=は19日、弁護人を通じて「鈴木議員の逮捕に抗議して、48時間のハンガーストライキに入る」との声明を出した。元分析官は「鈴木議員と私、東郷和彦元外務省欧亜局長は、時の国策に基づく日ロ平和条約の早期締結に向け、全力を尽くしてきた。その私どもが新たな国策に基づき葬り去られようとしている」と訴えた。

鈴木宗男代議士逮捕に抗議してハンガーストライキをするという宣言を出したのです。私のイメージでは、ハンストというものは時の権力者に抗議して労働者・学生・知識人などの左翼がするものと思っていましたのでこれには驚きました。私は

政府の公務員である人間が、権力に抗議してハンガーストライキをする

なんて寡聞にして聞いたことがありません。

「なかなかやるじゃん。がんばれよ」

というのが私の第一印象でした。まだまだ日本も捨てたものではありません。

日本列島全体が鈴木宗男を糾弾している(?)ような中で、佐藤さん、あんたは偉い。

この鈴木宗男糾弾の熱気自体も新聞・テレビなどのマスコミのフィクションにしか過ぎません。さらに驚いたのは、

風向き変えたメディア・・週刊誌追求、TVが増幅・・転落(中)

という特集記事の書き方です。その冒頭の文章が以下のようなものです。

「週刊誌が「疑惑」を暴き、ワイドショーが世論を喚起する。自民党の政治家たちもそれに抗することができない。鈴木宗男議員の転落は、その典型だった(以下略・・・)」

オイオイオイ、何を寝言を書いているの。

じゃあ、その間、朝日新聞は何をやっていたの。

私は朝日新聞を35年近く購読しているが、

朝日新聞に週刊誌やテレビの批評を頼んだ覚えはないぜ。こういう場合は普通、自分たちが鈴木宗男が悪いと認識しているのなら

どうして朝日新聞は鈴木宗男を追及できなかったのかと反省するのがまず筋だろうが。

どうせ記者クラブで鈴木につるんでいた朝日の記者もいっぱいいるのだろう。

そこの反省など一切なくこんな記事を読まされるといい加減にしろと言いたくなるぜ。その上、朝日新聞に「週刊新潮」の編集長が登場して朝日の記者がインタビューしている。

いつのまに朝日新聞は週刊誌に頼るようになったのか。

こういうのを

「恥の上塗り」

と正しい日本語では言います。鈴木宗男糾弾の火の手を挙げたのは朝日ではなく週刊新潮です。テレビ・週刊誌によって叩かれたことが事件化し東京地検特捜部が動き出し、

安全な状態になって初めて、おもむろに朝日新聞が書きたてると

いう順序です。

いつからそんなに偉くなったの朝日新聞よ。

私は「週刊新潮」は嫌いです。しかし、「週刊新潮」の論調はこの際おいておいて、朝日新聞は自分のマスコミの責任を放棄して平然としているのかよと嫌味の一つもいいたくなります。この記事の最後の方にはこういうことが書かれていました。

「・・・・疑惑増幅がメディアで増幅され, 目に見えない政治圧力となるこのテレポリティックス(テレビ政治)の時代は続くのか・・・・」

おいおいおい、あんたは、テレポリティックスに反対しているのかよ、それとも、賛成しているのかよ。

自分のスタンスもはっきり書かずに何が言いたいのだよ。それに「メディアで増幅され」と言う時に、そのメディアの中に朝日新聞は入っているのかよ、入っていないのかよ。この記事は

山浦一人・木之本敬介という二人の記者の署名記事

ですが、一体何を考えて書いているのだろうと思ってしまいます。こんな記事しか書けないから、若い世代の連中が新聞を読まなくなるのです。私自身、自分の子どもに、

「大学生なら新聞くらい定期購読しろ」

と言っていますが、3人の子どものうち誰一人定期購読していません。こんな記事を書いているようではと父親自身が思ってしまうのが情けない気がしてまいります。

讀賣も毎日もサンケイも東京も購読せずに35年近く朝日だけを購読し、朝日一筋で生きてきた私にとっては哀しいことです(笑)。

もっと緊張感を持って新聞を作れよ。

それにしても

鈴木×佐藤VS東京地検・マスコミ

のバトルは面白そうです。

がんばれ鈴木!がんばれ佐藤!

今日はつまらぬマスコミの話しになってしまいました。晩飯のおかずは「春巻き」でした。春巻きの中に石ころでも入っていて歯がまた欠けたりしないかビビリながらいただきました。雨が続く厭な一日でした。職場で辞書を引いていてある文章に行き当たりました。夕食後、妻に

「お前のことが書いてあったよ」

と言って次の文章を見せました。

Age cannot wither her. 歳月は過ぎても彼女の容色は衰えず
    シェークスピア 「アントニーとクレオパトラ」

これで妻もまた3日ほどご機嫌麗しいかもしれません(笑)


6月19日(水) がんばれ鈴木宗男! 


今朝は晴れていました。梅雨が終わったような錯覚を与える気持ちのいい一日でした。昨夜の

「韓国VSイタリア戦」

の熱気がまだ体に残っているようです。それにしてもすごい試合でした。私は思わずもう10年以上前になるのか

日本シリーズの西武VS巨人戦

を思い出してしまいました。

秋山選手が本塁でうれしさのあまりバック転をしてみせたシリーズです。

あの時のシリーズは凄かった。広岡監督時代の西武の話ですから旧すぎますが。

先日、テレビでチラッとワールドカップの試合を見てある選手のことを

「あの男の子、可愛い顔をしているわねえ」

なんてわけのわからぬ

ビジュアル的鑑賞をしていた妻が、

珍しく昨日は最後の30分ほど一緒に真剣切って観ておりました。しかし、

妻と観るのも考えものです。

シュートがゴールを外れるたびに

「アアア・・・・」

と叫び声を挙げます。まるで自分がピッチに立っているように息を弾ませています。サッカーのルールも私と同じくらい知らないのでしょうが、

その存在の耐えられないうるささ

には閉口しました。今日の新聞を見ると1966年のワールドカップで

北朝鮮がイタリアを破りベストエイト入り

をした時以来の快挙と報じられていました。また新たな神話つくりが始まろうとしています。今日は職場でこれからの授業の準備をしていると風が窓の外から入ってきていい気持ちになりました。梅雨時とは思えない秋の風のようなさわやかさです。

3時頃には思わず机に向ったままフリーズしてしまいました。

今日のこの時間帯には、

ワールドカップ疲れで、

眠くなって舟を漕いでいるサラリーマンや若者や学生がいっぱいいるのではないでしょうか。校舎を移動してラジオを珍しくかけると

NHKが鈴木宗男代議士が東京地検に逮捕されたということで特集を組んでいます。

北海道の熊と言われた

故中川一郎代議士の秘書時代

の旧い話から始まります。それにしてもあの中川代議士の自殺もよくわからぬ事件でした。

ソ連の謀略なんていう怪しい記事

も当時は出たりしました。政界は一寸先は闇なんていう言葉も中川代議士にも今回の事件にもあてはまるのでしょう。しかし、鈴木宗男の逮捕が、NHKが特集を組むような大事件なのでしょうか。

「口利きをして賄賂を受け取る」

というあまりに古典的過ぎる手口には論評のしようがありません。しかし、「やまりん」という贈賄側の製材会社も

贈賄側は時効になっているのがわかっているのですから、

東京地検の誘導次第であることないこと喋りまくったのかもしれません。一種の司法取引のようなものですね。まだ鈴木宗男代議士が有罪と決まったわけでもありませんのでこの程度でやめておきます。以前にも書きましたが、さっさと北海道に帰っていればこんなことにはならなかったのに。

「がんばれ鈴木宗男、検察に負けるな。マスコミに負けるな」

というエールを送っておきましょう。別な校舎についた時にラジオは

「糖尿病の恐ろしさ」

の話をしていました。糖尿病の怖さは眼底出血がある・腎臓の血管が弱まり腎臓透析をしなくてはならない・脚の血管がボロボロになり足を切断しなくてはならなくなる。なんてことを語っていましたので、

車を降りるに降りられなくなり思わず聞き入っていました(笑)。

私も明日は我が身かという年齢です。

去年は

高崎市の緑の検診に行かなかったので今年は行かないと、

と思わず決心した次第です。

馬齢を重ねて糖尿病ではあんまりですから。


6月18日(火) 100万円の夢が露と消え去りました・・・ 


昨日の夜から今に至るまで遂に息子二人から電話はありませんでした。

メールもなし。電報もなし。

こんなものでありましょう。世の中は。職場に行き教室に向かいながら生徒がみんな日本代表の

宮本のように鉄火面(笑)をして座っていたら

どうしようと思いましたがそれは単なる杞憂でありました。遂に日本も敗れました。

対トルコ戦0対1

後半戦をテレビ観戦できましたが、確かに選手にも負けた感じはしないでしょう。

トルシエ監督

のインタビューを見ながら明治維新の頃、日本にやってきた

お雇い外国人のことを思い出してしまいました。

近代化をするために優秀な技術者を西欧から雇い入れた日本政府は恐ろしいほど彼らを厚遇したのでしょうが、

現代の日本人には外国人から学ぶということさえ苦痛なのかもしれません。

トルシエ監督に対する今までのマスコミの、特に週刊誌の論調を見ていてつくづくそう思いました。しかし、これで、私の、もしかしてワールド・カップで日本が優勝したりすると、

政府が祝い金を各家庭に100万円ずつ配る

のではないかという壮大な夢も潰えました。残念です。衆議院議員運営委員会の秘密会に出席するために

鈴木宗男議員が国会に姿を現わしました

が確かにテレビで見ている限りどこか年老いて元気がありません。本人が政治家として再起する道はもう閉ざされるのでしょう。裁判になっても所詮執行猶予付きなのだからそんなに落ち込むこともないだろうにと言うのは所詮第三者の考えでしょう。何度も書きますが

立身出世物語の裏にはこういう転落の詩集が張り付いているのでしょう。

500万円とか400万円とかいう金額が私たちにすると大変な金額でしょうが、それでも、

景気を回復させてくれるのなら、

たかが500万円収賄しようがどうでもいいのではというのが私たちの正しい考えなのだと思います。

政治家なんてどうせその程度のものなのですから。

今日は歯医者に行って参りました。

この治療費が1200円近くかかりました。

健康保健がありながらこれですから病気になったらどうなるのだろうという不安が襲ってまいります。こういう風に考えていると全てが

「縮み思考」

に確かになっていきます。

今日は帰宅してHPにまた新たに

「人を恋うる歌」

というページを作りました。暇な方はご覧になってください。どうして自分でこんなにHPに入れ込んでいるのかよくわかりません。しかし、

パソコンに向って作業をしているとただ純粋に何も考えずに作業に没頭できるところが私のような人間の性格には合っているのかもしれません。

朝方から激しい雨が降っておりました。どうも梅雨時というのは心が沈んでいきます。この文章を打ちながら

「韓国VSイタリア戦」

はどうなっているのかと思ってテレビをつけますと幸運にもちょうどゴールが決まるところでした。

「おう、凄い。入った。入った」

と一人で叫びましたがすぐに

イタリアの得点だと分かりガッカリです(笑)

これからこの試合を見て寝ます。また明日。

と書きながら「韓国VSイタリア戦」を観ていますと

なんと韓国が残り3分で一点をとり同点。

それから延長戦で韓国が勝ってしまいました。

驚きました。

壮絶なバルトのようなサッカーの試合でした。

しかし、スポーツは本当に人を情動的に興奮させます。

素晴らしい試合でした。


6月17日(月) お父さんは待っているのだ・・・ 


昨夜は10時にわが家の電話が鳴りました。妻が風呂に入っていて私が出ると娘からです。

「お父さん、父の日おめでとう」

その言葉で16日が父の日であることを私は忘れていたのに気づいたのです。しかし、

なんという偉い娘でしょう!

忘れずに必ず電話をしてきてくれるのですから。それに比べて

残りの二人はいったい何をしているのか。

昨日の娘の電話以来23時間が既に経過しようとしていますが、ウンともスンとも言ってきません。私はそれでも

「父さん、昨日は忙しくて電話できなかったよ。あらためて父の日おめでとう」

なんて電話がかかってくるのを一日千秋の思いで待っております。そんな父親としての切ない思いを無視して

2隻のノーチラス号は深く潜行したままであります。

ソナー音さえ聞こえません。

それにしても頼まれもしないのに国立競技場にノコノコ出かけてテレビの大画面でサッカーを観るくらいの熱意があるのなら

父の日に電話一本してきても罰はあたらないだろう

と思うのは父親の勝手な想い入れでありましょうか(笑)

ああ、不肖の息子・不忠者・忘恩の徒・文字通りの豚児・もうこうなるとボロクソであります(笑)。

母の日には確か3人とも電話してきたはずなのに

と思い出すとなおさらハラワタが煮え繰り返ってまいります。それにしても昨日は父の日とも知らずに5時間かけて「子育て日記」をHPに掲載しようとしていた私は

何と言う偉大な父なのでしょう(笑)

その上、昨夜は娘からの電話を受けた後、ボーとしながら、自分のパソコンで「子育て日記」を1時間程読み返していました。

「忘却とは忘れ去ることなり」は「君の名は」のキッチコピーでしたが、

「ああ、子供たちとそんなことがあったのか」

と思い出しながら思わず涙ぐんだりしておりました。妻はただ

「あんたは甘いのよ。子どもは子どもでみんな忙しいのだから」

と私の孤独をまったく認識してくれません。ああ、

天涯孤独・四面楚歌・呉越同舟(?)というやつでありましょうか。

今日も仕事でした。きっと明日も仕事でしょう。月曜日という日は本当に疲れます。いっそう、

日曜日の次は金曜日になってくれればいいのですが。

新聞を見るとまた訃報です。

東映の名バイプレーヤーだった室田日出男

が亡くなりました。

「ピラニア軍団」個性派脇役の室田日出男氏が死去

やくざ映画や時代劇などで個性派脇役として活躍した俳優の室田日出男(むろた・ひでお)氏が15日、肺がんで死去した。64歳だった。通夜は18日午後6時、葬儀は19日午前11時から東京都杉並区梅里1の2の27の堀ノ内斎場で。喪主は長男晃(あきら)氏。連絡先は渋谷区本町5の15の14の107のオフィスダイニチ。57年、東映ニューフェースに合格。深作欣二監督の「仁義なき戦い」シリーズですごみのある演技を見せたほか、「影武者」「鬼龍院花子の生涯」などにも出演した。75年、俳優の故川谷拓三氏らと脇役俳優グループ「ピラニア軍団」を結成、「前略おふくろ様」「北条時宗」などテレビ番組でも活躍した。

1年前かに蔦屋から借りて来たビデオ映画で室田日出男を見かけました、

その異様な痩せ方と口跡の危うさ

に驚いていましたが、やっぱり病気だったのです。室田日出男は、

どこか屈折した、うだつのあがらぬ、しけたやくざ

を演じさせれば素晴らしいものがありました。東映ニューフェースとしてつまりエリートとして、映画界入りしながらも、大部屋での下積み生活の長さが、彼を鍛えたのでしょうか。最近は貫禄のあるやくざの親分役も演じていましたが、まだ64歳の若さでした。合掌。夕刊の一面は

東京地検が「鈴木議員の逮捕状請求」

と大きく報じています。

次期、または次々期総理大臣候補(?)の一人がこれで消えていくわけです。

この有為転変の激しさよ。パソコンを打っていると外は凄い雨が降り出しました。

これから12時まで息子二人の電話を待ちます。

私はこれでも粘り強いのだ(笑)


6月16日(日) 「子育て日記」暇な時にお読みください 


昨夜は妻が会社の歓送迎会から帰ってきたのが午後11時。帰宅するやいなや

「会場になったレストランの食事はひどかったのよ。

あれなら私の料理の方がまだおいしいわよ。

それでもお客で一杯だったのだから。今の人たちはあんな料理でもおいしいのかしら」

と、一人でブツブツ文句を言った後、風呂に入り

さっさと布団に入り眠ってしまいました。

私はビデオ録画の予約が故障しているためまたまた

0時45分まで起きていなくてはなりません

BS11がどういう理由かわかりませんが、

スエーデンのイングマール・ベルイマン

の特集をしているのでこれを録画しなくてはなりません。

今回は「ある結婚の風景」です。

この4日ほどで5本録画しましたが、そのうちの2本「危機」と「もだえ」を観ただけで後は観ていません。いつ観るのやらと本人自身が思いながら録画だけはしているのです。しかしBS11もよくわからない局です。前には市川雷蔵特集というのか山本薩夫特集というのか大映映画特集というのか何の脈絡もなく

ディレクターが気が向いた時に特集をやっています(?)

録画もスタートしてさあ眠ろうかと思いながら布団に入った後、枕元に転がっていた図書館から借りてきた

「なぎらツイスター」戸梶圭太(角川書店)

を手にとってこれはどこまで読んだのかなあと思いながら

ページを捲り始めたのが運の尽き(笑)

それから延々5時まで4時間近くかけて読みきりました。

馬鹿は読まなきゃ眠れない

なんて自分でツクヅク情けなくなります。この小説の内容は

東京のやくざ二人が群馬県の那木良町(架空の町)

1000万円の現金を持って土地買収のためにやってきます。ところが地元の暴力団に案内されながらこの二人が1000万円の現金ごと失踪してしまいます。この二人のやくざの失踪を調べて1000万円を取り戻すため兄貴分に当たる男が舎弟を一人連れて乗り込んでいきます。この兄貴分の桜井という男がこの本編の主人公と言えます。

この男が巨体でクールでかっこいいのです。

ところが訪れた那木良という町は工場が撤退し

町としては死に体に入っている

ような地域です。まるで現在の

不況に喘ぐ地方都市のルポルタージュ

になっているようなところがこの小説のまず第一の面白さかもしれません。それにからんで

田舎のやくざや暴走族やリストラされた中年男たちや怪しい宗教団体の信者

などが登場します。一種の群像劇のようにも見えるのが第二の面白さです。

そして犯人は・・・と行き着くまでの長いこと長いこと。

疲れました。それでも最後まで読ませるのは

この筆者の筆力なのでしょう。

猥雑で暴力的で話しの展開がスピーディーです。それぞれの人物描写もなかなかのものです。私は音楽には全然知識がありませんが

まあロック音楽を聴いているような小説なのでしょう。

桜井というやくざがいつも折りたたみの

将棋盤と将棋の駒を持ち歩いていて誰にでも挑戦するというのがご愛敬です。

20代か30代の男性が読めば面白いのではないでしょうか。と、書きながら20年前や30年前の通俗小説よりも

圧倒的にレベルが高い

のは間違いありません。今朝はそういうわけで9時半に起床。

頭がボーとしております。

テレビを見ておりますと、朝日テレビ「サンデーモーニング」で田原総一郎の司会で

民主党の鳩山由紀夫と自由党の小沢一郎

が対談しています。その後には

自民党の河野太郎

が登場しました。この連中は皆、二世・二代目です。

みんな嫌いですが(笑)、

どちらかと言えば政治家としては小沢一郎がましなのでしょうか。そんなこんなしているうちにすぐに昼になりました。曇天だった空がどうしたことか晴れてきました。午後は何もやることもなくパソコンで遊んでいるうちに少しはHPの更新をしようと思いました。それで二年分だけ掲載している

「子育て日記」を全て公開しようと思い作業にかかりました。

これが私の気が短いところです。何がなんでもやりぬかないと思いましたが、まずワードに打ち込んでいる原稿をHPビルダーにコピーしようとすると

原稿量が多すぎて何故かうまくいきません。

それで日記全体を4章に分けてやることに決めたのがやっと1時間以上過ぎた後です。それから西暦と昭和・平成との確認をしたり活字の大きさを一定にしようとしてやるとこれが4章に分けても原稿量が多いのかやっぱりやたら時間がかかります。結局転送を終ったのが

作業を始めて5時間過ぎた午後7時です。

妻が珍しく

「あんた、散歩に行かない?」

とやさしい声をかけてくれたと言うのに情けない限りです。それでも子供たちの成長の過程を

1983年から2000年まで17年間記録した日記

を掲載することが出来ました。

第1章            幼年時代   第2章 小学生時代

3章 中学生時代   第4章 高校生時代 

章別にしてありますので読者の皆様も読みやすいと思います。何かに役に立てていただければ幸いです。最近「たそがれ日記」がやたら長くなって本人自身が困っています(笑)。こういう時には駄句が一番です。

たそがれてしぐれて染み入る缶ビール

 


6月15日(土) 久しぶりに読書の一日でした・・・ 


布団の中で7時に目覚めてそれからトイレに行きまた布団に戻りました。どうして休みの日はこんなにはやく眼が覚めてしまうのか。それから5分刻みで眠って9時に布団から起き上がりました。どこか全体に体調が崩れている気がします。テレビをつけた瞬間に

小林旭の顔がアップで映っています。

おい、おい、こんな番組あったのかよと思っていると一瞬にしてコマーシャルになり次のコーナーに移ってしまいました。大魚を逸すという心境です。新聞のテレビ欄を見るとフジテレビの朝の8時半から

「いつ笑み!小林旭が6年ぶり生出演で激白ひばりとの愛情秘話・・・」

という番組があったのです。私はこの「いつ笑み」というコピーが何を意味するのかわかりません。しかし、この番組のタイトルを見ると小林旭はどうしても美空ひばりの元夫という立場で出演しているみたいでおかしいという感じがしました。テレビを見ていて不思議に思うのは小林旭の映画を一本を見たことのないテレビタレントが小林旭のことを語ることが多いことです。こういうのが一番シラケます。私が見逃したこの番組はどうだったのでしょうか。朝食の後に図書館から借りてきて途中まで見ていた松竹映画

木下恵介監督の「善魔」

を観ました。

森雅之・淡島千景・三国連太郎・笠智衆

出演の一種のメロドラマなのでしょう。この映画は三国連太郎の映画初出演として有名です。

三国連太郎の役は三国連太郎

という名前の若い新聞記者です。芸名はここからとったわけです。映画はなんせ

昭和26年の映画です。

登場人物たちが実に観念的な喋り方をします。まるで翻訳劇を観ているような気分になります。この

台詞のバタ臭さと日本の貧しい風景が

奇妙なコントラストをなしています。映画の舞台は東京と群馬県の高崎(私が住んでいる町です)から離れた雪深い村の山小屋なのですが、高崎から東京に向う蒸気機関車が、まるで上野から地の涯に向う列車のように登場してくるのには時代を感じてしまいました。戦争が終ってわずか6年の時ですから貧しい生活をする一方、

人々は平和とか戦争とか結婚とか恋愛とかという言葉を現在とはまったく違う位相で用いていたのかもしれません。

観念的言葉が日常的生活のひだや細部にまで浸透していたのでしょう。新聞社の部長である森雅之が昔の恋人である淡島千景の相談に乗るために東京の旅館で会います。そして鍋をつつきながら

お互いの感情を語り最後に握手をする

場面では思わず笑ってしまいました。

いい歳をしたそれも昔恋人同士だった二人が旅館で鍋をつつきながら握手をするだけで何もないのは変だろう

と、思う私が

世間の毒に汚れているのか(笑)

あまりに登場人物たちが純粋すぎて絶句するしかありません。若い恋人が肺浸潤のために急死してそのことを悲しんだ三国連太郎が

死んだ女性と結婚式をあげさせてくれ

なんて女性の父親の笠智衆に頼むところなどついていけません。木下恵介は「善魔」というタイトルでこのような三国連太郎の

若い純粋さ・正義感を批判しようとしたのでしょうか。

どうも私にははっきりわからない映画でした。このビデオを観終わってしばらくぼんやりしていました。昼食は今年初めての

冷やし中華でした。

昨日か一昨日かテレビでやっていた冷やし中華と冷やしうどんの対決でも見たせいなのでしょう。私が冷やし中華を頼んだのです。これはけっこうおいしかった。しかし、全然運動もしていないので休日の昼食は腹にもたれます。午後は妻と図書館に行きました。この10日ほどチビチビ読んでいた

「スターリンの外人部隊」(学習研究社)

等の本を返しました。「スターリンの外人部隊」は第二次大戦中にナチスドイツに占領された東欧の国家の兵士をスターリンが組織し反ナチスの軍隊を結成させたものです。いわゆる傭兵部隊とは違います。この軍隊は大戦終了後にソ連の衛星国家となったポーランド・ブルガリア・ルーマニア・ハンガリー・東ドイツ・ユーゴスラビア等の国軍となっていきます。

スターリンは反ナチス・民主主義的装いのもとにこのソ連式軍隊を人民民主主義国家を形成していく土台として利用したのです。

600ページに近い分厚い本でしたがなかなか面白い内容ではありました。図書館野仲をウロウロしていて映画・演劇の棚に

小林旭の「さすらい」

を見つけました。私が購入以来をして最初に借りて以来誰も借りていないのかと不安になりました。

それでは図書館にも申し訳ないので思わずまた借りてしまいました(笑)

帰宅して借りてきた

佐野真一「誰が本を殺すのか延長戦PART―2」

を途中まで読みました。この本の中で佐野真一は心に残った本ということで高校生からサラリーマンにも勧められる本を五つ選んでくれというある雑誌からの以来に次の本を挙げています。

「逝きし世の面影」渡辺京二 葦書房

「キメラー満州国の肖像」山室信一 中央公論新書

「私の昭和史」末松太平 みすず書房

「レイテ戦記」大岡昇平 中央公論文庫

「忘れられた日本人」宮本常一 岩波文庫

私はこのうち最初の3冊を読んでいます。「逝きし・・・」と「キメラ・・」は現在本も持っています。「逝きし・・・」は私としては前代未聞、確か、本の宅急便で取り寄せた筈です。私は昔から衝動買い的にしか本を買ったことがありませんでしたのでこれは本当に珍しいことです。渡辺京二の本をここまでして買おうとしたのはきっとこの人の書いた

「北一輝」(朝日新聞社選書)

を読んでこの著者は凄い人だなと思ったからです。それにタイトルもいい。しかし、この「逝きし・・」の定価はなんと

4200円!

奥付けを見ると1998年11月に第2版が発行されていますから4年前に購入したことになります。その頃にはまだまだ

私にも経済的余裕があったということでしょうか(泣)

「キメラ・・」はそれに比べると定価は安い。この本を私は時々トイレの中でも読んでいます。この著者は京都大学の教授だそうですが、登場人物に対する目配りのよさ人間に対するやさしさがあり、日本がいかに罪深いことを満州においてなしたかを冷静沈着に書いています。

またその文章もなかなか読ませるものがあります。

中国側から言えば「偽満州国」がどういうものかを鋭く批判した入門書です。暇な方はお読みになるとおつりがいくらでも帰ってくると思います。末松太平「私の昭和史」は昔から名著とされていますが、天皇制のもとで困窮した労働者を農民を思い行動することがどういう結末になるかということがよくわかります。何か書評をしているようになりましたがこの話はここまで。夕方に妻が勤め先の会社の歓迎会(?)があるということで出かけていきました。夕食を一人でいただかなくてはなりません。

独居生活の予行演習のようなものです。


6月14日(金) 百万円が近づいてきたかも・・・ 


今日は地震がありました。午前の授業中に突然生徒がザワザワとしたので誰かがいたずらして窓でも叩いたのかと思いましたが今度は揺れを意識しました。生徒が椅子に着席していて私が教壇に立っているせいで地震だという認識が遅れたのでしょうか。それでも教室は6階です。生徒の手前冷静な顔はしておりましたが

揺れが長引いた時はさすがにビビリました。

「このビルは耐震構造だから絶対に大丈夫だ」

と言いましたが生徒は笑っています。

お互いまだ余裕です。

しかし、これがもっと凄くなるとと考えると恐ろしいものがあります。今日は職場全体が何やら

「チュニジアVS日本戦」

でざわついています。外は雨。夜には授業があるので校舎を移動しながらラジオで「チュニジアVS日本戦」の中継を聞きました。チュニジアなんてこう言っては自分の無知を暴露するようですが知っていることと言えば首都がチェニスということとジャズのスタンダードナンバーの「チュニジアの夜」くらいです。後半が始まって驚きました。あの稲本ら二人を交代させたのです。

稲本はラッキーボーイだったのではないか。

一瞬不安がよぎりました。しかし、交替した森島が

一瞬にしてゴールするなんてなんという奇跡でしょう。

これが映画・演劇・小説・コミックだと、

「ダサくてわざとらしいねえ」

と、きっとなるでしょう。いやあ驚きました。

トルシエ監督は神がかりです(笑)

9時過ぎに帰宅してテレビで中田英もゴールを決めてゲームは終了したことを知りました。これで一次予選リーグ突破です。これまでさんざん

トルシエ監督の悪口を言ってきた

週刊誌・スポーツ記者・サッカー関係者は一体どうするのでしょう。このままで行くとトルシエ監督は

国民栄誉賞・文化勲章・勲一等・学士院会員(?)・名誉国民・名誉都民・永久年金・トルシエ記念館設立・トルシエ神社造営・トルシエ銅像建立・讀賣巨人監督就任(笑)

なんてことになるのでしょうか。そして街には

トルシエ饅頭・トルシエ煎餅・トルシエラーメン・トルシエジュース・トルシエ人形・トルシエバッグ

が氾濫するのでしょうか。

小泉総理や讀賣新聞の渡辺オーナーやそこらのおっさんが考えそうなことです(笑)

それにしても稲本を代えて勝てなかったら何を言われたかわかりません。もうマスコミにボロボロにされていたかもしれません。

文字通り勝てば官軍です。

しかし、この日本の強さはいったい何なのでしょう。

どうしようもなく衰退していく日本という泥沼に咲いた一輪の可憐な花なのでありましょうか。

韓国もポルトガルに勝って

開催国同士お互いの面子も立ちよかったよかった。

帰宅してからテレビを見ていますと、ニュースステーションでは六本木のアマンドのある交差点にサポーターが集結しているそうです。私はもしかすると

東京の次男もと

思いまして電話すると、携帯に出た次男は飲み屋で仲間と酒を飲んでいるそうです。ああそうかと思いながら驚いたのは、

「国立競技場で観戦したよ」

と言ったことです。

私と次男は18年一緒に生きてきましたが一度たりともサッカーの話をしたことがありません(笑)

そんな男が2000円近くの金を出して国立競技場の大画面でサッカーを観戦するとは。それで仲間と酒を飲みながら盛り上がるとは。まるで日本中

「にわかサッカーファン」

ばかりです。この盛り上がり方は

東京オリンピック

より大阪であった

万国博覧会

より凄いのではと思ってしまいます。と、言いながら私も昨日は

「イタリアVSメキシコ戦」

を熱心に見たのですから人のことは笑えません。

「ボンジョルノ・セニョーレ」

とか

「アディオス・アミーゴ」

とか気持ちまで

国際的になりますなあ(笑)

今日は帰宅してすぐに日記を書こうとしましたが何故かHPもメールもサーバーに1時間ほどアクセスできずこの日記が遅くなってしまいました。お赦しを!しかし、昨日私が預言したようにこのままで行くと日本国政府は国民に100万円ずつお祝い金を出すという話もまんざらヨタ話ではなさそうですなあ。

昨日の政府と与党の会議で話された減税の話というのはもしかしたらこの話だったのでは(笑)


6月13日(木) 鬱々とした梅雨の一日でした 


朝起きて居間の外の狭い庭を見ると

曇天の空から霧雨が降っていました。

遠くで車が水しぶきを上げる音が聞こえてきました。時空を忘れて物思いに耽りたくなる一瞬です。

梅雨の季節には心も沈んでいきます。

体は目覚めているのに心は胎児のように眠ったままです。

ついでに胎児が見る夢を見てみたい気もしてきます。

朝刊を読みながら朝食のサンドイッチを一切れ食べ、冷たいジュースで胃の中に流し込みました。こういう時には習慣的に活字を眼で追っているだけで中味はほとんど読んでいません。その後は、座椅子にもたれてぼんやりすごしました。毎日のルーティンワークに倦み疲れたような気分になります。鼻歌の一つも出てきはしません。

ぼんやりとしながら心の底ではいつも何かに追われているような気分になります。

仕事が忙しい時は心の安らぐ時を一日千秋の思いで待ちながら、結局、そのやすらぎがやってきた時には、安らぎ自体はどこかに消えて、マッハのスピードで焦燥感のようなものが心の底に生まれてきます。

この焦燥感

という奴がどこから生まれてくるのか、自分の持って生まれた体質なのか、それとも、現在の状況がそうさせるのか、自分自身でもわかりません。ただ、ずっと、こういう風にして生きてきたという思いだけが腐蝕したスクラップのように記憶の中に堆積しています。世の中の誰もがそういう風にして生きているんだと自分を納得させながら、一方で。どうして

俺はこういう風にしか生きられないのだろうか

と頭の隅で矛盾した疑問が湧いてきます。こういう時には不思議なことにテレビを見る気にもなりません。ただ静かに座椅子にもたれてぼんやりしているだけです。心が立ち上がってくれません。いつまで経っても起動しない出来の悪いパソコンのようなものです。きっと,昔から植物の葉の先端の繊毛のようにピリピリ外界に反応して生きてきた疲れとつけが廻ってきただけかもしれません。自己診断によればこういう精神状態は躁鬱病でもないし分裂症でもないし自律神経失調症でもないと思っていますので医者にかかることもなければ薬物に頼ることもありません。しかし、この症状は消えることはありません。これは旧い言葉で言えば

「ふさぎの虫」

というやつなのか

「トスカ(憂愁)」

という奴なのか。

浮草も風の真裏の昼寝かな

などという境地になぜ立てないのか。それが不思議です。もしかしたら自分は他者依存性が極端に強く人間の関係性の中でしか生きられない、それゆえ、

一人になった時に自分の規範が崩壊したような気分

になるのかなとも考えたりもしますが、これも違います。私は何のしがらみもなく一人で生きていくことに昔から強烈な憧れを持っていた人間です。こういうことを考えながらネクタイを締めて職場に出かけなくてはなりません。きっと、私はネクタイを閉めた時、出勤する為に車を運転している時、職場の階段を上る時に、自分の人格を変えて一人の会社員になっているのかもしれません。

そのことはよく考えると恐ろしいことなのに

今までの慣れだけで何の苦痛もなくその役割を演じているのかもしれません。しかし、このように文章にするとやたらペシミスティクになってしまい、それはそれでまた現実から乖離しているように思えてきます。もっと単純に生きている人間が昔からの習性でただかっこをつけて何か世迷いことをブツブツ呟いているようにも思えてきます。

「恒心」

という奴が私には欠けているのかもしれません。昼間、職場で数学の講師と物理の講師が力学の話をしていましたが、これを聞くともなく聞きながら自分には全然わかりません。到底日本語でしている会話には思えないのです。と思うと今度は浪人生がやってきて講師に明日の

「日本VSチュニジア戦」

を大型スクリーンで見るにはどこにいけばいいのだろうと尋ねています。一方でパソコンをいじっていた講師がワールドカップの残りチケットが2時から発行されるのでインターネットがダウンしてしまったと嘆いています。このまま行くと

日本が決勝戦に進出する

ようなことでもあれば

当日は日本全体が休日

になるかもしれません。

小泉首相の人気挽回策として最高です。

それで優勝したら

一週間連続休日

となり

政府から全家庭にお祝い金として100万円が配られる

などということになれば

景気は一気に回復するかもしれません(笑)

こんなことを書きながら、昨日は急がしてくて

ナンシー関

が亡くなったことに触れられませんでした。私は一時、「週刊文春」の彼女のコラムを愛読していました。この人のテレビに関するエッセーは細かいことを鋭くえぐるようなところがあり、私が現実に観ていない番組でもそういうものかと説得させるものがありました。

享年三九。若過ぎます。

今日は帰宅して夕刊を見ると今度は歌手の

村田英雄が

亡くなっています。将棋の関西名人坂田三吉と妻の小春のことを歌った

「王将」

は累積で150万枚を突破しているそうです。

1966年(昭和41年)頃に東京の大学を受験した団塊の世代の中には

「明日は東京に出て行くからには何が何でも勝たねばならぬ・・」

というこの歌を口ずさみながら田舎から上京した受験生もいるのではないでしょうか。

それから「人生劇場」もこの人のリバイバルでヒットしました。

お二人に合掌。

曇天の空の下、妻と散歩をしました。稲の苗がきれいに並んでいる水田ではカエルがガーガー鳴いています。

俺も一緒に泣きたいよ。


6月12日(水) 民放の馬鹿アナに心の底から驚きました 


朝方、テレビを見ていると

北海道で家族4人が殺されていた

というニュースが流れました。また残酷な事件だと思っていると次のことがわかりました。午前3時ごろに交通事故が起こり乗用車がトラックに正面から激突、

運転手の男性が死亡

しました。この男性の身元確認に警察官が家に寄ったところで家族の死体を発見したとのことです。帰宅して夕刊を見ると以下の記事がありました。

自宅に一家4人の絞殺死体 夫はトラックに衝突し死亡

12日午前7時50分ごろ、北海道黒松内町黒松内、会社員脇山剛さん(33)方で、脇山さんの妻直美さん(28)と長女由紀ちゃん(10)、次女沙紀ちゃん(7)、三女亜美ちゃん(3)の4人が寝室の布団の中で死んでいるのを、自宅を訪ねた道警の警察官が見つけた。調べでは、いずれも首を絞められており、道警は殺人事件とみて捜査を始めた。玄関に鍵はかかっておらず、室内に荒らされた様子はないという。 一方、脇山さんは同日午前3時半ごろ、自宅から約50キロ離れた八雲町内の国道5号で、ライトバンを運転中に大型トラックに衝突して死亡した。事故について家族に連絡するため、警察官が脇山さんの自宅を訪れたという。道警は事件との関連を調べている。

これは、覚悟の無理心中というやつなのでしょうか。私がよくわからないのは自分でも今使った

「覚悟の無理心中」

という言葉です。

いったい誰が「覚悟」しているのでしょうか。

全員「覚悟」していれば今度は「無理心中」の「無理」という言葉がまた矛盾してしまいます。それに

10歳や7歳や3歳の子供に覚悟させる

のも残酷なものですしまた覚悟することもできないでしょう。では

夫と妻の間では覚悟はあったのでしょうか。

人間どんなに同じことを考えていても濃淡の差はあります。この場合は時系列的に言えば最後に死んだ夫が主導したのでしょうか。しかし、妻がそれに納得したとも考えられません。また、

子供を殺してもいいと妻も思うのでしょうか。

こういう時の心理というものは現在平凡な日常を送っている我々からすると遠すぎる感覚かもしれません。それにこの夫婦は33歳と28歳で本当に若い夫婦です。

これからの人生を放棄させて死に向わせたのは何なのか。

私の想像を絶しています。もちろん、以上のことは私の勝手な推論です。間違っていれば後から訂正します。職場でいると2時ごろより雨が降り出しました。もう夏が来たかのように錯覚していましたが入梅したそうです。

鬱な季節です。

洗濯物が乾きません。青空が恋しくなります。心までジトジトしてきます。校舎を移動して授業です。帰宅したのは9時過ぎです。いつも時間がない時間がないと思いつつこの日記を書いています。昨日、妻と夕食をいただきながら私が酒に酔って以下のように言いました。

「もし、俺が先に死ぬようなことがあっても後追い自殺なんてするなよ」

これに対する返事は

「ハッハッハッ」

という妻には珍しい高笑いでした。こんな馬鹿な話しをしている限りは無理心中もないでしょう。一連の防衛庁の問題も笑ってしまいます。

「防衛庁」は「自己防衛庁」なのでしょう。

同じく笑ってしまったのは昨夜テレビを見ていると、どこの民放か忘れましたが、ワールドカップの

「ドイツVSカメルーン戦」

の結果を紹介している局アナが

「ゲルマン魂を発揮しましたねえ」

と勝利したドイツを持ち上げていました。私はこの言葉を聞いて

「おどれはナチかぶれか、ヒトラーの崇拝者か。100年遅れているぜ。ばっかじゃあーりませんか」

と思いましたぜ。このあまりの感性の旧さに私は笑ったというのか怒ったというのか。各国の選手が

ゲルマン魂やスラブ魂やヤンキー魂やジョンブル精神でサッカーをやっているなんて現代の誰が考えるでしょうか。

チャパツ・キンパツ・モヒカンカット(懐かしい言葉です)が入り混じった日本の選手は大和魂で戦っているのでしょうか。

全然違います。防衛庁があの程度の官庁で日本はちょうどいいのかもしれません。そうでないと


こんな馬鹿アナが日本を破滅に導きます。


6月11日(火) 今日は一通のメールで息を吹き返しました 


昨夜は帰宅したのが9時過ぎで食事後、早めに寝ようと思いながらまたまたタラタラと起きていて新聞のテレビ欄を読むとBS11が突然

イングマール・ベルイマンが脚本を書いた(?)

映画を2本放映しています。

「危機」と「もだえ」

です。録画しようと思いビデオ機器のタイマーが故障したままなので仕方なく3倍速にして12時からビデオ録画を開始しました。今朝は最初の頭出しを探すのが大変でした。頭だけを確認して職場に行きました。暑い日々が続きます。午後3時過ぎに早退して今度は歯医者です。

割れた歯の治療です。

ところが、右上歯にも一分欠けた歯があり先生に聞くと虫歯が腐って欠けたのではということです。毎日4回は歯を磨いているというのに。少年時代は本当に歯がしっかりしていて中学生の時には郡の

「よい歯の大会」で3位

になったというのに。この歳になると何か書いていることが愚痴っぽくなります(笑)。しかし、いまだに歯医者の

あのジージーという歯を削る時の音

は不気味です。煙草を吸いすぎて口を開いたままで治療していると呼吸が続きません。自分で治療している歯医者の先生と女性の助手の方の前で

「ゴクッ」と生唾を飲み込んだりして

いい歳をして恥かしいなあと思ったりしています。それから帰宅してパソコンを開くとメールが届いていました。存じ上げない未知の方ですし、お名前もお書きになっていませんが、プライバシーの侵害には当たらないと思いますので、私の責任において紹介させていただきます。

「タダで大学を卒業させる法」を読ませていただきました。

私は徳島大学2年の長女と丸亀高校3年の長男の母で四国のいなかに住んでおります。図書館でこの本にめぐりあい涙と笑いと勇気をいただきました。印税が入らなくて吉本さんのお役に立ちませんがお礼が言いたくメールしました。ありがとう。

はいはい、本当に残念です。

また図書館ですか(笑)

しかし、こういうメールをいただくと歯の痛みを忘れます。日々の厭なことを忘れます。それに丸亀高校!

丸亀高校は私の母校であります。

もしかしたらこのお母さんは丸亀高校の同級生! 私は丸亀高校を1966年(昭和41年)に卒業しています。

中退ではありませんので念のため(笑)

しかし、丸亀高校の同窓会名簿には私のところはきっと空欄になっていると思います(?)。私が住所や現在の職業を書いて同窓会に提出したことはありませんので。もしかしたら四国の実家で住所くらいは連絡したかわかりませんが。

あまりに流転の人生を送るとこういう同窓会名簿には何か近況を書きにくいものがあります。

私は他人の同窓会名簿を見る機会があってもそういう時には近況・現住所など一切掲載されていない人物に気持ちが行ってしまう男になりました。もしかしたら、

獄中なのか。

指名手配されて逃亡中なのか。

もう病気か事故で死亡したのか。

それとも無職なのか。

リストラされたのか。

志を得ない辛い状態に今いるのか。

などといろいろ想像を巡らしてしまうのです。もちろん、自分の母校に全然入れ込みなどなくて案内が来ても無視する人々も増えているでしょうが。これが一番多いかも(笑)。私は丸亀高校を卒業して以来一歩もキャンパスに足を踏み入れたことはありませんが、ローケンションのいい高校でした。歩いて10分くらいのところにお城があります。

丸亀城というお城です。

平地に山城のように石垣を作り、頂上には天守閣しかありませんが、そこから瀬戸内海の島々が見えます。体育の時間にはよくその天守閣まで走ったものです。

こづかたのお城の草に寝転びて空に吸われし十五の心

という

石川啄木の歌

がピッタリするようなお城です。

高校は男女共学です。

運動会の最後には

男女一緒にフォークダンスを踊ります。

それだけがいい思い出として残っています(笑)。そうそう

英語の竹内先生

という方がおいでになりました。この先生は私が大学に合格した時、高校に挨拶に行くと

「吉本、今度、俺の家にでも遊びにこいよ」

とやさしい言葉を掛けてくれました。あれから、36年経ちました。私はいまだに竹内先生にお会いしておりません。もう全てが重くなりすぎたのかもしれません。風の便りに丸亀高校の校長先生におなりになったと聞きました。こう言っては失礼ですがその時、私は驚いたことを覚えています。

竹内先生は飄々とした生き方をしていた

先生だったという印象をもっていたからです。俺も先生のような中年男になりたいなあと思っていたのですから。こう書いているといろいろなことを思い出してしまいます。ここには書けない

当時のガールフレンド(?)のことなども(笑)

まあ、今ではみんな間違いなく確実に54歳のオバサンになっているのでしょうが。そういうオバサンに会いたくないという気持ちもあります。私は私でもう紅顔の美少年ではありませんので。

この人生の残酷さ(笑)

夢は夢のままであるのがいいのかもしれません。何か高校時代の話しを書こうとすると学園小説みたいになってしまいます。馬鹿みたいです。夜はビデオに録画したベルイマンの「もだえ」を観ました。これがまた真面目な学園映画です。

一人の青年のビルディングス・ロマンのように観ました。


6月10日(月) 私はいつも一人でスポーツ中継を観ています


昨日の

「日本VSロシア戦」

は最後まで見ましたが確かに面白かったと思います。緊張感が最後まで失われないいい試合でした。私はまったくサッカーについては何もしりませんが、

中田英のヒールパス

を見てびっくりしましたし,中田英のバーにはねかえったミドルシュートも迫力がありました。

視聴率66パーセントとは凄い。

私は偶然も偶然、

ドーハの悲劇

をいうのを深夜テレビの中継で見た記憶があります。その時に比べると日本もレベルアップしたのでしょうか。これで週刊誌で

トルシエ監督の悪口を見ることもないでしょう。

またロシア・モスクワでのサッカーファンの暴動にも驚きました。きっと

社会的に貧しい情勢が

こういうサッカーでの敗戦を起爆剤にして爆発するのでしょう。それにしても死者1名とは。しかしながら、世の中には世の中の興奮や流れと、全然関係なく生きている人がいます。典型的なのは私の妻です。「日本VSロシア戦」を私が真剣に見ている時に妻は子供部屋で何か本を読んでいました。私が

「日本が勝ったよ」

と教えてあげても

「そう、よかったわね」

で終わりです。テレビに近づいてこようともしません。

偉い!世の中、一夜にして総サッカーファン、総サッカー評論家という状態の時に、吾関せず、また右顧左眄せず、悠々として時流に便乗せず、わが道を行く。

夫として見ても惚れ惚れとする生き方です(笑)。

もしかしたら妻はサッカーを何人でやっているのかも知らないのかもしれません。WBCIBF世界ヘビー級選手権試合のルイスVSタイソンで

ルイスが勝っても関係ありません。

メジャーリーグで

石井が10勝しても関係ありません。

私は過去30年妻とテレビのスポーツ中継を一緒に見たことがありません。ウインブルトンのテニスも私一人で観ています。K−1もプロレスも格闘技も観ません。それでいて東京で生まれ育ったせいなのか

妻が大相撲を一人で真剣に観ている時がある

のが私にとって不気味と言えば不気味なのですが(笑)。

私は大相撲はその昔、

鏡里。吉葉山。千代の山。栃錦。

が横綱だった時代から見たことがありません。旧すぎるか。

今日も一日仕事でした。仕事の合間に年齢が近い同僚と話していると自分たちの行く末がどうなるのか暗いものがあります。

団塊の世代もそろそろ50代後半

に突入していくことになります。いったいみんなこれからどう生きていくのだろうかと考えると人事ではなくなります。まあ、私もこの日記をつけている限り元気なのでしょうか。


6月9日(日) 100年後に日本はどうなってしまうのか!


昨夜12時に布団に入りすぐに眠ってしまいました。それから珍しく一度も目覚めることもなく起きたのが7時半。日曜日は早起きです。パソコンを覗き、新聞を読み、テレビを見ていても妻は起きてきません。

眠りの森の年老いた美女(?)

のようにコンコンと眠り続けています。新聞のテレビ欄を観るとなんとBS7で大リーグの

マリナーズVSカブス

の試合が中継されています。急いでチャンネルを廻したのが8時20分。

なんと中継は終っていて、

しょうもない海の風景画像がロック音楽と一緒に流されています。エッ、そんなに早く試合が終ったの、

最短試合の新記録

ではと思っていると、テロップが流れてマリナーズが勝ったとのことですがイチローは昨日に引き続き4打数0安打。

ガックリといったところです。

やっと妻が起き上がってきて朝食を一緒にいただきました。ところがトーストを口に入れた途端に、

「イテイテイテ!」

となりました。昨夜帰宅してインスタントラーメンを食べました。その時に

「熱いなあ」

と感じてはいたのですが、酔った勢いというかそのまま食べてしまったのです。おかげで

口中の上部が全面火傷状態になっていたのです。

痛いのも当たり前です。ああ、どうしてこんなに、つまらぬ不幸が私にはふりかかってくるのでしょう。今日もまた嘆きの日曜日です。先週の日曜日は歯が割れる、今週は口の中が火傷です。

ああ、この日本のどこかに,私の死を待っている誰かが護摩を焚き呪文を唱え私の藁人形でも突き刺しているのでしょうか。

あの世へ「いい日旅立ち」なんて厭ですぜ。

その後、座卓に向って個人的日記を一週間分つけました。この「たそがれ日記」と「個人的日記」との違いが書いている本人自身にもわかりません。「個人的日記」の方は手書きで書いています。その結果、書きながらストレスは非常に高いのは間違いない事実です。さて日記を書き終わり、座椅子にもたれながらぼんやりしていると、今度はジワジワと不安が襲ってきます。酒飲みなら誰でも経験する不安です。

昨日、飲んでペラペラ喋り過ぎなかったのか。

相手に対して失礼なことを言わなかったのか。

大体、これが不安の大いなる材料です。きちがい水をしこたま飲んでいるのです。何を言ったか言った本人がわかりゃしません。覚えもいやしません。それが恐ろしいのです。そして、極端な二日酔いになっている場合、この不安は凄く増大されます。気持ちよく飲んだ時には二日酔いになることも少ないのです。不思議なことにこれは酒の量とは何の因果関係もありません。そういう時には相手に失礼なことは言っていないのです。ですから昨日は大丈夫だったかと思いつつふと浮んできたのが、

残っていた刺し身と焼き鳥、あれをテイクアウトしておけば

今日の朝か昼間は酒池肉林だったのにとまだ嘆いています。

ああ、果てしなき貧乏人根性!

午後は食事の後お昼寝。後はパソコンをいじっていました。先日、新聞を見ていて気になっていたので、

「国立社会保険・人口問題研究所」

という役所(?)のHPにアクセスしました。そうしますと、

「総人口の将来推計」

というデーターがありました。私が新聞で読んだのはこのデーターのようです。やはり眼を通して驚きました。今から98年後の2100年の日本の人口は高位推定で8176万人。注意推定で6414万人。

低位推定で4645万人。

別な過去のデーターと照合するとそれぞれ、1950年の8320万人。1930年の6445万人。1908年の4959万人に相応する人口となります。現在2002年の総人口は12784万人とのことですから、もし、低位推定の通りになりますと、

98年間に人口が8139万人減少します。現在の人口の36パーセントとなってしまいます。

は驚くべきことのようにも思えます。また、何か数字のマジックに騙されているような気にもなります。しかし、まったくの素人考えですが、これからの98年間にこの通りの人口でなっていくとするならば経済が発展するようなことはありえないように思えてきます。

国家百年の大計

なんて言いますが文字通りこれは大変なことではないでしょうか。と、書きながら私ごときがどうできる問題でもないのですが。夕方は妻と恒例の散歩です。散歩道の田んぼに水がはられ稲の苗が植えられています。その中を鴨が二羽泳いでいました。

「今日は鴨鍋か」

と思わず考えました。妻の話しによると鴨はこの田んぼの持ち主が害虫を駆除する為に放ったのではないかということです。

「ホンマカイナ」

と思いつつまったく知識がないので何も言えませんでした。夕食後は

ワールドカップ「日本VSロシア戦」を観る予定です。

「日本海海戦」とか「二○三高地」とか「アドミラル東郷」とか「杉野はいずこ」なんてことを考えずにスポーツとして愉しみたいですね。


6月8日(土) ギムレットはハードボイルドだど!


昨夜、眠ろうとしながら台所の食器棚を物色しているとウイスキーのボトルがあるのを発見しました。

NIKKAのMALTCLUB

という奴です。いかにも安そうです。それでも中味はまだ半分以上ありました。

「やったね」


という感じです。コロンブスがアメリカ大陸を発見した時にはこういう気持ちがしたでしょう。それからぼんやりとテレビを見ながらウイスキーを飲み始めると終わりがありません。久しぶりに琥珀色(?)の滴を堪能しました。それで今朝起きてみると、

マグニチュード4


あたりの規模で世界が揺れています。ユラユラユラとお舟に乗ったようにまたパンチドランカーというのはこういう症状かというような揺れ方です。頭の奥のどこかで

小人達が太鼓叩いて笛吹いてお祭りを勝手にやっています。

頭がロックンロール状態です。それでも何故か吐き気はきません。これも最近気づいたことですが、嘔吐するという行為も若い時に臓器が元気だから出来たのかもしれないということです。品のない話しでありますが、冬の夜に酒を飲みすぎて気分が悪くなり帰宅して洗面器に吐いたりすると

吐寫物から湯気がでたものです。

死ぬような苦しみの中でこの湯気を見ていることが私をニヒルな人間にしたのかもしれません(?)。朝食はトースト1枚とドーナツをいただきました。それからパソコンのHPとメールを見て異常がないことを確認して後はテレビの前でボーと座っていました。最近、テレビの音も何やらうるさく聞こえるようになってきました。正午頃には何か落ち着いた気分になり二日酔いも何やら消え去ったようです。それから職場に行きました。帰宅したのが5時前。それから妻の車に送ってもらい知人とお酒を飲みました。外で飲むのは東京で次男と飲んで以来のことです。今年になって2回目でしょうか。しかし、昨日も家で呑み過ぎて今日もお酒を飲むのはもう限界です。

と思いながらよく飲んだのには我れながら驚きましたが


これが昔とった杵柄という奴なのでしょうか。しかし、それはあくまで気分の話しであって若い頃にビヤガーデンに行って

生ビールを大ジョッキで6杯も7杯も

飲んでいた頃に比べると雲泥の差です。まあ、酒は量ではなく楽しく飲めれば一番いいのでしょうが。知人とはよく喋りました。私の世代である団塊の世代とは何かについて議論しました。いや、こういう話しをすると脳が刺激されて次から次に昔のことが思い出されます。俺はどうしてこんなことを覚えているのだろうということまで思い出してしまいます。お酒も飲みました。私のフルコースは

ビール→チュウハイ→モスコーミュール→ギムレット

であります。モスコーミュールは久しぶりですので2杯いただきました。モスコーミュールは昔東京のスタンドバーで覚えたウオッカがベースのカクテルです。私はこの甘い味が好きです。ギムレットは大学での友だちが

レイモンド・チャンドラー

のハードボイルド小説の主人公の探偵、

サム・スペード(?)


が好きなカクテルだという解説付きで生まれて初めて飲んだ記憶があります。酔っているので、サム・スペードは

ダシル・ハメット

のハードボイルド小説に登場する主人公の探偵だったのか自信がなくなりましたが。もっと時間があればまだまだ飲めた感じがします。これが今朝二日酔いで疲れていた男なのだろうかと自分で不思議になります。他者との生産性のある対話は脳を活性化するのでしょうか。店を出る時に


食べ残した刺し身と焼き鳥をテイクアウト


しようか
と思いながらやはりそこが人間としてまだ駄目なところなのでしょう。品がないと思っていえませんでした。それだけが心残りでした。

帰宅して酔った勢いでこの日記を書いています。


パソコンのいいところは酔っていても字がメチャクチャにならないことです。
今日はもうお酒を飲むのはやめてゆっくり寝るつもりです。


6月7日(金) お父さんの自分言い聞かせ日記・・・・・


昨夜、知人からメールがありました。知り合い3人で

「お父さんの絵本読み聞かせ隊」


というやたら長い名前の組織を結成したそうです。そして
HPも創ったそうですから興味のある方はアクセスしてください。私もそのHPにアクセスしてみました。

若いお父さんには役に立つと思います。

私も、息子が読んでいた絵本では

「機関車エドワード」

とか

「機関車やえもん」

とかが好きでした。私が好きだったのは機関車シリーズに出てくる

「ふとっちょの局長」

という人物でした。娘が読んでいた絵本では

「アルプスの少女ハイジ」よりも「牧場の少女カトリ」の方が私は好きでした。


これは絵本じゃねえか(?)

しかし、暑い日が続きます。私のような歳になると起床して今日もまた暑い日だなあと思うと気持ちが萎えてきます。仕事にでかけた妻が作ってくれたサンドイッチをいつも食べていますが、これが1枚も最後まで食べきれないという状態です。このサンドイッチを

冷たいジュースで胃の中に流し込んでいる

というのが正しい表現でしょうか。仕事の前というのはどうしてこうも食欲がないのでしょう。これが日曜日などにはトースト
2枚にジュース・コーヒー・果物と食べようと思えば食べられるのですから不思議です。きっと、そういう風に身体がなってしまっているのでしょう。それからトイレに入り本を読みました。

トイレと風呂では本を読む

というのもこの
30年近く変わらぬ習慣です。10年ほど前に

風呂の中で読める本

というのが開発されました。ふろの湯の中に落としても大丈夫なように表紙に特殊なコーティングをした本でしたが

全然売れなかったようです。

トイレから出て戸締りです。私は煙草を吸うので

火には用心しています。

家のドアに鍵を掛けて、それからもう一度火の点検を確認するために、再び鍵をあけて家に入ることがよくあります。それから車で職場に向かいます。車の中でカーラジオを聞くことはほとんどありません。音声を聞くのは結構疲れるからです。職場には必ず授業の
15分前にはつきます。お茶を飲んでから仕事です。この時間帯が私にとって一番大切な時です。

自分の
日常モードを仕事モードに切り換え

なくてはなりません。この切り換えに失敗すると一日中鬱になってしまいます。

職場では別人・別な人格になりきる

というのが私の考えです……

という風に書きながら自分は何を書いているのかと思ってしまいます。家では夫の役を演じながら職場では労働者の役を演じる、人間はなかなか器用なものです。しかし、そういう風に使い分けているからこそ誰もが長持ちしているのかもしれません。これが24時間夫の役割、24時間労働者の役割なんてやっていたら身体と気持ちが持たないでしょう。人間この程度ですから

若い時に24時間恋人同士


なんてことに疲れ果てて
うまくいかなくなるのでしょう。今日は朝、9時10分ころに職場に行き、4時ごろまでいてそれから校舎を移動です。帰宅したのは午後9時過ぎ、それでこのたそがれ日記を書かなくてはなりません。これはきついものがありますが、人間,慣れというのも恐ろしいものです。特に苦痛には感じません。妻はこんな私を昔から見ながらいつも不思議に思っているのが私にもよくわかります。私自身、自分でよくわかっていないのですから(笑)。私も若い人たちの真似をして

「自分探し」

なんてやってみようかと思う時もありますが、いつもそう思うだけです。

「自分」なんていやしないのです。

「自分」を仮想している「得体のしれない自分のごとき者」が自分の中にいるだけです。


私は何もそれが
DNAだなんて言おうとしているのではありません。土台、昨日までサッカーをなどロクに見もしなかった人たちが

突然熱狂的なサッカーファンになるのです。

そんな人たちに

「自分探し」も何もないでしょう。

かくいう私もその一人ですから。昨日の

フランスVSウルグアイ戦

は結構真面目に見ましたからね。まあ、おかげさまで、巨人は負け、阪神もヤクルトも勝ちました。着々と巨人包囲網は完成しつつあります。

今の巨人はドジばかりしている今の防衛庁のようなものです。


情報開示を求めた人間の調査をするなんて

トンでもない連中です。

このことが分からない方は

公共図書館が本を借り出した個人のリストやその思想傾向を情報として内部や外部に流したりすることがどういう犯罪性をもっているか

を考えればすぐわかることです。
「自分の情報は出さない・他人の情報は求める」

これが官僚という連中です。困った人たちです。今日はここまで。


6月6日(木) 緊急腰痛対策講座・・・・・


昨夜は「小林旭読本」を読む前に図書館から借りてきたビデオ

「疑惑に抱かれて」

という映画を観ました。イギリスが舞台になっていますが映画はアメリカ映画です。女にだらしのない刑事が人妻と浮気をしているところを帰宅した主人に目撃され、同僚が誤ってその主人に射殺されます。主人は死刑。そして刑事は退職してその浮気をしていた相手と結婚。そして自分の妻をだしにして離婚を願う男と妻の浮気写真を撮って法的に離婚できるような手伝いをすることをなりわいにしています。ところがある日、有名な画家と妻がホテルにしけこみます。主人公がそのベッドでの姿を証拠写真に撮ろうとすると二人とも殺されているというものです。そして現場に残されていた拳銃が元刑事のものだったのです。元刑事は死刑を宣告されます。

そこにどんでん返しが、そしてまたどんでん返しが
・・・・・

てな映画です。実は私はこの映画をもう4回ほど見ています。しかし、昨夜も観ながらまたまた筋を忘れていました。何回も観たのは覚えていますが、最後の筋は全く忘れている。これではまた観るしかありません。途中、得意の早回しで観ましたが最後の10分ほどになって

ああ、そうだったのか、そういう結末だったのか

とやっと思い出した次第です。こう書きながらもしかしたら同じことをこの日記のどこかに書いたのではないかと不安になってきます。もちろん、面倒なので調べもしませんが(笑)。それで今度は布団の中で「小林旭読本」を読んでいるうちに眠くなってそのまま眠ってしまいました。朝起きて朝刊を読むと次のような訃報が掲載されていました。

ゾルゲ事件の取り調べ主任だった大橋秀雄氏が死去

大橋 秀雄氏(おおはし・ひでお=ゾルゲ事件の取り調べ主任、元警視庁警視正)1日、心不全で死去、99歳。葬儀は近親者のみですませた。喪主は次男達雄氏。連絡先は川崎市麻生区東百合丘1の25の10、長女中島和子さん。41年、ソ連に情報を流したスパイ容疑で逮捕されたリヒャルト・ゾルゲを取り調べた。

99歳まで生きるというのがどういう感覚になるのか私にはわかりかねますが、これでゾルゲ事件の当事者たちはほとんど亡くなってしまったのでしょうか。なお、大橋秀雄氏には

「ある警察官の記録」

というみすず書房から出た著書があったように記憶しています。

帰宅してHPを覗くと

掲示板に「影武者」という未知の方からの投稿がありました。

一部を抜粋します。

・・・なんでも背骨でクッションの役目を果たす椎間板がニコチン摂取によってつぶれやすくなり、弾力を失った椎間板は弱い力でもつぶれやすくつぶれた椎間板は背骨周辺の神経を刺激して腰の痛みをもたらすとのことです。詳しくは朝日新聞を参照してください。既に読んでいたら失礼しました。要するに先生の腰痛は喫煙に起因しているのでは?と思ったので紹介しました。今更禁煙できるとも思えないので(笑)、お止めになったらいかかですか?とは言えませんがこれを機に考えられたらどうでしょうか?私も腰が弱いので気になったので提案させていただきました・・・・・

どうも私の健康をお気遣いいただき感謝に耐えません。なるほど、喫煙と腰痛にはそういう関係があったのですか。しかし、貴重なご提案ではありますが、まあ、ほとんど、私には実行不可能でしょう(笑)。煙草を吸っている人だけがいつかは死ぬということでしたら話しは別ですが、

喫煙者も非喫煙者もいつかは死ぬのだという境地に立てば、怖いものはありません。

こう偉そうに書きながらかかりつけの医者にでも

「ガンの兆候があるぞ、禁煙するなら今のうちだ」

と言われるとその日の内に禁煙する可能性があることも否定できませんが。ただ腰痛についてなら、私は特殊な療法をしっています。一度くらいは自分でも実行しようと思っていますが、現下の厳しい情勢ではなかなかできません。具体的に書きますと、よく腰痛になった時にピップエレキバンのような湿布薬を背中に貼り付けますが、私はその代わりに

一万円札を全身に貼り付けて寝れば一日で治るのではないか

と思っています。

ありがたい経文ではなく、あたたかい一万札! 

現代の耳なし芳一です。


私の腰痛は喫煙によると言うより

金欠病からくる心労に原因している

と思っていますので。何十人もの

福澤諭吉を背中に貼り付けて仰向けに眠る。

ああ、天は人の上に人を創らず人の下に人を創らず

の精神です。何のこっちゃ。こうすれば、患部に充分な温かみも伝わるでしょう。心もゆったりした気分になります。

体の余裕が違います。


もしかしたら一万円札が体中の毒素を抜き取ってくれるかもしれません。


椎間板も現金の威力に急に毅然となるかもしれません。

きっと、朝,起きると爽快でしょうね。てな馬鹿なことをことを考えてどうするんだよ、

54歳のオヤジが。

しかし、この「影武者」という方も腰痛持ちのようですので私の経験から腰痛にどういう時になるか


腰痛で入院2回のベテラン(?)

として経験を語っておきます。まず、

梅雨の季節は危険です。

梅雨時には

日本中の病院の腰痛患者が暗い気持ちでいます。

ジメジメした時には腰痛が起こりやすくかつ再発しやすくなります。次に、心がだらりとして締りがない時が腰痛になりやすい時です。心に屈託があったり不安があったりすると、それはそれでまた危険です。例えば、ボーと畳から立ち上がったりする時は最もなりやすい時です。腰痛は不意打ちしてくるので困ります。次の時には注意しましょう。

@       歯を磨いていて多少背をかがめてそれから体を伸ばす時。

A        寝転んで昼寝して急に立ち上がる時。

B        畳の上の新聞を腰に力を入れずにかがんで取ろうとする時。

C        煙草の吸い過ぎで咳が連続して出る時。

D        酒の飲みすぎで体力がなくなり身をかがめて吐く時。

E        腹筋に力をいれて大声を出す時。

こういう時は全て危険です。これが梅雨の季節、寒い季節で

体の筋肉が固くなっている時は十中八九あなたは腰痛になるでしょう。

いったん腰痛になると完治はありません。生涯、腰痛を友として生きなくてはなりません。

こういうのを刎頚の病と言います。

私など、若い時に腰痛になり、病院で


コルセットを体に合わせて作ってもらい、

十年ほど使用しておりました。ところが、ある日、このコルセットが

中年肥りで全然使えなくなってしまったのです。


その時、私は多少なりとも

女性の哀しみというものを身体的に理解した気がしました。

緊急腰痛対策講座をこれで終らせていただきます。


6月5日(水) 渡り鳥いつまた帰る・・・・・


今朝の新聞はワールドカップ一色です。朝のテレビで流される映像を見ながら競技場(?)の若いサポーターたちが

「君が代」

を合唱しているのにビックリしました。新聞で昨日が中国の

「天安門事件」
13周年の日


であることを知りました。当時の


ソ連共産党書記長ゴルバチョフ

が中国を訪問したことによる自由化の大波が中国を襲い、その間に、改革派であった

胡耀邦元共産党総書記

が病死。

学生が天安門広場を占拠してこれに対して


人民解放軍が出動して武力弾圧を加えた


事件です。中国政府は北京に戒厳令を引き戦車まで出動して一気に鎮圧したのです。これにより改革派であった


趙紫陽前総書記

は失脚。活動家たちは海外に亡命したのです。私たちはきっとこのニュースを天安門広場の通りで

進行してくる人民解放軍の一台の戦車に一人の人間が素手で立ちふさがり戦車が立ち往生しているという映像


で記憶しているのでしょう。私が記憶しているのは


恋人を天安門事件で殺された人民軍の隻腕の青年将校が弾圧を支持した李鵬党政治局常務委員を銃で狙撃した

という新聞記事です。これは完全な誤報でしたが、私はこの記事を読んだ瞬間、

「スゲエー、映画や小説を超えているぜ」

と思ったのをよく覚えています。それから13年ですから歳月が過ぎていくのは早いものです。朝方、歯医者に行きました。割れた歯にキャップをして補強しなくてはなりません。でも歯医者さんはキャップはまだできる段階ではありませんとお預けです。その後に私立図書館に寄りました。昨日、図書館より電話があり頼んでいた「小林旭読本」を購入してくれたそうです。その本を借りにいきました。それにしても、市民として購入してもらったのが「小林旭」の本を二冊とは

いくら税金を払っている市民の権利とは言え内心忸怩たるものがあります(笑)


とは言いながらも本を借りた瞬間に心は浮き立っております。

「小林旭読本・・・歌う大スターの伝説」

責任編集・小林信彦・大瀧詠一・
キネマ旬報社

本のタイトルがいい。待っていました。借りてすぐに図書館の裏手の庭で開けました。まるで禁断の書を読む少年の気分であります。


巻頭が出ました小林信彦先生の小林旭論です。

この人は昔から小林旭の

「無意識過剰」

を盛んに言っております。この人ほどこの人ほど骨の髄から小林旭が好きな人を私は知りません。内容にざっと眼を通しながらやはりこれほどの大スターはもう出てこないという感じがどうしてもしてしまいます。映画全盛時代が生んだ最後の大スターであることは論を待たないでしょう。小林信彦が

「仁義ない戦い」で小林旭が演じた武田明役を絶賛しています。


小林信彦曰く

・・自伝によればアキラ自身は「仁義なき戦い」に不満だったようだが、とくに[頂上作戦]のラストシーンでは、後姿で主役の菅原文太を圧倒し、名演技+スターのカリスマ性をまざまざと見せつけた。ごく最近、名画座で観直したので、この事実は間違いない・・・

また、小林信彦曰く

・・・異状といえるほどの役者根性は宍戸錠に自伝にくわしく描かれているが、はるか、昔、ぼくは宍戸錠に「日活で役者といえるのはアキラだけですよ」と、そっと教えられたことがある・・・

私が思い出してもあの「仁義なき戦い」で役者として息を吹き返したのは小林旭と

北大路欣也


でした。その後、北大路欣也が結局いきつくところは


「旗本退屈男」

しかありません(笑)。しかし、小林旭はこれから一体どこに向かうのでしょうか。この本の中で

山城新伍

が小林旭には

「人生劇場」の「吉良常」のような役

をやってもらいたいと言っております。

白馬童子もいいこと言うがな(笑)


今夜は小林旭読本をじっくり読ませてもらいます。職場に出勤して仕事をして校舎を移動、この間に問題のガソリンスタンドに寄りました。先週の金曜日にこのガソリンスタンドに寄ったところ、


オイル交換した方がいいですよ


と言われて泣く泣く交換しました。ところが次の日に観るとなんと


オイルが少しずつ漏れて私の家の駐車場のコンクリートが茶色い染みになっています。


それで日曜日の夕方に頭にきて電話をしました。

「金曜日にオイル交換した吉本という者だけど、お宅はどういう仕事をしているんだよ。オイルが漏れているじゃないか。いったい、どういうつもりなんだ!だいたい、

実習生なんてプレートをつけたアンちゃんにオイル交換させるなんて客を舐めているのかよ。

どうしてくれるんだ。

高崎市内なんだから至急、修理しにこいよ。俺は昔からの小林旭のファンなんだ

・・」

と、怒鳴りました。もちろん最後の言葉は言いませんでしたが(笑)。電話口の相手はすぐに選手交代して責任者という人が出てきましたが、

「申し訳ありません。しかし,出張工具がありませんのでお伺いできません。おいでいただければ必ずこちらで修理いたしますので・・・」

と言います。私は思わず、

出張工具がないという言葉に笑いそうになってしまいました。

私が嫌いな談志よりよほどうまいことを言うねえ(笑)

それでやっと今日行ったわけであります。責任者が出てきて早速検査しましたがやっぱり最後に栓の締め方がゆるかったそうです。それでお詫びに洗車をさせていただきますと言いました。


私は車を何ヶ月も洗車していません。

車を洗車してピカピカになっても

私の人間が光るわけでもなければ磨きがかかるわけでもありません(笑


それでも無料ですので、まあいいか、と思って従業員が洗車するのを見ていると


何か気合の入れ方が違うように思えてきます。

洗車の終った私のポンコツ車も心なしか高級車になったように見えるから不思議です。それで別な校舎に出かけて授業をしていると,

突然の夕立です。

ああ、洗車した車が雨で汚れてしまう!

なんと私は料簡の小さい人間でありましょうか(笑)

今日はやたらとりとめのない長い日記になってしまいました。
晩飯を食って小林旭です。


6月4日(火) 季節は三絶句です。


昨夜は歯を治したので夕食も落ち着いて食べられて一安心でした。

歯医者は偉大なりです。

寝る前に図書館から借りてきたテレビの前に座り大映映画

三隅研次監督「斬る」

を観ました。一度観たようなことがあるようなないような頼りない記憶でしたが、レベルとしては残念ながら名画とは言えないと思います。

三隅研次監督は狭いセットの中で時代劇の様式美を表現するのが実にうまい


私の好きな監督の一人ですが、残念ながらこの映画の筋には無理がありました。それから布団の中で
図書館から借りてきた、

「中国共産党に消された人々」相馬勝 小学館

を途中まで読みました。内容は


1989年6月の中国北京での天安門事件

を中心に中国の民主化運動のドキュメントです。真面目な本です。

王丹・方励之・魏京生

などの高名な民主活動家が出てきます。しかし、私はこの本の題がどこか気にいりません。これは「消された人々」という言い方がどこか安っぽいというのか納得できません。これは10年前であれば

「中国共産党に粛清された人々」

という題にしていたでしょう。途中で眠くなり、その後、歯の痛みがないので安眠できたのがせめてもの救いでした。今朝は起きてから早めに職場に行きました。授業で喋りつづけると疲れます。仕事が終った後、


毎日新聞の記者の方と会いました。

学費・教育費の取材です。女性の記者の方でしたが、私が名刺を交換した後、

「この取材の謝礼はいくらですか」

と、尋ねました(笑)。すると、その記者の方は絶句しました。それから

「申し訳ありませんが、謝礼は出ません」

と、言いました。今度は私が絶句しました(笑)。

それから2時間近く話しをしました。その後に突然記者の方が

「奥様と一緒の写真を撮らせていただきたい」

ということで記者の方を家まで車で乗せて帰り、妻の帰りを待っていっしょに写真を撮りました。
きっと、いつの日か毎日新聞に

私と妻がわきあいあい(?)と話している写真

がゴミのように小さく掲載されるのでしょう(笑)。

掲載されなかった場合はお赦しを(笑)

その後、妻が記者の方を高崎駅まで送っていき帰ってきた時、

「この取材の謝礼はでないそうだよ」

と言うと

「エッ!!」

と世界が崩壊したように例の素っ頓狂な声を挙げて絶句したのです(笑)。

今日は記者の方、私、妻の三絶句です(笑)

その後、途中から私はテレビでワールドカップの


「日本
VSベルギー」戦


を観ました。2対2の引き分けです。日頃、サッカーは見ませんがこの試合は確かに面白かった。こういう試合ばかりだと日本もいい線いくのではないかと素人の私でさえ思います。サッカーの試合も終わりやっと食事にありつけました。


おかずは蓮根と椎茸の天麩羅

私は蓮根の天麩羅ばかり食べ過ぎて

頭に穴があいた状態です。

今日こそは早く寝るぞと思いつつ不安な日々であります。あの

「天井裏の散歩者」


である校長先生も今は留置場で夜を過しているのでしょうか?

校長先生の家族のことを思うと何やら辛いものがあります。


6月3日(月) 歯が一本割れてブルーマンディです。


昨夜はいい気分で夕食をとっていると、歯が何かを噛み砕いたような音がしました。同時に激痛が走りました。アッアッアッ!!!!瞬間的に何が起こったのかわかりました。

一瞬にして気分は真っ暗です。

以前にも一度経験したことがありますが、食べ物の中に小さい石の如きものが混入していて私が歯でそれを噛み砕いてしまったのです。その結果、

上の前歯の一本が前後にひびが入って割れてしまったのです(!)


食事どころではありません。まず、じっと口を動かさなければあまり痛みを感じないのですが、いざ、食べ物を歯で咀嚼しようとすると大変です。前歯を使わず奥歯だけを使わなくてはなりません。

一気に食欲は減退です。何もかもがイヤになります。

妻が

「救急病院に行って痛み止めでももらってくれば。私が車を運転していくから」

と日頃の言動に似合わない天使のようなことを言ってくれましたが、もう,何をする気力もありません。ただ、じっと、自分の不幸を呪っているだけであります。それでも

広島
VS巨人は広島が勝った

のをスポーツニュースで知ってこれが不幸中の幸いかという心の余裕はありましたが(笑)。

しかし、本当に参りました。


歳をとると歯まで弱っていくのでしょうか。

結局、何もしないままテレビを見ているしかありません。昨日、途中になった

「獄門帳」

を観ましたが、これがまたなかなかの映画でした。

昭和
30年の制作

ですが、あの映画の黄金時代にはこういうレベルの高い映画が結構作られていたことに感服しました。今、邦画で名作なんて言われている新しい映画もこの「獄門帳」に比べれてもレベルが落ちるのではないかと思われます。昨日の説明では私は笠智衆の役を奉行と書いていましたが途中で

「牢奉行」

という職があるのがわかりました。これは南町奉行所に配属されているみたいです。この南町奉行所の奉行が

近衛十四郎です。つまり、俳優の松形弘樹のお父さんです。

この近衛十四郎がまた存在感がありました。主殺しで主人の妻と相対死した男が磔の刑にされることになるのですが、実は

死んだと思っていた主人の妻が生きていて

これを

主人の友だちの旗本が偽って死んだ

と言っていたのです。そしてその旗本は妻を自分の女にしようとしていたのです。また、主人を殺したのは主人公の鶴田浩二ではなく

妻の香川京子であることが最後に明らかになります。

その間に処刑されようとして

市中引き回しにあっていた時に大火事が起こり

主人公を信じた牢奉行の笠智衆が鶴田浩二を逃がしてやり後から戻って来いと言うのですがこれが実行された最後に大団円となってこの映画は終ります。その年の邦画ベストテンにも決して出てこなかったでしょうが、なかなかいい映画でした。

今朝は職場に行ってから

かかりつけの歯医者さんに電話して午後の予約をとりました。

昼食を食べることも出来ません。

朝、パンを一切れ食べただけで夜まで過しました。

歯が痛い時には何も食べれなくなるというのが本当に困ります。

この10年、毎日、3回か4回、歯を磨いているというのにこの不幸はいったい何なのでしょうか。

やはり世界は人智を越えた悪意によって成立しているのでしょうか(笑)

それでも歯医者の治療を受けて多少は痛みが取れました。歯医者さん曰く

「珍しいですね。普通、こういう風に割れる歯は一度治療して神経をとっている歯なんですがね。この場合神経がありましたからね」

ああ、もったいないことをしました(泣)

私は今まで食事中に2本も歯を割っているのです。それにしても

局部麻酔というのは変なものです。

麻酔が効いてくると何か唇が痺れ自分が

東海道四谷怪談のお岩になった

ような気分になるのですが鏡を見ても何も変わっていません。あの麻酔の感覚は本当に不思議です。割れた歯の奥側を抜き取りました。その最中

武智鉄二の映画「白日夢」を思いだしました。

旧すぎるか(笑)。

しかし、歯一本の痛みで自分の人生のつきが全て落ちてしまったように思えるのが人間の弱いところなのでしょう。


こんなことを書きながら「ヤフー」のニュースの項目で次の記事を見つけました。ニュースには実名が出ていましたが私が勝手にカットしました。

住居侵入で中学校長逮捕=女性教諭宅の天井に穴、のぞきか−山口

 2日午後9時15分ごろ、山口県豊北町滝部の中学教諭の女性(23)から「同じアパートの住人が天井裏に侵入していたようだ」と110番があった。県警小串署員が駆け付けたところ、同じ2階に住む同町立豊北第二中学校校長(49)が侵入を認めたため、住居侵入の現行犯で逮捕した。
 同容疑者は天井に1センチ弱の穴を開けており、同署はのぞき目的だったとみている。 調べによると、女性教諭は当時、女性の友人と一緒にいて、天井裏から「ミシッ、ミシッ」と音がするのに気付いた。部屋を出て音をたどっていったところ、同じ階の同容疑者の部屋で音が止まったため、通報した。女性教諭は同町内にある別の中学校勤務。山藤容疑者は単身赴任だった。 (時事通信)


この校長先生は江戸川乱歩の小説を耽溺したのでしょうか(笑)。

それにしてもこの情熱、この行動力、この技術力(?)

しかし、人間はなんという哀しい存在なのでしょう。


6月2日(日) 変わらぬ日々が続きます。


昨日は図書館から借りてきた山本舜勝(やまもときよかつ)

「自衛隊・影の軍隊・・三島由紀夫を殺した真実の告白」

を読みました。三島由紀夫は
19701125に市谷の自衛隊東部幕僚部で自決しました。自決直後は多くの文学者がこの事件について様々なことを書いていました。しかし、あれからもう32年です。当時、私はリクルートという会社に勤めていて

営業中に上野駅の構内で号外が張り出されてたのを覚えています。

今回のこの本は真面目に最後まで読みきりましたが、やっぱり、驚いたのは、

三島由紀夫が真剣にクーデタ−を考えていた

とこの著書が書いていることです。正直に言って本当だろうかと思ってしまいます。自衛隊の軍事力を用いたクーデターなんて確かに迫力がありそうですが,

所詮、絵に描いた餅にしか思えません。

もしこの本に書かれてた推理が真実だとして三島のような人がどうしてそんなことを考えるのにいたったのかやはり謎です。著者の山本舜勝氏は
1918年愛知県生まれ。1939年陸軍士官学校、1944年陸軍大学を卒業。陸軍少佐で終戦を迎え,

戦後、陸上自衛隊に入隊自衛隊調査学校の「対心理情報課程」創立に参加・・
・・

と、表紙裏に紹介されています。一読して真面目そうな人ですので嘘を書いているわけではないでしょうが、どうも、ピンときません。クーデターなんてのは、よほどの準備期間と人脈が必要に思えます。また
1970年代に日本にクーデターが起こるなんてことは考えられもしませんでした。今でもそうだと思います。三島由紀夫の自決の話しになると私がいつも思い出すのは

三島の父親が


手記に書いていた

「息子が亡くなると自分は友だちだったといういろいろな方が現われたが友だちだったのならどうして息子の行為を止めてくれなかったのだ」

と友人なる連中を痛切に批判している文章でした。

これは確かに父親にしか書けない文章かもしれません。
 

その後に今度は借りてきた

「獄門帳」というまったく内容を知らない映画

を観始めました。最初に奉行所が出てきて

この奉行が笠智衆

です。まったく貫禄のない奉行です(笑)。これが相変わらず飄々とした感じを出しています。その管轄の伝馬町の牢に入れられているのが

鶴田浩二

主人の妻に懸想して情を通じ主殺しをした上に主人の妻と相対心中をはかり

妻は死亡、自分は生き残ったのです。
この罪で磔が決まっているのですが、笠智衆の奉行は鶴田浩二の姿を見て眼が澄んでいるので絶対にそのような大罪は犯していないと思います。それから鶴田浩二の回想が始まるのですが、鶴田浩二の主人の武家が
岡田英次。

その妻が

香川京子

という配役です。鶴田浩二は痩せているなあ。岡田英次は演技が新劇風で固いなあ。香川京子はぽちゃぽちゃしているなあ、というのがこの映画の最初を見た私の印象です。さあ、これは面白くなりそうではないかと思っていると、妻が、

「あんた、そろそろ、旅男のためにイワン雷帝を録画しないと」

と言われてガクッであります。045分からイワン雷帝の録画開始。

そこで「獄門帳」はお預けです。

残念無念。ここまでして子どものために・・・と思ってしまいました。それから布団に入り寝ました。今朝はまたまた快晴。出勤です。午前と午後に
2回保護者会です。昔、保護者会があると私なんかはまだ若くて

「父親や母親なんてのは歳だなあ」

と思っていましたが、今は集まってきた父母の中でも
54歳の私はもう最年長になりそうです。

ああ、どうして人はこんなに早く歳をとっていくのでしょう。

保護者会のため9時半から5時まで職場に拘束されていました。
5時半頃に帰宅して、この「たそがれ日記」を打っていると、妻が横合いから笑いながら

「あんた,日記つけるために生きているみたいね」

なんて、年増女独特の嫌味を言います(笑)。

「なめくさって。勝手にさらせ」

と思いながら私も大人になりました。そんなことを口にしても何の得もありません。

相手にすると面倒くさいだけです(笑)


ああ、四面楚歌。やっぱり、夜はプロ野球でも見て過すか。

それにしても変わらぬ日々が続きます。


6月1日(土) 今月もよろしくお願いします


昨夜は早く寝るつもりがグタグタしているうちにテレビ10チャンネルで

「朝まで生テレビ」

を観てしまいました。

私は馬鹿か(笑)

本当に自分が

「テレビの前の懲りない面々」

の一人に思えてきます。この番組も始まってもう何年になるのでしょうか。今日の議題は

「ドーする日本の外務省」

というものでした。しかし、

田原総一郎も何か歳をとりましたなあ。

それにどうも口跡がはっきりしなくなった感じがします。どこか6チャンネルの

筑紫哲也と喋り方が似てきました(笑)

恐るべき老人化。それと反対にテレビカメラの前の

見得の切り方はうまくなりましたなあ(笑)


見得を切るたびにカメラがアップでとらえる所など技術スタッフとも呼吸がピッタリあっています(笑)

本人は団十郎のつもりなのでしょうか(!)

まあ、こういう番組は


小学校の授業参観のつもりで聞いていれば楽しいものです。

目立ちたがりやで、自分で頭のいいと思っている小学生が集まって、

「先生、先生」

と手を挙げながら自分の意見を聞いてくれと叫んでいるようなものです。
私が久しぶりにテレビで見たのは

自由党の東という代議士

ですが、この人は相変わらず、顔も大きく、声帯も大きいのか、

声にドスが効いています。

この声でゆっくりと喋られると、言っていることが全て

正論のように聞こえるのが不思議です(笑)

昔、マダムキラーの声というのがありましたがこういうう声なのでしょうか。違うかな。それでも、やっぱり、最後まではつきあえません。結局、
4時に私は寝てしまいました。目覚めると頭が痛い。朝食を食べていると、突然電話がなり、

「讀賣ウィークリー」の記者の方からの取材です。

話しがこの先の経済の先細りと構造改革によって日本育英会の奨学金がどんどん減額されていったりするとどうなるのかという話しになりました。記者の方の話しによると
早稲田大学に通う学生の親の年収は既に1000万を突破しているそうです。

中産階級の二局分解

が本当に始まってしまうのでしょうか。15分ほど話をして電話を切りました。朝食後、パソコンを開いてメールを見るとなんと珍しく次男からではありませんか。

「何事ならん」

と思い、内容を読むと、今日の深夜BS

ソ連映画「イワン雷帝」

の一部と二部が上映されるのでビデオを録画しておいてくれとのことです。こんなことしか連絡してこないのです。それにしても

エイゼンシュタインの傑作と言われている「イワン雷帝」


はうちに以前録画したビデオがあったのではないかと思いながら探す気にもなりません。録画しておくからと返事をしながら、妻に録画しておくように言いました(笑)。

こういうのを土建業界では「丸投げ」と言います(笑)

昼食はザルうどんでした。午後には図書館に行きました。いつものようなパターンであります。
戸梶圭太の小説を2冊も借りました。それにビデオが5本今日は珍しく日本映画ばかりか借りました。

「悦楽」  松竹映画 監督 大島渚   主演 中村賀津雄 加賀まり子

「斬る」  大映映画 監督 三隅研次  主演 市川雷蔵  万里昌代

「黄金の犬」大映映画 監督 山根成之  主演 鶴田浩二  島田陽子

「善魔」  松竹映画 監督 木下恵介  主演 森雅之   淡島千景

「獄門帳」 松竹映画 監督 大曽根辰保 主演 鶴田浩二  香川京子

このうち、学生時代に私が見たのは大島渚の「悦楽」。ビデオで2回ほど見たのが三隅研次の「斬る」です。「黄金の犬」はテレビで放映したのを見たことことがあるのか。
今夜はどれから観ようか。

お楽しみはこれからだ!

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