トップページへ戻る


Copyrights of these sentences belong to the author.
The reproduction of without permission reprint is prohibited.

 受験直前期

「父母の心構え」


いよいよ受験の季節が近づいてきました。

受験勉強も追い込みの季節です。

この少子化時代、初めて我が子が受験をする

保護者の皆さんにとっても大変緊張する数ヶ月が始まります。

私の子どもたちの経験と予備校講師の経験から

これから数ヶ月父母としての心構えを書いておきます。

何かの参考になりましたら、幸いです。

なお、この場合の受験は大学受験が中心です。

1 親が焦っても仕方がありません。

受験生本人よりも父親・母親が焦っている姿をしばしば見かけます。

この期に及んで親が受験においてできることはほとんどありません。

親が焦っているのを見て受験生がいっそう焦るなんてのは最悪です。

その上、受験生である子どもが自信がなく不安になっている時に

親がそれを煽るように焦るとそれこそ家庭全体が「浮き足だった」

雰囲気になりこのような状態こそ百害あって一利なしです。

2 子どもの実力をしっかり把握しておくこと。

親の中には子どもの実力を錯覚している人もいます。

それゆえ、公開模試における成績判定を親が確認する必要があります。

成績判定でA判定(合格率75%以上)という成績が同じ第一志望校で

三回連続で結果が出るような人は合格するでしょう。

しかし、勝負事は水物です。これは絶対保証ではありませんし、

また、こういう成績をとっている受験生は全体の中で圧倒的少数派です。

矛盾するようではありますがB判定とかC判定が出ていれば

十分合格する可能性があると考えるのも大切なことです。

甘いことを言うようですが、模試判定がD判定、E判定でも

合格している受験生はいるのはいるということです。

3 私立大学受験校の確認を。

経済的事情、また学部によって国立大学しか受験できない生徒もいますが

多くは国立・私立併願です。国立を第一志望にしている場合、

受験生も親もおうおうに国立大学のことで頭が一杯になり

私立の併願大学の選択が曖昧、ええ加減になるものです。

転ばぬ先の杖です。念には念を入れよという言葉もあります。

しっかり私立大学の受験校の確認をしておきましょう。

4 国立大学はセンター試験の結果いかんによります。

受験生本人が国立の★★大学志望だといくら力んでも

センター試験の結果いかんによっては志望大学のランクを

下げざるを得ません。

ここにセンター試験の一発勝負の怖さがあります。

二次試験がどんなにできるとしても本番のセンター試験で

失敗すると逆転は非常にきついものがあります。

一次試験のセンター試験よりも二次試験の配点が圧倒的に高いのは

東大、京大などの難関大学だけであります。

その点、いかなる大学もまず一次試験を高得点でクリアすることが

絶対条件となります。

私立大学をセンター試験で受けているのならなおさらです。

センターさえいい成績をとれば展望は大きく開けます。

そういう意味においても今現在(12月8日時点)においては

二次試験よりセンター対策の勉強が大切だと思われます。

5 親が試験結果に一喜一憂しないこと。

1月のセンター試験から2月上旬の私立大学受験、2月末からの

国立大学二次試験と受験がラッシュのように続きます。

センター試験が悪かった、私立大学の最初に受験した大学が

落ちたなど、様々な結果が出てきます。

その時、親がその結果に一喜一憂しては仕方がありません。

例えば私立単願の受験生の場合、実例を挙げますと

試験結果は4勝1敗、1敗が第一志望大学、

この反対に試験結果は1勝4敗。

その1勝が第一志望大学ということも起こります。

受験は水物です。最後まで親が冷静でいなくてはなりません。

6 学費の準備が必要です。

受験中には、交通費とか宿泊代がかかるものです。

合格した場合には入学料、授業料などの初年度一括納入金が必要です。

その上、自宅外通学であれば下宿・アパートなどのの敷金・権利金などの支払いが必要です。

羽が生えたようにお金がすっ飛んでいきます。

学費が心配な方は当サイト内「大学の費用」を参考にしてください。

7 風邪をひかさないようにしましょう。

受験生にはこれからの受験を控え緊張が高まり

ストレスも大きくなります。こういう時には風邪を引きやすいものです。

風邪、病気、怪我は受験生にとっての三大天敵です。

風邪をひいて受験に失敗したなんてことは笑い話にもなりません。

子どもの健康に配慮してやりましょう。

7 子どもとの最後の生活になる可能性があります。

合格すると受験生の半数近くは実家を離れて下宿生活、

アパート生活に入ります。この厳しい受験の数ヶ月が

一緒に生活する最後になるかもしれません。

子どもが大学に行くともう糸の切れた凧のように

戻ってこない可能性もあります。

もしかしてこれが親子での最後の共同生活に

なると思って受験期を厳しく楽しく乗り越えてください。

以上です。

トップページへ戻る