アフリカと共に50年 アフリカの曙光 松浦晃一郎著の紹介




アフリカについて知りたい人、国際関係の専門家の皆様に本書を必携の書として紹介させていただきます。
アフリカ53カ国の全貌を明らかにする書です。
外交官として、またUNESCO(国際連合教育科学文化機関)事務局長として、53カ国中、実に52カ国について自らの目と足で確かめられたアフリカ大陸の素顔が、637ページに及ぶ大作によつて明らかにされています。
著者の言葉として、本書は、読破するような構成にはなっていない。関心があるところから読んでいただきたいとありますが、正に座右に置いておきそれぞれの国の歴史やトップリーダーの考え方などについてのアフリカ百科としてお読みいただくことが望ましい書物であると思います。(森林塾・小澤普照記)

著者プロフィール
松浦晃一郎(まつうらこういちろう)
1937年生まれ。山口県出身。59年東京大学を中退、外務省入省。61年米国ハヴァフォード大学*経済学部卒。
*米国のリベラルアーツカレッジ、ペンシルバニア州所在
経済協力局長、北米局長、外務審議官を経て94年より駐仏大使。99年11月アジアから最初のユネスコ事務局長(第8代)に就任。05年に再任。著書に『ユネスコ事務局長奮闘記』、『世界遺産』など多数。
『アフリカの曙光』は、09年11月かまくら春秋社(鎌倉市小町2‐14‐7、電話0467(25)2864)発行、定価4,200円(税別)。


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