−よもやま話-その25−

 所長のコジーノです。今回は僕の周りで最近良く話題に上がる「アイデアの考察」に
ついて書いてみます。

 僕の場合、絵を作る時はまず「アイデアありき」です(皆そうかな?)が、大体が突発
的に頭に浮かんだ物である事が多いです。
 入浴時や排便時(汗)。あと本や映画を読んだり、観たりしているときに思い浮かぶ
事も多いですが、大抵全く関連性の無い物である事が多いですね。
 それらの思い浮かんだアイデアを、この容量の乏しい頭に備蓄し、少しずつ小出しに
しながら今までやって来ました。

 しかし、nakao氏主催の「美○展」へ参加するにあたり、偶発的なアイデアでは苦し
い局面に直面しまた、それと共に今まで何となく自分の製作スタイルに「広がり」が無
い事を僅かながらも感じていたのが露呈し始めてもいました。

 第1回の「美秋展」には倉木麻衣の「ジャケ写」をパクルと言う、禁じ手で切り抜け
ました。
 しかし、今回はテーマが「ファンタジー」という点からもそうは行かず、色々考えてみま
したが・・・諸般の事情で中々アイデアが固まらず苦悩すること幾日、最終的に連作
も可能であろう、世界の設定から考えるに至りました。今回はこの辺を順を追い、尚
かつ今後の野望(?)なども書いていきます。

 まず時代設定的には「中世ヨーロッパ」です。何故か・・・ファンタジーの王道だと思っ
たからです(笑。それと個人的に現代的なファンタジー物より好きだからでもあります。
 マップは古生代の頃の、まだ各大陸が接近していた頃のような感じを思い描いてい
ますが、まだハッキリとは決めていません。大陸って感じの陸地は大体北半球に多く、
南半球は海の絶対面積が大きく、幾つもの島国が割拠しているって感じで決めてます。

 国家としては基本的に「絶対王政」ですかね大半が。でも細部は決めていません。
まずややこしいのと、当方「学」が乏しいので決められないのも実情です(涙。
 でも、さっき書いた「南半球」に多く点在する島国は「連邦制」の国が多く、その理由
は大陸の「強国」とのパワーバランスによるものって感じです。
 大陸の強国は多種多様で、大体4〜5の国が凌ぎを削っていると言う状況で考えて
ます。でも頻繁に領土争いをする時代は過ぎ去り、「人・物」を自国に如何に「確保」
出来るか躍起になっている時代という設定です。
 大陸には「交易行路」があって、言うなれば「シルクロード」みたいなもので国間で、
人々の「交易」が頻繁に行われているとしてます。そこで、国が人・物の流入によって
「富む」かは、その国の「治安」であって「軍事力」と密接に関係しているって考えてい
ます。まぁ常識的なことですけどね(笑。
 けれど「軍事力」と言っても、現代のように「ハイテク大量殺戮兵器」など存在しない
ので、結局は「人」が貴重な訳です。その中でも他国に鳴り響くような名声を得る「人
材」は、どの国にとっても「宝」であり、その名の元に色々な人々も集ってきます。
 だけど、大国の中には「恐怖政治」で国を治めている所も有ったりします。このような
国は殆ど「なぞ」で、城下はおろか領土にも侵入できないような状況下であります。
 あと南の島国は北の大陸国家と、個別に海上交易が行われ、海に面した大陸国
家は、大きな港があり内陸の国に海上ルートで流入した「物」を、捌いて「利益」を生
んだりしてと、色々特色出せればって思っていますが、この辺の細部もまだ大まかにし
か決まっていません。

 次に人間以外の種族です。この世界には人間以外に「エルフ」「ドワーフ」「ノーム」
「ジャイアント族」等の、人間以外の種族も生活を営んでいます。
 当初、これらの種族も自前のオリジナルを考えようかと思いましたが、時間と結局「あ
あ、これはエルフね言うなれば」って事に成りそうなので、既存の物を登場させる事にし
ました。

 一応、この世界の構成は「8つ」の階層界で構成されているって考えています。まず「第
1階層」がこの世界を創造した4人の「何者か」達の世界です。ここにあの「始まりと終わ
りの来訪者」と呼称される者も含まれています。
 次の第2階層は、その者達に何らかの形で属する「18人」の者達の世界です。この階
層には後記で書いた「ルア」等が含まれ、人々の「信仰」の対象であったり、様々な事象
の象徴として崇められる存在と考えています。
 次の第3階層は、さっき書いた「エルフ・ドワーフ・ノーム」達の階層世界です。彼らは人
間と言うより、第2階層の者達により近い存在と考えているのでここです。

 第4階層は「人間」です。中間に位置しこの世界の「最大勢力」です。次の第5階層は
「ゴブリン・オーガー・ライカンスロープ」等の「下等種」と、人間などから「蔑まれる」者達の
階層です。でもある能力(腕力や残忍性)等においては人間を凌駕する者達です。
 その際たる種族が「ミノタウロス」です。彼らは人間等を「ひ弱で頭でっかちな種族」と公
言して憚りません。事実腕力や生命力で彼らにかなう人間は存在しません。一応設定で
はこの階層内でミノタウロス族が最も知能が高く、逆にトロールが一番「お馬鹿」って考え
ています。因みにこの階層に属する種族は、良くも悪くも人間の生活圏と密接しています。
実際人間との混血の「ハーフオーガー」等が存在します。

 第6階層は、一般的な「モンスター」の階層です。下級悪魔や半獣半人、それらに仕える
者達(例:ガーゴイル・バンシー等)。昆虫系のモンスターや翼竜族や爬虫類系の者もここに
含まれます(ドラゴンフライ・シーサーペント・コカトリス等)。
  その他ではアンデッド系(ゾンビ・グール等)の者達です。あとこの階層の者は知能が高い
者も多く、「魔法」を使用する者達もいます。事実、歴史上において人間達に「災い」をもた
らした事例は多々あり、逆に言うと人間の普段の生活圏ではあまり出会うことは有りません。
因みにこの階層の高位に立つ者は、「バンパイアー」「レイス」「ワイバーン」「グリフォン」等
です。

 第7階層は闇の住人とドラゴン族の階層です。この階層の者達の事について、人間は殆
どその存在を「伝承」や「神話」で知るのみです、ある意味現代においての「UFOと異性人」
みたいな感じです(笑。
 この階層内において高位に位置するのは、「プラチナドラゴン」「デモン・ロード」」などで、知
能・知識・力に置いてはるかに人間を凌駕し、高レベルの魔法や超常の力を用いることが出
来ます。あとドラゴン族は必ずしも「悪」の存在には設定していません。

 最後の第8階層は、「漆黒の皇子」とその配下7人の「煉獄の騎士」達の階層です。
「漆黒の皇子」は無数の「容姿と名前」を持ち、その真の姿と名前は仕える「煉獄の騎士」
達も知りません。それを知るのは、第1階層の4人だけです。その他の階層の者達はその
「存在」すら知りません。ただし、エルフとノーム族の古の伝承に少しだけ伝えられています。
 最下層の暗黒の盟主とは言え、「皇子」は絶対的な「悪」ではありません。「闇」から世界
を監視する役目「も」担っている訳です。
 因みに、煉獄の騎士を含め彼らの能力は、「絶対的」で人間などが通常では「対抗」する
術は微塵も存在しません。

 因みに、種族としての力(能力)関係は「3・4・5・6」を基準とすると「基準<<7=2<<8<1」
ってな感じです。例外として「漆黒の皇子」だけは「漆黒の皇子=1」で、「煉獄の騎士団」と2階
層の者達とはこの世界で「対」となる図式です。あとエルフだけは、特別に与えられた「能力」を
有し部分的に「エルフ=2」の部分があります。   

 と、ここまで長々と書いてきましたが、大体世界の設定はこんな感じです。「階層概念」などを
持ち出したので、ちょっと「宗教」臭く感じ引かれたかも知れませんが、それぞれの「テリトリー」
位に考えて貰えれば良いです。
 あと、もしかすると「この設定は何処かで見た様な・・・」って部分は有るかも知れません。と言
うよりファンタジー好きな人からすれば、「使い古された」部分は沢山あると思います。実際僕
自身作りながら「オリジナル」を念頭に置きながら考えましたが、やはり今まで親しんだ小説など
の影響は色濃く出たと思ってます。でも今回は「パクる」って考えは一切ありません。もしそのよう
な部分があれば「オマージュ」だと、良く解釈してくださいね(笑。

 で、次回はこれらを踏まえ、各々キャラなどの設定そして今回製作した「Light.Air....Life.」
の製作に至ったストーリー考案の経緯と、それに伴う現時点で幾ばかりか決まっている、人物設定
の事でも書ければって思います。あくまで「予定」ですけど(笑。

   
 

 
 


 
                                                2003/04/13日記す。

 



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