3.救急患者撮影時等の接触感染対策

*体液(汗以外)への接触は極力さける
*防水シーツの使用
 汗を除く体液(血液、尿、便、分泌物等)による汚染を撮影台に広げない。
*カセッテが直接患部に触れる場合は、カセッテをビニール袋に入れる。
 もしくは、撮影後アルコール清拭
 カセッテの構造上消毒しにくいのでビニール袋を推奨。撮影後、袋は汚染廃棄物へ。
*ディスポ手袋の使用
 特に手荒れのひどい場合、手に傷のある場合は必須。一度使った手袋は再使用しない。
*防護衣の着用
 体液で白衣が汚染される可能性がある場合はプラスティクエプロンの着用。布製ガウンは不可。
 また、顔面が汚染される可能性がある場合はマスク、ゴーグルの着用。
*スイッチ、コリメータ等、汚染された可能性のある部分の消毒
 目視的に汚染されていなくても手の触れる部分は消毒。
*可能であればポジショニングとスイッチ操作は別の技師で
*衛生学的手洗い
 たとえ手袋をしていても衛生学的手洗いを行う。


All Rights Reserved Copyright 宮崎県放射線技師会 日向地区学術班 2001.3.22〜
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