2.放射線技師のための撮影に伴う感染対策

感染対策対象疾患対策の実践
標準予防策
のみ
ポリオ 腸管出血性大腸菌(O157)
コレラ 梅毒
赤痢 発疹チフス
腸チフス 流行性結膜炎
オウム病 淋菌感染症
破傷風 クラミジア肺炎
マラリア 手足口病 その他
・手洗い・
環境、機器の清浄化
・技師自身の清潔化
接触感染対策 エボラ出血
熱腸管出血性大腸菌(失禁、おむつ)
MRSA
VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)
薬剤耐性緑膿菌感染症
急性出血性結膜炎 その他
・体液にふれない場合は標準予防対策
・カセッテをビニール袋に入れる
    (または、アルコール清拭)
・ディスポ手袋着用
・スイッチ、コリメータ清拭
・防水シーツの使用
血液感染対策 HBV   HCV   
HIV  HTLV(ヒトT細胞血牲ウイルス) その他
・接触感染対策に準ずる
・針刺、切傷事故に注意
飛沫感染対策 ペスト    ジフテリア(咽頭)
インフルエンザ    百日咳
風疹       マイコプラズマ肺炎
MRSA肺炎          その他
・マスクをしてもらう
・咳、くしゃみをするときはタオル等
 で口をふさいでもらう
・ポータブル撮影時等シーツに飛び
  散った菌に対しては接触感染対策
空気感染対策 結核
麻疹(はしか)
水痘
・N95結核マスクの着用
(患者or技師)

All Rights Reserved Copyright 宮崎県放射線技師会 日向地区学術班 2001.3.22〜
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