2005年(平成17年)8月3日及び4日の2日間にわたって北京で、第一回中国森林対話フォーラムが開催されました。
参加者は、110名ほどとなっています。
中国国家林業局、林業科学院などのほか、国際機関等からは、国連、FAO、世銀、CIFOR、WWF、ドイツGTZ、日本JOFCA等
多彩な顔ぶれとなった。
今回、森林塾塾長(小澤普照)は、JOFCA代表として参加し、森林の持続について講演(プレゼンテーション)を行った。
日本に於いては、平成3年、横浜で林野庁とITTOとの共催で、世界シニアフォレスター会議が開催され、海外から多くの森林専門家が集まり、新鮮な議論が展開されたことが昨日のことのように思い出される。
今回の講演では、日本に於いて2002年に従来の「林業基本法」が改正され「森林・林業基本法」に基づく、新しい政策がスタートしたこと、以下私見にわたるものではあるが新政策についてのコメント、新たな動きとして、複層林経営の拡大、設立準備中の「京都モデルフォレスト」の動き、「向社会的な森林経営」の展開についての提言などのほか、日中連携による、寧夏や山西省における植林プロジェクトの事例紹介、さらには内蒙古ホロンパイル地域における植林活動の紹介などを行った。
持ち時間は30分弱、使用言語は英語ですが、最初の挨拶と最後の締めくくりは中国語で行われました。
左中国林業科学院Dr.姜春前氏、右日中林業生態研修センター孟克氏