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新刊書評
産経新聞
【書評】「大学には入ったけれど」大学中退をめぐる親子の壮絶バトル」
ひきこもりに燃え尽き症候群、留年、仮面浪人、中退…と、いま大学生の多くが学校での自分の「居場所」を求めて悪戦苦闘しているという。
本書は予備校講師である著者が、東大に進学した二男の中退騒動や教え子らの進学後の葛藤(かっとう)を教訓に、ダブル・スクールやボランティア活動の落とし穴、五月病克服プログラムなど、入試より難しい大学生活をどう過ごせばいいのか指南するサバイバル読本。目標を見失い悩む学生に対し「何があっても大学に居座れ」と力強いエールを送る。吉本康永著。三五館。一二〇〇円。
『大学には入ったけれど―大学中退をめぐる親子の壮絶バトル』
著:吉本康永
19cm / 1200円 / 三五館
日刊ゲンダイに掲載された書評です
せっかく入った大学に通いもせず、いつのまにか退学してしまう若者。自身が大学中退で予備校教員をしてきた著者の家では、なんと東大文IIIに入った二男がいきなり中退したいと言い出したという。
そんな体験談の数々をちりばめながら、大学に入ってもやる気の出ない現代の若者たちに親身なアドバイスを繰り広げていく。しかも巻末には二男とやりとりしたEメールを採録して自身の悩みを赤裸々に披露。まさに体当たりの教育論・人生論だ。
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